JPH09162814A - 通信監視装置 - Google Patents
通信監視装置Info
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- JPH09162814A JPH09162814A JP7316440A JP31644095A JPH09162814A JP H09162814 A JPH09162814 A JP H09162814A JP 7316440 A JP7316440 A JP 7316440A JP 31644095 A JP31644095 A JP 31644095A JP H09162814 A JPH09162814 A JP H09162814A
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- Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)
- Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 短期間における局所的な通信品質の低下を検
出してリアルタイムに報知できるようにする。 【解決手段】 通信制御部からのエラー通知信号を入力
したことに応じてカウントアップするエラーカウンタの
カウント値を、通信制御部にてデータ通信の制御が正常
に行われるとカウントダウンするようにしたものであ
る。
出してリアルタイムに報知できるようにする。 【解決手段】 通信制御部からのエラー通知信号を入力
したことに応じてカウントアップするエラーカウンタの
カウント値を、通信制御部にてデータ通信の制御が正常
に行われるとカウントダウンするようにしたものであ
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ＬＡＮ（ローカル
・エリア・ネットワーク）等の通信回線を介してデータ
通信を行う通信端末装置に備えられ、通信状態を監視し
て、通信異常を検知するとオペレータに報知する通信監
視装置に関する。
・エリア・ネットワーク）等の通信回線を介してデータ
通信を行う通信端末装置に備えられ、通信状態を監視し
て、通信異常を検知するとオペレータに報知する通信監
視装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】例えばＬＡＮ対応のＰＯＳ（販売時点情
報管理）ターミナル等の通信端末装置は、ＬＡＮ回線を
介してホスト装置等との間で行うデータ通信を制御する
通信制御部としてＬＡＮコントローラを搭載している。
このＬＡＮコントローラは、データの送信や受信が正常
に完了しなかったとき、制御部本体を構成するＣＰＵ
（中央処理装置）にエラー通知信号を送出する。ＣＰＵ
はＬＡＮコントローラからのエラー通知信号を入力する
と、エラーカウンタのカウント値をカウントアップす
る。そして、このエラーカウンタのカウント値が予め設
定された限界値に達すると、回線の異常を警告する。
報管理）ターミナル等の通信端末装置は、ＬＡＮ回線を
介してホスト装置等との間で行うデータ通信を制御する
通信制御部としてＬＡＮコントローラを搭載している。
このＬＡＮコントローラは、データの送信や受信が正常
に完了しなかったとき、制御部本体を構成するＣＰＵ
（中央処理装置）にエラー通知信号を送出する。ＣＰＵ
はＬＡＮコントローラからのエラー通知信号を入力する
と、エラーカウンタのカウント値をカウントアップす
る。そして、このエラーカウンタのカウント値が予め設
定された限界値に達すると、回線の異常を警告する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の通
信端末装置に備えられる通信監視装置は、ＬＡＮコント
ローラからのエラー通知信号を受けてエラーカウンタを
カウントアップし、このカウント値が限界値に達すると
回線の異常を警告する構成であった。
信端末装置に備えられる通信監視装置は、ＬＡＮコント
ローラからのエラー通知信号を受けてエラーカウンタを
カウントアップし、このカウント値が限界値に達すると
回線の異常を警告する構成であった。
【０００４】ところで、前記ＬＡＮ等の通信回線が張り
巡らされている事務所内には、前記通信端末装置以外に
も様々な電子機器が設置されている。そして、これらの
