JPH09162949A - 電子機器及び通信制御方法 - Google Patents

電子機器及び通信制御方法

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JPH09162949A
JPH09162949A JP7345334A JP34533495A JPH09162949A JP H09162949 A JPH09162949 A JP H09162949A JP 7345334 A JP7345334 A JP 7345334A JP 34533495 A JP34533495 A JP 34533495A JP H09162949 A JPH09162949 A JP H09162949A
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祐子 飯島
Hisato Shima
久登 嶋
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晴美 川村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 他の機器内のメモリに対して書き込み/読み
出しを行おうとする機器が、相手の機器が一回で読み出
し又は書き込みを行えるデータ長を簡単に知ることがで
きるようにする。 【解決手段】 CAMは読み出しデータ長を256に指
定した読み出しコマンドをパソコンから受け取ると、デ
ータ長を自分が一回で読み出せる最大データ長である3
0バイトに書き換え、その後に30バイトのデータを付
けてパソコンへ送る。パソコンはそのデータ長を見て、
CAMがMIC(カセット内メモリ)から一回で読み出
せる最大データ長が30バイトであることが分かる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばIEEE−
1394に準拠したシリアルバス(以下IEEE139
4シリアルバスという)のような、制御信号と情報信号
とを混在させて伝送できる通信制御バスで接続された複
数の電子機器間で通信を行うシステムに関し、詳細には
電子機器に用いる記録媒体に内蔵されているメモリに対
して他の電子機器が通信制御バスを介してデータの書き
込み/読み込みを行う際に、一回の書き込み/読み込み
に可能なデータ長を知るための手順に関する。
【0002】
【従来の技術】IEEE1394シリアルバスのような
制御信号と情報信号とを混在させることのできる通信制
御バスによって複数の電子機器を接続し、これらの電子
機器間で情報信号及び制御信号を通信するシステムが考
えられている。
【0003】図16にこのようなシステムの例を示す。
このシステムは、カメラ一体型ビテオテープレコーダ
(以下CAMという)11と、ビデオテープレコーダ
(以下VTRという)12と、パーソナルコンピュータ
(以下パソコンという)13とを備えている。そして、
CAM11とパソコン13との間、及びパソコン13と
VTR12との間は、IEEE1394シリアルバスの
ツイストペアケーブル14,15により接続されてい
る。
【0004】システム内の各電子機器(以下「電子機
器」を「機器」という)における信号の伝送は、図17
に示すように、所定の通信サイクル(例えば125μs
ec)毎に時分割多重によって行なわれる。そして、こ
の信号の伝送は、サイクルマスターと呼ばれる機器が通
信サイクルの開始時であることを示すサイクルスタート
パケットをIEEE1394シリアルバス上へ送出する
ことにより開始される。なお、サイクルマスターは、各
機器をIEEE1394シリアルバスのケーブルで接続
した時に、IEEE−1394で規定する手順により自
動的に決定される。
【0005】1通信サイクル中における通信の形態は、
ビデオ信号やオーディオ信号などの情報信号をアイソク
ロナス(以下「アイソクロナス」を「Iso」という)
伝送するIso通信と、接続制御コマンド等の制御信号
をアシンクロナス(以下「アシンクロナス」を「Asy
nc」という)を伝送するAsync通信の二種類であ
る。そして、IsoパケットがAsyncパケットより
先に伝送される。Isoパケットそれぞれにチャンネル
番号1,2,3 ,・・・nを付けることにより、複数の
Isoデータを区別することができる。Isoパケット
の送信が終了した後、次のサイクルスタートパケットま
での期間がAsyncパケットの伝送に使用される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述したシステムにお
