JPH091604A - 射出成形用金型 - Google Patents
射出成形用金型Info
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- JPH091604A JPH091604A JP15457895A JP15457895A JPH091604A JP H091604 A JPH091604 A JP H091604A JP 15457895 A JP15457895 A JP 15457895A JP 15457895 A JP15457895 A JP 15457895A JP H091604 A JPH091604 A JP H091604A
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- cavity
- gas
- gas flow
- flow path
- pressurized gas
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/1703—Introducing an auxiliary fluid into the mould
- B29C45/1704—Introducing an auxiliary fluid into the mould the fluid being introduced into the interior of the injected material which is still in a molten state, e.g. for producing hollow articles
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B29C2045/1717—Temperature controlled mould parts to control the location or configuration of the hollow
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 引け、そりや変形がなく品質が優れた中空部
を有する射出成形品が得られる射出成形用金型を提供す
る。 【構成】 加圧ガスを注入して中空部を有する成形品を
成形するためのキャビティ１と、このキャビティ１面に
ガス流路３とが設けられた射出成形用金型において、上
記ガス流路３の両側に断熱層４が設けられ、且つ、この
断熱層４の幅がガス流路３の幅の５〜１０倍である。
を有する射出成形品が得られる射出成形用金型を提供す
る。 【構成】 加圧ガスを注入して中空部を有する成形品を
成形するためのキャビティ１と、このキャビティ１面に
ガス流路３とが設けられた射出成形用金型において、上
記ガス流路３の両側に断熱層４が設けられ、且つ、この
断熱層４の幅がガス流路３の幅の５〜１０倍である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、中空部を有する成型品
を成形するための射出成形用金型に関する。
を成形するための射出成形用金型に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、キャビティ内に溶融樹脂を注
入し、この溶融樹脂中に加圧ガスを注入して中空部を有
する成形品を成形する方法が知られている。例えば、特
開平３−１２８２０号公報においては、キャビティ内を
溶融樹脂で充満させ、このキャビティ内に中空部成形流
体を圧入して、キャビティ内の溶融樹脂をキャビティに
連通された補助室に押し出しつつ中空部を形成する工程
を有する中空物の成形方法が記載されている。
入し、この溶融樹脂中に加圧ガスを注入して中空部を有
する成形品を成形する方法が知られている。例えば、特
開平３−１２８２０号公報においては、キャビティ内を
溶融樹脂で充満させ、このキャビティ内に中空部成形流
体を圧入して、キャビティ内の溶融樹脂をキャビティに
連通された補助室に押し出しつつ中空部を形成する工程
を有する中空物の成形方法が記載されている。
【０００３】又、特開平５−２４５８８１号公報におい
ては、型キャビティを形成する金型表面に耐熱樹脂層が
設けられた金型を用いて、合成樹脂の低圧射出成形を行
う射出成形法が記載されている。
ては、型キャビティを形成する金型表面に耐熱樹脂層が
設けられた金型を用いて、合成樹脂の低圧射出成形を行
う射出成形法が記載されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の射出成形方法においては、具体的に以下のような問
題点が残されている。 １）溶融樹脂のゲートから遠い位置にあるキャビティ末
