JPH09162966A - 音声ダイヤル装置 - Google Patents

音声ダイヤル装置

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Publication number
JPH09162966A
JPH09162966A JP7346111A JP34611195A JPH09162966A JP H09162966 A JPH09162966 A JP H09162966A JP 7346111 A JP7346111 A JP 7346111A JP 34611195 A JP34611195 A JP 34611195A JP H09162966 A JPH09162966 A JP H09162966A
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JP
Japan
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telephone number
unit
name
voice
storage unit
Prior art date
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JP7346111A
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English (en)
Inventor
Atsushi Noguchi
淳 野口
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プッシュボタン入力によりダイヤル発信を行
なった電話番号の中で頻度の高いもののみを容易に登録
できるようにする。 【解決手段】 電話番号がプッシュボタン入力される
と、電話番号送出部104は電話番号をダイヤル信号と
して回線に送出する。一方、電話番号検索部108は、
プッシュボタン入力された電話番号がデータベース記憶
部103に登録されているかどうかを検索し、登録され
ていないときには電話番号およびプッシュボタン入力さ
れた回数を電話番号・回数記憶部109に記憶する。ユ
ーザー入力部110は、電話番号・回数記憶部109に
記憶された回数が回数の閾値を越えた場合にユーザーに
対して電話番号を表示して対応する名前の入力を促し、
対応する名前が入力されると名前と電話番号との対応を
音声ダイヤル情報としてデータベース記憶部103に登
録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は音声ダイヤル装置に
関し、特にユーザーからの音声入力に基づいて自動的に
電話番号のダイヤル信号を発信する音声ダイヤル装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】音声ダイヤル装置は、相手の名前を音声
入力すれば、この名前に対応する電話番号のダイヤル信
号が自動的に発信されるようにした装置であり、ユーザ
ーが何桁もある電話番号をおぼえる必要がないので非常
に便利である。また、短縮ダイヤルと比べても、短縮ダ
イヤルに登録できる電話番号がたかだか20〜30であ
るのに対し、音声ダイヤル装置は現在の音声認識技術で
は数百〜数千程度の単語を一時に認識可能であるという
利点がある。
【0003】ユーザーが音声入力を行なって所望の電話
番号のダイヤル信号を発信することができるようにする
ためには、音声認識用の名前(氏名,会社名の読み等)
と電話番号との対応を音声ダイヤル情報として音声ダイ
ヤル用データベースに事前に登録しておく必要がある。
したがって、音声ダイヤル装置に数百〜数千程度の音声
ダイヤル情報を登録する作業は、ユーザーにとって非常
に手間がかかる作業となる。
【0004】このような音声ダイヤル情報の登録作業を
効率化するようにした音声ダイヤル装置の例としては、
例えば、特開平1−295552号公報に開示された装
置が知られている。この音声ダイヤル装置では、最後に
ダイヤル発信を行なった相手の電話番号を記憶しておく
ことにより、この相手の名前および電話番号を音声ダイ
ヤル装置に登録する際に、電話番号を新たに入力する作
業を省くことを可能にしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の音声ダイヤル装置では、最後にダイヤル発信を
行なった話者の電話番号のみを記憶しているので、最後
