JP4498858B2 - 電動ブラインドの制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電動ブラインドを制御する電動ブラインドの制御装置に関し、特に、複数のブラインドに対して群単位で通信線を介して指令信号を送信する電動ブラインドの制御装置に関する。
従来、この種の電動ブラインドの制御装置としては、特許文献1(特開平9−158636号公報)に記載されたものが知られている。この公報に記載の電動ブラインドシステムでは、複数の電動ブラインドをグループ及びゾーンといった複数の組み合わせによる群別に区分けすることができ、区分けされたグループ毎またはゾーン毎に昇降を制御することができるようになっている。また、この公報に記載の電動ブラインドシステムでは、複数の電動ブラインドを、個別またはグループ及びゾーンといった組み合わせからなる群別で昇降させることができると共に、各電動ブラインドに対して第2の個別番号及び第2の群番号を設定することができて、この第2の群番号に基づいて電動ブラインドを制御することができるようになっている。
特開平9−158636号公報
上記のようなグループ、ゾーンといった群化は、例えば、ある群に属する全ての電動ブラインドに対して同一の昇降の制御をさせたいときに、中央制御装置から遠隔的にその1つの群を指定することで、その群に属するブラインドを一斉に動作させることができるため、個別に一つ一つ指定するのに比較して、操作が便利になる、という利点を有している。例えば、日差し、間仕切りに合わせて電動ブラインドを群別に微調整することもできる。
しかしながら、従来の群化は、設定者が意図的に設定したものであり、その区分けの変更は自由に行なうことができるものの、設定された群化は基本的に固定的なものであり、硬直化している。
そのため、例えば複数のゾーンに属する電動ブラインドをすべて同じように動作させたい場合には、複数のゾーンに対して指定をそれぞれ行なう必要がある。そして、群の区分けの変更を行なう場合には、設定者がグループ番号の設定変更などをその都度行なう必要がある。
本発明はかかる課題に鑑みなされたもので、複数の電動ブラインドの群化をその制御条件等に応じて自動的に行なうことができ、自動的に行われた群化に基づいて指令信号を出力することができて、制御条件等に応じて柔軟な群化を行なうことができる電動ブラインドの制御装置を提供することをその目的とする。
前述した目的を達成するために、請求項1記載の発明は、複数の電動ブラインドと通信線によって接続され、通信線を介して各電動ブラインドに対して開閉動作を指令する指令信号を送信する電動ブラインドの制御装置において、
電動ブラインドを制御する制御条件のデータに基づき、同じ制御条件で制御される複数の電動ブラインドの群を求め、この群を、まとめて指令信号を送信することができる電動ブラインドの群の単位として決定する制御単位決定手段と、
前記制御単位決定手段で決定された群の単位の中、電動ブラインドの制御するべき制御内容が同じ電動ブラインドの群ごとに指令信号を出力する指令信号出力手段と、
を備えることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の前記複数の電動ブラインドが、予め複数の群に分類されており、該複数の群は、下位概念群または複数の下位概念群が属する上位概念群を含むことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、複数の電動ブラインドと通信線によって接続され、通信線を介して各電動ブラインドに対して開閉動作を指令する指令信号を送信する電動ブラインドの制御装置において、
電動ブラインドに関する制御条件等のデータに基づき、まとめて指令信号を送信することができる電動ブラインドの群の単位を決定する制御単位決定手段と、
前記制御単位決定手段で決定された群の単位で、該単位ごとに指令信号を出力する指令信号出力手段と、
を備え、
前記指令信号出力手段、複数の群のうち、上位概念群からその単位でまとめて指令信号を送信することができるかを確認し、上位概念群の単位でまとめて指令信号を送信することができない場合に、まとめて指令信号を送信することができる群を上位概念から下位概念へと順次確認して、まとめて指令信号を送信することができる最大の上位概念群の単位で指令信号を出力することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、複数の電動ブラインドと通信線によって接続され、通信線を介して各電動ブラインドに対して開閉動作を指令する指令信号を送信する電動ブラインドの制御装置において、
