JPH09163259A - テレビ用のビデオ・グラフィックス装置 - Google Patents

テレビ用のビデオ・グラフィックス装置

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JPH09163259A
JPH09163259A JP8229735A JP22973596A JPH09163259A JP H09163259 A JPH09163259 A JP H09163259A JP 8229735 A JP8229735 A JP 8229735A JP 22973596 A JP22973596 A JP 22973596A JP H09163259 A JPH09163259 A JP H09163259A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テレビジョン受像機上に表示するためのビデ
オ信号とグラフィックス信号との混合信号を処理するた
めの装置を提供する。 【解決手段】 グラフィックス・メモリは、スプライト
・リスト・テーブル、スプライト・データ・テーブル、
および他のオプションとしてのテーブルを含んでいる。
スプライト・リスト・テーブルは、テレビジョン受像機
上に表示するために、また各リスト内の制御語内のグラ
フィックスに関する一般情報を記憶するために、グラフ
ィックスをリストの形で含んでいる。スプライト・デー
タ・テーブルは、スプライト・リスト・テーブルの各グ
ラフィックスのリスト内の制御語によってアクセスされ
る各グラフィックスの水平走査線に対するピクセル・デ
ータを記憶する。メモリ制御装置およびスプライト状態
マシンは、テレビジョン受像機の画面上の水平走査線内
の予め定めた位置に、各グラフィックスおよびそれに対
する特殊効果を組立、表示するために、予め定めた順序
で、グラフィックス・メモリのテーブルにアクセスす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、必要とする特殊効
果を行うために、YUV信号とカラー・パレット化した
グラフィック・ビデオ信号との混合信号を処理するため
に、グラフィックス・メモリ内のメモリ制御テーブルを
使用する装置に関する。メモリ制御装置およびスプライ
ト状態マシンは、それ自身によって、上記のグラフィッ
ク・ビデオ信号を選択的に表示したり、遠隔地から受信
した生のテレビジョン信号の上に、上記の上記の混合グ
ラフィック・ビデオ信号を選択的に重畳するためのグラ
フィックス・メモリと一緒に使用される。
【0002】
【従来の技術】ある種の市販のコンピュータ、特にパソ
コンは、合成ビデオ信号、例えば、テレビジョン基準委
員会信号を、通常赤、緑および青(RGB)のコンピュ
ータが生成するビデオ・グラフィック・ディスプレイ信
号と、合成することができる回路を有している。より詳
細に説明すると、現代のビデオ・グラフィックス装置
は、オペレータが選択した大きさ、形および色で、背
景、キャラクタ、記号およびその他の画像表示および配
置を作りだすことができる。
【0003】1988年4月12日付けの(西、他)米
国特許第4,737,772号は、ビデオ表示プロセッ
サ(VDP)、中央処理装置(CPU)、メモリおよび
ビデオ・ランダム・アクセス・メモリ(VRAM)から
なるビデオ表示制御装置を開示している。メモリは、C
PUが実行するプログラムと、種々の映像データの両方
を記憶する。VRAMは、VDPが変更後、ブラウン管
(CRT)ディスプレイの画面上に表示するために外へ
転送することができる映像データを記憶する。VDP内
においては、タイミング信号生成装置が、表示される画
像の要素を正確に走査するためのタイミング信号を生成
させるが、このタイミング信号は、映像データ処理回路
(IDPC)内のデータ処理を同期させ、CTRディス
プレイの画面上に上記処理データを正確に表示させるた
めに、水平カウンタ、垂直カウンタおよびCRTディス
プレイによって使用される。ビデオ・デジタイザは、外
部から供給されたアナログ・ビデオ信号を標本化し、ア
ナログ・ビデオ信号の信号レベルまたは振幅を、それぞ
れ2または4ビットからなるデジタル・データに変換す
る。ビデオ・デジタイザからのデジタル化した振幅の出
力データは、静止映像を表し、データはIDPCに供給
される。
【0004】IDPCは、選択的にビデオ・デジタイザ
出力データと、インタフェースを通して、CPUからV
RAMへ供給されるカラー・コードの両方を記憶する。
CPUからの各カラー・コードは、画面上の静止映像を
構成している各表示要素(例えば、ピクセル)の色を表
す。動作中は、CPUからの表示コマンンドに従って、
IDPCは、シーケンシャルにCRTディスプレイ上の
走査の位置と同期して、VRAMからのドット・データ
を読み取り、カラー・パレット回路にドット・データを
出力する。同時に、IDPCはVRAMからアニメーシ
ョン映像を表示するために必要なデータを計算し、読み
取り、カラー・コードをカラー・パレット回路に供給す
る。アニメーションと、静止映像がCRTディスプレイ
の画面上の同じ表示位置にある場合には、アニメーショ
ン映像が好適に表示される。カラー・パレット回路は、
上記の各カラー・コードをそれぞれ三つのビットからな
る赤(R)、緑(G)および青(B)用の三色のデータ
に変換する。デジタル・アナログ・コンバータ(DA
C)は、カラー・パレット回路からのカラー・データ
を、CRTディスプレイに供給される赤、緑および青の
信号に変換する。
【0005】1994年10月11日付けの(岡田、
他)米国特許第5,355,175号は、一つの映像面
で、複数の混合比で、グラフィックス・ビデオ映像と再
生ビデオ映像とを混合するビデオ混合装置を開示してい
る。再生ビデオ信号とグラフィック・ビデオ信号の少な
くとも一本の線の混合比を示すフェード・データは、予
め定めた順序に従って、シーケンシャルに生成する。フ
ェード・データは、保持手段により保持され、水平同期
信号と同期して保持手段から出力される。再生ビデオ信
号およびグラフィックス・ビデオ信号のレベルは、保持
手段から出力されるフェード・データに従って個々に調
整され、調整された信号は相互に加え合わされる。再生
ビデオ信号およびグラフィックス・ビデオ信号は、この
装置からビデオ出力信号を生成するために、一つの映像
面上で各走査線に対して設定されている混合比で混合さ
れる。
【0006】1983年12月13日付けの(ラーマ
ン、他)米国特許第4,420,770号は、オペレー
タが選択した属性を有している四角いビデオ・パターン
を生成するためのビデオ背景生成システムを開示してい
る。このシステムは、水平ビット・メモリおよび垂直ビ
ット・メモリからなっていて、各メモリは、16の背景
の構成要素に対する情報を記憶するための16の構成要
素からなるメモリである。各背景の構成要素用のメモリ
は、画面上の一つの構成要素に対する背景領域の対向す
る隅を形成している。この特許の図2に示すように、第
一の構成要素は、第一の四角い領域を形成し、第二のよ
り優先度の高い構成要素は、第二の部分的に重なってい
る四角い領域を形成している。属性参照テーブルは、そ
の構成要素に対するカラー・ビデオ出力(赤、緑、青)
に関連する各構成要素についての情報を記憶する。現在
作成中の画像の線を走査している間に、第一の構成要素
が、その形成された領域内に作られ、第二の構成要素
が、その形成された領域内に作られる。しかし、第二の
構成要素はより高い優先度を有しているので、その結
果、第二の構成要素の記憶された属性によって表される
二つの構成要素に重畳する部分が生じることになる。
【0007】1988年6月28日付けの(村内)米国
特許第4,754,270号は、CRTディスプレイの
ようなラスタ走査型ディスプレイの画面上の表示画像の
大きさを拡大したり、縮小したりすることができるデジ
タル化表示装置を開示している。この装置は、アドレス
指定することができるメモリ手段と、入力データ手段
と、可変アドレス・データ生成手段からなっている。ア
ドレス指定することができるメモリ手段は、表示映像を
つくるために、予め定めたタイミングで、ディスプレイ
のラスタ走査により読み出した表示データを記憶する。
入力データ手段は、映像の大きさを決める数字データを
供給する。可変アドレス・データ生成手段は、表示デー
タを出力するために、メモリ手段内に記憶されている表
示データ・アドレスと比較されるアドレス・データを生
成するための可変アドレス指定増分を含んでいる。可変
アドレス・データ生成手段は、入力データ装置によって
供給される数字データに従って、アドレス指定増分をデ
ジタル的に計算するための算術的計算手段を含んでい
る。さらに、ディスプレイの走査に関連するタイミング
信号に従って、可変アドレス・データ生成手段は、映像
の大きさを決定する数字データにより、メモリ手段をア
ドレス指定するためにアドレスを増大するための算術的
計算手段に応答する。より詳細に説明すると、もとの大
きさの画像を表示しているとき、メモリ手段の水平アド
レスは、200ナノ秒毎に「1」だけ増大する。すなわ
ち、ディスプレイの水平方向のドットの大きさは、もと
の大きさを表示するとき、200ナノ秒だけ表示され
る。水平方向のドットの大きさは、メモリ手段に供給さ
れる追加データを適当に選択することによって、水平方
向の一つのドットの表示時間を変更することにより、拡
大または縮小することができる。追加データを適当に設
定することにより、通常の大きさと比較して、ディスプ
レイ画面上のキャラクタおよび関連映像の大きさを拡大
または縮小することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】現在、新しいサービス
のすべてを、ケーブル・テレビジョン・ネットワークを
通して、家庭に供給することができる会話型ビデオ・グ
ラフィックスに対するニーズが出現しつつある。これら
の新しいサービスは、多くの従来のテレビジョン・プロ
グラムの視覚的効果を増大させ、また他のプログラムへ
のサービスを向上させるだろう。しかし、NTSC式お
よびPAL式テレビジョン受像機は、コンピュータのモ
ニタとは違って、ビデオの帯域幅がかなり狭く、順送り
走査表示ではなく、飛び越し走査表示を使用している。
このような制限があるので、人工的な障害を含んでいな
い高い解像度の合成ビデオ信号を生成するのは非常に困
難である。従来は、ビデオ・ゲームのような消費者向け
の製品は、低い解像度の飛び越し走査を使用しないビデ
オ信号を生成することにより、これらの問題を回避して
きた。この方法を使うと、映像は画質が悪く、外観が
「ずんくりと」していて、色の選択が制限され、見た感
じが漫画のようになるという結果になる。放送画面に近
い合成ビデオを生成するには、生成した合成信号が、一
つのシーンを走査するビデオ・カメラ、および上記のビ
デオ・カメラ信号に対するその後のアナログ信号処理に
匹敵することを行わなければならない。それ故、標準N
TSCまたはPAL標準飛び越し走査テレビジョン受像
機上で見るために、一つのビデオ・グラフィックスの上
に他のビデオ・グラフィックスを重畳したり、生のテレ
ビジョン・プログラム上にビデオ・グラフィックスを重
畳して、きれいな合成ビデオ・グラフィックスを表示し
ている間に、多くのビデオ・グラフィックス(スプライ
ト)を記憶し、種々の形状にし、特殊効果を行うために
処理するためにメモリ・テーブルを使用する比較的廉価
な装置を提供することが望ましい。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、必要とする特
殊効果を行うために、YUV信号およびカラー・パレッ
ト化したグラフィック(スプライト)ビデオ信号との混
合信号を処理するために、メモリ制御テーブルを使用
し、それ自身によって、上記のグラフィック・ビデオ信
号を選択的に表示したり、遠隔地から受信した生のテレ
ビジョン信号の上に、上記の混合グラフィック・ビデオ
信号を選択的に重畳する比較的廉価な装置に関する。
【0010】ある見方をすれば、本発明は、グラフィッ
クス・メモリとメモリ制御装置およびスプライト状態マ
シンからなる標準テレビジョン受像機上に表示するため
の、ビデオ信号およびグラフィック信号との混合信号を
処理するための装置に関する。グラフィックス・メモリ
は、スプライト・リスト・テーブル、スプライト・デー
タ・テーブル、および走査線制御テーブルからなってい
る。スプライト・リスト・テーブルは、テレビジョン受
像機上に表示するために、また各リスト内の制御語内に
一つまたはそれ以上のグラフィックスに関する一般情報
を記憶するために、予め定めた順序で一つまたはそれ以
上のグラフィックスを含んでいる。スプライト・データ
・テーブルは、一つまたはそれ以上の各グラフィックス
の水平走査線に関するピクセル・データを記憶する。こ
の場合、一つまたはそれ以上の各グラフィックスに関す
るスプライト・データ・テーブル内の水平走査線は、一
つまたはそれ以上の各グラフィックスに関するスプライ
ト・リスト・テーブルのリスト内の制御語によってアク
セスされる。走査線制御テーブルは、スプライト・リス
ト・テーブルの一つまたはそれ以上のグラフィックスの
予め定めたもののリスト内の一つの制御語によってアク
セスされる複数の制御語からなっている。グラフィック
スに関する走査線制御テーブルの制御語は、一つまたは
それ以上のグラフィックスの予め定めたもののそれぞれ
に対して、予め定めた特殊効果を行うために、スプライ
ト・データ・テーブルから入手した各水平走査線内の選
択的に再配置したピクセル・データを個々に制御する。
メモリ制御装置およびスプライト状態マシンは、テレビ
ジョン受像機の画面上の水平走査線内の予め定めた位置
に、一つまたはそれ以上の各グラフィックスを組立て、
表示するために、予め定めた順序でグラフィックス・メ
モリのテーブルにアクセスする。
【0011】別の見方をすれば、本発明は、グラフィッ
クス・メモリおよびメモリ制御装置およびスプライト状
態マシンからなる標準受像機上に表示するために、ビデ
オ信号およびグラフィック信号との混合信号を処理する
ための装置に関する。グラフィックス・メモリは、スプ
