JPH09163586A - 地絡事故区間検出装置 - Google Patents

地絡事故区間検出装置

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JPH09163586A
JPH09163586A JP33792195A JP33792195A JPH09163586A JP H09163586 A JPH09163586 A JP H09163586A JP 33792195 A JP33792195 A JP 33792195A JP 33792195 A JP33792195 A JP 33792195A JP H09163586 A JPH09163586 A JP H09163586A
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fault accident
ground
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JP33792195A
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English (en)
Inventor
Koji Kasai
孝二 笠井
Kazuo Toda
和郎 戸田
Satoshi Tagiri
智 田伐
Ryoichi Kamimura
良一 上村
Kenshichiro Mishima
健七郎 三島
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コスト,高信頼性、かつ設置作業性のよい
地絡事故区間検出装置を提供する。 【解決手段】 配電線路1に設けた地絡事故方向検出装
置2に、地絡事故方向情報および設置位置情報を含む事
故情報を無線で送出する送信手段を設け、それを受信す
る受信器3は、受信部4で前記事故情報を受信し、地絡
事故区間判定部6は前記事故情報を基に地絡事故区間を
判定し、表示部7に地絡事故区間を表示する。地絡事故
区間判定部6は、地絡事故情報における地絡事故方向と
前記方向検出装置の設置位置情報とにより、初期設定し
てある地絡方向が反転した地絡事故情報を出力した地絡
事故方向検出装置の位置から地絡事故区間を判定する。
地絡事故方向検出装置が地絡事故情報を自ら無線出力す
るようにしたことにより、自動開閉器,開閉器子局,大
規模中央処理装置などを不要とし、低コストの装置とす
るとともに、電源電圧変動の補正手段を設けて高信頼性
の装置も実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非接地系三相高圧
配電線路に発生した地絡事故の地絡事故方向および地絡
事故区間を検出する地絡事故区間検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】以下、従来の地絡事故方向検出装置につ
いて説明する。従来、三相高圧配電線路に発生した地絡
事故の地絡事故区間検出手段として、自動区分開閉器と
組み合わされて設置された複数の地絡事故方向検出装
置、たとえば、光電流電圧センサを用いた地絡事故方向
検出装置の判定結果を自動開閉器子局から専用通信媒体
を介して中央処理装置に送信することにより、収集され
た複数の判定結果から中央処理装置で地絡事故区間を検
出する手段が用いられている。
【0003】また、もっと一般的な地絡事故区間検出手
段として、地絡事故発生時に変電所の遮断器を再閉路
し、事前に順送時限Tsが設定された電源側の自動区分
開閉器から順次投入する。そして、再度、変電所の遮断
器が遮断するまでの時間Toを計測し、その計測時間T
oから地絡事故区間を検出する時限順送方式の手段があ
る。
【0004】なお、従来、三相高圧配電線路に発生した
地絡事故の地絡事故方向検出手段としては、地絡事故発
生時の零相電流を検出する零相電流検出器の出力と、零
相電圧を検出する零相電圧検出器の出力とから、零相電
圧に対する零相電流の位相差により地絡事故方向を判定
する方法が一般的であるが、他の手段として、零相電圧
検出器を用いず、三相高圧配電線路に設置された電源変
圧器の接地線電流Irから零相電流との位相差により地
絡事故方向を検出する手段がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の地絡
事故方向検出装置において、三相高圧配電線路に発生し
た地絡事故の地絡事故区間分離を自動区分開閉器間で行
う手段では、停電区間が広く、また、地絡事故点の探査
に関しても地絡事故区間内の巡回もしくは地絡事故区間
に設けられた高圧配電機器の絶縁抵抗測定により地絡事