いて、例えば図18に示すように、CAM11内のビデ
オカセット21に記録されているオーディオ/ビデオ信
号をVTR12内のビデオカセット23にダビングする
場合、あるいはパソコン13がVTR12のビデオカセ
ット23のタイトルを書き換える場合、について考え
る。
【0007】ここで、ビデオカセット21及び23のパ
ッケージには、それぞれメモリ22及び24が組み込ま
れている。以下ビデオカセットのパッケージに組み込ま
れたメモリをMIC(Memory In Caset
te:カセット内メモリ)と呼ぶ。これらのMIC22
及び24には、ビデオカセット21及び23に記録され
ているオーディオ/ビデオ信号の内容情報(日付、タイ
トル等)が書き込み/読み出し可能に構成されている。
【0008】そして、ビデオカセット21に記録されて
いるオーディオ/ビデオ信号をビデオカセット23にダ
ビングする際に、MIC22に格納されている内容情報
をMIC24に読み込むものとする。あるいは、パソコ
ン13がVTR12のビデオカセット23のMIC24
に格納されている内容情報のタイトルを書き換えるもの
とする。このとき、オーディオ/ビデオ信号は図17に
示したIsoデータとしてIEEE1394シリアルバ
ス上を伝送される。一方、MIC22,24の内容情報
はAsyncデータとしてIEEE1394シリアルバ
ス上を伝送される。
【0009】前述したMIC22に格納されている内容
情報をMIC24に読み込もうとする場合、VTR12
はCAM11に対してAsyncパケットで読み出しコ
マンドを送り、CAM11はそのコマンドに応答するレ
スポンスに内容情報を入れたAsyncパケットを送り
返す手順を実行する。また、パソコン13がMIC24
に内容情報を書き込もうとする場合、パソコン13はV
TR12に対して書き込もうとする内容情報を入れた書
き込みコマンドをAsyncパケットで送り、VTR1
2はそのコマンドに応答するレスポンスを入れたAsy
ncパケットを送り返す手順を実行する。
【0010】このとき、一個のAsyncパケットでは
必要な内容情報の読み込み又は書き込みを行うことがで
きない場合、内容情報をの読み込み又は書き込みを複数
回に分けて行う。ところが、読み込みコマンド又は書き
込みコマンドを受けたときに、一回でMICから読み出
せるデータ長又は一回でMICに書き込めるデータ長は
機器によって必ずしも同一ではない。このため、読み込
み又は書き込みを行おうとする機器は、相手の機器が一
回で読み出せる又は書き込めるデータ長を知った上で通
信を行うことが必要である。
【0011】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたものであって、読み込み又は書き込みを行おうとす
る機器が、相手の機器が一回で読み出し又は書き込みを
行えるデータ長を簡単に知ることができるようにして通
信効率の向上を実現した機器及びその通信制御方法を提
供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明に係る通信制御方法は、制御信号と情報信号
とを混在させて伝送できる通信制御バスで接続された複
数の機器間で通信を行うシステムにおいて、機器に設け
た記録媒体に内蔵された記憶素子からのデータの読み込
みを制御信号で他の機器が行う際に、他の機器が一回に
読み込めるデータ長の最大値をAr、前記機器が一回に
読み出せるデータ長の最大値をBrとすると、前記機器
は他の機器からArのデータを読み込む要求を受けたと
きに、Ar<Brの場合にはArのデータを読み出して
送り、Ar≧Brの場合にはBrのデータを読み出して
送ることを特徴とするものである。
【0013】前記通信制御方法において、さらに、機器
に設けた記録媒体に内蔵された記憶素子へのデータの書
き込みを制御信号で他の機器が行う際に、他の機器は前
記機器に対して一回に書き込めるデータ長の最大値を問
い合わせるように構成することもできる。
【0014】また、本発明に係る機器は、制御信号と情
報信号とを混在させて伝送できる通信制御バスで接続さ
れた複数の機器間で通信を行うシステムにおける機器で
あって、記憶素子を内蔵する情報信号の記録媒体を有
し、他の機器が一回に読み込める記憶素子上のデータの
最大長をAr、自分が一回に読み出せる記憶素子上のデ
ータの最大長をBrとすると、他の機器からArのデー
タを読み込む要求を制御信号で受けたときに、Ar<B
rの場合にはArのデータを読み出して制御信号で送
り、Ar≧Brの場合にはBrのデータを読み出して制
御信号で送ることを特徴とするものである。
