JPH09162374A - 不揮発性メモリの製造方法 - Google Patents
不揮発性メモリの製造方法Info
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Classifications
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- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10B—ELECTRONIC MEMORY DEVICES
- H10B69/00—Erasable-and-programmable ROM [EPROM] devices not provided for in groups H10B41/00 - H10B63/00, e.g. ultraviolet erasable-and-programmable ROM [UVEPROM] devices
Landscapes
- Semiconductor Memories (AREA)
- Non-Volatile Memory (AREA)
Abstract
が図れる。 【解決手段】 半導体基板上に形成されたTN酸化膜、
FG、絶縁膜、CG及びS/D領域からなるメモリセル
がマトリックス状に形成され、前記各セルのCGがX方
向に接続され、前記各セルのS/D領域がY方向に不純
物拡散層からなるビットラインによって接続される不揮
発性メモリを製造するに際して、基板上にS/D領域及
びY方向に延びる不純物拡散層を形成し、続いて該不純
物拡散層に対して自己整合的に酸化膜を形成し、前記基
板の不純物拡散層間にTN酸化膜を形成し、前記酸化膜
上の一部を覆い、かつTN酸化膜上に第1ゲート層を形
成し、得られた基板上全面に絶縁膜を介して第2ゲート
層を堆積し、所望の形状を有するマスクを用いて前記第
2ゲート層、絶縁膜及び第1ゲート層を順次エッチング
し、CG及びFGを形成する不揮発性メモリの製造方
法。
Description
流によって、書き込み及び消去を行なう不揮発性半導体
メモリ、特に、仮想接地方式を採用したフラッシュメモ
リの製造方法に関するものである。
トエレクトロン注入によって書き込みを行うメモリセル
について図9に基づいて以下に説明する。
込みを行うメモリセルの断面図であり、図10は図9の
メモリセルアレイの等価回路図である。なお、図10に
おいて、WL1、WL2はワードライン、BL1〜BL
4はビットライン、C51〜C53、C61〜C63は
メモリセルを示す。
ル絶縁膜23を介して浮遊ゲート25が形成され、浮遊
ゲート25の両端にソース拡散層29/ドレイン拡散層
30が形成されている。また、浮遊ゲート25上を覆っ
て、ONO(SiO2/SiN/SiO2)膜26、制御
ゲート27が配置されている。また、X方向に隣接する
全てのメモリセルにおいて、制御ゲート27は、電気的
に接続されており、各メモリセルのソース拡散層29/
ドレイン拡散層30は、X方向に隣接するメモリセルの
ソース拡散層29/ドレイン拡散層30と共有されてい
る。
L1〜BL4)は、X方向と直交するY方向に延び、Y
方向に並ぶメモリセルのソース拡散層29及びドレイン
拡散層30と接続している。各ビットラインは、選択す
るメモリセルによって、ソース配線として働いたり、ド
レイン配線として働くことになる。このように、ソース
配線及びドレイン配線が固定されず、ソース配線(接地
線)とドレイン線とが適宜入れ代わる方式を仮想接地方
式という。
は、X方向に隣接するメモリセルにおいて、一方のメモ
リセルのソース拡散層29と他方のメモリセルのドレイ
ン拡散層30が1つの不純物拡散層からなるため、X方
向に並ぶメモリセル毎にソース拡散層29とドレイン拡
散層30とを分離する必要がなく、更にビットライン
を、ソース拡散層29及びドレイン拡散層30となる不
純物拡散層間で不純物拡散層によって接続する拡散配線
を利用して形成することができるため、各メモリセルに
接続するビットライン用のコンタクト領域を形成する必
要もなく、高集積化が可能である。
み方法は、書き込みを行うメモリセル(以下、「選択セ
ル」とする。)と接続するワードラインに高電圧を印加
し、選択セルに接続する一方のビットラインに所定の電
圧を、他方のビットラインに0Vをそれぞれ印加して、
