JPH09158376A - 架構構造物 - Google Patents

架構構造物

Info

Publication number
JPH09158376A
JPH09158376A JP32454495A JP32454495A JPH09158376A JP H09158376 A JPH09158376 A JP H09158376A JP 32454495 A JP32454495 A JP 32454495A JP 32454495 A JP32454495 A JP 32454495A JP H09158376 A JPH09158376 A JP H09158376A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pillar
floor
frame structure
ground
pillar member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32454495A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Matsumura
憲二 松村
Akira Horie
明 堀江
Hiroshi Harada
啓 原田
Yutaka Terauchi
豊 寺内
Masaaki Hanaoka
正明 花岡
Nobuo Kikuta
伸夫 菊田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JGC Corp
Original Assignee
JGC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JGC Corp filed Critical JGC Corp
Priority to JP32454495A priority Critical patent/JPH09158376A/ja
Publication of JPH09158376A publication Critical patent/JPH09158376A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Foundations (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、建設工期の短縮、および建
設コストの削減を達成し得る架構構造物を提供すること
にある。 【解決手段】 本発明に関わる架構構造物1は、地盤G
に打設された基礎杭20において地上に露呈した部位2
0aを、少なくとも柱部材10の一部として使用すると
ともに、所定の形状に予形成されかつ各柱部材10の頂
部より挿入されて各柱部材10における所定の高さ位置
に固定される床体2A,2B、3A,3B,4A,4B
とを具備している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、架構構造物に関す
るものであり、詳しくは柱部材と床体との接合部分の構
成、および柱部材同士の接合部分の構成に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】例えば、各種プラントの建設時におい
て、各設備(プラント機器)を搭載するための、図13
に示す如き架構構造物Aを建設する場合には、先ず地盤
Gに基礎杭Bを打設し、次いで基礎杭Bの上に基礎体C
を製作したのち、この基礎体Cの上において架構構造物
Aの組立て作業が行なわれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の工法では、地盤Gに打設した基礎杭Bの上に基礎体
Cを製作する際、型枠の組立て、鉄筋の組込み、さらに
コンクリート打設等の一連の作業を必要とし、このため
基礎工に長時間が費やされることとなる。
【0004】一方、架構構造物Aの組立てにおいては、
柱部材Aaを建ち上げつつ、下層から順に床Abを製作
して行くので、各層の床Abを製作する際に高所での継
続的な作業を必要とし、このために作業能率が上がら
ず、架構構造物Aの組立てに長時間を要することとな
る。
【0005】このように、従来の架構構造物の構造にお
いては、基礎工の開始から架構構造物の組立ての完了ま
でに長時間を必要とし、これによってプラント建設に関
わる工期の長期化や、工期の長期化に伴う建設コストの
増大を招いていた。
【0006】一方、図14に示す如く、下部構造体Lと
上部構造体Uとから構成される架構構造物Hを建設する
場合には、地盤Gに下部構造体Lを構成する複数本の柱
部材La,La…を立ち上げるとともに、複数本の柱部
材Ua,Ua…を備えた上部構造体Uを仮組場所におい
て製作し、この上部構造体Uを大型クレーンによって下
部構造体Lに積み上げたのち、下部構造体Lにおける柱
部材Laの上端と、上部構造体Uにおける柱部材Uaの
下端とを、溶接等によって互いに接合させることにより
建設されている。
【0007】ところで、上述した架構構造物Hを建設す
る際、下部構造体Lに上部構造体Uを積み上げる工程で
は、剛体同士の結合となるために、接続位置の誤差許容
量が極めて限定されることとなり、上部構造体Uの自重
による撓みや捻りを防止するための対策をとったり、ク
