JPH09159502A - 穀粒等の粒状被処理物流量の測定装置 - Google Patents

穀粒等の粒状被処理物流量の測定装置

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JPH09159502A
JPH09159502A JP7324189A JP32418995A JPH09159502A JP H09159502 A JPH09159502 A JP H09159502A JP 7324189 A JP7324189 A JP 7324189A JP 32418995 A JP32418995 A JP 32418995A JP H09159502 A JPH09159502 A JP H09159502A
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JP
Japan
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grain
flow rate
granular
pair
processed
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Application number
JP7324189A
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English (en)
Inventor
Wataru Nakagawa
渉 中川
Keita Kamikubo
啓太 上窪
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Yanmar Co Ltd
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Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 脱穀装置における揚穀筒28の上端の出口部
34から放出される穀粒の流量を正確に計測する。 【解決手段】 脱穀装置にて脱穀済の穀粒を揚穀する揚
穀筒28の上端の出口部34を左右一対の電気絶縁性の
縦板38,38と、金属板製の上下一対の横板39a,
39bとで矩形筒状に形成し、上下一対の横板39a,
39bを、互いに極性の異なる電極面となした静電容量
形センサ39に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自走自脱式コンバ
イン及び据え置き式の脱穀機における脱穀装置等の穀粒
収穫機や、穀粒選別装置、籾乾燥装置、精米器等の穀粒
処理装置において脱穀済の穀粒等の粒状被処理物を収容
タンク等へ搬送する通路の出口部にて、穀粒等の粒状被
処理物の単位時間あたりの流量を測定するための装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、コンバイン等の脱穀装置におけ
る扱室にて脱穀された籾や穀粒等の被処理物は、扱室の
下方に備えられた揺動選別装置と、その前方下部に配置
された唐箕フアンによる選別風とにより穀粒と藁屑とに
比重選別され、精粒としての穀粒を一番樋に集める一
方、枝梗付着粒や穂切れ粒等の二番還元物は二番受樋に
集め、その二番還元スロワーから二番還元筒を介して前
記扱室に還元して再処理する。
【0003】この場合、単位時間あたりの脱穀量が多過
ぎるとこれにつれて二番還元物の量が多くなり、扱室内
での処理量が多過ぎて過負荷の状態が生じる。この状態
を感知して扱室への穀稈の供給量を減少させたり、揺動
選別装置におけるチャフシーブ(横桟シーブ)の水平に
対する傾斜角度を変更したり、コンバインの前進速度を
減速させて脱穀量を減少させたりするため、実開昭60
−121741号公報では、二番還元筒に超音波センサ
を設けて、当該二番還元筒内の単位時間当たりの穀粒の
流量を測定することが開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この種の超音波センサ
は、例えば、前記先行技術のように、超音波を発射する
発信器とこれを受ける受信器の対を、二番還元筒等、粒
状被処理物が通過する通路の側板等に相対向して設けて
通路内の被処理物の流量が多いと超音波の透過量(透過
率)が少なくなる現象を利用して流量を検出するいわゆ
る超音波透過型測定装置や、発信器と受信器とを通路の
同じ側に配設し、発信器から発射した超音波が粒状被処
理物に反射されたものを受信器にて受信し、この超音波
