JPH09158636A - 電動ブラインドシステム - Google Patents

電動ブラインドシステム

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Publication number
JPH09158636A
JPH09158636A JP32453295A JP32453295A JPH09158636A JP H09158636 A JPH09158636 A JP H09158636A JP 32453295 A JP32453295 A JP 32453295A JP 32453295 A JP32453295 A JP 32453295A JP H09158636 A JPH09158636 A JP H09158636A
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JP
Japan
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electric
individual
blind
blinds
control device
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Application number
JP32453295A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshimitsu Honda
敏光 本多
Yasuhiro Okada
泰宏 岡田
Shigeyuki Nakatsuka
重行 中塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tosoh Corp
Original Assignee
Toso KK
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Publication date
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Publication of JPH09158636A publication Critical patent/JPH09158636A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブラインドの使い勝手を向上させ、ブライン
ドの管理を容易にし、ユーザの使い勝手を向上させ、ま
た整備効率を改善する。 【解決手段】 中央制御装置(5)は2種類以上の組み
合わせから成る電動ブラインド群別に電動ブラインドの
昇降を制御する。また、中央制御装置により電動ブライ
ンドの群番号を設定ないし変更し、好ましくは、中央制
御装置は手元操作により群番号を設定ないし変更でき、
手元操作により両端停止位置を個別番号別に指定ないし
変更でき、個別番号が設定された電動ブラインドと個別
番号が設定されていない電動ブラインドとを区別して表
示する。一方、中間制御装置(9)は手元操作により電
動ブラインドに対して第2の個別番号ないし第2の群番
号を設定し第2の個別番号ないし第2の群番号に基づい
て電動ブラインドを制御することができる。また、個別
制御装置(6)は通信回線の接続ミス、接続不良、断
線、短絡等の異常を検出する異常検出手段を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動ブラインドシ
ステム、特に、複数の電動ブラインドを通信回線を介し
て中央制御装置により制御する電動ブラインドシステム
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、建物内に配設された複数の電動ブ
ラインドは、ブラインド毎に配設された個別制御装置に
よりその昇降が個別に制御されていたが、各ブラインド
は必ずしも個別に制御する必要はなく、日差し等の関係
で南向き窓又は東向き窓のように電動ブラインドをグル
ープ化して制御し、又は夜間などには建物管理の都合
上、例えばビル単位、階単位、又はテナント単位等です
べて同時に制御する方が便利な場合が多い。そこで、複
数の電動ブラインドを中央制御装置から発せられた信号
により個別に、グループ別に、又はすべて同時に、ブラ
インドの停止位置を指定して通信回線を介して制御する
電動ブラインドシステムが開発され、特開平7−224
583等に開示されている。
【0003】これらの電動ブラインドシステムにおい
て、複数の電動ブラインドをグループ化する場合には、
各ブラインド又は個別制御装置に装備された所謂ディッ
プスイッチを操作して、ブラインド毎に、例えば、A−
1,A−2,・・・B−6のようにグループ及びその個
別番号を設定する。また、グループは重複しない組み合
わせから成るグループ化,つまり群化が可能である。さ
らに、ブラインドの上下限等の両端停止位置も各ブライ
ンド毎にリモートコントロール送信機等を用いて個別に
指定される。
【0004】また、上述した中央制御装置の場合より小
単位の、例えば室単位等でこれらの複数の電動ブライン
ドの一部分を個別に、又はグループ別に昇降したい場合
には、ユーザ自身が個別制御装置によりブラインド毎に
その操作を行っていくか、或いは中央制御装置が置かれ
た管理室等に連絡して中央制御装置により一括に操作し
てもらう方法が採られている。
【0005】また、中央制御装置と個別制御装置又は各
