JPH09163350A - インタラクティブサービスシステム - Google Patents

インタラクティブサービスシステム

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Publication number
JPH09163350A
JPH09163350A JP7323213A JP32321395A JPH09163350A JP H09163350 A JPH09163350 A JP H09163350A JP 7323213 A JP7323213 A JP 7323213A JP 32321395 A JP32321395 A JP 32321395A JP H09163350 A JPH09163350 A JP H09163350A
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JP
Japan
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video
information
unit
signal
interactive service
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Application number
JP7323213A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiji Haketa
圭司 羽毛田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP7323213A priority Critical patent/JPH09163350A/ja
Publication of JPH09163350A publication Critical patent/JPH09163350A/ja
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Television Systems (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決しようとする課題】 供給側から制御信号を受像
機側へ送信し、供給側の思い通りのマルチ画面を作成す
ることを可能としたインタクラクティブサービスシステ
ムを提供すること。 【解決手段】送信側から制御信号を付加した映像信号を
受像機へ送信する。1フィールドあるいは1フレームの
映像信号の帰線期間に制御信号を付加しており、受像機
側ではこの制御信号に制御手段により解読して画面を制
御する。先頭の映像信号に所定の期間、表示部から表示
したままとなるような制御信号を付加して送る。受像機
側では、この信号を受け取り、画面合成手段90内のメ
モリへ記憶した映像を所定の期間表示部から表示する。
この間に後続する映像信号を記録手段へ記録していく。
したがって、短期間に情報を受信機側へ送信できるとと
もに静止画像にて送信情報の内容を表示できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放送局からサービ
ス情報を一般視聴者あるいは加入者等でなる受信者(ユ
ーザ)へ送信し、これユーザが受信することにより、各
加入者がサービスを受けることを可能ならしめるインタ
ラクティブサービスシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】マルチメディア化に伴い、種々のサービ
スを各加入者が受けられるようにするため、モニタ画面
に各サービスの情報を一度に表示することなどが望まれ
ている。このような画面を作成する方法としては、 1、Pciture in Pictureで主画面と子画面とを画面
上に表示する。 2、画像メモリを用いて、n×nの画像を画面上に表示
する。 といったものがある。
【0003】しかし、これらの方法では受像機側の操作
でしか対応できず、映像を供給する側でこれらのマルチ
画面を制御するためには、マルチ画面そのものを送るし
かない。この場合、画面が縮小することによる映像情報
の劣化や、情報の不必要な人にも提供するといった問題
点が考えらえる。
【0004】また、マルチメディア化で映像情報の供給
者が複数の情報を同時に送ることが考えられるが、現在
の受像機では複数の画面が同時に見れてしまうのでユー
ザにとっては有り難いものとは言えない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、受像機側で
マルチ画面を構成する場合、供給側の意図した画面を作
成できないという問題があった。
【0006】そこで、本発明はこのような問題に鑑み、
供給側から制御信号を受像機側へ送信し、供給側の思い
通りのマルチ画面(文字情報+映像情報、多画面映像)
を作成することを可能としたインタクラクティブサービ
スシステムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の内、請求項1に