チャネル領域で発生したホットエレクロンを浮遊ゲート
に注入することにより行われる。このとき、書き込みを
行わないメモリセル(以下、「非選択セル」とする。)
が接続する2つのビットラインには、両者が同じ電圧と
なるように電圧が印加される。
圧を印加し、全てのビットライン又は一部のビットライ
ンに所定の正の電圧を印加し、F−Nトンネル電流を流
すことで、複数のメモリセル(ブロック内の全てのメモ
リセル)を一括に消去できる。
るワードラインに電圧を印加し、選択セルに接続する一
方のビットラインに所定の電圧を、他方のビットライン
に0Vをそれぞれ印加して、ビットライン間に流れる電
流を検出する。また、非選択セルが接続する2つのビッ
トラインには、両者が同じ電圧となるように電圧が印加
される。
るためには、書き込み電流を低減しなければならない。
上記のようなホットエレクトロン注入による書き込み方
法によれば、書き込み時は1mA程度の電流が流れる
が、F−Nトンネル電流による書き込み方法では書き込
み電流が1nA程度と低減することができるため、単一
電源化に適している。
込み及び消去を行うメモリセルについて図11及び図1
2に基づいて以下に説明する。図11はF−Nトンネル
電流によって書き込み・消去を行うメモリセルの断面図
であり、図12は図11のメモリセルアレイの等価回路
図である。なお、図12において、WL1、WL2はワ
ードライン、BL1〜BL6はビットライン、C71〜
C73、C81〜C83はメモリセルを示す。図11に
示したメモリセルは、X方向に隣接するメモリセルとの
間に素子分離膜32を形成して、各セル毎にソース拡散
層29又はドレイン拡散層30を分離した以外は基本的
に図9のメモリセルの構成と同様である。このメモリセ
ルにおいて、書き込みは、ワードラインに負の電圧を印
加してドレインへ正の電圧を印加することで浮遊ゲート
とドレインとの間でトンネル電流を流し、電子を浮遊ゲ
ートから引き抜くことにより行われ、消去はワードライ
ンに正の高電圧を、ソース拡散層29及びドレイン拡散
層30に0Vを印加して、ワードラインに接続される全
メモリセルの浮遊ゲートに電子を注入することで行われ
る。
0に示すようなメモリセルアレイを構成すると、F−N
トンネル電流による書き込みがトンネル絶縁膜23に印
加される電界によって行われるので、一つのワードライ
ンと一つのビットラインとで選ばれる選択セルだけでは
なく、同一のワードラインに接続され、且つ、隣接して
ドレイン拡散層30を共有する非選択セルにも書き込み
が行われてしまう。従って、X方向に隣接するメモリセ
ル間において、図11及び図12に示すように各ビット
ラインを分離する必要があり、よってビットラインBL
1〜BL6は固定され、仮想接地方式が使用できず、微
細化の妨げになる。
おいて、X方向に隣接す2つのメモリセルのソース拡散
層29を共有するメモリセルもあるが(図13の等価回
路参照)、この場合でも上記と同様の問題がある。な
お、図13においてSL1及び2はソース配線を示す。
電流による書き込みを行うメモリセルアレイを仮想接地
方式として構成するものとして図8(a)〜(c)に示
すような非対称コンタクトレスフラッシュメモリのセル
アレイを提案している。つまり、図8(a)〜(c)に
おいては、半導体基板41上に浮遊ゲート45、この浮
遊ゲート45上に制御ゲート47を有し、半導体基板4
1と浮遊ゲート45との間にトンネル領域43を有して
メモリセルが構成されており、このメモリセルがマトリ
クス状に配設されている。また、X方向に隣接する全て
のメモリセルの制御ゲート47が接続されてワードライ
ンとして配設され、且つ、X方向に隣接するメモリセル
間では、一方のメモリセルのドレイン拡散層と他方のメ
モリセルのソース拡散層とが接続されて一体化したソー
ス/ドレイン拡散層42が形成されている。さらにX方
向に対して垂直のY方向に隣接する全ての上記メモリセ
ルのソース/ドレイン拡散層42が接続されてビットラ
インとして配設されている。また、上記各メモリセルの
ソース拡散層42a及びドレイン拡散層42bの不純物
濃度の差は、上記各メモリセルのドレイン拡散層42b
と浮遊ゲート45との間でトンネル現象を生じさせる電
圧で、各メモリセルのソース拡散層42aと浮遊ゲート
45との間でトンネル現象が生じないように設定されて
いる。
(c)に示した非対称コンタクトレスフラッシュメモリ