電動ブラインドに関する制御条件等のデータに基づき、まとめて指令信号を送信することができる電動ブラインドの群の単位を決定する制御単位決定手段と、
前記制御単位決定手段で決定された群の単位で、該単位ごとに指令信号を出力する指令信号出力手段と、
を備え、
前記複数の電動ブラインド、予め複数の群に分類されており、前記指令信号出力手段は、複数の群のうち、最も数の多い電動ブラインドが属する群からその単位でまとめて指令信号を送信することができるかを確認し、その群の単位でまとめて指令信号を送信することができない場合に、まとめて指令信号を送信することができる群を、属する電動ブラインドの数が多い群から少ない群へと順次確認して、まとめて指令信号を送信することができる最大数の電動ブラインドが属する群の単位で指令信号を出力することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項3または4に記載の前記制御条件等が、電動ブラインドを制御する制御条件と電動ブラインドの制御するべき開閉度である制御内容とを含むことを特徴とする。
本発明によれば、制御単位決定手段が、まとめて指令信号を送信することができる群の単位を決定するようにしているため、群の単位を硬直化したものではなく、その制御条件等の状況に応じて適宜、大きな単位から小さな単位へと変更することができるようになる。これにより、効率的に指令信号を送信することができるようになり、通信線上の信号量を低減させることができ、通信線の空き時間を確保することができる。
また、まとめて指令信号が送信されることから、群の単位でまとめて一斉に電動ブラインドの開閉動作がなされる。このため、複数の電動ブラインドが個別にばらばらに動作するのではなく、まとめて送信された単位毎に電動ブラインドの動作を揃えることができる。
請求項2記載の発明によれば、まとめて指令信号を出せる単位として、上位概念群から下位概念群まで用意しているので、その制御条件の状況に応じて適宜、大きな単位から小さな単位へと変更することができ、可能な限り大きな概念の単位で送信することができるようになり、信号量を低減させることができる。
請求項3記載の発明によれば、上位概念群の単位からまとめて指令信号を出力することができるかどうかを確認していき、上位概念から下位概念へと順次確認して、まとめて指令信号を送信することができる最大の上位概念群の単位で指令信号を出力することで、効率的にまとめて指令信号を出力する単位から優先的に指令信号を送信することができる。
請求項4記載の発明によれば、属する電動ブラインドの数の多い群の単位からまとめて指令信号を出力することができるかどうかを確認していき、属する電動ブラインドの数が多い群から少ない群へと順次確認して、まとめて指令信号を送信することができる最大数の電動ブラインドが属する群の単位で指令信号を出力することで、可能な限り大きな単位で優先的に送信することができる。
請求項5記載の発明によれば、制御条件と制御内容が同じ電動ブラインド群をまとめて指令信号として出力する単位とすることができる。
以下、図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明による電動ブラインドの制御装置とそれによって制御される複数の電動ブラインドを含む全体構成図である。
制御される複数の電動ブラインド20としては、横型ブラインド、縦型ブラインド、ロールスクリーン、ローマンシェード、プリーツスクリーンといった任意の機種の電動ブラインドとすることができ、複数の機種が混在していてもよい。
図1に示したように、制御装置であるコンピュータで構成される中央制御装置10は、フロア毎に設けられるフロアコントローラ24を中継とし各電動ブラインド20と通信線18を介して接続されている。
