JPH09162831A - アラーム通信システム - Google Patents

アラーム通信システム

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JPH09162831A
JPH09162831A JP32281295A JP32281295A JPH09162831A JP H09162831 A JPH09162831 A JP H09162831A JP 32281295 A JP32281295 A JP 32281295A JP 32281295 A JP32281295 A JP 32281295A JP H09162831 A JPH09162831 A JP H09162831A
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JP
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alarm
unit
data
transmission
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Withdrawn
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JP32281295A
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English (en)
Inventor
Koichi Maeda
浩一 前田
Shinji Tanaka
伸二 田中
Katsumi Imamura
勝巳 今村
Takaaki Itose
孝彰 糸瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はアラーム通信システムに関し、装置
アラームのローカル監視のみならず、リモート監視も可
能とすることにより、伝送容量の効率化を図ることがで
きるアラーム通信システムを提供することを目的として
いる。 【解決手段】 ユーザ端末の低速データ通信をサポート
するTDM装置に、音声通信をサポートする少なくとも
1台の拡張装置とが接続され、前記TDM装置が他のT
DM装置と高速ディジタル専用線を介して通信を行なう
交換システムにおいて、前記TDM装置内に、拡張装置
に何らかの装置アラームが発生し、その装置の該当チャ
ネルが音声不通となった場合に、伝送フォーマット内の
未使用状態となった該当チャネルの伝送領域にコード化
した装置アラーム情報を乗せて多重化し送信する送信手
段を設けて構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアラーム通信システ
ムに関する。近年、通信メディアの多様化に伴い、個々
のメディアに対応し、それらをより多く収容できる能力
を有し、またより効率的にかつより経済的にサポート可
能な多重化装置(TDM装置)が要求されてきている。
【0002】
【従来の技術】図10は従来システムの構成例を示すブ
ロック図である。図において、1A,1Bはユーザ端末
の低速データ通信をサポートする本体装置(TDM装
置)である。これら本体装置は、例えば2.4Kbps
〜19.2Kbpsの低速データ端末を最大6チャネル
(CH)収容可能となっており、高速ディジタル専用線
を介して通信サポートするようになっている。本体装置
1A側において、2〜4は本体装置1Aに接続される端
末で、このうち端末4はモデム5,6を介して本体装置
1Aに接続されている。端末2〜端末4が合計で6台接
続され、それぞれCH0〜CH5に相当している。
【0003】本体装置1B側において、7はCH0〜C
H5までをサポートするホストである。8は本体装置1
Aと1B間を接続する高速ディジタル専用線で、その通
信速度は64Kbps〜128Kbps程度である。こ
の高速ディジタル専用線8は、本体装置1A,1Bと終
端装置9A,9Bを介して接続されている。10A,1
0Bはそれぞれ本体装置内に設けられた表示部である。
【0004】20Aは拡張ケーブル21Aを介して本体
装置1Aと接続される複数の拡張装置である。これら拡
張装置20Aは交換機22Aと接続され、交換機22A
と接続されている電話機23Aやファクシミリ装置24
Aの音声を符号化し伝送可能にしている。図では、拡張
装置20Aは#1〜#3まで3台接続されている例を示
しているが、これに限るものではない。
【0005】本体装置1Aと#1の拡張装置20Aと
は、それぞれのインタフェース1a,20a間が拡張ケ
ーブル21Aで接続され、各拡張装置20A間はインタ
フェース20aを介して拡張ケーブル21Aでいもづる
式に接続されている。#1の拡張装置20Aには交換機
22Aが接続され、該交換機22Aには電話機23Aと
ファクシミリ装置24Aが接続されている。この電話機
23AがCH6、ファクシミリ装置24AがCH7とな
る。電話機23Aと拡張装置20Aとはアナログインタ
フェース20cを介して接続され、ファクシミリ装置2
4Aと拡張装置20Aとはアナログインタフェース20
dを介して接続されている。#2の拡張装置20Aには
交換機22Aが接続され、該交換機22Aには2台の電
話機23Aが接続されている。これら電話機23Aがそ
れぞれCH8,CH9となる。これら電話機23Aと拡
張装置20Aとはアナログインタフェース20cを介し
て接続されている。#3の拡張装置20Aには交換機2