電子機器からは、その動作に伴って微弱ながらも電波が
発射されており、このような電波は前記通信端末装置に
とって通信エラーの原因の１つとなり得る。ただし、こ
の電波を原因とする通信エラーは、必ずしも通信の度毎
に必然的に起こるものではなく、短期的には希なもので
しかない。
巡らされている事務所内には、前記通信端末装置以外に
も様々な電子機器が設置されている。そして、これらの
電子機器からは、その動作に伴って微弱ながらも電波が
発射されており、このような電波は前記通信端末装置に
とって通信エラーの原因の１つとなり得る。ただし、こ
の電波を原因とする通信エラーは、必ずしも通信の度毎
に必然的に起こるものではなく、短期的には希なもので
しかない。
【０００５】しかし、前記通信端末装置の設置環境に起
因しているものであるので、設置環境を変えない限り、
長期的には多く散発的に発生する慢性的なものである。
したがって、前記通信端末装置に備えられる通信監視装
置のように、通信エラーが発生した場合にエラーカウン
タをカウントアップしていただけでは、前記電波を原因
とする通信エラー等のような散発的なエラーの検知によ
ってもその積み重ねにより警告が行われるが、エラー原
因を追及する際には自然回復した後であるため、エラー
原因を特定することができず、エラーの誤検知でないか
と装置自体に疑いを持ってしまうこともある。
因しているものであるので、設置環境を変えない限り、
長期的には多く散発的に発生する慢性的なものである。
したがって、前記通信端末装置に備えられる通信監視装
置のように、通信エラーが発生した場合にエラーカウン
タをカウントアップしていただけでは、前記電波を原因
とする通信エラー等のような散発的なエラーの検知によ
ってもその積み重ねにより警告が行われるが、エラー原
因を追及する際には自然回復した後であるため、エラー
原因を特定することができず、エラーの誤検知でないか
と装置自体に疑いを持ってしまうこともある。
【０００６】これを防ぐ１つの手立てとしては、前記電
波を原因とする通信エラー等のように長期的に慢性的に
発生するエラーを考慮に入れて予め限界値として設定す
るカウント値を大きめの値に設定することが考えられる
が、このようにすると、今度は自然回復することができ
ない致命的な通信エラーの発生に対して速やかに対応す
ることはできない。
波を原因とする通信エラー等のように長期的に慢性的に
発生するエラーを考慮に入れて予め限界値として設定す
るカウント値を大きめの値に設定することが考えられる
が、このようにすると、今度は自然回復することができ
ない致命的な通信エラーの発生に対して速やかに対応す
ることはできない。
【０００７】以上のように、前記通信端末装置に備えら
れる従来の通信監視装置は、回線やコネクタの劣化等、
長期的でかつシステム全般の通信品質を監視することに
は適していたが、短期間における局所的な通信品質の低
下を検出してリアルタイムに報知することは困難であ
り、例えば回線ケーブルの破損や終端抵抗の欠損等のよ
うに致命的で速やかに補修を要するような障害が発生し
ても、対応が遅れがちになるという問題があった。
れる従来の通信監視装置は、回線やコネクタの劣化等、
長期的でかつシステム全般の通信品質を監視することに
は適していたが、短期間における局所的な通信品質の低
下を検出してリアルタイムに報知することは困難であ
り、例えば回線ケーブルの破損や終端抵抗の欠損等のよ
うに致命的で速やかに補修を要するような障害が発生し
ても、対応が遅れがちになるという問題があった。
【０００８】本発明はこのような事情に基づいてなされ
たものであり、その目的とするところは、短期間におけ
る局所的な通信品質の低下を検出してリアルタイムに報
知することができ、致命的で速やかに補修を要するよう
な障害が発生したときには即座に対処することができ、
通信システムの安定性を高め得る通信監視装置を提供し
ようとするものである。
たものであり、その目的とするところは、短期間におけ
る局所的な通信品質の低下を検出してリアルタイムに報
知することができ、致命的で速やかに補修を要するよう
な障害が発生したときには即座に対処することができ、
通信システムの安定性を高め得る通信監視装置を提供し
ようとするものである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明は、データ通信を