ブラインドとの間の通信回線に接続ミス、接続不良、断
線、短絡等の異常が発生した場合には、一般にその原因
を特定するのが困難な場合が多く、当該ブラインドの通
信回線のみならず他のブラインドの通信回線、中央制御
装置、個別制御装置等も順次点検して異常箇所の特定を
行っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の電動ブラインドシステムにおいては、上述した
ようにA−1,A−2,・・・B−6の如く重複しない
組み合わせから成る群の設定のみしかできず輻輳した群
化を行うことができないために、ブラインドの昇降を日
差し等に対応して群単位で微調整することができず、ブ
ラインドの使い勝手が悪いという問題がある。
【0007】また、電動ブラインドに対する個別及び群
番号の設定は、各ブラインド又は個別制御装置に装備さ
れた所謂ディップ(DIP)スイッチを操作してブライ
ンド毎に行なわなければならず、さらに、上下限等の両
端停止位置の設定も遠隔的に一箇所で行なうことができ
ないために、ブラインドの管理を煩雑にするという問題
がある。
【0008】一方、中央制御装置により制御される電動
ブラインドの一部分を、例えば室単位等で個別に、又は
群別に遠隔的に一箇所で操作することができないため
に、ユーザの使い勝手が悪いという問題がある。また、
中央制御装置と個別制御装置又は各ブラインドとの間の
通信回線に接続ミス、接続不良、断線、短絡等の異常が
発生した場合に、原因特定に多くの労力を要し整備効率
を悪化させるという問題がある。
【0009】本発明はこのような問題を解決するために
なされたもので、ブラインドの昇降を日差し等に合わせ
て群単位で微調整することによりブラインドの使い勝手
を向上させることができ、また、遠隔的に一箇所で個別
及び群番号、及び上下限等の両端停止位置を設定及び変
更できるようにしてブラインドの管理を容易にする一
方、ユーザが室単位等でブラインドを遠隔的に一箇所で
操作することを可能にしてユーザの使い勝手を向上させ
ることができ、また、通信回線に異常が発生した場合の
原因特定を容易にして整備効率を改善させることができ
る電動ブラインドシステムを提供することを課題とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明の電動ブラインドシステムは、複数の電動
ブラインドと、電動ブラインド毎に配設されて電動ブラ
インドの昇降を個別に制御する個別制御装置と、個別制
御装置と通信回線により接続されて電動ブラインドの昇
降を制御する中央制御装置とを備え、中央制御装置は、
2種類以上の組み合わせから成る電動ブラインド群別に
電動ブラインドの昇降を制御する。
【0011】また、本発明の電動ブラインドシステム
は、複数の電動ブラインドと、電動ブラインド毎に配設
されて電動ブラインドの昇降を個別に制御する個別制御
装置と、個別制御装置と通信回線により接続されて電動
ブラインドを電動ブラインドに対して設定された個別番
号ないし群番号に基づいて個別ないし1種類以上の組み
合わせから成るブラインド群別に、両端ないし任意の停
止位置を指定して昇降させることができる中央制御装置
とを備え、中央制御装置により電動ブラインドの群番号
を設定ないし変更する。好ましくは、中央制御装置は、
手元操作により群番号を設定ないし変更することがで
き、手元操作により両端停止位置を個別番号別に設定な
いし変更することができ、ないし個別番号が設定された
電動ブラインドと個別番号が設定されていない電動ブラ
インドとを区別して表示する。
【0012】一方、本発明の電動ブラインドシステム
は、複数の電動ブラインドと、電動ブラインド毎に配設
されて電動ブラインドの昇降を個別に制御する個別制御
装置と、個別制御装置と通信回線により接続されて電動
ブラインドを電動ブラインドに対して設定された第1の
個別番号ないし第1の群番号に基づいて個別ないし1種
類以上の組み合わせから成るブラインド群別に昇降させ
ることができる中央制御装置とを備え、個別制御装置と
中央制御装置との間の通信回線に接続されて電動ブライ
ンドを個別ないし1種類以上の組み合わせから成る群別
に昇降させることができる中間制御装置を更に備え、中
間制御装置は、手元操作により、これらの電動ブライン
ドに対して第2の個別番号ないし第2の群番号を設定す
ることができると共に第2の個別番号ないし第2の群番
号に基づいてこれらの電動ブラインドを制御することが
できる。
【0013】また、本発明の電動ブラインドシステム
は、複数の電動ブラインドと、電動ブラインド毎に配設
されて電動ブラインドの昇降を個別に制御する個別制御
装置と、個別制御装置と通信回線により接続されて電動
ブラインドの昇降を制御する中央制御装置とを備え、個
別制御装置は、通信回線の接続ミス、接続不良、断線、
短絡等の異常を検出する異常検出手段を備える。
【0014】
【発明の実施の形態】上述の電動ブラインドシステム
は、複数の電動ブラインドと、電動ブラインド毎に配設
されて電動ブラインドの昇降を個別に制御する個別制御
装置と、個別制御装置と通信回線により接続されて電動
ブラインドの昇降を制御する中央制御装置とを備え、中
央制御装置は、2種類以上の組み合わせから成る電動ブ
ラインド群別に電動ブラインドの昇降を制御するので、
輻輳した群化を同時に行うことができ、ブラインドの昇
降を日差し等に合わせて群単位で微調整できるようにな
る。