端部分には加圧流体を注入することができず、この部分
の引けの発生を防止することができない。 ２）補助室（補助キャビティ）は、成形品取り出し後不
要部分となるため成形品本体より切り離し、廃棄しなけ
ればならない。 ３）キャビティ全面にヒーター加熱を設けたり、或い
は、キャビティの表面に断熱層を設けたりすると、金型
が冷却されにくくなり、成形サイクルが延びたり、又、
成形品にそりや変形が生じたりする。 ４）薄肉成形品においては、薄肉部分の溶融樹脂の冷却
・固化が速く、キャビティ末端までガスが到達せず、こ
の部分に引けが発生する。
来の射出成形方法においては、具体的に以下のような問
題点が残されている。 １）溶融樹脂のゲートから遠い位置にあるキャビティ末
端部分には加圧流体を注入することができず、この部分
の引けの発生を防止することができない。 ２）補助室（補助キャビティ）は、成形品取り出し後不
要部分となるため成形品本体より切り離し、廃棄しなけ
ればならない。 ３）キャビティ全面にヒーター加熱を設けたり、或い
は、キャビティの表面に断熱層を設けたりすると、金型
が冷却されにくくなり、成形サイクルが延びたり、又、
成形品にそりや変形が生じたりする。 ４）薄肉成形品においては、薄肉部分の溶融樹脂の冷却
・固化が速く、キャビティ末端までガスが到達せず、こ
の部分に引けが発生する。
【０００５】本発明は、上記のこのような問題点に着眼
してなされたものであり、その目的とするところは、こ
れらの問題点を解消し、引け、そりや変形がなく品質が
優れた中空部を有する射出成形品が得られる射出成形用
金型を提供するものである。
してなされたものであり、その目的とするところは、こ
れらの問題点を解消し、引け、そりや変形がなく品質が
優れた中空部を有する射出成形品が得られる射出成形用
金型を提供するものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の本発明の
射出成形用金型においては、加圧ガスを注入して中空部
を有する成形品を成形するためのキャビティと、このキ
ャビティ面にガス流路とが設けられた射出成形用金型に
おいて、上記ガス流路の両側に断熱層が設けられ、且
つ、この断熱層の幅がガス流路の幅の５〜１０倍である
ことを特徴とする
射出成形用金型においては、加圧ガスを注入して中空部
を有する成形品を成形するためのキャビティと、このキ
ャビティ面にガス流路とが設けられた射出成形用金型に
おいて、上記ガス流路の両側に断熱層が設けられ、且
つ、この断熱層の幅がガス流路の幅の５〜１０倍である
ことを特徴とする
【０００７】又、請求項２記載の本発明の射出成形用金
型においては、加圧ガスを注入して中空部を有する成形
品を成形するためのキャビティと、このキャビティ面に
ガス流路とが設けられた射出成形用金型において、上記
ガス流路の末端部がヒーターが装着された入子により形
成され、且つ、上記入子の幅がガス流路の幅の５〜１０
倍であり、且つ、入子の長さがガス流路の長さの１／４
〜１／２倍であることを特徴とする。
型においては、加圧ガスを注入して中空部を有する成形
品を成形するためのキャビティと、このキャビティ面に
ガス流路とが設けられた射出成形用金型において、上記
ガス流路の末端部がヒーターが装着された入子により形
成され、且つ、上記入子の幅がガス流路の幅の５〜１０
倍であり、且つ、入子の長さがガス流路の長さの１／４
〜１／２倍であることを特徴とする。
【０００８】本発明を以下に図面を参照して説明する。
図１は、請求項１記載の本発明の射出成形用金型の断面
図であり、図２は、図１のＸ−Ｘ断面図である。この射
出成形用金型は、固定型Ａと可動型Ｂとにより構成され
ている。。上記固定型Ａと可動型Ｂとにより形成された
キャビティ１の可動型Ｂ側には、加圧ガスを注入するた
めのガス流路３が設けられ、このガス流路３に沿って、
可動型Ｂのキャビティ面に断熱層４が設けられている。
図１は、請求項１記載の本発明の射出成形用金型の断面
図であり、図２は、図１のＸ−Ｘ断面図である。この射
出成形用金型は、固定型Ａと可動型Ｂとにより構成され
ている。。上記固定型Ａと可動型Ｂとにより形成された
キャビティ１の可動型Ｂ側には、加圧ガスを注入するた
めのガス流路３が設けられ、このガス流路３に沿って、
可動型Ｂのキャビティ面に断熱層４が設けられている。
【０００９】射出成形に当たっては、図１に示すように
閉型状態で、ノズル５より溶融樹脂をキャビティ１内に
射出し、引き続いてガス注入口２よりガス流路３に加圧
ガスを注入する。上記注入された加圧ガスは、ガス流路
３内をキャビティ１内とガス流路３内に充填された溶融