中央制御装置10は、CPU、ROM、RAM等を有し、データの転送、演算、一時的なデータの格納、メインプログラムの格納を行い、プログラムに従う処理を行う制御回路12と、各電動ブラインド20のブラインドコントローラ22との間でデータの入出力の制御を行うI/O制御回路13と、データ及びプログラムの格納を行う記憶手段としてのメモリ14と、各種データの入力を行なう入力装置16とを備える。
制御回路12は、入力装置16からメモリ14に制御するべき電動ブラインドに関する制御条件等のデータが入力されて登録されると起動して、まとめて指令信号を送信することができる電動ブラインド20の群の単位を決定する制御単位決定手段122と、一定周期で電動ブラインドの制御内容を決定すると共に、電動ブラインドの自動制御を行なうための指令信号をまとめて出力する群の単位を確認して、その単位で指令信号を出力する指令信号出力手段128と、を備える。
メモリ14には、任意の日付及び時刻における各電動ブラインド20が取り付けられた設定面に対しての太陽の高度を表す高度情報のテーブルと、各電動ブラインド20のアドレス、寸法、制御条件が登録されるブラインドテーブルが記録される。
図2の電動ブラインドが設定された或るフロアの一部分の一例及び図3のブラインドテーブルの一例を参照しながら、ブラインドテーブルに登録されるデータを以下、説明する。
「アドレス」とは、各電動ブラインド自身及びその位置を識別するためのデータであり、各電動ブラインド20のブラインドコントローラ22と少なくとも一部のデータを共有している。具体的には、各電動ブラインドのユニット番号、グループ番号、フロア番号、方位番号の各データを表す。各電動ブラインド20のブラインドコントローラ22には、アドレスデータが別途に登録されている。
「ユニット番号」は、電動ブラインド20毎に割り当てられる番号である。このユニット番号は、ユニークな番号とすることもできるが、フロアコントローラ24で分別することができるため、フロアが異なれば重複した番号の割り当てを許可することも可能である。
「グループ番号」は、電動ブラインド20を群化することが保証される最小単位毎に割り当てられる番号である。ここで、群化することが保証される最小単位とは、任意に設定することができるが、後述の制御条件が同じ、例えば、図2に示すように、部屋、機種、方位が同じ電動ブラインドの最小群とすることができる。
「フロア番号」は、電動ブラインド20が設定されるフロアの階数を表す番号である。
「方位番号」は、電動ブラインド20が設定される窓の向いている方位を表す番号であり、例えば、対象とする建物が東西南北の4方位をそれぞれ向いた矩形のビルであるとすると、「東」、「西」、「南」及び「北」の内のいずれかの方位を表す番号となる。
「寸法」とは、各電動ブラインドの高さ、幅等の寸法であり、制御内容を決定するときに用いられる。
次に、「制御条件」とは、各電動ブラインド20を所定の制御内容に制御する際の条件を表すデータであり、任意の制御条件とすることができるが、例えば、機種種別、カレンダー番号、平日番号、休日番号、自動制御フラグの各データとすることができる。
「機種種別」は、前述の横型ブラインド、縦型ブラインド、ロールスクリーン、ローマンシェード、プリーツスクリーン等の種別を識別するためのコードである。機種が異なれば、制御内容も異なってくるので制御条件が異なることになる。各電動ブラインドがどの機種であるかを機種種別のコードで識別する。
「カレンダー番号」は、年間または月間の平日、休日の設定パターンを表す番号である。例えば、日曜日休日の週休1日、土日休日の週休2日といった平日・休日のパターンは、同じ建物に入っている会社毎、部門毎によって異なる。各電動ブラインドがどの平日・休日パターンに従うのかを、平日・休日パターンを表すカレンダー番号で識別する。
「平日番号」は、平日における電動ブラインドの制御スケジュールの設定パターンを表す番号である。例えば、同じ平日であっても、始業、終業時間等が同じ建物に入っている会社毎、部門毎によって異なると、平日のブラインドの開閉、昇降等の制御のタイムスケジュールも異なる。各電動ブラインドがどの平日の制御スケジュールのパターンに従うのかを、平日の制御スケジュールを表す平日番号で識別する。
「休日番号」は、休日における電動ブラインドの制御スケジュールの設定パターンを表すものである。平日と同様に休日についても、各電動ブラインドがどの休日の制御スケジュールのパターンに従うのかを、休日の制御スケジュールを表す休日番号で識別する。
