JPH0916067A - 通信教育システム - Google Patents

通信教育システム

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JPH0916067A
JPH0916067A JP1356596A JP1356596A JPH0916067A JP H0916067 A JPH0916067 A JP H0916067A JP 1356596 A JP1356596 A JP 1356596A JP 1356596 A JP1356596 A JP 1356596A JP H0916067 A JPH0916067 A JP H0916067A
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JP1356596A
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English (en)
Inventor
Yasushi Suzuki
靖 鈴木
Toshimi Matsuzaki
聡美 松▲崎▼
Kiyoe Sakai
清恵 酒井
Shinichi Yamano
真市 山野
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受講者が、教育機関から提供される情報のう
ちで、知りたい情報を選択して取得することができるよ
うにする。 【解決手段】 問題に対する解答の採点結果を受講者が
受け取り可能にした通信教育システムであって、受講者
ごとの記憶領域13aを有する情報記憶手段13と、所
定の解答を採点することにより得られた採点情報を、受
講者に対応する記憶領域13aに伝送する情報伝送手段
と、情報記憶手段13の記憶領域13aに記憶された情
報を、受講者が受け取り可能な情報受け取り手段とを備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、問題に対する解
答の採点結果を受講者が受け取り可能にした通信教育シ
ステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、通信教育は、教育機関とその
受講生との間で広く行われている。教育機関は、受講生
に問題や解答用紙を送る。受講生は、問題を解いて所定
の解答用紙に記入し、その解答用紙をポストに投函す
る。教育機関は、受講生から送られてきた解答用紙を添
削して、得点やコメント等を記入し、再度、受講生に返
送する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の従来の
通信教育では、受講生は、教育機関から採点結果や講座
案内等の情報を常に受動的に受け取るため、知りたい情
報を選択することができず、また、採点結果等を受け取
りたい時(例えば問題の復習時)にそれらを受け取るこ
とができず、効率の良い受け取りができないという問題
があった。本発明の課題は、受講者が、教育機関から提
供される情報のうちで、知りたい情報を選択して受け取
りたい時に取得することができるようにすることにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、問題
に対する解答の採点結果を受講者が受け取り可能にした
通信教育システムであって、受講者ごとの記憶領域を有
する情報記憶手段と、所定の解答を採点することにより
得られた採点情報を、前記受講者に対応する前記記憶領
域に伝送する情報伝送手段と、前記情報記憶手段の前記
記憶領域に記憶された情報を、前記受講者が受け取り可
能な情報受け取り手段とを備えることを特徴とする。
【0005】請求項2の発明は、請求項1に記載の通信
教育システムにおいて、前記情報伝送手段が伝送する情
報は、前記受講者に対して伝達すべき伝達情報を含むこ
とを特徴とする。
【0006】請求項3の発明は、問題に対する解答の採
点結果を受講者が受け取り可能にした通信教育システム
であって、受講者ごとの第1の記憶領域及び第2の記憶
領域を有する情報記憶手段と、所定の解答を採点するこ
とにより得られた採点情報を、前記情報記憶手段の前記
受講者に対応する前記第1の記憶領域に伝送する第1の
情報伝送手段と、前記所定の解答以外の解答その他の所
定の記述情報を、前記情報記憶手段の前記受講者に対応
する前記第2の記憶領域又は講師ごとの記憶領域に伝送
する第2の情報伝送手段と、前記情報記憶手段の前記第