樹脂の収縮を補償するように溶融樹脂内に進入してゆ
く。
閉型状態で、ノズル５より溶融樹脂をキャビティ１内に
射出し、引き続いてガス注入口２よりガス流路３に加圧
ガスを注入する。上記注入された加圧ガスは、ガス流路
３内をキャビティ１内とガス流路３内に充填された溶融
樹脂の収縮を補償するように溶融樹脂内に進入してゆ
く。
【００１０】この時、加圧ガスの進入先端以降の溶融樹
脂が収縮・固化すれば加圧ガスの進入は停止される。
又、薄肉成形品においては、キャビティ１の薄肉部での
冷却による収縮・固化が速く、キャビティ１への溶融樹
脂の収縮による補償が極端に少なくなり、加圧ガスがキ
ャビティ１の末端まで進入しなくなる。
脂が収縮・固化すれば加圧ガスの進入は停止される。
又、薄肉成形品においては、キャビティ１の薄肉部での
冷却による収縮・固化が速く、キャビティ１への溶融樹
脂の収縮による補償が極端に少なくなり、加圧ガスがキ
ャビティ１の末端まで進入しなくなる。
【００１１】このためにガス流路３に沿ってキャビティ
１には断熱層４を設ける必要があり、この断熱層４を設
けることにより断熱層４に接する溶融樹脂は、冷却され
にくく、溶融樹脂のキャビティ１への充填完了後も、溶
融樹脂の溶融部が多く存在し、加圧ガスの進入に伴い、
排除される溶融樹脂がキャビティ１内への補償流のよう
に流れ、加圧ガスは末端部まで到達することが可能とな
る。
１には断熱層４を設ける必要があり、この断熱層４を設
けることにより断熱層４に接する溶融樹脂は、冷却され
にくく、溶融樹脂のキャビティ１への充填完了後も、溶
融樹脂の溶融部が多く存在し、加圧ガスの進入に伴い、
排除される溶融樹脂がキャビティ１内への補償流のよう
に流れ、加圧ガスは末端部まで到達することが可能とな
る。
【００１２】従って、キャビティ末端部の成形品表面に
は、引け、そりや変形等の成形不良が発生することなく
品質が優れた中空部を有する射出成形品を成形すること
ができる。仮に、上記のような断熱層４が設けられてい
ない場合には、溶融樹脂の収縮・固化が速く、加圧ガス
の進入が止まり、末端部まで加圧ガスが到達せず、成形
品の末端部表面には、引け等の外観不良が発生する。
は、引け、そりや変形等の成形不良が発生することなく
品質が優れた中空部を有する射出成形品を成形すること
ができる。仮に、上記のような断熱層４が設けられてい
ない場合には、溶融樹脂の収縮・固化が速く、加圧ガス
の進入が止まり、末端部まで加圧ガスが到達せず、成形
品の末端部表面には、引け等の外観不良が発生する。
【００１３】上記ガス流路３の幅ｗは、加圧ガスを注入
する部分の成形品肉厚ｔに対して、１．５ｔ未満にする
か、又は高さｈを２ｔ未満にすると、キャビティ３内に
加圧ガスが進入して、中空部が生じたりするといったこ
とがあるので、１．５ｔ以上で、且つ高さｈが２ｔ以上
が好ましい。
する部分の成形品肉厚ｔに対して、１．５ｔ未満にする
か、又は高さｈを２ｔ未満にすると、キャビティ３内に
加圧ガスが進入して、中空部が生じたりするといったこ
とがあるので、１．５ｔ以上で、且つ高さｈが２ｔ以上
が好ましい。
【００１４】又、ガス流路３の断面形状は、上記寸法を
満たすものであれば矩形、台形、半円形、逆三角形等で
あってもよい。
満たすものであれば矩形、台形、半円形、逆三角形等で
あってもよい。
【００１５】断熱層４の幅Ｗは、小さ過ぎるとキャビテ
ィ１への補償流が十分に確保されず、加圧ガスがガス流
路３の末端まで到達せず、逆に幅Ｗが広過ぎるとガス流
路３の周辺の冷却が遅れ、反りや変形が発生したり、キ
ャビティ３内に加圧ガスが進入して中空部が生じたりす
る。或いは、成形サイクルが遅くなるといったことが生
じる。従って、断熱層４の幅Ｗは、ガス流路３の幅ｗの
５〜１０倍の幅があればよいが、この幅Ｗは使用樹脂の
種類や成形条件により変化する。又、断熱層４の厚さ
は、その材質にもり変化するが、０．０５〜１．５０ｍ
ｍが好ましい。
ィ１への補償流が十分に確保されず、加圧ガスがガス流
路３の末端まで到達せず、逆に幅Ｗが広過ぎるとガス流
路３の周辺の冷却が遅れ、反りや変形が発生したり、キ
ャビティ３内に加圧ガスが進入して中空部が生じたりす
る。或いは、成形サイクルが遅くなるといったことが生
じる。従って、断熱層４の幅Ｗは、ガス流路３の幅ｗの
５〜１０倍の幅があればよいが、この幅Ｗは使用樹脂の
種類や成形条件により変化する。又、断熱層４の厚さ
は、その材質にもり変化するが、０．０５〜１．５０ｍ
ｍが好ましい。
【００１６】上記条件が満たされると、加圧ガスはガス
流路３の内部に進入し、加圧ガスが成形品の形状を形成
するキャビティ１内に進入するのが防止され、且つ、ガ
ス流路３末端まで加圧ガスを到達させることができる。