【0015】また、上述の電動ブラインドシステムは、
複数の電動ブラインドと、電動ブラインド毎に配設され
て電動ブラインドの昇降を個別に制御する個別制御装置
と、個別制御装置と通信回線により接続されて電動ブラ
インドを電動ブラインドに対して設定された個別番号な
いし群番号に基づいて個別ないし1種類以上の組み合わ
せから成るブラインド群別に両端ないし任意の停止位置
を指定して昇降させることができる中央制御装置とを備
え、中央制御装置により電動ブラインドの群番号を設定
ないし変更し、好ましくは、中央制御装置は、手元操作
により群番号を設定ないし変更することができ、手元操
作により両端停止位置を個別番号別に指定ないし変更す
ることができ、ないし個別番号が設定された電動ブライ
ンドと個別番号が設定されていない電動ブラインドとを
区別して表示するので、中央制御装置から遠隔的に一箇
所で群番号、ないし両端停止位置を容易に設定ないし変
更することができ、また通信回線に接続されているブラ
インドの個別番号の確認及び個別番号の重複の検証等を
行うことができるようになる。
【0016】一方、上述の電動ブラインドシステムは、
複数の電動ブラインドと、電動ブラインド毎に配設され
て電動ブラインドの昇降を個別に制御する個別制御装置
と、個別制御装置と通信回線により接続されて電動ブラ
インドを電動ブラインドに対して設定された第1の個別
番号ないし第1群番号に基づいて個別ないし1種類以上
の組み合わせから成るブラインド群別に昇降させること
ができる中央制御装置とを備え、個別制御装置と中央制
御装置との間の通信回線に接続されて電動ブラインドを
個別ないし1種類以上の組み合わせから成る群別に昇降
させることができる中間制御装置を更に備え、中間制御
装置は、手元操作により、これらの電動ブラインドに対
して第2の個別番号ないし第2の群番号を設定すること
ができると共に第2の個別番号ないし第2の群番号に基
づいてこれらの電動ブラインドを制御することができる
ので、ユーザが室単位等でこれらの電動ブラインドを遠
隔的に一箇所で個別に、又はブラインド群別に操作でき
るようになる。
【0017】また、上述の電動ブラインドシステムは、
複数の電動ブラインドと、電動ブラインド毎に配設され
て電動ブラインドの昇降を個別に制御する個別制御装置
と、個別制御装置と通信回線により接続されて電動ブラ
インドの昇降を制御する中央制御装置とを備え、個別制
御装置は、通信回線の接続ミス、接続不良、断線、短絡
等の異常を検出する異常検出手段を備えたので、通信回
線に異常が発生した場合の原因特定を容易にする。
【0018】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図13
を参照して詳細に説明する。図1は、本電動ブラインド
システムの一実施例を示すブロック図であり、 符号1
はコンピュータを示す。コンピュータ1は建物に配設さ
れたすべての電動ブラインドを制御する。マスタコント
ローラインタフェース(MCU I/F)2をコンピュ
ータ1に接続する。マスタコントローラ(MCU)5を
マスタコントローラインタフェース2に通信回線3及び
電源回線4を介して接続する。マスタコントローラ5
は、例えば建物の階単位、又はテナント単位等で配設
し、最大20台まで接続することができる。ターミナル
コントローラ(TCU)6をマスタコントローラ5に通
信回線3及び電源回線4を介して夫々接続する。ターミ
ナルコントローラ6は各電動ブラインドを個別に制御
し、1台のマスタコントローラ5に対して最大63台ま
で接続することができる。モータドライバユニット(M
DU)7を各ターミナルコントローラ6に夫々接続し、
個別用スイッチ(SW)8を各モータドライバユニット
7に夫々接続する。図示しない電動ブラインドが各モー
タドライバユニット7により夫々制御されて、スラット
の昇降及び角度変更等が行われる。電動ブラインドとし
ては、例えば、横型ブラインド、縦型ブラインド、横引
きカーテン、たぐり上げカーテン、ロールブラインド等
のあらゆる種類の電動ブラインドが適用できる。マルチ
スイッチ(MSW)9をターミナルコントローラ6とマ
スタコントローラ5との間の通信回線3に接続する。マ
ルチスイッチ9は一般にはマスタコントローラ5の場合
よりも小単位の、例えば室単位等で配設し、マスタコン
トローラ5により制御される電動ブラインドの一部分の
昇降を制御する。つまり、マルチスイッチ9は通信回線
3の何処にでも複数台を接続することができる。但し、
マルチスイッチ9はマスタコントローラ5により制御さ
れる電動ブラインドの全部、つまり最大63台までのブ
ラインドを制御することができる。
【0019】本電動ブラインドシステム作動を、図2な
いし図13を参照して説明する。本電動ブラインドシス
テムにおいて、各ブラインドを2種類の組み合わせの異
なるブラインド群、つまり16(1〜16)のグループ
と4(A〜D)のゾーンとに区分けする。まず、ターミ
ナルコントローラ6に配設された図示しないディップス
イッチにより各電動ブラインドに個別番号を設定する。
次に、マスタコントローラ5を手元操作して各ブライン
ドにグループ番号及びゾーン番号を設定する。図2に、
マスタコントローラ5による個別番号等の設定動作を示
す。即ち、ターミナルコントローラ6の個別番号を1〜
63の中から選択し(ステップS1)、ターミナルコン
トローラ6のゾーン番号を表示する(ステップS2)。