2Aが接続され、該交換機22Aには電話機23Aとフ
ァクシミリ装置24Aが接続されている。この電話機2
3AがCH10,ファクシミリ装置24AがCH11と
なる。電話機23Aと拡張装置20Aとはアナログイン
タフェース20cを介して接続され、ファクシミリ装置
24Aと拡張装置20Aとはアナログインタフェース2
0dを介して接続されている。
【0006】本体装置1B側において、20Bは拡張ケ
ーブル21Bを介して本体装置1Bと接続される複数の
拡張装置である。これら拡張装置20Bは交換機22B
と接続され、交換機22Bと接続されている電話機23
Bやファクシミリ装置24Bの音声を符号化し伝送可能
にしている。図では、拡張装置20Bは#1〜#3まで
3台接続されている例を示しているが、これに限るもの
ではない。
【0007】本体装置1Bと#1の拡張装置20Bと
は、それぞれのインタフェース1b,20b間が拡張ケ
ーブル21Bで接続され、各拡張装置20B間はインタ
フェース20bを介して拡張ケーブル21Bでいもづる
式に接続されている。#1の拡張装置20Bには交換機
22Bが接続され、該交換機22Bには電話機23Bと
ファクシミリ装置24Bが接続されている。この電話機
23BがCH6、ファクシミリ装置24BがCH7とな
る。電話機23Bと拡張装置20Bとはアナログインタ
フェース20eを介して接続され、ファクシミリ装置2
4Bと拡張装置20Bとはアナログインタフェース20
fを介して接続されている。#2の拡張装置20Bには
交換機22Bが接続され、該交換機22Bには2台の電
話機23Bが接続されている。これら電話機23Bがそ
れぞれCH8,CH9となる。これら電話機23Bと拡
張装置20Bとはそれぞれアナログインタフェース20
eを介して接続されている。
【0008】#3の拡張装置20Bには交換機22Bが
接続され、該交換機22Bには電話機23Bとファクシ
ミリ装置24Bが接続されている。この電話機23Bが
CH10,ファクシミリ装置24BがCH11となる。
電話機23Bと拡張装置20Bとはアナログインタフェ
ース20eを介して接続され、ファクシミリ装置24B
とと拡張装置20Bとはアナログインタフェース20f
を介して接続されている。本体装置1A側と本体装置1
B側のそれぞれ対応するチャネルが割り当てられた電話
機乃至はファクシミリ装置同志とが相互に通信を行な
う。例えば、#1の拡張装置20Aに交換機22Aを介
して接続されている電話機23A(CH6)と、#1の
拡張装置20Bに交換機22Bを介して接続されている
電話機23B(CH6)とが相互に通話を行なう。
【0009】図に示す本体装置1A,1Bでの拡張装置
20A,20B側の装置アラームには、装置間を接続
する拡張ケーブル断、拡張装置の電源断、拡張装置
に設けられている冷却用空冷ファンが停止した時のファ
ンアラーム、音声データ処理アラーム等がある。従来
のシステムにおけるアラーム通信方式は、例えば#2の
拡張装置20Aにて上述の装置アラームが発生した場
合、拡張装置20A内のアナログインタフェース20c
のCH8,CH9と、対向側の#2の拡張装置20Bの
同じチャネルのアナログインタフェース20e間は音声
不通になる。
【0010】図11は従来システムの本体装置の構成例
を示す図で、図10の1Aの送信側の構成を示している
が、本体装置1Bの送信側の構成も同じである。図にお
いて、30は拡張装置20Aから送られてくる音声デー
タを多重化すると共に、高速ディジタル専用線8を介し
て受信した多重データを分離する多重分離部である。3
1は高速ディジタル専用線8と接続されるインタフェー
ス、32は低速データ端末2〜4と接続されるインタフ
ェースである。1aは拡張装置20Aと接続されるイン
タフェースであり、拡張装置にてアナログ信号をディジ
タル信号に変換するA/D変換機能と、ディジタル信号
をアナログ信号に変換するD/A変換機能を具備してお
り、ディジタル化した音声シグナリング信号の入出力を
行なう。拡張装置側とやりとりされる信号は、音声とシ
グナリングとがある。シグナリングは、通話する時に送
られるツーツーと聞こえる信号をいう。図より明らかな
ように、音声とシグナリングは別系統として扱われてい
る。
【0011】33は拡張装置20Aから送られてくるア
ラーム信号を受信してアラーム信号を認識するアラーム
監視部、34はオペレータコンソール等(図示せず)よ
り入力される各種設定情報を受けて、各チャネルの割り
付け位置を多重分離部30に設定するレジスタ部、10
Aは各種情報を表示する表示部である。多重分離部30
には、音声情報のタイミングをとるクロックCLKA
と、シグナリング情報を扱うクロックCLKBが入力さ
れ、また音声情報及びシグナリング情報が入力され、更
に音声データの制御を行なう制御信号1が入力されてい
る。
【0012】図12は従来システムの動作を示すタイム
チャートで、通常動作時の動作を示す。(a)はクロッ
クCLKA、(b)は音声データの送信側フォーマッ
ト、(c)は制御信号1、(d)は受信側フォーマッ
ト、(e)はクロックCLKB、(f)はシグナリング
データの送信側フォーマット、(g)は受信側フォーマ
ットである。#2の拡張装置20Aと接続されている2
台の電話機23A(CH8,CH9)からの音声データ
は、クロックCLKAに同期して多重分離部30に制御
信号1が“0”になるタイミングで入り、レジスタ部3
4でチャネル毎に設定されたタイムスロットに割り付け