の反射量(反射率)が粒状被処理物の流量に比例するこ
とを利用したいわゆる超音波反射型測定装置が採用され
ている。
【0005】ところで、粒状被処理物が通路に沿って風
と共に搬送される場合やスロワーにより投げ上げ搬送さ
れる場合には、当該粒状被処理物同士の衝突や通路の壁
面と粒状被処理物との衝突又は擦れにより超音波が発生
することは避けられないから、前記いずれの測定装置に
おいても、発信器から発射した超音波を基準にして受信
器に到達した部分の超音波の透過率や反射率を測定すべ
きであるのに、前記の衝突による超音波や、発信器から
発射された超音波が粒状被処理物や側板に当たって乱反
射した後の超音波や、脱穀装置等における各種回転部分
等から発生する超音波も受信器にて受信することにな
り、このような超音波をノイズと考えるとこの超音波ノ
イズが前記透過するなどした超音波に上載せされて受信
すると、前記透過率を正確に反映したことにならないの
で粒状被処理物の流量の測定結果に誤差をもたらすと云
う問題があった。
【0006】このような問題は、籾乾燥機、籾摺後にお
ける混合米から玄米を選別するための回転式穀粒選別装
置、精米機等における穀粒等の粒状被処理物が通過する
通路にその粒状被処理物の流量検出用の超音波センサを
設けた場合においても同様である。他方、特開平3−8
480号公報では、揺動選別機における穀粒選別用の傾
斜板に静電容量形センサを配置して、流落ちる穀粒の有
無を判断することを提案しているが、穀粒の流下量を計
測するまでには至っていないのであった。
【0007】本発明者は、静電容量形センサでは、自由
電荷を持たない非導電性物(誘電体)であっても、これ
を電極に接近させると、誘電体(絶縁物)の分子レベル
で電荷が移動するという分極が発生して、結果的には、
誘電体(絶縁物)の量に応じて電極の静電容量が増減す
るという現象を利用して、電気的に絶縁物である籾など
の穀粒の流量を測定することを提案するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】そのため、請求項1に記
載の発明の穀粒等の粒状被処理物流量の測定装置は、扱
室と揺動選別装置とを備えてなるコンバイン等の穀粒収
穫機や穀粒処理装置において、脱穀済の穀粒等の粒状被
処理物の収容タンク等への搬送通路の出口部の側壁また
は当該出口部の開口面を分断する仕切り板には、相対向
する一対の電極面を形成してなる静電容量形センサを配
置したものである。
【0009】また、請求項2に記載の発明の穀粒等の粒
状被処理物流量の測定装置は、扱室と揺動選別装置とを
備えてなるコンバイン等の穀粒収穫機や穀粒処理装置に
おいて、脱穀済の穀粒等の粒状被処理物の収容タンク等
への搬送通路の出口部の側壁または当該出口部の開口面
を分断する仕切り板には、その広幅表面に、一対の電極
面が相互に櫛歯状に隣接するように形成した静電容量形
センサを設けたものである。
【0010】
【発明の効果】即ち、本発明では、脱穀装置等におい
て、脱穀済の穀粒等の粒状被処理物が通過する搬送通路
の出口部の側壁または当該出口部の開口面を分断する仕
切り板に、相対向するように一対の電極面を形成したか
ら、この出口部を通過する穀粒等の粒状被処理物の単位
時間当たりの通過量と、ある一瞬(短時間)の通路パイ
プ内の粒状被処理物の層厚さ(または体積)とは比例す
るという現象と、出口部で相対向する一対の電極面から
なるいわゆるコンデンサ型の静電容量形センサを構成す
ると、この静電容量形センサにおける電極での分極によ
る電荷量(静電容量)は、その出口部を通過する誘電体
である粒状被処理物の体積に比例するという現象を利用
して、静電容量形センサによる静電容量を計測すれば、
その時々の粒状被処理物流量を知ることができるのであ
る。
【0011】同様に、前記出口部の側壁または当該出口
部の開口面を分断する仕切り板には、その広幅表面に、
一対の電極面が相互に櫛歯状に隣接するように形成すれ
ば、この静電容量形センサにおける電極での分極による
電荷量(静電容量)は、その出口部を通過する誘電体で
ある粒状被処理物の体積に比例するという現象を利用し
て、静電容量形センサによる静電容量を計測すれば、そ
の時々の粒状被処理物流量を知ることができるのであ
る。
【0012】そして、本発明では、脱穀済の穀粒等の粒
状被処理物の収容タンク等への搬送通路の出口部に前記
の静電容量形センサを設けて粒状被処理物流量を測定す
ることにより、粒状の被処理物の収穫量を換算して知る
ことができるという効果を奏する。
【0013】
【発明の実施の形態】次に本考案を具体化した実施形態
