JPH09161492A - 送受信装置 - Google Patents
送受信装置Info
- Publication number
- JPH09161492A JPH09161492A JP32143995A JP32143995A JPH09161492A JP H09161492 A JPH09161492 A JP H09161492A JP 32143995 A JP32143995 A JP 32143995A JP 32143995 A JP32143995 A JP 32143995A JP H09161492 A JPH09161492 A JP H09161492A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power supply
- supply voltage
- signal
- data
- microcomputer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Read Only Memory (AREA)
- Transceivers (AREA)
- Power Sources (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 外部からの電力信号による給電状態でデータ
信号を受けたときにそのデータ信号が示すデジタルデー
タを不揮発性メモリに記憶する構成において、電源電圧
が通常レベルよりも低下した場合であってもデジタルデ
ータを確実に不揮発性メモリに記憶する。 【解決手段】 電源回路12は、トランスポンダ用コイ
ル8で受信した搬送波信号により電源電圧を発生する。
マイクロコンピュータ3は、検波回路13が検波したデ
ジタルデータをEEPROM6に記憶する。ここで、C
R発振回路14は電源電圧の低下に応じて発振周波数が
低下するので、マイクロコンピュータ3は、CR発振回
路14の発振周波数に基づいて電源電圧を検出し、その
電源電圧が通常レベルよりも低い場合は、EEPROM
6の単位書込長を短く設定すると共に単位書込長のデジ
タルデータをEEPROM6に与える。
信号を受けたときにそのデータ信号が示すデジタルデー
タを不揮発性メモリに記憶する構成において、電源電圧
が通常レベルよりも低下した場合であってもデジタルデ
ータを確実に不揮発性メモリに記憶する。 【解決手段】 電源回路12は、トランスポンダ用コイ
ル8で受信した搬送波信号により電源電圧を発生する。
マイクロコンピュータ3は、検波回路13が検波したデ
ジタルデータをEEPROM6に記憶する。ここで、C
R発振回路14は電源電圧の低下に応じて発振周波数が
低下するので、マイクロコンピュータ3は、CR発振回
路14の発振周波数に基づいて電源電圧を検出し、その
電源電圧が通常レベルよりも低い場合は、EEPROM
6の単位書込長を短く設定すると共に単位書込長のデジ
タルデータをEEPROM6に与える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部からの電力信
号による給電状態でデータ信号を受けたときにそのデー
タ信号が示すデジタルデータを不揮発性メモリに記憶す
るデータキャリアの機能が設定された送受信装置に関す
る。
号による給電状態でデータ信号を受けたときにそのデー
タ信号が示すデジタルデータを不揮発性メモリに記憶す
るデータキャリアの機能が設定された送受信装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動車においては、盗難に対す
るセキュリティ性能の向上を図るために、イグニッショ
ンキーに対して、電気的な識別コードを利用した電子キ
ーとしての機能を付加することが考えられている。この
場合には、イグニッションキーのキーグリップに対し、
送受信装置を内蔵することが一般的となっており、上記
応答器は、外部から電力信号及び質問信号が与えられた
ときに予め記憶した識別コードを含む応答信号を返信す
るというトランスポンダ機能を備えた構成となってい
る。
るセキュリティ性能の向上を図るために、イグニッショ
ンキーに対して、電気的な識別コードを利用した電子キ
ーとしての機能を付加することが考えられている。この
場合には、イグニッションキーのキーグリップに対し、
送受信装置を内蔵することが一般的となっており、上記
応答器は、外部から電力信号及び質問信号が与えられた
ときに予め記憶した識別コードを含む応答信号を返信す
るというトランスポンダ機能を備えた構成となってい
る。
【0003】つまり、送受信装置は、電力信号を受信す
ることにより動作電力を生成し、その動作電力が有効化
された状態で電力信号に重畳された質問信号を受信する
と共に質問信号に応答して応答信号を返信するようにな
っている。
ることにより動作電力を生成し、その動作電力が有効化
された状態で電力信号に重畳された質問信号を受信する
と共に質問信号に応答して応答信号を返信するようにな
っている。
【0004】この場合、上記電子キー機能のために、自
動車側には、上述のように構成されたイグニッションキ
ーがエンジン始動用のキー孔に差し込まれた状態で、前
記電力信号及び質問信号を送信して当該イグニッション
キー側の送受信装置から前記応答信号を受信し、その応
答信号中の識別コードが予め設定されている識別コード
と一致したときのみ、イグニッションキーによるエンジ
ン始動を許可するというイモビライザ機能を備えた送受
信ECUを設ける構成とされる。
動車側には、上述のように構成されたイグニッションキ
ーがエンジン始動用のキー孔に差し込まれた状態で、前
記電力信号及び質問信号を送信して当該イグニッション
キー側の送受信装置から前記応答信号を受信し、その応
答信号中の識別コードが予め設定されている識別コード
と一致したときのみ、イグニッションキーによるエンジ
ン始動を許可するというイモビライザ機能を備えた送受
信ECUを設ける構成とされる。
【0005】ところで、送受信ECUから車両の運行デ
ータを送信することによりイグニッションキーに設けら
れた送受信装置に運行データを記憶すると共に、読出装
置により送受信装置に記憶された運行データを読出すこ
とにより運行データを一括して管理するシステムが考え
られている。
ータを送信することによりイグニッションキーに設けら
れた送受信装置に運行データを記憶すると共に、読出装
置により送受信装置に記憶された運行データを読出すこ
とにより運行データを一括して管理するシステムが考え
られている。
【0006】この場合、送受信装置にデータを記憶する
手段としては、例えばEEPROMにデータを記憶する
ようにしているが、EPROMはデータの書込み時に比
較的大きな消費電力を必要とするので、EEPROMに
対するデータの書込み終了時に送受信装置の電源電圧が
大きく低下するという事情がある。
手段としては、例えばEEPROMにデータを記憶する
ようにしているが、EPROMはデータの書込み時に比
較的大きな消費電力を必要とするので、EEPROMに
対するデータの書込み終了時に送受信装置の電源電圧が
大きく低下するという事情がある。
【0007】そこで、送受信装置の電源電圧は、EEP
ROMに対するデータの書込みによる書込降下電圧を見
込んだ値となるように設定されている。従って、データ
をEEPROMに書込む際に電源電圧が低下するにして
も、データをEEPROMに確実に書込むことができ
る。
ROMに対するデータの書込みによる書込降下電圧を見
込んだ値となるように設定されている。従って、データ
をEEPROMに書込む際に電源電圧が低下するにして
も、データをEEPROMに確実に書込むことができ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、送受信
ECUから送受信装置に対して電力信号により動作電力