にダイヤル発信した相手以外の電話番号の登録作業に関
しては容易にならないという問題点があった。
【0006】また、従来の音声ダイヤル装置では、一般
に音声認識装置の制約により認識対象として登録できる
名前の数には限りがあるため、音声ダイヤル装置に登録
する名前は極力ダイヤル発信する頻度の高いものが望ま
しいにもかかわらずが、この点について考慮されていな
いという問題点があった。
【0007】本発明の目的は、上述の点に鑑み、プッシ
ュボタン入力によりダイヤル発信を行なった電話番号の
中で頻度の高いもののみを容易に登録することができる
ようにした音声ダイヤル装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の音声ダイヤル装
置は、名前と電話番号との対応を音声ダイヤル情報とし
て登録するデータベース記憶部と、このデータベース記
憶部に登録された名前を解析して音声パターンと名前と
の対応を示す音声認識用辞書を作成する認識用辞書作成
部と、この認識用辞書作成部により作成された音声認識
用辞書を記憶する認識用辞書記憶部と、ユーザーの音声
入力に基づいて前記認識用辞書記憶部中の音声認識用辞
書を参照して名前を認識する音声認識部と、この音声認
識部により認識された名前を前記データベース記憶部か
ら検索して、該当する名前が登録されていれば対応する
電話番号を選択する電話番号選択部と、プッシュボタン
入力された電話番号または前記電話番号選択部により選
択された電話番号をダイヤル信号として回線に送出する
電話番号送出部と、電話番号,該電話番号がプッシュボ
タン入力された回数およびあらかじめ定められた回数の
閾値を記憶する電話番号・回数記憶部と、プッシュボタ
ン入力された電話番号が前記データベース記憶部に登録
されているかどうかを検索し、登録されていないと判断
されたときに該電話番号および該電話番号がプッシュボ
タン入力された回数を前記電話番号・回数記憶部に記憶
する電話番号検索部と、前記電話番号・回数記憶部に記
憶された回数が前記回数の閾値を越えた場合にユーザー
に対して該電話番号を表示して対応する名前の入力を促
し、対応する名前が入力されると該名前と該電話番号と
の対応を音声ダイヤル情報として前記データベース記憶
部に登録するユーザー入力部とを有することを特徴とす
る。
【0009】また、本発明の音声ダイヤル装置は、前記
電話番号・回数記憶部に記憶された前記回数の閾値をユ
ーザーが変更するためのユーザー設定部を備えることを
特徴とする。
【0010】さらに、本発明の音声ダイヤル装置は、前
記回線より通話が終了したかどうかの情報を取り出す回
線情報検出部と、この回線情報検出部により通話の終了
の情報が取り出されたときにユーザーに対して前記電話
番号・回数記憶部の回数が前記回数の閾値を越えた電話
番号を表示して対応する名前の入力を促し、対応する名
前が入力されると該名前と該電話番号との対応を音声ダ
イヤル情報として前記データベース記憶部に登録する前
記ユーザー入力部とを備えることを特徴とする。
【0011】さらにまた、本発明の音声ダイヤル装置
は、前記音声ダイヤル装置の起動または終了を監視する
装置動作監視部と、この装置動作監視部により前記音声
ダイヤル装置の起動または終了が検知されたときにユー
ザーに対して前記電話番号・回数記憶部の回数が前記回
数の閾値を越えた電話番号を一括表示して対応する名前
の入力を促し、対応する名前が入力されると該名前と該
電話番号との対応を音声ダイヤル情報として前記データ
ベース記憶部に登録する前記ユーザー入力部とを備える
ことを特徴とする。
【0012】また、本発明の音声ダイヤル装置は、ユー
ザーが任意の時点で名前の登録を指示するための名前登
録制御部と、この名前登録制御部に名前の登録が指示さ
れたときにユーザーに対して前記電話番号・回数記憶部
の回数が前記回数の閾値を越えた電話番号を一括表示し
て対応する名前の入力を促し、対応する名前が入力され
ると該名前と該電話番号との対応を音声ダイヤル情報と
して前記データベース記憶部に登録する前記ユーザー入
力部とを備えることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して詳細に説明する。
【0014】
【実施例】図1は、本発明の第1実施例に係る音声ダイ
ヤル装置の構成を示すブロック図である。本実施例の音
声ダイヤル装置は、ユーザーの音声入力に基づいて認識
用辞書記憶部107中の音声認識用辞書を参照して名前