「自動制御フラグ」は、各電動ブラインドが自動制御を行なうものか、手動制御を行なうものかを表すフラグである。本実施形態は基本的に自動制御を行なうものを対象とする。
以上のメモリ14に登録されるブラインドテーブルへの新規登録または変更は、入力装置16によって行われ、新規登録または変更が終了すると、自動的に制御単位決定手段122が起動して、制御単位決定手段122が、ブラインドテーブルに登録されている制御条件を参照して、まとめて指令信号を出力することができる群の単位を決定するためのフラグを、メモリ14の該当するメモリアドレスに対応させて書き込んでいく。
まとめて指令信号を出力することができる群は、上位概念群から下位概念群まで様々な単位を用意する。上位概念群から下位概念群までの様々な単位としては、例えば、図4に示すように、「全フロア」、「全フロア各方位」、「各フロア」、「各フロア各方位」、「グループ」とすることができる。グループは前述のように最小単位である。「全フロア」とは、その建物の全ての電動ブラインドの制御条件等が同じである場合に全フロアがまとめて指令信号を出力することができる単位となる。「全フロア各方位」は方位の数だけ存在しており、「各フロア」はフロアの数だけ存在し、「各フロア各方位」は方位の数×フロアの数だけ存在している。
複数の「グループ」が「各フロア各方位」に属し、複数の「各フロア各方位」が「各フロア」に属し、または複数の「各フロア各方位」が「全フロア各方位」に属し、複数の「各フロア」が「全フロア」に属し、複数の「全フロア各方位」が「全フロア」に属する。つまり、(1)「全フロア」→(2)「全フロア各方位」→(4)「各フロア各方位」→(5)「グループ」、または(1)「全フロア」→(3)「各フロア」→(4)「各フロア各方位」→(5)「グループ」は、順次、それぞれ複数の下位概念群が属する上位概念から下位概念の単位となっている。また、この例では、(1)「全フロア」→(2)「全フロア各方位」→(3)「各フロア」→(4)「各フロア各方位」→(5)「グループ」は、順次、電動ブラインドが属する数が多い群から電動ブラインドが属する数が少ない単位となっている。
メモリアドレスは、図5に示すように、「各フロア」、「各フロア各方位」、「全フロア」、「全フロア各方位」の群単位に対応して、さらに各制御条件、即ち、「機種種別」、「カレンダー番号」、「平日番号」、「休日番号」、「自動制御フラグ」の各項目に対応して用意される。「全フラグ」の項目は、各単位において制御条件の各項目のいずれかのフラグがONとなっている場合に、フラグONとするものである。
図6は、制御単位決定手段122による決定処理を表すフローチャートである。まず、それぞれのフロアにおいて、最初のユニット番号である場合には、該当の「各フロア」及び「各フロア各方位」に該当するメモリアドレスをそれぞれ初期化する。
次いで、ユニット番号をインクリメントして、「各フロア」のメモリアドレスのフラグが全てOFFであるかを判定する。判定の結果、フラグが全てOFFである場合には、次に、前のユニット番号の電動ブラインドの制御条件と、そのユニット番号の電動ブラインドの制御条件とを比較し、同一でない制御条件がある場合には、「各フロア」の該当するメモリアドレスにフラグを立ててONとする。具体的には、メモリアドレスの同一でない制御条件の項目と「全フラグ」のフラグをONとする。他方、同一である場合にはフラグはONとしない。また「各フロア各方位」のメモリアドレスのフラグが全てOFFであるかを判定し、判定の結果、フラグが全てOFFである場合には、次に、同一方位の前のユニット番号の電動ブラインドの制御条件と、そのユニット番号の電動ブラインドの制御条件とを比較し、同一でない制御条件がある場合には、「各フロア各方位」の該当するメモリアドレスにフラグを立ててONとする。他方、同一である場合にはフラグはONとしない。
こうして、1つのフロアについて、順次、前のユニット番号の電動ブラインドと次のユニット番号の電動ブラインドの制御条件を比較していく。そのフロアに属する最後のユニット番号まで処理を終わった段階で、対応する「各フロア」のメモリアドレスが全てフラグOFFとなっている場合には、そのフロアの全電動ブラインドの制御条件が同一であることを表す。また、対応する「各フロア各方位」の該当するメモリアドレスが全てフラグOFFとなっている場合には、そのフロアのその方位を向いた全電動ブラインドの制御条件が同一であることを表す。途中の判定結果において、「各フロア」または「各フロア各方位」のメモリアドレスのフラグがONとなると、ONとなった時点で、そのフロアまたはそのフロアのある方位を向いた全電動ブラインドの制御条件が同一でないことが判明するので、次の処理に進む。