レーンの操作によって下部構造体Lに対する上部構造体
Uの位置調整を行なう必要があり、この位置調整には高
度のクレーン操作技術を持ったオペレータや、熟練した
技能の作業者によっても多大な作業時間を必要とする不
都合がある。
【0008】また、下部構造体Lの柱部材La、および
上部構造体Uの柱部材Uaは、それぞれ垂直度 1/500
程度の施工精度が要求されることがあり、柱部材Laお
よび柱部材Uaの垂直度が許容誤差を越えた場合には、
下部構造体Lに対する上部構造体Uの組付けが極めて困
難となり、下部構造体Lあるいは上部構造体Uの作り直
しによって、工期の大幅な長期化や建設コストの増大を
招く虞れがある。
【0009】このように、従来の架構構造物において
は、下部構造体と上部構造体との組付けに長時間の作業
を必要とし、併せて大幅な工期の長期化や建設コストの
増大を招来する不都合があった。
【0010】本発明は上記実状に鑑みて、建設工期の短
縮、および建設コストの削減を達成し得る架構構造物の
提供を目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するべ
く、本発明に関わる架構構造物では、地盤に打設された
基礎杭の地上に露呈した部位を、柱部材の少なくとも一
部として使用するとともに、所定の形状に予形成した床
体を、各柱部材の頂部より挿入して所定の高さ位置で固
定するよう構成している。
【0012】また、上記目的を達成するべく、本発明に
関わる架構構造物では、下部構造体および上部構造体の
少なくとも一方の柱部材の端部にガイド部材を設け、こ
のガイド部材を上部構造体の下降動作に伴って他方の柱
部材の端部に貫入することにより、下部構造体の柱部材
と上部構造体の柱部材とを相互に案内して、下部構造体
と上部構造体との相互の位置決めを行なうよう構成して
いる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態を示す図面に基
づいて、本発明を詳細に説明する。図1ないし図6は、
本発明をプラントの各設備(プラント機器)を搭載する
ための高層架構構造物に適用した例を示している。
【0014】図1および図2に示すように、架構構造物
1は地盤Gに建ち上げられた複数本(実施例においては
6本)の柱部材10,10…と、これら柱部材10,1
0…に支持された2階部分の床体2A、2B、3階部分
の床体3A、3B、および4階部分の床体4A、4Bと
を具備している。
【0015】また、この架構構造物1は、後述するよう
に柱部材群を構成する柱部材10,10…を地盤Gに建
ち上げた後、予め所定の形状に製作した各床体2A,2
B,3A,3B,4A,4Bを、それぞれ柱部材10,
10…の頂部より挿入させ、柱部材10,10…におけ
る所定の高さ位置に落し込み、こののち、床体2A,2
B,3A,3B,4A,4Bを、それぞれ柱部材10,
10…に固定することにより建設される。
【0016】図1から明らかなように、柱部材10,1
0…は、地盤Gに打設された基礎杭20において地上に
露呈している部位20aと、この基礎杭20(20a)
に接合された素管10A,10B,10Cとから構成さ
れている。すなわち、上記柱部材10,10…は、基礎
杭20の地上に露呈している部位20aを、少なくとも
一部に使用することによって構成されている。
【0017】ここで、上記柱部材10の一部を構成して
いる基礎杭20は、丸管から成る鋼管杭であり、また基
礎杭20と共に柱部材10を形成している素管10A〜
10Cは、それぞれ基礎杭20と同一の規格(同径、同
材質)の丸管から構成されている。
【0018】また、図1に示すように柱部材10,10
…には、該柱部材10,10…の頂部から落し込まれた
床体2A,2B,3A,3B,4A,4Bを載置させ、
これら床体2A,2B,3A,3B,4A,4Bを、そ
れぞれ柱部材10,10…に対する所定の高さ位置に支
持するためのストッパ手段30が設けられている。
【0019】このストッパ手段30は、図4および図5
に示す如く、柱部材10の外周に形成されたスリット3
1と、このスリット31を介して柱部材10に係止され
たフック32とから構成されており、このフック32は
柱部材10に対して容易に取付け、取外しが可能であ
る。
【0020】一方、床体2Aは、プラント機器が搭載さ
れる床体本体2Aaと、この床体本体2Aaの縁部に設
けられて柱部材10の挿入されるガイドフレーム2Ab
とを備えており、このガイドフレーム2Abは床体2A
を支持する柱部材10,10…に対応した位置に設けら
れ、床体2Aにおいては床体本体2Aaの4隅に形成さ
れている。
【0021】さらに、ガイドフレーム2Abには、同一
の水平面において3方向から柱部材10を押圧するジャ
ッキボルト40,40,40が設けられており、これら
ジャッキボルト40,40,40によって、柱部材1
0,10…と床体2Aとの水平方向における相対位置を
調整するためのアジャスト手段が構成されている。
【0022】なお、図4および図6に示す如く、床体本
体2Aaの縁部には、ガイドフレーム2Abの内部に臨
む態様で位置決めブロック2Acが設けられており、こ
の位置決めブロック2Acをジャッキボルトによって構
成することも可能である。
【0023】一方、他の床体2B,3A,3B,4A,
