JPH0916043A - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents

画像処理装置及び画像処理方法

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JPH0916043A
JPH0916043A JP7165532A JP16553295A JPH0916043A JP H0916043 A JPH0916043 A JP H0916043A JP 7165532 A JP7165532 A JP 7165532A JP 16553295 A JP16553295 A JP 16553295A JP H0916043 A JPH0916043 A JP H0916043A
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浩一 大前
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像中に、特定画像の有無を精度良く判別し
得る画像処理装置を提供する。 【構成】 入力画像を、2値化処理部1の2つの色抽出
ブロック6-1、6-2で、黒と赤による個別の2値化を行
い、OR回路7で1データにまとめて記憶装置2に記憶
し、マーク検出部3により、記憶装置2の画像データよ
り正方形マークを抽出し、画像切り出し部4で正方形マ
ークで囲まれるマークを取り出し、マッチング部5で取
り出したマークと設定マークとの適合度を求めて出力す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、入力された画像に所
定の画像が含まれているか否かを判定する画像処理装置
及び画像処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機において、例えば紙幣等の
複写禁止原稿を判定するのに、原稿中の特徴画像(例え
ばマル秘等のマーク)や、原稿の大きさ等により判定し
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の方法にあっては、複写禁止を示すマークに類
似したものが一般原稿中にも存在していたり、複写禁止
原稿の大きさも一般原稿に類似していたりすると、複写
したい一般原稿までも複写禁止原稿として扱われ、複写
できないという問題点がある。また、原稿中のマークを
判断する場合、原稿中のマーク部分を色分離処理により
浮かび上がらせた画像により判断する方式が一般的にと
られているが、原稿中のマークとマーク周辺のそれ以外
のデザインが同系色のものである場合、マークのみを周
辺画像と分離して浮かび上がらせることが困難となり、
結果として複写禁止原稿をそれとみなせない、といった
問題点もある。
【0004】また、マークのデザインが同じであっても
色が異なる場合、色もデサインも異なるマークが存在す
る場合には、色分離による2値化を行う際、存在するマ
ークの色の数に応じて、判定処理回路と2値メモリを複
数備えなければならない、といった問題点もある。この
発明は上記問題点に着目してなされたものであって、一
般原稿までも特定原稿と判定することなく、また特定原
稿の見落としのない判定をなし得る画像処理装置を提供
することを目的としている。また、特定原稿に存在する
マークの色の数分の判定処理回路と、2値メモリを必要
としない画像処理装置を提供することを目的としてい
る。
【0005】また、従来の原稿判定では、マル秘マーク
を認識して複写が禁止されていることが一般に知られた
ら、そのマークに何らかの改ざんを加え、画像認識装置
が検知できないようにすれば、容易に偽造が行えるよう
になる。それゆえ、この発明は、簡単な改ざんでは認識
不良をおこさない画像処理装置を提供することを目的と
している。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】この出願の特許
請求の範囲の請求項1に係る画像処理装置は、入力され
た画像に、所定の画像が含まれているか否かを判定する
ものであって、入力画像を受け、単一色での色抽出を、
複数の色について行う色抽出手段と、これら複数の色に
ついての抽出結果を基に、入力画像に所定の画像が含ま
れているか否かの判定を行う判定手段を備えている。
【0007】この画像処理装置では、特定画像(禁止マ
ーク)が複数色で形成されている場合、各色で判定する
ので、判定精度が高くなる。請求項2に係る画像処理装
置は、請求項1のものにおいて、複数の色の抽出結果を
1つにまとめ、まとめられた結果を基に、判定を行うよ
うにしている。この画像処理装置では、複数色の抽出結
果を1つにまとめるので、判定部の構成が簡単となる。
【0008】請求項3に係る画像処理装置は、請求項1
または請求項2に係るものにおいて、色抽出手段によっ
て抽出された特定色の画素数を数え、その結果を基に、
前記判定を行うようにしている。この画像処理装置は、