ゾーン番号をA〜Dの中から選んで設定し(ステップS
3)、登録するか否かを判定する(ステップS4)。こ
のゾーン番号を登録する場合にはゾーン番号の設定コマ
ンドを送信し(ステップS5)、登録しない場合にはス
テップS3を繰り返す。続いて、ターミナルコントロー
ラ6のグループ番号を表示し(ステップS6)、グルー
プ番号を1〜16の中から選んで設定し(ステップS
7)、登録するか否かを判定する(ステップS8)。こ
のグループ番号を登録する場合にはグループ番号の設定
コマンドを送信して(ステップS9)、当該ルーチンを
終了する。登録しない場合にはステップS7を繰り返
す。また、図3に、各ターミナルコントローラ6の設定
動作を示す。即ち、ターミナルコントローラ6は通信コ
マンドを受信すると(ステップS10)、個別番号が一
致するか否かを判定する(ステップS11)。個別番号
が一致しない場合には当該ルーチンを終了する。個別番
号が一致する場合には個別動作モードであるか否かを判
定し(ステップS12)、個別動作モードである場合に
は当該ルーチンを終了する。個別動作モードでない場合
にはゾーン番号設定コマンドであるか否かを判定し(ス
テップS13)、ゾーン番号設定コマンドである場合に
はゾーン番号を設定する(ステップS14)。ゾーン番
号設定コマンドでない場合にはグループ番号設定コマン
ドであるか否かを判定し(ステップS15)、グループ
番号設定コマンドである場合にはグループ番号を設定す
る(ステップS16)。グループ番号設定コマンドでな
い場合には当該ルーチンを終了する。
【0020】図4及び図5に、マスタコントローラ5の
操作板10を示す。このマスタコントローラ5の操作板
10を手元操作することにより、ゾーン番号、グループ
番号、及び電動ブラインドの上限及び下限の両端停止位
置を、次のように設定及び変更することができる。図4
に示すマスタコントローラ5のモード切換ボタン11を
押し、図5に示す表示パネル12の端末設定ランプ39
を点灯させて、送りボタン13を押す。これにより図5
に示す個別番号表示31が点灯するので、図4に示す移
動ボタン14,15を操作して1〜63の中から例えば
個別番号1を選択して、送りボタン13を押す。これに
より図5に示すゾーン番号表示32が点灯するので、移
動ボタン14,15を操作してA〜Dの中から例えばゾ
ーン番号Aを選択して、送りボタン13を押す。この結
果、図5に示すグループ番号表示33が点灯するので、
移動ボタン14,15を操作して1〜16の中から例え
ばグループ番号1を選択して、送りボタン13を押す。
一方、図6の(a)に示すように、電動ブラインドの上
限停止位置は−16〜+16の32段階に、また図6の
(b)に示すように、下限停止位置も−16〜+16の
32段階に夫々設定することができる。そこで、上述し
た送りボタン13の操作により図5に示す上限高さ表示
34が点灯するので、移動ボタン14,15を操作して
−16〜+16の中から例えば上限停止位置+5を選択
して、送りボタン13を押す。これにより上限停止位置
+5の設定又は変更が終了する。次に、図5に示す下限
高さ表示35が点灯するので、移動ボタン14,15を
操作して−16〜+16の中から例えば下限停止位置−
10を選択して、送りボタン13を押す。これにより下
限停止位置−10の設定又は変更が終了する。このよう
な操作を順次繰り返すことにより、例えば図7に示すよ
うに、ターミナルコントローラ6により1〜17の個別
番号が設定された17台の電動ブラインドに対して、1
〜7のグループ番号、A〜Dのゾーン番号及び両端停止
位置を、マスタコントローラ5から遠隔的に一箇所で容
易に設定、指定又は変更することができ、ブラインドの
管理を容易なものにする。また、図7から明らかなよう
に、ゾーンとグループとは必ずしも常に親子関係を形成
する必要はなく、例えば個別番号8及び個別番号9のブ
ラインドのように、ゾーンとグループとを輻輳させて設
定することができ、日差し、間仕切り等に合わせて電動
ブラインドを群別に微調整することができ、ブラインド
の使い勝手を著しく向上させる。
【0021】なお、電動ブラインドの群化は必ずしも上
述したグループとゾーンの2種類に限定されるものでは
なく、1種類又は3種類以上であってもよい。また、マ
スタコントローラ5の手元操作により行なう番号の設定
及び変更は、上述したグループ番号又はゾーン番号のい
ずれか1つであってもよい。さらに、個別番号の設定は
マスタコントローラ5により行なうものであってもよ
い。
【0022】また、マスタコントローラ5を手元操作す
ることにより、個別番号が設定された電動ブラインドと
個別番号が設定されていない電動ブラインドとを区別し
て表示することができる。即ち、図4に示すマスタコン
トローラ5の操作板10のモード切換ボタン11を押
し、図5に示す表示パネル12のアドレス登録ランプ3
8を点灯させる。操作板10の蓋を開け、図示しない入
力ボタンを押す。これにより表示パネル12の個別番号
表示31に1〜63の個別番号が順次表示され、個別番
号が登録されている場合には図5に示すエラー番号表示
36にバーが表示される一方、個別番号が登録されてい
ない場合にはエラー番号表示36に00が表示されてブ
ザーが鳴る。このとき操作板10の蓋を開け図示しない
入力ボタンを押すと、図5に示すOK表示40が表れ
る。この操作により、通信回線に接続されている電動ブ
ラインドの個別番号の確認、個別番号の重複の検証等を