故点を探査しており、地絡事故分離区間が広いほど地絡
事故点探査にかなりの時間を要するという問題がある。
また、地絡事故分離区間をさらに細分化する場合は、細
分化に比例して地絡事故方向検出装置、自動開閉器子局
および中央処理装置の追加増設または変更が必要であ
り、地絡事故区間検出システム全体が高価格化するとい
う問題がある。
【0006】また、三相高圧配電線路に設置された電源
変圧器の接地線電流Irと零相電流とから地絡事故方向
を検出する方向性地絡事故検出装置の場合、変圧器の1
次コイルと鉄芯間に形成される分布静電容量に比例した
接地線電流Irが常に流れているため、基準電流で差分
演算することにより接地線電流変化分Itr信号を検出
しているが、三相高圧配電線路の電圧変動により接地線
電流Irも比例して変化するので疑似接地線電流変化分
が発生し、方向性地絡検出装置の検出精度および信頼性
を低下させると言う問題がある。また、三相高圧配電線
路に設置される電源変圧器の1次コイルと鉄芯間に形成
される各相の分布静電容量は一般にばらつきが大きく、
変圧器の接地線に流れる接地線電流Irは各相に形成さ
れる分布静電容量のばらつきに比例した接地線電流Ir
が流れているため、接地線電流Irから接地線電流変化
分Itr信号を検出する検出回路が複雑になる問題もあ
る。
【0007】本発明は上記の課題を解決するもので、簡
単な構成による低コストの地絡事故区間検出装置を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係わる本発明
は、配電線路の複数箇所に設けられ、前記配電線路にお
ける地絡事故方向を検出して地絡事故情報を無線信号に
より出力する複数の地絡事故方向検出装置と、前記地絡
事故方向検出装置のそれぞれが出力した前記地絡事故情
報を受信する受信手段と、前記受信手段が受信した地絡
事故情報から地絡事故区間を判定する地絡事故区間判定
手段と、前記地絡事故区間判定手段の判定結果を表示す
る表示手段とを備え、前記地絡事故区間判定手段は、前
記地絡事故情報における地絡方向情報と前記地絡事故方
向検出装置の設置位置情報とに基づいて地絡事故区間を
判定するようにした地絡事故区間検出装置である。
【0009】これにより、地絡事故区間検出のための自
動開閉器、事故情報を送信するための開閉器子局、大規
模の中央処理装置などを不要とし、低コストの地絡事故
区間検出装置を実現することができる。また、請求項2
に係わる本発明は、地絡事故方向検出装置が配電線路の
事故区間に位置していることを検出する事故検出手段を
備え、前記事故区間に位置する地絡事故方向検出装置か
らのみ地絡事故情報を無線出力するようにした請求項1
に係わる地絡事故区間検出装置である。
【0010】これにより、事故情報数を低減するので、
記憶容量、処理量を低減でき、さらに低コストで地絡事
故区間検出装置を実現することができる。また、請求項
3に係わる本発明は、受信手段を移動体受信局における
受信手段とし、前記移動体受信局で地絡事故区間を検出
するようにした請求項1または請求項2のいずれかに係
わる地絡事故区間検出装置である。
【0011】これにより、地絡事故方向検出装置の送信
出力を小さくでき、小型、低コストにできるとともに、
機動性のある地絡事故区間検出装置を実現できる。ま
た、請求項4に係わる本発明は、非接地系三相高圧配電
線路に設置された単相または三相の変圧器の接地線電流
を検出する第1の検出手段と、前記三相高圧配電線路の
零相電流を検出する第2の検出手段と、前記接地線電流
と前記零相電流とに基づいて地絡事故方向を判定する地
絡事故方向判定手段と、前記地絡事故方向判定手段の判
定結果を無線通信により出力する無線通信手段とを備え
た地絡事故方向検出装置を設けた請求項1ないし請求項
3のいずれかに係わる地絡事故区間検出装置である。
【0012】これにより、地絡事故情報を無線で送受信
できる地絡事故区間検出装置を実現できる。また、請求
項5に係わる本発明は、非接地系三相高圧配電線路に設
置された単相または三相の変圧器の接地線電流を検出す
る第1の検出手段と、前記電線路の零相電流を検出する
第2の検出手段と、前記接地線電流と前記零相電流とに
基づいて地絡事故方向を判定する地絡事故方向判定手段
と、前記地絡事故方向判定手段の判定結果および前記配
電線に係わる情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段
に記憶した情報を出力する情報出力手段とを備えた地絡
事故方向検出装置を前記配電線路の複数箇所に設け、巡
視者が前記情報出力手段を介して取り出した地絡事故情
報を基に地絡事故区間を検出するようにした地絡事故区