について説明すると、図示しないコンバインに搭載され
た脱穀装置1における扱室2は機体3内の前部(図1の
左側)に形成し、この扱室2内には外周に多数の扱歯4
を備え矢印Aの下扱き方向に回転する扱胴5を設ける。
扱胴5の下方には、クリンプ網6を、扱胴5の終端部に
おいて区画板7にて刺さり粒回収室8の下方を除いて張
設し、区画板7にて区画した部位を排塵口9を形成す
る。前記扱室2に隣接した後方の処理室11内には外周
に多数の扱歯を備えた処理胴10が配置されている。
【0014】機体の一方の側板の外面に沿って配置され
たフイードチェン12aと、挟やく杆12bとにより、
挟持された穀稈(図示せず)は扱胴5の始端側から終端
方向に沿って搬送され、排藁チェン13に引き継がれ
る。前記機体3内には、前記扱室2及び処理室11の下
方にわたって、前後に長い揺動選別装置14が、図1の
左右方向に揺動自在に配置され、機体3の後ろ側に抜き
出し可能に構成されている。即ち、揺動選別装置14
は、前後に長い揺動選別体15と、前記クリンプ網6の
略下方部位に設けたフイードパン16と、前記排塵口9
の下方から後方の部位にわたって設けた複数本の傾斜角
度可変式の横桟シーブ17と、終端部に設けた機体3の
幅方向に適宜間隔で複数本配置したストローラック18
と、前記傾斜角度可変の横桟シーブ17の下部に設けた
格子状の選別網19等から構成されており、ストローラ
ック18上の重い藁屑は機体3後端の排出口3aから排
出される。
【0015】揺動選別体15の前部左右両側に設けた前
部コロ体22a,22bを機体3の左右側板3a,3b
内面に固着した断面コ字状で且つ後向き開放状の揺動支
持ガイド体24a,24bに揺動可能に挿入支持され
(図2及び図3参照)、揺動選別体15の後部の偏心軸
25にて前後方向に揺動運動するように構成されてい
る。
【0016】なお、揺動選別体15の前後長手方向中途
部外面に設けた左右一対のガイドローラ(図示せず)
は、機体3の左右側板3a,3b内面に固着した断面L
字状等の前後長手のガイドレール(図示せず)に載置さ
れており、機体3の後方に揺動選別体15を抜き出すと
き、下方に落下せずに略水平に引き出すことができる構
成である。
【0017】前記機体3の下部には、揺動選別装置14
より下方位置に、その選別網19に向かって選別風を吹
き上げるようにした唐箕フアン29と、1番受樋20と
2番受樋30とが配設され、1番受樋20内に入った穀
粒は当該1番受樋20内におけるスクリューコンベヤ3
1及びこの端部に連設するスクリューコンベヤ28a付
き揚穀筒28を介して図示しない穀粒タンク(収容タン
ク)に放出される。また、2番受樋30内に入った穀粒
は当該2番受樋30内におけるスクリューコンベヤ32
及びこの端部に連設する縦方向の筒体34内のスクリュ
ーコンベヤ35からなる2番還元機構を介して揺動選別
装置14の横桟シーブ17の上面に還元移送するように
構成されている。
【0018】なお、処理室11の一側には、平面視にお
いて前記揺動選別装置14を挟んで、処理胴10と反対
側に吸引式の排塵フアン33の吸引口33aが開口して
あり、処理胴10の後部寄り部位から放出された軽い藁
屑や塵を機体3の後端から機外に排出するように構成さ
れている。この構成において、扱室2の前部側のクリン
プ網6からフイードパン16上に漏下した穀粒である粒
状被処理物は、後方の選別網19方向に流下させ、扱室
2の後部側から落下した藁屑混じりの粒状被処理物は、
横桟シーブ17に載り、揺動前別体15の前後方向の揺
動運動にて順次後方に送られながら、粒状被処理物は横
桟シーブ17の間を落下して選別網19に落下し、ここ
で、下方前方の唐箕フアン29からの上方後向きの風選
別を受けて、軽い藁屑は機体3後端の排出口3aまたは
排塵フアン33から機外に排出される。
【0019】次に、図4〜図6を参照しながら、揚穀筒
28の上端の出口部34に設けた静電容量形センサの第
1実施例の構成について詳述する。図4に示すごとく、
揚穀筒28の上端のケース36内には、垂直方向のスク
リューコンベヤ28aの軸35に連設して水平回転する
回転羽37を設けてあり、前記ケース36の一端の開口
部に連設させて出口部34を構成する。この出口部34
は正面視で横長矩形状とするため、それぞれ側壁となる
左右一対の縦板38,38と、上下一対の横板39a,
39bとにより筒状に形成する。そして、一対の縦板3
8,38を合成樹脂材等の電気絶縁性材料にて構成し、
上下一対の横板39a,39bを金属板等の導電体材料
にて構成することにより、当該一対の横板39a,39