られる。多重分離部30で多重化された音声データは、
高速ディジタル専用線8を介して相手方本体装置1Bに
送信される。相手方本体装置1Bで受信された時のフォ
ーマットは、(d)に示すようなものとなる。一方、シ
グナリングデータも同様に多重分離部30でクロックC
LKBに同期してチャネル毎に設定されたタイムスロッ
トに(f)に示すように割り付けられ、高速ディジタル
専用線8を介して相手方本体装置1Bに送信される。相
手方本体装置1Bで受信された時のフォーマットは、
(g)に示すようなものとなる。
【0013】ここで、前述したように、#2の拡張装置
20Aで装置アラームが発生した時の動作を図13に示
す。(a)は音声データのタイミングをとるクロックC
LKA、(b)は音声の送信側フォーマット、(c)は
制御信号1、(d)はシグナリングデータのタイミング
をとるクロックCLKB、(e)はシグナリングの送信
側フォーマットである。この場合には、音声データの制
御を行なう制御信号1が該当するタイミングで“0”に
ならず、“1”のままである。従って、音声側フォーマ
ットのCH8とCH9に相当するタイムスロットは、デ
ィセーブル状態となり、該当タイムスロットに乗る音声
データは不定となる。一方、シグナリングデータの方
は、メークビジー処理を行ない、各チャネルのデータは
全てオール“1”で相手方装置に伝送される。
【0014】この場合、本体装置1A及び1Bにて各チ
ャネルの音声データのタイムスロットは未使用状態のま
ま送受信される。また、上述の装置アラームのとが
発生した場合には、#2の拡張装置20Aの下段にいも
づる式に接続される#3の拡張装置20A及び#3の拡
張装置20Bにおいても、同様にアラーム状態となる。
本体装置1Aにてその装置アラームを検知して表示部1
0Aに、“どの拡張装置のどのような装置アラームが検
出されている”といったアラーム要因を含めた上述した
〜のモニタ表示を行なっているが、高速ディジタル
専用線8を介した相手方本体装置1Bには、その装置ア
ラーム情報は通知されない。即ち、装置アラームに関し
てはローカル監視は行なっているが、リモート監視は行
なわれていない。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上述したような装置ア
ラームが発生した際に、メークビジー(音声不通)とな
るチャネルのタイムスロットは未使用状態となるため、
相手方本体装置1Bには装置アラーム状態が通知されな
いという問題があった。
【0016】本発明はこのような課題に鑑みてなされた
ものであって、装置アラームのローカル監視のみなら
ず、リモート監視も可能とすることにより、伝送容量の
効率化を図ることができるアラーム通信システムを提供
することを目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】 図1,図2は本発明の原理ブロック図である。図1
は本体装置の送信側を、図2は本体装置の受信側をそれ
ぞれ示す。図11と同一のものは、同一の符号を付して
示す。本体装置1A,1B共に、図1に示す送信側の構
成と図2に示す受信側の構成を具備しており、互いに送
信と受信が可能となっている。また、本発明システムの
全体の構成は、図10に示すものと同じである。本発明
は、ユーザ端末の低速データ通信をサポートするTDM
装置に、音声通信をサポートする少なくとも1台の拡張
装置とが接続され、前記TDM装置が他のTDM装置と
高速ディジタル専用線を介して通信を行なう交換システ
ムにおいて、前記TDM装置内に、拡張装置に何らかの
装置アラームが発生し、その装置の該当チャネルが音声
不通となった場合に、伝送フォーマット内の未使用状態
となった該当チャネルの伝送領域にコード化した装置ア
ラーム情報を乗せて多重化し送信する送信手段を設けた
ものである。
【0018】この送信手段を用いて、装置アラームが発
生した側の本体装置で検出した装置アラームをコード化
し、そのコード化された信号(アラーム識別コード)を
各チャネルの音声データの空き状態となっているタイム
スロットに乗せて送受信可能にする。
【0019】この発明の構成によれば、アラーム識別コ
ードを未使用のタイムスロットに乗せて相手方装置に送
信することができるので、装置アラームのローカル監視
のみならず、リモート監視も可能とすることにより、伝
送容量の効率化を図ることができる。
【0020】 図1に示す各構成要素は、前記送信手
段の構成を示したものである。該送信手段は、高速ディ
ジタル専用線8と接続され、データの多重と分離を行な
う多重分離部30と、該多重分離部30と接続され、ア
ラーム情報を識別し、アラームコードを付加するアラー
ム識別・コード化部40と、各装置のアラーム情報を監
視するアラーム監視部33と、該アラーム監視部33と
接続され、アラーム識別コードとコード化フラグを前記
アラーム識別・コード化部40に与えるレジスタ部41
と、該レジスタ部41と接続され、アラーム情報を含む
各種情報を表示する表示部10Aより構成されている。
32は低速データ端末側と接続されるインタフェース、
31は高速ディジタル専用線8と接続されるインタフェ
ース、1aは拡張装置側と接続されるインタフェースで
ある。インタフェース1aを介して音声データとシグナ
リングデータが送受信され、制御信号1が入力され,装
置間制御信号が送受信され、アラーム信号が入力され
る。
【0021】送信手段をこのように構成することによ
