JPH0916066A - 通信教育システム - Google Patents

通信教育システム

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JPH0916066A
JPH0916066A JP1356396A JP1356396A JPH0916066A JP H0916066 A JPH0916066 A JP H0916066A JP 1356396 A JP1356396 A JP 1356396A JP 1356396 A JP1356396 A JP 1356396A JP H0916066 A JPH0916066 A JP H0916066A
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JP1356396A
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English (en)
Inventor
Yasushi Suzuki
靖 鈴木
Toshimi Matsuzaki
聡美 松▲崎▼
Kiyoe Sakai
清恵 酒井
Shinichi Yamano
真市 山野
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受講者から送られた問題に対する解答を効率
良く採点処理する。 【解決手段】 受講者から送られた問題に対する解答を
採点する通信教育システムであって、所定の解答用紙1
0に記録された受講者からの解答情報を含む情報をイメ
ージ情報として受信する受信手段11と、受信手段11
が受信したイメージ情報のうち、所定の解答情報をコー
ド情報に変換する情報変換手段11aと、情報変換手段
11aにより変換されたコード情報を、採点プログラム
に従って採点処理する採点処理手段12とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、受講者から送ら
れた問題に対する解答を採点する通信教育システムに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、通信教育は、教育機関とその
受講生との間で広く行われている。教育機関は、受講生
に問題や解答用紙を送る。受講生は、問題を解いて所定
の解答用紙に記入し、その解答用紙をポストに投函す
る。教育機関は、受講生から送られてきた解答用紙を添
削して、得点やコメント等を記入し、再度、受講生に返
送する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の従来の
通信教育では、解答の発送や採点結果の返送等の教育機
関と受講生との間や、教育機関と講師との間での情報の
やりとりに時間がかかるという問題があった。また、マ
ークシート方式の解答では、コンピュータを用いて迅速
に採点処理を行うことができるが、マークシート方式と
記述式とが混在しているとき等は、最終的に講師が手作
業で記述部分の採点及び得点の計算等をしなければなら
ず、採点処理が複雑化し、採点処理に時間がかかるとい
う問題があった。
【0004】一方、マークシート方式で迅速に採点処理
を行うことができても、受講生からの解答の発送や教育
機関からの採点結果の返送は、一般には郵送によるもの
であるので、これらの送付に時間がかかってしまい、ト
ータル的な時間を短縮することは困難であった。本発明
の課題は、受講者から送られた問題に対する解答を効率
良く採点処理するとともに、受講者と採点者との間で、
解答の発送とその採点結果の返送処理を迅速に行うこと
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、受講
者から送られた問題に対する解答を採点する通信教育シ
ステムであって、所定の解答用紙に記録された受講者か
らの解答情報を含む情報をイメージ情報として受信する
受信手段と、前記受信手段が受信した前記イメージ情報
のうち、所定の解答情報をコード情報に変換する情報変
換手段と、前記情報変換手段により変換された前記コー
ド情報を、所定のプログラムに従って採点処理する採点
処理手段とを備えることを特徴とする。
【0006】請求項2の発明は、請求項1に記載の通信
教育システムにおいて、前記採点処理手段は、採点処理
により得られた採点情報に基づいて、前記受講者に対し
て伝達すべき伝達情報を作成することを特徴とする。請
求項3の発明は、請求項1又は2に記載の通信教育シス
テムにおいて、前記受信手段が受信した前記イメージ情
報のうち前記採点処理手段により処理されない所定の記
述情報を、講師が受け取り可能に伝送する情報伝送手段
を備えることを特徴とする。
【0007】請求項4の発明は、請求項3に記載の通信
教育システムにおいて、前記情報伝送手段は、前記採点
処理手段により得られた採点情報を、講師が受け取り可