抽出された画像の特定色の画素数を数えて判定するの
で、画像対画像の綿密な照合を行わなくても、ラフに数
値化して判定を行うことができる。
【0009】請求項4に係る画像処理装置は、請求項
1、請求項2または請求項3に係るものにおいて、入力
された画像データを複数のエリアに分け、エリア毎に部
分判定をし、各エリアの部分判定を基に、綜合判定をす
るようにしている。この画像処理装置では、複数のエリ
ア毎に部分画像の判定を行い、綜合判定を行うので、判
定精度が高くなる。
【0010】請求項5に係る画像処理装置は、請求項
1、請求項2、請求項3または請求項4に係るものにお
いて、位置基準マークを基に、画像切り出し位置を決
め、切り出された画像について、前記判定を行うように
している。また、請求項6に係る画像処理装置は、請求
項1、請求項2、請求項3、または請求項4に係るもの
において、入力された画像をエリア分割し、所定条件を
みたすエリアの数及び、もしくは配置関係を基に、所定
の画像が含まれるか否かを判定するようにしている。
【0011】また、請求項7に係る画像処理装置は、請
求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5また
は、請求項6に係るものにおいて、2種以上の判定アル
ゴリズムを持ち、そのうち1つは、前記判定手段の判定
を行うようにしている。この画像処理装置は、異なる2
種以上のアルゴリズムを併用するので、1つの判定アル
ゴリズムがデータ改ざんで機能しなくても、別のアルゴ
リズムで正しく判定できる。
【0012】請求項11に係る画像処理方法は、入力さ
れた画像に、所定の画像が含まれているか否かを判定す
る方法であって、入力画像を複数の色について2値化処
理し、2値化された色毎の画像データを1つにまとめて
記憶し、この記憶された2値データに基づいて、判定を
行うようにしている。また、請求項12に係る画像処理
方法は、入力された画像に、所定の画像が含まれている
か否かを判定する方法であって、入力画像を複数の色に
ついて2値化処理し、2値化された色毎の画像データを
1つにまとめて記憶し、この記憶された2値データに、
所定のマークが有か無しかを判別し、所定マークが存在
する場合に、その所定のマークで規定されるエリアの画
像と設定画像との一致度をみて、所定画像の合否を判定
するようにしている。
【0013】また、請求項13に係る画像処理方法は、
入力された画像に、所定の画像が含まれているか否かを
判定する方法であって、2値化された入力画像データ中
の特定エリアに、所定のマークが存在するか否かを判定
する第1の判定と、特定のエリア内に所定の複数のマー
クが所定の位置関係にあるか否かを判定する第2の判定
とを併用して判定するようにしている。
【0014】
【実施例】以下、実施例により、この発明をさらに詳細
に説明する。図1は、この発明の一実施例を示す画像処
理装置の構成を示すブロック図である。この画像処理装
置は、画像中に、ある特定の画像(マーク)が存在する
か否かを判別する機能を有する装置であって、PPCか
らの画像データを受けて2値化する2値化処理部1と、
記憶装置2と、マーク検出部3と、画像切り出し部4
と、マッチング部5とから構成されている。
【0015】2値化処理部1は、図2に示すように、2
個の色抽出ブロック6-1、6-2と、これら色抽出ブロッ
ク6-1、6-2の出力を論理和的に取出すOR回路7とを
備えている。これら色抽出ブロック6-1、6-2は、図3
に示すように、それぞれにコンパレータCMR、CM
G、CMBと、これらの出力を入力に受けるAND回路
Aを有し、色抽出ブロックに入力される画像データR
(赤)、G(緑)、B(黒)に対し、それぞれ下限しき
い値と上限しきい値を設定しており、R、G、Bの入力
データとしきい値を比較し、各R、G、Bデータが下限
しきい値と上限しきい値以内にある場合に“1”出力を
出すものである。もっとも、この実施例では、RGB2
56階調の画像入力データを処理し、色抽出ブロックも
2色(赤、黒)の2系統としている。すなわち、色抽出
ブロック6-1で黒のマーク、色抽出ブロック6-2で赤の
マークを抽出している。なお、図3に示す色抽出ブロッ
ク6-1で、各コンパレータCMR、CMG、CMBの出
力をAND回路Aを通して導出し、2値化データを得て
いるのは、反射率、つまり入力画像のレベルが二色につ
きR出力で同じでも、例えば青と緑では、G、B信号の
強弱によって、青になったり緑になったりするので、色
の区分(抽出)を行うために、出力をR、G、Bの組合
せとする必要があるためである。
【0016】両方の色抽出ブロック6-1、6-2の論理和
は、OR回路7より2値データとして出力される。しか
し、他方の色抽出処理によるマーク周辺のノイズは、こ
のシステムが配置場所についても限定されている複写禁
止判定マークを対象としているため発生しない。ここで
対象のマークは、マークの色は濃い色であり、マーク配
置場所は背景色の薄いところに限定している。図4の