【0015】本発明によれば、他の機器は機器に設けら
れた記録媒体に内蔵されている記憶素子からデータを読
み込む際は、機器へArのデータを読み込む要求を制御
信号で送る。読み込み要求を受けた機器は、Ar<Br
の場合には記憶素子からArのデータを読み出して制御
信号で送り、Ar≧Brの場合には記憶装置からBrの
データを読み出して制御信号で送る。
【0016】また、本発明によれば、他の機器は機器に
設けられた記録媒体に内蔵されている記憶素子にデータ
を書き込む際は、一回に書き込めるデータ長の最大値を
制御信号で機器へ問い合わせる。そして、機器から返っ
てくる応答により一回に書き込めるデータ長の最大値を
知り、一回にそれ以下のデータ長のデータを送る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態について
図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明にお
ける機器の要部構成を示すブロック図である。この図に
示すように、本発明における機器は、MIC3を有する
ビデオカセット2と、MIC3に対してデータの書き込
み/読み出しを行なうMICマイクロコンピュータ(以
下「マイクロコンピュータ」を「マイコン」という)4
と、各種コマンドやレスポンスの作成等のアプリケーシ
ョン層の処理を行なうデジタルインタフェースマイコン
5と、パケットの作成/検出、データのエンコード/デ
コード等のリンク層及び物理層の処理を行なう通信イン
タフェース6とを備えている。
【0018】以上説明した機器はCAMとVTRであ
る。パソコンにはビデオカセットやMICマイコンは設
けられておらず、記録媒体としてはハードディスクや光
磁気ディスク等が設けられている。また、CRT等の表
示装置も設けられている。本発明はMIC上の内容情報
の処理に関するものであるため、図1ではオーディオ/
ビデオ信号の記録/再生処理に関するブロックやカメラ
ブロックは省略した。
【0019】次に、図1に示した機器の全体の動作を説
明する。他の機器が送信したコマンドはIEEE139
4シリアルバス7を介して受信され、通信インタフェー
ス6において前述した物理層及びリンク層の処理を受
け、デジタルインタフェースマイコン5へ送られる。デ
ジタルインタフェースマイコン5は、コマンドの内容と
MIC3の書き込み/読み出しの管理に関する現在の状
態とに応じて所定の処理を行なう(詳細は後述)。
【0020】本実施の形態では、各機器内のデジタルイ
ンタフェースマイコン5は、MIC3上のデータの書き
込み/読み出しの管理に関してオープン状態とクローズ
状態の二つの状態を持っている。まず、これら二つの状
態の基本的な特徴を説明しておく。
【0021】クローズ状態では、他の機器から書き込み
あるいは読み出しコマンドを受けてもリジェクトのレス
ポンスを返す。クローズ状態においてオープンコマンド
を受け取るとオープン状態になる。また、オープン状態
においてオープン中の機器からクローズコマンドを受け
取るとクローズ状態になる。
【0022】オープン状態には、リードオープン状態と
リード/ライトオープン状態とがある。リードオープン
状態では、他の機器から読み出しコマンドを受けると、
MICマイコン4を介してMIC3から読み出したデー
タを送る。また、リード/ライトオープン状態では、他
の機器から受け取った書き込みデータをMICマイコン
4を介してMIC3に書き込む。このとき、デジタルイ
ンタフェースマイコン5は、現在動作中のアプリケーシ
ョンが一回に処理できる長さのデータの読み出し又は書
き込みを実行する。
【0023】次に図16に示したようなシステムにおい
て所望の機器間でダビングや、MIC上の内容情報の表
示などを行なう場合について説明するが、前述したよう
に、MIC上の内容情報の書き込み/読み出しは、As
yncパケットを用いて行うので、まずAsyncパケ
ットについて説明する。
【0024】Async通信において、ある機器が他の
機器に何かを要求する制御信号をコマンドと呼び、この
コマンドをパケットに入れて送る側をコントローラと呼
ぶ。また、コマンドを受け取る側をターゲットと呼ぶ。
ターゲットは必要に応じてコマンドの実行結果を示す制
御信号(これをレスポンスと呼ぶ)を入れたパケット
を、コントローラへ返信する。
【0025】このコマンドとレスポンスとは、一つのコ
ントローラと一つのターゲットとの間で通信され、コマ
ンドの送信で開始しレスポンスの返信で終了する一連の
やりとりをコマンドトランザクションと呼ぶ。コントロ