ライト・リスト・テーブル、スプライト・データ・テー
ブルおよびスパン・リスト・テーブルからなっている。
スプライト・リスト・テーブルは、テレビジョン受像機
上に表示する目的で、また各リスト内の制御語内に一つ
またはそれ以上のグラフィックスに関する一般情報を記
憶するために、予め定めた順序で一つまたはそれ以上の
グラフィックスを含んでいる。スプライト・データ・テ
ーブルは、一つまたはそれ以上の各グラフィックスの水
平走査線に関するピクセル・データを記憶する。一つま
たはそれ以上のグラフィックスの各グラフィックスに関
するスプライト・データ・テーブル内の水平走査線は、
一つまたはそれ以上の各グラフィックスに関するスプラ
イト・リスト・テーブルのリスト内の制御語によってア
クセスされる。スパン・リスト・テーブルは、テレビジ
ョン受像機の画面の複数の予め定めた個々の各セクショ
ンを形成している、予め定めた数の水平走査線に対する
少なくとも一つのスパン・リスト語からなっている。一
つまたはそれ以上のスパン・リスト制御語は、スプライ
ト・リスト・テーブルの複数のN個のグラフィックス・
リストのどれが、能動状態にあり、予め定めた関連部分
に表示されるのかを指定する。メモリ制御装置およびス
プライト状態マシンは、テレビジョン受像機の画面の予
め定めた部分を組み立てるとき、スパン・リスト・テー
ブルの少なくとも一つのスパン・リスト制御語にアクセ
スする。その後、メモリ制御装置およびスプライト状態
マシンは、能動状態にあり、少なくとも一つのスパン・
リスト語内に表示されているスプライト・リスト・テー
ブルおよびスプライト・データ・テーブルのグラフィッ
クス・リストにアクセスするだけである。
【0012】さらに別の見方をすれば、本発明は、グラ
フィックス・メモリとメモリ制御装置およびスプライト
状態マシンからなる標準テレビジョン受像機上に表示す
るためにビデオ信号およびグラフィックス信号との混合
信号を処理するための装置に関する。グラフィックス・
メモリは、スプライト・リスト・テーブルおよびスプラ
イト・データ・テーブルからなっている。スプライト・
リスト・テーブルは、テレビジョン受像機上に表示する
ために、予め定めた順序で一つまたはそれ以上のグラフ
ィックスを含んでいる。スプライト・リスト・テーブル
も、各リスト内の制御語内に、一つまたはそれ以上のグ
ラフィックスに関する一般情報を記憶する。スプライト
・データ・テーブルは、一つまたはそれ以上の各グラフ
ィックスの水平走査線に関するピクセル・データを記憶
する。一つまたはそれ以上の各グラフィックスに対する
スプライト・データ・テーブル内の水平走査線は、一つ
またはそれ以上の各グラフィックスに対するスプライト
・リスト・テーブルのリスト内の制御語によってアクセ
スされる。メモリ制御装置およびスプライト状態マシン
は、二つのフィールドの一方だけの水平走査線に対する
スプライト・リスト・テーブル内に含まれている第一の
予め定めたグラフィックス、およびスプライト・リスト
・テーブル内、または二つのフィールドの他方の水平走
査線に対する生のテレビジョン信号内に含まれている第
二の予め定めたグラフィックスにアクセスし、組み立て
るために、ビデオ画像の二つのフィールドからなるフレ
ームのどちらのフィールドが、テレビジョン受像機の画
面上に表示されているかを示しているスプライト・リス
ト・テーブルからのフィールド・イネーブル信号に応答
する。本発明は、添付の図面を参照しながら、以下の詳
細な説明を読めばよりよく理解できるだろう。
【0013】
【発明の実施の形態】各図面内の同じ機能を行う対応す
る部材には、同じ参照番号がつけてあることを理解され
たい。図1は、本発明の会話型ビデオ処理が行われる加
入者の構内にある加入者ケーブル・ボックス装置10の
ブロック図である。加入者ケーブル・ボックス装置10
は、(第一の一点鎖線の四角の枠内に示す)第一のモジ
ュール(MODULE1)12および(第二の一点鎖線
の四角野枠内に示す)第二のモジュール(MODULE
2)14からなっている。第一のモジュール12は、ど
ちらも当業者にとっては周知の無線周波数(RF)−ベ
ースバンド・コンバータ20およびコンバータ制御シス
テム22からなる従来の装置である。無線周波数(R
F)−ベースバンド・コンバータ20は、遠くのケーブ
ル会社の中央局(図示せず)からケーブル27を通して
送られてくる、NTSCまたはPAL標準フォーマット
の多重化RFテレビジョン・チャネル信号を受信し、こ
の多重化RFテレビジョン・チャネル信号を、その多重
化チャネル周波数からベースバンド周波数に選択的に変
換する。無線周波数(RF)−ベースバンド・コンバー
タ20は、変換プロセスによって得られたベースバンド
合成ビデオ出力信号を、バス24を通して、第二のモジ
ュール14に送信する。
【0014】コンバータ制御システム22は、当業者に
とっては周知である赤外線リモコン装置またはケーブル
・ボックス上のキーパッドのいずれかによって、通常制
御される。コンバータ制御システム22は、遠隔のケー
ブル会社の中央局へ向け、またはこの中央局からケーブ
ル27を通して、許可およびアクセス制御信号を受信お
よび/または送信し、ベースバンド・ビデオ・スクラン
ブリングまたはデスクランブリングを作動させ、スクリ
ーン・ディスプレイ上(OSD)メッセージを作り出
す。コンバータ制御システム22は、必要なチャネル・
プログラミングを選択するために、バス29を通して、
RF−ベースバンド・コンバータ20に制御信号を出力
し、第二のモジュール14に、リード線31および33
を通して、種々の制御信号および解読データ信号(例え
ば、制御および上流データ出力信号、赤外線受信および
送信信号および解読T1直立位相シフト・キーイング・
データ信号)を出力する。
【0015】第二のモジュール14は、シリアル・イン
タフェース・プロセッサ(SIP)30、入力/出力
(I/O)装置32,読みだし専用メモリ(ROM)3
4、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)35、中央
処理装置(CPU)36、グラフィックス・メモリ3
8、およびビデオおよびメモリ制御装置(VIDEO
&MEM.CONT.)集積回路40(一点鎖線の四角
い枠内に示す)からなっている。ビデオおよびメモリ制
御集積回路40のSIP30、I/O装置32、ROM
34、RAM35、CPU36、およびメモリ制御装置
およびスプライト状態マシン(MACH.)42は、デ
ータ・バスにより相互に接続している。CPU36は、
任意の適当な処理装置を含むことができ、本発明の場合
には、比較的廉価な386タイプのCPUを使用してい
る。
【0016】ROM34としては、例えば、初期化する
ことができ、CPU36に対してプログラミングを行う
ことができるEPROMのような任意の適当なメモリを
使用することができる。RAM35は、CPU36用の
スクラッチ・パッド・メモリとして使用するための51
2キロバイト×16ビットRAM構成を行うための、直
列に接続している二個の256キロバイト×16ビット
DRAMのような任意の適当なメモリを使用することが
できる。グラフィックス・メモリ38としては、例え
ば、32ビット幅のRAM領域、または好適には32ビ
ット幅のバス39と一緒に使用するための平行に配列し
た二個の256キロバイト×16ビットDRAMのよう
な任意の適当なメモリを使用することができる。グラフ
ィックス・メモリ38は、グラフィックスおよびビデオ
映像に関するスプライト・データを記憶するための使用
される。32ビット幅のバス39を使用することによ
り、メモリ制御装置およびスプライト状態マシン42、
およびビデオおよびメモリ制御装置40の一部を形成し
ているブロック・メモリ移動装置(図示せず)に対し
て、高速ページ・モード・メモリ・アドレス指定を使用
することができる。ブロック・モード・メモリ・アドレ
ス指定を有意に使用することによって、約52ナノ秒の
平均データ転送速度を達成することができ、この速度
は、1秒間に約7700万バイトのデータの処理速度に
対応する。
【0017】SIP30は、第一のモジュール12と第
二のモジュール14との間のデータ通信を取り扱う。よ
り詳細に説明すると、SIP30は、第二のモジュール
14と第一のモジュール12のコンバータ制御システム
22との間でのすべてのデータ転送信号を取り扱う。上
記のデータ転送信号は、例えば、大量の通信転送および
コンバータ制御システム22内の赤外線受信機(図示せ
ず)からの生のデータを含んでいる、1.5メガビット
/秒の速度のT1類似のデータ・ストリームのようなフ
ォーマットを持つことができる。SIP30は、また将
来の拡張に備えて、全二重同期シリアル・ポート(図示
せず)を含むこともできる。上記のデータ転送信号フォ
ーマットは、第二のモジュール14内で必要な行動を起
こさせるために、第一のモジュール上のコンバータ制御
システム22と第二のモジュール14内のCPU36と
の間で通信を行うのに使用される。
【0018】ビデオおよびメモリ制御集積回路40は、
メモリ制御装置およびスプライト状態マシン42、YU
V回路への複合装置44、およびビデオ処理(PRO
C.)回路46からなっている。メモリ制御装置および
スプライト状態マシン42は、データ・バス39を通し
て、グラフィックス・メモリ38に接続し、データ・バ
ス45によって、ビデオ処理回路46に接続している。
YUV回路への複合装置44は、バス24から、ベース
バンド合成映像ビデオ信号を受信し、結果として得られ
たYUVビデオ信号を、バス43上のメモリ制御装置お
よびスプライト状態マシン42に出力する。ビデオ処理
回路46は、データ・バス45を通して、メモリ制御装
置およびスプライト状態マシン44からのビデオ信号を
受信し、遠隔のテレビジョン受像機(図示せず)または
さらに遠隔の処理回路(図示せず)に、バス47上のN
TSCまたはPAL標準ビデオ信号を出力する。本発明
が、ビデオおよびメモリ制御集積回路40およびグラフ
ィックス・メモリ38の領域に存在するすることを理解
されたい。会話型加入者ケーブル・ボックス装置10内
への本発明の適用方法をよりよく理解してもらうため
に、第一のモジュール12および第二のモジュール14
の部材については、すでに紹介し説明した。
【0019】図2および図3は、本発明の図1の加入者
ケーブル・ボックス装置10の第二のモジュール14内
の(一点鎖線の枠内に示す)ビデオ処理回路46の第一
および第二の部分のブロック図である。図2に示すよう
に、図1の第二のモジュール14の構成部材を形成して
いるグラフィックス・メモリ38は、データ・バス39
を通して、図1の第二のモジュール14の(一点鎖線の
枠内に示す)ビデオおよびメモリ制御装置40の一部で
あるメモリ制御装置およびスプライト状態マシン42に
接続している。ビデオ処理回路46の第一の部分は、デ
ータ・パイプ50および(一点鎖線の枠内に示す)ピク
セル・アセンブリ・バッファ52からなっている。デー
タ・パイプ50は、バス45を通して、ピクセル・アセ
ンブリ・バッファ52に送信するための、特定のスプラ
イトに対するグラフィックス・メモリから、メモリ制御
装置およびスプライト状態マシン42が入手したデータ
を受信する。より詳細に説明すると、データ・パイプ5
0は、メモリ制御装置およびスプライト状態マシン42
を通して、グラフィックス・メモリ38から、スプライ
トに関するデータを受信し、ピクセル・アセンブリ・バ
ッファ52へ送信するために、輝度データ(yデータ)
およびクロミナンス・データ(cデータ)に関して個々
の出力を行う。
【0020】ピクセル・アセンブリ・バッファ52は、
第一、第二および第三の各二重走査線バッファ53、5
4および55、並びにY/Gライン0バッファ58から
なる。第一の二重走査線バッファ53は、バス39を通
して、データ・パイプ50から受信したスプライト画像
の第一のフィールドの第一および第二の走査線に対する
Y/G(輝度)走査線1aデータおよびY/G走査線1
bデータを記憶するために使用される。走査線輝度デー
タは、10ビット(ビット9−0)のデータと、走査線
の各ピクセルに対する制御からなっている。第二の二重
走査線バッファ54は、バス51を通して、データ・パ
イプ50から受信したスプライト画像の第一のフィール
ドの第一および第二の走査線のC(クロミナンス)走査
線1aおよびC走査線1bデータを記憶するために使用
される。走査線クロミナンス・データは、走査線の各ピ
クセルに対する8ビットのデータ(ビット7−0)から
なっている。第三の二重走査線バッファ55は、バス4
9を通して、データ・パイプ50から受信したスプライ
ト画像の第二のフィールドの第一および第二の走査線に
対するY/G(輝度)走査線2aデータおよびY/G走
査線2bデータを記憶するために使用される。走査線輝
度データは、10ビット(ビット9−0)のデータと、
走査線の各ピクセルに対する制御からなっている。第一
および第三の二重走査線バッファ53および55の走査
線1aおよび2aは、それぞれピクセル・データの第一
および第二の水平走査線を記憶することを理解された
い。
【0021】この場合、第一および第二の水平走査線
は、飛び越し表示フォーマットによるスプライト画像の
個々のフィールド内の隣接している走査線である。同様
に、第一および第三の二重走査線バッファ53および5
5の走査線1bおよび2bは、それぞれピクセル・デー
タの第三および第四の水平走査線を記憶する。この場
合、第三および第四の水平走査線は、飛び越し表示フォ
ーマットによるスプライト画像の個々のフィールド内の
隣接している走査線である。すなわち、第一および第三
の二重走査線バッファ53および55は、輝度データお
よび、例えば、飛び越しディスプレイ・フォーマットの
走査中、スプライト画像の第一および第二の各フィール
ド、また第二および第一の各フィールドそれぞれのペア
の奇数および偶数の走査線のピクセルに対する制御を、
シーケンシャルに記憶する。第二の二重走査線バッファ
54は、二重走査線バッファ53内に記憶されている走
査線のデータに対するクロミナンス・データを記憶す
る。二重走査線バッファ54類似のクロミナンス二重走
査線バッファ(図示せず)を、二重走査線バッファ55
