JPH09163102A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JPH09163102A
JPH09163102A JP7324524A JP32452495A JPH09163102A JP H09163102 A JPH09163102 A JP H09163102A JP 7324524 A JP7324524 A JP 7324524A JP 32452495 A JP32452495 A JP 32452495A JP H09163102 A JPH09163102 A JP H09163102A
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JP7324524A
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English (en)
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Kazunari Kawamura
一成 川村
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 様々な大きさの透過原稿や反射原稿を、作業
性良く読み取ることができる画像読取装置を得る。 【解決手段】 小さな透過原稿10は小さな第1の原稿台
11に保持して、第1の光源13から光を照射し、該透過原
稿10を透過した光を第1の結像レンズ19により集光して
透過原稿10の像を結像させる。大きな透過原稿70あるい
は反射原稿60は大きな第2の原稿台30に保持して、第2
の光源36あるいは第3の光源46から光を照射し、透過原
稿70を透過した光あるいは反射原稿60で反射した光を第
2の結像レンズ50により集光して透過原稿70あるいは反
射原稿60の像を結像させる。第1の結像レンズ19からの
光、第2の結像レンズ50からの光を可動ミラー20により
選択的にリニアセンサ21に導いて、それらの各光による
像を撮像する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿を読み取って
それを示す画像信号を得る画像読取装置に関し、特に詳
細には、比較的小さいものと大きいものの2種類の透過
原稿に加えて、反射原稿も読み取れるようにした画像読
取装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、原稿を読み取ってそれを示す
画像信号を得る画像読取装置が種々提供されている。読
取り対象となる原稿は透過原稿と反射原稿とに大別され
るが、この透過原稿と反射原稿の双方を1台で読み取れ
るようにした画像読取装置も公知となっている。
【0003】他方、最近では、写真フィルムに記録され
ている画像を画像読取装置によって読み取り、それによ
って得られた画像信号に基づいて写真感光材料に上記画
像を再生記録する写真プリンタも実用化されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のような写真プリ
ンタにおいては、透過原稿の1つとして35mmフィル
ムのスライドのような比較的小さい原稿を読み取ること
も求められるが、透過原稿と反射原稿の双方を読取り可
能とした従来の画像読取装置は、このような小さい原稿
の読取りには不向きとなっていた。
【0005】つまり、従来のこの種の画像読取装置は、
ある程度大きい透過原稿もまた反射原稿も読取り可能と
するために、原稿台が比較的大きく形成されており、そ
のため、35mmフィルムのスライドのような比較的小
さい原稿を読み取る際には、原稿がずれやすく、作業性
が悪いものとなっていた。
【0006】また、従来のこの種の画像読取装置は、あ
る程度大きい透過原稿もまた反射原稿も読取り可能とす
るために、主、副走査幅が比較的大きく設定されてお
り、そのため、35mmフィルムのスライドのような比
較的小さい原稿を読み取る際には、原稿読取りに要する
時間が必要以上に長くなってしまう。
【0007】そこで本発明は、様々な大きさの透過原稿
や反射原稿を、作業性良く、また能率良く読み取ること
ができる画像読取装置を提供することを目的とするもの
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による画像読取装
置は、比較的大きな透過原稿あるいは反射原稿と、比較
的小さな透過原稿とを、それぞれ別の原稿台および光学
系を用いて読み取るように構成して原稿読取りの作業性
の向上を図ったものであり、具体的には請求項1に記載
の通り、透過原稿を保持する比較的小さな第1の原稿台
