JPH09157700A - 液体洗浄剤組成物 - Google Patents
液体洗浄剤組成物Info
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- JPH09157700A JPH09157700A JP32194395A JP32194395A JPH09157700A JP H09157700 A JPH09157700 A JP H09157700A JP 32194395 A JP32194395 A JP 32194395A JP 32194395 A JP32194395 A JP 32194395A JP H09157700 A JPH09157700 A JP H09157700A
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Abstract
性及び使用感が良好であり、適度な粘度を有しており取
り扱い性に優れた液体洗浄剤組成物を提供すること。 【解決手段】(A)N−長鎖アシル中性アミノ酸塩、
(B)両性界面活性剤及び(C)ポリオキシアルキレン
ジオレイン酸アルキルグルコシドを含有する。
Description
が良好であり、適度な粘度を有しており取り扱い性に優
れた液体洗浄剤組成物に関する。
使用感を向上させるため、通常、種々の増粘剤が配合さ
れ適度な粘度を付与している。そのような増粘剤として
は、グアーガム、ヒドロキシプロピルセルロース、カル
ボキシメチルセルロース等の高分子増粘剤、膨潤性粘土
鉱物等が用いられている。しかしながらN−長鎖アシル
アミノ酸塩を含有する液体洗浄剤組成物は、これらの増
粘剤を用いても増粘しにくく、粘度を出すために充分な
量の増粘剤を添加すると泡立ち、泡の量及び質が低下
し、さらにすすぎ時にぬるつく、シャンプーに用いた場
合、乾燥後髪がごわつくなど使用感の点でも問題があっ
た。
シル中性アミノ酸塩を用いた、起泡性及び使用感が良好
であり、適度な粘度を有しており取り扱い性に優れた液
体洗浄剤組成物を提供することである。
を鑑み、鋭意研究を重ねた結果、(A)N−長鎖アシル
中性アミノ酸塩、(B)両性界面活性剤及び(C)ポリ
オキシアルキレンジオレイン酸アルキルグルコシドを含
有することにより、起泡性及び使用感を低下させること
なく粘度を付与することができることを見出し、本発明
を完成するに至った。
長鎖アシル中性アミノ酸塩のアシル基は、炭素原子数8
〜22の飽和又は不飽和脂肪酸より誘導され、例えばラ
ウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン
酸、オレイン酸等の単一組成の脂肪酸によるアシル基が
挙げられ、この他にヤシ油脂肪酸、牛脂脂肪酸、硬化牛
脂脂肪酸、ヒマシ油脂肪酸、オリーブ油脂肪酸、パーム
油脂肪酸等の天然より得られる混合脂肪酸あるいは合成
により得られる脂肪酸(分岐脂肪酸を含む)によるアシ
ル基であってもよい。また中性アミノ酸としては、グリ
シン、アラニン、バリン、β−アラニン、ロイシン、イ
ソロイシン、スレオニン、セリンが挙げられる。
らばN−オクタノイルグリシン、N−デカノイルグリシ
ン、N−ラウロイルグリシン、N−ミリストイルグリシ
ン、N−パルミトイルグリシン、N−ステアロイルグリ
シン、N−オレオイルグリシン、N−リノレオイルグリ
シン、N−椰子油脂肪酸アシルグリシン、N−オクタノ
イル−β−アラニン、N−デカノイル−β−アラニン、
N−ラウロイル−β−アラニン、N−ミリストイル−β
−アラニン、N−パルミトイル−β−アラニン、N−ス
テアロイル−β−アラニン、N−オレオイル−β−アラ
ニン、N−リノレオイル−β−アラニン、N−椰子油脂
肪酸アシル−β−アラニン、N−パーム核油脂肪酸アシ
ル−β−アラニン、N−オクタノイルアラニン、N−デ
カノイルアラニン、N−ラウロイルアラニン、N−ミリ
ストイルアラニン、N−パルミトイルアラニン、N−ス
テアロイルアラニン、N−オレオイルアラニン、N−リ
ノレオイルアラニン、N−椰子油脂肪酸アシルアラニ
ン、N−パーム核油脂肪酸アシルアラニン、N−オクタ
ノイルスレオニン、N−デカノイルスレオニン、N−ラ
ウロイルスレオニン、N−ミリストイルスレオニン、N
−パルミトイルスレオニン、N−ステアロイルスレオニ
ン、N−オレオイルスレオニン、N−リノレオイルスレ
オニン、N−椰子油脂肪酸アシルスレオニンが挙げられ
る。
ルカリ金属塩、マグネシウム、カルシウムなどのアルカ
リ土類金属塩、モノエタノールアミン、ジエタノールア
ミン、トリエタノールアミン、2−アミノ−2−メチル