を供給するようにしているので、送受信ECUと送受信
装置との距離が離れたり、或いは製品特性がばらついた
場合には、送受信装置が受信した電力信号の信号レベル
が低くなり、送受信装置の電源電圧が通常レベルから低
下してしまうことになる。
ECUから送受信装置に対して電力信号により動作電力
を供給するようにしているので、送受信ECUと送受信
装置との距離が離れたり、或いは製品特性がばらついた
場合には、送受信装置が受信した電力信号の信号レベル
が低くなり、送受信装置の電源電圧が通常レベルから低
下してしまうことになる。
【0009】このように送受信装置の電源電圧が通常レ
ベルから低下した場合には、図8に示すようにEEPR
OMに対するデータの書込み終了時の電源電圧V2 が送
受信装置の最低作動電源電圧VMIN を下回ってしまい、
データの書込みができなくなるという欠点がある。
ベルから低下した場合には、図8に示すようにEEPR
OMに対するデータの書込み終了時の電源電圧V2 が送
受信装置の最低作動電源電圧VMIN を下回ってしまい、
データの書込みができなくなるという欠点がある。
【0010】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、外部からの電力信号による給電状態
でデータ信号を受けたときにそのデータ信号が示すデジ
タルデータを不揮発性メモリに記憶する構成において、
電源電圧が通常レベルよりも低下した場合であってもデ
ジタルデータを確実に不揮発性メモリに記憶することが
できる送受信装置を提供することにある。
あり、その目的は、外部からの電力信号による給電状態
でデータ信号を受けたときにそのデータ信号が示すデジ
タルデータを不揮発性メモリに記憶する構成において、
電源電圧が通常レベルよりも低下した場合であってもデ
ジタルデータを確実に不揮発性メモリに記憶することが
できる送受信装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の送受信装置は、
外部からの電力信号の受信に応じて動作電力を生成した
状態でデータ信号を受信したときはそのデータ信号が示
すデジタルデータを不揮発性メモリに記憶するデータキ
ャリアの機能が設定された送受信装置において、前記不
揮発性メモリは、所定数のビットデータが単位記憶長に
設定され、通常においては単位記憶長の所定倍が単位書
込長に設定されていると共に、外部指令に応じて単位記
憶長を単位書込長に設定するように構成され、電力信号
の受信に応じて生成した動作電力による電源電圧を検出
する電源電圧検出手段を設け、この電源電圧検出手段が
検出した電源電圧が設定電圧以上のときは前記不揮発性
メモリに設定された単位書込長のビットデータを前記不
揮発性メモリに与えると共に、電源電圧が設定電圧を下
回ったときは前記不揮発性メモリの単位書込長を単位記
憶長に設定した状態で単位記憶長のビットデータを与え
る制御手段を設けたものである(請求項1)。
外部からの電力信号の受信に応じて動作電力を生成した
状態でデータ信号を受信したときはそのデータ信号が示
すデジタルデータを不揮発性メモリに記憶するデータキ
ャリアの機能が設定された送受信装置において、前記不
揮発性メモリは、所定数のビットデータが単位記憶長に
設定され、通常においては単位記憶長の所定倍が単位書
込長に設定されていると共に、外部指令に応じて単位記
憶長を単位書込長に設定するように構成され、電力信号
の受信に応じて生成した動作電力による電源電圧を検出
する電源電圧検出手段を設け、この電源電圧検出手段が
検出した電源電圧が設定電圧以上のときは前記不揮発性
メモリに設定された単位書込長のビットデータを前記不
揮発性メモリに与えると共に、電源電圧が設定電圧を下
回ったときは前記不揮発性メモリの単位書込長を単位記
憶長に設定した状態で単位記憶長のビットデータを与え
る制御手段を設けたものである(請求項1)。
【0012】このような構成によれば、送受信装置は、
外部から電力信号を受信したときは動作電力を生成する
と共に、その状態でデータ信号を受信したときはそのデ
ータ信号が示すデジタルデータを不揮発性メモリに記憶
する。
外部から電力信号を受信したときは動作電力を生成する
と共に、その状態でデータ信号を受信したときはそのデ
ータ信号が示すデジタルデータを不揮発性メモリに記憶
する。
【0013】ここで、制御手段は、電源電圧検出手段が
検出した電源電圧が設定電圧以上のときは不揮発性メモ
リに設定された単位書込長のビットデータを不揮発性メ
モリに与える。これにより、不揮発性メモリは、与えら
れた単位書込長のビットデータを単位記憶長に分割して
順次記憶する。
検出した電源電圧が設定電圧以上のときは不揮発性メモ
リに設定された単位書込長のビットデータを不揮発性メ
モリに与える。これにより、不揮発性メモリは、与えら
れた単位書込長のビットデータを単位記憶長に分割して
順次記憶する。
【0014】この場合、不揮発性メモリが与えられた単
位記憶長のビットデータを順次記憶する際に電源電圧が
低下するものの、その低下した電圧が送受信装置が動作
できるように設定電圧を設定することにより単位書込長
のビットデータを不揮発性メモリに確実に書込むことが
できる。
位記憶長のビットデータを順次記憶する際に電源電圧が
低下するものの、その低下した電圧が送受信装置が動作
できるように設定電圧を設定することにより単位書込長
のビットデータを不揮発性メモリに確実に書込むことが
できる。
【0015】また、制御手段は、電源電圧検出手段が検
出した電源電圧が設定電圧を下回ったときは、不揮発性
メモリの単位書込長を単位記憶長に設定した状態で単位
記憶長のビットデータを不揮発性メモリに与える。
出した電源電圧が設定電圧を下回ったときは、不揮発性
メモリの単位書込長を単位記憶長に設定した状態で単位
記憶長のビットデータを不揮発性メモリに与える。
【0016】この場合においても、不揮発性メモリが与
えられた単位記憶長のビットデータを書込む際に電源電
圧が低下するものの、単位記憶長のビットデータを書込
む際の書込降下電圧は単位書込長のビットデータの書込
降下電圧よりも小さいので、単位記憶長のビットデータ
を不揮発性メモリに確実に書込むことができる。
えられた単位記憶長のビットデータを書込む際に電源電
圧が低下するものの、単位記憶長のビットデータを書込
む際の書込降下電圧は単位書込長のビットデータの書込
降下電圧よりも小さいので、単位記憶長のビットデータ
を不揮発性メモリに確実に書込むことができる。
【0017】また、前記制御手段は、CR発振回路から
のパルス信号に応じて動作するマイクロコンピュータを
主体として構成され、前記電源電圧検出手段は、前記C
R発振回路の発振周波数に基づいて電源電圧を検出する
ように構成してもよい(請求項2)。
のパルス信号に応じて動作するマイクロコンピュータを
主体として構成され、前記電源電圧検出手段は、前記C
R発振回路の発振周波数に基づいて電源電圧を検出する
ように構成してもよい(請求項2)。
【0018】このような構成によれば、電源電圧が低下
すると、それに伴ってCR発振回路の発振周波数が低下
するので、電源電圧検出手段は、発振回路の発振周波数
に基づいて電源電圧を検出することができる。
すると、それに伴ってCR発振回路の発振周波数が低下
するので、電源電圧検出手段は、発振回路の発振周波数
に基づいて電源電圧を検出することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明を自動車の通信シス
テムに適用した一実施例について図1乃至図7を参照し
ながら説明する。図1には、自動車のイグニッションキ
ー(図2に符号1を付して示す)のキーグリップに対
し、ユニット化された状態で内蔵される送受信装置とし
てのトランスポンダ2の電気的構成が示されている。
テムに適用した一実施例について図1乃至図7を参照し