次いで、図7に進み、最初のフロアである場合には、「全フロア」及び「全フロア各方位」に該当するメモリアドレスをそれぞれ初期化する。そして、その「各フロア」の該当メモリアドレスのフラグが全てOFFとなっているかを判定する。判定の結果、フラグが全てOFFとなっていない場合には、「各フロア」で制御条件の同一が保持されていないことを表し、「全フロア」についても制御条件が同一ということはありえないので、「全フロア」の該当メモリアドレスのフラグもONとする。また、そのフロアのそれぞれの方位の「各フロア各方位」のフラグが全てOFFとなっているかを判定する。判定の結果、フラグが全てOFFとなっていない場合には、「各フロア各方位」で制御条件の同一が保持されていないことを表し、その同じ方位の「全フロア各方位」についても制御条件が同一ということはありえないので、「全フロア各方位」の該当メモリアドレスのフラグもONとする。
次いで、フロア番号をインクリメントして、以降のフロアについて、「全フロア」のメモリアドレスのフラグが全てOFFであるかを判定する。判定の結果、フラグが全てOFFとなっている場合には、次に、その「各フロア」の該当メモリアドレスのフラグが全てOFFとなっているかを判定し、判定の結果、フラグが全てOFFとなっていない場合には「全フロア」のフラグもONとし、他方、フラグが全てOFFとなっている場合には、前のフロア番号と制御条件を比較し、同一でない制御条件がある場合には「全フロア」のフラグをONとする。
さらには、「全フロア各方位」のメモリアドレスのフラグが全てOFFであるかを判定する。判定の結果、フラグが全てOFFである場合には、そのフロアのそれぞれの方位の「各フロア各方位」のフラグが全てOFFとなっているかを判定し、判定の結果、フラグが全てOFFとなっていない場合には「全フロア各方位」のフラグをONとし、他方、フラグが全てOFFとなっている場合には、同一方位の前のフロア番号の電動ブラインドと制御条件を比較し、同一でない制御条件がある場合には「全フロア各方位」のフラグをONとする。
こうして、すべてのフロアの処理を終わり、「全フロア」のメモリアドレスが全てフラグOFFとなっている場合には、全フロアの全電動ブラインドの制御条件が同一であることを表す。また、「全フロア各方位」の該当するメモリアドレスが全てフラグOFFとなっている場合には、ある方位を向いた全電動ブラインドの制御条件が同一であることを表す。途中の判定結果において、「全フロア」または「全フロア各方位」のメモリアドレスのフラグがONとなると、ONとなった時点で、全フロアまたは全フロアのある方位を向いた全電動ブラインドの制御条件が同一でないことが判明するので、次の処理に進む。
こうして、制御単位決定手段122による該当するメモリアドレスのフラグの付与によって指令信号をまとめて出すことができる最小単位が予め迅速に把握することができるようになる。
制御回路12の指令信号出力手段128では、図8に示すフローチャートに従って自動制御処理が行われる。まず、自動制御を行なう周期に相当する時間Tを計時し(ステップS102)、時間Tの経過毎に、指令信号の出力を行なう。その際に、制御内容である開閉度を決定し、そして、制御内容及び制御条件が同一となる最大群の単位を確認して、最大群の単位で制御内容を送信する。
制御内容である開閉度は、制御条件である制御スケジュールに従って決められる。例えば、制御スケジュールに従ったときに、日中には日射遮蔽制御を行なうスケジュールであるとすると、日射がある方位を向いた電動ブラインドについては、太陽の高度に従ってその太陽の日射を遮蔽する開閉度が求められるので、方位毎に制御内容が異なることになる。
そのため、まず、方位ループがスタートし(ステップS104)、それぞれの方位について、「全フロア各方位」の該当メモリアドレスの「全フラグ」がONとなっているかどうかを判定し(ステップS106)、「全フラグ」がONとなっていない場合には「全フロア各方位」でまとめて信号を出せることを確認する。