2の記憶領域又は前記記憶領域に記憶された前記記述情
報を、前記講師に伝送する第3の情報伝送手段と、前記
記述情報が前記講師により処理された後の処理済情報
を、前記情報記憶手段の前記受講者に対応する前記第1
の記憶領域に伝送する第4の情報伝送手段と、前記情報
記憶手段の前記第1の記憶領域に記憶された情報を、前
記受講者が受け取り可能な情報受け取り手段とを備える
ことを特徴とする。
【0007】請求項4の発明は、請求項3に記載の通信
教育システムにおいて、前記第1の情報伝送手段が伝送
する情報は、前記受講者に対して伝達すべき伝達情報を
含むことを特徴とする。
【0008】請求項5の発明は、問題に対する解答の採
点結果を受講者が受け取り可能にした通信教育システム
であって、受講者ごとの第1の記憶領域及び第2の記憶
領域を有する情報記憶手段と、所定の解答を採点するこ
とにより得られた採点情報、及び前記所定の解答以外の
解答その他の所定の記述情報を、前記情報記憶手段の前
記受講者に対応する前記第2の記憶領域又は講師ごとの
記憶領域に伝送する第1の情報伝送手段と、前記情報記
憶手段の前記第2の記憶領域又は前記記憶領域に記憶さ
れた前記採点情報及び前記記述情報を、前記講師に伝送
する第2の情報伝送手段と、前記採点情報と、前記記述
情報が前記講師により処理された後の情報とからなる処
理済情報を、コード情報に変換した後に前記情報記憶手
段の前記受講者に対応する前記第1の記憶領域に伝送す
る第3の情報伝送手段と、前記情報記憶手段の前記第1
の記憶領域に記憶された情報を、前記受講者が受け取り
可能な情報受け取り手段とを備えることを特徴とする。
【0009】請求項6の発明は、問題に対する解答の採
点結果を受講者が受け取り可能にした通信教育システム
であって、受講者ごとの第1の記憶領域及び第2の記憶
領域を有する情報記憶手段と、所定の解答を採点するこ
とにより得られた採点情報、及び前記所定の解答以外の
解答その他の所定の記述情報を、前記情報記憶手段の前
記受講者に対応する前記第2の記憶領域又は講師ごとの
記憶領域に伝送する第1の情報伝送手段と、前記情報記
憶手段の前記第2の記憶領域又は前記記憶領域に記憶さ
れた前記採点情報及び前記記述情報を、前記講師に伝送
する第2の情報伝送手段と、前記採点情報と、前記記述
情報が前記講師により処理された後の情報とからなる処
理済情報を、前記情報記憶手段の前記受講者に対応する
前記第1の記憶領域に伝送する第3の情報伝送手段と、
前記情報記憶手段の前記第1の記憶領域に記憶された情
報を、前記受講者が受け取り可能な情報受け取り手段と
を備えることを特徴とする。
【0010】請求項7の発明は、請求項5又は6に記載
の通信教育システムにおいて、前記第3の情報伝送手段
が伝送する情報は、前記受講者に対して伝達すべき伝達
情報を含むことを特徴とする。
【0011】請求項8の発明は、問題に対する解答の採
点結果を受講者が受け取り可能にした通信教育システム
であって、受講者ごとの記憶領域を有する情報記憶手段
と、所定の解答を採点することにより得られた採点情
報、及び前記所定の解答以外の解答その他の所定の記述
情報を、講師に伝送する第1の情報伝送手段と、前記採
点情報と、前記記述情報が前記講師により処理された後
の情報とからなる処理済情報を、前記情報記憶手段の前
記受講者に対応する前記記憶領域に伝送する第2の情報
伝送手段と、前記情報記憶手段の前記記憶領域に記憶さ
れた情報を、前記受講者が受け取り可能な情報受け取り
手段とを備えることを特徴とする。
【0012】請求項9の発明は、請求項8に記載の通信
教育システムにおいて、前記第2の情報伝送手段が前記
情報記憶手段の前記記憶領域に伝送する情報は、前記受
講者に対して伝達すべき伝達情報を含むことを特徴とす
る。
【0013】請求項10の発明は、問題に対する解答の
採点結果を受講者が受け取り可能にした通信教育システ
ムであって、採点者側のホストコンピュータと受講者側
の端末との間で電気的又は光学的に情報の授受を可能と
した通信手段と、受講者ごとに設けられた記憶領域を有
し、受講者の解答を採点することにより得られた採点結
果を、受講者に対応する前記記憶領域に記憶する採点結
果記憶手段と、前記採点結果記憶手段の前記記憶領域に
記憶された採点結果を、受講者が前記通信手段を介して
前記端末により受け取り可能な採点結果受け取り手段と
