JPH09160107A - カメラ - Google Patents
カメラInfo
- Publication number
- JPH09160107A JPH09160107A JP7345453A JP34545395A JPH09160107A JP H09160107 A JPH09160107 A JP H09160107A JP 7345453 A JP7345453 A JP 7345453A JP 34545395 A JP34545395 A JP 34545395A JP H09160107 A JPH09160107 A JP H09160107A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- camera
- vibration
- sensors
- unit
- cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
- Adjustment Of Camera Lenses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 コンパクト化され、且つグリップ性が確保さ
れたカメラを提供する。 【解決手段】 カメラの被覆部を防振ユニットの形状に
沿い形成して、拇指の当接する窪み部を有するグリップ
部を構成する。
れたカメラを提供する。 【解決手段】 カメラの被覆部を防振ユニットの形状に
沿い形成して、拇指の当接する窪み部を有するグリップ
部を構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカメラに関する。な
かでも防振ユニットを装備するカメラに関する。
かでも防振ユニットを装備するカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カメラを用いる写真撮影で、撮影
不良の原因の主なものに、露出不良、ピンぼけ、手振れ
等がある。近年自動露出、自動合焦等の技術が発達し、
これらの装置を装備するカメラが普及し、露出不良及び
ピンぼけは減少した。しかしながら、手振れは相変わら
ず減少することはなかった。
不良の原因の主なものに、露出不良、ピンぼけ、手振れ
等がある。近年自動露出、自動合焦等の技術が発達し、
これらの装置を装備するカメラが普及し、露出不良及び
ピンぼけは減少した。しかしながら、手振れは相変わら
ず減少することはなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】他方、近時防振技術が
発達し、種々の振動に対応可能になり、又小型化されて
きている。そのために防振技術を手振れによる不良を減
少するために応用し、防振ユニットをカメラに装備する
ことが行われるようになった。防振ユニットは互いに直
交する2本の防振センサーと防振センサー基板とからな
り、カメラの振動を可能な限り直接的に検知するために
被覆部の内側に装備されている。防振ユニットの装備に
より、手振れによる不良は減少しはじめている。しか
し、防振センサーは薄小でなく、厚く、且つ長い部品で
あるために、防振ユニットの装備によりカメラは厚く、
大きくなり、且つ把握して保持するのに困難を感ずると
いう問題があった。
発達し、種々の振動に対応可能になり、又小型化されて
きている。そのために防振技術を手振れによる不良を減
少するために応用し、防振ユニットをカメラに装備する
ことが行われるようになった。防振ユニットは互いに直
交する2本の防振センサーと防振センサー基板とからな
り、カメラの振動を可能な限り直接的に検知するために
被覆部の内側に装備されている。防振ユニットの装備に
より、手振れによる不良は減少しはじめている。しか
し、防振センサーは薄小でなく、厚く、且つ長い部品で
あるために、防振ユニットの装備によりカメラは厚く、
大きくなり、且つ把握して保持するのに困難を感ずると
いう問題があった。
【0004】本発明は上記の課題に鑑み、コンパクト化
され、且つグリップ性が確保されたカメラを提供するこ
とを目的とする。
され、且つグリップ性が確保されたカメラを提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、防振ユニット
を被覆部の内側に装備するカメラにおいて、前記被覆部
は、前記防振ユニットの形状に沿い、前記被覆部の内側
の前記防振ユニットの近傍に形成される空間を極小なら
しめる如くに形成されたことを特徴とするカメラを構成
した。そして、互いに直交する2本の防振センサーと防
振センサー基板とからなる防振ユニットを被覆部の内側
に装備するカメラにおいて、前記2本の防振センサーは
前記防振センサー基板上に互いにL字状に直交し、且つ
段差を形成して設置され、前記防振センサー基板の面と
L字状の前記段差の面とにより形成される前記防振ユニ
ットの凹部の形状に沿い前記被覆部の凹部が形成され、
前記被覆部の凹部が前記カメラのグリップ部の指の当接
する窪み部を構成することを特徴とするカメラを構成し
た。又、前記指は右手の拇指であることが望ましいもの
として構成した。
を被覆部の内側に装備するカメラにおいて、前記被覆部
は、前記防振ユニットの形状に沿い、前記被覆部の内側
の前記防振ユニットの近傍に形成される空間を極小なら
しめる如くに形成されたことを特徴とするカメラを構成
した。そして、互いに直交する2本の防振センサーと防
振センサー基板とからなる防振ユニットを被覆部の内側
に装備するカメラにおいて、前記2本の防振センサーは