に対して使用することができるが、後で説明するよう
に、不経済でもあり、重要でもないので、コンボルバ内
では使用する必要はない。
【0022】第一の二重走査線バッファ53からの出力
データは、10ビットの輝度データと、ライン1という
名称のバスを通して、図3の回路に、各ピクセルに対し
て平行に出力されるその中に記憶されている走査線の各
ピクセルに対する制御からなっている。第二の二重走査
線バッファ54からの出力データは、ライン1cという
名称のバスを通して、図3の回路に、各ピクセルに対し
て平行に出力されるその中に記憶されている走査線の各
ピクセルに関する8ビットのクロミナンス・データから
なっている。第三の二重走査線バッファ55からの出力
データは、10ビットの輝度データと、ライン2という
名称のバスを通して、図3の回路およびY/G走査線0
バッファ58に、各ピクセルに対して平行に出力される
その中に記憶されている走査線の各ピクセルに対する制
御からなっている。Y/G走査線0バッファ58は、1
0ビットの輝度データとライン0という名称のバスを通
して、図3の回路に、平行に出力されるその中に記憶さ
れている走査線の各ピクセルに対する制御からなってい
る遅延走査線出力を供給するために、水平走査線の一周
期の間に、第三の二重走査線バッファ55によって出力
された走査線データを遅延させる働きをする。NTSC
標準テレビジョンのディスプレイ用の13.5MHzの
標本化速度においては、画像の一本の走査線当たり85
8ピクセルが表示されるが、実際に表示されるのは約7
04ピクセルだけであり、二つのフィールド内には、5
25本の水平走査線のピクセルが表示されるが、使用さ
れるテレビジョン受像機によっても異なるが、その内の
約440−500本の走査線が通常表示されることを理
解されたい。
【0023】図4、図5および図6は、本発明の図2の
第一および第三の二重走査線バッファ53および55並
びにピクセル・アセンブリ・バッファ52のY/G走査
線0バッファ58の動作の例示としてのシーケンスを示
す。二重走査線バッファ53および55の通常の動作中
には、第一のフィールド内のピクセル・データの水平走
査線は、第三の二重走査線バッファ55の半分に入力中
の第二のフィールド内のピクセル・データの水平走査線
と同時に、第一の二重走査線バッファ53の半分に入力
される。第一および第三の二重走査線バッファ53およ
び55の最初の半分への、ピクセル・データの水平走査
線の入力と同時に、第一および第三の二重走査線バッフ
ァ53および55のもう一方の半分内に前に記憶されて
いたピクセル・データの水平走査線が、それぞれ出力ラ
イン1および2に読み出される。
【0024】すなわち、第一の二重走査線バッファ53
に対して、第一のフィールドからのピクセル・データの
第一の水平走査線が、例えば、第一の二重走査線バッフ
ァ53のY/G走査線1a部分に入力され、次の水平走
査線の周期の間に、フレームの第一のフィールドからの
ピクセル・データの第二の水平走査線が、第一の二重走
査線バッファ53のY/G走査線1bに入力され、一
方、Y/G走査線1a部分からのピクセル・データの第
一の水平走査線は、出力ライン1上に読み出される。次
の水平走査線の周期の間に、第一のフィールドからのピ
クセル・データの第三の水平走査線が、第一の二重走査
線バッファ53のY/G走査線1a部分に入力され、一
方、Y/G水平走査線1b部分からのピクセル・データ
の第二の水平走査線は、出力ライン1上に読み出され
る。同時に、フレームの第二のフィールドからのピクセ
ル・データの第一、第二および第三の水平走査線が、同
じように第三の二重走査線バッファ55に読み込まれ、
そこから出力ライン2上に出力される。
【0025】図4は、図1の加入者ケーブル・ボックス
装置10を最初にオンした後の、ピクセル・アセンブリ
・バッファ52の初期化段階の終点を示す。より詳細に
説明すると、加入者ケーブル・ボックス装置10をオン
にすると、第一のフィールドの水平走査線0に対するピ
クセル・データ、および第二のフィールドの水平走査線
1に対するピクセル・データが、それぞれ第一の水平走
査線の周期の間に、第一の二重走査線バッファ53のY
/Gライン1a部分、および第一の二重走査線バッファ
55のY/G水平走査線ン2a部分に入力される。第二
の水平走査線の周期の間に、第一のフィールドの水平走
査線2に対するピクセル・データ、および第二のフィー
ルドの水平走査線3に対するピクセル・データが、第一
の二重走査線バッファ53のY/G水平走査線1b部
分、および第三の二重走査線バッファ55のY/Gライ
ン2b部分に入力される。一方、水平走査線0のピクセ
ル・データは、それぞれ第一の二重走査線バッファ53
のY/G水平走査線1a部分、および第三の二重走査線
バッファ55のY/G水平走査線2a部分から、出力ラ
イン1および2上に読み出される。同時に、第三の二重
走査線バッファ55のY/G水平走査線2a部分からの
水平走査線1に対するピクセル・データは、Y/G水平
走査線バッファ58へ出力される。Y/Gライン0バッ
ファ58は、その中に記憶されている水平走査線データ
を、水平走査線の一周期だけ遅延させ、バッファ58は
その中にデータを記憶していないので、そこから出力ラ
イン0上に出力される出力は、有効なデータを含んでい
ない。
【0026】図5は、図4に示す初期化プロセス後のロ
ードおよび出力プロセスの続きである。より詳細に説明
すると、第一のフィールドの水平走査線4に対するピク
セル・データ、および第二のフィールドの水平走査線5
に対するピクセル・データが、第三の水平走査線の周期
の間に、それぞれ第一の二重走査線バッファ53のY/
G走査線1a部分、および第三の二重走査線バッファ5
5のY/G走査線2a部分に入力される。それと同時
に、水平走査線2および3に関するピクセル・データ
が、第一の二重走査線バッファ53のY/G走査線1b
部分、および第三の二重走査線バッファ55のY/G走
査線2b部分から、各出力ライン1および2上に読み出
される。それと同時に、第三の二重走査線バッファ55
のY/G走査線2b部分からの水平走査線3に対するピ
クセル・データは、Y/G走査線0バッファ58に入力
され、水平走査線1に対する前に記憶されたピクセル・
データは、出力ライン0に出力される。それ故、バッフ
ァ58、53および55は、第三の水平走査線の周期の
間に、水平走査線1、2および3に関するピクセル・デ
ータを、それぞれスプライトに対して各出力ライン0、
1および2に出力する。この場合、水平走査線1および
3に対するピクセル・データは、第二のフィールドの一
部であり、水平走査線2に対するピクセル・データは、
(図1および図2に示す)グラフィックス・メモリ38
内に記憶されていたスプライト画像の第一のフィールド
の一部である。
【0027】図6は、図5に示すステップからのロード
および出力プロセスの続きである。より詳細に説明する
と、スプライトの第一のフィールドの水平走査線6に対
するピクセル・データ、および第二のフィールドの水平
走査線7に対するピクセル・データが、第四の水平走査
線の周期の間に、それぞれ第一の二重走査線バッファ5
3のY/G水平走査線1b部分、および第三の二重走査
線バッファ55のY/G水平走査線2b部分に入力され
る。それと同時に、スプライトの水平走査線4および5
に関するピクセル・データが、第一の二重走査線バッフ
ァ53のY/G水平走査線1a部分、および第三の二重
走査線バッファ55のY/G水平走査線2a部分から、
各出力ライン1および2上に読み出される。それと同時
に、第三の二重走査線バッファ55のY/G走査線2a
部分からの水平走査線5に対するピクセル・データは、
Y/G走査線0バッファ58に入力され、水平走査線3
に対する前に記憶されたピクセル・データは、出力ライ
ン0に出力される。それ故、バッファ58、53および
55は、第四の水平走査線の周期の間に、水平走査線
3、4および5に関するピクセル・データを、それぞれ
各出力ライン0、1および2に出力する。
【0028】この場合、水平走査線3および5に対する
データは、スプライト画像の第二のフィールドの一部で
あり、一方、水平走査線4に対するデータは、(図1お
よび図2に示す)グラフィックス・メモリ38内に記憶
されていたスプライト画像の第一のフィールドから入手
される。図5および図6から、初期化(図4)後、出力
ライン1上のピクセル・データは、NTSC飛び越し走
査ディスプレイに対するフレームの二つのフィールドの
内の第一のフィールドのシーケンシャルな水平走査線
(例えば、NTSC標準画像の偶数水平走査線(0−2
54)に対するデータを表す。シーケンシャルな水平走
査線周期中に、第一のフィールドの例示としての偶数の
水平走査線が、出力ライン1上にシーケンシャルに出力
された後で、飛び越し走査ディスプレイに使用した方法
で、フレームの第二のフィールドのシーケンシャルに番
号をつけられた水平走査線(例えば、NTSC標準画像
の奇数走査線1−255)の出力が継続して行われる。
図4−図6には示してないが、図2に示す第二の二重走
査線バッファ54から、出力ライン1c上に、出力ライ
ン1上に出力中の各水平走査線に対する関連輝度ピクセ
ル・データと一緒に、クロミナンス・データが出力され
る。
【0029】図3に戻って説明すると、図3は、本発明
の図1の加入者ケーブル・ボックス装置10内のビデオ
処理回路46の第二の部分のブロック図である。ビデオ
処理回路46の第二の部分は、カラー・パレット回路6
0、YC−YUVデマルチプレクサ62、マルチプレク
サ/フェーダ(MUX./FADER)64、3:1マ
ルチプレクサおよびコントロール(3:1MUX.&
CONT)66、およびコンボルバ68からなってい
る。スプライト画像の三本の隣接している水平走査線の
対応するピクセルに対して、図2のピクセル・アセンブ
リ・バッファ52の出力から、各ライン0、1および2
上を伝ぱんする10ビットのピクセル・データ(ビット
9:0)が、カラー・パレット回路60、YC−YUV
デマルチプレクサ62、3:1マルチプレクサおよびコ
ントロール66の個々の入力のところで受信される。
【0030】より詳細に説明すると、各出力ライン0、
1および2に対する、ピクセル・アセンブリ・バッファ
52からのパラレルな10ビット/ピクセル出力のビッ
ト7−0は、カラー・パレット回路60およびYC−Y
UVデマルチプレクサ62の入力のところで受信され、
一方、各出力ライン0、1および2に対するピクセル・
アセンブリ・バッファ52からのパラレルな10ビット
/ピクセル出力のビット9および8は、3:1マルチプ
レクサおよびコントロール66の入力のところで受信さ
れる。さらに、YC−YUVデマルチプレクサ62は、
ピクセル・アセンブリ・バッファ52から、出力ライン
1c上にパラレルに出力されるクロミナンス・データ・
ビット7−0を受信する。何故なら、クロミナンス・デ
ータは、スプライト・ピクセル・データが真のカラー・
スプライト信号に関連しているときだけ使用されるから
である。より詳細に説明すると、スプライト・データが
カラー・パレット信号として符号化される場合には、符
号それ自身が色を定義し、真のカラー・ビデオ信号の場
合とは違って、クロミナンス・データを必要としない。
【0031】カラー・パレット回路60は、各出力ライ
ン0、1および2上でパラレルに受信したピクセル・デ
ータの8ビット(ビット7:0)が、カラー・パレット
の特定の色に対する個々の符号を表している場合には検
出を行い、これらのカラー・パレット符号を、これら三
つのライン用に受信した三つの8ビットからなるピクセ
ル・データに対する24ビットのYUV多重化カラー・
パレット信号を表すバス61上の出力信号に変換する。
カラー・パレット回路60は、周知の装置であって、こ
の目的には適当な回路なら何でも使用することができ
る。ピクセル・アセンブリ・バッファ52からの各出力
ライン0、1および2上でパラレルに受信したピクセル
・データの8ビット(ビット7:0)が、真の色のデー
タ(例えば、テレビジョン画像から直接入手したスプラ
イト)を表している場合には、YC−YUVデマルチプ
レクサ62は検出を行い、またバス63上の送信用の三
本のラインのピクセルに対する24ビットの真の色のY
UV出力信号を生成するために、ピクセル・アセンブリ
・バッファ52から出力ライン1cを通して入手した8
ビットのクロミナンス・データを使用する。
【0032】マルチプレクサ/フェーダ(MUX./F
ADER)64は、その個々の入力のところで、カラー
・パレット回路60から、バス61上を伝搬する24ビ
ットの各カラー・パレットYUVデータ信号と、YC−
YUVデマルチプレクサ62からバス63上を伝搬する
24ビットの真の色のYUVデータ信号、およびバス5
9上の24ビットのYUV生ビデオ信号を受信する。マ
ルチプレクサ/フェーダ64は、3:1マルチプレクサ
およびコントロール66からのリード線67上の制御信
号に応答して、バス65上のデジタル化されたYUV混
合出力信号として、各ピクセル周期の間にマルチプレク
サ/フェーダ64で受信した三つの入力信号、(24ビ
ットのカラー・パレットYUV、24ビットの真の色Y
UVまたは24ビットのYUV生ビデオYUV)の内の
一つを出力する。より詳細に説明すると、3:1マルチ
プレクサおよびコントロール66は、ピクセル・アセン
ブリ・バッファ52からのもので、出力ライン0、1お
よび2で受信したビット9および8に基づいて、出力ラ
イン0、1および2上のピクセル・アセンブリ・バッフ
ァ52からのピクセル・データが、カラー・パレット・
データ、真の色データ、または生のビデオ信号上に重畳
するスプライトの一部でないピクセル用のデータ(有効
でないデータ)を表しているかどうかを判断する。それ
故、生のビデオ信号を、ピクセル・アセンブリ・バッフ
ァ52から受信したカラー・パレットまたは真の色デー
タの代わりに、ピクセルに対して使用しなければならな
い。
【0033】ピクセル・アセンブリ・バッファ52から
の出力ライン0、1および2のビット9および8から上
記の制御情報を入手したので、3:1マルチプレクサお
よびコントロール66は、遠隔NTSCまたはPALテ