を備えることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面等を参照して、本発明
の一実施形態について、情報処理システムを利用した通
信教育システムを例に挙げて説明する。図1は、本発明
による通信教育システムの第1の実施形態を説明するた
めの図である。この通信教育システムは、通信教育セン
ター(以下、単に「センター」という。)が、受講生か
ら送られてきた解答用紙を受け取り、その解答を採点等
し、採点結果等を受講生が受け取り可能な状態に置くよ
うにしたものである。
【0015】図1(a)において、センター側は、OC
R(文字認識装置)11aを有するFAX−OCR(情
報受信装置)11と、採点処理等を行うためのCPU1
2と、採点結果を受講生が受け取り可能に記憶しておく
FAX−BOX(情報取り出し装置)13とを備える。
【0016】先ず、受講生は、センターから送られてき
た問題に対する解答を所定の解答用紙10に記入する。
図1(b)は、ここで使用される解答用紙10の一実施
形態を示す図である。解答用紙10は、解答方式がマー
クシート方式となっているものである。受講生は、解答
用紙10に解答を記入し、FAXを用いてセンターのF
AX−OCR11に、解答用紙10上の情報を伝送す
る。FAX−OCR11は、この情報をイメージ情報と
して受信する。そして、このイメージ情報のうち、解答
部分の情報及び受講番号、すなわちコード化可能なマー
ク部を、OCR11aによりコード情報に変換し、この
コード情報をCPU12に伝送する。
【0017】CPU12には、採点プログラム12aが
組み込まれており、この採点プログラム12aに従って
コード情報の採点処理を行う。そして、採点結果を、F
AX−BOX13に伝送する。FAX−BOX13内に
は、各受講生ごとに区分けされた私書箱13aが設けら
れている。CPU12は、その受講生に対応する私書箱
13aに上記採点結果を伝送する。これにより、採点結
果がFAX−BOX13に記憶される。受講生は、採点
結果を知りたいときは、FAXを用いてイメージ情報と
して私書箱13aから取り出すことができる。なお、実
施形態では、各受講生の私書箱13aごとにID.N
o.が付与されており、受講生は、自己のID.No.
を回線ボタン等で指定することにより、私書箱13aの
情報を取り出すことができるようになっている。
【0018】図2は、本発明による通信教育システムの
第2の実施形態を説明するための図である。以下の実施
形態において、第1の実施形態と重複する説明は、適宜
省略する。この第2の実施形態は、上記第1の実施形態
の変形例である。第2の実施形態において、第1の実施
形態と異なる部分は、CPU12Aには採点プログラム
12aの他にコメントプログラム12bが組み込まれて
いることである。
【0019】コメントプログラム12bは、採点結果等
に応じて、受講生に伝達するコメント等の伝達情報を作
成するためのものである。CPU12Aは、コメントプ
ログラム12bに従ってコメントを作成し、このコメン
トを採点結果とともにFAX−BOX13に伝送する。
従って、受講生は、採点結果の他、コメントを私書箱1
3aから取り出すことができる。これにより、受講生に
対し、採点結果の他、コメントを送ることができる。こ
こで、受講生は、採点結果又はコメントのいずれを取り
出すか、又はそれら双方を取り出すかを自由に選択する
ことができる。
【0020】図3は、本発明による通信教育システムの
第3の実施形態を説明するための図である。図3(b)
は、第3の実施形態において使用される解答用紙10A
の一実施形態を示す図である。この解答用紙10Aは、
図1(b)で示した解答用紙10に対し、さらに質問記
入欄が設けられたものである。
【0021】第3の実施形態では、図3(a)に示すよ
うに、FAX−BOX13Aの各受講生ごとの私書箱
は、受講生用私書箱13aと、講師用私書箱13bとか
ら構成されている。先ず、受講生は、解答用紙10Aに
解答や質問事項を記入し、FAXを用いてセンターのF
AX−OCR11に、解答用紙10A上の情報を伝送す
る。FAX−OCR11は、この情報をイメージ情報と
して受信する。そして、このイメージ情報のうち、マー
ク部(解答部分の情報及び受講番号)をOCR11aに
よりコード情報に変換し、このコード情報をCPU12
Aに伝送する。一方、質問部(質問事項として記入され
た部分)は、コード情報に変換したとしてもCPU12
Aにより採点処理できないので、イメージ情報のまま