そして、制御内容である電動ブラインドの開閉度を決定して、全フロアを表すフロア番号とその方位番号を指定アドレスとして制御内容を表す指令信号の送信を行なう(ステップS108)。
一方、「全フロア各方位」の該当メモリアドレスの「全フラグ」がONとなっている場合には、フロアループがスタートし(ステップ112)、それぞれのフロアについて、「各フロア各方位」の該当メモリアドレスの全フラグがONとなっているかどうかを判定し(ステップS114)、「全フラグ」がONとなっていない場合には、「各フロア各方位」でまとめて信号を出せることを確認する。
そして、制御内容である電動ブラインドの開閉度を決定して、そのフロア番号及びその方位番号を指定アドレスとして制御内容を表す指令信号の送信を行なう(ステップS116)。
一方、「各フロア各方位」の該当メモリアドレスの「全フラグ」がONとなっている場合には、グループループがスタートし(ステップS120)、そのグループが方位ループの方位と一致するかを判定し(ステップS122)、その方位と一致する場合には、「グループ」単位で信号を出せることを確認して、制御内容である電動ブラインドの開閉度を決定して、そのフロア番号及びグループ番号を指定アドレスとして制御内容を表す指令信号の送信を行なう(ステップS124)。
尚、図8のフローチャートでは、制御内容が方位毎に異なることが予め分かっているために、「全フロア」及び「各フロア」についての確認作業は行っていない。
中央制御装置10から通信線18を介して送信され指令信号が、フロアコントローラ24に達すると、フロアコントローラ24では、指令信号の中に指定アドレスに、自己の管理するフロア番号かまたは全フロア番号を表す番号が含まれているかどうかを判定する。含まれている場合には、そのフロアの電動ブラインド20のブラインドコントローラ22へと通信線18を介して順次、指令信号を通過させる。
ブラインドコントローラ22は、指令信号の指定アドレスに、登録された自己の方位番号または自己のグループ番号と同じ番号が含まれている場合には、指令信号に含まれた制御内容である開閉度になるように電動ブラインドを電動制御する。
このような指令信号の送出を制御内容及び制御条件が同じ単位でまとめて出すようにしているために、通信線上の信号量を低減させることができる。従来であれば、制御条件が同一である最小単位であるグループ単位で送信を行なうことが普通であるが、本実施形態では、可能な限りグループよりも大きな群の単位で送信するので、グループ単位で指令信号を送信するのに比較して、送信する指令信号の信号量を低減させることができて、通信線の空き時間を確保することができるようになる。
また、群単位でまとめられた指令信号は、ほぼ同時に各電動ブラインド20のブラインドコントローラ22に到達して、電動ブラインド20の開閉動作を一斉にさせるために、群単位で開閉動作を揃えることができる。
以上の図8のフローチャートの例では、制御内容が方位毎で異なるために、「全フロア」及び「各フロア」の単位については、まとめて指令信号を出せる単位であるか否かの判定をしておらず、群単位の判定の順番は、(2)「全フロア各方位」→(4)「各フロア各方位」→(5)「グループ」であったが、これに限るものではない。
例えば、制御内容が同じ場合には、図8とは異なる「全フロア」及び「各フロア」の単位でまとめて指令信号を出せるか否かの判定を行なう図9または図10に示すフローチャートによって処理を行なうこともできる。図9は、群単位の判定の順番を、(1)「全フロア」→(2)「全フロア各方位」→(3)「各フロア」→(4)「各フロア各方位」→(5)「グループ」とした場合の例であり、図10は、群単位の判定の順番を、(1)「全フロア」→(3)「各フロア」→(4)「各フロア各方位」→(5)「グループ」とした場合の例である。
このように、本発明では、まとめて指令信号を出せる単位として、上位概念群から下位概念群まで、または属する電動ブラインドの数の多い群から少ない群まで様々な群を用意しているので、可能な限り大きな群の単位で送信することができるようになり、信号量を低減させることができる。また、そのまとめて送信できる可能な限り大きな群の単位を制御単位決定手段が、制御条件等に基づき自動的に判断するために柔軟な群化を行なうことができる。