り、本来未使用のタイムスロットに送信側拡張装置のア
ラーム情報をコード化して乗せて相手方装置に伝送する
ことができ、装置アラームのローカル監視のみならず、
リモート監視も可能とすることができ、伝送容量の効率
化を図ることができる。
【0022】 図2は受信側の構成例を示す図であ
る。受信側のTDM装置にて、多重化したデータを分離
し、前記伝送フォーマットからコード化した装置アラー
ム情報を分析して認識・表示可能にし、装置アラームの
リモート監視を行なう受信手段を具備することを特徴と
している。
【0023】この発明の構成によれば、受信手段が送信
側装置から受信した装置アラーム情報を分析して、認識
し、表示部で表示可能にすることにより、装置アラーム
のリモート監視を行なうことができる。
【0024】 図2において、図1と同一のものは、
同一の符号を付して示す。受信側TDM装置における受
信手段は、高速ディジタル専用線8と接続され、データ
の多重と分離を行なう多重分離部30と、該多重分離部
30と接続され、アラーム情報を識別し、アラームコー
ドを分離するアラーム識別・コード分解部42と、各種
のアラーム情報を監視するアラーム監視部33と、該ア
ラーム監視部33と接続され、分離されたアラーム識別
コードを受けて、該当するアラーム識別コードに対応す
るアラーム情報を出力するレジスタ部43と、該レジス
タ部43の出力を受けてアラーム情報として出力する表
示部10Aより構成されている。32は低速データ端末
側と接続されるインタフェース、31は高速ディジタル
専用線8と接続されるインタフェース、1bは拡張装置
側と接続されるインタフェースである。インタフェース
1bを介して音声データとシグナリングデータが送受信
され、制御信号1が入力され,装置間制御信号が送受信
され、アラーム信号が入力される。
【0025】受信手段をこのように構成することによ
り、相手方装置から送られてくる相手方拡張装置のアラ
ーム状態を認識することができ、リモート監視が可能と
なる。 この場合において、前記送信手段は伝送フォーマッ
トを分解後、音声データ・シグナリングデータのメイク
ビジー処理を行ない、各チャネルに送信可能にすること
を特徴としている。
【0026】この発明の構成によれば、装置アラームを
コード化して相手方装置に伝送することが可能になる。 また、前記送信手段は音声データの該当タイムスロ
ットを利用し、装置アラーム情報を乗せ、前記受信手段
は装置アラーム情報を識別・分析することを特徴として
いる。
【0027】この発明の構成によれば、自装置側の音声
データのアラーム情報を相手方装置に通知することがで
き、装置アラームのリモート監視が可能となる。 また、前記送信手段はシグナリングデータの該当タ
イムスロットを利用し、装置アラーム情報を乗せ、前記
受信手段は装置アラーム情報を識別・分析することを特
徴としている。
【0028】この発明の構成によれば、自装置側のシグ
ナリングデータのアラーム情報を相手方装置に通知する
ことができ、装置アラームのリモート監視が可能とな
る。 更に、音声データが不通になった時に、その該当チ
ャネルのタイムスロットを利用し、送信側と受信側のT
DM装置にハンドセットテレホンを取り付けて通話可能
としたことを特徴としている。
【0029】この発明の構成によれば、自装置と相手方
装置のハンドセットテレホンを利用して装置アラームを
音声で相互に通知しあうことが可能となる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態例を詳細に説明する。図3は本発明の正常時の
動作を示すタイムチャートである。図は送信側のタイム
チャートを示し、システム構成としては図1,図2及び
図10を用いる。(a)〜(g)は音声データの送信動
作を、(h)〜(m)はシグナリングデータの送信動作
をそれぞれ示す。(a)は音声データ側のタイミングを
とるクロックCLKA、(b)は音声データの送信側フ
ォーマット、(c)は制御信号1、(d)はコード化フ
ラグ1、(e)はコード化フラグ2、(f)はコード化
フラグ3、(g)は受信側フォーマットである。(h)
はシグナリングデータ側のタイミングをとるクロックC
LKB、(i)は送信側フォーマット、(j)はコード
化フラグ1、(k)はコード化フラグ2、(l)はコー
ド化フラグ3、(m)は受信側フォーマットである。
【0031】電話機からの音声データはインタフェース
1aを介してアラーム識別・コード化部40に入る。こ
の状態では、装置アラームは発生していないので、アラ
ーム監視部33は、レジスタ部41に対してアラームな
しを通知する。レジスタ部41は、この通知を受ける
と、アラーム識別・コード化部40に対して各チャネル
毎に以下のようなコード化フラグとアラーム識別コード
を与える。ここで、コード化フラグは、どこのチャネル
でアラームが発生しているかを示すコードであり前述し
たコード化フラグ1,2であり、アラーム識別コードは
何のアラームかを示すコードであり、前述のコード化フ
ラグ3である。
【0032】図4はコード化フラグ1の構成例を示す図
である。コード化フラグ1は、識別コードをどの信号
(ビット)に乗せて送受信するかを設定するものであ
る。音声データは“0x01”で、シグナリングは“0
x02”で、音声データとシグナリングは“0x03”
でそれぞれ示される。ここで、“0x”は16進である
ことを示している。図5はコード化フラグ2の構成例を
示す図である。該コード化フラグ2は、チャネルNo.