(コード情報に変換されず)、FAX−OCR11から
FAX−BOX13Aの講師用私書箱13bに伝送され
る。
【0022】CPU12Aは、コード情報の採点処理を
行い、コメントを作成する。そして、CPU12Aは、
採点結果及びコメントを、FAX−BOX13Aの受講
生用私書箱13aに伝送する。これにより、採点結果及
びコメントが受講生用私書箱13aに記憶される。一
方、講師用私書箱13bに記憶されている質問部は、F
AXで講師に伝送される。講師は、質問に対する回答を
作成し、この回答をFAX−BOX13Aの受講生用私
書箱13aに伝送する。受講生は、採点結果、コメン
ト、質問に対する回答のうち必要な情報を、FAXを用
いてイメージ情報として受講生用私書箱13aから取り
出すことができる。これにより、解答中に、CPU12
Aによって採点処理される情報と、採点処理されない情
報とがあっても、これらを効率良く採点し、処理時間を
短縮することができる。また、受講生や講師がセンター
に対し遠隔地にいる場合であっても、解答や採点等の伝
送を迅速に行うことができる。
【0023】図4は、本発明による通信教育システムの
第4の実施形態を説明するための図である。図4(b)
は、第4の実施形態において使用される解答用紙10B
の一実施形態を示す図である。この解答用紙10Bは、
解答部分がマーク部と記述部との双方を有するものであ
る。先ず、受講生は、解答用紙10Bに解答(マーク部
と記述部との双方)を記入し、FAXを用いてセンター
のFAX−OCR11に、解答用紙10B上の情報を伝
送する。FAX−OCR11は、この情報をイメージ情
報として受信する。そして、このイメージ情報のうち、
マーク部をOCR11aによりコード情報に変換し、こ
のコード情報をCPU12に伝送する。一方、記述部
は、CPU12により採点処理されない情報であるの
で、イメージ情報のままCPU12に伝送される。
【0024】CPU12は、コード情報の採点処理を行
い、採点結果及び未採点の記述部を、FAX−BOX1
3Aの講師用私書箱13bに伝送する。これらの講師用
私書箱13bの情報は、FAXで講師に伝送される。ま
た、コード情報の採点結果は、CPU12から講師側に
あるパソコンに伝送され、プリンタによって得点入力票
に出力される。講師は、記述部を採点し、その採点結果
を得点入力票に記入する。また、講師は、CPU12に
より採点された記述部の得点又はコード部の得点と記述
部の得点とを合算した得点、さらに必要に応じてコメン
ト等を得点入力票に記入する。そして、この得点入力票
の情報は、FAXによって、FAX−OCR11に伝送
される。
【0025】マーク部と記述部とを合算した得点は、O
CR11aによりコード情報に変換され、CPU12に
伝送される。また、コメントは、イメージ情報のままC
PU12に伝送される。CPU12は、これらの情報を
FAX−BOX13Aの受講生用私書箱13aに伝送す
る。受講生は、採点結果やコメントのうち必要な情報
を、FAXを用いてイメージ情報として受講生用私書箱
13aから取り出すことができる。これにより、解答中
に記述部があっても、得点等をコード情報として受講生
用私書箱13aに記憶することができる。
【0026】図5は、本発明による通信教育システムの
第5の実施形態を説明するための図である。第5の実施
形態で使用される解答用紙は、第4の実施形態と同一の
解答用紙10Bである。第5の実施形態では、受講生が
FAXにより解答用紙10B上の情報をセンターのFA
X−OCR11に伝送し、マーク部がOCR11aによ
りコード情報に変換され、このコード情報と記述部のイ
メージ情報とがCPU12に伝送される。ここまでの処
理は、第4の実施形態と同様である。
【0027】CPU12は、コード情報を採点し、この
採点結果及び未採点の記述部をFAX−BOX13の講
師用私書箱13bに伝送する。これらの情報は、FAX
により講師に伝送される。講師は、記述部を採点し、採
点結果さらに必要に応じてコメントをパソコンに入力す
る。そして、このパソコンからこれらの情報をFAX−
BOX13の受講生用私書箱13aに伝送する。これに
より、FAX−BOX13に記憶される情報は、イメー
ジ情報のないコード情報となる。受講生は、採点結果や
コメントのうち必要な情報を、FAXを用いてイメージ
情報として受講生用私書箱13aから取り出すことがで
きる。
【0028】図6は、本発明による通信教育システムの