を認識する音声認識部101と、音声認識部101によ
り認識された名前をデータベース記憶部103から検索
して、該当する名前が登録されていれば対応する電話番
号を選択する電話番号選択部102と、名前と電話番号
との対応を音声ダイヤル情報として登録するデータベー
ス記憶部103と、プッシュボタン入力された電話番号
および電話番号選択部102により選択された電話番号
をダイヤル信号として回線に送出する電話番号送出部1
04と、ユーザーが電話で会話する際に使用する通話機
105と、データベース記憶部103に登録された名前
を解析して音声パターンと名前との対応を示す音声認識
用辞書を作成する認識用辞書作成部106と、認識用辞
書作成部106により作成された音声認識用辞書を記憶
する認識用辞書記憶部107と、プッシュボタン入力さ
れた電話番号がデータベース記憶部103に登録されて
いるかどうかを検索し、登録されていないと判断された
ときに電話番号およびこの電話番号がプッシュボタン入
力された回数を電話番号・回数記憶部109に記憶する
電話番号検索部108と、電話番号,この電話番号がプ
ッシュボタン入力された回数およびあらかじめ定められ
た回数の閾値を記憶する電話番号・回数記憶部109
と、電話番号・回数記憶部109に記憶された回数が回
数の閾値を越えた場合にユーザーに対して電話番号を表
示して対応する名前の入力を促し、対応する名前がキー
入力されると名前と電話番号との対応を音声ダイヤル情
報としてデータベース記憶部103に登録するユーザー
入力部110とから構成されている。
【0015】なお、音声認識部101,認識用辞書作成
部106および認識用辞書記憶部107としては、例え
ば、Microsoft(登録商標) Windows
(登録商標) Sound System 1.0(日
本電気株式会社版)等の音声認識ソフトウェアを使用す
ることができる(日本音響学会誌49巻12号第890
頁(1993)等参照)。この種の音声認識ソフトウェ
アは、不特定話者の離散単語認識機能を提供するもので
あり、特定話者による音声パターンの登録が必要ないと
いう特長を有している。
【0016】図6は、データベース記憶部103に登録
された音声ダイヤル情報の一例を示す図である。本例で
は、名前のフィールドに氏名(または会社名)が、電話
番号のフィールドに電話番号(ハイフンは実際には格納
されない)が対応して格納されている。なお、名前のフ
ィールドに姓名および役職名を、電話番号のフィールド
に内線番号を格納する等の使用方法も可能である。
【0017】図7は、電話番号・回数記憶部109の記
憶内容の一例を示す図である。本例では、電話番号のフ
ィールドに電話番号(ハイフンは実際には格納されな
い)が、回数のフィールドに電話番号がプッシュボタン
入力された回数が、閾値のフィールドにあらかじめ定め
られた回数の閾値が格納されている。
【0018】次に、このように構成された第1実施例の
音声ダイヤル装置の動作について説明する。
【0019】ユーザーは、あらかじめ電話をかける相手
の名前と電話番号との対応をキー入力等でデータベース
記憶部103に登録しておく。
【0020】認識用辞書作成部106は、データベース
記憶部103に登録された名前より音声認識部101に
て使用する音声認識用辞書を作成し、認識用辞書記憶部
107に記憶する。
【0021】音声認識部101は、ユーザーから名前の
音声入力が行なわれると、認識用辞書記憶部107中の
音声認識用辞書を参照して名前の音声認識を行ない、認
識結果の名前を電話番号選択部102に送る。
【0022】電話番号選択部102は、認識結果の名前
でデータベース記憶部103中の音声ダイヤル情報を検
索して、認識結果の名前がデータベース記憶部103に
登録されていたならば、対応する電話番号を選択し、選
択した電話番号を電話番号送出部104に送る。認識結
果の名前がデータベース記憶部103に登録されていな
ければ、電話番号選択部102は処理を終了する。
【0023】電話番号送出部104は、送られてきた電
話番号をダイヤル信号として回線に送出し、相手先の呼
出しを行なう。相手先でのオフフックによりコネクショ
ンが確立されると、ユーザーは通話機105にて相手と
の通話を行なうことができる。
【0024】一方、ユーザーが名前の音声入力ではな
く、プッシュボタン入力により電話番号を直接入力した
場合には、プッシュボタン入力された電話番号は電話番
号送出部104と電話番号検索部108とに送られる。
【0025】電話番号送出部104は、プッシュボタン
