JPH09156804A - 圧接ローラ - Google Patents

圧接ローラ

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JPH09156804A
JPH09156804A JP31791295A JP31791295A JPH09156804A JP H09156804 A JPH09156804 A JP H09156804A JP 31791295 A JP31791295 A JP 31791295A JP 31791295 A JP31791295 A JP 31791295A JP H09156804 A JPH09156804 A JP H09156804A
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JP
Japan
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roller
shaft
roller shell
pressure contact
collar
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JP31791295A
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English (en)
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Koujiyun Ishida
幸順 石田
Shintaro Kuge
慎太郎 久下
Hiroshi Nitta
宏 新田
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Toray Industries Inc
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Toray Industries Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】均一ニップ、小径化、振動吸収性を満足しなが
ら、さらに高速性能に優れ、かつ生産性が向上すること
により、製作コストも安価にし得る合成樹脂フィルム等
のシート状物の巻取ローラまたはガイドローラにシート
状物を介して圧接する圧接ローラを提供する 【解決手段】ローラシェルに同芯状に軸を挿通し、該軸
を前記ローラシェルの幅方向中央部で連結した圧接ロー
ラにおいて、前記幅方向中央部における前記ローラシェ
ルと軸との間に円筒状支持部材を介在させたことを特徴
とする圧接ローラ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は合成樹脂フィルム等
のシート状物の巻取ローラまたはガイドローラにシート
状物を介して圧接する圧接ローラに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、フィルム等のシート状物をロー
ル状に巻上げるためには、接圧ロールが幅方向の全ての
範囲にわたって巻取ローラ上のシート状物に密着すると
ともに、均一なニップ力で圧接することが有効であるこ
とは、たとえば、実公平2−29076号公報などで知
られている。この圧接ローラ1は、図6に示すように、
ローラシェル3を幅方向中央部を太径にした軸2より、
その中央部Sのみで連結固定し、巻取ロール7に押圧し
た際に、その巻取ローラ7上の巻取層を均一にニップし
ようとしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この圧接ロ
ーラ1は、軸2の全長Lに対して連結固定部である中央
部Sの長さnの割合が少なく、組立不良であったりアン
バランスが発生し、回転精度が確保できなくなるという
問題があった。また、この問題は製作時において、図4
に示すように、ローラシェル3に軸2を圧入する際、軸
2の軸端をP方向に押圧するが、細径部長さmが長くな
るに従い、軸2をローラシェル3に垂直に圧入すること
が困難であることにも起因する。
【0004】また、軸2の太径部Sはテーパまたは段付
け加工を必要とするが、この時、全長Lに対して連結固
定部である中央部Sの長さnの割合が少なく細径部長さ