行うことができる。
【0023】本電動ブラインドシステムにより、例え
ば、個別番号1の電動ブラインドを上限停止位置+5に
全開又は下限停止位置−10に全閉したい場合には、図
4に示すマスタコントローラ5の操作板10の個別ボタ
ン16を押し、送りボタン13を押す。これにより図5
に示す個別番号表示31が点灯するので、移動ボタン1
4,15を操作して個別番号1を選択して、送りボタン
13を押す。さらに送りボタン13を押して図5に示す
OK表示40を出し、図4に示すOPENボタン20又
はCLOSEボタン21を押す。これにより個別番号1
の電動ブラインドは上昇又は下降して、上限停止位置+
5に全開又は下限停止位置−10に全閉する。また、グ
ループ番号又はゾーン番号を指定して、このグループ番
号又はゾーン番号に属するすべての電動ブラインドを上
限停止位置に全開又は下限停止位置に全閉したい場合に
は、個別ボタン16の代わりに図4に示すグループボタ
ン17又はゾーンボタン18を押すことにより、上述し
た個別番号の場合と同様に、このグループ番号又はゾー
ン番号に属するすべての電動ブラインドを上限停止位置
に全開又は下限停止位置に全閉することができる。さら
に、個別番号1〜17の電動ブラインドをすべて同時
に、上限停止位置に全開又は下限停止位置に全閉したい
場合には、図4に示すマスタコントローラ5の操作板1
0の同時ボタン19を押し、OPENボタン20又はC
LOSEボタン21を押す。これによりすべての電動ブ
ラインドは上昇又は下降して、上限停止位置に全開又は
下限停止位置に全閉する。また、個別、グループ別、ゾ
ーン別又はすべて同時のいずれの場合にも、上昇又は下
降中に停止ボタン22を押すと電動ブラインドはその位
置に停止する。
【0024】また、図6の(b)に示すように、上述し
た上下限の範囲を16段階に分割し、マスタコントロー
ラ5の操作板10を手元操作することにより個別、グル
ープ別、ゾーン別又はすべて同時に、この16段階の任
意の位置を指定して電動ブラインドを停止させることが
できる。例えば、個別番号2の電動ブラインドを+10
の高さまで下降又は上昇させる場合には、図4に示すマ
スタコントローラ5の操作板10の個別ボタン16を押
して、送りボタン13を押す。これにより個別番号表示
31が点灯するので、移動ボタン14,15を操作して
個別番号2を選択して、送りボタン13を押す。さらに
送りボタン13を押して図5に示す高さ表示41を出
し、移動ボタン14,15を操作して+10を指定す
る。送りボタン13を押してOK表示40を出す。図4
に示す動作ボタン23を押すと個別番号2の電動ブライ
ンドは上昇又は下降して、+10の高さに停止する。図
4に示すグループボタン17、ゾーンボタン18又は同
時ボタン19を同様に操作することにより、グループ
別、ゾーン別又はすべて同時に、図6(b)に示す0〜
+16の任意の高さを指定して電動ブラインドを停止さ
せることができる。
【0025】さらに、個別番号を指定してその電動ブラ
インドの現在の高さを、図5に示すマスタコントローラ
5の操作板10の高さ表示41に表示することができ
る。例えば個別番号3の電動ブラインドの現在の高さを
表示する場合には、マスタコントローラ5の操作板10
の個別ボタン16を押して、送りボタン13を押す。こ
れにより個別番号表示31が点灯するので、移動ボタン
14,15を操作して個別番号3を選択して、送りボタ
ン13を押す。さらに送りボタン13を押して図5に示
すOK表示40を出すと、高さ表示41に個別番号3の
電動ブラインドの現在の高さが表示される。
【0026】次に、本電動ブラインドシステムにおいて
は、マルチスイッチ9を手元操作することにより、ター
ミナルコントローラ6により設定されたブラインドの個
別番号、マスタコントローラ5によって設定されたブラ
インドのグループ番号及びゾーン番号とは別に、これら
とは異なる最大63(1〜63)の個別番号、16(1
〜16)のグループ番号及び4(A〜D)のゾーン番号
を設定することができ、このマルチスイッチ9で設定さ
れた個別番号、グループ番号及びゾーン番号に基づいて
電動ブラインドを制御することができる。図8に、マル
チスイッチ9で行われる置換え動作を示す。即ち、個別
番号を設定するか否かを判定し(ステップS20)、個
別番号を設定する場合には置換え値を1〜63の中から
選択して設定する(ステップS21)。個別番号を設定
しない場合、又はステップS21が終了した場合には、
グループ番号を設定するか否かを判定し(ステップS2
2)、グループ番号を設定する場合には置換え値を1〜
16の中から選択して設定する(ステップS23)。グ
ループ番号を設定しない場合、又はステップS23が終
了した場合には、ゾーン番号を設定するか否かを判定し
(ステップS24)、ゾーン番号を設定する場合には置
換え値をA〜Dの中から選択して設定する(ステップS
25)。ゾーン番号を設定しない場合、又はステップS
25が終了した場合には、当該ルーチンを終了する。
【0027】具体的には、図9に示すマルチスイッチ9
の操作板50を手元操作することにより、例えば図11
に示される会議室内の枠で囲まれた3台の電動ブライン
ドに対して、ターミナルコントローラ6により設定され
た個別番号、マスタコントローラ5により設定されたグ
ループ番号及びゾーン番号とは別に、括弧内に示される
個別番号、グループ番号及びゾーン番号を設定すること