入力された電話番号をダイヤル信号として回線に送出
し、相手先の呼出しを行なう。相手先でのオフフックに
よりコネクションが確立されると、ユーザーは通話機1
05にて相手との通話を行なうことができる。
【0026】また、電話番号検索部108は、プッシュ
ボタン入力された電話番号がデータベース記憶部103
に登録されているかどうかを検索し、登録されていなか
った場合は、電話番号・回数記憶部109に同一の電話
番号が記憶されていなければこの電話番号を新たに記憶
して対応する回数を1とし、同一の電話番号がすでに記
憶されていれば対応する回数を1つインクリメントす
る。プッシュボタン入力された電話番号がデータベース
記憶部103に登録されていた場合には、電話番号検索
部108は処理を終了する。
【0027】ユーザー入力部110は、電話番号・回数
記憶部109の記憶内容の更新が行なわれる毎に電話番
号・回数記憶部109内に記憶されている各電話番号の
回数と電話番号・回数記憶部109内にあらかじめ記憶
されている回数の閾値とを比較し、この回数の閾値を越
えた回数が記憶されているならば、対応する電話番号を
電話番号・回数記憶部109から読み出してユーザーに
対してディスプレイ表示し、対応する名前の入力を促
す。ユーザーが表示された電話番号に対応する名前をキ
ー入力したならば、ユーザー入力部110は、電話番号
・回数記憶部109からこの電話番号と回数との対応を
削除し、名前と電話番号との対応を音声ダイヤル情報と
してデータベース記憶部103に登録する。ユーザーが
表示された電話番号に対応する名前をキー入力しなけれ
ば、ユーザー入力部110は処理を終了する。
【0028】例えば、データベース記憶部103に登録
された音声ダイヤル情報が図6のようになっており、電
話番号・回数記憶部109の記憶内容が図7のようにな
っているものとする。このとき、ユーザーが電話番号
「03−3794−6464」をプッシュボタン入力し
て通話を行ったものとする。
【0029】すると、電話番号検索部108は、プッシ
ュボタン入力された電話番号「03−3794−646
4」がデータベース記憶部103に登録されているかど
うかを検索する。本例では、電話番号「03−3794
−6464」はデータベース記憶部103に登録されて
いないため、電話番号検索部108は、電話番号・回数
記憶部109に電話番号「03−3794−6464」
が記憶されているかどうかを調べる。いま、電話番号・
回数記憶部109に電話番号「03−3794−646
4」が記憶されているため、電話番号検索部108は、
電話番号「03−3794−6464」に対応する回数
を5回から6回にインクリメントする。
【0030】ユーザー入力部110は、電話番号・回数
記憶部109にて電話番号「03−3794−646
4」に対応する回数がインクリメントされると、この回
数とあらかじめ記憶されている回数の閾値とを比較す
る。いま、回数が6、回数の閾値が5で回数が回数の閾
値を越えることになるので、ユーザー入力部110は、
回数の閾値を越えた回数に対応する電話番号「03−3
794−6464」をユーザーに対してディスプレイ表
示して、対応する名前のキー入力を促す。ユーザーが表
示された電話番号「03−3794−6464」を見
て、対応する名前を、例えば「高橋浩司」とキー入力し
たならば、ユーザー入力部110は、電話番号「03−
3794−6464」と回数「6」との対応を電話番号
・回数記憶部109から削除し、名前「高橋浩司」と電
話番号「03−3794−6464」との対応をデータ
ベース記憶部103に音声ダイヤル情報として登録す
る。
【0031】データベース記憶部103に新たな音声ダ
イヤル情報が登録されると、認識用辞書作成部106
は、追加された名前について音声認識用辞書を作成し、
認識用辞書記憶部107中の音声認識用辞書に追加す
る。
【0032】図2は、本発明の第2実施例に係る音声ダ
イヤル装置の構成を示すブロック図である。本実施例の
音声ダイヤル装置は、図1に示した第1実施例の音声ダ
イヤル装置に対して、ユーザー設定部211を付加する
ようにしたものである。
【0033】したがって、音声認識部201,電話番号
選択部202,データベース記憶部203,電話番号送
出部204,通話機205,認識用辞書作成部206,
認識用辞書記憶部207,電話番号検索部208,電話
番号・回数記憶部209,およびユーザー入力部210
の構成および動作は、第1実施例に係る音声ダイヤル装