−1−プロパノール、2−アミノ−2−メチル−1,3
−プロパンジオールなどのアルカノールアミン塩、アン
モニアなどの無機アミン塩及びリジン、オルニチン、ア
ルギニンなどの塩基性アミノ酸塩等を挙げられるが、使
用感の点でアルカノールアミン塩、塩基性アミノ酸が優
れており、特にリジン、アルギニン塩が好ましい。これ
らN−長鎖アシル中性アミノ酸塩は二種以上を組み合わ
せて用いても良い。
は、脂肪酸残基の炭素数が10から18のもので、かつ
アミノ酸がグリシン、スレオニンのものがさっぱりとし
た感触で皮膚洗浄剤に好適で、アラニンのものは特に頭
髪に優れたコンディショニング効果を示す点でヘアシャ
ンプーに好適である。
活性剤としては、椰子油アルキルジメチルアミノ酢酸ベ
タイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、テアリ
ルジヒドロキシエチルアミノ酢酸ベタイン等のカルボベ
タイン型界面活性剤、椰子油脂肪酸アミドプロピルジメ
チルアミノ酢酸ベタイン、ラウリン酸アミドプロピルジ
メチルアミノ酢酸ベタイン等のアミドベタイン型界面活
性剤、ラウリルヒドロキシスルホベタイン、ヤシ油脂肪
酸アルキルヒドロキシスルホベタイン等のヒドロキシス
ルホベタイン型界面活性剤、ラウリルスルホベタイン、
ヤシ油脂肪酸アルキルスルホベタイン等のスルホベタイ
ン型界面活性剤、ラウリルホスホベタイン、ヤシ油脂肪
酸アルキルホスホベタイン等のホスホベタイン型界面活
性剤、2−ラウリル−N−カルボキシメチル−N−ヒド
ロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、2−ラウリル
−N−カルボキシエチル−N−ヒドロキシエチルイミダ
ゾリニウムベタイン、2−ラウリル−N−ソジウムカル
ボキシメチル−N−カルボキシメチルオキシエチルイミ
ダゾリニウムベタイン等のイミダゾリニウム型界面活性
剤N−ラウリルグリシン、N−ラウリル−β−アラニン
等のアルキルアミノカルボン酸型界面活性剤が挙げられ
る。これらは単独でまたは二種以上を組み合わせて用い
る。
キレンジオレイン酸アルキルグルコシドはメチルグリコ
シド、エチルグリコシド、プロピルグリコシド等のアル
キルグルコシドをオレイン酸でジアシル化した後、エチ
レンオキサイド、プロピレンオキサイド等のアルキレン
オキサイドを付加して得られる物質であり、アルキレン
オキサイドの平均付加モル数は25〜200モル、好ま
しくは100〜150モルである。
成分と(B)成分の配合比は(A):(B)=70:3
0〜10:90であり、特に60:40〜20:80で
増粘効果が高く、好ましい。また(A)及び(B)の総
配合量としては組成物中、0.5〜50重量%である。
キシアルキレンジオレイン酸アルキルグルコシドの配合
量は、0.2〜20重量%で、取り扱い性の点から1〜
15重量%が最も好ましい。
10であるが、5〜7がすすぎ性、取り扱い性の点で好
ましい。
り台所用洗浄剤、シャンプー、洗顔料、身体洗浄剤、バ
ブルバス洗浄剤等の用途に用いることができるが、N−
アシルアラニン塩を含有する場合はシャンプーに、N−
アシルグリシン塩、N−アシルスレオニン塩を含有する
場合は洗顔料、身体洗浄剤に適している。
明の効果を損なわない範囲で併用することができる。
レンアルキルエーテル及びアルキルアミンオキシド、脂
肪酸アルキロールアミド等の非イオン界面活性剤、アル
キル硫酸エステル塩,ポリオキシエチレンアルキルエー
テル硫酸エステル塩及びα−オレフィンスルホン酸塩な
どのアニオン界面活性剤を発明の効果を損なわない範囲
で併用することができるが、中でも脂肪酸ジエタノール
アミド、脂肪酸モノエタノールアミド等は添加すること
によりさらに増粘し、泡立ちが早くなる。
組成物に通常用いられる成分を、本発明の効果を阻害し
ない範囲で添加することができる。以下に液体洗浄剤組
成物におけるその他の常用成分及び一般的な配合量を示
す。
上、製品の防腐性を向上するためエチレングリコール、
プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、
グリセリン、ソルビトール等の保湿剤を0.5〜10重
量%、すすぎ時のきしみ感の改良や泡立ちの調整、乾燥
後の風合いを改良するためにメチルセルロース、ヒドロ
キシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロー
ス、カチオン化セルロース等のセルロース誘導体または
天然高分子等を0.1〜5重量%、粘度調節、固形成分