間検出装置である。
【0013】これにより、無線の送受信手段を不要と
し、さらに低コストで地絡事故区間検出装置を実現でき
るとともに、情報出力手段により配電線路に係わる情報
を取り出して、機器の保守、点検に活用することができ
る。また、請求項6に係わる本発明は、地絡事故方向検
出装置が地絡事故方向を表示する表示手段を備えた請求
項5に係わる地絡事故方向検出装置である。
【0014】これにより、地絡事故方向が表示により簡
単にわかり、さらに使い勝手のよい地絡事故区間検出装
置を実現することができる。また、請求項7に係わる本
発明は、地絡事故方向検出装置が補正手段を備え、前記
補正手段は、配電線の電圧変動による接地線電流の変動
を補正するようにした請求項4ないし請求項6のいずれ
かに係わる地絡事故区間検出装置である。
【0015】これにより、配電線路の電圧変動の影響を
除去して、精度よく地絡事故区間を検出できる地絡事故
区間検出装置を実現することができる。また、請求項8
に係わる本発明は、補正手段が、配電線路に設置された
地絡線電流検出対象の変圧器の2次出力により接地線電
流を補正するようにした請求項7に係わる地絡事故区間
検出装置である。
【0016】これにより、変圧器の2次出力を補正に利
用して、格別の構成要素を設けることなく、検出精度の
よい地絡事故区間検出装置を実現することができる。ま
た、請求項9に係わる本発明は、地絡事故方向検出装置
が、変圧器を接地線電流検出に専用する変圧器を備えた
請求項4ないし請求項8のいずれかに係わる地絡事故区
間区間検出装置である。
【0017】これにより、既設置の変圧器を使用しない
ので、変圧器周辺の配線などの設置作業が簡単な地絡事
故区間検出装置を実現することができる。また、請求項
10に係わる本発明は、専用変圧器と、少なくとも接地
線電流の検出に係わる回路部とを一体に設けた請求項9
に係わる地絡事故区間検出装置である。
【0018】これにより、さらに設置作業が簡単で、装
置の装着状態が視覚的に好ましい地絡事故区間検出装置
を実現することができる。また、請求項11に係わる本
発明は、配電線路に複数個所設置される地絡事故方向検
出装置の位置情報を与えるアドレスの最大アドレス数を
前記配電線路の1回線における最大設置数、または地絡
事故区間における最大設置数とした請求項1ないし請求
項10のいづれかに係わる地絡事故区間検出装置であ
る。
【0019】これにより、記憶装置の規模を低減すると
ともに、検出処理も簡単とし、低コストの地絡事故区間
検出装置を実現することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の本発明は、配電
線路の複数箇所に設けられ、前記配電線路における地絡
事故方向を検出して地絡事故情報を無線信号により出力
する複数の地絡事故方向検出装置と、前記地絡事故方向
検出装置のそれぞれが出力した前記地絡事故情報を受信
する受信手段と、前記受信手段が受信した地絡事故情報
から地絡事故区間を判定する地絡事故区間判定手段と、
前記地絡事故区間判定手段の判定結果を表示する表示手
段とを備え、前記地絡事故区間判定手段は、前記地絡事
故情報における地絡方向情報と前記地絡事故方向検出装
置の設置位置情報とに基づいて地絡事故区間を判定する
ようにした地絡事故区間検出装置である。また、請求項
2に記載の本発明は、地絡事故方向検出装置が配電線路
の事故区間に位置していることを検出する事故検出手段
を備え、前記事故区間に位置する地絡事故方向検出装置
からのみ地絡事故情報を無線出力するようにした請求項
1記載の地絡事故区間検出装置である。また、請求項3
に記載の本発明は、受信手段を移動体受信局における受
信手段とし、前記移動体受信局で地絡事故区間を検出す
るようにした請求項1または請求項2のいずれかに記載
の地絡事故区間検出装置である。また、請求項4に記載
の本発明は、非接地系三相高圧配電線路に設置された単
相または三相の変圧器の接地線電流を検出する第1の検
出手段と、前記三相高圧配電線路の零相電流を検出する
第2の検出手段と、前記接地線電流と前記零相電流とに
基づいて地絡事故方向を判定する地絡事故方向判定手段
と、前記地絡事故方向判定手段の判定結果を無線通信に
より出力する無線通信手段とを備えた地絡事故方向検出
装置を設けた請求項1ないし請求項3のいずれかに記載
の地絡事故区間検出装置である。また、請求項5に記載
の本発明は、非接地系三相高圧配電線路に設置された単
相または三相の変圧器の接地線電流を検出する第1の検
出手段と、前記電線路の零相電流を検出する第2の検出
手段と、前記接地線電流と前記零相電流とに基づいて地
絡事故方向を判定する地絡事故方向判定手段と、前記地