制御し、通信エラーを検知するとエラー通知信号を出力
する通信制御部と、エラー通知信号の入力に応じてカウ
ントアップするエラーカウンタと、このエラーカウンタ
のカウント値が正の所定値に達したことに応じて通信異
常を報知する報知部とを備えた通信監視装置において、
通信制御部にてデータ通信の制御が正常に行われるとエ
ラーカウンタのカウント値をカウントダウンするカウン
タ減算手段を設けたものである。このような手段を講じ
たことにより、短期間に通信エラーが集中して発生する
とエラーカウンタのカウント値が正の所定値に達して、
通信異常が報知される。
制御し、通信エラーを検知するとエラー通知信号を出力
する通信制御部と、エラー通知信号の入力に応じてカウ
ントアップするエラーカウンタと、このエラーカウンタ
のカウント値が正の所定値に達したことに応じて通信異
常を報知する報知部とを備えた通信監視装置において、
通信制御部にてデータ通信の制御が正常に行われるとエ
ラーカウンタのカウント値をカウントダウンするカウン
タ減算手段を設けたものである。このような手段を講じ
たことにより、短期間に通信エラーが集中して発生する
とエラーカウンタのカウント値が正の所定値に達して、
通信異常が報知される。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を用いて説明する。なお、この実施の形態では、本発
明をＬＡＮ対応のＰＯＳターミナルに組込まれる通信監
視装置に本発明を適用するものとする。
面を用いて説明する。なお、この実施の形態では、本発
明をＬＡＮ対応のＰＯＳターミナルに組込まれる通信監
視装置に本発明を適用するものとする。
【００１１】図１はＬＡＮ対応のＰＯＳターミナルの要
部を示すブロック構成図であって、このＰＯＳターミナ
ルは、制御部本体としてＣＰＵ１を搭載している。そし
て、このＣＰＵ１に、アドレスバス及びデータバス等の
バスライン２を介して、プログラム等の固定的データを
予め格納したＲＯＭ（リード・オンリ・メモリ）３、商
品販売データ等の可変的なデータを記憶するメモリエリ
アを形成してなるＲＡＭ（ランダム・アクセス・メモ
リ）４、長期的な通信品質を解析するための第１のエラ
ーカウンタＥＲＣ１と短期間の通信品質を解析するため
の第２のエラーカウンタＥＲＣ２とを形成してなるＥＥ
ＰＲＯＭ（電気的消去可能な書込み自在のＲＯＭ）５、
ＬＡＮ回線６にトランシーバ７を介して接続し、このＬ
ＡＮ回線６を通じてのデータ通信を制御して、通信エラ
ーを検知するとエラー通知信号を前記ＣＰＵ１に出力す
るＬＡＮコントローラ８及び各種信号の入出力部である
複数のＩ／Ｏポート９，１０，１１，１２等を接続し
て、内部回路を形成している。
部を示すブロック構成図であって、このＰＯＳターミナ
ルは、制御部本体としてＣＰＵ１を搭載している。そし
て、このＣＰＵ１に、アドレスバス及びデータバス等の
バスライン２を介して、プログラム等の固定的データを
予め格納したＲＯＭ（リード・オンリ・メモリ）３、商
品販売データ等の可変的なデータを記憶するメモリエリ
アを形成してなるＲＡＭ（ランダム・アクセス・メモ
リ）４、長期的な通信品質を解析するための第１のエラ
ーカウンタＥＲＣ１と短期間の通信品質を解析するため
の第２のエラーカウンタＥＲＣ２とを形成してなるＥＥ
ＰＲＯＭ（電気的消去可能な書込み自在のＲＯＭ）５、
ＬＡＮ回線６にトランシーバ７を介して接続し、このＬ
ＡＮ回線６を通じてのデータ通信を制御して、通信エラ
ーを検知するとエラー通知信号を前記ＣＰＵ１に出力す
るＬＡＮコントローラ８及び各種信号の入出力部である
複数のＩ／Ｏポート９，１０，１１，１２等を接続し
て、内部回路を形成している。
【００１２】ここで、第１のＩ／Ｏポート９には、販売
商品のコード，単価，販売点数等の入力に用いる商品登
録用キーや１取引の登録終了を宣言する登録締めキー等
を配設したキーボード１３を接続し、このキーボード１
３からのキー信号を入力するようになっている。第２の
Ｉ／Ｏポート１０には、販売登録された商品の品名及び
販売価格や、１取引の合計金額等を電光表示する表示器
１４を接続し、この表示器１４に表示データ信号を出力
するものとなっている。また、このＩ／Ｏポート１０に
は、通信異常時に点灯するＬＥＤ（発光ダイオード）１