4Bも、上述した床体2Aと同じく床体本体2Ba,3
Aa,3Ba,4Aa,4Baと、ガイドフレーム2B
b,3Ab,3Bb,4Ab,4Bbとを有しており、
これらガイドフレーム2Bb〜4Bbには、各々アジャ
スト手段(ジャッキボルト)が設けられている。
【0024】上述した構成の架構構造物1を建設するに
は、まず地盤Gの所定位置に基礎杭20,20…を各々
打設し、次いで基礎杭20,20…の上部に、素管10
A,10B,10Cを接合して、所定高さの柱部材1
0,10…を建ち上げる。
【0025】ここで、上記基礎杭20,20…は、柱部
材10,10…に作用する垂直荷重に見合う地耐力で打
設されており、さらに基礎杭20,20…が、荷重に対
応した管径、肉厚、材質の鋼管によって構成されている
ことは言うまでもない。
【0026】なお、基礎杭としては、RC(鉄筋コンク
リート)杭の上部に鋼管を接続して成り、RC杭が地中
に没するまで打ち込んで施工されるものもあり、このよ
うな構成の基礎杭においても、地上に露呈する部位は、
荷重に対応した管径、肉厚、材質の鋼管によって構成さ
れている。
【0027】柱部材10,10…の建ち上げ作業を行な
う一方で、地上において床体2A,2B,3A,3B,
4A,4Bを製作し、さらに床体2A,2B,3A,3
B,4A,4Bに各々プラント機器を搭載する。すなわ
ち、柱部材10,10…の建ち上げと、床体2A,2
B,3A,3B,4A,4Bの製作とを同時に進行させ
る。
【0028】柱部材10,10…の建ち上げが完了した
のち、各柱部材10,10…に2階部分の床体2A,床
体2Bを支持するためのストッパ手段30のフック32
のみを掛止して取り付ける。言い換えれば、床体2Aお
よび床体2Bよりも上層、すなわち3階部分の床体3
A,3Bを支持するフック32、および4階部分の床体
4A,4Bを支持するフック32は、後述する床体2
A,床体2Bの落し込みの邪魔となるので、柱部材1
0,10…には取り付けない。
【0029】また、柱部材10,10…の頂部には、円
錐形状を呈するガイドキャップ11を取り付けておく。
なお、このガイドキャップ11は、架構構造物1の建設
作業が完了したのちに取り外される。
【0030】柱部材10,10…に対して、フック32
とガイドキャップ11とを取り付けたのち、柱部材1
0,10…にガイドプレート51を挿入して落し込み、
ストッパ手段30のフック32に載置させる。上記ガイ
ドプレート51は、図4に示す如く矩形状を呈する板材
であり、中央には柱部材10の貫通する開口51aが形
成されている。
【0031】柱部材10,10…に、各々ガイドプレー
ト51を装着したのち、床体2Aにおける4つのガイド
フレーム2Ab,2Ab…に、それぞれ柱部材10,1
0…を挿入し、次いで床体2Aを落し込んで上述したガ
イドプレート51,51…の上に載置させることによ
り、上記床体2Aは柱部材10,10…における所定の
高さ位置に支持されることとなる。
【0032】ここで、床体2Aのガイドフレーム2Ab
に柱部材10を挿入する際、柱部材10における垂直度
の誤差やクレーン作業時の揺れ等に起因して、ガイドフ
レーム2Abと柱部材10との相対位置が多少ずれた場
合であっても、床体2Aの下降に伴ってガイドフレーム
2Abが柱部材10のガイドキャップ11に案内される
ことにより、ガイドフレーム2Abと柱部材10との相
対位置が矯正され、床体2Aは何ら支障なく柱部材1
0,10…における所定の高さ位置にまで落し込まれ
る。
【0033】床体2Aを、柱部材10,10…における
所定の高さ位置に支持させたのち、アジャスト手段とし
てのジャッキボルト40,40,40を操作すること
で、柱部材10,10…と床体2Aとの水平方向におけ
る相対位置の調整を行なう。
【0034】次いで、柱部材10,10…にガイドプレ
ート52を挿入して落し込み、ガイドフレーム2Abに
載置させる。上記ガイドプレート52は、図4に示す如
くガイドプレート51と同じく矩形状を呈する板材であ
り、中央には柱部材10の貫通する開口52aが形成さ
れている。
【0035】ガイドプレート52を装着したのち、柱部
材10とフック32、フック32とガイドプレート5
1、ガイドプレート51と柱部材10、およびガイドプ
レート51とガイドフレーム2Abとを溶接するととも
に、ガイドプレート52と柱部材10、およびガイドプ
レート52とガイドフレーム2Abとを溶接することに
よって、床体2Aと柱部材10,10…とを互いに結合
する。
【0036】ここで、上述したガイドプレート51およ
びガイドプレート52を介して、床体2Aと柱部材1
0,10…とを結合することにより、柱部材10とフッ
ク32と床体2A(ガイドフレーム2Ab)との間の誤
差が吸収されると共に、溶接箇所の増大による結合強度
の向上、延いては架構構造物1の全体強度が確保される
こととなる。
【0037】一方、図3に示す如く、床体2Aと床体2
Bとが隣り合っている部位では、柱部材10,10…に
床体2Aを落し込んで、該床体2Aを所定の高さ位置に
支持させたのち、柱部材10,10…に床体2Bを落し
込む。
【0038】ここで、床体2Aにおけるガイドフレーム
2Abと、床体2Bにおけるガイドフレーム2Bbと
は、それぞれ床体本体2Aa,2Baに対する設置位置