絡事故方向判定手段の判定結果および前記配電線に係わ
る情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶した
情報を出力する情報出力手段とを備えた地絡事故方向検
出装置を前記配電線路の複数箇所に設け、巡視者が前記
情報出力手段を介して取り出した地絡事故情報を基に地
絡事故区間を検出するようにした地絡事故区間検出装置
である。また、請求項6に記載の本発明は、地絡事故方
向検出装置が地絡事故方向を表示する表示手段を備えた
請求項5記載の地絡事故方向検出装置である。また、請
求項7に記載の本発明は、地絡事故方向検出装置が補正
手段を備え、前記補正手段は、配電線の電圧変動による
接地線電流の変動を補正するようにした請求項4ないし
請求項6のいずれかに記載の地絡事故区間検出装置であ
る。また、請求項8に記載の本発明は、補正手段が、配
電線路に設置された地絡線電流検出対象の変圧器の2次
出力により接地線電流を補正するようにした請求項7記
載の地絡事故区間検出装置である。また、請求項9に係
わる本発明は、地絡事故方向検出装置が、変圧器を接地
線電流検出に専用する変圧器を備えた請求項4ないし請
求項8のいずれかに記載の地絡事故区間区間検出装置で
ある。また、請求項10に記載の本発明は、専用変圧器
と、少なくとも接地線電流の検出に係わる回路部とを一
体に設けた請求項9記載の地絡事故区間検出装置であ
る。また、請求項11に記載の本発明は、配電線路に複
数個所設置される地絡事故方向検出装置の位置情報を与
えるアドレスの最大アドレス数を前記配電線路の1回線
における最大設置数、または地絡事故区間における最大
設置数とした請求項1ないし請求項10のいづれかに記
載の地絡事故区間検出装置である。
【0021】以下、本発明の実施例について説明する。
【0022】
【実施例】 (実施例1)以下、本発明の地絡事故区間検出装置の実
施例1について図面を参照しながら説明する。本実施例
1は請求項1に記載の地絡事故区間検出装置に係わる。
【0023】図1は本実施例1の全体構成を示すブロッ
ク図である。図において、1は配電線路、2は配電線路
1に設置された地絡事故方向検出装置であり、地絡事故
発生時に地絡事故情報を無線伝送により送出する。3は
受信器であり、地絡事故方向検出装置2からの地絡事故
情報を受信する受信部4と、入力したデータを記憶する
記憶部5と、記憶部5のデータと受信データとから地絡
事故区間を判定する地絡事故区間判定部6と、地絡事故
区間判定部6の判定結果を表示する表示部7とを備えて
いる。図に示したように、地絡事故方向検出装置2は、
遮断器Aまたは開閉器Bの間に1個または複数個設置さ
れ、地絡事故区間は地絡事故方向検出装置間で検出する
が、単に事故区間と称する場合は、地絡による停電区間
を意味し、開閉器間となる。また、地絡事故情報は、少
なくとも地絡方向情報と地絡方向検出装置の設置位置情
報とを含み、設置位置情報としては、たとえば配電線路
上の配置に対応するアドレス番号、すなわちアドレス情
報を用いることができる。
【0024】また、図2は本発明に用いた地絡事故方向
検出装置2の構成を示すブロック図である。図におい
て、R,S,Tは三相高圧配電線路、8は前記三相高圧
配電線路に設置された単相または三相の変圧器、9は変
圧器8の箱体を接地する接地線、10は接地線9の接地
線電流Irを検出する変流器であり、10aは変流器1
0により検出された接地線電流Irから基準電流で差分
することにより接地線電流変化分Itr信号を検出する
差分演算部、11は三相高圧配電線路の地絡事故時の零
相電流を検出する零相変流器である。なお、地絡事故時
の零相電流の検出は、零相変流器によらずに、各相電流
を検出する変流器の三相合成零相電流成分による方法で
あってもよい。12は前記検出の接地線電流変化分It
rと零相電流とを入力し、地絡事故方向を判定する地絡
事故方向判定部、13は地絡事故方向判定部12の結果
を無線出力する無線出力部、14はアドレス設定部であ
り、受信器3により複数の受信データを区別するもので
ある。
【0025】上記構成要素の相互関係と動作について説
明する。三相高圧配電線路に地絡事故が発生すると、変
流器10および差分演算部10aにより検出された接地
線電流変化分Itrは地絡事故発生時の零相電圧Vcに
比例して変化するため、接地線電流変化分Itrと零相
電流のレベル、位相差を計測することにより地絡事故お
よび地絡事故方向を検出することができる。この方式に
より検出された地絡事故情報は無線出力部13に伝送さ
れ、アドレス設定部14により設定されたアドレス情報
とともに無線出力される。