記載のインタラクティブサービスシステムは、送信側か
らフレームあるいはフィールドを制御する信号を映像信
号に付加したことを特徴とするものである。ここでは、
たとえば垂直帰線期間に、1フィールドあるいは1フレ
ームの画面を制御する信号を付加している。たとえば表
示手段からそのまま表示するためのものと、記憶部へ記
憶し、静止画を表示するものとを区別するための制御信
号などを付加して受信側へ送信している。
【0008】受信側では、この信号を受け取り、1フィ
ールドあるいは1フレームの映像信号を処理する。した
がって、記憶部へ記憶された映像情報を静止画として表
示するか、そのまま映像信号を表示するかを受信側で設
定せずともできるようになる。なお、記憶された映像信
号かあるいはそのままの映像信号の制御を行うため、現
在受信されている映像信号の次の映像信号に関しての制
御を行えるように制御情報を付加してある。つまり、制
御情報を送信手段から送信することにより、受信側での
処理を軽減することが可能となるのである。
【0009】請求項2に記載の発明は、送信側からの制
御信号に基づき、受像機側でサービス情報を作成可能と
してものである。表示部から表示を行うとともに記録部
へ記録を行い、後続する映像信号を記録する間は、先頭
の映像信号を静止画として表示し続けるものである。
【0010】これをCMに適用したものが請求項3記載
のものである、短時間のCMでも十分なサービス情報を
送れるようになる。つまりCM(最小単位時間15秒)
時間内にそのスポンサに関する商品情報などをユーザへ
転送できる。さらに、CM時間によっては、サービス放
送を表示して発注を行うことなどへの拡張も可能とな
る。また、CM毎にサービス情報を更新すれば、受信側
で受けられるサービスが増え、ユーザ側には非常に便利
なシステムとなる。また、これらのサービス情報の表示
をメニュなどに基づき行うため、タイトルを送信し、静
止画像を表示している間に送信側からメニュ画面を送る
こともできる。タイトルの内容から操作部のメニュキー
などを押すことにより、メニュ画面へと切り替え、メニ
ュに基づき、操作部から必要情報を入力できるようにな
る。
【0011】さらに、放送期間中に記録を行うため、記
憶部にVTRなどではなく、立ち上げに時間のかからな
い半導体装置などの逐次記憶部を設けており、この半導
体装置の記憶情報を必要に応じて他の記録媒体へ記録で
きるようにしてある。つまり、アクセスタイムの短い記
録媒体を用いて確実にサービス情報を記録できる。さら
に必要に応じて容量の大きな記録媒体へ記録すれば、い
ろいろなサービスを記録できるようになる。この構成を
具体的に示したものが請求項4記載の発明である。必要
に応じて記録部の記録情報を別の記録部(たとえばVT
R)へ転送できる。
【0012】さらに、直接この記憶部へ記録する場合に
は、動作確定までの遅延時間をカバーする必要があるた
め、バッファ部を設けて、記録する情報の欠けを防止で
きるようにしてある。これを具体的に示したものが請求
項5である。ここで、記録部の記録位置をインデックス
などともに記録しておき、そのインデックスを検出し、
後の情報を再生するなどの構成がある。したがって、記
録した情報を操作部からの設定情報に応じてすぐに再生
できるのである。さらに、VTRを複数設け、これを制
御機にて制御することにより、サービス期間中のサービ
ス情報をすべて記録することも可能となる。
【0013】また、複数の映像信号を送信側から送信
し、受信側にて各映像信号の制御信号に応じた処理を施
すようにしたものが請求項6記載の発明である。このよ
うな構成では地域に応じたサービスなどを提供するため
の部分(たとえば記録部)を設ければ、ローカルエリア
でのサービスをも行えるようになる。これは複数映像に
地域の情報を割り当て送信することが可能となるためで
ある。地域に応じたCMを地域毎に割り当て、制御する
ことが受像機側にて可能となるのである。
【0014】また、複数の映像信号を送信側から送信
し、受信機側で制御信号に応じて複数の映像信号の中か
ら一つを選択できる構成としたものが請求項7に示すも
のである。複数の映像信号にそれぞれ制御信号を付加し
てあるため、操作部からの設定に応じていずれか一つの
映像信号を選択できるようになる。
【0015】請求項6および7の発明では、たとえば、
マルチストーリ対応の受像機が構成できるほか、立体映
像テレビジョン受像機のフィルタなどの制御を送信側か
ら行えるようになる。
【0016】さらに、請求項8に記載の発明は、文字情
報などを映像情報とともに表示できるようにしたもので
ある。合成部にて文字情報と映像情報を合成して表示で
きるようにしてある。したがって、映像情報に重ねる文
字情報を自在に表示できるようになる。
【0017】さらに、請求項9に記載の発明では、多画
面を作成してサービス情報を同時に一画面から表示でき
るようにしたものである。制御信号には表示画面数など
も付加しておき、この制御信号に基づき多画面表示を行
う画面数を設定している。したがって、記録に際しては
この画面数に基づき、水平・垂直圧縮などを行い、記憶
部へ記憶する。視聴者は、さらに水平・垂直圧縮部にて