は、 図8(a)のA−A′線方向において、ビットライン
拡散層は、まず、活性領域を規定するマスク42で規定
され、その後浮遊ゲート45をマスクとしてビットライ
ンとなる領域への砒素イオン注入を行うことにより形成
される。そのため、ミスアライメントマージンMが必要
となり、その結果生じる余分な領域だけビットライン幅
が狭くなる。 B−B′線方向においては、浮遊ゲート−基板間に比
較して、浮遊ゲート−制御ゲート間のカップリング容量
を大きくするために浮遊ゲート−制御ゲート間対向面積
の方がより大きくなるよう、浮遊ゲートのフィールド上
へのはみだしN(FG−ウィング)が必要である。その
ため、セルサイズの縮小が困難である。なお、図9に示
した仮想接地方式フラッシュメモリにおいても、上記と
同様の問題が生じる。
基板上に形成されたトンネル酸化膜、浮遊ゲート、絶縁
膜及び制御ゲート及び半導体基板内に形成されたソース
/ドレイン領域から構成されるメモリセルがマトリック
ス状に形成され、前記各メモリセルの制御ゲートがX方
向において接続されており、前記各メモリセルのソース
/ドレイン領域がY方向において不純物拡散層からなる
ビットラインによって接続されている不揮発性メモリを
製造するに際して、(i) 半導体基板上に、ソース/ドレ
イン領域を形成するとともにY方向に延びる不純物拡散
層を形成し、続いて該不純物拡散層に対して自己整合的
に酸化膜を形成し、(ii)前記半導体基板の不純物拡散層
間にトンネル酸化膜を形成し、前記酸化膜上の一部を覆
うとともにトンネル酸化膜上に第1ゲート層を形成し、
(iii) 得られた半導体基板上全面に絶縁膜を介して第2
ゲート層を堆積し、所望の形状を有するマスクを用いて
前記第2ゲート層、絶縁膜及び第1ゲート層を順次エッ
チングし、制御ゲート及び浮遊ゲートを形成することか
らなる不揮発性メモリの製造方法が提供される。
法における不揮発性メモリは、半導体基板上に形成され
たトンネル酸化膜、浮遊ゲート、絶縁膜及び制御ゲート
及び半導体基板内に形成されたソース/ドレイン領域か
ら構成されるメモリセルがマトリックス状に形成されて
いる。また、この不揮発性メモリにおいては、各メモリ
セルの制御ゲートがX方向において接続されている。さ
らに、各メモリセルのソース/ドレイン領域は、X方向
に隣接するメモリセルと共有されており、かつY方向に
おいて不純物拡散層からなるビットラインによって接続
されている。また、1つのメモリセル内においてはドレ
イン領域の不純物濃度がソース領域の不純物濃度よりも
高く設定されている。隣接するメモリセル間で共有する
ソース/ドレイン領域においては、1つのソース/ドレ
イン領域内で、一方のメモリセルのソース領域及び他方
のメモリセルのドレイン領域に対応して濃度差を有して
いる。
いて、工程(i) で、まず半導体基板内にソース/ドレイ
ン領域とともに、Y方向に延びる不純物拡散層を形成す
る。これらを形成する方法としては、所望の形状を有す
るレジストパターン等を形成し、これをマスクとして用
いてイオン注入により形成することができる。しかし、
後工程でのソース/ドレイン領域及びビットラインとな
る不純物拡散層上に形成される酸化膜(以下「ビットラ
イン上酸化膜」と称する)の形成を考慮して、 まず、少なくともSiO2 膜/SiN膜からなる積層
絶縁膜を形成し、この積層絶縁膜をマスクとして半導体
基板と異なる導電型のイオンを低濃度となるように注入
して、ソース/ドレイン領域及びビットラインとなる不
純物拡散層を形成することが好ましい。なお、この際、
不純物拡散層形成領域には、膜厚15〜20nm程度の
薄いSiO2 膜を存在させ、このSiO2 膜を介してイ
オン注入することが好ましい。また、積層絶縁膜を構成
するSiO2 膜は膜厚15〜20nm程度、SiN膜は
100〜200nm程度が好ましい。なお、積層絶縁膜
の他に、さらにその上にレジスト等のマスクを形成して
もよい。イオン注入は、3〜5×1013ions/cm
2 程度のドーズで、注入飛程が半導体基板表面に達する
程度の注入エネルギーで行うことが好ましい。
のマスクを形成し、このマスクを用いて、半導体基板と
異なる導電型のイオンをドレイン領域でのみ高濃度とな
るように注入する。この際のイオン注入は、3〜5×1
015ions/cm2 程度のドーズで、注入飛程が半導
体基板表面に達する程度の注入エネルギーで行うことが