ながら説明する。図1には、自動車のイグニッションキ
ー(図2に符号1を付して示す)のキーグリップに対
し、ユニット化された状態で内蔵される送受信装置とし
てのトランスポンダ2の電気的構成が示されている。
【0020】上記トランスポンダ2は、マイクロコンピ
ュータ3を中心に構成されたもので、外部から電力信号
及び質問信号を受けたときに、その質問信号に応答して
予め設定された識別コードΔBを含む応答信号を返信す
るためのトランスポンダ機能が設定されており、以下そ
の具体的構成について説明する。
ュータ3を中心に構成されたもので、外部から電力信号
及び質問信号を受けたときに、その質問信号に応答して
予め設定された識別コードΔBを含む応答信号を返信す
るためのトランスポンダ機能が設定されており、以下そ
の具体的構成について説明する。
【0021】即ち、マイクロコンピュータ3は、電源電
圧検出手段及び制御手段としての後述するパワーオンリ
セット回路4用の抵抗4a、後述する変調回路5用のn
チャネルFET5aを内蔵した構成となっている。
圧検出手段及び制御手段としての後述するパワーオンリ
セット回路4用の抵抗4a、後述する変調回路5用のn
チャネルFET5aを内蔵した構成となっている。
【0022】そして、マイクロコンピュータ3はEEP
ROM6と接続されており、そのEEPROM6にデー
タを書込み若しくはデータを読取るようになっている。
この場合、上記EEPROM6には、対応するイグニッ
ションキー1に固有の識別コードΔB及び演算用コード
ΔCが記憶されていると共に、暗号コード生成のための
後述のような関数式fが記憶されている。
ROM6と接続されており、そのEEPROM6にデー
タを書込み若しくはデータを読取るようになっている。
この場合、上記EEPROM6には、対応するイグニッ
ションキー1に固有の識別コードΔB及び演算用コード
ΔCが記憶されていると共に、暗号コード生成のための
後述のような関数式fが記憶されている。
【0023】また、EEPROM6にはデータ領域が設
定されており、マイクロコンピュータ3から与えられる
データが記憶されるようになっている。この場合、EE
PROM6は、単位記憶長が8ビットに設定されている
と共に、単位書込長は8ビットと16ビットとに切換可
能に構成されている。つまり、EEPROM6は、図3
に示すようにデータを8ビット毎に記憶するようになっ
ており、通常においては入力した16ビットデータをア
ドレスデータにより指示されたアドレスから2アドレス
にわたって順次記憶すると共に、図示しないメモリ構成
制御端子に切換指令を受けたときは入力した8ビットデ
ータをアドレスデータにより指示されたアドレスに記憶
する。
定されており、マイクロコンピュータ3から与えられる
データが記憶されるようになっている。この場合、EE
PROM6は、単位記憶長が8ビットに設定されている
と共に、単位書込長は8ビットと16ビットとに切換可
能に構成されている。つまり、EEPROM6は、図3
に示すようにデータを8ビット毎に記憶するようになっ
ており、通常においては入力した16ビットデータをア
ドレスデータにより指示されたアドレスから2アドレス
にわたって順次記憶すると共に、図示しないメモリ構成
制御端子に切換指令を受けたときは入力した8ビットデ
ータをアドレスデータにより指示されたアドレスに記憶
する。
【0024】図1に戻って、共振回路部7は、信号ライ
ンSLとグランド端子との間に、トランスポンダ用コイ
ル8及び共振コンデンサ9を並列接続して構成されてお
り、その共振周波数は、自動車側に設けられた送受信E
CU(図2に符号10を付して示す)から送信される搬
送波信号(本発明でいう電力信号に相当)の周波数帯域
と等しくなるように設定される。
ンSLとグランド端子との間に、トランスポンダ用コイ
ル8及び共振コンデンサ9を並列接続して構成されてお
り、その共振周波数は、自動車側に設けられた送受信E
CU(図2に符号10を付して示す)から送信される搬
送波信号(本発明でいう電力信号に相当)の周波数帯域
と等しくなるように設定される。
【0025】上記信号ラインSLに抵抗11を介して接
続された電源回路12は、共振回路部7が受信した搬送
波信号を整流平滑した出力をマイクロコンピュータ3の
電源端子VDDに与えるためのもので、整流用ダイオード
12a、平滑用コンデンサ12b、定電圧ダイオード1
2c、及び抵抗12dを図示のごとく接続した構成とな
っている。
続された電源回路12は、共振回路部7が受信した搬送
波信号を整流平滑した出力をマイクロコンピュータ3の
電源端子VDDに与えるためのもので、整流用ダイオード
12a、平滑用コンデンサ12b、定電圧ダイオード1
2c、及び抵抗12dを図示のごとく接続した構成とな
っている。
【0026】信号ラインSLに前記抵抗11を介して接
続された検波回路13は、前記共振回路部7を通じて搬
送波信号と共に与えられる質問信号を弁別してマイクロ
コンピュータ3の入力ポートPIに与えるためのもの
で、検波用ダイオード13a、コンデンサ13b、抵抗
13c及び13dを図示のように接続したフィルタ回路
として構成されている。
続された検波回路13は、前記共振回路部7を通じて搬
送波信号と共に与えられる質問信号を弁別してマイクロ
コンピュータ3の入力ポートPIに与えるためのもの
で、検波用ダイオード13a、コンデンサ13b、抵抗
13c及び13dを図示のように接続したフィルタ回路
として構成されている。
【0027】この場合、上記検波回路13の時定数は、
前記電源回路12による平滑機能部分の充放電時定数よ
り十分に小さな値に設定されており、これにより前記質
問信号の弁別が可能な構成とされている。
前記電源回路12による平滑機能部分の充放電時定数よ
り十分に小さな値に設定されており、これにより前記質
問信号の弁別が可能な構成とされている。
【0028】前記FET5aを含んで構成された変調回
路5は、共振回路部7の共振コンデンサ9と並列に、変
調用コンデンサ5bとFET5aのソース・ドレイン間
の直列回路を接続した構成となっており、そのFET5
aのオンオフに応じて共振回路部7部分のインピーダン
スを変化させ得る構成となっている。
路5は、共振回路部7の共振コンデンサ9と並列に、変
調用コンデンサ5bとFET5aのソース・ドレイン間
の直列回路を接続した構成となっており、そのFET5
aのオンオフに応じて共振回路部7部分のインピーダン
スを変化させ得る構成となっている。
【0029】前記リセット回路4は、マイクロコンピュ
ータ3の電源端子VDDに与えられる電圧レベル(電源回
路12の出力電圧レベル)が所定レベル以上に上昇する
までの期間は、当該マイクロコンピュータ3をリセット
状態に保持するというパワーオンリセット機能のための
もので、ダイオード4b、コンデンサ4c及び前記抵抗
4aを図示のように接続した構成となっている。また、
抵抗14a及びコンデンサ14bより成るCR発振回路
14は、マイクロコンピュータ3のクロック周波数を決
定するために設けられている。
ータ3の電源端子VDDに与えられる電圧レベル(電源回
路12の出力電圧レベル)が所定レベル以上に上昇する
までの期間は、当該マイクロコンピュータ3をリセット
状態に保持するというパワーオンリセット機能のための
もので、ダイオード4b、コンデンサ4c及び前記抵抗
4aを図示のように接続した構成となっている。また、
抵抗14a及びコンデンサ14bより成るCR発振回路
14は、マイクロコンピュータ3のクロック周波数を決
定するために設けられている。
【0030】しかして、以下においては、上記のように
構成されたトランスポンダ2の機能について、マイクロ
コンピュータ3による制御内容と共に説明する。即ち、
送受信ECU10側から送信される後述のような搬送波
信号(電力信号)及び所定の乱数コードΔAを含む質問
信号を共振回路部7を通じて受信したときには、電源回