【0026】一方、受信器3においては、上記の地絡事
故情報とアドレス情報とを受信部4により受信すると、
地絡事故区間判定部6により地絡事故区間を検出し、地
絡事故区間を表示部7に表示する。図3は、受信器3の
判定処理を示すフローチャートである。受信器3におい
ては、あらかじめ入力され、記憶部5に記憶された配電
系統図データと、配電系統の各地点に設置された地絡事
故方向検出装置のアドレスデータとから、受信部4によ
り受信された受信データを、記憶されたアドレスデータ
に基づいて並べ替え、各地点における地絡事故方向か
ら、地絡事故方向が負荷側から電源側(または、電源側
から負荷側)に変化した区間を地絡事故区間として検出
する。なお、方向反転を検出するためには、配電線路の
系統に対応して、あらかじめ負荷側方向または電源側方
向に設定しておけばよい。
【0027】以上のように、地絡事故方向検出装置に事
故情報を送出する手段を備えたことにより、地絡事故区
間を細分化するにあたり、従来のような大規模な中央処
理装置、区間検出のための自動開閉器、事故情報の送信
手段を備えた開閉器子局などを不要とし、経済的、かつ
容易に地絡事故区間を細分化できる装置を提供すること
ができる。
【0028】なお、受信器3の記憶部5および地絡事故
区間判定部6を省略し、表示部7に地絡事故方向検出装
置の地絡事故方向データを表示させるように受信器3を
構成することにより、地絡事故発生時に巡視員が地絡事
故方向検出装置ごとの地絡事故方向データを受信し、地
絡事故方向データから地絡事故方向が変わる地点で地絡
事故区間を判断する方法であってもよい。この構成によ
れば、受信器3をさらに低コストで構成できる。
【0029】(実施例2)以下、本発明の地絡事故区間
検出装置の実施例2について図面を参照しながら説明す
る。本実施例2は請求項2に記載の地絡事故区間検出装
置に係わる。
【0030】図4は本実施例2に用いる地絡事故方向検
出装置2の構成を示すブロック図である。図4に示した
ように、本実施例2における地絡事故方向検出装置は、
地絡事故方向検出装置自身が事故区間にあることを検出
する事故検出手段として、地絡事故方向検出装置に三相
高圧配電線路の停電を検出する停電検出部15を設け、
停電検出部15では三相高圧配電線路の停電を検出し、
6分以上の停電を検出した場合に無線出力部13に出力
許可信号を出力する。無線出力部13では出力許可信号
が入力されたときのみ地絡事故情報を出力するようにす
る。この構成により、地絡事故発生回線の事故区間に設
置された地絡事故方向検出装置のみ地絡事故情報を出力
するので、前記事故区間に設置された地絡事故方向検出
装置からの地絡事故情報データのみを受信器3で区別で
きるように地絡事故方向検出装置のアドレス設定をすれ
ばよく、地絡事故方向検出装置の最大アドレス数を事故
区間(開閉器子局間)に設置される地絡事故方向検出装
置の最大設置数とすることができ、アドレス設定部を簡
素化でき、地絡事故方向検出装置をさらに低コスト化す
ることができる。また、アドレスデータ数を少なく構成
するとアドレスデータの構成を簡素化できるので、無線
通信の成功率を向上させることができる。
【0031】(実施例3)以下、本発明の地絡事故区間
検出装置の実施例3について図面を参照しながら説明す
る。本実施例3は請求項5に記載の地絡事故区間検出装
置に係わる。
【0032】図5は本発明に用いた地絡事故方向検出装
置の構成を示すブロック図である。図において、R,
S,Tは三相高圧配電線路、8は三相高圧配電線路に設
置された単相または三相の変圧器、9は変圧器8の箱体
を接地する接地線、10は接地線9の接地線電流Irを
検出する変流器で、10aは変流器10により検出され
た接地線電流Irから基準電流で差分することにより接
地線電流変化分Itrを検出する差分演算部、11は三
相高電圧配電線路の地絡事故時の零相電流を検出する零
相変流器である。なお、地絡事故時の零相電流の検出は
零相変流器によらずに、各相電流を検出する変流器の三
相合成零相電流成分による方法であってもよい。12は
前記接地線電流変化分Itrと零相電流とを入力し、地
絡事故方向を判定する地絡事故方向判定部、16は地絡
事故方向判定部12の判定結果を表示する表示部、17
は地絡事故方向判定部12の判定結果および各種の計測
信号を記憶する記憶部、18は記憶部17のデータを表
示部16以外ても容易に読み取れるように、装置の箱体
外部に設けた情報出力部、Cは情報出力部18と記憶部
17とがデータを送受信する伝送ケーブルである。
【0033】上記構成要素の相互関係と動作について説
明する。地絡事故方向判定部12により判定された地絡