が上下に食い違っており、このため柱部材10,10…
に床体2Bを落し込んだ際、床体2Aにおけるガイドフ
レーム2Abの上に、床体2Bのガイドフレーム2Bb
が載置し、床体2Aと床体2Bとが同一の高さ位置に支
持されることとなる。
【0039】次いで、床体2Bにおける各ジャッキボル
ト40を操作して、床体2Bと柱部材10,10…との
水平方向における相対位置を調整し、柱部材10,10
…に挿入したガイドプレート52を床体2Bのガイドフ
レーム2Bbに載置させたのち、柱部材10とフック3
2とガイドプレート51および床体2A(ガイドフレー
ム2Ab)とを互いに溶接するとともに、柱部材10と
ガイドプレート52および床体2B(ガイドフレーム2
Bb)とを互いに溶接して、柱部材10,10…に床体
2Aと床体2BAとを固定する。
【0040】なお、床体2Bにおいて架構構造物1の外
方側に位置するガイドフレーム2Bbは、床体2Aにお
いて架構構造物1の外方側に位置するガイドフレーム2
Bbと全く同様の態様によって柱部材10,10…に固
定される。
【0041】上述した工程によって、柱部材10,10
…に対する床体2Aと床体2Bとの固定が完了したの
ち、同様にして3階部分の床体3A,床体3Bを柱部材
10,10…に固定し、次いで4階部分の床体4A,床
体4Bを柱部材10,10…に固定することにより架構
構造物1の組み立てが完了する。
【0042】上述した構成の架構構造物1では、地盤G
に打設された基礎杭20の地上に露呈している部位20
aを、柱部材10の一部として使用しているので、従来
の工法において架構構造物(柱部材)を支持するための
基礎体が不要となるばかりでなく、基礎工と架構構造物
の組立て作業の一部とが一体化して進行することとな
り、もって従来工法に比較して建設工期を大幅に短縮す
ることが可能となる。
【0043】また、上述した構成の架構構造物1におい
ては、柱部材10,10…の建ち上げと、床体2A〜4
Bの製作とを同時に進行させておき、予め所定の形状に
製作した各床体2A〜4Bを、それぞれ柱部材10,1
0…に固定しているので、柱部材の建ち上げに次いで、
2階床梁の取付け、3階床梁の取付け、4階床梁の取付
け、全体の芯出し、ボルトの本締および溶接、床張り、
そして各階へのプラント設備の搭載を行なっていた従来
の工法に比較して、架構構造物の建設に関わる工期を大
幅に短縮することができ、併せて各階層での作業時間が
大幅に短縮されて高所での作業量が減少するために、作
業能率の向上、さらには作業環境における安全性に関し
て極めて大きなメリットとなる。
【0044】なお、上述した実施の一態様においては、
柱部材10を構成する基礎杭20と素管10A〜10C
とを、共に同一規格の丸型の鋼管によって構成している
が、必要とする強度に応じて互いに規格の異なる鋼管を
採用することも、また基礎杭20と素管10A〜10C
とを角型の鋼管から構成することも可能であり、さらに
基礎杭20と素管10A〜10Cとを、鋼管以外の適宜
な部材によって構成し得ることは勿論である。
【0045】また、上述した高層の架構構造物1におい
ては、柱部材10を基礎杭20の地上に露呈している部
位20aと素管10A〜10Cとから構成、換言すれば
基礎杭20の地上に露呈している部位20aを柱部材1
0の一部としているが、低層の架構構造物の場合には、
基礎杭の地上に露呈している部位によって、柱部材の全
体を構成し得ることは言うまでもない。
【0046】さらに、本発明はプラントにおいて各設備
を搭載するための架構構造物のみならず、精密な外装仕
上げを要求しない各種架構構造物においても、極めて有
効に適用し得るものであることは勿論である。
【0047】図7ないし図12は、本発明をプラントの
各設備(プラント機器)を搭載するための架構構造物に
適用した例を示している。図7および図8に示す如く、
架構構造物100は地盤G上に構築された下部構造体1
10と、この下部構造体110の上方に結合された上部
構造体120とを具備している。
【0048】下部構造体110は、地盤Gに建ち上げら
れた複数本の柱部材111,111…から構成されてい
る一方、上部構造体120は上記下部構造体110の柱
部材111,111…に対応した複数本の柱部材12
1,121…と、これら柱部材121に支持された梁部
材122,122…とから構成されている。
【0049】また、この架構構造物100は、後述する
ように下部構造体110を構成する柱部材111,11
1…を地盤Gに建ち上げる一方、上部構造体120を地
盤G上の図示していない仮組場所において製作してお
き、大型のクレーンを使用して上部構造体120を下部
構造体110の上方に積み上げ、下部構造体110にお
ける柱部材111の上端111aと、上部構造体120
における柱部材121の下端121aとを溶接して互い
に結合させることよって建設される。
【0050】図8に示すように、下部構造体110を構
成している柱部材111,111…は、それぞれ地盤G
に打設された基礎杭200,200…において、地上に
露呈している部位を利用して構成されている。
【0051】ここで、上記柱部材111,111…を構
成している基礎杭200は、丸管から成る鋼管杭であ
り、また上部構造体120の柱部材121,121…
