JPH09160209A - 自動現像処理装置におけるフィルム巻取り中間カートリッジ - Google Patents

自動現像処理装置におけるフィルム巻取り中間カートリッジ

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JPH09160209A
JPH09160209A JP7320692A JP32069295A JPH09160209A JP H09160209 A JPH09160209 A JP H09160209A JP 7320692 A JP7320692 A JP 7320692A JP 32069295 A JP32069295 A JP 32069295A JP H09160209 A JPH09160209 A JP H09160209A
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Masayuki Kojima
昌幸 児島
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Noritsu Koki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 中間カートリッジ内に設けたフィルム巻取り
ローラに必要以上に巻き込まれたり、中で絡まったりし
た未現像フィルムを損なうことなく容易に取り出せるよ
うにすることにある。 【解決手段】 中間カートリッジ1を、フィルム巻取り
ローラ5やフィルム案内具9を有する中間カートリッジ
本体3と、フィルム案内具21等を有するベース体4と
に分割形成し、通常は中間カートリッジ本体3とベース
体4とを合体して使用し、フィルムがフィルム巻取りロ
ーラ5に必要以上に巻き付いた場合や絡まった場合に
は、中間カートリッジ本体3とベース体4とを分離して
フィルム巻取りローラ5に巻き付いたフィルムを簡単に
取り除くことができるようにしてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、現像する未現像フ
ィルムをカートリッジから自動的に引出して現像する前
に、一時的に巻取るための自動現像処理装置におけるフ
ィルム巻取り中間カートリッジに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年開発されたAPSフィルムを現像処
理する自動現像処理装置においては、この装置の所定箇
所にセットされたカートリッジから未現像のAPSフィ
ルムを引き出し、上記引き出したフィルムを一時的に中
間カートリッジに巻き取っている。そしてこの巻き取っ
たフィルムを中間カートリッジから再び自動的に引き出
して自動現像処理装置内に設けた現像処理部で現像処理
を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように未現像の
APSフィルムを巻き取るために設けられた従来の中間
カートリッジでは、構造上分割することが不可能なよう
に一体形成されていて、自動現像処理装置の所定箇所に
取り外し出来ないように設けてあったため、この中間カ
ートリッジに巻き込まれてしまった未現像フィルムを取
り出すとなると、非常に大変であった。また、巻き込ま
れた未現像フィルムが中で絡まったりした場合、未現像
フィルムが感光しないようにして取り出すには、中間カ
ートリッジ等に遮光布等を被せて手探りで中間カートリ
ッジから未現像フィルムを取り出さなければならなかっ
た。しかし、このようにして取り出しても未現像フィル
ムを露光させてしまったり、損傷を与えてしまうといっ
た懸念があった。
【0004】本発明はこのような点に鑑みて開発された
ものであり、その目的とするところは、中間カートリッ
ジ内に設けたフィルム巻取りローラに必要以上に巻き込
まれたり、中で絡まったりした未現像フィルムを損なう
ことなく容易に取り出せるようにした自動現像処理装置
におけるフィルム巻取り中間カートリッジを提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は上記の
目的を有効に達成するために、次のような構成にしてあ
る。すなわち、未現像フィルムを巻回収納したカートリ
ッジから自動的に未現像フィルムを引出して中間カート
リッジに巻取り、この中間カートリッジに巻取られた未
現像フィルムを中間カートリッジから引き出して現像処
理するようにした自動現像処理装置において、上記中間
カートリッジを、フィルム巻取りローラを設けると共に
このローラの外周に沿ってフィルム案内通路を形成しさ
らに未現像フィルムを案内する案内具を設けた中間カー
トリッジ本体と、上記フィルム案内通路に連通するフィ
ルム導入通路を形成すると共に上記フィルム巻取りロー
ラに巻き取られる未現像フィルムを案内する案内具を設
けたベース体とに分割形成し、上記中間カートリッジ本
体とベース体とを結合させることができると共に、ベー
ス体から中間カートリッジ本体を取り外すことができる
ようにした構成にしてある。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図1〜図4に基づいて説明する。図中符号1は自動現
像処理装置におけるフィルム巻取り中間カートリッジで
あって、この中間カートリッジ1は、カートリッジ(図
示せず)から自動的に引き出された未現像フィルム2を
一時的に巻き取るためのものである。
【0007】この中間カートリッジ1は、中間カートリ
ッジ本体3と、ベース体4とに二つ割りに分割形成され
ている(図4参照)。上記の中間カートリッジ本体3に
は、フィルム巻取りローラ5が回動自在に設けられ、こ
のフィルム巻取りローラ5は自動現像処理装置本体(図
示せず)側に設けられたモータ6(図2参照)によって
ベルト7を介して回動できるようにしてある。
【0008】また、中間カートリッジ本体3には、上記
のフィルム巻取りローラ5の外周に沿ってフィルム案内
通路8が形成されている。さらに、フィルム案内通路8
の途中にはフィルム巻取りローラ5に巻き取られる未現
像フィルム2を案内するための案内具9が設けられてい
る。
【0009】この案内具9(図1、図3参照)は、2個
のローラ10、ローラ軸11、支持ブラケット12、ブ
ラケット支持軸13並びにバネ14とからなり、支持ブ
ラケット12はブラケット支持軸13を介して揺動自在
に中間カートリッジ本体3内のフィルム案内通路8近傍
に設けられている。また支持ブラケット12の先端に
は、ローラ軸11が上記ブラケット支持軸13と平行に