能に伝送することを特徴とする。請求項5の発明は、請
求項1又は2に記載の通信教育システムにおいて、前記
採点処理手段により得られた採点情報と、前記受信手段
が受信した前記イメージ情報のうち前記採点処理手段に
より処理されない所定の記述情報とを、講師が受け取り
可能に伝送する第1の情報伝送手段と、前記採点情報
と、前記記述情報が前記講師により処理された後の情報
とからなる処理済情報を、前記情報変換手段に伝送する
第2の情報伝送手段とを備えることを特徴とする。
【0008】請求項6の発明は、受講者から送られた問
題に対する記号による解答を採点する通信教育システム
であって、採点者側のホストコンピュータと受講者側の
端末との間で電気的又は光学的に情報の授受を可能とし
た通信手段と、受講者が解答を前記端末に入力するため
の解答入力手段と、前記解答入力手段により入力された
解答を前記通信手段を介して前記端末から前記ホストコ
ンピュータに送信する解答送信手段と、前記解答送信手
段により送信された解答が正解であるか不正解であるか
を判別することにより解答を採点し、採点結果を作成す
る採点処理手段とを備えることを特徴とする。請求項7
の発明は、請求項6に記載の通信教育システムにおい
て、前記解答入力手段は、受講者の端末に解答入力用の
画像を表示することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面等を参照して、本発明
の一実施形態について、情報処理システムを利用した通
信教育システムを例に挙げて説明する。図1は、本発明
による通信教育システムの第1の実施形態を説明するた
めの図である。この通信教育システムは、通信教育セン
ター(以下、単に「センター」という。)が、受講生か
ら送られてきた解答用紙を受け取り、その解答を採点等
し、採点結果等を受講生が受け取り可能な状態に置くよ
うにしたものである。
【0010】図1(a)において、センター側は、OC
R(文字認識装置)11aを有するFAX−OCR(情
報受信装置)11と、採点処理等を行うためのCPU1
2と、採点結果を受講生が受け取り可能に記憶しておく
FAX−BOX(情報取り出し装置)13とを備える。
【0011】先ず、受講生は、センターから送られてき
た問題に対する解答を所定の解答用紙10に記入する。
図1(b)は、ここで使用される解答用紙10の一実施
形態を示す図である。解答用紙10は、解答方式がマー
クシート方式となっているものである。受講生は、解答
用紙10に解答を記入し、FAXを用いてセンターのF
AX−OCR11に、解答用紙10上の情報を伝送す
る。FAX−OCR11は、この情報をイメージ情報と
して受信する。そして、このイメージ情報のうち、解答
部分の情報及び受講番号、すなわちコード化可能なマー
ク部を、OCR11aによりコード情報に変換し、この
コード情報をCPU12に伝送する。
【0012】CPU12には、採点プログラム12aが
組み込まれており、この採点プログラム12aに従って
コード情報の採点処理を行う。そして、採点結果を、F
AX−BOX13に伝送する。FAX−BOX13内に
は、各受講生ごとに区分けされた私書箱13aが設けら
れている。CPU12は、その受講生に対応する私書箱
13aに上記採点結果を伝送する。これにより、採点結
果がFAX−BOX13に記憶される。受講生は、採点
結果を知りたいときは、FAXを用いてイメージ情報と
して私書箱13aから取り出すことができる。なお、実
施形態では、各受講生の私書箱13aごとにID.N
o.が付与されており、受講生は、自己のID.No.
を回線ボタン等で指定することにより、私書箱13aの
情報を取り出すことができるようになっている。
【0013】図2は、本発明による通信教育システムの
第2の実施形態を説明するための図である。以下の実施
形態において、第1の実施形態と重複する説明は、適宜
省略する。この第2の実施形態は、上記第1の実施形態
の変形例である。第2の実施形態において、第1の実施
形態と異なる部分は、CPU12Aには採点プログラム
12aの他にコメントプログラム12bが組み込まれて
いることである。
【0014】コメントプログラム12bは、採点結果等
に応じて、受講生に伝達するコメント等の伝達情報を作
成するためのものである。CPU12Aは、コメントプ
ログラム12bに従ってコメントを作成し、このコメン
トを採点結果とともにFAX−BOX13に伝送する。
従って、受講生は、採点結果の他、コメントを私書箱1
3aから取り出すことができる。これにより、受講生に
対し、採点結果の他、コメントを送ることができる。こ
こで、受講生は、採点結果又はコメントのいずれを取り
出すか、又はそれら双方を取り出すかを自由に選択する
ことができる。
【0015】図3は、本発明による通信教育システムの
第3の実施形態を説明するための図である。図3(b)
は、第3の実施形態において使用される解答用紙10A