mが長くなるに従い加工量が増え、その分、余計に時間
を要すこととなる。そのため、製作費用がアップすると
いう問題があった。
【0005】本発明の目的は、均一ニップ、小径化、振
動吸収性を満足しながら、さらに高速性能に優れ、かつ
生産性が向上することにより、製作コストも安価にし得
る合成樹脂フィルム等のシート状物の巻取ローラまたは
ガイドローラにシート状物を介して圧接する圧接ローラ
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する本
発明の構成は下記のとおりである。すなわち、 (1)ローラシェルに同芯状に軸を挿通し、該軸を前記
ローラシェルの幅方向中央部で連結した圧接ローラにお
いて、前記幅方向中央部における前記ローラシェルと軸
との間に支持部材を介在させたことを特徴とする圧接ロ
ーラ。
【0007】(2)支持部材が、金属またはセラミック
の剛性体からなるものであることを特徴とする前記1に
記載の圧接ローラ。
【0008】(3)支持部材は、端部において軸方向に
スリットを有するとともに、該スリットが円周方向に間
隔をおいて複数個設けられたものであることを特徴とす
る前記1または2に記載の圧接ローラ。
【0009】(4)前記支持部材の前記幅方向中央部に
おける該幅方向の連結長さnを、前記ローラシェルの前
記幅方向の表面長さLの5〜50%にしたことを特徴と
する前記1〜3のいずれかに記載の圧接ローラ。
【0010】(5)前記ローラシェルと前記同芯状に挿
通した軸を炭素繊維強化樹脂および/または炭素繊維強
化金属から構成したことを特徴とする前記1〜4のいず
れかに記載の圧接ローラ。
【0011】(6)前記ローラシェルを炭素繊維強化エ
ポキシ樹脂から構成し、前記同芯状に挿通した軸を炭素
繊維強化アルミニウムから構成したことを特徴とする前
記5に記載の圧接ローラ。
【0012】なお、本発明において幅方向とは、ローラ
の軸方向をいうものとする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施例に基づい
て本発明をさらに詳しく説明する。
【0014】図1は、本発明の圧接ローラの概略縦断面
図である。
【0015】図2は、本発明の圧接ローラを用いたシー
ト状物巻取装置の一例を示す概略縦断面図である。
【0016】図3は、図2のA−A矢視断面図である。
【0017】図4は、本発明の圧接ローラ組立方法を示
す概略縦断面図である。
【0018】図5は、本発明の圧接ローラに用いるカラ
ーの概略図である。
【0019】図1に示すように、本発明の圧接ローラ1
は、軸2をローラシェル3に同芯状に挿通し、ローラシ
ェル3の幅方向中央部における前記ローラシェル3と軸
2との間に支持部材4(以下、この支持部材を「カラ
ー」と称する)を介在させて、軸2とローラシェル3と
をローラシェルの幅方向中央部で連結させたものであ
る。
【0020】本発明におけるカラー4の材質は、例え
ば、炭素鋼、ステンレス鋼、セラミック等一般的に剛性
のあるものであれば如何なるものであってもよいが、錆
の発生、任意寸法への加工性等を考慮するとステンレス
鋼が好ましい。さらには、カラー4を軸2の幅方向中央
部に固着する方法は、如何なる方法であってもよく、焼
きばめ、ピン打ち、溶接、接着剤などがあるが、精度、
および作業性などを考慮すると焼きばめが好ましい。ま
た、使用する材料は比較的熱膨脹の大きなものが好まし
く、ステンレス鋼がより好ましい。
【0021】カラー4の長さnは、均一ニップ性を高め
るために、圧接ローラ1の面長Lの5〜50%にするの
が好ましく、10〜30%とするのがさらに好ましい。
【0022】カラー4の厚さtは長さnで製作できるも
のであればいかなる値のものでもよいが、0.5〜5m
mとするのが好ましい。一般に、固有振動数の高いロー
ルを得るためには、巻取り安定を維持可能にする圧接ロ
ーラ1の小径化を阻害しない範囲で軸2を太径にするこ
とが有利である。従って、カラー4の厚さtは、組立性
を考慮すると厚い方が作業性はよいが、高い固有振動数
を得るためには、できるだけ薄い方が好ましい。また、
形状は、軸2とローラシェル3が円周方向に均等に連結
固定される形状であればよく、一般的に製作の容易さを
考慮すると円筒状が好ましい。また、図5に示すカラー