(a)は、上記2値化処理部1に入力される画像の一例
を、図4の(b)はその出力画像、つまり2値データを
示している。2値データは、記憶装置2に記憶される。
図4に示す画像の正方形のマークは、判別すべき特定マ
ークであることを示している。
【0017】マーク検出部3は、図5に示すように、行
列に配置されるフリップフロップ群8と、テンプレート
9とから構成されており、サーチ範囲の2値データをフ
リップフロップ群8に記憶させ、大きさの限定された正
方形のマークをテンプレート9における検索により検出
する。例えば、検索2値画像は、図6の(a)、テンプ
レートは図6の(b)に示すものとする。フリップフロ
ップ群8の出力をテンプレート9に入力して、テンプレ
ート検索の結果、一致すれば、フリップフロップ群8の
右下に相当する記憶装置3内の座標(基準位置)8bを
あわせて出力する。すなわち、検索2値画像中に、テン
プレートとあてはまるものがあるか検索する。ここで
は、テンプレートは、図6の(b)のテンプレート画像
中黒四角部は黒画素であること、この黒四角部の外周及
び内周の灰色四角部は白画素であることを条件とする。
図6の例では、検索2値画像はテンプレートの条件を満
足しているので、外の正方向のマーク8aを検出する。
また、フリップフロップ群8の右下の画素8b に対応す
る記憶装置2内の座標(アドレス)を出力する。
【0018】画像切り出し部4では、マーク検出部3で
検出した正方形マーク内に相当する記憶装置2内の2値
データを読み出す。マッチング部5は切り出した画像
が、複写禁止判定マークであるかファジィマッチングに
より登録パターンと比較する。画像切り出し部4では、
マッチングの前段階として、マーク検出部3の出力した
座標を基に、ファジィマッチングを行うために必要なエ
リアの画像を記憶装置2内より切り出す。次に、ファジ
ィマッチングは、マーク内の分割エリア(ここでは1エ
リア:6×6画素:4エリア)の濃度により行うため、
切り出したエリア毎の濃度を求める。ここでは、濃度は
エリア内の黒画素数で求める。
【0019】図7に画像切り出しの例を示している。画
像切り出し部4は12×12のフリップフロップ群4a
と、エリア濃度算出ブロック4bとを備えている。記憶
装置2よりフリップフロップ群4aに取り出された正方
形マーク内の画像は、4つのエリア4a-1、4a-2、4
-3、4a-4に分割され、エリア濃度算出ブロック4b
-1、4b-2、4b-3、4b-4で、各エリア毎に濃度を求
め、各エリア濃度を出力する。図6の(a)で示した検
索2値画像例の場合、図8に示すように、エリア1、
…、エリア4に分割すると、各エリア内の濃度は黒画素
数を数えればよいから、エリア濃度出力値はエリア1:
17、エリア2:13、エリア3:20、エリア4:2
2となる。
【0020】マッチング部5は、図9に示すように、画
像切り出し部4から出力される各エリア濃度と、予め登
録された複写禁止判定マーク(特定マーク)の各エリア
のメンバシップ関数をエリア毎に受け、ルールにしたが
い、基準パターン〔複写禁止判定マークであり、正方形
とその正方形で囲まれる内部マークとを併せたマーク:
図6の(a)参照〕との適合度(類似度)を決定し、出
力するファジィ推論ブロック10-1、10-2、10-3
10-4と、これら各ファジィ推論ブロック10 -1、…、
10-4より出力される適合度値平均を求める適合度算出
ブロック11を備えている。
【0021】各エリア毎の濃度と適合度の関係を示すメ
ンバシップ関数の一例を図10に示している。上記例に
よる画像切り出し部4からのエリア濃度及び図10に示
すメンバシップ関数によれば、エリア濃度1の適合度は
1.0、エリア2の適合度は0.8、エリア3の適合度
は1.0、エリア4の適合度は0.9となり、マーク全
体としての適合度は、4エリアの適合度の平均0.92
5となる。
【0022】以上の例は、マークが0°におかれた場合
のみを想定している。実際は、90°、180°、27
0°のように、回転しておかれる場合も想定される。こ
のような場合、回転した場合のメンバシップ関数ともマ
ッチングをとることにより対応する。以上のようにして
適合度を算出し、これをPPCに出力する。PPCでは
適合度が複写禁止判定マークであると判断する大きさを
越えた場合、複写を禁止する。
【0023】次に、この発明の他の実施例について説明
する。以下に説明する実施例は、2種以上のマークを異
なるアルゴリズムで認識することにより、単一方法の改
ざんでは認識不良を起こさないようにしている。この実
施例画像処理装置は、図11に示すように、2値化処理
部21と、第1の記憶装置22と、濃度検出部23と、
第2の記憶装置24と、配置マッチング部25とを備え
ている。2値化処理部21、及び第1の記憶装置22
は、図1、図2、図3に示す2値化処理部1、記憶装置
2と同様である。
【0024】濃度検出部23は、図13に示すように、
フリップフロップ群28と、フリップフロップ群28中
の“1”(黒)の数のカウント部29と、エリア濃度規