流路３の内部に進入し、加圧ガスが成形品の形状を形成
するキャビティ１内に進入するのが防止され、且つ、ガ
ス流路３末端まで加圧ガスを到達させることができる。
【００１７】断熱層４は、固定型Ａ、或いは可動型Ｂの
いずれか一方、或いは両方であってもよいが、ガス流路
３を設けたキャビティ側にのみ設ける方がより好まし
い。この断熱層４の材質は、熱伝導率が低く、耐熱性が
優れたものであればよく、合成樹脂やセラミック等が好
適に用いられる。
いずれか一方、或いは両方であってもよいが、ガス流路
３を設けたキャビティ側にのみ設ける方がより好まし
い。この断熱層４の材質は、熱伝導率が低く、耐熱性が
優れたものであればよく、合成樹脂やセラミック等が好
適に用いられる。
【００１８】請求項２記載の本発明の射出成形用金型に
おいては、加圧ガスを注入して中空部を有する成形品を
成形するため、キャビティと、このキャビティ面にガス
流路とが設けられた射出成形用金型において、上記ガス
流路の末端部がヒーターが内蔵された入子により形成さ
れ、且つ、上記入子の幅がガス流路の幅の５〜１０倍で
あり、長さがガス流路の長さの１／４〜１／２倍の長さ
であることを特徴とする。
おいては、加圧ガスを注入して中空部を有する成形品を
成形するため、キャビティと、このキャビティ面にガス
流路とが設けられた射出成形用金型において、上記ガス
流路の末端部がヒーターが内蔵された入子により形成さ
れ、且つ、上記入子の幅がガス流路の幅の５〜１０倍で
あり、長さがガス流路の長さの１／４〜１／２倍の長さ
であることを特徴とする。
【００１９】図３は、請求項２記載の本発明の射出成形
用金型の断面図であり、図４は、図３のＹ−Ｙ矢視図で
ある。この射出成形用金型は、固定型Ｃと可動型Ｄとに
より構成されている。。上記固定型Ｃと可動型Ｄとによ
り形成されたキャビティ１０の可動型Ｄ側には、加圧ガ
スを注入するため、可動型Ｄ内に設けられたガス注入口
２０を経てガス流路３０が設けられている。上記ガス流
路３０の末端部には、ヒーター５０が内蔵された入子４
０が設けられている。
用金型の断面図であり、図４は、図３のＹ−Ｙ矢視図で
ある。この射出成形用金型は、固定型Ｃと可動型Ｄとに
より構成されている。。上記固定型Ｃと可動型Ｄとによ
り形成されたキャビティ１０の可動型Ｄ側には、加圧ガ
スを注入するため、可動型Ｄ内に設けられたガス注入口
２０を経てガス流路３０が設けられている。上記ガス流
路３０の末端部には、ヒーター５０が内蔵された入子４
０が設けられている。
【００２０】射出成形に当たっては、図３に示すように
閉型状態で、ノズル６０より溶融樹脂をキャビティ１０
内に射出し、引き続いてガス注入口２０よりガス流路３
０に加圧ガスを注入する。上記注入された加圧ガスは、
ガス流路３０内をキャビティ１０内とガス流路３０内に
充填された溶融樹脂の収縮を補償するように溶融樹脂内
に進入してゆく。
閉型状態で、ノズル６０より溶融樹脂をキャビティ１０
内に射出し、引き続いてガス注入口２０よりガス流路３
０に加圧ガスを注入する。上記注入された加圧ガスは、
ガス流路３０内をキャビティ１０内とガス流路３０内に
充填された溶融樹脂の収縮を補償するように溶融樹脂内
に進入してゆく。
【００２１】この時、加圧ガスの進入先端以降の溶融樹
脂が収縮・固化すれば加圧ガスの進入は停止される。
又、薄肉成形品においては、キャビティ１０の薄肉部で
の冷却による収縮・固化が速く、キャビティ１０への溶
融樹脂の収縮による補償が極端に少なくなり、加圧ガス
がキャビティ１０の末端まで進入しなくなる。従って、
このガス流路３０の末端部を入子４０とし、この入子４
０にヒーター５０を設ける。
脂が収縮・固化すれば加圧ガスの進入は停止される。
又、薄肉成形品においては、キャビティ１０の薄肉部で
の冷却による収縮・固化が速く、キャビティ１０への溶
融樹脂の収縮による補償が極端に少なくなり、加圧ガス
がキャビティ１０の末端まで進入しなくなる。従って、
このガス流路３０の末端部を入子４０とし、この入子４
０にヒーター５０を設ける。
【００２２】このヒーター４０により、ガス流路３０の
末端部を加熱することにより、入子４０に接する部分の
溶融樹脂は冷却されにくく、溶融樹脂のキャビティ１０
への充填完了後も、溶融樹脂の溶融部が多く存在し、加
圧ガスの進入に伴い、排除される溶融樹脂がキャビティ
１０内への補償流のように流れ、加圧ガスは末端部まで
到達することが可能となる。
末端部を加熱することにより、入子４０に接する部分の
溶融樹脂は冷却されにくく、溶融樹脂のキャビティ１０
への充填完了後も、溶融樹脂の溶融部が多く存在し、加
圧ガスの進入に伴い、排除される溶融樹脂がキャビティ