尚、まとめて送信することができる群の単位を決めるのは、本実施形態で示した制御条件、制御内容の他、任意の条件を追加、省略することも可能である。
本発明による制御装置及び制御装置によって制御される電動ブラインドを含む全体構成図である。 電動ブラインドが設定されるあるフロアの一部分の一例を表す平面図である。 ブラインドテーブルの構成例である。 ブラインドの群の様々な単位を表す説明図である。 メモリアドレスの構造例である。 群単位決定処理のフローチャートである。 図6に続く群単位決定処理のフローチャートである。 指令信号出力処理のフローチャートである。 図8とは異なる実施形態における指令信号出力処理のフローチャートである。 図8及び図9とは異なる実施形態における指令信号出力処理のフローチャートである。
符号の説明
10 中央制御装置(制御装置)
122 制御単位決定手段
128 指令信号出力手段
18 通信線
20 電動ブラインド

Claims (5)

  1. 複数の電動ブラインドと通信線によって接続され、通信線を介して各電動ブラインドに対して開閉動作を指令する指令信号を送信する電動ブラインドの制御装置において、
    電動ブラインドを制御する制御条件のデータに基づき、同じ制御条件で制御される複数の電動ブラインドの群を求め、この群を、まとめて指令信号を送信することができる電動ブラインドの群の単位として決定する制御単位決定手段と、
    前記制御単位決定手段で決定された群の単位の中、電動ブラインドの制御するべき制御内容が同じ電動ブラインドの群ごとに指令信号を出力する指令信号出力手段と、
    を備えることを特徴とする電動ブラインドの制御装置。
  2. 前記複数の電動ブラインドは、予め複数の群に分類されており、該複数の群は、下位概念群または複数の下位概念群が属する上位概念群を含むことを特徴とする請求項1記載の電動ブラインドの制御装置。
  3. 複数の電動ブラインドと通信線によって接続され、通信線を介して各電動ブラインドに対して開閉動作を指令する指令信号を送信する電動ブラインドの制御装置において、
    電動ブラインドに関する制御条件等のデータに基づき、まとめて指令信号を送信することができる電動ブラインドの群の単位を決定する制御単位決定手段と、
    前記制御単位決定手段で決定された群の単位で、該単位ごとに指令信号を出力する指令信号出力手段と、
    を備え、
    前記指令信号出力手段は、複数の群のうち、上位概念群からその単位でまとめて指令信号を送信することができるかを確認し、上位概念群の単位でまとめて指令信号を送信することができない場合に、まとめて指令信号を送信することができる群を上位概念から下位概念へと順次確認して、まとめて指令信号を送信することができる最大の上位概念群の単位で指令信号を出力することを特徴とする電動ブラインドの制御装置。
  4. 複数の電動ブラインドと通信線によって接続され、通信線を介して各電動ブラインドに対して開閉動作を指令する指令信号を送信する電動ブラインドの制御装置において、
    電動ブラインドに関する制御条件等のデータに基づき、まとめて指令信号を送信することができる電動ブラインドの群の単位を決定する制御単位決定手段と、
    前記制御単位決定手段で決定された群の単位で、該単位ごとに指令信号を出力する指令信号出力手段と、
    を備え、
    前記複数の電動ブラインドは、予め複数の群に分類されており、前記指令信号出力手段は、複数の群のうち、最も数の多い電動ブラインドが属する群からその単位でまとめて指令信号を送信することができるかを確認し、その群の単位でまとめて指令信号を送信することができない場合に、まとめて指令信号を送信することができる群を、属する電動ブラインドの数が多い群から少ない群へと順次確認して、まとめて指令信号を送信することができる最大数の電動ブラインドが属する群の単位で指令信号を出力することを特徴とする電動ブラインドの制御装置。
  5. 前記制御条件等は、電動ブラインドを制御する制御条件と電動ブラインドの制御するべき開閉度である制御内容とを含むことを特徴とする請求項3または4に記載の電動ブラインドの制御装置。
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