ーラは、コマンドトランザクションによって、ターゲッ
トに特定の動作を行うように要求したり、ターゲットの
現在の状態を問い合わせたりすることができる。システ
ム内のどの機器もコマンドトランザクションを開始、終
了することができる。すなわち、どの機器もコントロー
ラにもターゲットにもなることができる。
【0026】図2に制御信号を含んだAsyncパケッ
トの構造を示す。コマンドもレスポンスも同じ構造であ
る。この図において、パケットのデータは上から下へ、
かつ左から右へ順に伝送される。パケットは32ビット
(=1クアドレット)単位で表される。また、パケット
ヘッダーとデータブロックとから構成されている。そし
て、パケットヘッダーのソースIDが示す機器からディ
スティネーションIDが示す機器のディスティネーショ
ンオフセットに示すアドレスへ、データブロックの内容
を書き込む。
【0027】図2のデータブロックにおいて、CTS
(コマンドトランザクションセット)は、コマンド言語
の種類を示す。また、CT/RC(コマンドタイプ/レ
スポンスコード)は、コマンドの場合には要求の種類を
示し、レスポンスの場合には要求に対する返事の種類を
示す。HA(ヘッダーアドレス)はコマンドの場合には
要求する相手が機器全体なのか機器内のサブデバイス
(機能単位)なのかを示し、レスポンスの場合には、そ
の相手が返事をするという意味で対応するコマンドと同
じである。OPC(オペレーションコード)はコマンド
コード、すなわち具体的な要求を示し、それに続くOP
R(オペランド)でその要求に必要なパラメータを示
す。
【0028】次に、CAMのビデオカセットに記録され
ているオーディオ/ビデオ信号の全てをVTRのビデオ
カセットへダビングしているときに、MIC上の内容情
報も全てコピーする場合について説明する。このとき
の、MICとのアクセスに関するコマンド/レスポンス
のやり取りを図3に示す。ここではCAMにおいてMI
Cから一回で読み出すことのできるデータ長を最大30
バイト、VTRにおいてMICに一回で書き込むことの
できるデータ長を最大が20バイトとする。なお、以下
の説明における( )内の番号は図3の手順における
( )内の番号と対応する。
【0029】(1)ビデオカセットのパッケージに組み
込まれたMICへのアクセスをするには、まずオープン
状態にすることが必要なため、VTRはCAMに対して
リードオープンコマンドを送る。
【0030】(2)CAMはリードオープンコマンドを
受け取ると、VTRに対してアクセプトのレスポンスを
返す。
【0031】(3)VTRはCAMのビデオカセットに
記録されているオーディオ/ビデオ信号の全てをダビン
グしているため、MIC上の内容情報も全てコピーす
る。このとき、VTRはCAMのMIC上の内容情報を
VTRが受け取れる最大データ長の20バイト単位で数
回に分けて読み出す。
【0032】このときのリードMICコマンドを図4に
示す。この図において、CTSはAV機器の制御に用い
るAV/C(Audio Video/Contro
l)コマンドセットである。また、HAはVTRサブデ
バイスであり、OPCはリードMIC、OPR1は20
バイトのデータ長、OPR2の00hは読み出しを行う
MICの先頭アドレスの上位1バイト、OPR3の00
hは同じく下位1バイトである。そして、それ以降の2
バイトは制御信号の長さを1クアドレットの整数倍にす
るための0パッドバイトである。
【0033】(4)CAMは図4に示したリードMIC
コマンドを受け取ると、指定されたアドレスから20バ
イトのMICデータを読出し、VTRへ送る。このとき
のレスポンスを図5に示す。
【0034】(5)前述した(3),(4)の手順を数
回繰り返し、全ての内容情報の読み出しが終了したら、
VTRはCAMに対してクローズコマンドを送る。
【0035】(6)CAMはVTRから受けたクローズ
コマンドに対してアクセプトのレスポンスを返す。
【0036】次に、パソコンがCAMとVTR間のダビ
ングを制御し、また、CAM内のビデオカセットの内容
情報の表示も行なう場合について説明する。このときの
CAMにおいてMICから一回で読み出すことのできる
データ長は最大は30バイト、パソコンが一回で読み込
むことのできるデータ長は最大256バイト、VTRに
おいてMICに一回で書き込むことのできるデータ長は
最大30バイトとする。ここでも、以下の説明における
( )内の番号は図6の手順における( )内の番号と
対応する。
【0037】(1)パソコンはCAMのMICにアクセ
スをするために、まずリードオープンコマンドを送る。