５を接続し、このＬＥＤ１５に点灯／消灯信号を出力す
るものとなっている。
商品のコード，単価，販売点数等の入力に用いる商品登
録用キーや１取引の登録終了を宣言する登録締めキー等
を配設したキーボード１３を接続し、このキーボード１
３からのキー信号を入力するようになっている。第２の
Ｉ／Ｏポート１０には、販売登録された商品の品名及び
販売価格や、１取引の合計金額等を電光表示する表示器
１４を接続し、この表示器１４に表示データ信号を出力
するものとなっている。また、このＩ／Ｏポート１０に
は、通信異常時に点灯するＬＥＤ（発光ダイオード）１
５を接続し、このＬＥＤ１５に点灯／消灯信号を出力す
るものとなっている。
【００１３】第３のＩ／Ｏポート１１には、１取引の買
上レシート等を印字するプリンタ１６を接続し、このプ
リンタ１６に印字データ信号を出力するものとなってい
る。第４のＩ／Ｏポート１２には、現金等を収容するた
めのドロワ１７を接続しており、このドロワ１７に開放
駆動信号を出力するものとなっている。しかして、この
ＰＯＳターミナルは、前記ＲＯＭ３内の通信監視プログ
ラム１８に基づいて、前記ＣＰＵ１が図２の流れ図に示
す通信監視業務を常時実行するように構成している。
上レシート等を印字するプリンタ１６を接続し、このプ
リンタ１６に印字データ信号を出力するものとなってい
る。第４のＩ／Ｏポート１２には、現金等を収容するた
めのドロワ１７を接続しており、このドロワ１７に開放
駆動信号を出力するものとなっている。しかして、この
ＰＯＳターミナルは、前記ＲＯＭ３内の通信監視プログ
ラム１８に基づいて、前記ＣＰＵ１が図２の流れ図に示
す通信監視業務を常時実行するように構成している。
【００１４】すなわちＣＰＵ１は、該ＰＯＳターミナル
のセットアップ等により前記通信監視プログラム１８が
起動し、通信監視業務を開始すると、先ず、ＳＴ（ステ
ップ）１として第１のエラーカウンタＥＲＣ１及び第２
のエラーカウンタＥＲＣ２をそれぞれ“０”に初期化す
る。次に、ＳＴ２としてＬＡＮコントローラ８から割込
信号が入力されるのを待機する。
のセットアップ等により前記通信監視プログラム１８が
起動し、通信監視業務を開始すると、先ず、ＳＴ（ステ
ップ）１として第１のエラーカウンタＥＲＣ１及び第２
のエラーカウンタＥＲＣ２をそれぞれ“０”に初期化す
る。次に、ＳＴ２としてＬＡＮコントローラ８から割込
信号が入力されるのを待機する。
【００１５】ここで、ＬＡＮコントローラ８は、ＣＰＵ
１からのデータ送信指令によりデータ送信を制御し、こ
の送信制御が完了すると送信完了通知信号を割込信号と
して前記ＣＰＵ１に送信する。ただし、データ送信制御
中に通信エラーが発生した場合には送信完了通知信号に
エラー通知情報を付加して割込信号として前記ＣＰＵ１
に送信するようになっている。また、ＬＡＮコントロー
ラ８は、トランシーバ７を経由してＬＡＮ回線６上の自
己当てのデータを検出するとこのデータの受信を制御
し、この受信制御が完了すると受信完了通知信号を割込
信号として前記ＣＰＵ１に送信する。ただし、データ受
信制御中に通信エラーが発生した場合には受信完了通知
信号にエラー通知情報を付加して割込信号として前記Ｃ
ＰＵ１に送信するようになっている。
１からのデータ送信指令によりデータ送信を制御し、こ
の送信制御が完了すると送信完了通知信号を割込信号と
して前記ＣＰＵ１に送信する。ただし、データ送信制御
中に通信エラーが発生した場合には送信完了通知信号に
エラー通知情報を付加して割込信号として前記ＣＰＵ１
に送信するようになっている。また、ＬＡＮコントロー
ラ８は、トランシーバ７を経由してＬＡＮ回線６上の自
己当てのデータを検出するとこのデータの受信を制御
し、この受信制御が完了すると受信完了通知信号を割込
信号として前記ＣＰＵ１に送信する。ただし、データ受
信制御中に通信エラーが発生した場合には受信完了通知
信号にエラー通知情報を付加して割込信号として前記Ｃ
ＰＵ１に送信するようになっている。
【００１６】そこで、ＣＰＵ１は、ＳＴ３として前記Ｌ
ＡＮコントローラ８から送信完了通知信号を受信する
か、あるいはＳＴ４として前記ＬＡＮコントローラ８か
ら受信完了通知信号を受信したならば、ＳＴ５としてエ
ラー通知情報が付加されているか否かを判断する。そし
て、エラー通知情報が付加されている場合には、ＳＴ６