レビジョン受像機(図示せず)上に表示される画像の各
ピクセルに対する正しい入力データを選択するために、
制御信号をリード線67を通して、マルチプレクサ/フ
ェーダ64に送る。コンボルバ68は、テレビジョン画
像の三本の隣接している走査線内の対応するピクセルの
3×3マトリックス内の中央のピクセルに関するピクセ
ル・データに対して、8ビットの加重出力信号を供給す
るか、または3:1マルチプレクサおよびコントロール
66から、リード線69を通して受信した制御信号に従
って、バス65上のマルチプレクサ/フェーダ64から
の信号を、バス47上のYUV出力信号として供給する
ために、バス65上のマルチプレクサ/フェーダからの
信号内で受信した三つのピクセル・データ値のシーケン
シャルな組を使用する。
【0034】図7に、(一点鎖線の四角い枠内に示す)
例示としてのマルチプレクサ/フェーダ回路64のブロ
ック図を示す。このマルチプレクサ/フェーダは、2:
1マルチプレクサ(MUX.)72、および(一点鎖線
の四角い枠内に示す)フェーダ74からなっている。フ
ェーダ74は、A−B加算器75、符号付きマルチプレ
クサ(SIGNED MULT.)77、およびA+B
加算器78からなっている。2:1マルチプレクサは、
第一の入力ターミナル(A)で、バス61上のカラー・
パレット60から各グラフィック・データ信号を受信
し、第二の入力ターミナル(B)で、バス63上のYC
−YUVデマルチプレクサ62からグラフィック・デー
タ信号を受信する。3:1マルチプレクサおよびコント
ロール66からのリード線67上の制御信号は、(入力
ターミナルAおよびBからの)二つのグラフィックス入
力信号の内の出力ターミナル(O)で2:1マルチプレ
クサ72から出力されるものを選択する。バス70上の
2:1マルチプレクサ72(Gで示す)の出力ターミナ
ル(O)からのピクセル・グラフィック出力信号(Y、
UまたはV)は、フェーダ74のA−B加算器75の第
一の入力ターミナル(A)で受信される。バス59から
の生のビデオYUV信号(Y、U、またはV)(Lで示
す)は、A−B加算器75の第二の入力ターミナル
(B)で受信される。
【0035】B入力ターミナルで受信した生のYUVピ
クセル・データのデータ数値をより低い、2:1マルチ
プレクサ72からのAターミナル入力データのピクセル
・データ値は、A−B加算器75の出力ターミナル
(O)での出力として、供給される。符号付きマルチプ
レクサ77は、例えば、レジスタ(図示せず)から、第
一の入力ターミナル(A)のところで、バス71上の9
ビットの変更可能な比率制御値(R)を受信し、第二の
入力ターミナル(B)で、バス76上のA−B加算器7
5からの出力を受信する。その結果得られる、バス71
上の比率制御値(R)、およびバス76上のA−B加算
器75からのグラフィックス信号出力データの多重化さ
れた数値は、バス79上の出力ターミナル(O)から、
A+B加算器78の第一の入力ターミナル(A)へ送ら
れる。バス59上の生のビデオ信号(Y、UまたはV)
は、A+B加算器78の第二の入力ターミナル(B)で
受信され、二つの入力信号の数値の合計は、バス65上
の出力信号(Qで示す)として、(図3に示す)コンボ
ルバ68に送られる。
【0036】フェーダ74は、グラフィックが生のビデ
オ信号上で瞬間的に写し出されないように、または消滅
しないように、スプライト用のグラフィック信号をフェ
ードインまたはフェードアウトさせる。すなわち、グラ
フィックをフェードインさせるには、フェーダ74はテ
レビジョン受像機上の強度を増大させて、グラフィック
スを出現させ、一方、グラフィック全体が見えるように
するために、短時間の間、グラフィックの領域内の生の
ビデオ信号の強度を減少させる。同様に、グラフィック
をフェードアウトするには、フェーダ74はテレビジョ
ン受像機上の強度を減少させて、グラフィックスを出現
させ、一方、グラフィックが見えなくなるまで、短時間
の間、グラフィックの領域内の生のビデオ信号の強度を
増大させる。フェーダ74の動作を、下記のアルゴリズ
ムに従って説明する。以下の説明を行うために、バス7
1上に置かれた例示としての9ビットのフェード・マル
チプライヤ(R)を以下のように定義する。Rはフェー
ド制御値であり、その範囲は0から256までである。
上記の定義から、下記の式が得られる。 Q=[(R/256)*G]+[1−R/256)*L) =L+[(G−L)*R]/256 式1 式中、「L]は生ビデオのピクセル値であり、「G]は
スプライト重畳のピクセル値であり、記号「*」は乗算
記号である。上の式1から、乗算値Rに対して使用され
た比率が変化すると、グラフィックおよび生ビデオ信号
の強度は、反対方向に変化する。
【0037】図8に、図3のコンバルバ68のブロック
図を示す。(一点鎖線の四角い枠内に示す)コンボルバ
は、バイパス回路80、コンボルバ回路82、およびマ
ルチプレクサ(MUX.)84からなっている。バイパ
ス回路80は、バス65上の(図3および図7に示す)
マルチプレクサ/フェーダ64からシーケンシャルなピ
クセル・データを受信し、同時に、そこからテレビジョ
ン受像機上に表示されるスプライトの垂直方向の三つの
ピクセルに対するデータを、バス81上に生成する。よ
り詳細に説明すると、三つのピクセルが、スプライト画
像を構成しているフレームの両フィールドの三本の隣接
している走査線内の対応するピクセルから得られる。三
つのピクセルのデータ値は、ピクセル・クロックまたは
三倍のピクセル・クロックで動作する複数の遅延回路の
ような任意の適当な装置によって得ることができる。三
つのピクセル・データ値は、コンボルバ回路82によっ
て、バス81を通して受信される。マルチプレクサ/フ
ェーダ64からのシーケンシャルなピクセル・データ
は、バス65上のバイパス回路80によって受信され
る。マルチプレクサ/フェーダ64からのシーケンシャ
ルなピクセル・データは、バイパス回路80を通り、バ
ス85を通して、マルチプレクサ/フェーダ84の第一
の入力(A)に送られる。さらに、バイパス回路80
は、バス81上のコンボルバ回路82に入力を分離する
ために、その個々の出力から三つのピクセル・データ値
のシーケンシャル組を送信する。コンボルバ回路82
は、バス86を通して、マルチプレクサ84の第二の入
力(B)に、テレビジョン画像の三本の隣接している走
査線内の、対応するピクセルの3×3マトリックス内の
中央のピクセルに対するピクセル・データ用の8ビット
の加重出力信号を供給する。マルチプレクサ84は、第
一の入力(A)、および第二の入力(B)のところで
信号を選択し、リード線69を通して、3:1マルチプ
レクサおよびコントロール66からの制御信号に従っ
て、入力ターミナル(O)にそしてバス47上に送信す
る。
【0038】本出願の発明者および譲受人と同じ発明者
および譲受人に対する特許出願と同時に出願された同時
出願の米国特許08/523,395は、本明細書に参
考文献として記載してあるが、この出願が開示している
ように、コンボルバ回路82は、予め定めた加重値を持
っているピクセルの3×3マトリックス内の、バス81
上で受信した垂直方向の三つのピクセルを、(加算器と
遅延装置だけを使用して)有効に乗算し、マルチプレク
サ84の第二の入力(B)へ、3×3マトリックスの中
央のピクセルに対する平均出力信号を供給する。このプ
ロセスは、ピクセル・データとしての三つの隣接してい
る走査線の対応するピクセルに対するスプライト・デー
タが、三つの隣接している走査線に対するスプライト画
像を横切って水平方向に進行(移動)するにつれて、中
央の列(図2のピクセル・アセンブリ・バッファ52の
出力ライン1)の各ピクセルに対して継続して行われ
る。さて図9に、グラフィックス・メモリ38および図
1の第二のビデオおよびメモリ制御装置40の一部を形
成している図2の(一点鎖線の四角い枠内に示す)ビデ
オ処理回路46の一部を示す。グラフィックス・メモリ
38は、バス39を通して、両方向通信用のビデオ処理
回路46の一部を形成しているメモリ制御装置およびス
プライト状態マシン42に接続している。メモリ制御装
置およびスプライト状態マシン42は、バス39を通し
て、グラフィックス・メモリ38にスプライト情報を書
き込むために、バス48を通して、(図1に示す)中央
処理装置(CPU)36に接続していて、導体56を通
して、図1のY、U、V回路への複合装置44からフィ
ールド<1:0>信号を受信する。ビデオ処理回路46
のこの部分は、さらに(一点鎖線の四角い枠内に示す)
データ・パイプ50およびピクセル・アセンブリ・バッ
ファ52を含んでいる。
【0039】データ・パイプ50は、ピクセル・バッフ
ァ・アドレス発生装置97およびバス45を通して、メ
モリ制御装置およびスプライト状態マシン42からの出
力信号をそれぞれ受信するピクセル・バッファ・データ
・パイプ98からなっている。ピクセル・バッファ・ア
ドレス発生装置97およびピクセル・バッファ・データ
・パイプ98は、それぞれのバス49および51を通し
て、ピクセル・アセンブリ・バッファ52に、個々のア
ドレスおよびピクセル・データ出力信号を送信する。ピ
クセル・バッファ・データ・パイプ98も、グラフィッ
クス・メモリ38から直接バス39上のデータを受信す
る。ピクセル・バッファ・アドレス発生装置97および
ピクセル・バッファ・データ・パイプ98は、各ピクセ
ルに対するデータを、ピクセル・アセンブリ・バッファ
52の(図2だけに示されている)二重走査線バッファ
53、54および55内の適当なアドレス位置に設定す
るために、スプライト入力、スプライト・データ・テー
ブル92内のスプライト制御語から得たピクセル・デー
タ、およびグラフィックス・メモリ38内の走査線制御
テーブル94からの他のすべての情報を使用する。
【0040】以下にさらに詳細に説明するように、スプ
ライト入力の水平走査線上に対する拡大、ワープ等のよ
うな特殊効果は、関連スプライト入力内のスプライト制
御語およびグラフィックス・メモリ38の走査線制御テ
ーブル94から入手される。データ・パイプ50のピク
セル・バッファ・アドレス発生装置97は、指定された
特殊効果を行うために、グラフィックス・メモリ38の
スプライト・データ・テーブル92から入手したスプラ
イト・データの走査線内のピクセル・アドレスを正しく
変更するために、この情報を使用する。この変更された
アドレスは、後でテレビジョンの画面上で指定された特
殊効果を行うために、ピクセル・アセンブリ・バッファ
52の二重走査線バッファ53、54または55内の変
更アドレスによって指定されたピクセルの位置に、関連
ピクセル・データを設定するのに使用するために、ピク
セル・アセンブリ・バッファ52に送られる。ピクセル
・バッファ・データ・パイプ98は、同時にピクセル・
アドレスに関するピクセル・データを受信し、ピクセル
・バッファ・アドレス発生装置97によって発生した二
重走査線バッファ53、54または55のアドレスに記
憶するために、ピクセル・データをピクセル・アセンブ
リ・バッファ52に送る。ピクセル・アセンブリ・バッ
ファは、ライン0、ライン1およびライン2と呼ばれる
バス上の隣接している三本の水平走査線に対する輝度ピ
クセル・データを出力し、図2のピクセル・アセンブリ
・バッファのところで説明したように、ライン1c上の
ライン1輝度出力データに関連するクロミナンス・ピク
セル・データを出力する。
【0041】グラフィックス・メモリ38は、スプライ
ト・リスト・テーブル90、スプライト・データ・テー
ブル92、走査線制御テーブル94およびスパン・リス
ト・テーブル96からなっている多重テーブルを含んで
いる。スプライト・リスト・テーブル90は、(テーブ
ルには、スプライト#1、#2、および#N用の入力し
か示されていない)一つまたは複数のNスプライトのそ
れぞれに対する個々のメモリ部分からなっている。スプ
ライト#1の入力に対して示すように、それに対するメ
モリ部分は、スプライト・データ・ポインタ部分、スプ
ライト制御部分、走査線テーブル・ポインタ部分、オプ
ションとしての制御部分、およびフィールド・イネーブ
ル制御部分からなっている。スプライト・データ・ポイ
ンタ部分は、スプライト入力に関連する予め定めた位置
にあるスプライト・データ・テーブル92にアクセスす
るのに使用される。スプライト制御部分は、例えば、ス
プライトの大きさに、そのXおよびYで表される位置、
またはテレビジョン受像機の画面上の位置、およびスプ
ライト上で行われる拡大、ワープ等に関する情報を含ん
でいる。より詳細に説明すると、スプライト制御部分
が、スプライトの拡大倍率が2であると表示している場
合には、スプライトの各走査線が2の倍率で拡大され
る。同様に、スプライト制御部分が、スプライトの持つ
オフセット値が2であることを示している場合は、スプ
ライトのすべての走査線は2だけオフセットされる。ス
プライト制御部分は、スプライトのピクセル・データの
各水平走査線に同じように影響を与える。
【0042】各スプライト入力の走査線テーブル・ポイ
ンタ部分は、そこから上記のスプライト制御部分によっ
て作られるより高度の特殊効果を行うために、スプライ
ト入力に関連する制御語の走査線制御テーブル94の予
め定めた部分にアクセスするために使用される。最後
に、フィールド・イネーブル制御部分は、スプライト・
リスト・テーブル90内の現在アクセスが行われている
スプライト入力に対して、テレビジョン受像機の画面上
に必要な「曇りガラス」(透明な重畳)効果を与えるた
めに使用される。他のスプライト#2から#Nまでの各
入力に対しても、類似の部分が図示されている。さら
に、スプライト・リスト・テーブル90内のスプライト
は、好適には優先順位の昇順に表示することが好まし
い。この場合、例えば、スプライト#1入力は、最も低
い優先度を持ち、スプライト#N入力は、最も高い優先
度を有している。上記のような優先順位になっているの
で、テレビジョン受像機の画面上の重なり合っている部
分内に二つのスプライトまたは一つのスプライトおよび
生のビデオが位置している場合には、より高い優先度を
有しているスプライトは、より低い優先度を有している
スプライトのピクセルの上に上書きされるか、交換され