の識別コードである。そして、チャネルNo.に対応し
て、コード値が16進で割り当てられている。図6はコ
ード化フラグ3の動作状態を示す図である。このコード
化フラグ3は、チャネル別アラーム識別コードであり、
異常なチャネルの時に、データが乗るようになってい
る。通常は“0”状態である。図6の例は、#2の拡張
装置20Aに装置アラームが発生し(従って、#2の拡
張装置と接続される#3の拡張装置もアラーム状態とな
る)、チャネル8〜チャネルBに装置アラームが発生し
ていることを示している。なお、このコード化フラグ3
は通常時は“0”でディスエーブル状態となっている。
図3の場合には、装置アラームは発生していないので、
例えばCH8とCH9の音声データを送信する時には、
このタイムスロットに同期して制御信号1が“0”に立
ち下がっている。レジスタ部41は各チャネル対応のコ
ード化フラグをアラーム識別・コード化部40に与える
が、この場合には装置アラームは発生していないので、
電話機からの音声データは、このアラーム識別・コード
化部40をスルーで抜けて多重分離部30に入る。この
多重分離部30で、レジスタ部41から与えられたチャ
ネルのタイムスロット位置に、クロックCLKAに同期
して該当するチャネル(CH8,CH9)の音声データ
が割り付けられ、インタフェース31を介して高速ディ
ジタル専用線8から相手方装置に送出される。
【0033】受信側装置では、高速ディジタル専用線8
から送られてきた音声データを、多重分離部30で分離
し、アラーム識別・コード分解部42をスルーで抜けて
インタフェース1bで音声信号に変換した後、相手方電
話機に通知する。
【0034】以上、音声データの場合について説明した
が、シグナリングデータについても同様である。即ち、
電話機から送られてきたシグナリングデータは、インタ
フェース1aを介してアラーム識別・コード化部40に
入る。しかしながら、装置アラームは発生していないの
で、このアラーム識別・コード化部40をスルーで抜け
て多重分離部30に入る。そして、レジスタ部41から
与えられる各チャネルのタイムスロット位置に、クロッ
クCLKBに同期して割り付けられ、インタフェース3
1を介して高速ディジタル専用線8から相手方装置に送
出される。
【0035】受信側装置では、高速ディジタル専用線8
から送られてきたシグナリングデータを、多重分離部3
0で分離し、アラーム識別・コード分解部42をスルー
で抜けてインタフェース1bでアナログ音声信号に変換
した後、相手方電話機に通知する。
【0036】図7は本発明の装置アラーム発生時の動作
を示すタイムチャートである。(a)〜(i)は音声デ
ータの送信動作を、(j)〜(q)はシグナリングデー
タの送信動作をそれぞれ示す。(a)は音声データ側の
タイミングをとるクロックCLKA、(b)は音声デー
タの送信側フォーマット、(c)は制御信号1、(d)
はコード化フラグ1、(e)はコード化フラグ2、
(f)はコード化フラグ3、(g)はコード化フォーマ
ット、(h)は識別コード分解、(i)は受信側フォー
マットである。(j)はシグナリングデータのタイミン
グをとるクロックCLKB、(k)はシグナリングデー
タの送信側フォーマット、(l)はコード化フラグ1、
(m)はコード化フラグ2、(n)はコード化フラグ
3、(o)はコード化フォーマット、(p)は識別コー
ド分解、(q)は受信側フォーマットである。
【0037】拡張装置20Aで装置アラームが発生した
ものとする。この装置アラームはアラーム信号としてア
ラーム監視部33に入る。該アラーム監視部33はその
アラームを検知し、その検知信号をレジスタ部41に送
出する。レジスタ部41は装置アラームを検出すると、
予め設定で決められている各チャネルのメークビジー処
理をどのフォーマットでコード化するかを決定し、それ
に基づいてコード化フラグ1を生成する。このフラグ
は、図4に示したように、音声データ/シグナリングデ
ータ/音声データとシグナリングデータの双方と3つに
設定可能となっている。
【0038】次に、レジスタ部41は、チャネルNo.
設定を行ない、各チャネルの割り付け位置からチャネル
No.を識別可能なコード化フラグ2を生成する(図5
参照)。それに合わせて、どのチャネルNo.のアラー
ムなのかを識別する装置アラーム識別信号(コード化フ
ラグ3、図6参照)を生成し、アラーム識別・コード化
部40に送出する。
【0039】制御信号1は(c)に示すように、装置ア
ラーム発生時には“1”状態のままである。従って、
(b)に示す送信側フォーマットは、不定となる。そこ
で、アラーム識別・コード化部40は、レジスタ部41
より入力されるコード化フラグ1〜コード化フラグ3を
基にして所定の位置の該当タイムスロットにアラーム識
別コードの乗せ替えを行なう。(g)はコード化された
フォーマットで、例えば電話機に相当するチャネル位置
(タイムスロット位置)にアラーム識別コードが乗せ替
えられた状態を示している。この状態で、アラーム識別
コードが、高速ディジタル専用線8を介して相手方装置
に伝送される。
【0040】相手方装置(受信側)では、(h)に示す
状態のデータを受けて、多重分離部30で多重化された
データを分離し、アラーム識別・コード分解部42に送
る。該アラーム識別・コード分解部42は、コード化さ
れているデータを、レジスタ部43からのコード化フラ
グ1,2によりアラーム識別コードを識別して分解し、
音声データのメークビジー処理を行ない、該当チャネル
に送出する。この時の、データのフォーマットは、
(i)に示すようなものとなり、該当チャネルは不定状
態となる。
【0041】また、アラーム識別・コード分解部42