4のように、端部円周方向に等分割スリット等を入れ、
圧接の際、軸2とローラシェル3の撓みの差により、連
結部端の境界部に圧縮応力が集中して軸2の肩部、およ
びそれに対向したローラシェル3内壁を損傷することを
緩和させる機能を持たせたものであればさらによい。
【0023】カラー4は、図5に示すように、その端部
において軸方向にスリットを有するとともに、該スリッ
トが円周方向に間隔をおいて複数個設けられたものであ
ることが好ましい。
【0024】軸2の形状は、ローラシェル3を連結固定
するための幅方向中央部に太径部を設ける必要はなくス
トレート形状でよい。
【0025】次に、軸2およびローラシェル3の材質
は、炭素鋼などの一般の構造材がいずれも使用可能であ
るが、好ましくは炭素繊維強化樹脂、炭素繊維強化金属
を使用するとよい。特にローラシェルを炭素繊維強化エ
ポキシ樹脂とし、軸を炭素繊維強化アルミニウムとする
ことが好ましい。
【0026】ローラ等の回転体の剛性、換言すれば固有
振動数は、同寸法、同形状で比較した場合、その材料が
持つ引張弾性率の値をその材料の比重で除した値、すな
わち非弾性率(=引張弾性率/比重)は、その値が高い
ほど、高速回転性能が高くなるが、表1に示すように、
スチールやアルミニウムに比べ、炭素繊維強化材料は非
弾性率の値が数倍高く、この材料を用いて構成した圧接
ローラは当然高い固有振動数となって高速化に適応可能
となる。かつ比重の値が小さいので圧接ローラが軽量化
され、ハンドリングが容易となる。
【0027】
【表1】 本発明の構成からなる圧接ローラ全体を梁としてモデル
化する場合、両端を軸受5a,5bによって支持された
梁(軸2)にローラシェル3という質量が、カラー4を
介して支承されているといえる。従って、質量体を支持
する梁は非弾性率の高い材料の中でも、特に引張弾性率
の高い材料である炭素繊維強化アルミニウムが荷重とい
う外力に対して撓みが小さくなり、高い固有振動数が得
られることで、好ましい。換言すれば、軸2に炭素繊維
強化アルミニウムを用いると、固有振動数一定ならば小
径化が可能となる。
【0028】逆に、質量体であるローラシェル3は非弾
性率の高い材料の中でも特に比重の小さい炭素繊維強化
エポキシ樹脂が軸2に対する負荷が軽減され、圧接ロー
ラ全体としての系の固有振動数が高くなることで、好ま
しい。
【0029】本発明の圧接ローラ1は、使用領域の振動
数が固有振動数よりも低くなるように設計されている。
圧接ローラ自体の固有振動数に対しては、ローラシェル
3に比して長尺である軸の影響が支配的であるので、こ
の発明の軸2は、圧接ローラ1の使用領域の振動数が圧
接ローラの固有振動数よりも低くなるような設計をする
のが好ましい。しかしながら、軸2の剛性は、その使用
領域の振動数が圧接ローラの固有振動数を回避可能な範
囲で低剛性にするのが好ましい。このようにすることに
より、本発明の圧接ローラ1は、その弾性変形領域にお
ける軸2自体の撓みによって、たとえ巻取ローラ7ある
いはローラシェル3自身の偏芯、変形、アンバランスな
どによる振動が発生してもその振動を容易に吸収し得
る。
【0030】ここで、カラー4の長さnについて理解を
容易にするため、本発明のローラシェル3の全体を単純
梁にモデル化し、この単純梁が一定厚さのゴム被覆層を
有する巻取ローラ7上に設置された状態として考察す
る。
【0031】まず、カラー4の長さnが、圧接ロール1
の面長Lの5%未満になると、巻取ローラ7も梁からの
荷重を受けて若干撓むが、梁自体は中央部のみが支持さ
れた状態で等分布荷重を受けた状態に近くなり、カラー
長さnの両外側ではゴム被覆層から上方への反力を受け
るので撓みが大きくなり、均一ニップが達成しにくくな
る。
【0032】逆に、カラー4の長さnが、圧接ロール1
の面長Lの50%を越えると、巻取ローラ7の撓みは上
記5%の場合よりは少なくなるが、梁は両端支持の梁に
対してゴム被覆層から、下方から上方への等分布荷重に
よる反力を受けた状態に近くなるので、この場合も梁中
央部の撓みが大きくなって均一ニップが達成しにくくな
る。
【0033】結局、梁、すなわちローラシェル3に対し
て軸2からカラー4を介して集中荷重が加えられた場合
に、巻取ローラ7のゴム被覆層から等分布荷重による反