作成されたマルチ画面を見てサービスを受けることにな
る。このマルチ画面いは、発注状況、商品分類などを映
像、文字情報を同時に表示している。
【0018】さらに、複数のタイトルをマルチ画面で表
示し、これをカーソルで指定するとこのサービスの画面
を表示するような構成にすれば、もっといろいろなサー
ビスを受けられるようになる。送信側から複数の映像信
号を供給することで可能となるのである。
【0019】さらに請求項11の発明では、通信回線と
アクセスする部分を設けたものである。このようにすれ
ば、発注などを受信側での応答を通信回線などを介し
て、転送できるようになり、双方向の通信システムへと
拡張できる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態について
図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施の形態
を示すブロック図である。図1に示したものの内、制御
手段10、設定手段30は、たとえばマイクロプロセッ
サなどから成る。
【0021】情報デコード手段40にて、映像信号から
サービス情報などを抽出しており、このデコード部分に
て映像情報が如何なるものであるかを確認している。こ
の確認は、制御手段10にて行っており、制御手段10
により1フィールドあるいは1フレーム分の映像情報を
記録あるいは表示部(図示せず)へ送るようにしてあ
る。垂直帰線期間に付加された制御信号を制御手段10
にて解読し、制御手段10にて一連の制御を行う。
【0022】情報デコード手段40により解読された制
御信号が画面をそのまま表示せよの制御命令であった場
合(これを以後、スルーとして記載する)、そのまま画
面から表示する。また、表示を行うと同時に画面合成手
段内のメモリ(図示せず)へ記憶し、静止画として表示
できるようにしておく。一方、制御信号が画面を前の画
面をそのまま表示せよの制御命令であった場合(これを
以後、ホールドとして記載する)メモリからの静止画を
表示する。
【0023】さらに、デコーダ手段40にて解読した内
容に基づきキャラクタ発生手段80から画面合成手段9
0へ文字情報を供給できるようにしてある。なお、フィ
ールド単位あるいはフレーム単位で処理するため、画面
合成手段90の前段にはメモリ手段を設けてある。
【0024】メモリ手段50には、映像情報を確実に記
録するために半導体装置から成る逐次メモリを用いてい
る。メモリ手段50に記憶された1フィールドあるいは
1フレームの映像情報を画面合成手段90へ単位毎に転
送している。また、地域情報を記憶するための地域情報
記憶手段120を設けてあり、ここで地域情報のみを制
御手段により抽出して記録できるようにしてある。な
お、画面合成手段90はたとえば図2や図3に示すよう
にA/D部91A〜91C、メモリ部92A〜92C、
合成部93と、D/A変換部94とからなり、アナログ
信号であれば入力側にA/D変換を設けて処理するもの
とする。図3は入力段に入力選択手段(信号切り替え
部)95を設け、図2のA/D変換およびメモリからな
る部分を一系統で構成した例である。また、立体映像テ
レビジョンにも対応できるように外部フィルタ制御手段
110も設けてある。また、設定手段30は操作部から
の設定情報を記憶する部分であり、設定手段30の設定
に基づいて制御手段10は映像信号および各部を制御す
るものとする。
【0025】以上の構成にて、映像情報に付加した制御
情報に基づいて、受像機側で設定せずとも、送信側の意
図した画面を設定できるようになる。その一例をCM中
にサービス情報を送るシステムについて説明する。サー
ビス情報をCM期間中に送信側から多重して送信する場
合である。
【0026】送信側からの映像情報には制御信号を付加
してある。この部分に関しては既にテレテクストなどの
文字放送送信機などがあり、簡単に構成できる。CM期
間中に多重したサービス情報を記録するため、前述のホ
ールドあるいはスルーの制御信号を用いており、まずホ
ールドの信号を送り、その後スルーの信号を記録するよ
うにしたものである。
【0027】まず、ホールド信号を付加した映像信号を
記憶部へ記録するとともに表示部から表示する。さらに
後続する映像信号(関連情報)を、表示せずに記録して
いく。この制御に関しては、前述の如く制御手段10に
より行っている。したがって、CMの最小単位時間であ
る15秒という間にでも十分なサービス情報を送信でき
るようになる。
【0028】また、CMの最小単位時間で関連情報を送
っているが、CM時間によっては、CM中にサービス情
報に関しての返信を行うことも、また番組から提供され
た情報に対しての回答を行うこともできるようになる。
さらに、キャラクタ発生手段80からCMなどの映像情
報に文字情報のみを重畳することも可能となる。
【0029】なお、CM中に送るサービス情報の代表的
なものを以下に示す。 (1)、劇場の会場・開演時間とチケットの販売状況 (2)、販売状況などからチケットの予約、購入など ただし、この場合、通信回線とのアクセス手段が必要と