は、各々基礎杭20と同一の規格(同径)の丸管から構
成されている。すなわち、下部構造体110の柱部材1
11,111…と、上部構造体120の柱部材121,
121…は、共に管体(丸管)から構成されている。
【0052】また、図8に示すように、上部構造体12
0における柱部材121,121…の下端部121a,
121a…には、下部構造体110と上部構造体120
との位置決め、詳しくは柱部材111と柱部材121と
の相互の位置決めを行なうガイド部材130,130…
が取り付けられている。
【0053】このガイド部材130は、図9および図1
0に示す如くストレート部130aとテーパ部130b
とを有しており、テーパ部130bが柱部材121の下
端部121aから突出するに従って先細りとなる態様
で、ストレート部130aを柱部材121の下端部12
1aに挿入した状態で、柱部材121に対し溶接されて
固定されている。
【0054】一方、図10に示すように、下部構造体1
10の柱部材111における上端部111aの内部に
は、後述のようにガイド部材130が柱部材111に挿
入された際、ガイド部材130と当接するストッパー部
材112を固設することができる。
【0055】上述した構成の架構構造物100を建設す
るには、まず地盤G上の所定位置に基礎杭200,20
0…を打設し、これら基礎杭200,200…において
地上に露呈している部位を利用することにより、所定高
さの柱部材111,111…を建ち上げて地盤G上に下
部構造体110を構築する。
【0056】ここで、上記基礎杭200,200…は、
柱部材111,111…に作用する垂直荷重に見合う地
耐力で打設されており、さらに基礎杭200,200…
が、荷重に対応した管径、肉厚、材質の鋼管によって構
成されていることは言うまでもない。
【0057】なお、基礎杭としては、RC(鉄筋コンク
リート)杭の上部に鋼管を接続して成り、RC杭が地中
に没するまで打ち込んで施工されるものもあり、このよ
うな構成の基礎杭においても、地上に露呈する部位は、
荷重に対応した管径、肉厚、材質の鋼管によって構成さ
れている。
【0058】地盤G上に柱部材111,111…を建ち
上げ、下部構造体110を構築する一方、地盤G上の仮
組場所(図示せず)において、垂直に立てた複数本の柱
部材121,121…に梁部材122,122…を架設
して上部構造体120を構築するとともに、この上部構
造体120における柱部材121,121…の下端部1
21a,121a…に、それぞれ上述したガイド部材1
30,130…を固設する。
【0059】下部構造体110および上部構造体120
の製作が完了したのち、下部構造体110に上部構造体
120を据え付けるべく、上部構造体120を大型のク
レーンを用いて仮組場所から吊り上げ、下部構造体11
0の上方域に移動させる。
【0060】次いで、クレーンの操作により、下部構造
体110に対する上部構造体120の水平方向(前後左
右)の位置調整を行なったのち、上部構造体120を下
部構造体110に積み上げるべく下降させる。
【0061】このとき、下部構造体110における柱部
材111,111…の中心軸線に対して、上部構造体1
20における柱部材121,121…の中心軸線がずれ
ている場合、上部構造体120の下降に伴って、下部構
造体110の柱部材111における上端部111aにガ
イド部材130が挿入され、ガイド部材130における
テーパ部130bが、柱部材111における上端部11
1a…の内周縁部に当接して、上部構造体120の下降
動作に伴って案内されることで、柱部材111の中心軸
線と柱部材121の中心軸線とが互いに一致することと
なる。
【0062】また、下部構造体110の柱部材111,
111…、および上部構造体120の柱部材121,1
21…の垂直度が許容誤差を越えていることにより、柱
部材111の上端部111aと、柱部材121の下端部
121aとの中心軸線がずれている場合でも、上述した
如く柱部材121の下端部121aに設けたガイド部材
130によって、柱部材111と柱部材121との位置
調整が強制的に行なわれることとなる。
【0063】上部構造体120の下降に伴って、図10
(b)に示す如くガイド部材130が柱部材111の上
端部111aに貫入するとともに、ストッパー部材11
2にガイド部材130が当接することにより、柱部材1
11と柱部材121との位置決め、言い換えれば下部構
造体110と上部構造体120との相互の位置決めが行
なわれつつ、下部構造体110に上部構造体120が積
まれることとなる。
【0064】上述した如く、下部構造体110に上部構
造体120を積み上げる際、柱部材111と柱部材12
1と中心軸が多少ずれていても、ガイド部材130の作
用によって、柱部材111と柱部材121との相対的な
位置決めが為されるので、高度のクレーン操作技術を必
要とすることなく、従来の工法に比較して作業性が大幅
に改善されることとなり、もって構造体の据え付け作業
を容易、かつ短い作業時間で実施することが可能とな
る。
【0065】また、上述した如く、柱部材111や柱部
材121の垂直度が、施工の許容誤差を越えている場合
でも、ガイド部材130の作用によって、柱部材111
と柱部材121との位置調整が強制的に行なわれるの
で、構造体の再製作に伴う工期の長期化や建設コストの