事故情報は記憶部17により記憶される。記憶部17に
より記憶された地絡事故情報は、外部の情報出力部18
からの出力指令信号に応じて情報出力部18に出力され
て、容易に検出できる構成としている。さらに、三相高
圧配電線路が停電時でも情報出力部18から地絡事故方
向検出装置に装置駆動用の電源を印加することにより、
本装置を駆動して記憶部17のデータを検出できるよう
構成している。したがって、従来は開閉器子局にバック
アップ電源を備えて地絡事故方向検出装置の地絡事故情
報を検出していたが、上記の構成により、開閉器子局も
不要となり、地絡事故方向検出装置自体にも長時間のバ
ックアップ電源を備える必要がなく、地絡事故方向検出
装置を低コストに構成することができる。さらに、バッ
クアップ電源を不要としていることからバックアップ電
源の管理も必要なく、補修作業などの作業工数の削減を
図ることができる。
【0034】さらに、地絡事故情報以外に、変流器10
により検出された接地線電流Irと差分演算部10aに
より検出される接地線電流変化分Itr信号と零相電流
信号Icおよび高調波情報などの配電線路情報を情報出
力部18から検出できるように構成し、定期的に配電線
路情報を監視することにより、三相高圧配電線路の電路
系統を管理することができ、地絡事故停電を未然に防ぐ
ことも可能となる。また、情報出力部18にメモリカー
ドなどを装着できる構成とすることにより、監視作業の
効率化も図ることができる。
【0035】図6は本実施例3の地絡事故方向検出装置
の設置状態を示す模式図である。地絡事故が発生したと
き、停電区間以外に設けられた地絡事故方向検出装置
は、その表示部16からの地絡事故情報により、また停
電区間に設けられた地絡事故方向検出装置においては情
報出力部18からの地絡事故方向情報により、地絡事故
方向が変化する地点で地絡事故区間を判定することがで
き、本構成においても低コストの地絡事故区間検出装置
として利用することができる。
【0036】(実施例4)以下、本発明の地絡事故区間
検出装置の実施例4について図面を参照しながら説明す
る。本実施例4は請求項7に記載の地絡事故区間検出装
置に係わる。
【0037】図7は本実施例4に用いた地絡事故方向検
出装置の構成を示すブロック図である。図において、
R,S,Tは三相高圧配電線路、8は三相高圧配電線路
に設置された単相または三相の変圧器、9は変圧器8の
箱体を接地する接地線、10は接地線9の接地線電流I
rを検出する変流器、10aは変流器10により検出さ
れた接地線電流Irから基準電流で差分して接地線電流
変化分Itrを検出する差分演算部、11は三相高圧配
電線路の地絡事故時の零相電流を検出する零相変流器で
ある。なお、地絡事故時の零相電流の検出は零相変流器
によらずに、各相電流を検出する変流器の三相合成零相
電流成分による方法であってもよい。19は本装置の電
源電圧から変流器10の出力信号を補正する補正部、1
2は接地線電流変化分Itrと零相電流とを入力し、地
絡事故方向を判定する地絡事故方向判定部、16は地絡
事故方向判定部12の結果を表示出力する表示部であ
る。
【0038】上記構成要素の相互関係と動作について説
明する。本実施例4の地絡事故方向検出装置は、変流器
10により検出される接地線電流Irが各相の対地間電
圧に比例する線間電圧を補正手段信号として取り込んで
補正するようにしたものであり、変圧器8の二次出力の
レベルを検出し、変流器10の出力を補正するように構
成している。たとえば、補正手段として除算手段(接地
線電流Ir/線間電圧V=k(一定))を用いることに
より、対地間電圧が変動しても電圧変動の影響を受けな
い接地線電流Ir、さらに接地線電流変化分Itrを検
出することができる。
【0039】以上のように、補正手段により対地間電圧
の変動を補正することにより、三相高圧配電線路の電圧
変動の影響を受けない接地線電流Irを差分演算部10
aに出力することができるため、地絡事故により発生す
る零相電圧に比例した真の接地線電流変化分Itr信号
を地絡事故方向判定部12に出力することができる。し
たがって、地絡事故方向検出装置の検出精度をさらに向
上させることができ、誤動作を防止できるのみでなく、
表示部16の判定結果の信頼性を向上させることができ
る。
【0040】(実施例5)以下、本発明の地絡事故区間
検出装置の実施例5について図面を参照しながら説明す
る。本実施例5は請求項10に記載の地絡事故区間検出
装置に係わる。
【0041】図8は本発明に用いる変圧器8と変流器1
0と回路部21とを箱体22に内蔵して一体化した専用
変圧器の構成を示す断面模式図である。箱体22に設け
られた入力端子27は変圧器を構成する一次コイル23