して回動自在に設けられ、ローラ軸11の両端近傍には
ローラ10が設けられている。さらに、支持ブラケット
12の先端寄りの後方には、支持ブラケット押圧用のバ
ネ14が中間カートリッジ本体3内に形成した凹部15
に一端を係止され、他端を支持ブラケット12に係止す
るようにして設けられている。このバネ14は、常時支
持ブラケット12をフィルム巻取りローラ5側に押圧す
るように弾発付勢し、ローラ軸11を介して支持ブラケ
ット12に設けられたフィルム案内通路8に臨む各ロー
ラ10は、フィルム巻取りローラ5の外面に当接してい
る。
【0010】一方、ベース体4(図1、図2参照)は、
上記中間カートリッジ本体3と結合・分離できるように
形成され、中間カートリッジ本体3の下部に穿設された
貫通孔17(図4参照)を介してベース体4の下部に形
成されたネジ孔18に止めネジ16を取り付けることに
よって結合できるようにしてある。
【0011】また、ベース体4内には、中間カートリッ
ジ本体3のフィルム案内通路8に連通するフィルム導入
通路19が、中間カートリッジ本体3のフィルム巻取り
ローラ5の外周に沿うように形成されている。このフィ
ルム導入通路19の一端は、ベース体4の上部に形成さ
れたのフィルム巻取り取り入口20に連通している。カ
ートリッジ(図示せず)から引き出された未現像フィル
ム2は、このフィルム巻取り取り入口20から中間カー
トリッジ1内に導かれる。
【0012】さらに、このベース体4のフィルム導入通
路19の中間部には、上記中間カートリッジ本体3に設
けた案内具9と同様の案内具21が設けてある。すなわ
ち、この案内具21は、2個のローラ22、ローラ軸2
3、支持ブラケット24、ブラケット支持軸25並びに
バネ26とからなる。
【0013】上記支持ブラケット24は、ブラケット支
持軸25を介して揺動自在にベース体4内に設けられて
いる。また支持ブラケット24の先端には、ローラ軸2
3が上記ブラケット支持軸25と平行に配され回動自在
に設けてある。ローラ軸23の両端近傍にはそれぞれロ
ーラ22が設けてある。
【0014】さらに、支持ブラケット24の先端寄りの
後方には、支持ブラケット押圧用のバネ26がベース体
4内に形成した凹部27に一端を係止され、他端を支持
ブラケット24に係止するようにして設けてある。この
バネ26は弾発付勢によって常時支持ブラケット24を
フィルム巻取りローラ5側に押圧し、ローラ軸23を介
して支持ブラケット24に設けられた各ローラ22を、
フィルム巻取りローラ5に当接させるようにしてある。
なお、フィルム巻取り入口20の近傍には、フィルム巻
取り中間カートリッジ1内に搬送された未現像フィルム
1を検出するセンサ28が設けてある。
【0015】上述のような構成からなるフィルム巻取り
中間カートリッジ1では、中間カートリッジ本体3とベ
ース体4とを係合させ、止めネジ16で固定して自動現
像処理装置本体(図示せず)の所定箇所に設け、ベルト
7をフィルム巻取りローラ5とモータ6とに張設する。
【0016】このようにして自動現像処理装置を起動さ
せることにより、カートリッジから自動的に引き出され
た未現像フィルム1がフィルム巻取り中間カートリッジ
1側に送られてくると、フィルム巻取り入口20の手前
に設けたセンサ28によって上記未現像フィルム1を検
出する。このことにより、モータ6が駆動し、ベルト7
を介してフィルム巻取りローラ5は回動する。ベース体
4のフィルム導入通路19内に送られてきた未現像フィ
ルム1は、案内具21のローラ22によってフィルム巻
取りローラ5に押圧され、さらに中間カートリッジ本体
3のフィルム案内通路8に送られてきた未現像フィルム
1は案内具9のローラ10によってフィルム巻取りロー
ラ5に押圧される。そしてフィルム巻取りローラ5の回
動とともにこのローラ5の外周に沿って巻かれていく。
このようにしてフィルム巻取りローラ5に巻き取られた
未現像フィルム1が上記センサ28から外れると、すぐ
にモータ6が止まり、フィルム巻取りローラ5は巻き取
りを停止する。
【0017】この時、もしセンサ28が故障している
と、未現像フィルム1はフィルム巻取りローラ5に完全
に巻き込まれてしまうことになる。このようになった場
合は、中間カートリッジ本体3とベース体4とを結合し
ている止めネジ16を外し、ベース体4から中間カート
リッジ本体3を取り外し、この中間カートリッジ本体3
を暗箱等に入れてむき出しになった未現像フィルム1を
フィルム巻取りローラ5から取り除く。その後は再び中
間カートリッジ本体3をベース体4に結合すれば、簡単
に且つ短時間にフィルム巻取りローラ5に巻き付いた未
現像フィルム1を疵つけたり露光させることなく取り除
くことができる。
【0018】
【発明の効果】上述のように本発明の自動現像処理装置
におけるフィルム巻取り中間カートリッジでは、フィル
ム巻取りローラを設けた中間カートリッジと、ベース体
とに分割形成してあるため必要に応じて簡単に分離する
ことができ、未現像フィルムがフィルム巻取りローラに
完全に巻き込まれた場合や、巻き込まれた未現像フィル
ムが絡まってしまった場合でも、ベース体から中間カー
トリッジ本体を取り外すことにより、中間カートリッジ
本体のフィルム巻取りローラに巻き付いたり、絡まった
未現像フィルムを簡単に取り除くことができる。
【0019】また、このフィルム巻取り中間カートリッ
ジ以外の自動現像処理装置の他の部分が故障し、この中
間カートリッジのフィルム巻取りローラで未現像フィル
ムを巻取り中に巻取り停止した場合でも、手動でこのフ
ィルムをフィルム巻取りローラに巻き取らせ、中間カー
トリッジ本体を暗箱等に移すことによりフィルムにダメ
ージを与えることなく未現像フィルムを保護することが
でき、また上記故障した部分を安心して修理することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフィルム巻取り中間カートリッジの正
面説明図である。
【図2】モータ6とベルト7を設けた図1の簡略右側面
図である。
【図3】図1の簡略左側面図である。
【図4】本発明のフィルム巻取り中間カートリッジ1
を、中間カートリッジ本体3とベース体4とに分離した
状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 フィルム巻取り中間カートリッジ 2 未現像フィルム 3 中間カートリッジ本体 4 ベース体 5 フィルム巻取りローラ 8 フィルム案内通路 9 案内具 19 フィルム導入通路 21 案内具