置における音声認識部101,電話番号選択部102,
データベース記憶部103,電話番号送出部104,通
話機105,認識用辞書作成部106,認識用辞書記憶
部107,電話番号検索部108,電話番号・回数記憶
部109,およびユーザー入力部110の構成および動
作と同様なので、それらの詳しい説明を省略する。
【0034】このように構成された第2実施例の音声ダ
イヤル装置では、ユーザーがユーザー設定部211に値
を入力すると、ユーザー設定部211は、電話番号・回
数記憶部209に記憶されている回数の閾値をユーザー
が入力した値に変更する。これによって、ユーザーが回
数の閾値を自由に設定することが可能となる。
【0035】図3は、本発明の第3実施例に係る音声ダ
イヤル装置の構成を示すブロック図である。本実施例の
音声ダイヤル装置は、図1に示した第1の実施例の音声
ダイヤル装置が電話番号・回数記憶部109の記憶内容
の更新を契機としてユーザー入力部110が回数が回数
の閾値を越える電話番号を表示して対応する名前のキー
入力を促すようにしていたのに対して、回線情報検出部
311を付加して回線からの通話終了情報の検出を契機
としてユーザー入力部310が回数が回数の閾値を越え
る電話番号を表示して対応する名前のキー入力を促すよ
うにしたものである。
【0036】したがって、音声認識部301,電話番号
選択部302,データベース記憶部303,電話番号送
出部304,通話機305,認識用辞書作成部306,
認識用辞書記憶部307,電話番号検索部308および
電話番号・回数記憶部309の構成および動作は、第1
実施例の音声ダイヤル装置における音声認識部101,
電話番号選択部102,データベース記憶部103,電
話番号送出部104,通話機105,認識用辞書作成部
106,認識用辞書記憶部107,電話番号検索部10
8および電話番号・回数記憶部109の構成および動作
と同様であるので、それらの詳しい説明を省略する。
【0037】このように構成された第3実施例の音声ダ
イヤル装置では、回線情報検索部311は、通話終了
後、ユーザーまたは電話をかけた相手が電話を切った情
報を回線から検出し、この情報をユーザー入力部310
に伝える。すると、ユーザー入力部310は、電話番号
・回数記憶部309に回数の閾値を越えた回数が記憶さ
れているかどうかを調べ、回数の閾値を越えた回数が記
憶されている場合には、この回数に対応する電話番号を
ユーザーに対して表示して、対応する名前のキー入力を
促す。ユーザーが表示された電話番号に対応する名前を
キー入力したならば、ユーザー入力部310は、名前が
キー入力された電話番号と回数との対応を電話番号・回
数記憶部309から削除し、名前と電話番号との対応を
音声ダイヤル情報としてデータベース記憶部303に記
憶する。ユーザーが表示された電話番号に対応する名前
をキー入力しなければ、ユーザー入力部310は処理を
終了する。新たな音声ダイヤル情報がデータベース記憶
部303に登録されると、認識用辞書作成部306は、
新たに登録された名前について音声認識用辞書を作成
し、認識用辞書記憶部307中の音声認識用辞書に追加
する。
【0038】このように、第3実施例の音声ダイヤル装
置によれば、通話終了後に回数の閾数を越えた回数の電
話番号が表示されるので、ユーザーは表示された電話番
号に対応する名前をキー入力するだけで、相手先の名前
および電話番号を音声ダイヤル情報として容易に登録す
ることができる。
【0039】図4は、本発明の第4実施例に係る音声ダ
イヤル装置の構成を示すブロック図である。本実施例の
音声ダイヤル装置は、図1に示した第1の実施例の音声
ダイヤル装置が電話番号・回数記憶部109の記憶内容
の更新を契機としてユーザー入力部110が回数が回数
の閾値を越える電話番号を表示して対応する名前のキー
入力を促すようにしていたのに対して、装置動作監視部
411を付加して音声ダイヤル装置の起動または終了を
契機としてユーザー入力部410が回数が回数の閾値を
越える電話番号を一括表示して対応する名前のキー入力
を促すようにしたものである。
【0040】したがって、音声認識部401,電話番号
選択部402,データベース記憶部403,電話番号送
出部404,通話機405,認識用辞書作成部406,
認識用辞書記憶部407,電話番号検索部408および
電話番号・回数記憶部409の構成および動作は、第1
実施例の音声ダイヤル装置における音声認識部101,
電話番号選択部102,データベース記憶部103,電