定値とカウント値の一致を検知する一致検出部30を備
えている。この実施例画像処理装置において、入力画像
は2値化処理部21で2値化され、第1の記憶装置22
に記憶される。その2値画像の一例を図12に示すもの
とする。そして、この2値画像を2×2画素のエリアの
濃度に変換する。2×2画素のエリアは4個の画素なの
で、濃度は4、3、2、1、0の五段階となる。そし
て、各エリア毎にエリアのフリップフロップ群28の
“1”(黒)をセットし、各エリア毎の“1”(黒)の
数をカウント部29でカウントし、一致検出部30でエ
リア濃度規定値との一致をみる。エリア濃度規定値が
「3」であるとすると、カウント値が「3」の場合に
“1”を、規定値以外は“0”を、エリア毎に第2の記
憶装置24に格納する。図12の2値画像を以上の処理
で濃度変換した規定濃度配置は、図14に示すものとな
る。図14で(黒)は、2×2画素エリアで濃度値が
「3」となったエリアである。
【0025】配置マッチング部25では、規定濃度の存
在する配置(図14)を登録パターンと比較し、目的と
する画像であるか否かの認識を行う。ここで、配置マッ
チング部25について説明する。配置マッチング部25
は、図15に示すように、ウインドウ部31と、外周照
合データラッチ回路32と、内周照合データラッチ回路
33と、アドレスデコード回路34と、辞書ROM35
と、比較回路36と、同一ビットのカウント回路37と
を備えている。
【0026】図16は、図15のウインドウ部31を図
式化したものであり、ここで、ハンチングで描いた2
重、つまり外周方形と、内周方形上に“1”(黒)のエ
リアが有るかどうか、つまり、図14のデータの中で
“1”の部分が正方形上に有るか否かが検出するのに使
用する。図17はウインドウ部の詳細である。このウイ
ンドウ部は10×10個のフリップフロップF00、
…、F99で構成され、10個ずつシフトレジスタの形
で並設されている。各シフトレジスタへの入力はAWI
0、…、AWI9であり、各フリップフロップの出力を
AWQ00、…、AWQ99とする。シフトクロックに
より小形マーク(“1”のエリア)の位置情報が次々と
移動していく。図18は、ウインドウのフリップフロッ
プF00、…、F99の出力を図式的に並べたものであ
り、この中で、図16の外周と内周に当てはまるデータ
だけをピックアップする。図19、図20は、外周、内
周データをピックアップする回路である。これらの回路
は、外周、内周に相当するウインドウ部の信号を、ウイ
ンドウの動きに合わせてラッチする。
【0027】図15において、内周照合データラッチ回
路33のデータは、辞書ROM35のアドレスバスに接
続され、アドレスデコード回路34によるアドレスによ
り、内周データによって90°おきに回転された辞書デ
ータ内、原稿の読み取り角度に応じた辞書データが辞書
ROM35から出力される。図21は、辞書ROM35
の内部データ、つまり、アドレス部とデータ部を示す図
である。アドレスは内周の各エリアのうち、どの位置の
エリアが“1”であるかによって方向が決まるので、ア
ドレスの“1”の位置に対して、内周の“1”に対応す
る外周の各位置に“1”がくるように、データが辞書R
OM35から出力される。辞書ROM35から出力され
たデータは、図15の比較回路36で外周データと比較
される。外周の照合データと辞書データを1ビットずつ
一致をとり、シフトレジスタにロードする。シフトレジ
スタにロードする照合データと辞書データの全データが
一致したら、28ビット全て“1”になる。逆に、全て
不一致であれば、28ビットが全て“0”となる。つま
り、シフトレジスタの中の“1”の数をカウントするこ
とにより、どれだけ一致しているか適合度を算出するこ
とができる。
【0028】シフトレジスタの中の“1”の数は、シフ
トクロックによりレジスタからあふれるビット列をカウ
ント回路37に入力し、カウントすることにより、計数
できる。図22は、比較回路36を具体的に示す回路例
であり、比較回路36は外周照合データラッチ回路32
の各ビット出力と、辞書ROM35に含まれる外周辞書
データラッチ回路35aの各ビット出力を入力に受ける
28個の一致(排他OR)回路36aと、この一致回路
36aの各出力をそれぞれロードし、ロードされた28
個のビット出力をシフトクロックにより、シリアルに出
力するシフトレジスタ36bとから構成されている。上
述したように、シフトレジスタ36bの出力は、図15
で示すカウンタ37に入力される。
【0029】図23は、この発明の他の実施例画像処理
装置のシステム構成を示すブロック図である。この画像
処理装置は、第1の2値化処理部41と、第1の記憶装
置42と、濃度検出部43と、第2の記憶装置44と、
第2の2値化処理部45と、第3の記憶装置46と、小
形マーク検出部47と、第4の記憶装置48と、第2あ
るいは第4の記憶装置の記憶内容のマッチングをみる配
置マッチング部49とを備えている。第1の2値化処理