と、この第1の原稿台に保持された透過原稿に光を照射
する第1の光源と、この第1の光源から発せられて上記
透過原稿を透過した光を集光して、この透過原稿の像を
結像させる第1の結像光学系と、透過原稿あるいは反射
原稿を保持する比較的大きな第2の原稿台と、この第2
の原稿台に保持された透過原稿に光を照射する第2の光
源と、上記第2の原稿台に保持された反射原稿に、上記
第2の光源と反対側から光を照射する第3の光源と、上
記第2の光源から発せられて第2の原稿台上の透過原稿
を透過した光、あるいは上記第3の光源から発せられて
反射原稿で反射した光を集光して、この透過原稿あるい
は反射原稿の像を結像させる第2の結像光学系と、この
第2の結像光学系を通過した光、および上記第1の結像
光学系を通過した光のうちの一方を選択的に所定方向に
導く可動ミラー等の光路切替手段と、この光路切替手段
によって所定方向に導かれた光の結像位置に配されたC
CD撮像素子等の撮像手段とから構成されたことを特徴
とするものである。
【0009】なお上記の構成において、好ましくは、請
求項2に記載の通り、撮像手段としてラインセンサが用
いられる一方、第1の結像光学系により結像された原稿
像が上記ラインセンサの延びる方向とほぼ直角な方向に
移動するように、該第1の結像光学系と前記第1の原稿
台とを相対移動させる第1の副走査手段が設けられ、さ
らに、第2の結像光学系により結像された原稿像が上記
ラインセンサの延びる方向とほぼ直角な方向に移動する
ように、該第2の結像光学系と第2の原稿台とを相対移
動させる第2の副走査手段が設けられる。
【0010】
【発明の効果】上記構成を有する本発明の画像読取装置
によれば、比較的大きな透過原稿あるいは反射原稿は比
較的大きな第2の原稿台を用いて読み取ることができ、
その一方比較的小さな透過原稿は比較的小さな第1の原
稿台を用いて読み取ることができるので、比較的小さな
透過原稿も作業性良く読み取れるようになる。
【0011】また、本発明の画像読取装置では、上述の
ように第1の原稿台および第1の結像光学系と、第2の
原稿台および第2の結像光学系とを設けても、第1の結
像光学系を通過した光、および第2の結像光学系を通過
した光のうちの一方を選択的に所定方向に導く光路切替
手段を設けたことにより、撮像手段は1つで済むように
なっている。このように、高価なCCD撮像素子等の撮
像手段を1つ設けるだけで済めば、撮像素子駆動回路等
の周辺機器も当然1つで済むことと相まって、装置のコ
ストを低く抑える効果が得られる。
【0012】また、請求項2に記載のように、撮像手段
としてラインセンサを用いた上で、第1の原稿台、第2
の原稿台に対応させてそれぞれ第1の副走査手段、第2
の副走査手段を設ければ、小さな透過原稿用の第1の副
走査手段の副走査幅は比較的小さく設定することがで
き、小さな透過原稿を能率良く読み取ることが可能とな
る。
【0013】そして上記のように、撮像手段としてライ
ンセンサを用いて原稿の主走査はこのラインセンサで行
なうとともに、原稿の副走査は結像光学系と原稿台とを
相対移動させる副走査手段を用いて行なえば、エリアセ
ンサ等と比べれば受光素子数が少なくて安価であるライ
ンセンサを用いながら、大サイズの原稿を読取り可能と
なる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1と図2はそれぞれ、本
発明の一実施の形態である画像読取装置の正面形状、斜
視形状を示すものである。
【0015】図示されるようにこの画像読取装置は、透
過原稿の1つである35mm写真フィルムのスライド10
を保持する比較的小さなスライドホルダ(第1の原稿
台)11と、このスライドホルダ11を固定して図1中左右
方向に移動可能とされた副走査ステージ12と、スライド
ホルダ11の上方側に配置されたハロゲンランプ等の第1
の光源13と、この第1の光源13およびスライドホルダ11
の間に配置されたカラーバランスフィルタ14と、このカ
ラーバランスフィルタ14およびスライドホルダ11の間に
配置された絞り等の光量調整手段15とを有している。
【0016】第1の副走査手段としての副走査ステージ
12は、筐体16に設けられた開口17を通して一部引き出し
可能となっており、また透過原稿副走査のために、図示
しない駆動手段により図1中で右から左方向に定速直線
移動するように形成されている。
【0017】この副走査ステージ12の下方側には、不要
光をカットするためのスリット18および、ズーム機能を
備えた第1の結像レンズ19が配設されている。第1の結
像光学系を構成するこのレンズ19の下方には、図1中上
側の表面が鏡面とされた、光路切替手段としての可動ミ