の一実施形態を示す図である。この解答用紙10Aは、
図1(b)で示した解答用紙10に対し、さらに質問記
入欄が設けられたものである。
【0016】第3の実施形態では、図3(a)に示すよ
うに、FAX−BOX13Aの各受講生ごとの私書箱
は、受講生用私書箱13aと、講師用私書箱13bとか
ら構成されている。先ず、受講生は、解答用紙10Aに
解答や質問事項を記入し、FAXを用いてセンターのF
AX−OCR11に、解答用紙10A上の情報を伝送す
る。FAX−OCR11は、この情報をイメージ情報と
して受信する。そして、このイメージ情報のうち、マー
ク部(解答部分の情報及び受講番号)をOCR11aに
よりコード情報に変換し、このコード情報をCPU12
Aに伝送する。一方、質問部(質問事項として記入され
た部分)は、コード情報に変換したとしてもCPU12
Aにより採点処理できないので、イメージ情報のまま
(コード情報に変換されず)、FAX−OCR11から
FAX−BOX13Aの講師用私書箱13bに伝送され
る。
【0017】CPU12Aは、コード情報の採点処理を
行い、コメントを作成する。そして、CPU12Aは、
採点結果及びコメントを、FAX−BOX13Aの受講
生用私書箱13aに伝送する。これにより、採点結果及
びコメントが受講生用私書箱13aに記憶される。一
方、講師用私書箱13bに記憶されている質問部は、F
AXで講師に伝送される。講師は、質問に対する回答を
作成し、この回答をFAX−BOX13Aの受講生用私
書箱13aに伝送する。受講生は、採点結果、コメン
ト、質問に対する回答のうち必要な情報を、FAXを用
いてイメージ情報として受講生用私書箱13aから取り
出すことができる。これにより、解答中に、CPU12
Aによって採点処理される情報と、採点処理されない情
報とがあっても、これらを効率良く採点し、処理時間を
短縮することができる。また、受講生や講師がセンター
に対し遠隔地にいる場合であっても、解答や採点等の伝
送を迅速に行うことができる。
【0018】図4は、本発明による通信教育システムの
第4の実施形態を説明するための図である。図4(b)
は、第4の実施形態において使用される解答用紙10B
の一実施形態を示す図である。この解答用紙10Bは、
解答部分がマーク部と記述部との双方を有するものであ
る。先ず、受講生は、解答用紙10Bに解答(マーク部
と記述部との双方)を記入し、FAXを用いてセンター
のFAX−OCR11に、解答用紙10B上の情報を伝
送する。FAX−OCR11は、この情報をイメージ情
報として受信する。そして、このイメージ情報のうち、
マーク部をOCR11aによりコード情報に変換し、こ
のコード情報をCPU12に伝送する。一方、記述部
は、CPU12により採点処理されない情報であるの
で、イメージ情報のままCPU12に伝送される。
【0019】CPU12は、コード情報の採点処理を行
い、採点結果及び未採点の記述部を、FAX−BOX1
3Aの講師用私書箱13bに伝送する。これらの講師用
私書箱13bの情報は、FAXで講師に伝送される。ま
た、コード情報の採点結果は、CPU12から講師側に
あるパソコンに伝送され、プリンタによって得点入力票
に出力される。講師は、記述部を採点し、その採点結果
を得点入力票に記入する。また、講師は、CPU12に
より採点された記述部の得点又はコード部の得点と記述
部の得点とを合算した得点、さらに必要に応じてコメン
ト等を得点入力票に記入する。そして、この得点入力票
の情報は、FAXによって、FAX−OCR11に伝送
される。
【0020】マーク部と記述部とを合算した得点は、O
CR11aによりコード情報に変換され、CPU12に
伝送される。また、コメントは、イメージ情報のままC
PU12に伝送される。CPU12は、これらの情報を
FAX−BOX13Aの受講生用私書箱13aに伝送す
る。受講生は、採点結果やコメントのうち必要な情報
を、FAXを用いてイメージ情報として受講生用私書箱
13aから取り出すことができる。これにより、解答中
に記述部があっても、得点等をコード情報として受講生
用私書箱13aに記憶することができる。
【0021】図5は、本発明による通信教育システムの
第5の実施形態を説明するための図である。第5の実施
形態で使用される解答用紙は、第4の実施形態と同一の
解答用紙10Bである。第5の実施形態では、受講生が
FAXにより解答用紙10B上の情報をセンターのFA
X−OCR11に伝送し、マーク部がOCR11aによ
りコード情報に変換され、このコード情報と記述部のイ
メージ情報とがCPU12に伝送される。ここまでの処
理は、第4の実施形態と同様である。
【0022】CPU12は、コード情報を採点し、この
採点結果及び未採点の記述部をFAX−BOX13の講
師用私書箱13bに伝送する。これらの情報は、FAX
により講師に伝送される。講師は、記述部を採点し、採