は、アラーム識別コードを解読して装置アラームの識別
を行ない、レジスタ部43に送出する。該レジスタ部4
3には、アラーム識別コードと対応する障害の内容を示
すテーブルが内蔵されており、入力したアラーム識別コ
ードに対応する障害の内容を読み出して表示部10Aに
表示する。該表示部10Aには、例えば“チャネル8の
装置が電源断となっています。”というように障害の内
容が表示される。この時、表示部10Aはリモート監視
部として機能する。このように、本発明によれば、自装
置側の音声データのアラーム情報を相手方装置に通知す
ることができ、装置アラームのリモート監視が可能にな
る。即ち、受信側で、送信側から受信した装置アラーム
情報を分析して、認識し、表示部で表示可能にすること
により、装置アラームのリモート監視を行なうことがで
きる。
【0042】次に、シグナリングデータの伝送について
説明する。装置アラーム時のシグナリングデータのフォ
ーマットは、(k)に示すように該当するチャネルがオ
ール“1”になる。このシグナリングデータは、アラー
ム識別・コード化部40に入る。該アラーム識別・コー
ド化部40は、レジスタ部41より与えられるコード化
フラグ1〜3を基に所定の位置にアラーム識別コードの
乗せ替えを行なう。乗せ替えられたシグナリングデータ
は、多重分離部30に入り、(o)に示すようなコード
化が行われる。このコード化データは、インタフェース
31を介して高速ディジタル専用線8から相手方装置に
伝送される。
【0043】相手方装置(受信側)では、(o)に示す
状態のデータを受けて、多重分離部30で多重化された
データを分離し、アラーム識別・コード分解部42に送
る。該アラーム識別・コード分解部42は、コード化さ
れているデータを、レジスタ部43からのコード化フラ
グ1,2によりアラーム識別コードを識別して分解し、
シグナリングデータのメークビジー処理を行ない、該当
チャネルに送出する。この時の、データのフォーマット
は、(q)に示すようなものとなり、該当チャネルはオ
ール“1”状態となる。
【0044】また、アラーム識別・コード分解部42
は、アラーム識別コードを解読して装置アラームの識別
を行ない、レジスタ部43に送出する。該レジスタ部4
3には、アラーム識別コードと対応する障害の内容を示
すテーブルが内蔵されており、入力したアラーム識別コ
ードに対応する障害の内容を読み出して表示部10Aに
表示する。このように、本発明によれば、自装置側のシ
グナリングデータのアラーム情報を相手方装置に通知す
ることができ、装置アラームのリモート監視が可能にな
る。即ち、自装置側のシグナリングデータのアラーム情
報を相手方装置に通知することができ、装置アラームの
リモート監視が可能になる。
【0045】以上の動作において、装置アラームを音声
データの空きタイムスロットに乗せて送るか、シグナリ
ングデータの空きタイムスロットに乗せて送るかは選択
事項であり、装置アラームの種類が多くなった時には、
それぞれのタイムスロットをアラームの種類に応じて使
い分けすればよい。
【0046】図8は本発明の一実施の形態例を示すブロ
ック図、図9は本発明の他の実施の形態例を示すブロッ
ク図である。図8は、送信側本体装置の構成を示し、図
9は受信側本体装置の構成を示している。図8におい
て、50Aは本体装置に設けられた非常時通話用のハン
ドセットテレホン、52は該ハンドセットテレホン50
Aと接続され、音声処理(A/D変換及びD/A変換
器)を行なう音声処理部である。51はハンドセットテ
レホン50Aと音声処理部52間を接続するインタフェ
ースである。その他の構成は、図1と同じである。
【0047】図9において、50Bは本体装置に設けら
れた非常時通話用のハンドセットテレホン、52は該ハ
ンドセットテレホン50Bと接続され、音声処理(A/
D変換及びD/A変換器)を行なう音声処理部である。
51はハンドセットてれほん50Bと音声処理部52間
を接続するインタフェースである。その他の構成は、図
2と同じである。このように構成されたシステムの動作
を説明すれば、以下の通りである。
【0048】送信側において、前述したような装置アラ
ームが発生したものとする。この時、アラーム識別・コ
ード化部40は、ハンドセットテレホン50Aを使用可
能状態に設定する。この時、ハンドセットテレホン50
Aをオフフックし、音声を入力する。この音声信号は、
インタフェース51を介して音声処理部52に入り、該
音声処理部でディジタルデータに変換される。ディジタ
ルデータに変換された音声データは、アラーム識別・コ
ード化部40に入力される。
【0049】該アラーム識別・コード化部40は、装置
アラームにより未使用状態となったタイムスロットに音
声データを乗せる。この時の所定のタイムスロット位置
は、レジスタ部41からアラーム識別・コード化部40
に与えられ、該アラーム識別コード化部41は、指定さ
れたタイムスロットに音声データを乗せる。この音声デ
ータは、多重分離部30に入って他のデータと共に多重
化され、インタフェース31を介して高速ディジタル専
用線8から相手方装置に送出される。
【0050】相手方装置(受信側)では、高速ディジタ
ル専用線8を介して送られてきたデータをインタフェー
ス31を介して多重分離部30で受ける。そして、該多
重分離部30は、多重化されて入ってきたデータを分離
してアラーム識別・コード分解部42に与える。該アラ
ーム識別・コード分解部42は、レジスタ部43より与
えられるコード化フラグに対応したタイムスロットデー
タを音声処理部52に送出する。該音声処理部52は入
力されてきたデータをアナログ音声信号に変換し、イン