１０内への補償流のように流れ、加圧ガスは末端部まで
到達することが可能となる。
【００２３】従って、キャビティ末端部の成形品表面に
は、引け、そりや変形等の成形不良が発生することなく
品質が優れた中空部を有する射出成形品を成形すること
ができる。仮に、ガス流路３０に沿ってヒーター加熱し
ない場合には、キャビティ１０の肉厚部の収縮・固化に
より、加圧ガスの進入が止まり、末端部まで加圧ガスが
到達せず、成形品の末端部表面には、引け等の外観不良
が発生する。
は、引け、そりや変形等の成形不良が発生することなく
品質が優れた中空部を有する射出成形品を成形すること
ができる。仮に、ガス流路３０に沿ってヒーター加熱し
ない場合には、キャビティ１０の肉厚部の収縮・固化に
より、加圧ガスの進入が止まり、末端部まで加圧ガスが
到達せず、成形品の末端部表面には、引け等の外観不良
が発生する。
【００２４】上記ガス流路３の幅ｗ1 は、加圧ガスを注
入する部分の成形品肉厚ｔ1 に対して、幅ｗ1 が１．５
ｔ1 未満にするか、又は高さｈ1 を２ｔ1 未満にする
と、キャビティ３内に加圧ガスが進入して、中空部が生
じたりするといったことがあるので、１．５ｔ1 以上
で、且つ高さｈ1 が２ｔ1 以上が好ましい。
入する部分の成形品肉厚ｔ1 に対して、幅ｗ1 が１．５
ｔ1 未満にするか、又は高さｈ1 を２ｔ1 未満にする
と、キャビティ３内に加圧ガスが進入して、中空部が生
じたりするといったことがあるので、１．５ｔ1 以上
で、且つ高さｈ1 が２ｔ1 以上が好ましい。
【００２５】又、ガス流路３の断面形状は、上記寸法を
満たすものであれば矩形、台形、半円形、逆三角形等で
あってもよい。
満たすものであれば矩形、台形、半円形、逆三角形等で
あってもよい。
【００２６】ガス流路３０の末端部の入子４０の幅Ｗ1
は、小さ過ぎるとキャビティ１０への補償流が十分に確
保されず、加圧ガスがガス流路３０の末端まで到達せ
ず、逆に幅Ｗ1 が広過ぎるとガス流路３０の周辺の冷却
が遅れ、反りや変形が発生したり、キャビティ３内に加
圧ガスが進入して中空部が生じたりする。或いは、成形
サイクルが遅くなるといったことが生じる。従って、ガ
ス流路３０の末端部の入子４０の幅Ｗ1 は、ガス流路３
０の幅ｗ1の１０〜２０倍の幅があればよく、入子４０
の長さＬ1 は、ガス流路３０の長さｌ1 の１／４〜１／
２倍の長さがあればよい。この長さＬは使用樹脂の種類
や成形条件により変化する。
は、小さ過ぎるとキャビティ１０への補償流が十分に確
保されず、加圧ガスがガス流路３０の末端まで到達せ
ず、逆に幅Ｗ1 が広過ぎるとガス流路３０の周辺の冷却
が遅れ、反りや変形が発生したり、キャビティ３内に加
圧ガスが進入して中空部が生じたりする。或いは、成形
サイクルが遅くなるといったことが生じる。従って、ガ
ス流路３０の末端部の入子４０の幅Ｗ1 は、ガス流路３
０の幅ｗ1の１０〜２０倍の幅があればよく、入子４０
の長さＬ1 は、ガス流路３０の長さｌ1 の１／４〜１／
２倍の長さがあればよい。この長さＬは使用樹脂の種類
や成形条件により変化する。
【００２７】上記条件が満たされると、加圧ガスはガス
流路３０の内部に進入し、加圧ガスが成形品の形状を形
成するキャビティ１０内に進入するのが防止され、且
つ、ガス流路３０末端まで加圧ガスを到達させることが
できる。
流路３０の内部に進入し、加圧ガスが成形品の形状を形
成するキャビティ１０内に進入するのが防止され、且
つ、ガス流路３０末端まで加圧ガスを到達させることが
できる。
【００２８】請求項１、及び請求項２記載の本発明の射
出成形用金型に適用される合成樹脂としては、射出成形
可能な樹脂であれば特に限定されるものではなく、熱可
塑性樹脂、或いはこれらの樹脂にガラス繊維、タルク等
の充填材を配合した材料、又、安定剤、難燃剤、改質
剤、顔料・染料等を配合した材料、更にこれらを組み合
わせたポリマーアロイが用いられる。又、必要によって
は熱硬化性樹脂を用いることも可能である。
出成形用金型に適用される合成樹脂としては、射出成形
可能な樹脂であれば特に限定されるものではなく、熱可
塑性樹脂、或いはこれらの樹脂にガラス繊維、タルク等
の充填材を配合した材料、又、安定剤、難燃剤、改質
剤、顔料・染料等を配合した材料、更にこれらを組み合
わせたポリマーアロイが用いられる。又、必要によって
は熱硬化性樹脂を用いることも可能である。
【００２９】請求項１、及び請求項２記載の本発明の射
出成形用金型において用いられる加圧ガスとしては、窒
素、アルゴン、二酸化炭素等の不活性ガスが好ましい
が、乾燥した空気、その他の反応性に乏しく成形温度条
件下で樹脂の劣化に影響を及ぼさないガス体であればよ
い。液体としては、水、アルコール、油等を用いること