ラー20が配されている。この可動ミラー20は、図示しな
い駆動手段により図1の矢印A方向に揺動して、実線表
示位置と破線表示位置のいずれか一方に選択的に配置さ
れる。
【0018】可動ミラー20が破線表示位置に設定される
と、上記第1の光源13から下方に発せられてスライド10
を透過した光は、この可動ミラー20によって図1中右方
に進行するように折り曲げられる。この折り曲げられた
光が入射する位置には、原稿像を撮像するカラーライン
センサ21が配設されている。このカラーラインセンサ21
は、例えば図1の紙面に垂直な方向に延びるCCDライ
ンセンサを3本有し、各センサの上にそれぞれ赤、緑、
青のフィルタが被着されてなるものである。なおこのカ
ラーラインセンサ21に入射する光の光路には、必要に応
じてNDフィルタ等の光量調整手段22が挿入されるよう
になっている。
【0019】一方上記筐体16には、比較的大きな第2の
原稿台としてのプラテンガラス30が水平な向きにして固
定されている。このプラテンガラス30の上には、原稿押
さえ面31aが白色に形成されたプラテンカバー31が載せ
られるようになっている。このプラテンカバー31は、手
操作で揺動軸32の周りに(図2の矢印B方向に)揺動さ
せることにより、上述のようにプラテンガラス30の上に
載る図1表示の横向き位置と、そこから跳ね上げられた
図2表示の縦向き位置とに設定することができる。
【0020】また筐体16の上部には横移動機構収納部33
が設けられ、その内部には横移動機構(図示せず)が配
設されている。この横移動機構は、横移動部材34を図1
の左右方向に移動させるものであり、この横移動部材34
には光源ユニット35が連結されている。この光源ユニッ
ト35の内部には、図1の紙面に垂直な方向に延びるハロ
ゲンランプ等の第2の光源36が配設されている。この第
2の光源36は、プラテンガラス30の幅(図2のC寸法)
と同程度、あるいはそれよりもやや大きい長さを有す
る。
【0021】一方上記プラテンガラス30の下側には、ミ
ラーキャリジ41および42が設けられている。これらのミ
ラーキャリジ41および42は、それらを駆動するためのプ
ーリ43、44やワイヤ45、図示しないモータ等とともに第
2の副走査手段を構成するものであり、ミラーキャリジ
41にはハロゲンランプ等の第3の光源46とミラー47が、
またミラーキャリジ42にはミラー48および49が搭載され
ている。上記光源46とミラー47、48および49は、第2の
光源36と同様に、プラテンガラス30の幅(図2のC寸
法)と同程度、あるいはそれよりもやや大きい長さを有
する。
【0022】ミラーキャリジ41および42は、上記プーリ
43、44やワイヤ45および上記モータ等によって駆動され
て、図1中実線で示す副走査始端位置(ホームポジショ
ン)と破線で示す副走査終端位置との間を各々定速で移
動可能となっている。なおこのミラーキャリジ42の移動
速度は、ミラーキャリジ41の移動速度の1/2に設定さ
れている。
【0023】ミラーキャリジ42に搭載されたミラー49に
対して、その移動方向に向かい合う位置には、ズーム機
能を備えた第2の結像レンズ50が配されている。この結
像レンズ50は、上記ミラー47、48および49とともに第2
の結像光学系を構成する。そしてこの結像レンズ50は、
前述した可動ミラー20が図1の実線表示位置にあれば、
そこから出射した光がカラーラインセンサ21に入射する
ように配置されている。
【0024】また上記第2の結像レンズ50の前方側に
は、不要光をカットするための絞り51と、第2の結像レ
ンズ50に入射する光の光路に必要に応じて適宜挿入され
るカラーバランスフィルタ52および53が配設されてい
る。
【0025】以下、上記構成の画像読取装置の作用につ
いて説明する。まず、小さな透過原稿であるスライド10
の記録画像を読み取る場合について説明する。例えば図
示しないモードスイッチの操作によりスライド読取りモ
ードが指定されると、可動ミラー20は図1の破線表示位
置に設定される。そして、前述したように副走査ステー
ジ12を開口17から引き出し、スライドホルダ11に35m
m写真フィルムのスライド10を保持させた後、図示しな
い走査開始スイッチを押すと、第1の光源13が点灯さ
れ、また副走査ステージ12は所定の走査開始位置まで戻
って、その位置から図1中左方向に定速直線移動する。
【0026】上記第1の光源13から発せられた白色光は
スライド10を透過し、第1の結像レンズ19によって集光
され、可動ミラー20で反射して、カラーラインセンサ21
の上でスライド10の線像を結ぶ。カラーラインセンサ21