第6の実施形態を説明するための図である。第6の実施
形態で使用される解答用紙は、第4,第5の実施形態と
同一の解答用紙10Bである。また、第6の実施形態で
は、センターには、第1,第2の実施形態と同一のFA
X−BOX13が設けられている。従って、FAX−B
OX13には、受講生のみの私書箱13aが設けられて
いる。第6の実施形態では、受講生がFAXにより解答
用紙10B上の情報をセンターのFAX−OCR11に
伝送し、マーク部がOCR11aによりコード情報に変
換され、このコード情報と記述部のイメージ情報とがC
PU12に伝送される。ここまでの処理は、第4,第5
の実施形態と同様である。
【0029】CPU12は、コード情報を採点し、この
採点結果と未採点の記述部とを、講師のパソコンに伝送
する。講師は、パソコン上で記述部を採点し、採点結果
さらに必要に応じてコメントを入力する。そして、この
パソコンからこれらの情報をFAX−BOX13の私書
箱13aに伝送する。これにより、FAX−BOX13
に記憶される情報は、イメージ情報のないコード情報の
みとなる。受講生は、採点結果やコメントのうち必要な
情報を、FAXを用いてイメージ情報として私書箱13
aから取り出すことができる。以上の処理により、解答
部分に記述部があっても、FAX−BOX13内を、受
講生用私書箱と講師用私書箱とに分ける必要がなくな
る。
【0030】図7は、本発明による通信教育システムの
第7の実施形態を説明するための図である。図7におい
て、センター側は、ホストコンピュータ30を備えてい
る。ホストコンピュータ30は、情報の送受信や装置全
体の制御を行うためのCPU31と、受講生から送られ
てきた解答を採点処理等するための採点プログラム32
と、採点結果を記憶しておくための採点結果記憶部(R
AM、SRAM、ROM、EPROM等)33を有して
いる。また、受講生側は、ホストコンピュータ30と電
気的又は光学的に情報の授受が可能な端末40を備えて
いる。ホストコンピュータ30と端末40との間の通信
方式は、従来より公知の種々のものがあげられる。回線
としては、例えばアナログ回線(電話回線)、ディジタ
ル回線(DDX)、専用回線、衛星回線、通信回線があ
げられる。また、データ回線終端装置(DCE)として
は、例えばモデムやDSUがあげられる。
【0031】先ず、受講生は、センターから送られてき
た問題を解答する。問題は、例えば受講生がセンターで
直接受け取るか、又は郵送により受け取る。問題は、記
号により解答する問題であり、例えば択一方式や、○×
方式があげられる。受講生は、問題を解答すると、その
解答を端末40に入力する。ここで、受講生が自己のI
D.No.等を指定して端末40からホストコンピュー
タ30にアクセスすると、ホストコンピュータ30側か
ら、例えば解答入力用のデータが端末40側に送信さ
れ、端末40に解答入力用画像等が表示されるようにな
っている。そして、受講生は、端末40に解答を入力す
る。入力方法としては、例えば問1から順に、解答をク
リックする方法があげられる。解答入力後は、所定の発
信操作を行うことにより、その解答がホストコンピュー
タ30に伝送される。
【0032】ホストコンピュータ30のCPU31は、
解答を受信すると、採点プログラム32によりその解答
を採点させる。採点プログラム32には、予め種々の問
題に対する正解がそれぞれ記憶されており、採点プログ
ラム32は、いずれの問題か(宅建用か行政書士用か、
上級者用か中級者用か、第何回の問題か等)を判別し
て、所定の採点プログラムに従って採点処理を行う。そ
して、得点、順位、偏差値等を演算し、予め準備(記
憶)されたコメントのうち、正解の問題にあっては正解
用コメント、不正解の問題にあっては不正解の解答に応
じて複数の不正解用コメントのうちのいずれかのコメン
ト等を選択する。採点プログラム32は、これらの情報
により採点結果を作成する。
【0033】採点結果は、採点結果記憶部33に伝送さ
れ、ここに記憶される。採点結果記憶部33には、全て
の受講生専用の記憶領域が区分けされて確保されてお
り、採点結果は、その受講生に対応する領域に記憶され
る。採点結果記憶部33の各記憶領域には、それぞれ受
講生ごとに対応するID.No.が付与されている。
【0034】受講生は、端末40からホストコンピュー
タ30にアクセスして、採点結果が作成されているか否
かを知ることができる。受講生は、自己のID.No.