路12が、受信した搬送波信号を整流・平滑した出力を
マイクロコンピュータ3の電源端子VDDに与えるように
なり、その出力電圧が所定レベル以上に上昇した時点
で、リセット回路4によるリセット保持状態が解除され
て、当該マイクロコンピュータ3が能動状態に切り換え
られる。また、検波回路13が、受信した質問信号を弁
別してマイクロコンピュータ3の入力ポートPIに与え
るようになる。
構成されたトランスポンダ2の機能について、マイクロ
コンピュータ3による制御内容と共に説明する。即ち、
送受信ECU10側から送信される後述のような搬送波
信号(電力信号)及び所定の乱数コードΔAを含む質問
信号を共振回路部7を通じて受信したときには、電源回
路12が、受信した搬送波信号を整流・平滑した出力を
マイクロコンピュータ3の電源端子VDDに与えるように
なり、その出力電圧が所定レベル以上に上昇した時点
で、リセット回路4によるリセット保持状態が解除され
て、当該マイクロコンピュータ3が能動状態に切り換え
られる。また、検波回路13が、受信した質問信号を弁
別してマイクロコンピュータ3の入力ポートPIに与え
るようになる。
【0031】このように能動状態とされたマイクロコン
ピュータ3は、検波回路13を通じて質問信号が与えら
れるのに応答して変調回路5を動作させることにより、
EEPROM6に記憶されている識別コードΔBを含む
暗号化応答信号を共振回路部7を通じて送信(返信)す
るというトランスポンダとしての機能を発揮するように
なる。
ピュータ3は、検波回路13を通じて質問信号が与えら
れるのに応答して変調回路5を動作させることにより、
EEPROM6に記憶されている識別コードΔBを含む
暗号化応答信号を共振回路部7を通じて送信(返信)す
るというトランスポンダとしての機能を発揮するように
なる。
【0032】この場合、マイクロコンピュータ3は、応
答信号の暗号化を例えば以下のようにして行う構成とな
っている。即ち、質問信号を受信したときには、EEP
ROM6から識別コードΔB、演算用コードΔC及び関
数式fを読み出すと共に、その関数式fに基づいて、上
記質問信号中の乱数コードΔAと、上記識別コードΔB
及び演算用コードΔCとをそれぞれ変数とした関数演
算、つまり、f(ΔA,ΔB,ΔC)の演算を行うもの
であり、その演算結果を暗号コードΔDとして得る。
答信号の暗号化を例えば以下のようにして行う構成とな
っている。即ち、質問信号を受信したときには、EEP
ROM6から識別コードΔB、演算用コードΔC及び関
数式fを読み出すと共に、その関数式fに基づいて、上
記質問信号中の乱数コードΔAと、上記識別コードΔB
及び演算用コードΔCとをそれぞれ変数とした関数演
算、つまり、f(ΔA,ΔB,ΔC)の演算を行うもの
であり、その演算結果を暗号コードΔDとして得る。
【0033】そして、マイクロコンピュータ3にあって
は、変調回路5内のFET5aを上記暗号コードΔDに
応じたモードでオンオフ制御して、共振回路部7部分の
インピーダンスを変化させることにより、受信した搬送
波信号を上記暗号コードΔDに応じたモードで振幅変調
するものであり、このような変調回路5による共振回路
部7部分のインピーダンス変化状態を、送受信ECU1
0側において検出することにより、暗号化された応答信
号が送受信ECU10側へ返信されるようになってい
る。
は、変調回路5内のFET5aを上記暗号コードΔDに
応じたモードでオンオフ制御して、共振回路部7部分の
インピーダンスを変化させることにより、受信した搬送
波信号を上記暗号コードΔDに応じたモードで振幅変調
するものであり、このような変調回路5による共振回路
部7部分のインピーダンス変化状態を、送受信ECU1
0側において検出することにより、暗号化された応答信
号が送受信ECU10側へ返信されるようになってい
る。
【0034】また、マイクロコンピュータ3は、検波回
路13を通じてデータを入力したときは、その入力デー
タをEEPROM6に順次記憶することによりデータキ
ャリアとしての機能を発揮するようになっている。
路13を通じてデータを入力したときは、その入力デー
タをEEPROM6に順次記憶することによりデータキ
ャリアとしての機能を発揮するようになっている。
【0035】一方、図2には、システム全体の構成が機
能ブロックの組み合わせにより摸式的に示されている。
この図2において、自動車用のイグニッションキーシリ
ンダ15の周りには、アンテナコイル16が配設されて
おり、そのキーシリンダ15に対し前記イグニッション
キー1が差し込まれた状態では、当該アンテナコイル1
6と、イグニッションキー1に内蔵された前記トランス
ポンダ用コイル8(図1参照)とが電磁結合される構成
となっている。
能ブロックの組み合わせにより摸式的に示されている。
この図2において、自動車用のイグニッションキーシリ
ンダ15の周りには、アンテナコイル16が配設されて
おり、そのキーシリンダ15に対し前記イグニッション
キー1が差し込まれた状態では、当該アンテナコイル1
6と、イグニッションキー1に内蔵された前記トランス
ポンダ用コイル8(図1参照)とが電磁結合される構成
となっている。
【0036】自動車側に設けられた前記送受信ECU1
0は、マイクロコンピュータ17を中心に構成されたも
ので、そのマイクロコンピュータ17に対しては、前記
イグニッションキーシリンダ15に対応して設けられた
周知構成のIGスイッ18及びキーリマインドスイッチ
19からのオン信号がスイッチインタフェース20を介
して入力されるようになっている。この場合、上記マイ
クロコンピュータ17に対しては、アンテナコイル16
による受信信号が受信回路21を介して入力される構成
となっている。
0は、マイクロコンピュータ17を中心に構成されたも
ので、そのマイクロコンピュータ17に対しては、前記
イグニッションキーシリンダ15に対応して設けられた
周知構成のIGスイッ18及びキーリマインドスイッチ
19からのオン信号がスイッチインタフェース20を介
して入力されるようになっている。この場合、上記マイ
クロコンピュータ17に対しては、アンテナコイル16
による受信信号が受信回路21を介して入力される構成
となっている。
【0037】マイクロコンピュータ17は、アンテナコ
イル16を通じた送信制御をパワーアンプ22の出力に
より行う構成となっており、その具体的制御内容につい
ては後述する。また、マイクロコンピュータ17は、エ
ンジン制御ECU23との間でシリアルインタフェース
24を通じて信号の授受を行う構成となっており、後述
のように、エンジン制御ECU23によるエンジン始動
動作を選択的に禁止可能なイモビライザ機能が設定され
ている。
イル16を通じた送信制御をパワーアンプ22の出力に
より行う構成となっており、その具体的制御内容につい
ては後述する。また、マイクロコンピュータ17は、エ
ンジン制御ECU23との間でシリアルインタフェース
24を通じて信号の授受を行う構成となっており、後述
のように、エンジン制御ECU23によるエンジン始動
動作を選択的に禁止可能なイモビライザ機能が設定され
ている。
【0038】さらに、マイクロコンピュータ17は、E
EPROM25との間でデータの授受を行う構成となっ
ており、このEEPROM25には、前記乱数コードΔ
Aが記憶されていると共に、当該自動車用として用意さ
れたイグニッションキー1側のEEPROM6に記憶さ
れた識別コードΔB、演算用コードΔC及び関数式fと
それぞれ同じ識別コードΔB、演算用コードΔC及び関
数式fが予め記憶されている。
EPROM25との間でデータの授受を行う構成となっ
ており、このEEPROM25には、前記乱数コードΔ
Aが記憶されていると共に、当該自動車用として用意さ
れたイグニッションキー1側のEEPROM6に記憶さ
れた識別コードΔB、演算用コードΔC及び関数式fと