はこの線像を撮像し、該線像を示す画像信号を出力す
る。そして副走査ステージ12が上記のように定速直線移
動することにより、スライド10の記録像はカラーライン
センサ21上で該センサ21が延びる方向とほぼ直角な方向
に移動し、スライド10に対する副走査がなされる。
【0027】以上のようにしてカラーラインセンサ21か
らは、スライド10に記録されている2次元カラー像を示
す画像信号が出力される。この画像信号は、必要に応じ
て一旦フレームメモリに記憶され、あるいは適当な画像
処理を受ける等した後、最終的に画像表示装置や画像記
録装置に送られ、スライド10の記録像を再生表示した
り、あるいはプリントとして再生記録するために供せら
れる。
【0028】なお、スライド10に対する副走査が終了す
ると、副走査ステージ12は走査開始位置まで戻される。
また、第1の結像レンズ19をズーミング操作して、カラ
ーラインセンサ21上で結ばれる線像の倍率を変更した
り、副走査ステージ12の定速直線移動の速度を変更する
等により、読取画像の倍率を変えることができる。
【0029】次に、反射原稿を読み取る場合について説
明する。この場合反射原稿60は、その表面をプラテンガ
ラス30側に向けた状態でこのプラテンガラス30上に載置
される。またプラテンガラス30の上にはプラテンカバー
31が載せられ、反射原稿60が押さえ付けられる。そし
て、前述のモードスイッチにより反射原稿読取りモード
が指定されると、可動ミラー20は図1の実線表示位置に
設定される。
【0030】その後、前述の走査開始スイッチを押すと
第3の光源46が点灯され、またミラーキャリジ41および
42は前記副走査始端位置(ホームポジション)から図1
中右方向にそれぞれ固有の定速で直線移動する。第3の
光源46から発せられた白色光は反射原稿60の表面で反射
し、ミラー47、48および49で反射した後、第2の結像レ
ンズ50によって集光されて、カラーラインセンサ21の上
で反射原稿60の線像を結ぶ。カラーラインセンサ21はこ
の線像を撮像し、該線像を示す画像信号を出力する。そ
してミラーキャリジ41および42が上記のように移動する
ことにより、反射原稿60の記録像はカラーラインセンサ
21上で該センサ21が延びる方向とほぼ直角な方向に移動
し、反射原稿60に対する副走査がなされる。
【0031】なお先に述べた通り、ミラーキャリジ42の
移動速度はミラーキャリジ41の移動速度の1/2に設定
されているので、反射原稿60の表面から第2の結像レン
ズ50までの光路長は、ミラーキャリジ41および42の位置
にかかわらず、常に一定に保たれる。反射原稿60に対す
る副走査が終了すると、ミラーキャリジ41および42は上
記ホームポジションに戻される。
【0032】以上のようにしてカラーラインセンサ21か
らは、反射原稿60に記録されている2次元カラー像を示
す画像信号が出力される。この画像信号は、前記スライ
ド10の読取りで得られた画像信号と同様に、適当な画像
処理を受ける等した後に画像表示装置や画像記録装置に
送られ、反射原稿60の記録像を再生表示したり、あるい
はプリントとして再生記録するために供せられる。
【0033】この場合も、第2の結像レンズ50をズーミ
ング操作して、カラーラインセンサ21上で結ばれる線像
の倍率を変更したり、ミラーキャリジ41および42の定速
直線移動の速度を変更する等により、読取画像の倍率を
変えることができる。
【0034】次に、スライド10よりも大きなサイズの透
過原稿を読み取る場合について説明する。例えば大サイ
ズの写真フィルム等の透過原稿70は、例えば透明なガラ
ス材からなる原稿ホルダ61とプラテンガラス30とで挟み
込んだ状態で載置される。一方、プラテンカバー31は図
2表示の縦向き位置に設定され、プラテンガラス30の上
方は開放される。また、前述のモードスイッチにより大
サイズの透過原稿読取りモードが指定されると、可動ミ
ラー20は図1の実線表示位置に設定される。
【0035】その後、前述の走査開始スイッチを押す
と、横移動部材34が移動して、それまでプラテンガラス
30の上方位置から側方に退出していた光源ユニット35
が、図1の2点鎖線表示位置に設定される。この位置
は、光源ユニット35の第2の光源36が、前記副走査始端
位置(ホームポジション)にあるミラーキャリジ41のミ
ラー47と向かい合うようになる位置である。
【0036】上記の位置に光源ユニット35が到達する
と、第2の光源36が点灯され、ミラーキャリジ41および
42が前記反射原稿読取りの場合と同様に定速直線移動
し、また横移動部材34は(つまり光源ユニット35は)ミ
ラーキャリジ41と等しい速度で定速移動する。