なるが、本出願人は既に出願した特願平213515号
明細書でアクセス手段などを提示している。 (3)、通信販売の商品に関する情報 他の例として、マルチストーリに対応できる受信機を構
成する場合について説明する。
【0030】この場合には、設定手段30に操作部から
どの映像を選択するかを予め、設定してある。したがっ
て、複数の映像から一つを選択できるため、その映像を
表示できるようになる。各映像信号には、スルー、ホー
ルドと同様の制御信号を設け、この信号を設定手段10
からの信号に基づいて選択するのである。選択に関して
は、制御手段10にて行い、この選択した映像を画面合
成手段90を介して表示手段から表示するようにしてあ
る。つまり、結末の異なる映像を送信側から送信し、こ
れを受像機側にて選択することにより、いずれか一つの
筋の映像を視聴できるようになる。これはホールドある
いはスルーでも実現できるが、補間などを行い、画像を
補完するような構成にも拡張できるのである。
【0031】他の例として立体画像テレビジョンに使用
する眼鏡の制御を行う場合などについて説明する。立体
映像では左右の切り替えを行い、左右の異なる映像を見
るが、制御信号を映像信号に付加することにより、この
眼鏡の制御をも簡単にできるようになるのである。
【0032】立体映像で左右の映像にたとえばR(右)
L(左)などに制御信号を付加して送ることにより、簡
単にできる。制御手段10は、これに同期して眼鏡のシ
ャッタを制御するのである。つまり、受像機側で設定を
行わなくとも送信側から眼鏡制御用の信号を付加するだ
けで、簡単に立体テレビジョンにも対応できるようにな
るのである。
【0033】図1にVTRなどの記録再生手段60を付
加したものが図4の例であり、サービス情報を大容量の
記録再生手段60に記憶することを可能とした例であ
る。このような構成では、メモリの容量から記録して置
きたいサービス情報をさらに大容量の記録再生手段60
へ記録できるようになる。
【0034】また、図1の構成にさらに記録媒体位置制
御手段20を付加してある。記録媒体位置制御手段20
は、記録再生手段60の記録位置を記憶して記録再生手
段60からいち早く必要な情報を再生できるようにした
ものである。記録再生手段60が、半導体装置であれば
アドレスを、VTRであればテープ位置を、FDDであ
ればトラック位置などを記憶しており、その記憶した情
報に基づき再生を行う。したがって、操作部からのサー
ビス情報の要求に伴い、すばやくサービスを提供できる
のである。
【0035】また、直接、記録再生手段に記録する場合
には図5に示すようなメモリバッファ61を設け、記録
再生の動作が確定するまでの間に起こる記録情報漏れを
防止している。また、記録再生部を一つだけではなく、
記録再生手段を複数設けてサービス情報を記録して置く
構成にも拡張できる。
【0036】なお、複数の記録部(複数の記録装置)を
設けてあるときには各装置のアクセスに関する制御を行
い、空いている記録装置へ記録することも可能となる
が、一つの記録再生手段の場合には、先に記録内容を再
生してから書き込みを行うようにしてある。この場合、
操作部からサービス情報の表示要求に答えて一度再生
し、その後重ね書きして記録を抹消されたものについて
は、メニュなどの更新を行うようにしてある。記録の抹
消に関しては、記録位置を記録しておき、一サービスの
情報を記録した部分すべてに上書きを行うようにしてい
る。本願では、この抹消などを位置制御手段20にて行
っている。さらに、メニュで抹消されたサービスの情報
を抹消として表示し、誤った操作を行わないようにして
ある。
【0037】本発明の作用を図6を用いて説明する。図
6では、制御信号に応じて表示される画面がどのように
なるかを示している。図中、スルー、ホールドの制御信
号をT、Hと略記してある。図6に示すように、Hの信
号を付加した映像信号は、表示部から表示されたままと
なる。また、Tの信号を付加した映像信号は、Hの信号
が前になければ、そのまま表示される。したがって、制
御信号をうまく送信側から送れば送信側が意図した画面
を構成できるのである。Tの信号を付加したものについ
ては、記録部(画面合成手段90内)へすべてを記録す
る構成としてあるため、これを用いてサービス情報を短
時間でかなりの情報を受像機側へ送信できることにな
る。
【0038】つまり、先頭にタイトルを送信して、これ
を静止画像として表示している間に、メモリ(画面合成
手段90内)へサービス情報を記憶できるのである。こ
のとき、タイトルなどの画像を静止画像として表示する
ため、Hの制御信号を送信側にて付加してある。この制
御信号に基づき、静止画像として表示手段から表示して
いる。また、後続する映像信号には、Tの制御信号を付
加してあるため、この制御信号に基づき表示部から表示
せず、記録手段にのみ記録していくようにできるのであ
る。
【0039】静止画像にてタイトルを表示している間に
関連情報の記録を完了するが、画面はそのまま静止画を
表示することになる。したがって、CM期間中に静止画
を複数表示したい場合には、Hの信号を付加した映像信
