JPH09162105A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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Publication number
JPH09162105A
JPH09162105A JP7320657A JP32065795A JPH09162105A JP H09162105 A JPH09162105 A JP H09162105A JP 7320657 A JP7320657 A JP 7320657A JP 32065795 A JP32065795 A JP 32065795A JP H09162105 A JPH09162105 A JP H09162105A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reticle
manufacturing
pattern
semiconductor device
exposure
Prior art date
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Pending
Application number
JP7320657A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Takahashi
孝志 高橋
Yoshinori Washisu
義則 鷲巣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP7320657A priority Critical patent/JPH09162105A/ja
Publication of JPH09162105A publication Critical patent/JPH09162105A/ja
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明の課題は、パターン寸法のばらつきを
防止して、均一な特性を有する製品を確実に製造するこ
とができ、しかも、スループットの低下を最小限に抑え
ることが可能な半導体装置の製造方法を提供する。 【解決手段】寸法精度の要求が厳しいゲート電極の製造
工程やコンタクトホールの製造工程のみ、1チップ取り
のレチクル12を使用し、その他の製造工程では複数チ
ップ取りのレチクル11、13を使用することにより、
ゲート電極やコンタクトホールのパターン寸法のばらつ
きを防止する。したがって、一定した動作速度を有する
製品を確実に製造することができ、しかも、スループッ
トの低下を最小限に抑えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば複数チッ
プ分のパターン領域を有するレチクルを用いた半導体装
置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の半導体装置の製造工程に
用いるレチクルを工程順に示している。図5(a)は例
えば第1層配線のリソグラフィ工程、図5(b)は例え
ばコンタクトホールを形成するためのリソグラフィ工
程、図5(c)は例えば第2層配線のリソグラフィ工程
に用いるレチクルである。従来の各リソグラフィ工程に
おいて、レチクル21〜23は複数チップ分のパターン
領域を有する複数チップ取りレチクルが使用されてい
る。図5の各レチクル21〜23は2チップ取りレチク
ルであり、各レチクル21〜23にはパターン領域21
a、21b、22a、22b、23a、23bが形成さ
れている。このように、複数チップ取りレチクルを用い
る理由は、チップサイズの小さい製品では、露光エリア
を有効に利用でき、同時に複数チップ分のパターンを露
光することにより、ウエハ面内の露光回数を削減し、ス
ループットを向上できるためである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、複数チップ取
りレチクルを用いた場合、露光に使用されるレンズのデ
ィストーションやレチクルの像面の傾斜により、露光さ
れる領域の中央部分と周辺部分とで解像度にばらつきが
発生する。すなわち、レチクル21を例に示す場合、露
光中心はレチクルの両パターン領域21a、21bの中
心と一致されている。円形で示す中央部24はレンズの
特性が良好な範囲を示し、25は露光の外周部を示して
いる。このような構成の場合、レチクル21の中央部2
4に位置するパターンに比べ、外周部25に位置するパ
ターンの寸法が大きくなる。このため、1回の露光によ
り同時にパターニングされた各チップ内において、パタ
ーンの寸法のばらつきが大きくなる。この現象はレチク
ル22、23を用いた場合でも同様である。
【0004】特に、例えば最小線幅が0.3μmの半導
体装置において、極微細化されたMOSトランジスタの
ゲート電極を形成する際、ゲート電極の寸法にばらつき
が発生した場合、トランジスタの駆動能力が変化し、出
力に接続された回路の動作速度が一定しない。このた