【0038】(2)CAMはリードオープンコマンドを
受け取ると、パソコンに対してアクセプトのレスポンス
を返す。
【0039】(3)パソコンは、CAMからVTRへビ
デオカセットの特定の部分のオーディオ/ビデオ信号だ
けをダビングするように制御しているため、MIC上の
内容情報もその部分に対応する範囲のみ指定してコピー
する。このとき、パソコンは特定範囲のみコピーし、か
つ表示すればよいため、必要な内容情報を一回で読み出
そうとする。そこで、CAMへ、図7に示す読み出しデ
ータ長を256バイトに指定したリードMICコマンド
を送る。
【0040】(4)CAMは、受け取ったリードMIC
コマンド中の読み出しデータ長が自分が一回で読み出せ
る最大データ長である30バイトを超えているので、レ
スポンスパケットに入れるMICデータ長を対応できる
最大長である30バイトに書き換え、その後に30バイ
ト分だけMICデータを付けてパソコンへ送る。このと
きのレスポンスを図8に示す。
【0041】パソコンはCAMからのレスポンスパケッ
トを受けると、その中のデータ長(30バイト)が自分
が指定したデータ長(256バイト)より短いため、C
AMがMICから一回で読み出せる最大データ長は30
バイトであることが分かる。
【0042】(5)そこで、パソコンは、次から最大長
を30バイトに指定して、数回に分けてCAMからMI
Cデータを読み出す。このときのリードMICコマンド
を図9に示す。
【0043】(6)CAMは、受け取ったリードMIC
コマンドパケット中の読み出しデータ長が自分が一回で
読み出せる最大データ長である30バイトと等しいの
で、指定された最大長のデータを返して対応する。この
ときのレスポンスを図10に示す。
【0044】パソコンはCAMのMICからの読み出し
を数回繰り返し、必要な内容情報が全て揃ったら、ディ
スプレイ上に、図11のように、カセット内容情報を表
示すると共に、 (7)CAMに対してクローズコマンドを送る。
【0045】(8)CAMはパソコンから受けたクロー
ズコマンドに対してアクセプトのレスポンスを返す。
【0046】(9)次にパソコンは、VTR内のビデオ
カセットのMIC上のタイトルを書き換えるために、V
TRに対してリードライトオープンコマンドを送る。
【0047】(10)VTRはリードライトオープンコ
マンドを受け取ると、パソコンに対してアクセプトのレ
スポンスを返す。
【0048】(11)パソコンはVTRに対して、一回
にMICに書き込めるデータ長の最大値を問い合わせ
る。このときの問い合わせコマンドを図12に示す。
【0049】(12)VTRは最大値が30バイドであ
ることを示すレスポンスを返す。このときのレスポンス
を図13に示す。
【0050】(13)パソコンは、VTRのMICに対
して、内容情報を30バイトずつ、数回に分けて適当な
アドレスに書き込む。このときのライトMICコマンド
を図14に示す。
【0051】(14)VTRは、ライトMICコマンド
を受け取ると、その中の30バイトのデータをMICに
書き込むと共に、パソコンへアクセプトのレスポンスを
返す。このときのレスポンスを図15に示す。
【0052】(15)パソコンは、内容情報の書き込み
が全て完了したら、VTRへクローズコマンドを送る。
【0053】(16)VTRはパソコンから受けたクロ
ーズコマンドに対してアクセプトのレスポンスを返す。
【0054】このように、本実施の形態によれば、IE
EE1394シリアルバスを介して、ビデオカセット内
の情報信号だけでなく、ビデオカセットのパッケージに
組み込まれたMIC上のカセット内容情報も一緒にコピ
ーしたり、表示したりするためにMIC上のデータを読
み込む際に、相手機器が一回でMICから読み出すこと
のできるデータ長の最大値を問い合わせる必要がない。
そして、読み込み要求におけるデータ長がこの最大値を
超えていても超えていなくても、新たな問い合わせは不
要である。
【0055】また、MICに対する書き込みに関して
は、始めに一回で書き込み可能なデータ長の最大値を問
い合わせておけば、効率の良いデータ通信を行なうこと
ができる。
【0056】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、読み込みを行おうとする機器は、相手の機器が一
回で読み出せるデータ長の最大値を問い合わせる必要が
ないため、通信数を削減することができる。
【0057】また、書き込みを行おうとする機器は、始
めに相手の機器が一回で書き込めるデータ長の最大値を
問い合わせておけば、通信数の削減を図れ、効率的な通