等を端末40から指定することにより、ホストコンピュ
ータ30は、その者の記憶領域を特定して、記憶領域内
の情報(採点結果)をその受講生に開示する。すなわ
ち、受講生は、自分専用の記憶領域内の情報のみを知る
ことができ、他の受講生の記憶領域には、アクセスでき
ないこととなる。記憶領域に採点結果が記憶されている
ときは、その採点結果を端末40に取り入れることがで
きる。端末40の所定の操作により、採点結果が画像等
で表示される。さらに、受講生は、その内容をプリンタ
により印字することもできる。
【0035】以上、本発明の一実施形態について説明し
たが、本発明は、上述した実施形態に限定されることな
く、均等の範囲内で以下のような種々の変形が可能であ
る。 (1)実施形態では、質問部や記述部はコード情報に変
換せず、イメージ情報として扱ったが、質問部や記述部
をもコード情報に変換可能な文字認識装置を用いること
もできる。 (2)FAX−OCR11からFAX−BOX13,1
3AやCPU12,12Aに伝送される情報、及びCP
U12,12AからFAX−BOX13,13Aに伝送
される情報は、イメージ情報又はコード情報のいずれで
あっても良い。また、受講生は、パソコン等を利用し
て、FAX−BOX13,13Aからコード情報として
採点結果等を取り出すことができるようにしても良い。
【0036】(3)第3の実施形態では、コメントプロ
グラム12bを設けてコメントを作成するようにした
が、これは必ずしも設ける必要はない。一方、第4,第
5,及び第6の実施形態において、CPU12にコメン
トプログラム12bを付加して、コメントを作成するよ
うにしても良い。 (4)実施形態では、FAX−BOX13A内の記憶領
域を、受講生用私書箱13aと、講師用私書箱13bと
に分けたが、さらに細分化して、センターから受講生に
伝達する共通情報を記憶しておく領域を確保するように
しても良い。 (5)第7の実施形態において、センターが受講生に対
して問題を提供するときに、郵送や手渡し等ではなく、
ホストコンピュータ30から端末40に直接伝送するこ
ともできる。さらに、端末40のディスプレイ上に問題
の画像を出力し、その場で問題を解答して、その解答を
ホストコンピュータ30に伝送することもできる。
【0037】(6)また、問題が記号により解答するも
のの他に、記述式の問題を取り扱うことも可能である。
記述式の解答は、例えば端末40に直接文字入力し、そ
れをホストコンピュータ30に伝送する。ホストコンピ
ュータ30がこの解答を受信すると、採点者がその解答
を添削して、その結果を採点結果記憶部33に記憶して
おけば良い。 (7)さらに、採点結果記憶部33の他に、全ての受講
生に対して共通する情報を記憶しておく記憶部を設け、
例えば模擬試験案内や講座案内等の情報を、受講生がい
つでも自由に受け取ることができるようにしても良い。
【0038】(8)また、採点プログラム32や採点結
果記憶部33は、実施形態ではホストコンピュータ30
内に設けたが、採点者側のホストコンピュータ30と電
気的又は光学的に接続されているものであれば、ホスト
コンピュータ30の外部に設けても良い。 (9)実施形態では、情報処理システムの一実施形態と
して通信教育システムを示したが、例えば、イベント情
報、新商品情報、行政情報、健康情報、学生と企業との
間の採用案内、通信販売(自動受注)、会場等予約、ア
ンケート調査、求人情報、不動産情報等の種々の分野で
広く利用することができる。
【0039】
【発明の効果】請求項1,10の発明によれば、受講者
は、解答の採点結果等の情報を知りたいときに、能動的
に、かつ迅速に取得することができる。請求項3の発明
によれば、採点処理手段により処理されない記述情報
を、効率良く処理して、受講者が受け取り可能な状態に
おくことができる。請求項5の発明によれば、記述情報
を採点した情報を含む処理済情報を、コード情報として
情報記憶手段に記憶し、受講者が受け取り可能な状態に
おくことができる。
【0040】請求項6の発明によれば、採点情報と記述
情報とを、効率良く処理して、受講者が受け取り可能な
状態におくことができる。請求項8の発明によれば、情
報記憶手段の受講者ごとの記憶領域を複数設けることな
く、採点情報等を受講者が受け取り可能な状態におくこ
とができる。請求項2,4,7,又は9の発明によれ
ば、受講者に対し、採点情報以外の伝達情報を提供する
ことができる。受講者は、伝達情報を知りたいときに、