め、一定した動作速度を有する製品を確実に製造するこ
とが困難となる。
【0005】この発明は、上記課題を解決するものであ
り、その目的はパターン寸法のばらつきを防止して、均
一な特性を有する製品を確実に製造することができ、し
かも、スループットの低下を最小限に抑えることが可能
な半導体装置の製造方法を提供しようとするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の半導体装置の
製造方法は、第1の製造工程は複数チップ取りの第1の
レチクルを用いて露光し、前記第1の製造工程に比べて
寸法精度が要求される第2の製造工程は前記第1のレチ
クルより少ない数のチップを取る第2のレチクルを用い
て露光することを特徴とする。
【0007】すなわち、寸法精度の要求が厳しいゲート
電極等の特定の製造工程は、厳しい寸法精度が要求され
ない製造工程のレチクルより少ない数のチップ取りのレ
チクルを使用しているため、レンズの特性が良好な部分
を使用してパターンを露光できる。したがって、パター
ン寸法のばらつきを防止して、電流駆動力等の均一な特
性を有する製品を確実に製造することができる。しか
も、寸法精度の要求が厳しい特定の製造工程のみ、少な
い数のチップ取りのレチクルを使用しているため、スル
ープットの低下を最小限に抑えることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施例につい
て、図面を参照して説明する。図1は、この発明の半導
体装置の製造方法に適用されるレチクルを工程順に示し
ている。この発明は例えば0.3μmルールに適用され
る。図1(a)は例えば素子分離領域を形成するための
リソグラフィ工程、図1(b)(c)は例えばゲート電
極やコンタクトホールを形成するためのリソグラフィ工
程、図1(d)は例えば配線を形成するためのリソグラ
フィ工程である。
【0009】図1(a)(d)に示す素子分離領域の形
成や配線の形成のように、厳しい寸法精度が要求されな
い工程では、複数チップ取り、例えば2チップ取りレチ
クル11、13が使用され、図1(b)(c)に示すよ
うに、ゲート電極やコンタクトホールを形成する厳しい
寸法精度が要求される工程では、小数チップ取り、例え
ば1チップ取りレチクル12が使用される。前記レチク
ル11、13はそれぞれパターンが形成されたパターン
領域11a、11b、13a、13bを有し、レチクル
12はその中央部にパターン領域12aが設けられてい
る。図1(b)(c)に示す工程では、レチクル12を
使用してレチクル11に設けられたパターン領域11
a、11bの数と同数回露光される。すなわち、図1
(b)ではパターン領域11bに対応するチップに露光
され、図1(c)ではパターン領域11aに対応するチ
ップに露光される。
【0010】図2に示すように、前記1チップ取りレチ
クル12は、パターン領域12aの中央部と露光中心O
が一致している。このため、円形で示すレンズ特性の良
好な部分15を使用してパターン領域12aの殆どの領
域を露光することができ、露光中心Oから所定距離離間
した点Cもレンズのディストーションの少ない部分16
で露光できる。したがって、寸法のばらつきが少ないパ
ターンを形成できる。
【0011】一方、図3に示すように、前記複数チップ
取りレチクル11の場合、露光中心Oはレチクルのパタ
ーン領域11a、11bの中心と一致されている。これ
はレチクル13も同様である。このような構成の場合、
レチクル11の中央付近に位置するパターンに比べ、レ
チクルの外周部に位置するパターンの寸法が大きくな
る。すなわち、図3において、17はレンズの最大露光
エリア近傍を示し、レンズのディストーションの大きい
部分を示している。この部分17で露光されるパターン
は寸法精度が劣化する。このため、1回の露光により同
時にパターニングされた各チップ内において、パターン
の寸法のばらつきが大きくなる。Aはレンズ特性の良好
な部分15で示す領域内のパターンの位置を示し、Bは
露光の周辺部16内のパターンの位置を示している。C
はAとBの中間に位置している。
【0012】図4は、0.3μmルールにおけるMOS
トランジスタのゲート電極の寸法データを示すものであ
り、あるパターンの露光中心Oからの距離を横軸にと
り、そのパターンがレンズ特性の良好な部分15内のA
点にあるときの寸法を基準として、ディストーションの
少ない部分16内のC点、ディストーションの大きい部
分17内のB点に位置する同一のパターン寸法の増減を
縦軸にとった場合を示している。レンズの最大露光エリ
アを使用した場合、露光中央付近のA点と、外周部付近
のB点とでは、寸法に0.015μmの差が生じる。し
たがって、複数チップ取りレチクル11、13の場合、
露光中央部と外周部とでこの寸法差が発生する。これに
対して、1チップ取りレチクル12で使用する露光エリ
アの外周部付近に当たるC点では寸法差が0.005μ
mと減少することが分かる。
【0013】図4に示すデータは、特定のステッパーに