それぞれ同じ識別コードΔB、演算用コードΔC及び関
数式fが予め記憶されている。
【0039】前記パワーアンプ22は具体的には図4に
示す構成となっている。即ち、図4において、パワーア
ンプ22は、電源端子+VCC及びグランド端子間に、プ
ッシュプル回路を構成するPチャンネルFET26及び
NチャンネルFET27を接続した構成となっており、
各FET26,27はマイクロコンピュータ17により
オンオフ制御されるようになっている。この場合、アン
テナコイル16は、共振コンデンサ16aと共に直列共
振回路を構成するように接続されており、パワーアンプ
22から上記直列共振回路の共振周波数(若しくはこれ
に近い周波数)の交流電力が供給されるようになってい
る。
示す構成となっている。即ち、図4において、パワーア
ンプ22は、電源端子+VCC及びグランド端子間に、プ
ッシュプル回路を構成するPチャンネルFET26及び
NチャンネルFET27を接続した構成となっており、
各FET26,27はマイクロコンピュータ17により
オンオフ制御されるようになっている。この場合、アン
テナコイル16は、共振コンデンサ16aと共に直列共
振回路を構成するように接続されており、パワーアンプ
22から上記直列共振回路の共振周波数(若しくはこれ
に近い周波数)の交流電力が供給されるようになってい
る。
【0040】パワーアンプ22は、FET26及び27
を交互にオンさせてアンテナコイル16に交流電力を供
給する状態と、FET26及び27をオフさせてアンテ
ナコイル16に交流電力を供給しない態とに切換えられ
るものであり、この場合、FET26及び27が交互に
オンオフされた状態では、アンテナコイル16に対し比
較的大きな交流電力が供給されるが、FET26及び2
7がオフされた状態では、アンテナコイル16への供給
電力が零レベルに低下することになる。
を交互にオンさせてアンテナコイル16に交流電力を供
給する状態と、FET26及び27をオフさせてアンテ
ナコイル16に交流電力を供給しない態とに切換えられ
るものであり、この場合、FET26及び27が交互に
オンオフされた状態では、アンテナコイル16に対し比
較的大きな交流電力が供給されるが、FET26及び2
7がオフされた状態では、アンテナコイル16への供給
電力が零レベルに低下することになる。
【0041】ここで、マイクロコンピュータ17は、搬
送波信号に質問信号を重畳するときは、パワーアンプ内
のFET26及び27をオフさせることにより、アンテ
ナコイル16への供給電力を断つ制御を行う。
送波信号に質問信号を重畳するときは、パワーアンプ内
のFET26及び27をオフさせることにより、アンテ
ナコイル16への供給電力を断つ制御を行う。
【0042】これにより、イグニッションキー1側のト
ランスポンダ2(図1参照)に対して、アンテナコイル
16を通じて搬送波信号及び質問信号が送信されるもの
であり、当該トランスポンダ2においては、前述したよ
うに、上記搬送波信号によりCPU3が能動状態に切り
換えられるようになり、これに応じて、搬送波信号のレ
ベルが低下するタイミングに基づいて質問信号を解読
し、その質問信号に応じて当該質問信号中の乱数コード
ΔA、EEPROM6に記憶されている識別コードΔ
B、演算用コードΔC及び関数式fを利用した関数演算
により暗号コードΔDを得ると共に、この暗号コードに
より暗号化された応答信号を返信するというトランスポ
ンダ機能を発揮するようになる。
ランスポンダ2(図1参照)に対して、アンテナコイル
16を通じて搬送波信号及び質問信号が送信されるもの
であり、当該トランスポンダ2においては、前述したよ
うに、上記搬送波信号によりCPU3が能動状態に切り
換えられるようになり、これに応じて、搬送波信号のレ
ベルが低下するタイミングに基づいて質問信号を解読
し、その質問信号に応じて当該質問信号中の乱数コード
ΔA、EEPROM6に記憶されている識別コードΔ
B、演算用コードΔC及び関数式fを利用した関数演算
により暗号コードΔDを得ると共に、この暗号コードに
より暗号化された応答信号を返信するというトランスポ
ンダ機能を発揮するようになる。
【0043】一方、上述のようなイモビライザ機能によ
りエンジンの始動を許可したマイクロコンピュータ17
は、時計30から現在時刻(エンジン始動時刻)を読取
り、そのエンジン始動時刻をアンテナコイル16を通じ
てトランスポンダ2に送信する。これにより、トランス
ポンダ2のマイクロコンピュータ3は、送受信ECU1
0から送信されたエンジン始動時刻を16ビットデータ
でEEPROM6に記憶する。
りエンジンの始動を許可したマイクロコンピュータ17
は、時計30から現在時刻(エンジン始動時刻)を読取
り、そのエンジン始動時刻をアンテナコイル16を通じ
てトランスポンダ2に送信する。これにより、トランス
ポンダ2のマイクロコンピュータ3は、送受信ECU1
0から送信されたエンジン始動時刻を16ビットデータ
でEEPROM6に記憶する。
【0044】また、マイクロコンピュータ17は、エン
ジンが停止したときは時計30から現在時刻(エンジン
停止時刻)を読取り、そのエンジン停止時刻をアンテナ
コイル16を通じてトランスポンダ2に送信する。これ
により、トランスポンダ2のマイクロコンピュータ3
は、送受信ECU10から送信されたエンジン停止時刻
を16ビットデータでEEPROM6に記憶する。
ジンが停止したときは時計30から現在時刻(エンジン
停止時刻)を読取り、そのエンジン停止時刻をアンテナ
コイル16を通じてトランスポンダ2に送信する。これ
により、トランスポンダ2のマイクロコンピュータ3
は、送受信ECU10から送信されたエンジン停止時刻
を16ビットデータでEEPROM6に記憶する。
【0045】ここで、トランスポンダ2のマイクロコン
ピュータ3が送受信ECU10から受信したエンジン始
動時刻、エンジン停止時刻等を16ビットデータでEE
PROM6に書込むようになっているが、その書込時に
EEPROM6の電気的特性により比較的大きな電力を
消費する。このため、EEPROM6の書込期間におい
ては搬送波信号による電源電圧が徐々に低下する。
ピュータ3が送受信ECU10から受信したエンジン始
動時刻、エンジン停止時刻等を16ビットデータでEE
PROM6に書込むようになっているが、その書込時に
EEPROM6の電気的特性により比較的大きな電力を
消費する。このため、EEPROM6の書込期間におい
ては搬送波信号による電源電圧が徐々に低下する。
【0046】つまり、EEPROM6は、単位記憶長が
8ビットに設定され且つ単位書込長が16ビットに設定
されているので、マイクロコンピュータ3から16ビッ
トのデジタルデータが与えられると、その16ビットデ
ータを8ビットデータ毎にアドレスデータが示すアドレ
スから2アドレスにわたって順次記憶する。このとき、
1回目の8ビットデータと2回目の8ビットデータとの
書込動作は連続して行われるので、図5に示すようにト
ランスポンダ2の電源電圧は16ビットデータの書込期
間中は徐々に低下する。
8ビットに設定され且つ単位書込長が16ビットに設定
されているので、マイクロコンピュータ3から16ビッ
トのデジタルデータが与えられると、その16ビットデ
ータを8ビットデータ毎にアドレスデータが示すアドレ
スから2アドレスにわたって順次記憶する。このとき、
1回目の8ビットデータと2回目の8ビットデータとの
書込動作は連続して行われるので、図5に示すようにト
ランスポンダ2の電源電圧は16ビットデータの書込期
間中は徐々に低下する。
【0047】そして、EEPROM6に対する16ビッ
トデータの書込終了時にトランスポンダ2の電源電圧は
最低電源電圧まで低下する。この場合、通常時において
は16ビットデータの書込終了時における最低電源電圧
においてもトランスポンダ2が十分に動作することがで