点結果さらに必要に応じてコメントをパソコンに入力す
る。そして、このパソコンからこれらの情報をFAX−
BOX13の受講生用私書箱13aに伝送する。これに
より、FAX−BOX13に記憶される情報は、イメー
ジ情報のないコード情報となる。受講生は、採点結果や
コメントのうち必要な情報を、FAXを用いてイメージ
情報として受講生用私書箱13aから取り出すことがで
きる。
【0023】図6は、本発明による通信教育システムの
第6の実施形態を説明するための図である。第6の実施
形態で使用される解答用紙は、第4,第5の実施形態と
同一の解答用紙10Bである。また、第6の実施形態で
は、センターには、第1,第2の実施形態と同一のFA
X−BOX13が設けられている。従って、FAX−B
OX13には、受講生のみの私書箱13aが設けられて
いる。第6の実施形態では、受講生がFAXにより解答
用紙10B上の情報をセンターのFAX−OCR11に
伝送し、マーク部がOCR11aによりコード情報に変
換され、このコード情報と記述部のイメージ情報とがC
PU12に伝送される。ここまでの処理は、第4,第5
の実施形態と同様である。
【0024】CPU12は、コード情報を採点し、この
採点結果と未採点の記述部とを、講師のパソコンに伝送
する。講師は、パソコン上で記述部を採点し、採点結果
さらに必要に応じてコメントを入力する。そして、この
パソコンからこれらの情報をFAX−BOX13の私書
箱13aに伝送する。これにより、FAX−BOX13
に記憶される情報は、イメージ情報のないコード情報の
みとなる。受講生は、採点結果やコメントのうち必要な
情報を、FAXを用いてイメージ情報として私書箱13
aから取り出すことができる。以上の処理により、解答
部分に記述部があっても、FAX−BOX13内を、受
講生用私書箱と講師用私書箱とに分ける必要がなくな
る。
【0025】図7は、本発明による通信教育システムの
第7の実施形態を説明するための図である。図7におい
て、センター側は、ホストコンピュータ30を備えてい
る。ホストコンピュータ30は、情報の送受信や装置全
体の制御を行うためのCPU31と、受講生から送られ
てきた解答を採点処理等するための採点プログラム32
と、採点結果を記憶しておくための採点結果記憶部(R
AM、SRAM、ROM、EPROM等)33を有して
いる。また、受講生側は、ホストコンピュータ30と電
気的又は光学的に情報の授受が可能な端末40を備えて
いる。ホストコンピュータ30と端末40との間の通信
方式は、従来より公知の種々のものがあげられる。回線
としては、例えばアナログ回線(電話回線)、ディジタ
ル回線(DDX)、専用回線、衛星回線、通信回線があ
げられる。また、データ回線終端装置(DCE)として
は、例えばモデムやDSUがあげられる。
【0026】先ず、受講生は、センターから送られてき
た問題を解答する。問題は、例えば受講生がセンターで
直接受け取るか、又は郵送により受け取る。問題は、記
号により解答する問題であり、例えば択一方式や、○×
方式があげられる。受講生は、問題を解答すると、その
解答を端末40に入力する。ここで、受講生が自己のI
D.No.等を指定して端末40からホストコンピュー
タ30にアクセスすると、ホストコンピュータ30側か
ら、例えば解答入力用のデータが端末40側に送信さ
れ、端末40に解答入力用画像等が表示されるようにな
っている。そして、受講生は、端末40に解答を入力す
る。入力方法としては、例えば問1から順に、解答をク
リックする方法があげられる。解答入力後は、所定の発
信操作を行うことにより、その解答がホストコンピュー
タ30に伝送される。
【0027】ホストコンピュータ30のCPU31は、
解答を受信すると、採点プログラム32によりその解答
を採点させる。採点プログラム32には、予め種々の問
題に対する正解がそれぞれ記憶されており、採点プログ
ラム32は、いずれの問題か(宅建用か行政書士用か、
上級者用か中級者用か、第何回の問題か等)を判別し
て、所定の採点プログラムに従って採点処理を行う。そ
して、得点、順位、偏差値等を演算し、予め準備(記
憶)されたコメントのうち、正解の問題にあっては正解
用コメント、不正解の問題にあっては不正解の解答に応
じて複数の不正解用コメントのうちのいずれかのコメン
ト等を選択する。採点プログラム32は、これらの情報
により採点結果を作成する。
【0028】採点結果は、採点結果記憶部33に伝送さ
れ、ここに記憶される。採点結果記憶部33には、全て
の受講生専用の記憶領域が区分けされて確保されてお
り、採点結果は、その受講生に対応する領域に記憶され
る。採点結果記憶部33の各記憶領域には、それぞれ受
講生ごとに対応するID.No.が付与されている。
【0029】受講生は、端末40からホストコンピュー
タ30にアクセスして、採点結果が作成されているか否
かを知ることができる。受講生は、自己のID.No.