ができる。例えば、個別番号3、グループ番号2及びゾ
ーン番号Aが設定されたブラインドに対して、個別番号
6、グループ番号3及びゾーン番号Bを設定する場合に
は、先ずマルチスイッチ9の操作板50の図示しないス
ライドスイッチを登録位置にする。図9に示す移動ボタ
ン51,52を操作して個別番号3を選択して、選択ボ
タン53を押す。これにより図10に示す個別表示58
が点滅するので、移動ボタン51,52を操作して個別
番号6を選択して、選択ボタン53を押す。再度選択ボ
タン53を押すと図10に示すグループ表示59が点滅
するので、移動ボタン51,52を操作してグループ番
号3を選択して、選択ボタン53を押す。再度選択ボタ
ン53を押すと図10に示すゾーン表示60が点滅する
ので、移動ボタン51,52を操作してゾーン番号Bを
選択して、選択ボタン53を押す。これにより個別表示
58が点滅するので、図9に示す登録ボタン54を押
す。この結果、ターミナルコントローラ6により個別番
号3が、またマスタコントローラ5によりグループ番号
2及びゾーン番号Aが設定されたブラインドに対して、
個別番号6、グループ番号3及びゾーン番号Bを別に設
定することができる。
【0028】図12に、マルチスイッチ9によるブライ
ンドの制御動作を示す。先ず、個別モードであるか否か
を判定する(ステップS30)。個別モードである場合
には個別番号(1〜63)を入力し(ステップS3
1)、操作スイッチを入力する(ステップS32)。タ
ーミナルコントローラ6により設定された個別番号をス
テップS31で入力した個別番号に置き換える(ステッ
プS33)。操作コマンドを出力して(ステップS3
4)、当該ルーチンを終了する。ステップS30におけ
る判定結果が個別モードでない場合には、グループモー
ドであるか否かを判定する(ステップS35)。グルー
プモードである場合には、上述した個別モードの場合
(ステップS31〜ステップS34)と同様にして、グ
ループ番号の置換えと操作コマンドの出力を行なう(ス
テップS36〜ステップS39)。ステップS35にお
ける判定結果がグループモードでない場合には、ゾーン
モードであるか否かを判定する(ステップS40)。ゾ
ーンモードである場合には、上述した個別モードの場合
(ステップS31〜ステップS34)と同様にして、ゾ
ーン番号の置換えと操作コマンドの出力を行なう(ステ
ップS41〜ステップS44)。ゾーンモードでない場
合には当該ルーチンを終了する。
【0029】具体的には、例えば、マルチスイッチ9に
より設定した個別番号3の電動ブラインドをマスタコン
トローラ5により指定した上限停止位置に全開又は下限
停止位置に全閉する場合には、マルチスイッチ9の図示
しないスライドスイッチを設定位置にする。図9に示す
選択ボタン53を押して、図10に示す個別表示58を
点灯させる。移動ボタン51,52により個別番号3を
表示させ、OPENボタン55又はCLOSEボタン5
6を押す。これにより、個別番号3の電動ブラインドは
マスタコントローラ5によって指定された上限停止位置
に全開又は下限停止位置に全閉する。また、図10に示
す個別表示58を点灯させる代わりに、グループ表示5
9、ゾーン表示60又は同時表示61を選択ボタン53
により点灯させれば、上述した個別番号に基づく場合と
同様にして、ブラインドを、マルチスイッチ9により設
定したグループ番号又はゾーン番号に基づいて、又はす
べて同時に、マスタコントローラ5によって指定された
上限停止位置に全開又は下限停止位置に全閉することが
できる。この一方、マルチスイッチ9の図示しないスラ
イドスイッチを通常位置にすれば、上述したスライドス
イッチを設定位置にした場合と同様にして、マルチスイ
ッチ9により、ターミナルコントローラ6により設定さ
れた個別番号、マスタコントローラ5により設定された
グループ番号及びゾーン番号に基づいて電動ブラインド
を個別、グループ別及びゾーン別に操作することができ
る。
【0030】また、上述したマルチスイッチ9は、操作
する必要がない電動ブラインドの個別番号、グループ番
号又はゾーン番号を操作板10に表示しないようにする
機能を有する。このように本電動ブラインドシステムに
おいて、マルチスイッチ9を手元操作することにより、
ターミナルコントローラ6により設定された個別番号、
マスタコントローラ5によって設定されたグループ番号
及びゾーン番号とは別に、これらとは異なる個別番号、
グループ番号及びゾーン番号を設定して、このマルチス
イッチ9で設定された個別番号、グループ番号及びゾー
ン番号に基づいて電動ブラインドを制御することができ
るので、ユーザが遠隔的に一箇所で室割り状況等に合わ
せて操作することができ、ユーザの使い勝手を著しく向
上させる。
【0031】なお、マルチスイッチ9による電動ブライ
ンドの群化は必ずしも上述したグループとゾーンの2種
類に限定されるものではなく、1種類又は3種類以上で
あってもよい。また、マルチスイッチ9の手元操作によ
る番号の設定は、上述した個別番号、グループ番号、ゾ
ーン番号のいずれか1つ又は2つであってもよい。さら
に、第1の個別番号及び第1の群番号の設定はマスタコ
ントローラ5又はターミナルコントローラ6のいずれに
より行なうものであってもよい。
【0032】次に、本電動ブラインドシステムにおい
て、ターミナルコントローラ6は、通信回線3の接続ミ
ス、接続不良、断線、短絡等の異常を検出して、ターミ
ナルコントローラ6に配設された図示しないLEDラン