ついて得られた結果である。一般に、レンズの周辺は精
度が低下する傾向にある。このため、この結果を他のス
テッパーに適用できることは言うまでもない。
【0014】上記実施例によれば、厳しい寸法精度が要
求される工程は1チップ取りのレチクルを使用し、厳し
い寸法精度が要求されない工程は複数チップ取りのレチ
クルを使用している。したがって、厳しい寸法精度が要
求される工程においては、レンズの特性が良好な部分を
使用して露光できるため、十分な寸法精度を確保でき、
例えば電流駆動力が均一で、動作速度が揃った複数のト
ランジスタを製造できる。
【0015】しかも、全製造工程について1チップ取り
レチクルのような、小数チップ取りのレチクルを使用す
るのではなく、厳しい寸法精度が要求される工程につい
てのみに使用するため、スループットの低下を最小限に
抑えることができる。
【0016】なお、上記各実施例ではゲート電極やコン
タクトホールを形成する工程に使用されるレチクルを1
チップ取りのレチクルとしたが、これに限定されるもの
ではなく、厳しい寸法精度が要求される他の製造工程に
適用できる。
【0017】また、上記実施例は0.3μmルールの半
導体装置の製造工程にこの発明を適用した場合について
説明したが、0.3μmルール以下の半導体装置の製造
工程にこの発明を適用できることは言うまでもない。そ
の他、この発明の要旨を変えない範囲において、種々変
形実施可能なことは勿論である。
【0018】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
寸法精度の要求が厳しい特定の製造工程は、厳しい寸法
精度が要求されない製造工程のレチクルより少ない数の
チップ取りのレチクルを使用しているため、レンズの特
性が良好な部分を使用してパターンを露光できる。した
がって、パターン寸法のばらつきを防止して、均一な特
性を有する製品を確実に製造することができる。しか
も、寸法精度の要求が厳しい特定の製造工程のみ、少な
い数のチップ取りのレチクルを使用しているため、スル
ープットの低下を最小限に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示すものであり、各製造工
程に適用されるレチクルを示す構成図。
【図2】小数チップ取りレチクルを示す構成図。
【図3】複数チップ取りレチクルを示す構成図。
【図4】露光範囲と寸法誤差の関係を示す図。
【図5】従来の各製造工程に適用されるレチクルを示す
構成図。
【符号の説明】
11、13…複数チップ取りレチクル、12…小数チッ
プ取りレチクル、11a、11b、12a、12b、1
3a、13b…パターン領域。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の製造工程は複数チップ取りの第1
    のレチクルを用いて露光し、 前記第1の製造工程に比べて寸法精度が要求される第2
    の製造工程は前記第1のレチクルより少ない数のチップ
    を取る第2のレチクルを用いて露光することを特徴とす
    る半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記第2のレチクルは露光中心とパター
    ンが形成された領域中心とが一致していることを特徴と
    する請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記第2の製造工程は、少なくともトラ
    ンジスタのゲート電極の製造工程、コンタクトホールの
    製造工程であることを特徴とする請求項1記載の半導体
    装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記寸法精度は最小線幅が0.3μm以
    下であることを特徴とする請求項1記載の半導体装置の
    製造方法。
JP7320657A 1995-12-08 1995-12-08 半導体装置の製造方法 Pending JPH09162105A (ja)

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JP7320657A JPH09162105A (ja) 1995-12-08 1995-12-08 半導体装置の製造方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100312354B1 (ko) * 1998-05-21 2001-11-03 루센트 테크놀러지스 인크 집적 회로 및 집적 회로 제조 방법, 집적 회로 제조 시스템

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100312354B1 (ko) * 1998-05-21 2001-11-03 루센트 테크놀러지스 인크 집적 회로 및 집적 회로 제조 방법, 집적 회로 제조 시스템

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