部41は、2つの色抽出ブロック50-1、50 -2と、こ
れら色抽出ブロック50-1、50-2の出力を論理和的に
出力するOR回路52を備えている。また、第2の2値
化処理部45は、形状抽出部53と、色抽出部54と、
これら形状抽出部53と色抽出部54の出力を受け、論
理積的に出力するAND回路55とを備えている。第1
と第2の2値化処理部41、45にはPPCより、画像
データが並列的に入力される。なお、ここで形状抽出部
53と色抽出部54の出力をAND回路55を通して出
力しているのは、例えば、形状抽出部53と三角マーク
を抽出するとすると、形状だけを見ているだけなので、
黄、緑、赤、青の三角マークを抽出する。一方、色抽出
部54は、青だけを抽出し、形状は丸、ペケ、四角マー
クを抽出するとすると、青の三角マークを抽出するに
は、両出力の論理積をとる必要があるためである。2値
化処理部41は図1の2値化処理部1と同様のものであ
る。2値化処理部45については後に詳述する。
【0030】この実施例処理装置において、入力され、
2値化される画像は、図24に示すように、画像データ
を5×4画素を1エリアとする複数のエリアに分割し、
予め定める複数のエリアの各々に小型マーク、例えば第
3列目が“1、1、1、1、1、”、第2列目が“0、
1、0、1、0、”、第1列目が“0、0、1、0、
0、”のマークであり“1”に着目すると、略山形のマ
ークが配されている。このマークは小形マークと定義さ
れるものであり、形状は他の適宜な形状であってもよ
い。また、小形マークの有するエリアも、目的とする特
定画像では一定の位置関係に配されている。
【0031】第1の2値化処理部41では、図2、図3
で説明したのと同様に、色抽出ブロック50-1では、入
力画像中、黒が2値化され、色抽出ブロック50-2
は、入力画像中の赤が2値化され、OR回路51を経
て、両出力が第1の記憶装置42に記憶される。この第
1の記憶装置42に記憶される2値データは、図24に
示すものとなる。
【0032】この第1の記憶装置42に記憶された2値
データにつき、濃度検出部43で各エリア毎に、黒の画
素数を検出し、5×4画素の各エリア毎の“1”の数を
計数する。そして、所定値、例えば8個の“1”が存在
するエリアは“1”とし、その他のエリアは“0”とし
て、第2の記憶装置44には、図2の(a)と同様の2
値データを記憶する。その2値データは、エリアの濃度
による小形マークの検出位置を示すものである。濃度検
出部43としては、図13に示したものと同様のものが
使用される。
【0033】一方、第2の2値処理部45に入力された
入力画像データは、形状抽出部53で形状に応じた2値
化がなされ、色抽出部54では、ある色に対する2値化
処理を行い、形状抽出部53の出力と色抽出部54の出
力の論理積をAND回路55で得、その2値化データを
第3の記憶装置46に記憶する。この第3の記憶装置4
6に記憶されたデータも、図24に示すものと同様とす
る。次に小形マーク検出部47により、テンプレートを
用いて各エリアより、小形マークを検出し、検出座標に
該当する第4の記憶装置48内のアドレスに“1”を格
納する。この2値データは図27の(a)に示すものと
なる。この2値データは5×4の画素が1画素に変換さ
れたものであり、20分の1に圧縮されたものとなる。
【0034】配置マッチング部49では、第2の記憶装
置44に記憶される所定の外周照合データと、図27の
(b)に示す外周辞書データを比較し、その一致度を適
合度としてPPCに出力する。また、このマッチングに
切替えて、配置マッチング部49では第4の記憶装置4
8の所定の外周照合データと、外周辞書データを比較
し、その一致度を適合度としてPPCに出力してもよ
い。この実施例画像処理装置では、エリア毎の濃度によ
る小形マークの検出と、小形マークの所定エリアのマー
ク検出(設定マークの外周に小形マークが所定数存在す
るか)による両者のマッチング部を配置マッチング部4
9で共用している。
【0035】図28は、この発明の他の実施例画像処理
装置のシステム構成を示すブロック図である。この実施
例画像処理装置は、第1の2値化処理部61と、第1の
記憶装置62と、マーク検出部63と、第1の画像切り
出し部64と、第2の2値化処理部65と、第2の記憶
装置66と、小形マーク検出部67と、第3の記憶装置
68と、マーク数検査部69と、第2の画像切り出し部
70と、マッチング部71とを備えている。第1の2値
化処理部61と第2の2値化処理部66は、それぞれ図
23の第1の2値化処理部41と、第2の2値化処理部
45と同じである。
【0036】第1の2値化処理部61、第1の記憶装置
62、マーク検出部63及び第1の画像切り出し部64
で構成される部分は、図1と同じてあり、第1の記憶装
置62には、図24と同様の2値化データが記憶され、
マーク検出部63により、図6の(a)のマーク8aに
相当するものが検出され、このマークの範囲内での画像
につき、画像切り出し部64で画像切り出しを行い、例