号をCM期間の途中に設け、静止画を更新するような構
成にすれば良い。このようにして記録された信号を操作
部からの操作指示により再生して、サービス情報を表示
できるようになる。
【0040】また、文字情報をキャラクタ発生手段80
にて画面合成手段90へ供給するようにしてあるため、
文字を重ねたりあるいは文字情報のみを表示することも
可能となるのである。また、大容量の記録部へ通信販売
のサービス情報などをすべて記録できるため、サービス
期間中であれば、後日再生してサービスを受けることも
可能となる。
【0041】さらに、立体映像テレビジョンにも対応で
きるように、外部フィルタ制御手段110にて眼鏡など
を制御できるようにしており、これらの制御に関しては
すべて送信側からの制御信号に基づいて行うものとす
る。外部のフィルタ(シャッタメガネなど)の送信側か
らの制御情報にて切り替えられるため、左右の映像を重
ねた映像などをも制御できるのである。
【0042】また、マルチ画面に関しては、画面合成手
段90内の圧縮部(図示せず)およびメモリに作成して
いる。静止画を表示している間に、たとえば複数フレー
ム分の映像信号を圧縮して、メモリへ記憶している。こ
のようにしてマルチ画面を作成して表示する。画面数な
どを送信側から送信した制御信号に応じてマルチ画面を
作成するため、送信側の意図した画面を構成できるよう
になる。たとえば、商品の種類などを各画面を割り当
て、表示することが可能となる。
【0043】また、複数の映像信号を送れるため、各映
像信号に制御信号を付加すれば、立体画像などへの対応
もつくようになるのである。時分割式あるいは偏向方式
いずれにしても、2種の映像信号を供給できるため、立
体画像のテレビジョンにも対応できるようになる。さら
に、複数の映像信号に制御信号を付加すれば、マルチス
トーリにも対応できるようになる。
【0044】なお、2画面テレビジョンなどにより、通
常のCM放送を主画面で見ながら、サービス情報を副画
面にて受けるような構成にもできる。この場合、ショッ
ピングをしたいCMのサービス情報などを表示すること
も可能となる。
【0045】また、映画の予告編をCMで放映している
間に、この映画の予約情報などを送ることも可能とな
る。映画館の案内あるいは映画館の道順などをも送れる
のである。さらにビデオプリンタを接続すれば、簡単に
プリントアウトもできるようになる。また、確認証をV
BIにて転送することも可能となるのである。したがっ
て、その確認証から確実に予約などが行われたことを確
認できるようになるのである。さらに、料金の支払など
を確認した上で(たとえば特定口座への振込などによ
り)領収書を転送することになる。
【0046】また、教育番組にて問題を静止画面にて送
り、回答をVBIで送るなどの拡張もできる。本発明で
は、静止画像と文字情報あるいは選択肢をマルチ画面に
て作成し、これをカーソルなどにて選択するだけで、回
答できるようなものへも拡張できる。また、採点および
回答をVBIにて供給することも可能となる。さらに
は、視聴者からの回答を集計してアンケートをとるよう
なシステムにまで拡張できる。また、各地域の旅行案内
あるいは交通情報などをも送り、旅館の予約を行えるシ
ステムにまで拡張できるのである。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明の内、請求項
1乃至10記載の発明は、マルチ画面などの構成を制御
するための制御信号を送信側から送信できるため、受像
機側ではなにもせずとも送信側が意図した画面をユーザ
へ提供することを可能としたものである。
【0048】したがって、マルチ画面を用いて、多種の
商品情報などを一度に表示できる。さらに、文字放送と
静止画像を併せて表示し、販売情報などを静止画像とと
もに表示できる。CM内の短時間で製品の情報を多数送
信できるため、CMにさらなる宣伝効果を持たせること
ができるのである。
【0049】さらに、返信あるいは販売店へのアクセス
を電話回線(専用回線)などを介して自動的に行えるた
め、煩雑な作業がなくなるとともに画面にて商品情報を
視聴できるため、商品などの選択を幅広く行える。
【0050】また、スポーツ観戦、あるいは劇場予約な
どの発注がテレビを見ながらにして行えるようになる。
その際、静止画面で販売状況(文字情報+静止画面)な
どをユーザが確認できるため、わざわざプレイガイドに
買いにいくこともなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるインタラクティブサービスシステ
ムの実施の形態を示すブロック図である。
【図2】図1の合成部の構成を示す図である。
【図3】図1の合成部の他の構成を示す図である。
【図4】本発明によるインタラクティブサービスシステ
ムの他の実施の形態を示すブロック図である。
【図5】図4の記録再生手段の前段にバッファ部を付加
した形態を示す図である。
【図6】1フィールドあるいは1フレーム毎に付加され
た制御信号に基づく画面構成を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