きるように搬送波信号により電源電圧が生成されるよう
になっている。
トデータの書込終了時にトランスポンダ2の電源電圧は
最低電源電圧まで低下する。この場合、通常時において
は16ビットデータの書込終了時における最低電源電圧
においてもトランスポンダ2が十分に動作することがで
きるように搬送波信号により電源電圧が生成されるよう
になっている。
【0048】ところで、イグニッションキー1に設けら
れた送受信装置2のトランスポンダ用コイル8とイグニ
ッションキーシリンダ15に設けられたアンテナコイル
16とは電磁結合により電力の送信を行っているので、
例えば製品特性のばらつきにより電磁結合力が弱い場合
には、トランスポンダ2の電源電圧が通常レベルよりも
低下する。
れた送受信装置2のトランスポンダ用コイル8とイグニ
ッションキーシリンダ15に設けられたアンテナコイル
16とは電磁結合により電力の送信を行っているので、
例えば製品特性のばらつきにより電磁結合力が弱い場合
には、トランスポンダ2の電源電圧が通常レベルよりも
低下する。
【0049】このような電圧低下状態でマイクロコンピ
ュータ3によるEEPROM6に対する16ビットデー
タの書込みが行われた場合は、従来例で説明したように
データの書込み終了時における最低電源電圧がトランス
ポンダ2の最低作動電圧よりも低下してしまって、EE
PROM6に対するデータの書込みが不確実となる虞れ
がある。
ュータ3によるEEPROM6に対する16ビットデー
タの書込みが行われた場合は、従来例で説明したように
データの書込み終了時における最低電源電圧がトランス
ポンダ2の最低作動電圧よりも低下してしまって、EE
PROM6に対するデータの書込みが不確実となる虞れ
がある。
【0050】そこで、本実施例では、次のようにして上
記の不具合を解決するようにしている。即ち、トランス
ポンダ2のマイクロコンピュータ3は、送受信ECUか
ら16ビットデータを受信したときは、その16ビット
データを内蔵メモリに一旦記憶する。
記の不具合を解決するようにしている。即ち、トランス
ポンダ2のマイクロコンピュータ3は、送受信ECUか
ら16ビットデータを受信したときは、その16ビット
データを内蔵メモリに一旦記憶する。
【0051】そして、マイクロコンピュータ3は、内蔵
メモリに記憶した16ビットデータをEEPROM6に
書込むときは、電源電圧を検出する。つまり、トランス
ポンダ2の電源電圧が正常電圧から低下すると、図6に
示すようにマイクロコンピュータ3にクロック信号を与
えるCR発振回路14の発振周波数が低下することか
ら、マイクロコンピュータ3の1クロックの動作時間
(プログラムの実行時間)が正常時に比較して長くな
る。このような状態でマイクロコンピュータ3が所定の
基準時間ta を計測したときは、その計測時間t1 は実
際の基準時間t1 よりも短くなるので、計測時間t1 と
基準時間ta との比率である時間誤差比K=t1 /ta
を算出することにより両者の対応関係から電源電圧を求
めることができる。
メモリに記憶した16ビットデータをEEPROM6に
書込むときは、電源電圧を検出する。つまり、トランス
ポンダ2の電源電圧が正常電圧から低下すると、図6に
示すようにマイクロコンピュータ3にクロック信号を与
えるCR発振回路14の発振周波数が低下することか
ら、マイクロコンピュータ3の1クロックの動作時間
(プログラムの実行時間)が正常時に比較して長くな
る。このような状態でマイクロコンピュータ3が所定の
基準時間ta を計測したときは、その計測時間t1 は実
際の基準時間t1 よりも短くなるので、計測時間t1 と
基準時間ta との比率である時間誤差比K=t1 /ta
を算出することにより両者の対応関係から電源電圧を求
めることができる。
【0052】ここで、トランスポンダ2のマイクロコン
ピュータ3に基準時間を与えるには、送受信ECU10
からトランスポンダ2にデータを送信する前に基準時間
taを例えばパルス信号の間隔でもって送信する。
ピュータ3に基準時間を与えるには、送受信ECU10
からトランスポンダ2にデータを送信する前に基準時間
taを例えばパルス信号の間隔でもって送信する。
【0053】さて、マイクロコンピュータ3がEEPR
OM6に16ビットデータを書込む際に、16ビットデ
ータを確実に書込むことができる書込開始時の電源電圧
を考察する。即ち、上述したようにマイクロコンピュー
タ3がEEPROM6に16ビットデータを書込んだと
きに図7に示すように書込終了時の最低電源電圧が最低
作動電圧VMIN となったと仮定する。このような条件に
おいては、EEPROM6に16ビットデータを書込む
ことは可能であるものの、その書込動作は最低作動電圧
という極めて不安定な電圧状態での動作であることか
ら、データの書込みを保証することはできない。
OM6に16ビットデータを書込む際に、16ビットデ
ータを確実に書込むことができる書込開始時の電源電圧
を考察する。即ち、上述したようにマイクロコンピュー
タ3がEEPROM6に16ビットデータを書込んだと
きに図7に示すように書込終了時の最低電源電圧が最低
作動電圧VMIN となったと仮定する。このような条件に
おいては、EEPROM6に16ビットデータを書込む
ことは可能であるものの、その書込動作は最低作動電圧
という極めて不安定な電圧状態での動作であることか
ら、データの書込みを保証することはできない。
【0054】そこで、EEPROM6に16ビットデー
タを書込んだ際の書込終了時における最低電源電圧とし
て、最低作動電圧VMIN に電圧マージンVαを見込んだ
VMIN ´(=VMIN +Vα)に設定する。従って、この
条件における書込開始時の電源電圧Va は、書込降下電
圧をVDOWNとすると、Va =VMIN ´+VDOWNにより求
めることができることから、EEPROM6に16ビッ
トデータを書込む際の電源電圧がVa 以上の場合には、
EEPROM6に16ビットデータを確実に書込むこと
ができることになる。
タを書込んだ際の書込終了時における最低電源電圧とし
て、最低作動電圧VMIN に電圧マージンVαを見込んだ
VMIN ´(=VMIN +Vα)に設定する。従って、この
条件における書込開始時の電源電圧Va は、書込降下電
圧をVDOWNとすると、Va =VMIN ´+VDOWNにより求
めることができることから、EEPROM6に16ビッ
トデータを書込む際の電源電圧がVa 以上の場合には、
EEPROM6に16ビットデータを確実に書込むこと
ができることになる。
【0055】このように電源電圧がVa の場合のCR発
振回路14のクロック周波数fa は図6に基づいて求め
ることができると共に、そのときのクロック周波数fa
から時間誤差比Ka を求めることができる。
振回路14のクロック周波数fa は図6に基づいて求め
ることができると共に、そのときのクロック周波数fa
から時間誤差比Ka を求めることができる。
【0056】従って、マイクロコンピュータ3が算出し
た時間誤差比KがKa 以上であった場合は、電源電圧V
はVa 以上であるから、16ビットデータをEEPRO
M6に書込む際に電源電圧が書込降下電圧VDOWNだけ降
下した最低電源電圧はVMIN´以上となるので、マイク
ロコンピュータ3は16ビットデータをEEPROM6
に確実に書込むことができる。
た時間誤差比KがKa 以上であった場合は、電源電圧V
はVa 以上であるから、16ビットデータをEEPRO
M6に書込む際に電源電圧が書込降下電圧VDOWNだけ降
下した最低電源電圧はVMIN´以上となるので、マイク
ロコンピュータ3は16ビットデータをEEPROM6
に確実に書込むことができる。
【0057】また、マイクロコンピュータ3が算出した
時間誤差比KがKa を下回った場合は、そのときのCR
発振回路14の発振周波数fはfa を下回り、トランス
ポンダ2の電源電圧VはVa を下回るので、書込降下電