るか、またはその順位が上になる。
【0043】スプライト・データ・テーブル92は、ス
プライト・リスト・テーブル90の各スプライト入力に
対する各水平走査線の各ピクセルに対する純粋なデータ
を含んでいるデータ語からなっている。すなわち、スプ
ライト・リスト・テーブル90内のスプライト入力がア
クセスされると、スプライト・データ・ポインタ部分
は、そのスプライト入力に対するスプライト・データ語
(例えば、スプライトCデータ語へのスプライトAデー
タ語)が、グラフィックス・メモリ38のスプライト・
データ・テーブル92内に記憶されているスプライト・
データ・テーブル92にアクセスを転送する。これらの
スプライト・データ語は、スプライト内の走査線の数字
による番号を含んでいないことを理解されたい。何故な
ら、スプライトの大きさ、そのスプライトのテレビジョ
ン受像機の画面上の位置等は、スプライト・リスト入力
のスプライト制御部分内に位置しているからである。ス
プライト・リスト・テーブル90およびスプライト・デ
ータ・テーブル92は、協同して動作し、最初スプライ
ト・リスト・テーブル90にアクセスし、その後スプラ
イト・データ・ポインタ部分の制御の下で、ビデオ処理
回路46にスプライト・データ語によって記述された方
法で、スプライトを描くように命令するデータを検索す
るために、スプライト・データ・テーブル92にアクセ
スする。
【0044】グラフィックス・メモリ38の走査線制御
テーブル94は、予め定めた長さのサブテーブルを含ん
でいる任意に使用されるテーブルである。(図には、N
個の制御語を含んでいる一つのサブテーブルが示されて
いる。)上記の場合、各サブテーブルはスプライトの各
走査線用の個々の走査線制御語からなっている。走査線
制御テーブル94内の走査線制御語は、そのスプライト
の走査線に対する独立した制御を提供する。より詳細に
説明すると、すでに説明したように、スプライト・リス
ト・テーブル90内の各スプライト入力のスプライト制
御部分は、同じ方法でスプライトの各走査線に影響を与
える。それとは対照的に、スプライト入力用の走査線制
御テーブル94内のサブテーブル内の走査線制御語は、
スプライト・リスト・テーブル90の走査線テーブル・
ポインタ部分によってポイントされているように、その
スプライトの各水平走査線に対する独立した制御を提供
する。例えば、スプライト#1入力に対するスプライト
制御部分は、スプライト#1の映像は、テレビジョン受
像機の画面上の一つの位置XおよびYに10本の走査線
を含んでいるが、一定のオフセットのような特殊効果は
含んでいないことを示していると仮定する。
【0045】スプライト#1映像の10本の走査線のそ
れぞれに対するピクセル・データは、スプライト#1入
力のスプライト・データ・ポインタ部分によって表示さ
れているアドレスから始まるスプライト・データ.テー
ブル92内に含まれている。スプライト#1の10本の
走査線の一本またはそれ以上の任意の走査線に対して使
用されるかも知れない特殊効果は、スプライト#1入力
の走査線テーブル・ポインタ部分によって表示されてい
るアドレスから始まる走査線制御テーブル94内の走査
線制御語のいくつかの中に含まれている。すなわち、ス
プライト#1の映像の縁部は、テレビジョン受像機の画
面上の直線内に整合している場合がある。しかし、走査
線制御テーブル94の走査線制御語を使用することによ
り、スプライト#1入力の各走査線は、例えば、予め定
めた方法で映像をワープさせるために異なるオフセット
を持つことができる。例えば、スプライト映像を、走査
線制御テーブル94内の関連する走査線制御語を使用し
て、三次元に描かれた円柱の外側の表面に表示されるよ
うにワープさせることができる。
【0046】図10、図11、図12、図13、図14
および図15は、本発明の第一の実施例の走査線制御テ
ーブル94の走査線制御語を使用してできることのいく
つかの例である。より詳細に説明すると、図10にスプ
ライト・リスト・テーブル90のスプライト制御および
スプライト・データ・テーブル92内のスプライト入力
に関連するスプライト・データによって定義されるスプ
ライト映像を示す。この映像には、走査線制御テーブル
94内のサブテーブルにより導入することができる任意
の高度の特殊効果は行われていない。図11および図1
2は、各走査線上の水平オフセットを変化させて、疑似
三次元効果を作り出すためには、図10のスプライト映
像を、どのようにかえることができるかを示す。例え
ば、図11および図12においては、図10のスプライ
トの各走査線は、それぞれ走査線制御テーブル94の第
一および第二のサブテーブルの走査線制御語内に指定さ
れている別々の数値によってオフセットされている。
【0047】図13は、図10のスプライト映像上の水
平拡大走査線制御による高度のワープの実行の一例を示
す。より詳細に説明すると、スプライト・リスト・テー
ブル90のスプライト入力のテーブル・ポインタによっ
てポイントされている、走査線制御テーブル94の走査
線制御語は、スプライトの各走査線に対する、スプライ
トの各縁部についてのワープまたはオフセットの数値、
およびスプライトの各走査線に対して使用される拡大の
数値を指定する。
【0048】図14および図15は、スプライトの各走
査線上の水平走査線のミラー映像を変化させた場合の高
度の特殊効果の一例を示す。より詳細に説明すると、図
14は、スプライト・リスト・テーブル90およびスプ
ライト・データ・テーブル92の関連スプライト入力に
よって指定することができるスプライト映像を示す。図
15は、図14のスプライト映像の下半分のミラー映像
を作り出すために、スプライト映像の上半分だけの水平
走査線のオフセットを変更することにより、走査線制御
テーブル94のサブテーブルが、図14のスプライト映
像をどのように変えることができるかを示す。走査線制
御テーブル94のサブテーブルによって行うことができ
る他の高度の特殊効果としては、例えば、(a)4ビッ
ト・スプライト内の256色に対するカラー・パレット
・バンクの変更、(b)スプライト映像の選択的走査線
を消去するための鮮明度制御の変更、(c)スプライト
映像の形の周囲に選択的クリッピングを行うための水平
クリッピングの制限の変更がある。走査線制御テーブル
94を使用することによって得られる利点は、特定のサ
ブテーブルによって作りだした高度の特殊効果を、スプ
ライト・リスト・テーブル90内の多くのスプライト入
力によって、使用できるということである。
【0049】この利点によって、従来技術の場合の、サ
ブテーブルの各スプライト入力への組み込みと比較する
と、メモリ・スペースをセーブできる。さらに、同じス
プライト映像に対するデータを、スプライト・リスト・
テーブル90の複数のスプライト入力内で使用すること
ができる。この場合、複数の各スプライト入力は、走査
線制御テーブル94の異なるサブテーブルを入力するた
めに、その走査線テーブル・ポインタ部分を使用する。
異なる走査線制御サブテーブルに関連する上記の複数の
同じスプライト入力は、異なる高度の特殊効果を持って
いる同じスプライト映像が、テレビジョン受像機の画面
上の異なる位置に写し出される場合に使用される。
【0050】図9に戻って説明すると、スパン・リスト
・テーブル96は、スプライト・リスト・テーブル90
内の多数の入力を処理する際の時間を節約するために使
用されるオプションとしてのテーブルである。従来技術
のシステムの場合には、スプライト・リスト・テーブル
90内の各スプライト入力は、そのピクセルが、そのス
プライトに対して指定された表示画面上の大きさおよび
XおよびY位置を使用して、水平走査線に対して組み立
てられているピクセル内に存在するかどうかを判断する
ために、シーケンシャルに入力される。その結果、例え
ば、ゲームをプレイするための従来技術によるシステム
は、表示画面上に上記の水平走査線を表示するために必
要な時間内に、各走査線に対してピクセルを組立てるた
めに、数個のスプライト(例えば、N=8または16ス
プライト)しか使用することができなかった。
【0051】本発明の加入者ケーブル・ボックス装置1
0の場合には、オプションとしてのスパン・リスト・テ
ーブル96が存在しなくても、メモリ制御装置およびス
プライト状態マシン42が、通常、N個のスプライト入
力の内のどれが、アセンブル中の水平走査線の各ピクセ
ル内に存在しているかを知るためのグラフィックス・メ
モリ38のスプライト・リスト・テーブル90内に含ま
れている複数のN個の各入力にアクセスする。スプライ
ト・リスト・テーブル90のN個の各入力にアクセスす
る際に、メモリ制御装置およびスプライト状態マシン4
2は、スプライト・データテーブル92およびオプショ
ンとしての走査線制御テーブル94からデータを入手
し、ピクセル・アセンブリ・バッファ52内で組み立て
られている各水平走査線用のピクセル・データを作るた
めに各スプライトに対して必要な処理を行う。しかし、
メモリ制御装置およびスプライト状態マシン42が、例
えば、96の異なるスプライト入力にアクセスし、処理
しなければならない場合には、96のスプライトを処理
するのに必要な時間は、ピクセル・アセンブリ・バッフ
ァ52内のピクセル・データの各水平走査線を組み立て
るのに使用することができる時間を越えてしまうだろ
う。スパン・リスト・テーブル96を使用すれば、この
問題は解決する。
【0052】オプションとしてのスパン・リスト・テー
ブル96を使用すれば、メモリ制御装置およびスプライ
ト状態マシン42内の少なくとも一台のレジスタ(図示
せず)が、スパン・リスト・テーブル96が存在するこ
とを表示し、スパン・リスト・テーブル96が存在する
とき、各スプライト・リスト入力に対する一定の整数値
であるスプライト・リスト入力毎の多数の語(NW)の
数(整数値)を含む「#スプライト入力語」と指定され
ている部分を含んでいる、スパン・リスト・テーブル9
6を正しく使用するために、メモリ制御装置およびスプ
ライト状態マシン42にとって必要なすべてのデータを
供給する。より詳細に説明すると、スプライト・リスト
・テーブル90内の各スプライト入力は、(1)スプラ
イト・データ・ポインタ、(2)スプライト制御、
(3)オプションとしての走査線・テーブル・ポインタ
語、(4)オプションとしてのスプライト制御用のオプ
ションとしての語、(5)オプションとしてのフィール
ド・イネーブル制御語に対する語を含むことができる。
それ故、理論の上では、スプライト・リスト・テーブル
90の各スプスプライト入力は2−5の語を含むことが
できる。スパン・リスト・テーブル96が使用されると
き、スプライト・リスト90の各スプライト入力は、各
スプライト入力に対して、通常必要なオプションとして
の語が何であれ、同じ数の語(例えば、5語)を含んで
いる。各スプライト入力内のスプライト入力語の数を表
示するレジスタの目的は、水平走査線のピクセルを組み
立てるとき、スプライト・リスト・テーブル90のスプ
ライト入力のいくつかにだけに対するアクセスを簡単に
することである。
【0053】スパン・リスト・テーブル96は、スプラ
イト・リスト・テーブル90内に含まれているN個のス
プライトのどれが、各走査線内に存在しているかを示し
ている、一語のスパン・リスト制御語または一群のスパ
ン・リスト制御語からなっている。スパン・リスト・テ
ーブル96は、主として、ピクセル・アセンブリ・バッ
ファ52内の各水平走査線に対するピクセル・データを
組み立てる場合の処理時間を短くするために多くのスプ
ライト(例えば、N=96スプライト)が存在する場合
に使用されることを理解されたい。スパン・リスト・テ
ーブル96内の語の数は、下記の式で決まる。 スパン・リスト語の数=(NS/32)*(NH/NL) 式2
【0054】上記の式中、NSはディスプレイ画面上の
全スプライトの数であり、NHはディスプレイ画面内の
走査線の数であり、NLは一語のスパン・リスト語に対
するテレビジョン受像機の画面上の走査線の数であり、
32はスパン・リスト・テーブル96の各語内で使用す
ることができるビットの例示としての数である。NHお
よびNLの数値は、プログラムすることができる数であ
り、NLは、例えば、2、4、8、16、32、64ま
たは128のような数値を持つことができる。より詳細
に説明すると、標準NTSCテレビジョン画面の二つの
フィールド内には、電気的には、525本のビデオ水平
走査線があるが、使用するテレビジョン受像機によって
も違うが、通常見えるのは約440−500本の走査線
だけである。96のスプライトが表示される画面の表示
領域の任意に予め定めた数の部分に対する走査線の数
は、0−500本の範囲で変化する。この場合、各部分
が等しい数(NL)の走査線を有している。
【0055】図16に、一点鎖線によって四つの等しい
部分110、111、112および113に分割された
ビデオ表示画面を示す。この図の場合、本発明の第二の
実施例に従って、各部分は一つのスパン・リスト語当た
り例示としての32本の走査線(NL)を持っている。
それ故、例示としての96のスプライトを表示するため
に使用されるビデオ表示画面全体の領域は、128本の
水平走査線(32本の走査線をもっていいる部分が四
つ)をカバーする。さらに、複数のスプライト映像を示
す。この場合、種々のスプライト映像の内の予め定めた
ものを101、102、104、106、108および
109で表す。これらのスプライト映像は、以下に説明
する目的のために、それぞれスプライト・リスト・テー
ブル90内のスプライト入力1、2、4、6、8および
9を表す。式(2)で示すように、スパン・リスト語の
数は、(96のスプライトを32で割ったもの)に(表
示画面内の128本の走査線(NH)を、スパン・リス
ト語当たりの32本の走査線(NL)によって割ったも
の)を掛けたものに等しい。すなわち、全部で3*4=
12スパン・リスト語になる。より詳細に説明すると、
最初の三つのスパン・リスト語は、ビデオ表示画面領域
のセクション110に関連していて、次の三つのスパン
・リスト語は、セクション111に関連していて、次の
三つのスパン・リスト語は、セクション112に関連し
ていて、最後の三つのスパン・リスト語は、全部で12