等を端末40から指定することにより、ホストコンピュ
ータ30は、その者の記憶領域を特定して、記憶領域内
の情報(採点結果)をその受講生に開示する。すなわ
ち、受講生は、自分専用の記憶領域内の情報のみを知る
ことができ、他の受講生の記憶領域には、アクセスでき
ないこととなる。記憶領域に採点結果が記憶されている
ときは、その採点結果を端末40に取り入れることがで
きる。端末40の所定の操作により、採点結果が画像等
で表示される。さらに、受講生は、その内容をプリンタ
により印字することもできる。
【0030】以上、本発明の一実施形態について説明し
たが、本発明は、上述した実施形態に限定されることな
く、均等の範囲内で以下のような種々の変形が可能であ
る。 (1)実施形態では、質問部や記述部はコード情報に変
換せず、イメージ情報として扱ったが、質問部や記述部
をもコード情報に変換可能な文字認識装置を用いること
もできる。 (2)FAX−OCR11からFAX−BOX13,1
3AやCPU12,12Aに伝送される情報、及びCP
U12,12AからFAX−BOX13,13Aに伝送
される情報は、イメージ情報又はコード情報のいずれで
あっても良い。また、受講生は、パソコン等を利用し
て、FAX−BOX13,13Aからコード情報として
採点結果等を取り出すことができるようにしても良い。
【0031】(3)第3の実施形態では、コメントプロ
グラム12bを設けてコメントを作成するようにした
が、これは必ずしも設ける必要はない。一方、第4,第
5,及び第6の実施形態において、CPU12にコメン
トプログラム12bを付加して、コメントを作成するよ
うにしても良い。 (4)実施形態では、FAX−BOX13A内の記憶領
域を、受講生用私書箱13aと、講師用私書箱13bと
に分けたが、さらに細分化して、センターから受講生に
伝達する共通情報を記憶しておく領域を確保するように
しても良い。 (5)第7の実施形態において、センターが受講生に対
して問題を提供するときに、郵送や手渡し等ではなく、
ホストコンピュータ30から端末40に直接伝送するこ
ともできる。さらに、端末40のディスプレイ上に問題
の画像を出力し、その場で問題を解答して、その解答を
ホストコンピュータ30に伝送することもできる。
【0032】(6)また、問題が記号により解答するも
のの他に、記述式の問題を取り扱うことも可能である。
記述式の解答は、例えば端末40に直接文字入力し、そ
れをホストコンピュータ30に伝送する。ホストコンピ
ュータ30がこの解答を受信すると、採点者がその解答
を添削して、その結果を採点結果記憶部33に記憶して
おけば良い。 (7)さらに、採点結果記憶部33の他に、全ての受講
生に対して共通する情報を記憶しておく記憶部を設け、
例えば模擬試験案内や講座案内等の情報を、受講生がい
つでも自由に受け取ることができるようにしても良い。
【0033】(8)また、採点プログラム32や採点結
果記憶部33は、実施形態ではホストコンピュータ30
内に設けたが、採点者側のホストコンピュータ30と電
気的又は光学的に接続されているものであれば、ホスト
コンピュータ30の外部に設けても良い。 (9)実施形態では、情報処理システムの一実施形態と
して通信教育システムを示したが、例えば、イベント情
報、新商品情報、行政情報、健康情報、学生と企業との
間の採用案内、通信販売(自動受注)、会場等予約、ア
ンケート調査、求人情報、不動産情報等の種々の分野で
広く利用することができる。
【0034】
【発明の効果】請求項1,6の発明によれば、受講者に
よる解答の発送から採点までの処理を迅速に行うことが
できる。これにより、解答を受け取ってからそれを採点
して受講者に返送するまでの時間を短縮することができ
る。請求項2の発明によれば、伝達情報として、例えば
受講者に適切なアドバイスを迅速に作成して、これを提
供することができる。
【0035】請求項3の発明によれば、解答中に、採点
処理手段により採点処理されない解答があっても、それ
を採点処理する講師に迅速に送ることができる。これに
より、マークシート方式と記述式とが解答中に混在して
いるときであっても、採点処理を効率良く行うことがで
きる。請求項4の発明によれば、記述情報の採点結果を
コード情報の採点結果に含めることができる。請求項5
の発明によれば、記述情報の採点結果をコード情報の採
点結果に含めることができる。また、採点結果に記述情
報があっても、これらをコード情報に変換することがで
きる。請求項7の発明によれば、解答の送信操作を簡便
に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による通信教育システムの第1の実施形
態を説明するための図である。
【図2】本発明による通信教育システムの第2の実施形
態を説明するための図である。
【図3】本発明による通信教育システムの第3の実施形