圧VDOWNだけ降下した最低電源電圧はVMIN ´を下回
り、EEPROM6に16ビットデータを確実に書込む
ことができない虞がある。
時間誤差比KがKa を下回った場合は、そのときのCR
発振回路14の発振周波数fはfa を下回り、トランス
ポンダ2の電源電圧VはVa を下回るので、書込降下電
圧VDOWNだけ降下した最低電源電圧はVMIN ´を下回
り、EEPROM6に16ビットデータを確実に書込む
ことができない虞がある。
【0058】このような場合、マイクロコンピュータ3
は、EEPROM6のメモリ構成制御端子に切換信号を
出力する。これにより、EEPROM6は単位書込長が
8ビットに切換えられる。
は、EEPROM6のメモリ構成制御端子に切換信号を
出力する。これにより、EEPROM6は単位書込長が
8ビットに切換えられる。
【0059】そして、マイクロコンピュータ3は、送受
信ECU10から受信して内部RAMに一時的に記憶し
た16ビットデータのうちの下位8ビットデータをEE
PROM6に出力する。この結果、EEPROM6は、
マイクロコンピュータ3から与えられた8ビットデータ
を指定されたアドレスに記憶する。
信ECU10から受信して内部RAMに一時的に記憶し
た16ビットデータのうちの下位8ビットデータをEE
PROM6に出力する。この結果、EEPROM6は、
マイクロコンピュータ3から与えられた8ビットデータ
を指定されたアドレスに記憶する。
【0060】ここで、EEPROM6に8ビットデータ
を記憶する場合は、図7に示すように8ビットデータの
書込時間は16ビットデータの書込時間の略1/2で済
むことから、8ビットデータの書込降下電圧は16ビッ
トの書込降下電圧に比較して小さい。このことは、EE
PROM6に8ビットデータを書込む場合は、書込開始
時の電源電圧が16ビットデータの書込開始時の電源電
圧に比較して小さくてもデータを確実にEEPROM6
に書込むことができることを意味している。
を記憶する場合は、図7に示すように8ビットデータの
書込時間は16ビットデータの書込時間の略1/2で済
むことから、8ビットデータの書込降下電圧は16ビッ
トの書込降下電圧に比較して小さい。このことは、EE
PROM6に8ビットデータを書込む場合は、書込開始
時の電源電圧が16ビットデータの書込開始時の電源電
圧に比較して小さくてもデータを確実にEEPROM6
に書込むことができることを意味している。
【0061】そして、EEPROM6に対する8ビット
データの書込みが終了したときは、EEPROM6が記
憶動作を行うための消費電力が不要となることから、電
源電圧が元の電源電圧に復活するようになる。これによ
り、マイクロコンピュータ3は、続けて内部RAMに記
憶している上位8ビットデータをEEPROM6に確実
に書込むことができる。
データの書込みが終了したときは、EEPROM6が記
憶動作を行うための消費電力が不要となることから、電
源電圧が元の電源電圧に復活するようになる。これによ
り、マイクロコンピュータ3は、続けて内部RAMに記
憶している上位8ビットデータをEEPROM6に確実
に書込むことができる。
【0062】上記構成のものによれば、イグニッション
キー1に内蔵したトランスポンダ2をデータキャリアと
して利用する構成において、トランスポンダ2のマイク
ロコンピュータ3が受信した16ビットデータをEEP
ROM6に書込む際に電源電圧が設定電圧を下回ってい
た場合は、EEPROM6の単位書込長を16ビットか
ら8ビットに切替えると共に、受信した16ビットデー
タを8ビットデータに分割してEEPROM6に順次書
込むようにしたので、データ書込時の書込降下電圧を抑
制することができる。従って、EEPROM6に16ビ
ットデータを一括して書込む場合に比較して書込開始時
の電源電圧が正規電圧よりも低い場合であっても、EE
PROM6に16ビットデータを書込むことができるの
で、通信距離の長距離化を図ることができると共に、製
品のばらつきにも対処することができる。
キー1に内蔵したトランスポンダ2をデータキャリアと
して利用する構成において、トランスポンダ2のマイク
ロコンピュータ3が受信した16ビットデータをEEP
ROM6に書込む際に電源電圧が設定電圧を下回ってい
た場合は、EEPROM6の単位書込長を16ビットか
ら8ビットに切替えると共に、受信した16ビットデー
タを8ビットデータに分割してEEPROM6に順次書
込むようにしたので、データ書込時の書込降下電圧を抑
制することができる。従って、EEPROM6に16ビ
ットデータを一括して書込む場合に比較して書込開始時
の電源電圧が正規電圧よりも低い場合であっても、EE
PROM6に16ビットデータを書込むことができるの
で、通信距離の長距離化を図ることができると共に、製
品のばらつきにも対処することができる。
【0063】また、トランスポンダ2において、送受信
ECU10から送信された基準時間に基づいて電源電圧
を求めようにしたので、特別な手段を用いることなく電
源電圧を求めることができ、以てコストの低減を図るこ
とができる。
ECU10から送信された基準時間に基づいて電源電圧
を求めようにしたので、特別な手段を用いることなく電
源電圧を求めることができ、以てコストの低減を図るこ
とができる。
【0064】尚、本発明は上記した実施例に限定される
ものではなく、以下に述べるような拡大或いは変形が可
能である。EEPROM6としては、単位記憶長が8ビ
ットで書込単位長が16ビットと8ビットとに切換可能
なものを用いたが、例えば単位記憶長が16ビットで書
込単位長が32ビットのものを用いるようにしてもよ
い。トランスポンダ2の電源電圧を検出する手段とし
て、A/Dコンバータを用いるようにしてもよい。IC
カードに適用するようにしてもよい。
ものではなく、以下に述べるような拡大或いは変形が可
能である。EEPROM6としては、単位記憶長が8ビ
ットで書込単位長が16ビットと8ビットとに切換可能
なものを用いたが、例えば単位記憶長が16ビットで書
込単位長が32ビットのものを用いるようにしてもよ
い。トランスポンダ2の電源電圧を検出する手段とし
て、A/Dコンバータを用いるようにしてもよい。IC
カードに適用するようにしてもよい。
【0065】
【発明の効果】以上の説明によって明らかなように、本
発明の送受信装置によれば、外部からの電力信号に受信
に応じて生成した動作電力による電源電圧が設定電圧以
上のときは不揮発性メモリに設定された単位書込長のビ
ットデータを不揮発性メモリに与えると共に、電源電圧
が設定電圧を下回ったときは不揮発性メモリの単位書込
長を単位記憶長に設定した状態で単位記憶長のビットデ
ータを与えるようにしたので、外部からの電力信号によ
る給電状態でデータ信号を受けたときにそのデータ信号
が示すデジタルデータを不揮発性メモリに記憶する構成
において、電源電圧が通常レベルよりも低下した場合で
あってもデジタルデータを確実に不揮発性メモリに記憶
することができるという優れた効果を奏する。
発明の送受信装置によれば、外部からの電力信号に受信
に応じて生成した動作電力による電源電圧が設定電圧以
上のときは不揮発性メモリに設定された単位書込長のビ
ットデータを不揮発性メモリに与えると共に、電源電圧
が設定電圧を下回ったときは不揮発性メモリの単位書込
長を単位記憶長に設定した状態で単位記憶長のビットデ
ータを与えるようにしたので、外部からの電力信号によ
る給電状態でデータ信号を受けたときにそのデータ信号
が示すデジタルデータを不揮発性メモリに記憶する構成
において、電源電圧が通常レベルよりも低下した場合で
あってもデジタルデータを確実に不揮発性メモリに記憶
することができるという優れた効果を奏する。
【図1】本発明の一実施例を示す送受信装置の電気的構
成図
成図
【図2】システム全体の構成を示す機能ブロック図