好ましい。なお、上記におけるマスク形成を省略し、
イオン注入を行う場合に、一方向からの斜めイオン注入
を行うことにより、ドレイン領域でのみ高濃度となるよ
うにイオン注入できる。これらのイオン注入により、上
述したように、濃度差を有するソース/ドレイン領域及
び、これらソース/ドレイン領域に接続されてビットラ
インとなる不純物拡散層を形成することができる。
には、さらに、ビットラインとなる不純物拡散層の抵抗
を下げるために、ソース領域にイオン注入されないよう
に、積層絶縁膜に、さらにSiO2 膜等からなるサイド
ウォールスペーサを形成し、これらを積層絶縁膜及びサ
イドウォールスペーサをマスクとしてイオン注入するこ
とが好ましい。この際のイオン注入は、0.5〜1×1
015ions/cm2程度のドーズで行うことが好まし
い。
己整合的にビットライン上酸化膜を形成する。この際の
自己整合的とは、ほぼ不純物拡散層上にビットライン上
酸化膜が形成されることであり、先の工程で不純物拡散
層を形成するためのマスクとしてSiN膜を用いた場合
には、公知の選択酸化法により、容易に膜厚50〜10
0nm程度のビットライン上酸化膜を形成することがで
きる。
散層間、つまりチャネル領域となる領域に膜厚7〜8n
m程度のトンネル酸化膜を形成する。次いで、得られた
半導体基板上全面に、膜厚100〜200nm程度のポ
リシリコンを積層し、このポリシリコンを、ビットライ
ン上酸化膜上の一部を覆うとともにトンネル酸化膜上に
配置するようにパターニングして第1ゲート層を形成す
る。
面に絶縁膜を介して第2ゲート層を堆積し、所望の形状
を有するマスクを用いて第2ゲート層、絶縁膜及び第1
ゲート層を順次エッチングし、制御ゲート及び浮遊ゲー
トを形成する。この際の絶縁膜としては、特に限定され
るものではなく、例えばSiO2 、SiNの単層膜、又
はこれらの積層膜、例えばONO膜(5〜20nm/5
〜20nm/1〜10nm)等が挙げられる。また、第
2ゲート層は、ポリシリコン単層、高融点金属のシリサ
イド単層又は高融点シリサイドとポリシリコンからなる
ポリサイドにより形成することができ、膜厚は、例えば
ポリサイドの場合には1000nm程度以上あればよ
い。
製造方法について説明する。まず、図2(a)及び
(b)に示したように、シリコン基板1上に膜厚15n
m程度の第1酸化膜2を形成した後に、順次膜厚100
nm程度のSiN膜3、膜厚20nm程度の第2酸化膜
4による積層絶縁膜を堆積する。次いでレジストパター
ン5をマスクとして用いて、ビットラインとなる領域上
の積層絶縁膜(3、4)を除去し、5×1013ions
/cm2程度の低濃度の砒素イオン注入をおこない、ソ
ース/ドレイン領域6を形成するとともに、ビットライ
ンとなる不純物拡散層10aを形成する。
ち、図3(a)及び(b)に示したように、別のレジス
トパターン7を形成する。このレジストパターン7をマ
スクとして、ドレインとなる領域にのみ3.5×1015
inos/cm2程度の高濃度の砒素イオン注入をおこ
ない、ドレイン領域6aを形成する。
うに、積層絶縁膜(3、4)の側壁に膜幅0.2μm程
度のSiO2スペーサ8を形成し、その後、ビットライ
ンの抵抗を下げるため、不純物拡散層10aに1×10
15inos/cm2程度の砒素イオン注入をおこなう。
うに、SiO2スペーサ8及び第2酸化膜4を除去し、
SiN膜3をマスクとしてビットラインとなる領域を8
50℃、40分間程度熱処理し、膜厚100nm程度の
ビットライン上酸化膜を形成する。この際の熱処理で不
純物拡散層10aも活性化される。
うに、SiN膜3を除去し、膜厚8nm程度のトンネル
酸化膜11を形成し、このトンネル酸化膜11上に第1
ゲート層として第1ポリシリコンを膜厚150nm程度
で形成し、フォトエッチング技術により第1ポリシリコ
ン12aをパターニングする。
うに、第1ポリシリコン12aを含むシリコン基板1上
全面に膜厚5〜20nm/5〜20nm/1〜10nm
程度のONO膜13及び第2ゲート層としてWSix/
第2ポリシリコン14aを堆積し、SAMOSエッチ
(WSix/第2ポリシリコン/ONO/第1ポリシリ
コン)によりワードライン(制御ゲート)14及び浮遊
ゲート12を形成する。引き続き、ワードライン14を
マスクとして1×1013ions/cm2程度のボロン
イオンをシリコン基板1に注入し、850℃の熱処理を