プにより表示することができる。図13に、ターミナル
コントローラ6の異常検出動作を示す。先ず、受信デー
タが存在するか否かを判定する(ステップS50)。受
信データが存在する場合には個別番号が一致するか否か
を判定し(ステップS51)、個別番号が一致する場合
には図示しないRX ランプを点灯させて(ステップS5
2)、信号処理をし(ステップS53)、RX ランプを
消灯する(ステップS54)。これにより当該ルーチン
を終了する。ステップS50の判定結果が否定、つまり
受信データが存在しない場合には、所定時間が経過した
か否かを判定し(ステップS55)、経過している場合
にはLEDランプを点灯させて(ステップS56)、当
該ルーチンを終了する。所定時間が経過していない場合
にはステップS50を繰り返す。ステップS51の判定
結果が否定、つまり個別番号が一致しない場合には、所
定時間が経過したか否かを判定し(ステップS57)、
経過している場合にはLEDランプを点滅させて(ステ
ップS58)、当該ルーチンを終了する。所定時間が経
過していない場合にはステップS51を繰り返す。
【0033】このように、本電動ブラインドシステムに
おいては、ターミナルコントローラ6が通信回線3の接
続不良、断線、短絡等による信号異常を検出した場合に
はLEDランプを点灯し、また、例えば他の個別番号を
有する通信回線3を誤って接続した等の接続ミスを検出
した場合には、LEDランプを点滅するので、通信回線
に異常が発生した場合の原因特定を容易にして、整備効
率を著しく改善する。また、本電動ブラインドシステム
では通信線の極性を無くしているために、工事の際に通
信線の極性を誤っても、ブラインド制御上に何らの支障
も発生しない。
【0034】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の電
動ブラインドシステムにおいて、中央制御装置が2種類
以上の組み合わせから成るブラインド群別に電動ブライ
ンドの昇降を制御して輻輳したブラインドの群化を可能
とし、ブラインドの昇降を日差し等に合わせて群単位で
微調整できるようにしたので、ブラインドの使い勝手を
著しく向上させることができるという優れた効果を奏す
る。
【0035】また、本発明の電動ブラインドシステムに
おいて、中央制御装置により電動ブラインドの群番号を
設定ないし変更し、好ましくは、中央制御装置は、手元
操作により群番号を設定ないし変更し、手元操作により
両端停止位置を個別番号別に指定ないし変更し、ないし
個別番号が設定された電動ブラインドと個別番号が設定
されていない電動ブラインドとを区別して表示するよう
にし、中央制御装置から遠隔的に一箇所で、個別、群番
号、ないし両端停止位置を容易に設定ないし変更できる
と共に、通信回線に接続されているブラインドの個別番
号の確認及び個別番号の重複の検証等を行うことができ
るようにしたので、ブラインドの管理を極めて容易にす
ることができるという優れた効果を奏する。
【0036】一方、本発明の電動ブラインドシステムに
おいて、個別制御装置と中央制御装置との間の通信回線
に接続されて電動ブラインドを個別ないし1種類以上の
組み合わせから成る群別に昇降させることができる中間
制御装置を更に備え、中間制御装置は、手元操作によ
り、これらの電動ブラインドに対して第2の個別番号な
いし第2の群番号を設定することができると共に第2の
個別番号ないし第2の群番号に基づいてこれらの電動ブ
ラインドを制御し、ユーザが室単位等で電動ブラインド
を遠隔的に一箇所で個別に、又はブラインド群別に操作
できるようにしたので、ユーザの使い勝手を著しく向上
させることができるという優れた効果を奏する。
【0037】また、本発明の電動ブラインドシステムに
おいて、個別制御装置は、通信回線の接続ミス、接続不
良、断線、短絡等の異常を検出する異常検出手段を備
え、通信回線に異常が発生した場合の原因特定を容易に
するので、整備効率を著しく改善させることができると
いう優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電動ブラインドシステムの概略構
成を示すブロック図である。
【図2】図1のマスタコントローラ5によるグループ番
号及びゾーン番号の設定動作を示すフローチャートであ
る。
【図3】図1のターミナルコントローラ6におけるグル
ープ番号及びゾーン番号の設定動作を示すフローチャー
トである。
【図4】図1のマスタコントローラ5の操作板10を示
す正面図である。
【図5】図4の操作板10の表示パネル12の詳細を示
す部分正面図である。
【図6】(a)は電動ブラインドの上限停止位置を示す
正面図、(b)は電動ブラインドの任意停止位置及び下
限停止位置を示す正面図である。
【図7】図1のマスタコントローラ5によりグループ番
号及びゾーン番号を設定した場合の一例を示す構成図で
ある。
【図8】図1のマルチスイッチ9による個別番号、グル
ープ番号及びゾーン番号の置換え動作を示すフローチャ
ートである。
【図9】図1のマルチスイッチ9の操作板50を示す正
面図である。
【図10】図9の操作板50の表示パネル57の詳細を
示す部分正面図である。
【図11】図1のマルチスイッチ9により個別番号、グ
ループ番号及びゾーン番号を設定した場合の一例として
の、電動ブラインドの配置を示す平面図である。
【図12】図1のマルチスイッチ9による電動ブライン