信を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における機器の要部構成を示すブロック
図である。
【図2】Asyncパケットの構造を示す図である。
【図3】CAMとVTR間でMICデータをコピーする
際の手順を示す図である。
【図4】VTRからCAMへ送るリードMICコマンド
の構造を示す図である。
【図5】CAMからVTRへ送るリードMICレスポン
スの構造を示す図である。
【図6】パソコンの制御によりCAMからVTRへMI
Cデータをコピーし、さらにVTRのMICデータを書
き換える場合の手順を示す図である。
【図7】パソコンからCAMへ送るリードMICコマン
ドの構造の一例を示す図である。
【図8】CAMからパソコンへ送るリードMICレスポ
ンスの構造の一例を示す図である。
【図9】パソコンからCAMへ送るリードMICコマン
ドの構造の他の一例を示す図である。
【図10】CAMからパソコンへ送るリードMICレス
ポンスの構造の他の一例を示す図である。
【図11】パソコンにおけるカセット内容情報の表示例
を示す図である。
【図12】パソコンからVTRへ送るライトMIC能力
の問い合わせコマンドを示す図である。
【図13】VTRからパソコンへ送るライトMIC能力
を回答するレスポンスの構造を示す図である。
【図14】パソコンからVTRへ送るライトMICコマ
ンドの構造を示す図である。
【図15】VTRからパソコンへ送るライトMICレス
ポンスの構造を示す図である。
【図16】IEEE1394シリアルバスを用いた通信
システムの一例を示す図である。
【図17】IEEE1394シリアルバスを用いた通信
システムにおけるバス上のデータ構造の一例を示す図で
ある。
【図18】CAMのビデオカセットから再生したオーデ
ィオ/ビデオ信号をダビングすると共に、MICの内容
情報をコピーする様子を示す図である。
【符号の説明】
1…機器、2…ビデオカセット、3…MIC、4…MI
Cマイコン、5…デジタルインタフェースマイコン、
7,14,15…IEEE1394シリアルバス、11
…CAM、12…VTR、13…パソコン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 真 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御信号と情報信号とを混在させて伝送
    できる通信制御バスで接続された複数の電子機器間で通
    信を行うシステムにおいて、 前記電子機器に設けた記録媒体に内蔵された記憶素子か
    らのデータの読み込みを前記制御信号で他の電子機器が
    行う際に、前記他の電子機器が一回に読み込めるデータ
    長の最大値をAr、前記電子機器が前記記憶素子から一
    回に読み出せるデータ長の最大値をBrとすると、前記
    電子機器は前記他の電子機器からArのデータを読み込
    む要求を受けたときに、Ar<Brの場合にはArのデ
    ータを読み出して送り、Ar≧Brの場合にはBrのデ
    ータを読み出して送ることを特徴とする通信制御方法。
  2. 【請求項2】 さらに、電子機器に設けた記録媒体に内
    蔵された記憶素子へのデータの書き込みを制御信号で他
    の電子機器が行う際に、前記他の電子機器は前記電子機
    器に対して一回に書き込めるデータ長の最大値を問い合
    わせる請求項1に記載の通信制御方法。
  3. 【請求項3】 制御信号と情報信号とを混在させて伝送
    できる通信制御バスで接続された複数の電子機器間で通
    信を行うシステムにおける電子機器であって、 記憶素子を内蔵する前記情報信号の記録媒体を有し、他
    の電子機器が一回に読み込める前記記憶素子上のデータ
    の最大長をAr、自分が一回に読み出せる前記記憶素子
    上のデータの最大長をBrとすると、前記他の電子機器
    からArのデータを読み込む要求を制御信号で受けたと
    きに、Ar<Brの場合にはArのデータを読み出して
    制御信号で送り、Ar≧Brの場合にはBrのデータを
    読み出して制御信号で送ることを特徴とする電子機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017104440A1 (ja) * 2015-12-16 2017-06-22 ソニー株式会社 通信装置、通信方法、プログラム、および通信システム

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