10…制御手段 20…記録媒体位置制御手段 30…設定手段 40…情報デコード手段 50…メモリ手段 60…記録再生手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // H04B 1/16

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像信号にフレームまたはフィールド単位
    の映像画面を制御する情報を付加して送信するための送
    信手段と、 前記送信手段からの映像信号を受信するための受信部と
    この受信部にて受信された映像信号をフレーム単位ある
    いはフィールド単位で記憶するための記憶部を備え、前
    記制御信号に応じて受信された映像信号をそのまま表示
    部から表示するかあるいは予め、記憶部に記憶された映
    像信号を表示部から表示するかを選択可能とするための
    制御手段と、 を具備して成ることを特徴とするインタラクティブサー
    ビスシステム。
  2. 【請求項2】請求項1に加え、 前記制御手段にて記録された映像情報を表示している間
    に、後続する複数フィールドあるいは複数フレームの映
    像信号を前記記憶手段へ記憶するための手段とを付加し
    て成ることをインタラクティブサービス。
  3. 【請求項3】前記映像情報表示期間は、CM期間内であ
    ることを特徴とする請求項2記載のインタラクティブサ
    ービス。
  4. 【請求項4】請求項2に加え、 前記制御手段にて記録された映像情報を表示している間
    に、後続する複数フィールドあるいは複数フレームの映
    像信号を記憶するための別の記録部を付加して成ること
    をインタラクティブサービス。
  5. 【請求項5】請求項3に加え、 前記制御手段にて記録された映像情報を表示している間
    に、後続する複数フィールドあるいは複数フレームの映
    像信号を記憶するための別の記録部の前段にバッファ部
    を設けて成ることをインタラクティブサービス。
  6. 【請求項6】フレームまたはフィールド単位の映像画面
    を制御する情報を付加して複数の映像信号を送信するた
    めの送信手段と、 受信機側に設けられ、送信側から送られた制御信号に応
    じて、複数の映像信号に対応する処理をそれぞれ施すた
    めの手段と、 を具備して成ることを特徴とするインタラクティブサー
    ビスシステム。
  7. 【請求項7】複数の映像信号にフレームまたはフィール
    ド単位の映像画面を制御する情報を付加して送信するた
    めの送信手段と、 受信側に設けられ、操作部からの設定に応じて、制御信
    号の付加された複数の映像信号からいずれか一つを選択
    するための手段と、 選択された映像を表示するための手段と、 を具備して成ることを特徴とするインタラクティブサー
    ビスシステム。
  8. 【請求項8】フレームまたはフィールド単位の映像画面
    を制御する情報および文字情報を垂直帰線期間に付加し
    て映像信号を送信するための送信手段と、 前記映像信号から垂直帰線期間に多重された文字情報を
    抽出して、出力するための手段と、 前記文字情報と映像信号とを合成して出力するための合
    成手段と、 前記合成手段からの信号を表示するための表示手段と、 を具備したことを特徴とするインタラクティブサービ
    ス。
  9. 【請求項9】複数の映像信号に、フレームまたはフィー
    ルド単位の映像画面を制御する情報を付加して送信する
    ための送信手段と、 前記送信手段からの映像信号を受信するための受信部と
    この受信部にて受信された映像信号をフレーム単位ある
    いはフィールド単位で記憶するための記憶部を備え、こ
    の記憶部に制御信号に付加された画面数に基づき、複数
    フィールドあるいは複数フレームの映像信号を水平方向
    および垂直方向に圧縮して記憶する一方、所定の画面数
    が記憶された記憶情報を表示手段から表示するための手
    段と、 を具備して成ることを特徴とするインタラクティブサー
    ビス。
  10. 【請求項10】請求項8あるいは9に加え、 前記表示手段からの表示に基づき、操作部から必要情報
    を入力するための手段を付加して成ることを特徴とする
    インタラクティブサービス。
  11. 【請求項11】請求項10に加え、 操作部からの入力情報に基づき、通信回線を通じて、必
    要情報を放送局あるいは他の場所へ送信するための手段
    と、 を具備して成ることを特徴とするインタラクティブサー
    ビス。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2010063153A (ja) * 2009-11-30 2010-03-18 Ishii Mieko 宣伝システム

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