に接続される。変圧器8の二次コイル24は出力電圧を
回路電源電圧に設定することで回路部21に直接入力さ
れる。さらに、変圧器8のコア25は、コア固定バンド
BAにより絶縁体Zを介して箱体22に絶縁固定される
とともに、配線26を介して箱体22に内蔵された変流
器10を貫通して接地端子29に接続され、一点接地と
している。また、変流器10の二次側出力は回路部21
に入力する構成としている。
【0042】上記構成において、変圧器の二次出力を回
路部21の電源電圧とすることにより、一般に用いられ
る回路電源用変圧器を省くことができ、低コスト化と小
型化を図ることができる。また、二次出力を低電圧にす
ることにより二次側巻線の巻数を少なくすることがで
き、変圧器の絶縁信頼性も向上させることができる。さ
らに、一次コイルとコア間に形成される分布静電容量の
容量値を調整することにより容量ばらつきを抑えること
ができ、補正部19の構成を簡素化するとともに、分布
静電容量を大きくとれる構成とすることで、接地線電流
Irのレベルを大きくすることができ、変流器10、差
分演算部10aを容易に安価で構成することができ、差
分演算部10aの検出精度も向上させることができる。
【0043】また、回路部21および変流器10を変圧
器の箱体22に内蔵することにより、本装置の設置時の
工事を容易化でき、設置作業を省力化することができる
とともに、箱体22を一体にすることで装柱時の美観性
も維持できる。さらに、低コスト化も図れるため経済的
効果を期待できる。
【0044】
【発明の効果】以上の説明から明かなように、低コスト
で地絡事故区間検出装置を実現できるため、配電自動化
の非適用地域などに適用でき、また、都市部などの配電
自動化適用地域においても、配電自動化システムにより
設置された地絡事故方向検出装置間に本発明の地絡事故
区間検出装置を設置して補完することにより、さらに地
絡事故区間を細分化することができ、地絡事故停電区間
の低減、および地絡事故点探査時間、停電復旧時間の短
縮を図ることができる。
【0045】また、情報出力手段により配電線路に係わ
る計測データなどの情報を取り出せるので、定期的に配
電線路情報を収集して地絡事故停電を未然に防ぐことが
可能となる。また、情報出力手段から電源供給すること
により、バックアップ電源が不要となり、装置の低コス
ト化、および補修作業の省力化が図れる。
【0046】また、補正手段を設けて電圧変動の影響を
補正するようにしたことにより、装置全体の信頼性を向
上させることができる。
【0047】また、専用変圧器として変圧器、変流器、
および回路部を一体構成にしたことにより、装置の小型
化、設置工事が容易となり、さらに、接地線電流検出の
高感度化が図れ、信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の地絡事故区間検出装置の実施例1の構
成を示すブロック図
【図2】同実施例1に用いた地絡事故方向検出装置の構
成を示すブロック図
【図3】同実施例1における受信器の区間判定処理動作
を示すフローチャート
【図4】本発明の地絡事故区間検出装置の実施例2に用
いた地絡事故方向検出装置の構成を示すブロック図
【図5】本発明の地絡事故区間検出装置の実施例3に用
いた地絡事故方向検出装置の構成を示すブロック図
【図6】同実施例3における地絡事故方向検出装置の設
置状態を示す模式図
【図7】本発明の地絡事故区間検出装置の実施例4に用
いた地絡事故方向検出装置の構成を示すブロック図
【図8】本発明の地絡事故区間検出装置の実施例5にお
ける専用変圧器の構成を示す断面模式図
【符号の説明】
1 配電線路 2 地絡事故方向検出装置 3 受信器 4 受信部(受信手段) 6 地絡事故区間判定部(地絡事故区間判定手段) 7 表示部(表示手段) 8 変圧器 9 接地線 10 変流器(第1の検出手段) 10a 差分演算部(第1の検出手段) 11 零相変流器(第2の検出手段) 12 地絡事故方向判定部(地絡事故方向判定手段) 13 無線出力部 16 表示部(表示手段) 17 記憶部(記憶手段) 18 情報出力部(情報出力手段) 19 補正部(補正手段) 21 回路部 Ir 接地線電流 R,S,T 三相高圧配電線路
フロントページの続き (72)発明者 上村 良一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 三島 健七郎 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配電線路の複数箇所に設けられ、前記配
    電線路における地絡事故方向を検出して地絡事故情報を