態を説明するための図である。
【図4】本発明による通信教育システムの第4の実施形
態を説明するための図である。
【図5】本発明による通信教育システムの第5の実施形
態を説明するための図である。
【図6】本発明による通信教育システムの第6の実施形
態を説明するための図である。
【図7】本発明による通信教育システムの第7の実施形
態を説明するための図である。
【符号の説明】
10,10A,10B 解答用紙 11 FAX−OCR 11a OCR 12,12A CPU 12a 採点プログラム 12b コメントプログラム 13,13A FAX−BOX 13a 私書箱(受講生用私書箱) 13b 講師用私書箱 30 ホストコンピュータ 31 CPU 32 採点プログラム 33 採点結果記憶部 40 端末
フロントページの続き (72)発明者 山野 真市 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受講者から送られた問題に対する解答を
    採点する通信教育システムであって、 所定の解答用紙に記録された受講者からの解答情報を含
    む情報をイメージ情報として受信する受信手段と、 前記受信手段が受信した前記イメージ情報のうち、所定
    の解答情報をコード情報に変換する情報変換手段と、 前記情報変換手段により変換された前記コード情報を、
    所定のプログラムに従って採点処理する採点処理手段と
    を備えることを特徴とする通信教育システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の通信教育システムにお
    いて、 前記採点処理手段は、採点処理により得られた採点情報
    に基づいて、前記受講者に対して伝達すべき伝達情報を
    作成することを特徴とする通信教育システム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の通信教育システ
    ムにおいて、 前記受信手段が受信した前記イメージ情報のうち前記採
    点処理手段により処理されない所定の記述情報を、講師
    が受け取り可能に伝送する情報伝送手段を備えることを
    特徴とする通信教育システム。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の通信教育システムにお
    いて、 前記情報伝送手段は、前記採点処理手段により得られた
    採点情報を、講師が受け取り可能に伝送することを特徴
    とする通信教育システム。
  5. 【請求項5】 請求項1又は2に記載の通信教育システ
    ムにおいて、 前記採点処理手段により得られた採点情報と、前記受信
    手段が受信した前記イメージ情報のうち前記採点処理手
    段により処理されない所定の記述情報とを、講師が受け
    取り可能に伝送する第1の情報伝送手段と、 前記採点情報と、前記記述情報が前記講師により処理さ
    れた後の情報とからなる処理済情報を、前記情報変換手
    段に伝送する第2の情報伝送手段とを備えることを特徴
    とする通信教育システム。
  6. 【請求項6】 受講者から送られた問題に対する記号に
    よる解答を採点する通信教育システムであって、 採点者側のホストコンピュータと受講者側の端末との間
    で電気的又は光学的に情報の授受を可能とした通信手段
    と、 受講者が解答を前記端末に入力するための解答入力手段
    と、 前記解答入力手段により入力された解答を前記通信手段
    を介して前記端末から前記ホストコンピュータに送信す
    る解答送信手段と、 前記解答送信手段により送信された解答が正解であるか
    不正解であるかを判別することにより解答を採点し、採
    点結果を作成する採点処理手段とを備えることを特徴と
    する通信教育システム。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の通信教育システムにお
    いて、 前記解答入力手段は、受講者の端末に解答入力用の画像
    を表示することを特徴とする通信教育システム。
JP1356396A 1995-04-24 1996-01-30 通信教育システム Pending JPH0916066A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012094137A (ja) * 2011-10-15 2012-05-17 Masayuki Kawada マークシート解答即時管理システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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