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 未現像フィルムを巻回収納したカートリ
    ッジから自動的に未現像フィルムを引出して中間カート
    リッジに巻取り、この中間カートリッジに巻取られた未
    現像フィルムを中間カートリッジから引き出して現像処
    理するようにした自動現像処理装置において、上記中間
    カートリッジを、フィルム巻取りローラを設けると共に
    このローラの外周に沿ってフィルム案内通路を形成しさ
    らに未現像フィルムを案内する案内具を設けた中間カー
    トリッジ本体と、上記フィルム案内通路に連通するフィ
    ルム導入通路を形成すると共に上記フィルム巻取りロー
    ラに巻き取られる未現像フィルムを案内する案内具を設
    けたベース体とに分割形成し、上記中間カートリッジ本
    体とベース体とを結合させることができると共に、ベー
    ス体から中間カートリッジ本体を取り外すことができる
    ようにしたことを特徴とする自動現像処理装置における
    フィルム巻取り中間カートリッジ。
JP7320692A 1995-09-18 1995-12-08 自動現像処理装置におけるフィルム巻取り中間カートリッジ Expired - Fee Related JP3011078B2 (ja)

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EP96306511A EP0763778B1 (en) 1995-09-18 1996-09-09 Automatic film unloading apparatus and intermediate film takeup cartridge of automatic film developing apparatus
DE69623088T DE69623088T2 (de) 1995-09-18 1996-09-09 Automatisches Filmentladegerät und Zwischenladekassette für Film in einem automatischen Filmentwicklungsgerät
US08/712,848 US5897070A (en) 1995-09-18 1996-09-12 Automatic film unloading apparatus and intermediate film takeup cartridge of automatic film developing apparatus

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