えば、4エリアに分けて、マッチング部71で予め設定
する所定のマークにどれだけ適合するか、その適合度を
求めて、その適合度をPPCに出力する。
【0037】第2の記憶装置66にも、図24と同様の
2値化データが記憶され、小形マーク検出部67では、
テンプレートにより小形マークを検出し、検出座標に該
当する第3の記憶装置68のアドレスに“1”を格納す
る。各小形マークを検出し、第3の記憶装置68に格納
した例が図25である。ここでも、5×4画素が1画素
に、つまり20分の1にデータ圧縮されている。
【0038】マーク数検査部69では、第3の記憶装置
68に記憶された小形マーク検出部67で検出された小
形マークの数をチェックする。指定画素上の小形マーク
の個数が条件数であれば、第2の記憶装置66内の座標
(アドレス)を出力する。図27の例では、図27の
(b)に示す指定画素上の小形マーク数を検索する。こ
こで、一致条件数は、図27の(b)の外周には小形マ
ーク10個、内周には1個となる。図27の(a)は、
小形マークの個数が、一致条件と満足しているので、マ
ーク数検査部69は、図24の2値画像中の画素23a
の第2の記憶装置66内の座標(アドレス)を出力す
る。
【0039】第2の画像切り出し部70は、マーク数検
査部69での出力座標により、後段のファジィマッチン
グの際、必要なエリアの画像を第2の記憶装置66より
切り出す。つまり、図29に示すように、フリップフロ
ップ群で16×20画素を1エリアとする4つのエリア
に分割する。そして、各エリア毎にエリア濃度算出ブロ
ックで、エリア濃度を算出し、各エリアに対応するエリ
ア濃度1、…、エリア濃度4を出力する。第2の記憶装
置66に記憶されている2値画像が図24のものとすれ
ば、4エリアの切り出し画像は、図30に示すものとな
り、各エリア濃度は、各エリア内の黒画素数をカウント
すれば良いので、エリア1:24、エリア2:16、エ
リア3:16、エリア4:32となる。この場合、マッ
チング部71では、図31に示すメンバシップ関数に、
検出濃度を適用し、各エリアの適合度1.0、0.8、
1.0、0.9を求め、これらより4エリアの適合平均
値0.925を求め、PPCへ出力する。そして、PP
Cで判断のための規定値より大きいか否かを判定する。
この判定は、マッチング部71で行ってもよい。
【0040】次に、図23、図28で採用した回路につ
いて、説明する。2値化処理部の形状検出部53は、R
GB信号の内、最も形状を表示する信号を入力する。図
32は形状検出部5を示しており、ここでは黄色で書か
れたマークを想定して、8ビットのB信号を入力してい
る。マークの色がマゼンタであればG信号、マークの色
がシアンであればR信号を入力として、8ビットのコン
パレータ53aで、予め設定した固定しきい値と比較し
て、2値化している。ここでは、しきい値は固定である
が、場合によっては、より正確な形状を得るために、原
稿の濃度によってしきい値を変化させる浮動2値化回路
を用いてもよい。
【0041】図34は、色抽出部34の詳細であり、4
ビットのウインドウコンパレータ55a、55b、55
cを、RGB3系列にもち、その3出力の論理積をAN
D回路55dで取ることにより、特定の色だけを抽出す
ることができる。色抽出部は、必要とされる色分離精度
により、コンパレータの分解能を決定すればよい。一般
に、印刷物個別の色ムラ(色差)が大きいため、精度の
高い色分解は無意味であり、コストを抑えるために形状
抽出部に比べて低い分解能でよい。
【0042】図33は、2値化処理部41の出力で、第
1、第3の記憶装置42、46に蓄える画像の一部を示
す図である。小形マーク検出部47では、図33の画像
データを使って、小形マークの中心位置を検出する。図
35は小形マーク検出を行うウインドウ部を図式化した
ものである。Q00、…Q34まで15個のフリップフ
ロップを1画素ずつ、主走査、副走査方向に動かして小
形マークの有無を検知してゆく。
【0043】図36は、検知した結果で、第4の記憶装
置48に蓄えられるデータを示している。“1”は小形
マークがあったことを“0”は小形マークがなかったこ
とを表す。図33の5×4画素が、図36では1画素と
なり、20分の1にデータ量が圧縮されたことになる。
図37、図38は、小形マーク検出部48の詳細図であ
る。図36は、小形マークを検出するウインドウ部であ
る。フリップフロップf00、…、f34を5×4にマ
トリクス状に設け、システムクロックにより、画像デー
タが隣の横方向のフリップフロップに移動する。各フリ
ップフロップf00、…、f34の出力MWQ00、…
MWQ34は、図38に示すデコード回路に入力され、
黒画素(論理“1”)が所定の形に並んでいれば、デコ
ード回路の出力(HIT)は“1”になる。つまり小形
マークが検出されたことになる。
【0044】図39は、第4の記憶装置48の内部デー
タを図式化したものである。小形マークのある箇所を
“1”、無い箇所を“0”で表している。上記、各実施