話番号送出部104,通話機105,認識用辞書作成部
106,認識用辞書記憶部107,電話番号検索部10
8および電話番号・回数記憶部109の構成および動作
と同様であるので、それらの詳しい説明を省略する。
【0041】このように構成された第4実施例の音声ダ
イヤル装置では、装置動作監視部411は、音声ダイヤ
ル装置が起動または終了されたときにそれを検出してユ
ーザー入力部410にその旨を通知する。ユーザー入力
部410は、電話番号・回数記憶部409に回数の閾値
を越えた回数が記憶されているかどうかを調べ、回数の
閾値を越えた回数が記憶されている場合には、これらの
回数に対応する電話番号をユーザーに対して一括表示し
て、対応する名前のキー入力を促す。ユーザーが一括表
示された電話番号の一部または全部に対応する名前をキ
ー入力したならば、ユーザー入力部410は、名前が入
力された電話番号と回数との対応を電話番号・回数記憶
部409から削除し、名前と電話番号との対応を音声ダ
イヤル情報としてデータベース記憶部403に登録す
る。ユーザーが表示された電話番号に対応する名前を1
つもキー入力しなければ、ユーザー入力部410は処理
を終了する。新たな音声ダイヤル情報がデータベース記
憶部403に登録されると、認識用辞書作成部406
は、新たに登録された名前について音声認識用辞書を作
成し、認識用辞書記憶部407中の音声認識用辞書に追
加する。
【0042】このように、第4実施例の音声ダイヤル装
置によれば、音声ダイヤル装置の起動時または終了時に
回数の閾数を越えた回数の電話番号が一括表示されるの
で、ユーザーは一括表示された電話番号の一部または全
部に対応する名前をキー入力するだけで、相手先の名前
および電話番号を音声ダイヤル情報として容易に登録す
ることができる。
【0043】図5は、本発明の第5実施例に係る音声ダ
イヤル装置の構成を示すブロック図である。本実施例の
音声ダイヤル装置は、図1に示した第1の実施例の音声
ダイヤル装置が電話番号・回数記憶部109の記憶内容
の更新を契機としてユーザー入力部110が回数が回数
の閾値を越える電話番号に対応する名前のキー入力を促
すようにしていたのに対して、名前登録制御部511を
付加してユーザーが欲する任意の時点でユーザー入力部
510が回数が回数の閾値を越える電話番号を一括表示
して対応する名前のキー入力促すようにしたものであ
る。
【0044】したがって、音声認識部501,電話番号
選択部502,データベース記憶部503,電話番号送
出部504,通話機505,認識用辞書作成部506,
認識用辞書記憶部507,電話番号検索部508および
電話番号・回数記憶部509の構成および動作は、第1
実施例の音声ダイヤル装置における音声認識部101,
電話番号選択部102,データベース記憶部103,電
話番号送出部104,通話機105,認識用辞書作成部
106,認識用辞書記憶部107,電話番号検索部10
8および電話番号・回数記憶部109の構成および動作
と同様なので、それらの詳しい説明を省略する。
【0045】このように構成された第5実施例の音声ダ
イヤル装置では、ユーザーがボタン押下等の操作により
名前登録制御部511に名前登録の指示を行なうと、名
前登録制御部511は、その旨をユーザー入力部510
に伝える。すると、ユーザー入力部510は、電話番号
・回数記憶部509に回数の閾値を越えた回数が記憶さ
れているかどうかを調べ、回数の閾値を越えた回数が記
憶されている場合には、これらの回数に対応する電話番
号をユーザーに対して一括表示して、対応する名前のキ
ー入力を促す。ユーザーが一括表示された電話番号の一
部または全部に対応する名前をキー入力したならば、ユ
ーザー入力部510は、名前が入力された電話番号と回
数との対応を電話番号・回数記憶部509から削除し、
名前と電話番号との対応を音声ダイヤル情報としてデー
タベース記憶部503に登録する。ユーザーが表示され
た電話番号に対応する名前を1つもキー入力しなけれ
ば、ユーザー入力部510は処理を終了する。新たな音
声ダイヤル情報がデータベース記憶部503に登録され
ると、認識用辞書作成部506は、新たに登録された名
前について音声認識用辞書を作成し、認識用辞書記憶部
507中の音声認識用辞書に追加する。
【0046】このように、第5実施例の音声ダイヤル装
置によれば、ユーザーが名前の登録指示をした任意の時
点で回数の閾数を越えた回数の電話番号を一括表示し
て、対応する名前のキー入力を促すようにしたので、ユ