として前記第１のエラーカウンタＥＲＣ１を“１”だけ
カウントアップする。また、ＳＴ７として前記第２のエ
ラーカウンタＥＲＣ２を“１”だけカウントアップす
る。
ＡＮコントローラ８から送信完了通知信号を受信する
か、あるいはＳＴ４として前記ＬＡＮコントローラ８か
ら受信完了通知信号を受信したならば、ＳＴ５としてエ
ラー通知情報が付加されているか否かを判断する。そし
て、エラー通知情報が付加されている場合には、ＳＴ６
として前記第１のエラーカウンタＥＲＣ１を“１”だけ
カウントアップする。また、ＳＴ７として前記第２のエ
ラーカウンタＥＲＣ２を“１”だけカウントアップす
る。
【００１７】その後、ＳＴ８として第１のエラーカウン
タＥＲＣ１が正の限界値ｍを越えているか否かを判断す
る。そして、越えている場合には、ＳＴ９として第２の
Ｉ／Ｏポート１０から表示器１４に回線の寿命を警告す
るメッセージのデータ信号を送出する。ＳＴ８にて第１
のエラーカウンタＥＲＣ１が正の限界値ｍを越えていな
い場合には、ＳＴ９の処理は行わない。
タＥＲＣ１が正の限界値ｍを越えているか否かを判断す
る。そして、越えている場合には、ＳＴ９として第２の
Ｉ／Ｏポート１０から表示器１４に回線の寿命を警告す
るメッセージのデータ信号を送出する。ＳＴ８にて第１
のエラーカウンタＥＲＣ１が正の限界値ｍを越えていな
い場合には、ＳＴ９の処理は行わない。
【００１８】次に、ＣＰＵ１は、ＳＴ１０として第２の
エラーカウンタＥＲＣ２が正の所定値ｎ（ｎ＜ｍ）を越
えているか否かを判断する。そして、越えている場合に
は、ＳＴ１１として第２のＩ／Ｏポート１０からＬＥＤ
１５に点灯信号を送出する。これに対し、越えていない
場合には、ＳＴ１２として第２のＩ／Ｏポート１０から
ＬＥＤ１５に消灯信号を送出する。その後、ＳＴ２に戻
り、ＬＡＮコントローラ８からの次の割込信号を待機す
る。
エラーカウンタＥＲＣ２が正の所定値ｎ（ｎ＜ｍ）を越
えているか否かを判断する。そして、越えている場合に
は、ＳＴ１１として第２のＩ／Ｏポート１０からＬＥＤ
１５に点灯信号を送出する。これに対し、越えていない
場合には、ＳＴ１２として第２のＩ／Ｏポート１０から
ＬＥＤ１５に消灯信号を送出する。その後、ＳＴ２に戻
り、ＬＡＮコントローラ８からの次の割込信号を待機す
る。
【００１９】一方、ＳＴ５にて送信完了通知信号あるい
は受信完了通知信号にエラー通知情報が付加されていな
い場合には、ＳＴ１３として第２のエラーカウンタＥＲ
Ｃ２が正の値を計数しているか否かを判断する。そし
て、正の値を計数している場合には、ＳＴ１４としてこ
の第２のエラーカウンタＥＲＣ２を“１”だけカウント
ダウンする（カウンタ減算手段）。
は受信完了通知信号にエラー通知情報が付加されていな
い場合には、ＳＴ１３として第２のエラーカウンタＥＲ
Ｃ２が正の値を計数しているか否かを判断する。そし
て、正の値を計数している場合には、ＳＴ１４としてこ
の第２のエラーカウンタＥＲＣ２を“１”だけカウント
ダウンする（カウンタ減算手段）。
【００２０】その後、ＳＴ１０に進み、第２のエラーカ
ウンタＥＲＣ２が正の所定値ｎを越えている場合には、
第２のＩ／Ｏポート１０からＬＥＤ１５に点灯信号を送
出し、越えていない場合には消灯信号を送出する。その
後、ＳＴ２に戻り、ＬＡＮコントローラ８からの次の割
込信号を待機する。
ウンタＥＲＣ２が正の所定値ｎを越えている場合には、
第２のＩ／Ｏポート１０からＬＥＤ１５に点灯信号を送
出し、越えていない場合には消灯信号を送出する。その
後、ＳＴ２に戻り、ＬＡＮコントローラ８からの次の割
込信号を待機する。
【００２１】ここに、本実施の形態のＰＯＳターミナル
において、通信監視装置は、通信制御部としてのＬＡＮ
コントローラ８と、ＥＥＰＲＯＭ５に形成した第１のエ
ラーカウンタＥＲＣ１及び第２のエラーカウンタＥＲＣ
２と、報知部としての表示器１４及びＬＥＤ１５と、カ
ウンタ減算手段を構成するＣＰＵ１及びＲＯＭ３とで構
成している。
において、通信監視装置は、通信制御部としてのＬＡＮ
コントローラ８と、ＥＥＰＲＯＭ５に形成した第１のエ
ラーカウンタＥＲＣ１及び第２のエラーカウンタＥＲＣ
２と、報知部としての表示器１４及びＬＥＤ１５と、カ
ウンタ減算手段を構成するＣＰＵ１及びＲＯＭ３とで構
成している。
【００２２】このような構成の通信監視装置を有するＰ