タフェース51を介してハンドセットテレホン50Bに
音声情報を流す。該ハンドセットテレホン50Bで、相
手方ハンドセットテレホン50Aからのアラーム情報の
通知を受けた場合、該ハンドセットテレホン50Bから
情報を確かに受け取った旨の音声を返してやる。
【0051】この音声情報は、インタフェース51を介
して音声処理部52に入り、該音声処理部52でディジ
タルデータに変換された後送信用のアラーム識別・コー
ド化部40(図示せず)に与えられる。該アラーム識別
・コード化部40は、レジスタ部43から与えられるコ
ード化フラグで決められるタイムスロットに音声データ
を乗せる。この音声データは、多重分離部30に入り、
他のデータと多重化され、相手方装置に送られる。相手
方装置では、この音声データを多重分離部30で分離
し、アラーム識別・コード分解部42(図示せず)に与
える。
【0052】アラーム識別・コード分解部42は、レジ
スタ部43より与えられるデータのうち、レジスタ部4
3より与えられるチャネル位置タイムスロットの該当デ
ータを音声処理部52に与える。該音声処理部52は、
受信した音声データをアナログ音声信号に変換し、イン
タフェース51を介してハントセットテレホン50Aに
流す。このようにして、本発明によれば、自装置と相手
方装置のハンドセットテレホンを利用して装置アラーム
を相互に音声で通知しあうことが可能となる。
【0053】上述の実施の形態例では、拡張装置をそれ
ぞれの本体装置に3台接続した場合を例にとったが、本
発明はこれに限るものではなく、いもづる式に更に多く
の拡張装置を接続することができる。また、装置アラー
ムの種類も前述した4種類に限るものではなく、任意の
数の装置アラームを処理することができる。
【0054】
【発明の効果】 以上、詳細に説明したように、本発明によれば、ユ
ーザ端末の低速データ通信をサポートするTDM装置
に、音声通信をサポートする少なくとも1台の拡張装置
とが接続され、前記TDM装置が他のTDM装置と高速
ディジタル専用線を介して通信を行なう交換システムに
おいて、前記TDM装置内に、拡張装置に何らかの装置
アラームが発生し、その装置の該当チャネルが音声不通
となった場合に、伝送フォーマット内の未使用状態とな
った該当チャネルの伝送領域にコード化した装置アラー
ム情報を乗せて多重化し送信する送信手段を設けること
により、アラーム識別コードを未使用のタイムスロット
に乗せて相手方装置に送信することができるので、装置
アラームのローカル監視のみならず、リモート監視も可
能とすることにより、伝送容量の効率化を図ることがで
きる。
【0055】 また、前記送信手段は、高速ディジタ
ル専用線と接続され、データの多重と分離を行なう多重
分離部と、該多重分離部と接続され、アラーム情報を識
別し、アラームコードを付加するアラーム識別・コード
化部と、各装置のアラーム情報を監視するアラーム監視
部と、該アラーム監視部と接続され、アラーム識別コー
ドとコード化フラグを前記アラーム識別・コード化部に
与えるレジスタ部と、該レジスタ部と接続され、アラー
ム情報を含む各種情報を表示する表示部とにより構成さ
れることにより、本来未使用のタイムスロットに送信側
拡張装置のアラーム情報をコード化して乗せて相手方装
置に伝送することができ、装置アラームのローカル監視
のみならず、リモート監視も可能とすることができ、伝
送容量の効率化を図ることができる。
【0056】 また、受信側のTDM装置にて、多重
化したデータを分離し、前記伝送フォーマットからコー
ド化した装置アラーム情報を分析して認識・表示可能に
し、装置アラームのリモート監視を行なう受信手段を具
備することにより、受信手段が送信側装置から受信した
装置アラーム情報を分析して、認識し、表示部で表示可
能にすることにより、装置アラームのリモート監視を行
なうことができる。
【0057】 また、前記受信手段は、高速ディジタ
ル専用線と接続され、データの多重と分離を行なう多重
分離部と、該多重分離部と接続され、アラーム情報を識
別し、アラームコードを分離するアラーム識別・コード
分解部と、各種のアラーム情報を監視するアラーム監視
部と、該アラーム監視部と接続され、分離されたアラー
ム識別コードを受けて、該当するアラーム識別コードに
対応するアラーム情報を出力するレジスタ部と、該レジ
スタ部の出力を受けてアラーム情報として出力する表示
部とにより構成されることにより、相手方装置から送ら
れてくる相手方拡張装置のアラーム状態を認識すること
ができ、リモート監視が可能となる。
【0058】 また、前記送信手段は伝送フォーマッ
トを分解後、音声データ・シグナリングデータのメイク
ビジー処理を行ない、各チャネルに送信可能にすること
により、装置アラームをコード化して相手方装置に伝送
することが可能になる。
【0059】 また、前記送信手段は音声データの該
当タイムスロットを利用し、装置アラーム情報を乗せ、
前記受信手段は装置アラーム情報を識別・分析すること
により、自装置側の音声データのアラーム情報を相手方
装置に通知することができ、装置アラームのリモート監
視が可能となる。
【0060】 また、前記送信手段はシグナリングデ
ータの該当タイムスロットを利用し、装置アラーム情報
を乗せ、前記受信手段は装置アラーム情報を識別・分析
することにより、自装置側のシグナリングデータのアラ
ーム情報を相手方装置に通知することができ、装置アラ
ームのリモート監視が可能となる。
【0061】 更に、音声データが不通になった時
に、その該当チャネルのタイムスロットを利用し、送信
側と受信側のTDM装置にハンドセットテレホンを取り