ーザーは一括表示された電話番号の一部または全部に対
応する名前をキー入力するだけで、相手先の名前および
電話番号を音声ダイヤル情報として容易に登録すること
ができる。
【0047】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、デー
タベース記憶部,認識用辞書作成部,認識用辞書記憶
部,音声認識部,電話番号選択部,電話番号送出部,電
話番号・回数記憶部,電話番号検索部およびユーザー入
力部を設け、プッシュボタン入力された電話番号に基づ
いてダイヤル信号の発信を行なった相手先の中で頻度の
高い電話番号のみをユーザに対して表示して、対応する
名前の入力を促すようにしたことにより、電話番号と名
前との対応を音声ダイヤル情報として容易に登録するこ
とができるので、登録作業を効率化することができ、ユ
ーザーの使いやすさが向上するという効果がある。
【0048】また、ユーザー設定部を付加したことによ
り、電話番号・回数記憶部であらかじめ記憶されている
回数の閾値をユーザーが自由に設定することが可能にな
るという効果がある。
【0049】さらに、回線情報検出部を付加したことに
より、通話終了後に回数の閾数を越えた回数の電話番号
が表示されて、対応する名前のキー入力が促されるの
で、ユーザーは表示された電話番号に対応する名前をキ
ー入力するだけで、相手先の名前および電話番号を音声
ダイヤル情報として容易に登録することが可能になると
いう効果がある。
【0050】さらにまた、装置動作監視部を付加したこ
とにより、音声ダイヤル装置の起動時または終了時に回
数の閾数を越えた回数の電話番号が一括表示されて、対
応する名前のキー入力が促されるので、ユーザーは一括
表示された電話番号の一部または全部に対応する名前を
キー入力するだけで、相手先の名前および電話番号を音
声ダイヤル情報として容易に登録することが可能になる
という効果がある。
【0051】また、名前登録制御部を付加したことによ
り、ユーザーが名前の登録指示をした任意の時点で回数
の閾数を越えた回数の電話番号が一括表示されて、対応
する名前のキー入力が促されるので、ユーザーは一括表
示された電話番号の一部または全部に対応する名前をキ
ー入力するだけで、相手先の名前および電話番号を音声
ダイヤル情報として容易に登録することが可能となると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る音声ダイヤル装置の
構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第2実施例に係る音声ダイヤル装置の
構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第3実施例に係る音声ダイヤル装置の
構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の第4実施例に係る音声ダイヤル装置の
構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の第5実施例に係る音声ダイヤル装置の
構成を示すブロック図である。
【図6】図1中のデータベース記憶部に登録された音声
ダイヤル情報を例示する図である。
【図7】図1中の電話番号・回数記憶部の記憶内容を例
示する図である。
【符号の説明】
101,201,301,401,501 音声認識部 102,202,302,402,502 電話番号選
択部 103,203,303,403,503 データベー
ス記憶部 104,204,304,404,504 電話番号送
出部 105,205,305,405,505 通話機 106,206,306,406,506 認識用辞書
作成部 107,207,307,407,507 認識用辞書
記憶部 108,208,308,408,508 電話番号検
索部 109,209,309,409,509 電話番号・
回数記憶部 110,210,310,410,510 ユーザー入
力部 211 ユーザー設定部 311 回線情報検索部 411 装置動作監視部 511 名前登録制御部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 名前と電話番号との対応を音声ダイヤル
    情報として登録するデータベース記憶部と、 このデータベース記憶部に登録された名前を解析して音
    声パターンと名前との対応を示す音声認識用辞書を作成