増大を未然に防止することができる。
【0066】上述した如く、下部構造体110に上部構
造体120が積まれたのち、図10(b)のように、柱
部材111における上端部111aと、柱部材121に
おける下端部121aとの会合部位を、外方から全周溶
接して結合することにより、下部構造体110に対する
上部構造体120の組付け作業が完了する。
【0067】ここで、管体同士を接続する方法として従
来から用いられているダイヤフラム接続やフランジ接続
は、接合に多くの手間と時間とを必要とするのに対し、
上述の如く柱部材111と柱部材121との会合部位
を、外方から全周溶接することによって、柱部材111
と柱部材121との結合作業を、極めて容易かつ短時間
で実施することが可能となる。
【0068】上述したように、下部構造体110におけ
る柱部材111,111…と、上部構造体120におけ
る柱部材121,121…との会合部位を、全箇所に亘
って溶接結合することにより、下部構造体110と上部
構造体120とを備えて成る架構構造物100の建設作
業が完了する。
【0069】図11および図12は、ガイド部材の他の
実施態様を示しており、このガイド部材140は半球殻
形状を呈し、上部構造体を構成する柱部材121′の下
端部121a′に、この下端部121a′から膨出する
態様で溶接されている。一方、下部構造体を構成する柱
部材111′の上端部111a′には、先に説明したス
トッパー部材に対応する部材は設けられていない。な
お、上述した半球殻形状を呈するガイド部材140を有
している点、およびストッパー部材を備えていない点以
外は、図1ないし図6に示した架構構造物1と何ら変わ
るところはない。
【0070】上記ガイド部材140を取り付けた上部構
造体を吊り下ろして、下部構造体に据え付ける際、上部
構造体と下部構造体との相対位置のずれ、あるいは上部
構造体および下部構造体の施工誤差に起因して、柱部材
111′と柱部材121′との中心軸線がずれていて
も、図12(b)に示す如く上部構造体の下降に伴って
ガイド部材140が柱部材111′の上端部111a′
に入り込むことにより、柱部材111′と柱部材12
1′との位置調整が強制的に行なわれ、これら柱部材1
11′と柱部材121′との中心軸線が一致することと
なる。
【0071】また、上記ガイド部材140が半球殻形状
を呈していることによって、柱部材111′の中心軸線
と柱部材121′の中心軸線とが相対的に傾いた状態で
あっても、柱部材111′の上端部111a′にガイド
部材140が何らの支障なく嵌合するので、これによっ
て各柱部材における垂直度の狂いや、各構造体における
歪み等が吸収されることとなる。
【0072】上述したように、ガイド部材140の作用
によって、柱部材111′と柱部材121′との相対的
な位置決めが為されるので、構造体の据え付け作業を容
易、かつ短い作業時間で実施することができ、また構造
体の再製作に伴う工期の長期化や建設コストの増大を未
然に防止することができる。
【0073】下部構造体に上部構造体を積んだのち、図
10(b)の如く柱部材111′の上端部111a′
と、柱部材121′の下端部121a′との会合部位
を、外方から全周溶接して結合することで、下部構造体
に対する上部構造体の組付け作業が完了する。
【0074】このとき、柱部材111′と柱部材12
1′との会合部位を、外方から全周溶接することによ
り、従来からのダイヤフラム接続等に比べて、柱部材1
11′と柱部材121′との結合作業を、容易かつ短時
間で実施することができる。
【0075】なお、図7ないし図12に示した各実施態
様では、地盤上に構築された下部構造体と、この下部構
造体の上方に組付けられた上部構造体とを備えて成る架
構構造物を例示したが、本発明は3段以上に構造体を積
み重ねて構築される架構構造物、すなわち例えば2段目
と3段目とのような下部構造体と上部構造体とを備えて
成る架構構造物においても有効に適用されることは言う
までもない。
【0076】さらに、本発明はプラントにおいて各設備
を搭載するための架構構造物のみならず、精密な外装仕
上げを要求しない各種架構構造物においても、極めて有
効に適用し得るものであることは勿論である。
【0077】
【発明の効果】以上、詳述した如く、本発明に関わる架
構構造物では、地盤に打設された基礎杭の地上に露呈し
た部位を、柱部材の少なくとも一部として使用している
ので、従来の工法において架構構造物(柱部材)を支持
するための基礎体が不要となり、かつ基礎工と架構構造
物の組立て作業の一部とが一体化して進行する。また、
本発明に関わる架構構造物では、所定の形状に予形成し
た床体を、各柱部材の頂部より挿入して所定の高さ位置
で固定しているので、柱部材の立ち上げと床体の製作と
を同時に進行させておくことにより架構構造物の建設工
期を短縮でき、さらに高所での作業量が減少することに
より作業能率が向上する。かくして、本発明に関わる架
構構造物によれば、建設工期の短縮、および建設コスト
の削減を達成することが可能となる。
【0078】一方、本発明に関わる架構構造物では、下
部構造体および上部構造体の少なくとも一方の柱部材の
端部に、下部構造体の柱部材と上部構造体の柱部材とを
相互に案内して下部構造体と上部構造体との相互の位置