これを選択して能動的に取得することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による通信教育システムの第1の実施形
態を説明するための図である。
【図2】本発明による通信教育システムの第2の実施形
態を説明するための図である。
【図3】本発明による通信教育システムの第3の実施形
態を説明するための図である。
【図4】本発明による通信教育システムの第4の実施形
態を説明するための図である。
【図5】本発明による通信教育システムの第5の実施形
態を説明するための図である。
【図6】本発明による通信教育システムの第6の実施形
態を説明するための図である。
【図7】本発明による通信教育システムの第7の実施形
態を説明するための図である。
【符号の説明】
10,10A,10B 解答用紙 11 FAX−OCR 11a OCR 12,12A CPU 12a 採点プログラム 12b コメントプログラム 13,13A FAX−BOX 13a 私書箱(受講生用私書箱) 13b 講師用私書箱 30 ホストコンピュータ 31 CPU 32 採点プログラム 33 採点結果記憶部 40 端末
フロントページの続き (72)発明者 山野 真市 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 問題に対する解答の採点結果を受講者が
    受け取り可能にした通信教育システムであって、 受講者ごとの記憶領域を有する情報記憶手段と、 所定の解答を採点することにより得られた採点情報を、
    前記受講者に対応する前記記憶領域に伝送する情報伝送
    手段と、 前記情報記憶手段の前記記憶領域に記憶された情報を、
    前記受講者が受け取り可能な情報受け取り手段とを備え
    ることを特徴とする通信教育システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の通信教育システムにお
    いて、 前記情報伝送手段が伝送する情報は、前記受講者に対し
    て伝達すべき伝達情報を含むことを特徴とする通信教育
    システム。
  3. 【請求項3】 問題に対する解答の採点結果を受講者が
    受け取り可能にした通信教育システムであって、 受講者ごとの第1の記憶領域及び第2の記憶領域を有す
    る情報記憶手段と、 所定の解答を採点することにより得られた採点情報を、
    前記情報記憶手段の前記受講者に対応する前記第1の記
    憶領域に伝送する第1の情報伝送手段と、 前記所定の解答以外の解答その他の所定の記述情報を、
    前記情報記憶手段の前記受講者に対応する前記第2の記
    憶領域又は講師ごとの記憶領域に伝送する第2の情報伝
    送手段と、 前記情報記憶手段の前記第2の記憶領域又は前記記憶領
    域に記憶された前記記述情報を、前記講師に伝送する第
    3の情報伝送手段と、 前記記述情報が前記講師により処理された後の処理済情
    報を、前記情報記憶手段の前記受講者に対応する前記第
    1の記憶領域に伝送する第4の情報伝送手段と、 前記情報記憶手段の前記第1の記憶領域に記憶された情
    報を、前記受講者が受け取り可能な情報受け取り手段と
    を備えることを特徴とする通信教育システム。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の通信教育システムにお
    いて、 前記第1の情報伝送手段が伝送する情報は、前記受講者
    に対して伝達すべき伝達情報を含むことを特徴とする通
    信教育システム。
  5. 【請求項5】 問題に対する解答の採点結果を受講者が
    受け取り可能にした通信教育システムであって、 受講者ごとの第1の記憶領域及び第2の記憶領域を有す
    る情報記憶手段と、 所定の解答を採点することにより得られた採点情報、及
    び前記所定の解答以外の解答その他の所定の記述情報
    を、前記情報記憶手段の前記受講者に対応する前記第2
    の記憶領域又は講師ごとの記憶領域に伝送する第1の情
    報伝送手段と、 前記情報記憶手段の前記第2の記憶領域又は前記記憶領
    域に記憶された前記採点情報及び前記記述情報を、前記
    講師に伝送する第2の情報伝送手段と、 前記採点情報と、前記記述情報が前記講師により処理さ
    れた後の情報とからなる処理済情報を、コード情報に変