    無線信号により出力する複数の地絡事故方向検出装置
    と、前記地絡事故方向検出装置のそれぞれが出力した前
    記地絡事故情報を受信する受信手段と、前記受信手段が
    受信した地絡事故情報から地絡事故区間を判定する地絡
    事故区間判定手段と、前記地絡事故区間判定手段の判定
    結果を表示する表示手段とを備え、前記地絡事故区間判
    定手段は、前記地絡事故情報における地絡方向情報と前
    記地絡事故方向検出装置の設置位置情報とに基づいて地
    絡事故区間を判定するようにした地絡事故区間検出装
    置。
  2. 【請求項2】 地絡事故方向検出装置が配電線路の事故
    区間に位置していることを検出する事故検出手段を備
    え、前記事故区間に位置する地絡事故方向検出装置から
    のみ地絡事故情報を無線出力するようにした請求項1記
    載の地絡事故区間検出装置。
  3. 【請求項3】 受信手段を移動体受信局における受信手
    段とし、前記移動体受信局で地絡事故区間を検出するよ
    うにした請求項1または請求項2のいずれかに記載の地
    絡事故区間検出装置。
  4. 【請求項4】 非接地系三相高圧配電線路に設置された
    単相または三相の変圧器の接地線電流を検出する第1の
    検出手段と、前記三相高圧配電線路の零相電流を検出す
    る第2の検出手段と、前記接地線電流と前記零相電流と
    に基づいて地絡事故方向を判定する地絡事故方向判定手
    段と、前記地絡事故方向判定手段の判定結果を無線通信
    により出力する無線通信手段とを備えた地絡事故方向検
    出装置を設けた請求項1ないし請求項3のいずれかに記
    載の地絡事故区間検出装置。
  5. 【請求項5】 非接地系三相高圧配電線路に設置された
    単相または三相の変圧器の接地線電流を検出する第1の
    検出手段と、前記電線路の零相電流を検出する第2の検
    出手段と、前記接地線電流と前記零相電流とに基づいて
    地絡事故方向を判定する地絡事故方向判定手段と、前記
    地絡事故方向判定手段の判定結果および前記配電線に係
    わる情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶し
    た情報を出力する情報出力手段とを備えた地絡事故方向
    検出装置を前記配電線路の複数箇所に設け、巡視者が前
    記情報出力手段を介して取り出した地絡事故情報を基に
    地絡事故区間を検出するようにした地絡事故区間検出装
    置。
  6. 【請求項6】 地絡事故方向検出装置が地絡事故方向を
    表示する表示手段を備えた請求項5記載の地絡事故方向
    検出装置。
  7. 【請求項7】 地絡事故方向検出装置が補正手段を備
    え、前記補正手段は、配電線の電圧変動による接地線電
    流の変動を補正するようにした請求項4ないし請求項6
    のいずれかに記載の地絡事故区間検出装置。
  8. 【請求項8】 補正手段が、配電線路に設置された地絡
    線電流検出対象の変圧器の2次出力により接地線電流を
    補正するようにした請求項7記載の地絡事故区間検出装
    置。
  9. 【請求項9】 地絡事故方向検出装置が、変圧器を接地
    線電流検出に専用する変圧器を備えた請求項4ないし請
    求項8のいずれかに記載の地絡事故区間区間検出装置。
  10. 【請求項10】 専用変圧器と、少なくとも接地線電流
    の検出に係わる回路部とを一体に設けた請求項9記載の
    地絡事故区間検出装置。
  11. 【請求項11】 配電線路に複数個所設置される地絡事
    故方向検出装置の位置情報を与えるアドレスの最大アド
    レス数を前記配電線路の1回線における最大設置数、ま
    たは地絡事故区間における最大設置数とした請求項1な
    いし請求項10のいづれかに記載の地絡事故区間検出装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015017887A (ja) * 2013-07-11 2015-01-29 中国電力株式会社 事故点探査装置
WO2015045075A1 (ja) * 2013-09-26 2015-04-02 三菱電機株式会社 断線検出装置、判定装置および断線検出システム
WO2017141327A1 (ja) * 2016-02-15 2017-08-24 中国電力株式会社 地絡点標定システム及び計測装置

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