決めを行なうガイド部材を設けたことにより、下部構造
体に上部構造体を積み上げる際、ガイド部材の作用によ
って柱部材同士の相対的な位置決めが為されるので、高
度のクレーン操作技術を必要とすることなく作業性が大
幅に改善され、構造体の据え付け作業を容易、かつ短い
作業時間で実施し得る。また、柱部材の垂直度が施工の
許容誤差を越えている場合でも、ガイド部材の作用によ
って柱部材同士の位置調整が強制的に行なわれるため
に、構造体の再製作に伴う工期の長期化や建設コストの
増大を招くことがない。かくして、本発明に関わる架構
構造物によれば、建設工期の短縮、および建設コストの
削減を達成することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関わる架構構造物を概念的に示す全体
側面図。
【図2】本発明に関わる架構構造物を概念的に示す全体
平面図。
【図3】本発明に関わる架構構造物の要部側面図。
【図4】本発明に関わる架構構造物の柱部材と床体との
結合部分を示す分解斜視図。
【図5】本発明に関わる架構構造物のストッパ手段を示
す柱部材の要部断面側面図。
【図6】本発明に関わる架構構造物のアジャスト手段を
示す床体の要部平面図。
【図7】本発明に関わる架構構造物を概念的に示す全体
側面図。
【図8】本発明に関わる架構構造物の下部構造体と上部
構造体とを分離して示す概念的な全体側面図。
【図9】本発明に関わる架構構造物のガイド部材を上部
構造体と共に示す斜視図。
【図10】(a)および(b)は、本発明に関わる架構
構造物の組立て態様を示す断面側面図。
【図11】本発明に関わる架構構造物のガイド部材の他
の実施態様を上部構造体と共に示す斜視図。
【図12】(a)および(b)は、本発明に関わる架構
構造物の組立て態様を示す断面側面図。
【図13】従来の架構構造物の構造を概念的に示す側面
図。
【図14】従来の架構構造物の構造を概念的に示す側面
図。
【符号の説明】
1…架構構造物、 2A,2B,3A,3B,4A,4B…床体、 10…柱部材、 20…基礎杭、 30…ストッパ手段、 31…スリット、 32…フック、 40…ジャッキボルト(アジャスト手段)、 100…架構構造物、 110…下部構造体、 111、111′…柱部材、 120…上部構造体、 121、121′…柱部材、 130,140…ガイド部材、 200…基礎杭。
フロントページの続き (72)発明者 寺内 豊 神奈川県横浜市南区別所一丁目14番1号 日揮株式会社横浜事業所内 (72)発明者 花岡 正明 神奈川県横浜市南区別所一丁目14番1号 日揮株式会社横浜事業所内 (72)発明者 菊田 伸夫 神奈川県横浜市南区別所一丁目14番1号 日揮株式会社横浜事業所内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】地盤に建ち上げた複数の柱部材から成る柱
    部材群と、この柱部材群により支持された床体とを具備
    して成る架構構造物であって、 地盤に打設された基礎杭において地上に露呈している部
    位を、少なくとも一部に使用して成る柱部材と、 所定の形状に予形成されるとともに、柱部材群を構成す
    る各柱部材の頂部より挿入され、各柱部材における所定
    の高さ位置に固定されて成る床体と、 を具備して成ることを特徴とする架構構造物。
  2. 【請求項2】 上記柱部材は、各柱部材の頂部より
    挿入した床体を載置させることによって該床体を各柱部
    材における所定の高さ位置に支持するストッパ手段を備
    えていることを特徴とする請求項1記載の架構構造物。
  3. 【請求項3】 上記ストッパ手段は、柱部材に形成
    されたスリットと、該スリットを介して柱部材に取付
    け、取外し自在に係止されるフックとから成ることを特
    徴とする請求項2記載の架構構造物。
  4. 【請求項4】 上記床体は、柱部材と床体との水平
    方向における相対位置を調整するためのアジャスト手段
    を備えていることを特徴とする請求項1記載の架構構造
    物。
  5. 【請求項5】 上記基礎杭の少なくとも地上に露呈
    している部位は、鋼管から構成されていることを特徴と
    する請求項1記載の架構構造物。
  6. 【請求項6】 上記基礎杭を一部に使用した柱部材
    は、鋼管から構成されていることを特徴とする請求項1
    記載の架構構造物。
  7. 【請求項7】 管体から成る柱部材を備えた下部構
    造体に対して、管体から成る柱部材を備えた上部構造体
    を上方から吊り下して積み上げ、下部構造体における柱
    部材の上端と、上部構造体における柱部材の下端とを互
    いに接合させて成る架構構造物であって、 下部構造体における柱部材および上部構造体における柱
    部材の少なくとも一方の柱部材の端部に、上部構造体の
    下降動作に伴って他方の柱部材の端部に貫入することに
    より下部構造体の柱部材と上部構造体の柱部材とを相互
    に案内して下部構造体と上部構造体との相互の位置決め
    を行なうガイド部材を設けたことを特徴とする架構構造
    物。
  8. 【請求項8】 上記ガイド部材は、柱部材の端部か
    ら突出するに従って先細りとなる態様のテーパ形状を呈