b自体が適宜寸法隔て平行状に相対峙させた一対の電極
となして、いわゆるコンデンサ型の静電容量形センサ3
9を構成するのである。
【0020】図7に示す第2実施例の静電容量形センサ
40では、前記出口部34のそれぞれ側壁となる左右一
対の合成樹脂材等の電気絶縁性材料の縦板38と上下一
対の金属板等の導電体材料の横板39a,39bとによ
り筒状に形成する一方、量横板39a,39bの間に、
同じく金属板等の導電体材料の仕切り板41a,41b
a 一定間隔で配設する。そして、前記横板39aと仕
切り板41aとを一方の極性の電極に、横板39bと仕
切り板41bとを他方の極性の電極となるようにして、
いわゆるコンデンサ型の静電容量形センサ40を構成す
るのである。
【0021】この構成によれば、粒状被処理物の流れ方
向を挟んで相対向する仕切り板(横板)の広幅面が、適
宜隔てて平行状となり、この仕切り板(横板)の表面に
相対峙させた一対の電極面とするいわゆるコンデンサ型
の静電容量形センサを構成することができる。図8及び
図9の第3実施例の静電容量形センサ42では、前記図
4、図5における矩形筒状の出口部34の下側横板39
bを合成樹脂材等の電気絶縁性材料にて構成し、該下側
横板39bの上表面(広幅面)に一方の電極面42aと
他方の電極面42bとを、平面視で相互に櫛歯状に並ぶ
ように平行状に配置するものである。この場合、両電極
面42a,42bの各櫛歯部同士が互いに相手の櫛歯部
の隙間に位置するように噛み合わせ状に配置し、且つ隣
接する電極面の各櫛歯部同士の間に適宜寸法e1,e2
の隙間があるように配置し(図8参照)、電極面42
a,42bの表面は耐摩耗性の電気絶縁性被膜43(合
成樹脂材等)にて覆う(図9参照)。この場合、一対の
櫛歯状の電極面42a,42bの各櫛歯部の長手方向は
前記出口部分を粒状被処理物が通過する方向(図8の矢
印B方向)に沿うように形成するか、または、粒状被処
理物が通過する方向と直交する方向にに、一対の櫛歯状
の電極面42a,42bの各櫛歯部の長手方向を沿わせ
ることが好ましい。
【0022】なお、前記第3実施例では、粒状被処理物
の流れの巾の一部を測定するように静電容量形センサを
形成し、その検出値から出口部の巾全体での粒状被処理
物の流量を換算して求めても良いのである。図10は前
記一つの静電容量形センサ39を代表してその計測(検
出)回路図(ブロック図)を示すものであり、粒状被処
理物の流量を測定すべき静電容量形センサ39の一方の
電極39a側と、比較用(基準用)の静電容量形センサ
60の一方の電極とに発振回路61に接続して、交流電
界を加える。この場合、比較用の静電容量形センサ60
は、その静電容量が温度、湿度等の使用環境によって変
化しないものであり、粒状被処理物を通過させないこと
は勿論であって、いわゆる基準の静電容量を知るための
センサとなるものであって、通常、所定の静電容量値の
コンデンサを使用する。
【0023】そして、静電容量形センサ39の他方の電
極39bからの検出信号を電気容量/電圧変換回路(C
/V変換器)62aを介して、前記検出した静電容量を
電圧に変換した後、電圧比較回路63に入力する。同様
に、比較用(基準用)の静電容量形センサ60の他方の
電極からの検出信号を電気容量/電圧変換回路(C/V
変換)62bを介して、前記検出した静電容量を電圧に
変換した後、電圧比較回路63に入力する。そして、前
記比較用(基準用)の静電容量形センサ60による粒状
被処理物の流量が0の基準の検出値(電圧値)に対する
測定用の静電容量形センサ39の電圧値の差の出力値を
差動増幅回路64に入力し、該増幅回路64にて電圧を
増幅し、制御するためのコントローラユニット65に入
力する。
【0024】なお、差動増幅回路64には、測定値の基
準電圧値を知るための基準電圧回路66から基準電圧
(例えば5ボルト)を付与する。また、コントローラユ
ニット65からの出力値(粒状被処理物の流量に換算し
たものでも良い)を示すための液晶表示装置等の表示回
路67を接続してあり、コントローラユニット65から
の出力値にて、後述するアクチュエータ68を駆動する
ための駆動回路69を作動させる。
【0025】上述のようにして静電容量形センサ39等
にて揚穀筒28上端の出口部34から図示しない穀粒の
収容タンク等へ放出される穀粒の単位時間当たりの穀粒
流量を計測することができる。そして、コントローラユ
ニット65にて前記電圧値が高いと穀粒流量が大きいと
判断し、また、電圧値が低いと穀粒流量が小さいと判断
して、所定の駆動回路69を作動させてアクチュエータ
68を駆動するのである。例えば、穀粒流量が少ないと