    換した後に前記情報記憶手段の前記受講者に対応する前
    記第1の記憶領域に伝送する第3の情報伝送手段と、 前記情報記憶手段の前記第1の記憶領域に記憶された情
    報を、前記受講者が受け取り可能な情報受け取り手段と
    を備えることを特徴とする通信教育システム。
  6. 【請求項6】 問題に対する解答の採点結果を受講者が
    受け取り可能にした通信教育システムであって、 受講者ごとの第1の記憶領域及び第2の記憶領域を有す
    る情報記憶手段と、 所定の解答を採点することにより得られた採点情報、及
    び前記所定の解答以外の解答その他の所定の記述情報
    を、前記情報記憶手段の前記受講者に対応する前記第2
    の記憶領域又は講師ごとの記憶領域に伝送する第1の情
    報伝送手段と、 前記情報記憶手段の前記第2の記憶領域又は前記記憶領
    域に記憶された前記採点情報及び前記記述情報を、前記
    講師に伝送する第2の情報伝送手段と、 前記採点情報と、前記記述情報が前記講師により処理さ
    れた後の情報とからなる処理済情報を、前記情報記憶手
    段の前記受講者に対応する前記第1の記憶領域に伝送す
    る第3の情報伝送手段と、 前記情報記憶手段の前記第1の記憶領域に記憶された情
    報を、前記受講者が受け取り可能な情報受け取り手段と
    を備えることを特徴とする通信教育システム。
  7. 【請求項7】 請求項5又は6に記載の通信教育システ
    ムにおいて、 前記第3の情報伝送手段が伝送する情報は、前記受講者
    に対して伝達すべき伝達情報を含むことを特徴とする通
    信教育システム。
  8. 【請求項8】 問題に対する解答の採点結果を受講者が
    受け取り可能にした通信教育システムであって、 受講者ごとの記憶領域を有する情報記憶手段と、 所定の解答を採点することにより得られた採点情報、及
    び前記所定の解答以外の解答その他の所定の記述情報
    を、講師に伝送する第1の情報伝送手段と、 前記採点情報と、前記記述情報が前記講師により処理さ
    れた後の情報とからなる処理済情報を、前記情報記憶手
    段の前記受講者に対応する前記記憶領域に伝送する第2
    の情報伝送手段と、 前記情報記憶手段の前記記憶領域に記憶された情報を、
    前記受講者が受け取り可能な情報受け取り手段とを備え
    ることを特徴とする通信教育システム。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の通信教育システムにお
    いて、 前記第2の情報伝送手段が前記情報記憶手段の前記記憶
    領域に伝送する情報は、前記受講者に対して伝達すべき
    伝達情報を含むことを特徴とする通信教育システム。
  10. 【請求項10】 問題に対する解答の採点結果を受講者
    が受け取り可能にした通信教育システムであって、 採点者側のホストコンピュータと受講者側の端末との間
    で電気的又は光学的に情報の授受を可能とした通信手段
    と、 受講者ごとに設けられた記憶領域を有し、受講者の解答
    を採点することにより得られた採点結果を、受講者に対
    応する前記記憶領域に記憶する採点結果記憶手段と、 前記採点結果記憶手段の前記記憶領域に記憶された採点
    結果を、受講者が前記通信手段を介して前記端末により
    受け取り可能な採点結果受け取り手段とを備えることを
    特徴とする通信教育システム。
JP1356596A 1995-04-24 1996-01-30 通信教育システム Pending JPH0916067A (ja)

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JP9886095 1995-04-24
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002372906A (ja) * 2001-06-18 2002-12-26 Nec Eng Ltd ネットワークを使用した添削採点システム
JP2012094137A (ja) * 2011-10-15 2012-05-17 Masayuki Kawada マークシート解答即時管理システム

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