    していることを特徴とする請求項7記載の架構構造物。
  9. 【請求項9】 上記ガイド部材は、柱部材の端部か
    ら膨出する態様の半球状を呈していることを特徴とする
    請求項7記載の架構構造物。
  10. 【請求項10】 下部構造体における柱部材は、地盤
    に打設された基礎杭の地上に露呈している部位から成る
    ことを特徴とする請求項7記載の架構構造物。
JP32454495A 1995-12-13 1995-12-13 架構構造物 Pending JPH09158376A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32454495A JPH09158376A (ja) 1995-12-13 1995-12-13 架構構造物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32454495A JPH09158376A (ja) 1995-12-13 1995-12-13 架構構造物

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003363336A Division JP2004116285A (ja) 2003-10-23 2003-10-23 架構構造物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09158376A true JPH09158376A (ja) 1997-06-17

Family

ID=18166998

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32454495A Pending JPH09158376A (ja) 1995-12-13 1995-12-13 架構構造物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09158376A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100344154B1 (ko) * 2000-03-04 2002-07-24 삼성물산 주식회사 철골공사에서 철골기둥 이음위치 변경을 통해 용접작업을 분산하는 철골구조물 구축방법

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100344154B1 (ko) * 2000-03-04 2002-07-24 삼성물산 주식회사 철골공사에서 철골기둥 이음위치 변경을 통해 용접작업을 분산하는 철골구조물 구축방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1329633C (en) Construction apparatus and construction method
US10378173B2 (en) Method of building a foundation comprising a steel monopile and a concrete part and associated foundation for construction work
KR19990072014A (ko) 위에서지면으로건축물을건설하는리프트업공법
FI123236B (fi) Menetelmä perussuojasäiliön rakentamiseksi
CN111894307A (zh) 全装配式的标准化临时支撑结构及施工方法
JPH05502073A (ja) 鋼製有役構造及びその組立方法
JPH09209451A (ja) 上下柱と梁の接合構造および接合方法
JPH09158376A (ja) 架構構造物
JP2004116285A (ja) 架構構造物
CN114837474A (zh) 一种装配式体育场的安装方法
CN113047627A (zh) 一种适用于承载金属柱模板的成品钢筋笼分级装配方法
JPH02161043A (ja) 綱管コンクリート柱の継手構造、綱管コンクリート柱及びその施工方法
JP3044459B2 (ja) 塔状構造物建設方法
JPH0434161A (ja) Pc柱及びpc柱構法
EP1809824A1 (en) Wall module with connection device
JP4352071B2 (ja) 原子炉格納容器の建設方法
JP2000297476A (ja) ドーム構造物の構築方法
JPH01154944A (ja) 構造用柱および架構構造
JP2711031B2 (ja) 鉄骨ラーメン構造建築物の施工方法
JPH031562Y2 (ja)
TW202026502A (zh) 構築多個層樓之建築物結構之方法
CN220267019U (zh) 一种芯柱带钢筋笼装配式组合柱结构
CN113216591B (zh) 一种爬模爬升辅助钢结构及其施工方法
JP3501283B2 (ja) Lng地下タンク屋根の架設工法
CN214785936U (zh) 一种基于核心筒结构且用于爬模爬升的辅助钢结构

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20031125