も可能である。
出成形用金型において用いられる加圧ガスとしては、窒
素、アルゴン、二酸化炭素等の不活性ガスが好ましい
が、乾燥した空気、その他の反応性に乏しく成形温度条
件下で樹脂の劣化に影響を及ぼさないガス体であればよ
い。液体としては、水、アルコール、油等を用いること
も可能である。
【００３０】射出成形に当たって、加圧ガスは、キャビ
ティを十分に満たす量の溶融樹脂を射出した後、単独で
ガスノズルよりガス注入口を経由してガス流路に注入さ
れる。又、加圧ガスは金型に直接注入してもよい。この
場合、ノズルから溶融樹脂をキャビティを満たすに十分
な量を射出した後、加圧ガスを金型に注入するようにす
る。
ティを十分に満たす量の溶融樹脂を射出した後、単独で
ガスノズルよりガス注入口を経由してガス流路に注入さ
れる。又、加圧ガスは金型に直接注入してもよい。この
場合、ノズルから溶融樹脂をキャビティを満たすに十分
な量を射出した後、加圧ガスを金型に注入するようにす
る。
【００３１】
【作用】請求項１記載の本発明の射出成形用金型におい
ては、ガス流路の両側に断熱層が設けられ、且つ、この
断熱層の幅がガス流路の幅の５〜１０倍となされている
ので、加圧ガスの注入により、キャビティに充填された
溶融樹脂の排除分を、キャビティへの補償流として流
し、加圧ガスをガス流路の末端部まで確実に到達させる
ことができ、引け、そりや変形のない品質が優れた射出
成形品を得ることができる。
ては、ガス流路の両側に断熱層が設けられ、且つ、この
断熱層の幅がガス流路の幅の５〜１０倍となされている
ので、加圧ガスの注入により、キャビティに充填された
溶融樹脂の排除分を、キャビティへの補償流として流
し、加圧ガスをガス流路の末端部まで確実に到達させる
ことができ、引け、そりや変形のない品質が優れた射出
成形品を得ることができる。
【００３２】又、請求項２記載の本発明の射出成形用金
型においては、ガス流路の末端部がヒーターが装着され
た入子により形成され、且つ、上記入子の幅がガス流路
の幅の５〜１０倍であり、且つ、入子の長さがガス流路
の長さの１／４〜１／２倍であることにより、ガス流路
の末端部がヒーターが加熱されるので、加圧ガスの注入
により、キャビティに充填された溶融樹脂の排除分を、
キャビティへの補償流として流し、加圧ガスをガス流路
の末端部まで確実に到達させることができ、引け、そり
や変形のない品質が優れた射出成形品を得ることができ
る。
型においては、ガス流路の末端部がヒーターが装着され
た入子により形成され、且つ、上記入子の幅がガス流路
の幅の５〜１０倍であり、且つ、入子の長さがガス流路
の長さの１／４〜１／２倍であることにより、ガス流路
の末端部がヒーターが加熱されるので、加圧ガスの注入
により、キャビティに充填された溶融樹脂の排除分を、
キャビティへの補償流として流し、加圧ガスをガス流路
の末端部まで確実に到達させることができ、引け、そり
や変形のない品質が優れた射出成形品を得ることができ
る。
【００３３】
〔実施例１〕図１に示す請求項１記載の本発明の射出成
形用金型を用い、キャビティの成形品肉厚ｔが１．５ｍ
ｍに対して、幅ｗを３ｍｍ、高さｈを４ｍｍ、長さ１９
５ｍｍのガス流路３を設け、このガス流路３に沿って幅
Ｗが３０ｍｍ、厚さ０．０２ｍｍの断熱層４を可動型Ｂ
側に設けた。
形用金型を用い、キャビティの成形品肉厚ｔが１．５ｍ
ｍに対して、幅ｗを３ｍｍ、高さｈを４ｍｍ、長さ１９
５ｍｍのガス流路３を設け、このガス流路３に沿って幅
Ｗが３０ｍｍ、厚さ０．０２ｍｍの断熱層４を可動型Ｂ
側に設けた。
【００３４】上記断熱層４には、ビスマレイミド系耐熱
塗料（三菱ガス化学社製 ＢＴ−Ｍ８００）を用いた。
射出成形機には３００トンタイプ（ハヤブサ社製）を用
い、合成樹脂としてはＰＣ／ＡＢＳ樹脂（日本ＧＥ社製
サイコロイ）を使用し、加圧ガスには窒素ガスを用い
た。又、成形条件は、金型温度５０℃、射出温度２５０
℃、射出時間２秒、加圧ガスのガス圧力１５０ｋｇ／ｃ
ｍ2 、ガス保圧時間６秒、及び冷却時間２０秒とした。
塗料（三菱ガス化学社製 ＢＴ−Ｍ８００）を用いた。
射出成形機には３００トンタイプ（ハヤブサ社製）を用
い、合成樹脂としてはＰＣ／ＡＢＳ樹脂（日本ＧＥ社製
サイコロイ）を使用し、加圧ガスには窒素ガスを用い
た。又、成形条件は、金型温度５０℃、射出温度２５０
℃、射出時間２秒、加圧ガスのガス圧力１５０ｋｇ／ｃ
ｍ2 、ガス保圧時間６秒、及び冷却時間２０秒とした。
【００３５】この結果得られた成形品は、ガス流路の表
面の引けは１０μｍで、成形品肉厚部は中空とならず、
そりや変形の発生はなかった。
面の引けは１０μｍで、成形品肉厚部は中空とならず、