のスパン・リスト語に対するセクション113に関連し
ている。
【0056】表示画面領域のセクション110内に示す
ように、スプライト・リスト・テーブル90の1、2、
4、および6のスプライト入力だけが、図9に示すピク
セル・アセンブリ・バッファ52内で組み立てられてい
る表示画面の32本の走査線の任意の走査線上に存在し
ている。それ故、セクション110に関連しているスパ
ン・リスト・テーブル96内の最初の32ビット語は、
以下に示すような32ビットを持っている。 0000000000000000000000000
0101011 この場合、右端のビットは、スプライト#1入力に関連
していて、左端のビットは、グラフィックス・メモリ3
8のスパン・リスト・テーブル90内のスプライト#3
2入力に関連している。さらに、スパン・リスト語内の
「複数個の1」は、セクション110内において、スプ
ライト1、2、4および6が能動状態であることを示
す。スプライト33−96に対するセクション110に
関連している、スパン・リスト・テーブル96内の残り
の第二および第三の語は、それぞれ32個の零(0)を
含んでいる。何故なら、スプライト・リスト・テーブル
90内のこれらスプライト入力のどれも能動状態ではな
いし、部分110内に含まれていないからである。部分
111−113に関連している他の9のスパン・リスト
語は、同じ方法で、能動状態のスプライトに対して符号
化されるか、またはこれら各セクション内に収容され
る。
【0057】動作中、図9のメモリ制御装置およびスプ
ライト状態マシン42は、その内部の一つまたはそれ以
上のレジスタから、スパン・リスト・テーブル96が存
在することを判断し、またその内部に記憶され、スパン
・リスト・テーブル96と一緒に使用するために必要な
データ(NS、NHおよびNL値、表示領域用のスター
ト走査線、およびスプライトの数)を入手し、上記の式
(2)に従って、表示領域の各部分に必要なスパン・リ
スト語の数を決定する。ビデオ・ディスプレイの525
本の走査線に対するピクセル・データを組み立てる際
に、メモリ制御装置およびスプライト状態マシン42
が、スパン・リスト表示領域に対するスタート走査線に
到着した場合には、メモリ制御装置およびスプライト状
態マシン42は、最初にスパン・リスト表示領域の一番
上の部分(例えば、セクション110)に関連するスパ
ン・リスト語(例えば、最初の三つの語)にアクセスす
る。スパン・リスト・テーブル96のこれらの最初の三
つの語から、メモリ制御装置およびスプライト状態マシ
ン42は、セクション110ではスプライト入力1、
2,4および6だけが能動状態にあると判断する。
【0058】その後、メモリ制御装置およびスプライト
状態マシン42は、最初にセクション110の第一の水
平走査線の各ピクセルを組み合わせているスプライト・
リスト・テーブル90内のスプライト入力#1にアクセ
スし、それからスプライト入力#2、#4および#6に
順次アクセスする。「#スプライト入力語」と表示され
ているレジスタのこの部分は、次の能動状態のスプライ
ト入力が、スプライト・リスト・テーブル90の何処に
あるかを計算するために、何個の語(NW)がメモリ制
御装置およびスプライト状態マシン42によって使用さ
れるかを表示する。より詳細に説明すると、各スプライ
ト入力が、その中に5語を持っている場合には、NW=
5である。このことは、スプライト入力1、2、4およ
び6のスタート部分は、それぞれスプライト・リスト・
テーブル90内の記憶場所1、6、16および26にあ
るということを示している。何故なら、メモリ制御装置
およびスプライト状態マシン42は、スプライト入力#
1、#2、#4および#6にそれぞれ関連している五つ
の語を入手するためには、場所1、6、16および26
にシーケンシャルにジャンプするからである。こうする
ことにより、各スプライト入力内にいくつの語が含まれ
ているのかを知るために、96のスプライト入力全体を
調べるのに必要な時間を節約でき、メモリ制御装置およ
びスプライト状態マシン42は、能動状態にあるスプラ
イトに関する必要な情報へ容易にジャンプし、各部分1
10−113に対する能動状態にないスプライトをスキ
ップすることができる。
【0059】メモリ制御装置およびスプライト状態マシ
ン42は、一つの部分(例えば、セクション110)の
各走査線に対して同じ一つまたはそれ以上のスパン・リ
スト語を使用していることを理解されたい。何故なら、
同じスプライトが、その部分の各走査線内で能動状態に
あるからである。メモリ制御装置およびスプライト状態
マシン42は、スパン・リスト語でカバーされる表示領
域の他の各部分(例えば、セクション111−113)
に対して、同じ方法で動作する。さらに、一つの大きな
スプライトを、一つまたはそれ以上のセクション内に収
容することができる。例えば、スプライト入力#2およ
び#8に対する図13のスプライト映像102および1
08を、それぞれ各セクション110−111および1
12−113内に収容することができる。その結果、各
セクション110および111に対する個々の第一のス
パン・リスト語は、スプライト入力#2に対して指定さ
れた位置に「1」を含んでいる。図16にも示すよう
に、スプライト108および109に対するスプライト
映像は、部分的に重畳していて、スプライト109がス
プライト108より高い優先順位を持っているので、ス
プライト109に関連するピクセルは、重畳した領域内
のスプライト108に対するピクセルの上に重ね書きさ
れる。
【0060】図1に示す本発明の加入者ケーブル・ボッ
クス装置10を使用すれば、約100の小さなスプライ
トを、スパン・リスト・テーブル96を使用しないで、
スプライト・リスト・テーブル90内に収容することが
できることが分かった。スパン・リスト・テーブル96
内に記憶されているデータを使用することによって、さ
らに多くの小さなスプライト(例えば、約3,000)
を、テレビジョン受像機の画面上に表示するために、ス
プライト・リスト・テーブル90内に収容できることも
分かった。さらに、スプライト・リスト・テーブル90
およびテーブル92、94および96のN個の各スプラ
イト入力の一部のそれぞれに記憶されている情報が、ビ
デオ処理回路46の第一の部分の一部を形成しているメ
モリ制御装置およびスプライト状態マシン42を通し
て、遠隔CPU36(図1だけに示す)から、グラフィ
ックス・メモリ38に入力される。この情報は、CPU
36により何時でも更新することができる。
【0061】スプライト・リスト・テーブル90内の各
スプライト入力のフィールド・イネーブル制御部分は、
二つのスプライトまたは生のビデオ上の一つのスプライ
トによる「曇りガラス」(透明重畳)効果を行うための
制御に関連している。より詳細に説明すると、「曇りガ
ラス」効果は、二つスプライトの重畳している領域、ま
たは生のビデオ上に重畳している一つのスプライトであ
ると定義される。この場合、第一のスプライトは、テレ
ビジョン受像機の画面上の一つ画像の第一のフィールド
の走査線(例えば、偶数の走査線)上に表示され、第二
のスプライトまたは生のビデオは、テレビジョン受像機
の画面上の一つ画像の第二のフィールドの走査線(例え
ば、奇数の走査線)上に表示される。このような効果に
より、グラフィックス・メモリ38内にスプライト入力
として記憶されている生のテレビジョン信号のフレーム
の捕捉したスナップショット、または実際の生のビデオ
のようなその後ろの第二のスプライトの映像を見なが
ら、第一のスプライトの映像を見ることができる。その
後、二次元コンボルバ68が、二つのスプライトの間で
「曇りガラス」効果を発生させるために、組み立てた映
像を処理する。従来技術によるシステムは、二つの映像
を計算により結合するために、主としてソフトウエアを
使用している。
【0062】本発明によれば、スプライト入力のフィー
ルド・イネーブル制御部分は、そのスプライトに指定さ
れた表示画面の領域の偶数または奇数の走査線内だけに
このスプライトを表示するように指定する。スプライト
・リスト・テーブル90のスプライト入力に対するディ
スプレイの各水平走査線内で、ピクセル・データを組み
立てるとき、フィールド・イネーブル制御部分は、表示
画面上の指定された領域で、上記のスプライトが水平走
査線上に存在するかどうかを表示する。これは二つのフ
ィールドの一方内だけに、グラフィックまたはスプライ
トを挿入または表示するための簡単で安価な方法であ
る。
【0063】図17に、本発明の第三の実施例に従っ
て、その中で第一のスプライト(スプライト#1)およ
び第二のスプライト(スプライト#2)が、(一点鎖線
の四角い枠内に示す)画面のピクセル領域121内で飛
び越し走査される、テレビジョン受像機画面の例示とし
ての走査線1−13のセクションを示す。より詳細に説
明すると、スプライト入力#2は、グラフィックス・メ
モリ38のスプライト・リスト・テーブル90内のその
スプライト制御により、走査線2−7により形成される
ピクセル領域121内に収まるように指定される。また
スプライト入力#2は、ピクセル領域121内のフレー
ムの第一のフィールドの一部を形成している偶数番号の
走査線2、4および6内に挿入または収容されるように
なっている。さらに、スプライト入力#1は、セクショ
ン120の走査線1−13によってカバーされる領域す
べてを占有するように指定される。何故なら、スプライ
ト入力#1は、スプライト入力#2より低い優先順位を
持っているので、スプライト入力#1は、走査線1−1
3の残りの領域のすべてと共に、セクション121内の
奇数番号の走査線3、5および7を占有するからであ
る。
【0064】図9に戻って説明すると、メモリ制御装置
およびスプライト状態マシン42が、「曇りガラス」効
果を行うためには、どのフィールドが現在テレビジョン
受像機の画面上に表示されているかを知る必要がある。
現在のビデオ・フィールドを表示しているこの情報は、
通常加入者ケーブル・ボックス装置10のY、U、V回
路44(図1に示す)への合成装置に位置している遠隔
ビデオ同期回路(図示せず)によって送信され、受信し
た生のビデオ信号ストリームから入手される、1および
0を表す2ビット・フィールド信号(フィールド<1:
0>)によって、メモリ制御装置およびスプライト状態
マシン42に送られる。この2ビット・フィールド信号
は、基本的には連続している実行クロック信号である。
【0065】メモリ制御装置およびスプライト状態マシ
ン42は、またどのフィールドがスプライト用として記
憶されている二つのフレームをイネーブルするのかを示
している関連スプライト・リスト入力から4ビットのフ
ィールド・イネーブル信号を読み取る。フィールド・イ
ネーブル信号に対して何故4ビットが必要なのかを理解
するために、二つのフレームの四つのフィールド内で、
カラー画像のカラー対する全情報が送信されることを理
解されたい。この場合、各フレームは二つのフィールド
を有している。さらに、二つのフレームを使用しても、
カラー画像を表示するのに何の支障もない。しかし、二
つのフレームを使用すると、飛び越し走査テレビジョン
受像機の画面上に人工的な障害(例えば、ちらつき等)
の問題が起きてくる。より詳細に説明すると、NTSC
カラー・ビデオ信号の場合には、(a)画像の各水平走
査線内で227.5のカラー・バーストが送られ、
(b)フレームの二つのフィールドのそれぞれに対して
262.5のカラー・バーストが送られ、(c)二つの
フィールドからなる一つのフレーム内で525の走査線
が走る。一本の走査線内で227,5のカラー・バース
トが起こるので、フィールド0の走査線0の上で起こる
カラー・バーストは、ある点において正の方向に向か
い、フィールド0の次の走査線(走査線2)上において
は、カラー・バーストは、ある点では負の方向へ向か
う。
【0066】何故なら、各走査線は、全カラー・バース
トのシーケンスではなく、全カラー・バーストと半分の
カラー・バーストのシーケンスを含んでいるからであ
る。さらに、フレーム内の走査線の数は、奇数(52
5)であるので、次の(第二の)フレームのフィールド
0の第一の走査線(走査線0)内のカラー・バースト
は、負の方向に向かい、直前のフレームのフィールド0
の走査線0の方向とは反対の方向になる。それ故、フレ
ームのフィールド0の走査線0内のカラー・バーストを
正の方向に向かわせるには、フレームの一つ置きに反復
パターンが起こることになる。カラー画像の全体は第一
のフレームの後に含まれているが、人工的障害(例え
ば、ちらつき等)の反復パターンは四つのフレーム・サ
イクルの副産物であることを理解されたい。これは、白
黒テレビジョン信号と互換性を有しているカラー・テレ
ビジョン信号を送信するためのNTSC標準を作成する
際に、すでに行われた妥協の結果である。
【0067】生テレビジョン画像のスナップショット
を、スプライト・リスト・テーブル90内のスプライト
入力として、グラフィックス・メモリ38に記憶させた
場合には、テレビジョン受像機の画面上の画像をシーケ
ンシャルに再表示するには、二つのフィールドからなる
一つのフレーム記憶させるだけで十分である。メモリ制
御装置およびスプライト状態マシン42は、4ビットの
フィールド・イネーブル制御を、4ビットの符号に従っ
て、アクセスするスプライトが、あるフレームまたはフ
ィールド内にあることを示すために使用する。例えば、
フィールド・イネーブル信号の3番目のビットが「1」
である場合には、関連スプライトを、フレーム1内でイ
ネーブルしなければならないことを示しているし、フィ
ールド・イネーブル信号の二番目のビットが「1」であ
る場合には、関連するスプライトをフレーム0内でイネ
ーブルしなければならないことを示している。同様に、
フィールド・イネーブル信号の1番目のビットが「1」
である場合には、関連スプライトを、フィールド1内で
イネーブルしなければならないことを示しているし、フ
ィールド・イネーブル信号の0番目のビットが「1」で
ある場合には、関連するスプライトをフィールド0内で
イネーブルしなければならないことを示している。それ
故、三番目と二番目のビットは、ダブル・フレームのバ
ッファされたスプライト用に使用され、一番目および0