きには、一番受樋20への揺動選別装置14における横
桟シーブ17の傾斜角度を大きくなるように立たせ、反
対に流量が多いときには横桟シーブ17の傾斜角度を小
さくなるように寝かすというように前記横桟シーブ17
の角度を増減させるための正逆回転可能なモータを駆動
する一方、その状態の表示をする表示メータに接続する
のである。
【0026】その他、例えば、被処理物の流量が大きく
なれば、唐箕フアン29の回転数を上昇させたり、風量
を増減するシャッタ(図示せず)の開口量を増大させた
り、コンバインの走行速度を減速して刈取り脱穀量を減
少せしめたり、反対に被処理物の流量が少ない時には、
刈取り脱穀量を増大するためコンバインの走行速度を早
めたり、さらには、揺動選別体15の振動数や振動振幅
を大きくして揺動選別作用を増大せしめなどにより単位
時間当たりの穀粒選別能力を増大させるなどの制御を実
行すれば良い。
【0027】なお、前記各実施例において、静電容量形
センサの各電極面の表面を、合成樹脂製のフイルム、例
えば、ポリプロピレンやポリイミド樹脂などの膜体で覆
って、湿度や穀粒との摩擦等による電極の劣化を防止す
ることが好ましい。なお、本発明はコンバインばかりで
なく、籾と玄米の選別装置や精米装置等にも適用できる
ことは云うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】脱穀装置の断面図である。
【図2】脱穀装置の平断面図である。
【図3】図1の III−III 線矢視断面図である。
【図4】揚穀筒上端の出口部の要部断面図である。
【図5】揚穀筒状態の出口部の斜視図である。
【図6】揚穀筒上端の出口部の正面図である。
【図7】静電容量形センサの第2実施例の斜視図であ
る。
【図8】静電容量形センサの第3実施例の平面図であ
る。
【図9】図8のIX−IX線矢視断面図である。
【図10】静電容量形センサ及び検出回路のブロック回
路図である。
【符号の説明】
2 扱室 5 扱胴 6 クリンプ網 14 揺動選別装置 15 揺動選別体 16 フイードパン 17 横桟シーブ 19 選別網 20 一番受樋 28 揚穀筒 30 二番受樋 34 出口部 37 回転羽 38 縦板 39、40,42 静電容量形センサ 41a,41b 仕切り板 39a,42a 一方の電極面 39b,42b 他方の電極面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扱室と揺動選別装置とを備えてなるコン
    バイン等の穀粒収穫機や穀粒処理装置において、脱穀済
    の穀粒等の粒状被処理物の収容タンク等への搬送通路の
    出口部の側壁または当該出口部の開口面を分断する仕切
    り板には、相対向する一対の電極面を形成してなる静電
    容量形センサを配置したことを特徴とする穀粒等の粒状
    被処理物流量の測定装置。
  2. 【請求項2】 扱室と揺動選別装置とを備えてなるコン
    バイン等の穀粒収穫機や穀粒処理装置において、脱穀済
    の穀粒等の粒状被処理物の収容タンク等への搬送通路の
    出口部の側壁または当該出口部の開口面を分断する仕切
    り板には、その広幅表面に、一対の電極面が相互に櫛歯
    状に隣接するように形成した静電容量形センサを設けた
    ことを特徴とする穀粒等の粒状被処理物流量の測定装
    置。
JP7324189A 1995-12-13 1995-12-13 穀粒等の粒状被処理物流量の測定装置 Pending JPH09159502A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AT505193B1 (de) * 2006-11-14 2009-05-15 Univ Graz Tech Vorrichtung und verfahren zur zuverlässigen bestimmung des massendurchflusses in schneckenförderern
CN109479528A (zh) * 2018-10-29 2019-03-19 山东交通职业学院 一种玉米收割去皮脱粒质检装置

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CN109479528B (zh) * 2018-10-29 2021-07-02 山东交通职业学院 一种玉米收割去皮脱粒质检装置

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