前記防振センサー基板上に互いにL字状に直交し、且つ
段差を形成して設置され、前記防振センサー基板の面と
L字状の前記段差の面とにより形成される前記防振ユニ
ットの凹部の形状に沿い前記被覆部の凹部が形成され、
前記被覆部の凹部が前記カメラのグリップ部の指の当接
する窪み部を構成することを特徴とするカメラを構成し
た。又、前記指は右手の拇指であることが望ましいもの
として構成した。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1〜図2
により説明する。図1において、カメラ1にはレンズ2
からなる光学系を保持するレンズ鏡筒3が設けられ、被
写体は圧板部材4上に圧展されたフィルム5上に結像す
る。フィルム5はカートリッジ室6に挿入されたカート
リッジ(不図示)から1駒ごとに順次スプール室7に挿
入されたスプール(不図示)に巻き取られる。メイン実
装基板8は電源供給用電池9及びコンデンサー10に接
続し、レンズ鏡筒3は鏡筒駆動用モーター12により駆
動される。防振ユニット13の防振センサー14aと防
振センサー基板15とは、カメラの後背部右側に配置さ
れ、防振センサー14aと防振センサー基板15とには
段差16が設けられている。カメラ本体外カバー17
は、レンズ鏡筒3部分を除き、カメラ1の全体を覆う被
覆部を形成している。カメラ本体外カバー17は防振セ
ンサー14aと防振センサー基板15とにできるだけ沿
った形状をなし、段差16に対応して窪み部18が形成
されている。
により説明する。図1において、カメラ1にはレンズ2
からなる光学系を保持するレンズ鏡筒3が設けられ、被
写体は圧板部材4上に圧展されたフィルム5上に結像す
る。フィルム5はカートリッジ室6に挿入されたカート
リッジ(不図示)から1駒ごとに順次スプール室7に挿
入されたスプール(不図示)に巻き取られる。メイン実
装基板8は電源供給用電池9及びコンデンサー10に接
続し、レンズ鏡筒3は鏡筒駆動用モーター12により駆
動される。防振ユニット13の防振センサー14aと防
振センサー基板15とは、カメラの後背部右側に配置さ
れ、防振センサー14aと防振センサー基板15とには
段差16が設けられている。カメラ本体外カバー17
は、レンズ鏡筒3部分を除き、カメラ1の全体を覆う被
覆部を形成している。カメラ本体外カバー17は防振セ
ンサー14aと防振センサー基板15とにできるだけ沿
った形状をなし、段差16に対応して窪み部18が形成
されている。
【0007】図2において、カメラ1の上面にはレリー
ズぼたん19と外部表示装置20とが、、後面上部には
ファインダー装置21が設けられている。カメラ本体外
カバー17の、カメラ1の後面中部には電源供給用電池
9の収納部22が突起している。点線で表すように、防
振センサー14a、14bと防振センサー基板15とが
カメラ1の後背部右側の、カメラ本体外カバー17の内
側に配置されている。
ズぼたん19と外部表示装置20とが、、後面上部には
ファインダー装置21が設けられている。カメラ本体外
カバー17の、カメラ1の後面中部には電源供給用電池
9の収納部22が突起している。点線で表すように、防
振センサー14a、14bと防振センサー基板15とが
カメラ1の後背部右側の、カメラ本体外カバー17の内
側に配置されている。
【0008】カメラ本体外カバー17の、防振センサー
基板15に沿って形成された部分は、防振センサー14
a、14bに沿って形成された部分より陥没し、窪み部
18が形成されている。又点線で現すように、右手23
がカメラ1を把握すると、拇指24は窪み部18に嵌ま
り込み、人指指25は先端部でレリーズぼたん19の上
に位置する状態になる。
基板15に沿って形成された部分は、防振センサー14
a、14bに沿って形成された部分より陥没し、窪み部
18が形成されている。又点線で現すように、右手23
がカメラ1を把握すると、拇指24は窪み部18に嵌ま
り込み、人指指25は先端部でレリーズぼたん19の上
に位置する状態になる。
【0009】次に防振ユニット13の形状と窪み部18
について図3〜図4により詳述する。防振ユニット13
の防振センサー基板15は薄い矩形の板である。防振セ
ンサー14a、14bは厚く細長い平行六面体形状であ
り、互いに直交する方向で防振センサー基板15に固定
されている。防振センサーは平行六面体形状の細長い方
向に対して垂直な2方向の振動を検知するが、変更方向
の振動は検知できないから、直交する2個の防振センサ
ーで三次元的に振動を検知し、且つカメラの振動を防止
するものだからである。ここに防振センサー14aは垂
直方向の振動を、防振センサー14bは水平方向の振動
をそれぞれ検知・防止するセンサーである。
について図3〜図4により詳述する。防振ユニット13
の防振センサー基板15は薄い矩形の板である。防振セ
ンサー14a、14bは厚く細長い平行六面体形状であ
り、互いに直交する方向で防振センサー基板15に固定
されている。防振センサーは平行六面体形状の細長い方
向に対して垂直な2方向の振動を検知するが、変更方向
の振動は検知できないから、直交する2個の防振センサ
ーで三次元的に振動を検知し、且つカメラの振動を防止
するものだからである。ここに防振センサー14aは垂
直方向の振動を、防振センサー14bは水平方向の振動
をそれぞれ検知・防止するセンサーである。
【0010】防振センサー基板15の上面と防振センサ
ー14a、14bの上面との間に段差16が形成されて
いる。そのために防振センサー基板15の底面積で防振
センサー14a、14bの高さの、点線で示す空間26