付けて通話可能とすることにより、自装置と相手方装置
のハンドセットテレホンを利用して装置アラームを音声
で相互に通知しあうことが可能となる。
【0062】このように、本発明によれば、装置アラー
ムのローカル監視のみならず、リモート監視も可能とす
ることにより、伝送容量の効率化を図ることができるア
ラーム通信システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明の原理ブロック図である。
【図3】本発明の正常時の動作を示すタイムチャートで
ある。
【図4】コード化フラグ1の構成例を示す図である。
【図5】コード化フラグ2の構成例を示す図である。
【図6】コード化フラグ3の構成例を示す図である。
【図7】本発明の装置アラーム発生時の動作を示すタイ
ムチャートである。
【図8】本発明の一実施の形態例を示すブロック図であ
る。
【図9】本発明の他の実施の形態例を示すブロック図で
ある。
【図10】従来システムの構成例を示すブロック図であ
る。
【図11】従来システムの本体装置の構成例を示すブロ
ック図である。
【図12】従来システムの動作を示すタイムチャートで
ある。
【図13】従来システムの動作のアラーム発生時の動作
を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1a インタフェース 8 高速ディジタル専用線 10A 表示部 30 多重分離部 31 インタフェース 32 インタフェース 33 アラーム監視部 40 アラーム識別・コード化部 41 レジスタ部
フロントページの続き (72)発明者 今村 勝巳 福岡県福岡市博多区博多駅前三丁目22番8 号 富士通九州ディジタル・テクノロジ株 式会社内 (72)発明者 糸瀬 孝彰 福岡県福岡市博多区博多駅前三丁目22番8 号 富士通九州ディジタル・テクノロジ株 式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザ端末の低速データ通信をサポート
    するTDM装置に、音声通信をサポートする少なくとも
    1台の拡張装置とが接続され、前記TDM装置が他のT
    DM装置と高速ディジタル専用線を介して通信を行なう
    交換システムにおいて、 前記TDM装置内に、拡張装置に何らかの装置アラーム
    が発生し、その装置の該当チャネルが音声不通となった
    場合に、伝送フォーマット内の未使用状態となった該当
    チャネルの伝送領域にコード化した装置アラーム情報を
    乗せて多重化し送信する送信手段を設けたことを特徴と
    するアラーム通信システム。
  2. 【請求項2】 前記送信手段は、 高速ディジタル専用線と接続され、データの多重と分離
    を行なう多重分離部と、 該多重分離部と接続され、アラーム情報を識別し、アラ
    ームコードを付加するアラーム識別・コード化部と、 各装置のアラーム情報を監視するアラーム監視部と、 該アラーム監視部と接続され、アラーム識別コードとコ
    ード化フラグを前記アラーム識別・コード化部に与える
    レジスタ部と、 該レジスタ部と接続され、アラーム情報を含む各種情報
    を表示する表示部とにより構成されてなる請求項1記載
    のアラーム通信システム。
  3. 【請求項3】 受信側のTDM装置にて、多重化したデ
    ータを分離し、前記伝送フォーマットからコード化した
    装置アラーム情報を分析して認識・表示可能にし、装置
    アラームのリモート監視を行なう受信手段を具備するこ
    とを特徴とする請求項1記載のアラーム送信システム。
  4. 【請求項4】 前記受信手段は、 高速ディジタル専用線と接続され、データの多重と分離
    を行なう多重分離部と、 該多重分離部と接続され、アラーム情報を識別し、アラ
    ームコードを分離するアラーム識別・コード分解部と、 各種のアラーム情報を監視するアラーム監視部と、 該アラーム監視部と接続され、分離されたアラーム識別
    コードを受けて、該当するアラーム識別コードに対応す
    るアラーム情報を出力するレジスタ部と、 該レジスタ部の出力を受けてアラーム情報として出力す
    る表示部とにより構成されてなる請求項3記載のアラー
    ム通信システム。
  5. 【請求項5】 前記送信手段は伝送フォーマットを分解
    後、音声データ・シグナリングのメイクビジー処理を行
    ない、各チャネルに送信可能にすることを特徴とする請
    求項1記載のアラーム通信システム。
  6. 【請求項6】 前記送信手段は音声データの該当タイム
    スロットを利用し、装置アラーム情報を乗せ、前記受信
    手段は装置アラーム情報を識別・分析することを特徴と
    する請求項1記載のアラーム通信システム。
  7. 【請求項7】 前記送信手段はシグナリングデータの該
    当タイムスロットを利用し、装置アラーム情報を乗せ、
    前記受信手段は装置アラーム情報を識別・分析すること
    を特徴とする請求項1記載のアラーム通信システム。
  8. 【請求項8】 音声データが不通になった時に、その該
    当チャネルのタイムスロットを利用し、送信側と受信側
    のTDM装置にハンドセットテレホンを取り付けて通話
    可能としたことを特徴とする請求項1記載のアラーム通
    信システム。
JP32281295A 1995-12-12 1995-12-12 アラーム通信システム Withdrawn JPH09162831A (ja)

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