例画像処理装置は、図40、図41、及び図42に示す
ように、それぞれ複写機、プリンタ、ファクシミリに適
用し、複写すべき原稿、印刷すべき原稿、送信すべき原
稿を本体装置から受け取り、画像処理により、所定の特
定マークである場合は、その旨を本体装置に送り、本体
装置では複写禁止、印刷禁止、送信禁止等の適切な措置
を行うことができる。
【0045】
【発明の効果】この出願の特許請求の範囲の請求項1に
係る発明は、単一色の色抽出を、複数色について行い、
その抽出結果を用いて、判定を行うものであるから、特
定画像(禁止マーク)が複数色から成り立つ場合に、判
定精度がアップする。請求項2に係る発明によれば、請
求項1の複数の色の抽出結果を1つにまとめるものであ
るから、判定部の構造が簡素化される。また、請求項3
に係る発明によれば、抽出された特定色の画素を数え
て、判定に使用するものであるから、画像対象像の綿密
な照合を行わなくても、ラフに数値化での判定を行うこ
とができる。また、請求項4に係る発明によれば、画像
データを複数のエリアに分けて、各エリアの部分判定を
基に総合判定を行うので、判定精度がアップする。
【0046】請求項5及び請求項6に係る発明によれ
ば、組合せ選択により、精度アップとともに、種々のマ
ークに対応できる。請求項7に係る発明によれば、2種
以上のアルゴリズムを判定に使用できるので、1つの判
定アルゴリズムがデータ改ざんで機能しなくなっても、
別のアルゴリズムで正しく判定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例画像処理装置のシステム構
成を示すブロック図である。
【図2】同実施例画像処理装置の2値化処理部の構成を
示すブロック図である。
【図3】同2値化処理部の色抽出ブロックの機能を説明
するブロック図である。
【図4】同2値化処理部の入力画像と出力画像を説明す
る図である。
【図5】上記実施例画像処理装置のマーク検出部の構成
を示す概略図である。
【図6】同マーク検出部を説明するための検索2値画像
とテンプレートを示す図である。
【図7】上記実施例画像処理装置の画像切り出し部の構
成を示す概略図である。
【図8】同画像切り出し部の切り出し処理を説明する図
である。
【図9】上記実施例画像処理装置のマッチング部の構成
を示すブロック図である。
【図10】同マッチング部で使用される各エリア毎のメ
ンバシップ関数を示す図である。
【図11】この発明の他の実施例画像処理装置のシステ
ム構成を示すブロック図である。
【図12】同実施例画像処理装置に記憶される2値画像
を示す図である。
【図13】同実施例画像処理装置の濃度検出部の構成を
示すブロック図である。
【図14】同実施例画像処理装置で使用される規定濃度
配置を示す図である。
【図15】同実施例画像処理装置の配置マッチング部の
構成を示すブロック図である。
【図16】同実施例画像処理装置のウインドウ部を図式
化した説明図である。
【図17】同ウインドウの構成を示すブロック図であ
る。
【図18】同ウインドウ部のフリップフロップ出力を図
式化した説明図である。
【図19】同ウインドウ部に係る外周データをピックア
ップする回路である。
【図20】同ウインドウ部に係る内周データをピックア
ッフする回路である。
【図21】上記図15の配置マッチング部における辞書
ROMの内部データを説明する図である。
【図22】同実施例画像処理装置の比較回路の構成を示
すブロック図である。
【図23】この発明の他の実施例画像処理装置のシステ
ム構成を示すブロック図である。
【図24】同実施例画像処理装置に記憶される2値画像
の一例を示す図である。
【図25】他の実施例画像処理装置の小形マーク配置を
説明する図である。
【図26】同実施例画像処理装置のマーク数検査部の構
成を示すブロック図である。
【図27】同マーク数検査部のマーク検査を説明するた
めの小形マークの配置と、指定画素を説明する図でる。
【図28】この発明の他の実施例画像処理装置のシステ
ム構成を示すブロック図である。
【図29】同実施例画像処理装置の第2の画像切り出し
部の構成を示すブロック図である。
【図30】同第2の画像切り出し部における切り出し画
像を説明する図である。
【図31】図28に示す実施例画像処理装置のマッチン
グ部に使用されるエリア毎のメンバシップ関数を示す図
である。
【図32】図23、図28の実施例画像処理装置の形状
抽出部を説明する図である。
【図33】同実施例画像処理装置の2値化処理部の出力
で記憶装置に蓄えられる2値画像を示す図である。
【図34】同実施例画像処理装置の色抽出部の構成を示
すブロック図である。
【図35】小形マーク検出を行うウインドウ部を図式化
した説明図である。
【図36】小形マークを検知した様子を記憶装置に蓄え
るデータ例を示す図である。
【図37】小形マークを検出するウインドウ部の構成を
示すブロック図である。
【図38】ウインドウ部の各フリップフロップの出力を