が凹部として形成されることになる。カメラ本体外カバ
ー17を防振ユニット13に出来るだけ沿って形成する
と、防振センサー基板15の表面に沿い、段差16を立
ち上がり、防振センサー14a、14bの上面に沿った
ものとなるから、図4に示すように、空間26に相当す
る空間は、カメラ本体外カバー17の外側に窪み部18
を形成する。
ー14a、14bの上面との間に段差16が形成されて
いる。そのために防振センサー基板15の底面積で防振
センサー14a、14bの高さの、点線で示す空間26
が凹部として形成されることになる。カメラ本体外カバ
ー17を防振ユニット13に出来るだけ沿って形成する
と、防振センサー基板15の表面に沿い、段差16を立
ち上がり、防振センサー14a、14bの上面に沿った
ものとなるから、図4に示すように、空間26に相当す
る空間は、カメラ本体外カバー17の外側に窪み部18
を形成する。
【0011】本実施の形態では防振ユニットをカメラの
後背部右側に設けたが、例えば後背部左側、前面部右
側、又はスプール室前部に設けてもよい。又、2本の防
振センサーを分離し、1本の防振センサーで凹部を形成
することもできる。
後背部右側に設けたが、例えば後背部左側、前面部右
側、又はスプール室前部に設けてもよい。又、2本の防
振センサーを分離し、1本の防振センサーで凹部を形成
することもできる。
【0012】本実施の形態ではカメラ後部右側に窪みが
形成され、無用の空間によるカメラの大型化を抑制し、
右手拇指が窪みにはまりこむように当接するのでカメラ
を把握するのが容易且つ確実になった。
形成され、無用の空間によるカメラの大型化を抑制し、
右手拇指が窪みにはまりこむように当接するのでカメラ
を把握するのが容易且つ確実になった。
【0013】
【発明の効果】本発明により、コンパクト化され、且つ
グリップ性が確保されたカメラを提供できる。
グリップ性が確保されたカメラを提供できる。
【図1】実施の形態のカメラの横断面図。
【図2】実施の形態のカメラの後面斜視図。
【図3】実施の形態の防振ユニットの斜視図。
【図4】実施の形態の被覆部の防振ユニット部分の部分
斜視図。
斜視図。
1・・・・カメラ 13・・・・防振ユニット 14a、14b・・・・防振センサー 15・・・・防振センサー基板 16・・・・段差 17・・・・カメラ本体外カバー 18・・・・窪み部 23・・・・右手 24・・・・拇指
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永岡 靖紀 東京都千代田区丸の内3丁目2番3号 株 式会社ニコン内
Claims (3)
- 【請求項1】防振ユニットを被覆部の内側に装備するカ
メラにおいて、前記被覆部は、前記防振ユニットの形状
に沿い、前記被覆部の内側の前記防振ユニットの近傍に
形成される空間を極小ならしめる如くに形成されたこと
を特徴とするカメラ。 - 【請求項2】互いに直交する2本の防振センサーと防振
センサー基板とからなる防振ユニットを被覆部の内側に
装備するカメラにおいて、前記2本の防振センサーは前
記防振センサー基板上に互いにL字状に直交し、且つ段
差を形成して設置され、前記防振センサー基板の面とL
字状の前記段差の面とにより形成される前記防振ユニッ
トの凹部の形状に沿い前記被覆部の凹部が形成され、前
記被覆部の凹部が前記カメラのグリップ部の指の当接す
る窪み部を構成することを特徴とするカメラ。 - 【請求項3】前記指は右手の拇指であることを特徴とす
る請求項2に記載のカメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7345453A JPH09160107A (ja) | 1995-12-11 | 1995-12-11 | カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7345453A JPH09160107A (ja) | 1995-12-11 | 1995-12-11 | カメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09160107A true JPH09160107A (ja) | 1997-06-20 |
Family
ID=18376701
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7345453A Pending JPH09160107A (ja) | 1995-12-11 | 1995-12-11 | カメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09160107A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8264556B2 (en) | 2003-12-26 | 2012-09-11 | Nikon Corporation | Lens barrel unit |
-
1995
- 1995-12-11 JP JP7345453A patent/JPH09160107A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8264556B2 (en) | 2003-12-26 | 2012-09-11 | Nikon Corporation | Lens barrel unit |
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