番目のビットは、スプライトが一つのフィールド内だけ
で見られる場合の「曇りガラス」効果を作りだすために
使用されるか、またはスプライトを両方のフィールドで
見ることができる場合のダブル・フレームのバッファさ
れたスプライト用に使用される。
【0068】メモリ制御装置およびスプライト状態マシ
ン42は、スプライトを、その必要とする水平走査線の
位置に表示するために、二つのフレーム内の四つの一意
のフィールドのどれが現在オンになっているのかを判断
するために、また正しい方向を向いたカラー・バースト
を供給するために、遠隔処理回路(図示せず)によっ
て、テレビジョン受像機の画面上に表示されるNTSC
画像に再変調するために、フィールド信号とフィールド
・イネーブル信号とを比較する。より詳細に説明する
と、フィールド信号とフィールド・イネーブル信号から
決定した四つのフィールドに関する情報は、どのスプラ
イト・データを(図2に示す)二重走査線バッファ5
3、54および55の各ピクセル位置に置くかを決定す
るために、ピクセル・アセンブリ・バッファ52内での
二重走査線緩衝用に使用される。フィールド信号をフィ
ールド・イネーブル信号と比較した結果、フィールドが
一致していることが分かった場合には、スプライト・デ
ータが、グラフィックス・メモリ38内のスプライト入
力テーブル90、スプライト・データ・テーブル92お
よび走査線制御テーブル94から読み出され、ピクセル
・アセンブリ・バッファ52内の二重走査線バッファ5
3−55が、あるフィールドまたはフレーム中に正しく
ロードされる。スプライト・リスト・テーブル90内の
スプライト入力のデータを、ピクセル・アセンブリ・バ
ッファ52にロードするために、どのフィールドおよび
/またはフレームが望ましいかを表示する必要がある場
合には、メモリ制御装置およびスプライト状態マシン4
2内のレジスタ(図示せず)は、バス48を通してCP
U36により更新される。
【0069】本発明の場合には、NTSCビデオ信号の
水平走査線内の反復パターンを決定するために、簡単な
制御語またはビットのグループおよびおよびフィールド
信号とフィールド・イネーブル信号を比較するコンパレ
ータを使用することにより、飛び越し表示上に「曇りガ
ラス」効果を形成することができる。この点が、すべて
の同じ機能を通常強力で比較的高価なソフトウエア・プ
ロセッサを必要とするソフトウエア内で、大量のプログ
ラムによって実行するある種の従来技術システムと違う
点である。このような従来技術のシステム内において
は、プロセッサ(例えば、図1のCPU36)が、比較
的高価なCPU36を必要とする画像を構成する役目を
果たす。プロセッサが故障すると、画像の組立は停止す
る。本発明の加入者ケーブル・ボックス装置10の一つ
の利点は、CPU36が故障した場合、表示中の画像の
すべての動きが停止することである。何故なら、CPU
36は何を動かすべきかについての情報を供給していな
いからである。しかし、画像はそれ自身独立した存在で
ある。より詳細に説明すると、グラフィックス・メモリ
38が故障しない限り、図2、図3および図9に示すビ
デオおよびメモリ制御回路40のビデオ・グラフィック
ス部分は、グラフィックス・メモリ38内のデータから
画像を構成することができる。
【0070】今まで説明したきた本発明の特定の実施例
は、本発明に一般原理の単に例示としてのものであるこ
とを理解されたい。当業者なら、記載した原理を使用し
て種々の修正を行うことができるだろう。例えば、上記
の説明では、本発明は加入者ケーブル・ボックス装置1
0を使用しているが、本発明は、例えば、テレビジョン
信号が送信される前に、制作編集局で使用することがで
きることを理解されたい。すなわち、本発明は、テレビ
ジョンの制作の際に、後でテレビジョン信号を遠隔の加
入者の場所で操作するのではなく、テレビジョン信号が
送信される前に、最初の作品を制作するために使用する
ことができる。本発明の装置を使用した場合、加入者の
ところでの最初のまたはその後の制作中に編集が行われ
る、行われないにかかわらず、テレビジョン受像機上に
表示されている画像の品質および解像度が変化しないの
で、このようなことが可能なのである。それ故、編集が
加入者の飛び越し走査テレビジョン受像機または加入者
の場所で放映中の作品の制作の前に行われた場合、編集
前のテレビジョンの作品の品質または解像度の方が、編
集後の画質または解像度より良くてもそれは問題になら
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の加入者ケーブル・ボックス装置のブロ
ック図である。
【図2】本発明の図1の加入者ケーブル・ボックス装置
内のビデオ処理回路の第一の部分のブロック図である。
【図3】本発明の図1の加入者ケーブル・ボックス装置
内のビデオ処理回路の第二の部分のブロック図である。
【図4】本発明の図3のビデオ処理回路の第一の部分の
一部を形成しているピクセル・アセンブリ・バッファの
動作を示す。
【図5】本発明の図3のビデオ処理回路の第一の部分の
一部を形成しているピクセル・アセンブリ・バッファの
動作を示す。
【図6】本発明の図3のビデオ処理回路の第一の部分の
一部を形成しているピクセル・アセンブリ・バッファの
動作を示す。
【図7】図3のビデオ処理回路の第二の部分の一部を形
成している例示としてのマルチプレクサ/フェーダのブ
ロック図である。
【図8】図3のビデオ処理回路の第二の部分の一部を形
成しているコンボルバの例示としての配置のブロック図
である。
【図9】テーブルおよび本発明の図2のビデオ処理回路
の第一の部分からなるグラフィックス・メモリのブロッ
ク図である。
【図10】本発明の第一の実施例の図9に示すグラフィ
ックス・メモリのテーブルを使用して達成することがで
きる構成の1を示す。
【図11】本発明の第一の実施例の図9に示すグラフィ
ックス・メモリのテーブルを使用して達成することがで
きる構成の2を示す。
【図12】本発明の第一の実施例の図9に示すグラフィ
ックス・メモリのテーブルを使用して達成することがで
きる構成の3を示す。
【図13】本発明の第一の実施例の図9に示すグラフィ
ックス・メモリのテーブルを使用して達成することがで
きる構成の4を示す。
【図14】本発明の第一の実施例の図9に示すグラフィ
ックス・メモリのテーブルを使用して達成することがで
きる構成の5を示す。
【図15】本発明の第一の実施例の図9に示すグラフィ
ックス・メモリのテーブルを使用して達成することがで
きる構成の6を示す。
【図16】本発明の第二の実施例の図9に示すグラフィ
ックス・メモリ内のスパン・リスト・テーブルを使用し
ているディスプレイ画面の例示としての図である。
【図17】本発明の第三の実施例の画面の一部内で、第
一および第二のスプライトがインタリーブしている飛び
越し走査テレビジョン受像機の例示としての一部分であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/265 9365−5H G06F 15/72 A (72)発明者 リチャード エス.アマノ アメリカ合衆国.85260 アリゾナ,スコ ッツデイル,イースト ウッド ドライヴ 9409

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 標準テレビジョン受像機上に表示するた
    めに、ビデオ信号とグラフィックス信号との混合信号を
    処理する装置であって、 テレビジョン受像機上に表示するため、また各リスト内
    の制御語内の一つまたはそれ以上のグラフィックスに関
    する一般情報を記憶するために、予め定めた順序で一つ
    またはそれ以上のグラフィックスをリストに作成するた
    めのスプライト・リスト・テーブルと;一つまたはそれ
    以上の各グラフィックスに対するスプライト・データ・
    テーブル内の水平走査線を、一つまたはそれ以上の各グ
    ラフィックスに対するスプライト・リスト・テーブルの
    リスト内の一つの制御語によってアクセスする場合に、
    一つまたはそれ以上の各グラフィックスの水平走査線に
    対するピクセル・データを記憶するためのスプライト・
    データ・テーブルと、 一つまたはそれ以上のグラフィックス中の予め定めた各
    グラフィックスに対して、予め定めた特殊効果を行うた
    めに、スプライト・データ・テーブルから入手した各水
    平走査線内に、ピクセル・データを選択的に再配置する
    ため、独立した制御を行うために、スプライト・リスト
    ・テーブルの一つまたはそれ以上のグラフィックスの予
    め定めたグラフィックスのリスト中の一つの制御語によ
    ってアクセスされる複数の制御語を比較するための走査
    線制御テーブルと、 テレビジョン受像機の画面上の水平走査線内の予め定め
    た位置に、一つまたはそれ以上の各グラフィックスを組
    立また表示するために、予め定めた順序でグラフィック
    ス・メモリのテーブルをアクセスするためのメモリ制御
    装置およびスプライト状態マシンとを含む、グラフィッ
    クス・メモリを含む装置。
  2. 【請求項2】 グラフィックス・メモリが、テレビジョ
    ン受像機の画面の予め定めた独立している複数の各セク
    ションを形成している、予め定めた数の水平走査線に対
    する少なくとも一つのスパン・リスト制御語を含むスパ
    ン・リスト・テーブルと、スプライト・リスト・テーブ
    ルの複数のN個のグラフィックス・リストの内のどれが
    能動状態にあり、予め定めた関連セクションに表示され
    るかを指定する一つまたはそれ以上のスパン・リスト制
    御語をさらに含み、 テレビジョン受像機の画面の予め定めたセクションを構
    成する場合に、メモリ制御装置およびスプライト状態マ
    シンが、最初にスパン・リスト・テーブルの少なくとも
    一つのスパン・リスト制御語にアクセスし、その後で、
    能動状態にあり、少なくとも一つのスパン・リスト語内
    に含まれているスプライト・リスト・テーブルのグラフ
    ィック・リストだけをアクセスする請求項1に記載の装
    置。
  3. 【請求項3】 スパン・リスト・テーブルのスパン・リ
    スト語の全数が、(NS/X)*(NH/NL)で表さ
    れ、式中、NSがテレビジョン受像機の画面上に表示さ
    れているグラフィックスの全数であり、Xが各スパン・
    リスト制御語内で使用することができるビット数であ
    り、NHがテレビジョン受像機の画面の予め定めた複数
    の独立しているセクション全体中の水平走査線の数であ
    り、NLがテレビジョン受像機の画面の予め定めた各セ
    クション内の一つのスパン・リスト制御語当たりの水平
    走査線の数である請求項2に記載の装置。
  4. 【請求項4】 レジスタがグラフィック・リスト内の制
    御語の数を指定し、各グラフィック・リストが同数の全
    制御語を含んでいる請求項2に記載の装置。
  5. 【請求項5】 メモリ制御装置およびスプライト状態マ
    シンが、二つのフィールドの内の一方のフィールドだけ
    の水平走査線に対するスプライト・リスト・テーブル中
    にリストの形で記載されている第一の予め定めたグラフ
    ィックと、二つのフィールドの他方のフィールドの水平
    走査線に対するスプライト・リスト・テーブルまたは生
    のテレビジョン信号内にリストの形で記載されている第
    二の予め定めたグラフィックにアクセスし、組立を行う
    ために、ビデオ画像の二つのフィールドからなるフレー
    ムのどちらのフィールドが、テレビジョン受像機の画面
    上に現在表示されているかを示すスプライト・リスト・
    テーブルからのフィールド・イネーブル信号に応答する
    請求項1に記載の装置。
  6. 【請求項6】 スプライト・リスト作成・テーブルおよ
    び走査線制御テーブルの予め定めた制御語に従って、各
    水平走査線に対する各ピクセル・データに対して、選択
    的なアドレスを生成するために、スプライト・リスト・
    テーブル中の各グラフィック・リストに対するスプライ
    ト・データ・テーブルおよび走査線制御テーブルからの
    各水平走査線に対するメモリ制御装置およびスプライト
    状態マシンによってアクセスされたピクセル・データに
    応答するデータ・パイプと、 そのピクセル・データの水平走査線に対してデータ・パ
    イプが生成した予め定めた各選択的アドレスに従って、
    ピクセル・データの各水平走査線を組立、緩衝するため
    に、各水平走査線に対するデータ・パイプから各ピクセ
    ル・データに対する予め定めた選択的アドレスに応答す
    るピクセル・アセンブリ・バッファとを含む請求項1に
    記載の装置。
  7. 【請求項7】 スプライト・リスト・テーブルの一つま
    たはそれ以上のグラフィックスが、予め定めた優先順位
    に従って、シーケンシャルにリストの形で記載されてい
    て、ピクセル・データの水平走査線を組み立てるため
    に、メモリ制御装置およびスプライト状態マシンが、シ
    ーケンシャルにグラフィック・リストにアクセスすると
    きに、第一および第二のグラフィックスがテレビジョン
    受像機の画面上でオーバーラプしている場合に、水平走
    査線を組み立てている際に、優先順位の高い方の第一の
    グラフィックのピクセル・データが、ピクセル位置内の
    より優先順位の低い第二のグラフィックスのピクセル・
    データの上に上書きされる請求項1に記載の装置。
  8. 【請求項8】 標準テレビジョン受像機上に表示するた
    めに、ビデオ信号とグラフィックス信号との混合信号を
    処理する装置であって、 テレビジョン受像機上に表示するため、また各リスト内
    の制御語内の一つまたはそれ以上のグラフィックスに関
    する一般情報を記憶するために、予め定めた順序で一つ
    またはそれ以上のグラフィックスをリストの形に作成す