行い、素子分離用拡散層15を形成する。
メモリにおいては、ビットライン上に自己整合的にビッ
トライン上酸化膜を形成し、このビットライン上酸化膜
に浮遊ゲートをオーバーラップさせるので、ビットライ
ンを形成する際のミスアライメントマージンが不要とな
り、ビットライン幅をより大きくでき(図1中、BW参
照)、A−A′線方向にサイズを増やすことなくカップ
リングレシオを大きくするためFG−ウィングを形成で
きる。また、FG−ウィングをビットライン上(A−
A′線方向)に形成することにより、フィールド上(B
−B′線方向)へのはみだしをなくすことができるた
め、セルサイズの縮小が可能となる。従って、例えば図
8(a)に示した不揮発性メモリと比較した場合、本発
明の方法で製造した不揮発性メモリは、A−A′線方向
のサイズは同じで、かつ、B−B′線方向においては、
FG−ウィングが不必要となるため、33%程度のサイ
ズダウンを実現することができる。また、従来、B−
B′線方向にFG−ウィングを形成するため素子分離は
厚い酸化膜による分離(LOCOS)が必要であった
が、本発明では、LOCOS分離は必要なく、拡散層に
よる分離が可能となり、分離幅をより狭く、かつ表面を
平坦に形成することができる。
れば、仮想接地方式が採用されたメモリの製造工程にお
いて、ビットライン上に自己整合的にビットライン上酸
化膜を形成することができるため、セルサイズの微細化
を図ることができるとともに、製造工程を簡略化するこ
とができる。また、ビットラインを形成する際に、特定
の構成を有する層間絶縁膜をマスクとして用いる場合に
は容易にビットライン上に自己整合的にビットライン上
酸化膜を形成することができることとなる。
る。
A−A′線断面図、(b)B−B′線断面図である。
A−A′線断面図、(b)B−B′線断面図である。
A−A′線断面図、(b)B−B′線断面図である。
A−A′線断面図、(b)B−B′線断面図である。
A−A′線断面図、(b)B−B′線断面図である。
A−A′線断面図、(b)B−B′線断面図である。
図、(b)A−A′線断面図、(c)B−B′線断面図
である。
を行う仮想接地方式の不揮発性メモリの概略断面図であ
る。
を行う不揮発性メモリの概略断面図である。
る。
ある。
Claims (2)
- 【請求項1】 半導体基板上に形成されたトンネル酸化
膜、浮遊ゲート、絶縁膜及び制御ゲート及び半導体基板
内に形成されたソース/ドレイン領域から構成されるメ
モリセルがマトリックス状に形成され、前記各メモリセ
ルの制御ゲートがX方向において接続されており、前記
各メモリセルのソース/ドレイン領域がY方向において
不純物拡散層からなるビットラインによって接続されて
いる不揮発性メモリを製造するに際して、 (i) 半導体基板上に、ソース/ドレイン領域を形成する
とともにY方向に延びる不純物拡散層を形成し、続いて
該不純物拡散層に対して自己整合的に酸化膜を形成し、 (ii)前記半導体基板の不純物拡散層間にトンネル酸化膜
を形成し、前記酸化膜上の一部を覆うとともにトンネル
酸化膜上に第1ゲート層を形成し、 (iii) 得られた半導体基板上全面に絶縁膜を介して第2
ゲート層を堆積し、所望の形状を有するマスクを用いて
前記第2ゲート層、絶縁膜及び第1ゲート層を順次エッ
チングし、制御ゲート及び浮遊ゲートを形成することか
らなる不揮発性メモリの製造方法。 - 【請求項2】 工程(i) において、半導体基板上に、所
望の形状を有するとともに少なくともSiO2 膜/Si
N膜からなる積層絶縁膜を形成し、少なくとも該積層絶
縁膜をマスクとして低濃度不純物を注入して不純物拡散
層とともにソース/ドレイン領域を形成し、さらに一方
向からの斜めイオン注入法により又は所望の形状を有す
るマスクを用いてドレイン領域にのみ高濃度不純物を注
入し、続いて前記SiN膜をマスクとして前記不純物拡
散層に対して自己整合的に酸化膜を形成する請求項1記
載の不揮発性メモリの製造方法。
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-
1995
- 1995-12-07 JP JP31917495A patent/JP3630484B2/ja not_active Expired - Lifetime
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