【0037】第2の光源36から発せられた白色光は透過
原稿70を透過し、前述の反射原稿60の読取りの際にこの
反射原稿60で反射した光と同じ光路を辿って、カラーラ
インセンサ21の上で透過原稿70の線像を結ぶ。そして、
反射原稿60の読取りの場合と同様にして透過原稿70に対
する副走査がなされ、カラーラインセンサ21からは、透
過原稿70に記録されている2次元カラー像を示す画像信
号が出力される。この画像信号も、適当な画像処理を受
ける等した後に画像表示装置や画像記録装置に送られ、
透過原稿70の記録像を再生表示したり、あるいはプリン
トとして再生記録するために供せられる。
【0038】以上説明した通り、この画像読取装置によ
れば、小さなスライド10は小さな副走査幅の副走査ステ
ージ12を利用して読み取ることができるので、この小さ
なスライド10を短時間で能率良く読み取れるようにな
る。そしてスライドホルダ11は、小さなスライド10に適
合した形状に形成できるから、このスライド10がスライ
ドホルダ11上で動いてしまうようなこともなく、その読
取りを作業性良く行なうことができる。
【0039】またこの画像読取装置では、第1の結像レ
ンズ19からの光と第2の結像レンズ50からの光を、可動
ミラー20によって選択的にカラーラインセンサ21に導く
ようにしているので、高価なカラーラインセンサ21およ
びその駆動回路等の周辺機器が1つで済み、装置のコス
トを低く抑える効果が得られる。
【0040】またこの画像読取装置では、撮像手段とし
てカラーラインセンサ21を用いるとともに、原稿の副走
査は副走査ステージ12やミラーキャリジ41および42を用
いて行なっているので、エリアセンサと比べれば受光素
子数が少なくて比較的安価であるラインセンサ21を用い
ながら、大サイズの反射原稿60や透過原稿70を読取り可
能となっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である画像読取装置の一
部破断正面図
【図2】上記画像読取装置を示す斜視図
【符号の説明】
10 スライド 11 スライドホルダ(第1の原稿台) 12 副走査ステージ 13 第1の光源 19 第1の結像レンズ 20 可動ミラー(光路切替手段) 21 カラーラインセンサ 30 プラテンガラス(第2の原稿台) 31 プラテンカバー 34 横移動部材 35 光源ユニット 36 第2の光源 41、42 ミラーキャリジ 43、44 プーリ 45 ワイヤ 46 第3の光源 47、48、49 ミラー 50 第2の結像レンズ 60 反射原稿 61 原稿ホルダ 70 透過原稿

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透過原稿を保持する比較的小さな第1の
    原稿台と、 この第1の原稿台に保持された透過原稿に光を照射する
    第1の光源と、 この第1の光源から発せられて前記透過原稿を透過した
    光を集光して、この透過原稿の像を結像させる第1の結
    像光学系と、 透過原稿あるいは反射原稿を保持する比較的大きな第2
    の原稿台と、 この第2の原稿台に保持された透過原稿に光を照射する
    第2の光源と、 前記第2の原稿台に保持された反射原稿に、前記第2の
    光源と反対側から光を照射する第3の光源と、 前記第2の光源から発せられて第2の原稿台上の透過原
    稿を透過した光、あるいは前記第3の光源から発せられ
    て前記反射原稿で反射した光を集光して、この透過原稿
    あるいは反射原稿の像を結像させる第2の結像光学系
    と、 この第2の結像光学系を通過した光、および前記第1の
    結像光学系を通過した光のうちの一方を選択的に所定方
    向に導く光路切替手段と、 この光路切替手段によって所定方向に導かれた光の結像
    位置に配された撮像手段とからなる画像読取装置。
  2. 【請求項2】 前記撮像手段がラインセンサから構成さ
    れ、 前記第1の結像光学系により結像された原稿像が前記ラ
    インセンサの延びる方向とほぼ直角な方向に移動するよ
    うに、該第1の結像光学系と前記第1の原稿台とを相対
    移動させる第1の副走査手段が設けられるとともに、 前記第2の結像光学系により結像された原稿像が前記ラ
    インセンサの延びる方向とほぼ直角な方向に移動するよ
    うに、該第2の結像光学系と前記第2の原稿台とを相対
    移動させる第2の副走査手段が設けられたことを特徴と
    する請求項1記載の画像読取装置。
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