ドの制御動作を示すフローチャートである。
【図13】図1のターミナルコントローラ6による異常
検出動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 コンピュータ、2 マスタコントローラインタフェ
ース、3 通信回線、4 電源回線、5 マスタコント
ローラ、6 ターミナルコントローラ、7 モータドラ
イバユニット、8 個別用スイッチ、9 マルチスイッ
チ、10 操作板、11 モード切換ボタン、12 表
示パネル、13 送りボタン、14,15 移動ボタ
ン、16 個別ボタン、17 グループボタン、18
ゾーンボタン、19 同時ボタン、20 OPENボタ
ン、21 CLOSEボタン、22停止ボタン、23
動作ボタン、31 個別番号表示、32 ゾーン番号表
示、33 グループ番号表示、34 上限高さ表示、3
5 下限高さ表示、36エラー番号表示、37 動作ラ
ンプ、38 アドレス登録ランプ、39 端末設定ラン
プ、40 OK表示、41 高さ表示、50 操作板、
51,52 移動ボタン、53 選択ボタン、54 登
録ボタン、55 OPENボタン、56CLOSEボタ
ン、57 表示パネル、58 個別表示、59 グルー
プ表示、60 ゾーン表示、61 同時表示

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電動ブラインドと、前記電動ブラ
    インド毎に配設されて前記電動ブラインドの昇降を個別
    に制御する個別制御装置(6)と、前記個別制御装置と
    通信回線(3)により接続されて前記電動ブラインドの
    昇降を制御する中央制御装置(5)とを備えた電動ブラ
    インドシステムにおいて、前記中央制御装置は、2種類
    以上の組み合わせから成る電動ブラインド群別に前記電
    動ブラインドの昇降を制御することを特徴とする電動ブ
    ラインドシステム。
  2. 【請求項2】 複数の電動ブラインドと、前記電動ブラ
    インド毎に配設されて前記電動ブラインドの昇降を個別
    に制御する個別制御装置(6)と、前記個別制御装置と
    通信回線(3)により接続されて前記電動ブラインドを
    前記電動ブラインドに対して設定された個別番号ないし
    群番号に基づいて個別ないし1種類以上の組み合わせか
    ら成る電動ブラインド群別に、両端ないし任意の停止位
    置を指定して昇降させることができる中央制御装置
    (5)とを備えた電動ブラインドシステムにおいて、前
    記中央制御装置により前記電動ブラインドの前記群番号
    を設定ないし変更することを特徴とする電動ブラインド
    システム。
  3. 【請求項3】 前記中央制御装置(5)は、手元操作に
    より前記群番号を設定ないし変更することができること
    を特徴とする、請求項2記載の電動ブラインドシステ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記中央制御装置(5)は、手元操作に
    より前記両端停止位置を前記個別番号別に指定ないし変
    更することができることを特徴とする、請求項2又は3
    記載の電動ブラインドシステム。
  5. 【請求項5】 前記中央制御装置(5)は、前記個別番
    号が設定された前記電動ブラインドと前記個別番号が設
    定されていない前記電動ブラインドとを区別して表示す
    ることを特徴とする、請求項2,3又は4記載の電動ブ
    ラインドシステム。
  6. 【請求項6】 複数の電動ブラインドと、前記電動ブラ
    インド毎に配設されて前記電動ブラインドの昇降を個別
    に制御する個別制御装置(6)と、前記個別制御装置と
    通信回線(3)により接続されて前記電動ブラインドを
    前記電動ブラインドに対して設定された第1の個別番号
    ないし第1の群番号に基づいて個別ないし1種類以上の
    組み合わせから成る電動ブラインド群別に昇降させるこ
    とができる中央制御装置(5)とを備えた電動ブライン
    ドシステムにおいて、前記個別制御装置と前記中央制御
    装置との間の前記通信回線に接続されて前記電動ブライ
    ンドを個別ないし1種類以上の組み合わせから成る電動
    ブラインド群別に昇降させる中間制御装置(9)を備
    え、前記中間制御装置は、手元操作により、前記電動ブ
    ラインドに対して第2の個別番号ないし第2の群番号を
    設定することができると共に前記第2の個別番号ないし
    前記第2の群番号に基づいて前記電動ブラインドを制御
    することができることを特徴とする電動ブラインドシス
    テム。
  7. 【請求項7】 複数の電動ブラインドと、前記電動ブラ
    インド毎に配設されて前記電動ブラインドの昇降を個別
    に制御する個別制御装置(6)と、前記個別制御装置と
    通信回線(3)により接続されて前記電動ブラインドの
    昇降を制御する中央制御装置(5)とを備えた電動ブラ
    インドシステムにおいて、前記個別制御装置は、前記通
    信回線の接続ミス、接続不良、断線、短絡等の異常を検
    出する異常検出手段を備えたことを特徴とする電動ブラ
    インドシステム。
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