ＯＳターミナルにおいては、ＬＡＮコントローラ８にお
ける送信または受信制御において、受信チェックサムエ
ラー，バブリングエラー，ミスパケットメモリエラー等
の通信エラーが発生すると、エラー通知信号がＣＰＵ１
に出力される。これにより、第１のエラーカウンタＥＲ
Ｃ１と第２のエラーカウンタＥＲＣ２とがそれぞれ
“１”ずつカウントアップする。
ＯＳターミナルにおいては、ＬＡＮコントローラ８にお
ける送信または受信制御において、受信チェックサムエ
ラー，バブリングエラー，ミスパケットメモリエラー等
の通信エラーが発生すると、エラー通知信号がＣＰＵ１
に出力される。これにより、第１のエラーカウンタＥＲ
Ｃ１と第２のエラーカウンタＥＲＣ２とがそれぞれ
“１”ずつカウントアップする。
【００２３】一方、同じくＬＡＮコントローラ８におけ
る送信または受信制御において、通信エラーが発生しな
かったときには、第２のエラーカウンタＥＲＣ２が正の
値のとき、“１”だけカウントダウンする。
る送信または受信制御において、通信エラーが発生しな
かったときには、第２のエラーカウンタＥＲＣ２が正の
値のとき、“１”だけカウントダウンする。
【００２４】したがって、第１のエラーカウンタＥＲＣ
１によって、当該ＰＯＳターミナルをＰＯＳシステムに
組み込んでからの通信エラーの累積値が計数される。そ
して、この累積値が予め設定されている限界値Ｍに達す
ると、回線寿命を知らせるメッセージが表示器１４に出
力されるので、オペレータは回線やコネクタの劣化等に
より回線の寿命が近づいていることがわかる。
１によって、当該ＰＯＳターミナルをＰＯＳシステムに
組み込んでからの通信エラーの累積値が計数される。そ
して、この累積値が予め設定されている限界値Ｍに達す
ると、回線寿命を知らせるメッセージが表示器１４に出
力されるので、オペレータは回線やコネクタの劣化等に
より回線の寿命が近づいていることがわかる。
【００２５】また、第２のエラーカウンタＥＲＣ２は、
通信エラーが単発的に発生してその都度カウントアップ
されても、その後に通信が正常に行われたならばカウン
トダウンされるので、単発的な通信エラーでは第２のエ
ラーカウンタＥＲＣ２が設定値ｎまでカウントすること
はない。
通信エラーが単発的に発生してその都度カウントアップ
されても、その後に通信が正常に行われたならばカウン
トダウンされるので、単発的な通信エラーでは第２のエ
ラーカウンタＥＲＣ２が設定値ｎまでカウントすること
はない。
【００２６】ところが、回線ケーブルの破損や終端抵抗
の欠損等のように速やかに補修を要するような障害が発
生した場合には、連続して通信エラーが発生するので、
第２のエラーカウンタＥＲＣ２が設定値ｎに到達する。
そして、このときＬＥＤ１５が点灯して、オペレータに
通信エラーを報知する。
の欠損等のように速やかに補修を要するような障害が発
生した場合には、連続して通信エラーが発生するので、
第２のエラーカウンタＥＲＣ２が設定値ｎに到達する。
そして、このときＬＥＤ１５が点灯して、オペレータに
通信エラーを報知する。
【００２７】このように本実施の形態によれば、ＬＡＮ
コントローラ８からのエラー通知信号を入力したことに
応じてカウントアップする第２のエラーカウンタＥＲＣ
２のカウント値が正の値のとき、ＬＡＮコントローラ８
にてデータ通信の制御が正常に行われると、この第２の
エラーカウンタＥＲＣ２のカウント値をカウントダウン
するようにしたので、短期間における局所的な通信品質
の低下を検出してリアルタイムに報知することができ
る。したがって、回線ケーブルの破損や終端抵抗の欠損
等、速やかに補修を要するような障害が発生したときに
は即座に対処することができるので、通信システムの安
定性を高めることができる。
コントローラ８からのエラー通知信号を入力したことに
応じてカウントアップする第２のエラーカウンタＥＲＣ
２のカウント値が正の値のとき、ＬＡＮコントローラ８
にてデータ通信の制御が正常に行われると、この第２の
エラーカウンタＥＲＣ２のカウント値をカウントダウン
するようにしたので、短期間における局所的な通信品質
の低下を検出してリアルタイムに報知することができ
る。したがって、回線ケーブルの破損や終端抵抗の欠損
等、速やかに補修を要するような障害が発生したときに
は即座に対処することができるので、通信システムの安