の分散性向上のためにポリオキシエチレングリコールジ
ステアリン酸エステル、エタノール、カルボキシビニル
ポリマー等を0.1〜5重量%、油性成分または過脂剤
としてグリセリルモノステアレート、ソルビタンモノパ
ルミテート、ポリオキシエチレンセチルエーテル、ポリ
オキシエチレンステアリン酸エステル、ポリオキシエチ
レンソルビタンモノラウレート、ジグリセリンモノステ
アリン酸エステル等、乳化剤、流動パラフィン、ワセリ
ン、固形パラフィン、スクワラン、オレフィンオリゴマ
ー等の炭化水素、ステアリルアルコール等の高級アルコ
ール、イソプロピルミリステート、イソプロピルパルミ
テート、ステアリルステアレート、ミリスチン酸オクチ
ルドデシル、オレイン酸オクチルドデシル、2−エチル
ヘキサン酸トリグリセリド等のエステル等の感触向上
剤、高分子シリコーン、環状シリコーン、水溶性シリコ
ーン等のシリコーン誘導体、ラノリン誘導体やポリエチ
レングリコールの脂肪酸エステル類等を0.1〜5重量
%、また生薬等の薬剤、パラベン誘導体等の防腐防黴
剤、パール化剤、抗炎症剤、紫外線吸収剤、pH調整
剤、香料、色素等を挙げることができる。
に説明する。
H6.5)、その泡立ちの速さ、すすぎ時のぬるつき
感、乾燥後の毛髪のごわつき感を以下の方法により官能
評価した。
洗浄をさせ、その際の官能評価を行った。評価は下記基
準による平均値を算出し、5点を満点としたときの平均
値が4.5以上を非常に良好(◎)、3.5〜4.4の
場合を良好(○)、2.5〜3.4の場合を普通
(△)、2.4以下の場合を不良(×)とした。
型粘度計を用いて粘度を測定し、取り扱い性(粘度)を
以下の基準により評価した。
を示す。これらのものはいずれも起泡性及び使用感が良
好であり、適度な粘度を有しており取り扱い性に優れた
ものであった。
Claims (2)
- 【請求項1】(A)N−長鎖アシル中性アミノ酸塩、
(B)両性界面活性剤及び(C)ポリオキシアルキレン
ジオレイン酸アルキルグルコシドを含有することを特徴
とする液体洗浄剤組成物。 - 【請求項2】N−長鎖アシル中性アミノ酸塩がグリシ
ン、スレオニン、アラニンである請求項1記載の液体洗
浄剤組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32194395A JP3567566B2 (ja) | 1995-12-11 | 1995-12-11 | 液体洗浄剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32194395A JP3567566B2 (ja) | 1995-12-11 | 1995-12-11 | 液体洗浄剤組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09157700A true JPH09157700A (ja) | 1997-06-17 |
JP3567566B2 JP3567566B2 (ja) | 2004-09-22 |
Family
ID=18138162
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32194395A Expired - Fee Related JP3567566B2 (ja) | 1995-12-11 | 1995-12-11 | 液体洗浄剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3567566B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004098558A1 (ja) * | 2003-05-07 | 2004-11-18 | Ajinomoto Co., Inc. | 洗浄剤組成物 |
-
1995
- 1995-12-11 JP JP32194395A patent/JP3567566B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2004098558A1 (ja) * | 2003-05-07 | 2004-11-18 | Ajinomoto Co., Inc. | 洗浄剤組成物 |
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JP3567566B2 (ja) | 2004-09-22 |
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