そりや変形の発生はなかった。
【００３６】〔比較例１〕ガス流路に沿って断熱層を設
けなかった以外は、上記実施例１と同条件で加圧ガスの
注入による成形を行った。この結果得られた成形品は、
ガス流路の末端部まで加圧ガスが到達せず、それ以降の
表面の引けは２５０μｍとなった。
けなかった以外は、上記実施例１と同条件で加圧ガスの
注入による成形を行った。この結果得られた成形品は、
ガス流路の末端部まで加圧ガスが到達せず、それ以降の
表面の引けは２５０μｍとなった。
【００３７】〔比較例２〕断熱層を固定型と可動型との
両方のキャビティ面に設けた以外は、上記実施例１と同
条件で加圧ガスの注入による成形を行った。この結果得
られた成形品は、加圧ガスがキャビティまで進入し、
又、冷却時間も４５秒かかった。離型後には、反りの発
生が見られた。
両方のキャビティ面に設けた以外は、上記実施例１と同
条件で加圧ガスの注入による成形を行った。この結果得
られた成形品は、加圧ガスがキャビティまで進入し、
又、冷却時間も４５秒かかった。離型後には、反りの発
生が見られた。
【００３８】〔実施例２〕図３に示す請求項２記載の本
発明の射出成形用金型を用い、キャビティの成形品肉厚
ｔ1 が１．５ｍｍに対して、幅ｗ1 を５ｍｍ、高さｈ1
を４ｍｍ、長さ１９５ｍｍのガス流路３０を設け、この
ガス流路３０に沿って幅Ｗ1 が３０ｍｍ、長さＬ1 の入
子４０と、この入子４０にヒーターとを可動型Ｄ側に設
けた。
発明の射出成形用金型を用い、キャビティの成形品肉厚
ｔ1 が１．５ｍｍに対して、幅ｗ1 を５ｍｍ、高さｈ1
を４ｍｍ、長さ１９５ｍｍのガス流路３０を設け、この
ガス流路３０に沿って幅Ｗ1 が３０ｍｍ、長さＬ1 の入
子４０と、この入子４０にヒーターとを可動型Ｄ側に設
けた。
【００３９】上記断熱層４には、ビスマレイミド系耐熱
塗料（三菱ガス化学社製 ＢＴ−Ｍ８００）を用いた。
射出成形機には３００トンタイプ（ハヤブサ社製）を用
い、合成樹脂としてはＰＣ／ＡＢＳ樹脂（日本ＧＥ社製
サイコロイ ＭＣ５００５）を使用し、加圧ガスには
窒素ガスを用いた。又、成形条件は、金型温度５０℃、
射出温度２５０℃、射出時間２秒、加圧ガスのガス圧力
２００ｋｇ／ｃｍ2 、ガス保圧時間６秒、冷却時間２０
秒とし、ヒーター温度を１００℃に設定した。
塗料（三菱ガス化学社製 ＢＴ−Ｍ８００）を用いた。
射出成形機には３００トンタイプ（ハヤブサ社製）を用
い、合成樹脂としてはＰＣ／ＡＢＳ樹脂（日本ＧＥ社製
サイコロイ ＭＣ５００５）を使用し、加圧ガスには
窒素ガスを用いた。又、成形条件は、金型温度５０℃、
射出温度２５０℃、射出時間２秒、加圧ガスのガス圧力
２００ｋｇ／ｃｍ2 、ガス保圧時間６秒、冷却時間２０
秒とし、ヒーター温度を１００℃に設定した。
【００４０】この結果得られた成形品は、ガス流路の表
面の引けは１０μｍで、成形品肉厚部は中空とならず、
そりや変形の発生はなかった。
面の引けは１０μｍで、成形品肉厚部は中空とならず、
そりや変形の発生はなかった。
【００４１】〔比較例３〕ガス流路の末端部の入子にヒ
ーターを設けなかった以外は、上記実施例２と同条件で
加圧ガスの注入による成形を行った。この結果得られた
成形品は、ガス流路の末端部まで加圧ガスが到達せず、
それ以降の表面の引けは２５０μｍとなった。
ーターを設けなかった以外は、上記実施例２と同条件で
加圧ガスの注入による成形を行った。この結果得られた
成形品は、ガス流路の末端部まで加圧ガスが到達せず、
それ以降の表面の引けは２５０μｍとなった。
【００４２】〔比較例４〕ヒーターを固定型と可動型と
の両方のキャビティ面に設けた以外は、上記実施例２と
同条件で加圧ガスの注入による成形を行った。この結果
得られた成形品は、加圧ガスがキャビティまで進入し、
離型後には、そりの発生が見られた。
の両方のキャビティ面に設けた以外は、上記実施例２と
同条件で加圧ガスの注入による成形を行った。この結果
得られた成形品は、加圧ガスがキャビティまで進入し、
離型後には、そりの発生が見られた。
【００４３】引けの測定において、測定箇所は得られた
成形品のゲートより１５０ｍｍ先で、幅２５ｍｍに渡り
ガス流路設置面の反対側をｎ５、Ｒｍａｘとして測定し
た。又、測定機器は表面粗さ計を用い、ＪＩＳＢ０６６
１−１９８２に準じて行った。
成形品のゲートより１５０ｍｍ先で、幅２５ｍｍに渡り
ガス流路設置面の反対側をｎ５、Ｒｍａｘとして測定し
た。又、測定機器は表面粗さ計を用い、ＪＩＳＢ０６６
１−１９８２に準じて行った。
【００４４】
【発明の効果】請求項１記載の本発明の射出成形用金型
においては、ガス流路の両側に断熱層が設けられ、且
つ、この断熱層の幅がガス流路の幅の５〜１０倍となさ