定性を高めることができる。
【００２８】なお、前記実施の形態では、第２のエラー
カウンタＥＲＣ２が設定値ｎをカウントしたとき、ＬＥ
Ｄ１５を点灯させてオペレータに通信エラーを報知した
が、ＬＥＤの点灯以外の方法で通信エラーを報知しても
よい。また、本発明はＬＡＮ対応のＰＯＳターミナルの
通信監視装置に限定されるものではなく、ＬＡＮ以外の
伝送路を用いてデータ通信を行う通信端末の通信監視装
置にも適用できるものである。この他、本発明の要旨を
逸脱しない範囲で種々変形実施可能であるのは勿論であ
る。
カウンタＥＲＣ２が設定値ｎをカウントしたとき、ＬＥ
Ｄ１５を点灯させてオペレータに通信エラーを報知した
が、ＬＥＤの点灯以外の方法で通信エラーを報知しても
よい。また、本発明はＬＡＮ対応のＰＯＳターミナルの
通信監視装置に限定されるものではなく、ＬＡＮ以外の
伝送路を用いてデータ通信を行う通信端末の通信監視装
置にも適用できるものである。この他、本発明の要旨を
逸脱しない範囲で種々変形実施可能であるのは勿論であ
る。
【００２９】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、短
期間における局所的な通信品質の低下を検出してリアル
タイムに報知することができ、致命的で速やかに補修を
要するような障害が発生したときには即座に対処するこ
とができ、通信システムの安定性を高め得る通信監視装
置を提供できる。
期間における局所的な通信品質の低下を検出してリアル
タイムに報知することができ、致命的で速やかに補修を
要するような障害が発生したときには即座に対処するこ
とができ、通信システムの安定性を高め得る通信監視装
置を提供できる。
【図１】 本発明の一実施の形態であるＰＯＳターミナ
ルの要部を示すブロック構成図。
ルの要部を示すブロック構成図。
【図２】 同ＰＯＳターミナルのＣＰＵが実行する通信
監視業務の処理手順を示す流れ図。
監視業務の処理手順を示す流れ図。
１…ＣＰＵ ３…ＲＯＭ ５…ＥＥＰＲＯＭ ８…ＬＡＮコントローラ １４…表示器 １５…ＬＥＤ ＥＲＣ１…第１のエラーカウンタ ＥＲＣ２…第２のエラーカウンタ
Claims (1)
- 【請求項１】 データ通信を制御し、通信エラーを検知
するとエラー通知信号を出力する通信制御部と、前記エ
ラー通知信号の入力に応じてカウントアップするエラー
カウンタと、このエラーカウンタのカウント値が正の所
定値に達したことに応じて通信異常を報知する報知部と
を備えた通信監視装置において、 前記通信制御部にてデータ通信の制御が正常に行われる
と前記エラーカウンタのカウント値をカウントダウンす
るカウンタ減算手段を設けたことを特徴とする通信監視
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7316440A JPH09162814A (ja) | 1995-12-05 | 1995-12-05 | 通信監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7316440A JPH09162814A (ja) | 1995-12-05 | 1995-12-05 | 通信監視装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09162814A true JPH09162814A (ja) | 1997-06-20 |
Family
ID=18077117
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7316440A Pending JPH09162814A (ja) | 1995-12-05 | 1995-12-05 | 通信監視装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09162814A (ja) |
Cited By (10)
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-
1995
- 1995-12-05 JP JP7316440A patent/JPH09162814A/ja active Pending
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