受けて、所定のデータの場合、出力を出すデコード回路
である。
【図39】記憶装置内に記憶した小形マークの有無のデ
ータを示す図である。
【図40】上記各実施例画像処理装置を複写機に適用し
た場合の説明図である。
【図41】上記各実施例画像処理装置をプリンタに適用
した場合の説明図である。
【図42】上記各実施例画像処理装置をファクシミリに
適用した場合の説明図である。
【符号の説明】
1 2値化処理部 2 記憶装置 3 マーク検出部 4 画像切り出し部 5 マッチング部 6-1、6-2 色抽出ブロック 7 OR回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柳田 雅仁 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内 (72)発明者 千賀 正敬 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力された画像に、所定の画像が含まれて
    いるか否かを判定する画像処理装置であって、 入力画像を受け、単一色での色抽出を、複数の色につい
    て行う色抽出手段と、これら複数の色についての抽出結
    果を基に、入力画像に所定の画像が含まれているか否か
    の判定を行う判定手段を備えたことを特徴とする画像処
    理装置。
  2. 【請求項2】前記複数の色の抽出結果を1つにまとめ、
    まとめられた抽出結果を基に、前記判定を行う請求項1
    記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】前記色抽出手段によって抽出された特定色
    の画素数を数え、その結果を基に、前記判定を行う請求
    項1または請求項2記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】前記入力された画像データを複数のエリア
    に分け、エリア毎に部分判定をし、各エリアの部分判定
    を基に、綜合判定をする請求項1、請求項2、または請
    求項3記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】位置基準マークを基に、画像切り出し位置
    を決め、切り出された画像について、前記判定を行う請
    求項1、請求項2、請求項3、または請求項4記載の画
    像処理装置。
  6. 【請求項6】入力された画像をエリア分割し、所定条件
    をみたすエリアの数及び、もしくは配置関係を基に、所
    定の画像が含まれるか否かを判定する請求項1、請求項
    2、請求項3、または請求項4記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】2種以上の判定アルゴリズムを持ち、その
    うち1つは、前記判定を行う請求項1、請求項2、請求
    項3、請求項4、請求項5または請求項6記載の画像処
    理装置。
  8. 【請求項8】請求項1、請求項2、請求項3、請求項
    4、請求項5、請求項6、または請求項7記載の画像処
    理装置のいずれかを持つ複写機。
  9. 【請求項9】請求項1、請求項2、請求項3、請求項
    4、請求項5、請求項6、または請求項7記載の画像処
    理装置のいずれかを持つプリンタ。
  10. 【請求項10】請求項1、請求項2、請求項3、請求項
    4、請求項5、請求項6、または請求項7記載の画像処
    理装置のいずれかを持つファクシミリ。
  11. 【請求項11】入力された画像に、所定の画像が含まれ
    ているか否かを判定する画像処理方法であって、 入力画像を複数の色について2値化処理し、2値化され
    た色毎の画像データを1つにまとめて記憶し、この記憶
    された2値データに基づいて、判定を行うようにした画
    像処理方法。
  12. 【請求項12】入力された画像に、所定の画像が含まれ
    ているか否かを判定する画像処理方法であって、 入力画像を複数の色について2値化処理し、2値化され
    た色毎の画像データを1つにまとめて記憶し、この記憶
    された2値データに、所定のマークが有か無しかを判別
    し、所定マークが存在する場合に、その所定のマークで
    規定されるエリアの画像と設定画像との一致度をみて、
    所定画像の含否を判定するようにした画像処理方法。
  13. 【請求項13】入力された画像に、所定の画像が含まれ
    ているか否かを判定する画像処理方法であって、 2値化された入力画像データ中の特定エリアに、所定の
    マークが存在するか否かを判定する第1の判定と、特定
    のエリア内に所定の複数のマークが所定の位置関係にあ
    るか否かを判定する第2の判定とを併用して判定するよ
    うにした画像処理方法。
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