れているので、加圧ガスの注入により、キャビティに充
填された溶融樹脂の排除分を、キャビティへの補償流と
して流し、加圧ガスをガス流路の末端部まで確実に到達
させることができ、引け、そりや変形のない品質が優れ
た射出成形品を得ることができる。
においては、ガス流路の両側に断熱層が設けられ、且
つ、この断熱層の幅がガス流路の幅の５〜１０倍となさ
れているので、加圧ガスの注入により、キャビティに充
填された溶融樹脂の排除分を、キャビティへの補償流と
して流し、加圧ガスをガス流路の末端部まで確実に到達
させることができ、引け、そりや変形のない品質が優れ
た射出成形品を得ることができる。
【００４５】又、請求項２記載の本発明の射出成形用金
型においては、ガス流路の末端部がヒーターが装着され
た入子により形成され、且つ、上記入子の幅がガス流路
の幅の５〜１０倍であり、且つ、入子の長さがガス流路
の長さの１／４〜１／２倍であることにより、ガス流路
の末端部がヒーターが加熱されるので、加圧ガスの注入
により、キャビティに充填された溶融樹脂の排除分を、
キャビティへの補償流として流し、加圧ガスをガス流路
の末端部まで確実に到達させることができ、引け、そり
や変形のない品質が優れた射出成形品を得ることができ
る。従って、中空部を有する成形品を成形する射出成形
用金型として好適に用いられる。
型においては、ガス流路の末端部がヒーターが装着され
た入子により形成され、且つ、上記入子の幅がガス流路
の幅の５〜１０倍であり、且つ、入子の長さがガス流路
の長さの１／４〜１／２倍であることにより、ガス流路
の末端部がヒーターが加熱されるので、加圧ガスの注入
により、キャビティに充填された溶融樹脂の排除分を、
キャビティへの補償流として流し、加圧ガスをガス流路
の末端部まで確実に到達させることができ、引け、そり
や変形のない品質が優れた射出成形品を得ることができ
る。従って、中空部を有する成形品を成形する射出成形
用金型として好適に用いられる。
【図１】請求項１記載の本発明の射出成形用金型の一例
を示す断面図。
を示す断面図。
【図２】図１のＸ−Ｘ断面図。
【図３】請求項２記載の本発明の射出成形用金型の一例
を示す断面図。
を示す断面図。
【図４】図３のＹ−Ｙ矢視図。
Ａ、Ｃ 固定型 Ｂ、Ｄ 可動型 １ キャビティ ２、２０ ガス注入口 ３、３０ ガス流路 ４ 断熱層 ５ ノズル ４０ 入子 ５０ ヒーター
Claims (2)
- 【請求項１】 加圧ガスを注入して中空部を有する成形
品を成形するためのキャビティと、このキャビティ面に
ガス流路とが設けられた射出成形用金型において、上記
ガス流路の両側に断熱層が設けられ、且つ、この断熱層
の幅がガス流路の幅の５〜１０倍であることを特徴とす
る射出成形用金型。 - 【請求項２】 加圧ガスを注入して中空部を有する成形
品を成形するためのキャビティと、このキャビティ面に
ガス流路とが設けられた射出成形用金型において、上記
ガス流路の末端部がヒーターが装着された入子により形
成され、且つ、上記入子の幅がガス流路の幅の５〜１０
倍であり、且つ、入子の長さがガス流路の長さの１／４
〜１／２倍であることを特徴とする射出成形用金型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15457895A JPH091604A (ja) | 1995-06-21 | 1995-06-21 | 射出成形用金型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15457895A JPH091604A (ja) | 1995-06-21 | 1995-06-21 | 射出成形用金型 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH091604A true JPH091604A (ja) | 1997-01-07 |
Family
ID=15587287
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15457895A Pending JPH091604A (ja) | 1995-06-21 | 1995-06-21 | 射出成形用金型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH091604A (ja) |
-
1995
- 1995-06-21 JP JP15457895A patent/JPH091604A/ja active Pending
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