【図3】EEPROMのメモリ構成を示す模式図
【図4】パワーアンプの電気的構成図
【図5】トランスポンダへのデータの書込みによる電源
電圧の電圧降下を示す図
電圧の電圧降下を示す図
【図6】トランスポンダのクロック周波数と電源電圧と
の関係を示す図
の関係を示す図
【図7】トランスポンダへのデータの書込みによる電源
電圧の電圧降下を示す図
電圧の電圧降下を示す図
【図8】従来例を示す図7相当図
1はイグニッションキー、2はトランスポンダ(送受信
装置)、3はマイクロコンピュータ(電源電圧検出手
段、制御手段)、6はEEPROM(不揮発性メモ
リ)、8はトランスポンダ用コイル、10は送受信EC
U、12は電源回路、13は検波回路、14はCR発振
回路、15はイグニッションキーシリンダ、16はアン
テナコイルである。
装置)、3はマイクロコンピュータ(電源電圧検出手
段、制御手段)、6はEEPROM(不揮発性メモ
リ)、8はトランスポンダ用コイル、10は送受信EC
U、12は電源回路、13は検波回路、14はCR発振
回路、15はイグニッションキーシリンダ、16はアン
テナコイルである。
Claims (2)
- 【請求項1】 外部からの電力信号の受信に応じて動作
電力を生成した状態でデータ信号を受信したときはその
データ信号が示すデジタルデータを不揮発性メモリに記
憶するデータキャリアの機能が設定された送受信装置に
おいて、 前記不揮発性メモリは、所定数のビットデータが単位記
憶長に設定され、通常においては単位記憶長の所定倍が
単位書込長に設定されていると共に、外部指令に応じて
単位記憶長を単位書込長に設定するように構成され、 電力信号の受信に応じて生成した動作電力による電源電
圧を検出する電源電圧検出手段と、 この電源電圧検出手段が検出した電源電圧が設定電圧以
上のときは前記不揮発性メモリに設定された単位書込長
のビットデータを前記不揮発性メモリに与えると共に、
電源電圧が設定電圧を下回ったときは前記不揮発性メモ
リの単位書込長を単位記憶長に設定した状態で単位記憶
長のビットデータを与える制御手段とを備えたことを特
徴とする送受信装置。 - 【請求項2】 前記制御手段は、CR発振回路からのパ
ルス信号に応じて動作するマイクロコンピュータを主体
として構成され、 前記電源電圧検出手段は、前記CR発振回路の発振周波
数に基づいて電源電圧を検出するように構成されている
ことを特徴とする請求項1記載の送受信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32143995A JPH09161492A (ja) | 1995-12-11 | 1995-12-11 | 送受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32143995A JPH09161492A (ja) | 1995-12-11 | 1995-12-11 | 送受信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09161492A true JPH09161492A (ja) | 1997-06-20 |
Family
ID=18132577
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32143995A Pending JPH09161492A (ja) | 1995-12-11 | 1995-12-11 | 送受信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09161492A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11306774A (ja) * | 1998-04-24 | 1999-11-05 | Toshiba Corp | 半導体記憶装置 |
JP2006119777A (ja) * | 2004-10-20 | 2006-05-11 | Renesas Technology Corp | 半導体装置 |
-
1995
- 1995-12-11 JP JP32143995A patent/JPH09161492A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11306774A (ja) * | 1998-04-24 | 1999-11-05 | Toshiba Corp | 半導体記憶装置 |
JP2006119777A (ja) * | 2004-10-20 | 2006-05-11 | Renesas Technology Corp | 半導体装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5394367A (en) | System and method for write-protecting predetermined portions of a memory array | |
US5521602A (en) | Communications system utilizing FSK/PSK modulation techniques | |
US5517194A (en) | Passive RF transponder and method | |
EP0892134B1 (en) | Locking device for vehicles | |
EP0615645B1 (en) | Multi-memory electronic identification tag | |
US5257011A (en) | Data altering means for multi-memory electronic identification tag | |
JP3867251B2 (ja) | 無線周波数識別システムにおいてデータを伝送する方法 | |
US20050166003A1 (en) | Implantable inductively programmed temperature sensing transponder | |
KR100387140B1 (ko) | 송수신 시스템 | |
JPH0720236A (ja) | トランスポンダ装置 | |
JPH09188224A (ja) | 車両用通信システム | |
US5864302A (en) | Transmitting and receiving system | |
US5773803A (en) | Code discriminating system for determining correspondence of codes in a short time | |
JP4079455B2 (ja) | 処理データを長距離にわたって高いデータ転送速度にて基地局へ伝送するトランスポンダ | |
US5763958A (en) | Anti-theft system for a vehicle ensuring anti-theft from unauthorized access to the system | |
JP4680256B2 (ja) | Icタグ | |
US5844990A (en) | Transmission-reception system | |
JPH09161492A (ja) | 送受信装置 | |
KR100387142B1 (ko) | 송수신 장치 | |
KR100387141B1 (ko) | 송수신 시스템 | |
JPH09100767A (ja) | エンジン不正始動防止装置 | |
JPH09144411A (ja) | キーレスエントリ装置 | |
JP3983844B2 (ja) | 通信装置 | |
JPH09185690A (ja) | 通信システム | |
JPH10271033A (ja) | 通信装置 |