    する認識用辞書作成部と、 この認識用辞書作成部により作成された音声認識用辞書
    を記憶する認識用辞書記憶部と、 ユーザーの音声入力に基づいて前記認識用辞書記憶部中
    の音声認識用辞書を参照して名前を認識する音声認識部
    と、 この音声認識部により認識された名前を前記データベー
    ス記憶部から検索して、該当する名前が登録されていれ
    ば対応する電話番号を選択する電話番号選択部と、 プッシュボタン入力された電話番号または前記電話番号
    選択部により選択された電話番号をダイヤル信号として
    回線に送出する電話番号送出部と、 電話番号,該電話番号がプッシュボタン入力された回数
    およびあらかじめ定められた回数の閾値を記憶する電話
    番号・回数記憶部と、 プッシュボタン入力された電話番号が前記データベース
    記憶部に登録されているかどうかを検索し、登録されて
    いないと判断されたときに該電話番号および該電話番号
    がプッシュボタン入力された回数を前記電話番号・回数
    記憶部に記憶する電話番号検索部と、 前記電話番号・回数記憶部に記憶された回数が前記回数
    の閾値を越えた場合にユーザーに対して該電話番号を表
    示して対応する名前の入力を促し、対応する名前が入力
    されると該名前と該電話番号との対応を音声ダイヤル情
    報として前記データベース記憶部に登録するユーザー入
    力部とを有することを特徴とする音声ダイヤル装置。
  2. 【請求項2】 前記電話番号・回数記憶部に記憶された
    前記回数の閾値をユーザーが変更するためのユーザー設
    定部を備える請求項1記載の音声ダイヤル装置。
  3. 【請求項3】 前記回線より通話が終了したかどうかの
    情報を取り出す回線情報検出部と、この回線情報検出部
    により通話の終了の情報が取り出されたときにユーザー
    に対して前記電話番号・回数記憶部の回数が前記回数の
    閾値を越えた電話番号を表示して対応する名前の入力を
    促し、対応する名前が入力されると該名前と該電話番号
    との対応を音声ダイヤル情報として前記データベース記
    憶部に登録する前記ユーザー入力部とを備える請求項1
    記載の音声ダイヤル装置。
  4. 【請求項4】 前記音声ダイヤル装置の起動または終了
    を監視する装置動作監視部と、この装置動作監視部によ
    り前記音声ダイヤル装置の起動または終了が検知された
    ときにユーザーに対して前記電話番号・回数記憶部の回
    数が前記回数の閾値を越えた電話番号を一括表示して対
    応する名前の入力を促し、対応する名前が入力されると
    該名前と該電話番号との対応を音声ダイヤル情報として
    前記データベース記憶部に登録する前記ユーザー入力部
    とを備える請求項1記載の音声ダイヤル装置。
  5. 【請求項5】 ユーザーが任意の時点で名前の登録を指
    示するための名前登録制御部と、この名前登録制御部に
    名前の登録が指示されたときにユーザーに対して前記電
    話番号・回数記憶部の回数が前記回数の閾値を越えた電
    話番号を一括表示して対応する名前の入力を促し、対応
    する名前が入力されると該名前と該電話番号との対応を
    音声ダイヤル情報として前記データベース記憶部に登録
    する前記ユーザー入力部とを備える請求項1記載の音声
    ダイヤル装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6374221B1 (en) 1999-06-22 2002-04-16 Lucent Technologies Inc. Automatic retraining of a speech recognizer while using reliable transcripts

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6374221B1 (en) 1999-06-22 2002-04-16 Lucent Technologies Inc. Automatic retraining of a speech recognizer while using reliable transcripts

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