    るスプライト・リスト・テーブルと、 一つまたはそれ以上の各グラフィックスのスプライト・
    データ・テーブル内の水平走査線が、一つまたはそれ以
    上の各グラフィックスに対するスプライト・リスト・テ
    ーブルのリスト内の一つ制御語によってアクセスされる
    場合に、一つまたはそれ以上の各グラフィックスの水平
    走査線に対するピクセル・データを記憶するためのスプ
    ライト・データ・テーブルと、 一つまたはそれ以上のスパン・リスト制御語が、スプラ
    イト・リスト・テーブルの複数のN個のグラフィックス
    ・リストの内のどれが能動状態にあり、予め定めたセク
    ションに表示されるかを指定している場合、テレビジョ
    ン受像機の画面の複数の予め定めた独立している各セク
    ションを構成している予め定めた数の水平走査線に対す
    る少なくとも一つのスパン・リスト語を含むスパン・リ
    スト・テーブルと、 最初に、テレビジョン受像機の画面の予め定めたセクシ
    ョン組み立てるときに、スパン・リスト・テーブルの少
    なくとも一つのスパン・リスト制御語にアクセスし、そ
    の後で、能動状態にあり、少なくとも一つのスパン・リ
    スト語内に含まれているスプライト・リスト・テーブル
    およびスプライト・リスト・テーブルのグラフィックの
    リストだけアクセスするメモリ制御装置およびスプライ
    ト状態マシンとを含む、グラフィックス・メモリを含む
    装置。
  9. 【請求項9】 スパン・リスト・テーブルのスパン・リ
    スト語の全数が、(NS/X)*(NH/NL)で表さ
    れ、式中、NSがテレビジョン受像機の画面上に表示さ
    れているグラフィックスの全数であり、Xが各スパン・
    リスト制御語内で使用することができるビット数であ
    り、NHがテレビジョン受像機の画面の予め定めた複数
    の独立しているセクション全体中の水平走査線の数であ
    り、NLがテレビジョン受像機の画面の予め定めた各セ
    クション内の一つのスパン・リスト制御語当たりの水平
    走査線の数である請求項8に記載の装置。
  10. 【請求項10】 スプライト・リスト・テーブルのグラ
    フィックの各リストが、上記のグラフィック・リスト内
    の制御語の全数を指定するスプライト・リスト入力制御
    語を含み、各グラフィック・リストが、メモリ制御装置
    およびスプライト状態マシンが、能動状態にあり、少な
    くとも一つのスパン・リスト語内に表示されるスプライ
    ト・リスト・テーブルのグラフィック・リストへジャン
    プすることができるように、同数の全制御語を含んでい
    る請求項8に記載の装置。
  11. 【請求項11】 グラフィックス・メモリが、一つまた
    はそれ以上のグラフィックス中の予め定めた各グラフィ
    ックスに対して、予め定めた特殊効果を行うために、ス
    プライト・データ・テーブルから入手した各水平走査線
    内に、ピクセル・データを選択的に再配置するため、独
    立した制御を行うために、スプライト・リスト・テーブ
    ルの一つまたはそれ以上のグラフィックスの予め定めた
    グラフィックスのリスト中の一つの制御語によってアク
    セスされる複数の制御語を含む走査線制御テーブルと、 テレビジョン受像機の画面上の水平走査線内の予め定め
    た位置に、一つまたはそれ以上の各グラフィックスを組
    立および表示するために、予め定めた順序でグラフィッ
    クス・メモリのスプライト・リスト・テーブル、スプラ
    イト・データ・テーブルおよび走査線制御テーブルをア
    クセスするためのメモリ制御装置およびスプライト状態
    マシンをさらに含む請求項8に記載の装置。
  12. 【請求項12】 スプライト・リスト作成テーブルおよ
    び走査線制御テーブルの予め定めた制御語に従って、各
    水平走査線に対する各ピクセル・データに対して、選択
    的なアドレスを生成するために、スプライト・リスト・
    テーブル中の各グラフィック・リストに対するスプライ
    ト・データ・テーブルおよび走査線制御テーブルからの
    各水平走査線に対するメモリ制御装置およびスプライト
    状態マシンによってアクセスされたピクセル・データに
    応答するデータ・パイプと、 ピクセル・データの水平走査線に対してデータ・パイプ
    が生成した予め定めた選択的各アドレスに従って、ピク
    セル・データの各水平走査線を組立、緩衝するために、
    各水平走査線に対するデータ・パイプからの各ピクセル
    ・データに対する予め定めた選択的アドレスに応答する
    ピクセル・アセンブリ・バッファからなる請求項11に
    記載の装置。
  13. 【請求項13】 メモリ制御装置およびスプライト状態
    マシンが、二つのフィールドの内の一方のフィールドだ
    けの水平走査線に対するスプライト・リスト・テーブル
    中にリストの形で記載されている第一の予め定めたグラ
    フィックと、二つのフィールドの他方のフィールドの水
    平走査線に対するスプライト・リスト・テーブルまたは
    生のテレビジョン信号内にリストの形で記載されている
    第二の予め定めたグラフィックにアクセスし、組立を行
    うために、二つのフィールドからなるフレームのどちら
    のフィールドが、テレビジョン受像機の画面上に現在表
    示されているかを示すスプライト・リスト・テーブルか
    らのフィールド・イネーブル信号に応答する請求項8に
    記載の装置。
  14. 【請求項14】 スプライト・リスト・テーブルの一つ
    またはそれ以上のグラフィックスが、予め定めた優先順
    位に従って、シーケンシャルにリストの形で記載されて
    いて、ピクセル・データの水平走査線を組み立てるため
    に、メモリ制御装置およびスプライト状態マシンが、シ
    ーケンシャルにグラフィック・リストにアクセスすると
    きに、第一および第二のグラフィックスがテレビジョン
    受像機の画面上でオーバーラップしている場合に、水平
    走査線を組み立てている際に、優先順位の高い方の第一
    のグラフィックのピクセル・データが、ピクセル位置内
    のより優先順位の低い第二のグラフィックスのピクセル
    ・データの上に上書きされる請求項8に記載の装置。
  15. 【請求項15】 標準テレビジョン受像機上に表示する
    ために、ビデオ信号とグラフィックス信号との混合信号
    を処理する装置であって、 テレビジョン受像機上に表示するため、また各リスト内
    の制御語内の一つまたはそれ以上のグラフィックスに関
    する一般情報を記憶するために、予め定めた順序で一つ
    またはそれ以上のグラフィックスのリストを作成するた
    めのスプライト・リスト・テーブルと、 一つまたはそれ以上の各グラフィックスに対するスプラ
    イト・データ・テーブル内の水平走査線を、一つまたは
    それ以上の各グラフィックスに対するスプライト・リス
    ト・テーブルのリスト内の一つの制御語によってアクセ
    スする場合に、一つまたはそれ以上の各グラフィックス
    の水平走査線に対するピクセル・データを記憶するため
    のスプライト・データ・テーブルと、 二つのフィールドの内の一方のフィールドだけの水平走
    査線に対するスプライト・リスト・テーブル中にリスト
    の形で記載されている第一の予め定めたグラフィック
    と、二つのフィールドの他方のフィールドの水平走査線
    に対するスプライト・リスト・テーブルまたは生のテレ
    ビジョン信号内にリストの形で記載されている第二の予
    め定めたグラフィックにアクセスし、組み立てるため
    に、二つのフィールドからなるフレームのどちらのフィ
    ールドが、テレビジョン受像機の画面上に現在表示され
    ているかを示すスプライト・リスト・テーブルからのフ
    ィールド・イネーブル信号に応答するメモリ制御装置お
    よびスプライト状態マシンとを含むグラフィックス・メ
    モリを含む装置。
  16. 【請求項16】 グラフィックス・メモリが、一つまた
    はそれ以上のグラフィックス中の予め定めた各グラフィ
    ックスに対して、予め定めた特殊効果を行うために、ス
    プライト・データ・テーブルから入手した各水平走査線
    内に、ピクセル・データを選択的に再配置する目的で、
    独立した制御を行うために、スプライト・リスト・テー
    ブルの一つまたはそれ以上のグラフィックスの予め定め
    たグラフィックスのリスト中の制御語によってアクセス
    される制御語を含む走査線制御テーブルと、 テレビジョン受像機の画面上の水平走査線内の予め定め
    た位置に、一つまたはそれ以上の各グラフィックスを組
    立および表示するために、予め定めた順序でグラフィッ
    クス・メモリのスプライト・リスト・テーブル、スプラ
    イト・データ・テーブルおよび走査線制御テーブルをア
    クセスするためのメモリ制御装置およびスプライト状態
    マシンをさらに含む請求項15に記載の装置。
  17. 【請求項17】 スプライト・リスト作成テーブルおよ
    び走査線制御テーブルの予め定めた制御語に従って、各
    水平走査線に対する各ピクセル・データに対して、選択
    的なアドレスを生成するために、スプライト・リスト・
    テーブル中の各グラフィック・リストに対するスプライ
    ト・データ・テーブルおよび走査線制御テーブルからの
    各水平走査線に対するメモリ制御装置およびスプライト
    状態マシンによってアクセスされたピクセル・データに
    応答するデータ・パイプと、 ピクセル・データの水平走査線に対してデータ・パイプ
    が生成した予め定めた選択的各アドレスに従って、ピク
    セル・データの各水平走査線を構成し、緩衝するため
    に、各水平走査線に対するデータ・パイプからの各ピク
    セル・データに対する予め定めた選択的アドレスに応答
    するピクセル・アセンブリ・バッファをさらに含む請求
    項16に記載の装置。
  18. 【請求項18】 グラフィックス・メモリが、テレビジ
    ョン受像機の画面の予め定めた独立している複数の各セ
    クションを形成している、予め定めた数の水平走査線に
    対する少なくとも一つのスパン・リスト制御語を含むス
    パン・リスト・テーブルと、スプライト・リスト・テー
    ブルの複数のN個のグラフィックス・リストの内のどれ
    が能動状態にあり、関連する予め定めたセクションに表
    示されるかを指定する一つまたはそれ以上のスパン・リ
    スト制御語をさらに含み、 テレビジョン受像機の画面の予め定めたセクションを組
    立る場合に、メモリ制御装置およびスプライト状態マシ
    ンが、最初にスパン・リスト・テーブルの少なくとも一
    つのスパン・リスト制御語にアクセスし、その後で、能
    動状態にあり、少なくとも一つのスパン・リスト語内に
    含まれているスプライト・リスト・テーブルのグラフィ
    ックのリストだけアクセスする請求項15に記載の装
    置。
  19. 【請求項19】 スパン・リスト・テーブルのスパン・
    リスト語の全数が、(NS/X)*(NH/NL)で表
    され、式中、NSがテレビジョン受像機の画面上に表示
    されているグラフィックスの全数であり、Xが各スパン
    ・リスト制御語内で使用することができるビット数であ
    り、NHがテレビジョン受像機の画面の予め定めた複数
    の独立しているセクション全体中の水平走査線の数であ
    り、NLがテレビジョン受像機の画面の予め定めた各セ
    クション内の一つのスパン・リスト制御語当たりの水平
    走査線の数である請求項18に記載の装置。
  20. 【請求項20】 スプライト・リスト・テーブルの各グ
    ラフィック・各リストが、上記のグラフィック・リスト
    内の制御語の全数を指定するスプライト・リスト入力制
    御語を含み、各グラフィック・リストが、同数の全制御
    語を含んでいる請求項18に記載の装置。
  21. 【請求項21】 メモリ制御装置およびスプライト状態
    マシンが、二つのフィールドの内の一方のフィールドだ
    けの水平走査線に対するスプライト・リスト・テーブル
    中にリストの形で記載されている第一の予め定めたグラ
    フィックと、二つのフィールドの他方のフィールドの水
    平走査線に対するスプライト・リスト・テーブルまたは
    生のテレビジョン信号内にリストの形で記載されている
    第二の予め定めたグラフィックにアクセスし、組立を行
    うために、ビデオ画像の二つのフィールドからなるフレ
    ームのどちらのフィールドが、テレビジョン受像機の画
    面上に現在表示されているかを示すスプライト・リスト
    ・テーブルからのフィールド・イネーブル信号に応答す
    る請求項15に記載の装置。
  22. 【請求項22】 スプライト・リスト・テーブルの一つ
    またはそれ以上のグラフィックスが、予め定めた優先順
    位に従って、シーケンシャルにリストの形で記載されて
    いて、ピクセル・データの水平走査線を組立るために、
    メモリ制御装置およびスプライト状態マシンが、シーケ
    ンシャルにグラフィック・リストにアクセスするとき、
    第一および第二のグラフィックスがテレビジョン受像機
    の画面上でオーバーラプしている場合に、水平走査線を
    組立てている際に、優先順位の高い方の第一のグラフィ
    ックのピクセル・データが、ピクセル位置のより優先順
    位の低い第二のグラフィックスのピクセル・データの上
    に上書きされる請求項15に記載の装置。
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