力を受けた場合の撓みが巻取ローラ7の撓みと同等とな
るカラー長さnが好ましい。この好ましいカラー長さn
が上記の範囲である。
【0034】このようなカラー長さnにおいて、巻取ロ
ーラ7の剛性が高い場合には、カラー長さnが大きい方
がよい。その理由は、このように荷重を広く分散させた
方がカラー長さnを狭めた場合よりもローラシェル3間
の隙間より少なくなるからである。
【0035】一方、巻取ローラ7の剛性が低い場合は、
カラー4の長さnを狭め、巻取ローラ7の撓み曲線にあ
わせてローラシェル3も大きく撓ませる方が両者間の隙
間が少なくなり、均一にニップが達成される。
【0036】一方、炭素繊維強化樹脂或いは炭素繊維強
化金属は、その引張強さや弾性率の高さに比べ、面の圧
縮強度や耐摩耗性が一般の金属材料に比べて劣る。その
ためローラシェル3と軸2との撓み曲線の違いにより、
連結部の領域、特に境界部に強い摩擦力を受けて表面を
著しく損傷しやすくなる。しかし、本発明においては、
連結部に介在させたカラー4は図5に示すように、端部
に円周等分割でスリットを設けているためローラシェル
3と軸2の撓み曲線の違いによるローラシェル3内壁や
軸2表面の損傷を解消することが可能となっている。
【0037】この発明は、圧接ローラの組立作業中にお
いて、ローラシェルに軸を圧入する時の圧縮応力をカラ
ーに作用させると共に、ローラシェルと軸との撓み曲線
の違いによる連結部の摩擦力をカラーに設けたスリット
で分散させる作用をする。
【0038】また、軸からローラシェルにカラーを介し
て与えた荷重が巻取ローラに等分布に作用する。
【0039】次に、材料が炭素繊維強化材料であるため
回転性能およびハンドリング性に作用する。
【0040】
【実施例】本発明は、図1および図2に示したように、
軸2の幅方向中央部に固着されたカラー4と、このカラ
ー4を介して連結されたローラシェル3から構成された
ものである。
【0041】ここでは、実施例として、軸2に炭素繊維
強化アルミニウム、ローラシェルに炭素繊維強化エポキ
シ樹脂、カラー4にステンレス鋼を用いた圧接ローラに
ついて、図6を比較例として説明する。
【0042】まず、本発明圧接ローラの組立に当たって
は、カラー4を焼きばめするために軸2外径を焼きばめ
可能寸法に仕上げる。この時、軸形状は単に円柱状に切
削するだけで良く、図6のような、ローラシェル3とを
連結させるための太径部を加工する必要がない。よっ
て、軸加工費で、従来比75%のコストダウンが可能に
なる。焼きばめ代は、ローラシェル3の表面に被覆する
材料または後加工などの温度条件により異なるが、一般
的には150〜200℃の焼きばめ代が好ましい。ここ
では、カラー4を180℃に加熱し、軸に挿入し焼きば
めた。
【0043】カラー4は、軸加工時には既に軸とは別工
程で製作されており、外径寸法はローラシェル3の内径
5点平均値に対して0から0.1の公差で仕上げられて
いる。この時、軸加工費としては、カラー4の別製作工
数および焼きばめ作業工数を含めても60%のコストダ
ウンが可能となった。
【0044】つづいて、図4に示すようにローラシェル
3に軸2の幅方向中央部に固着されたカラー4の端部を
治具6を介して押圧Pで圧入した。その結果、上述した
圧入時の組立不良の発生は無かった。
【0045】さらに、炭素繊維強化エポキシ樹脂のロー
ラシェル3に炭素繊維強化アルミニウムの軸2を直接圧
入すると摩擦により、炭素繊維強化アルミニウム中の繊
維が毛羽立つことによりアルミ材が変形し、ローラシェ
ルの内壁に食い込み、抜き指しが不能となる、一般的に
カジリという現象が起こり組立ができなくなり、また、
この変形により芯ズレのおそれがあったが本発明により
解消した。
【0046】次に、均一ニップ性の良否について、図1
および図2を実施例、図6を比較例として、表2の実施
条件にて同表2の結果を得た。ここで評価した均一ニッ
プ性については巻取ローラでの合成樹脂フィルムFの幅
方向の巻硬度斑の大小で結果を判定した。その他に、巻
姿に関係のある諸結果を示す。
【0047】なお、合成樹脂フィルムFは、厚さ10μ
mのポリエステルフィルムを使用し、幅方向の巻硬度斑
および巻硬度は、スプリング式硬試験機(JIS K6301 A
級)を用いて測定した。
【0048】表2から明らかなように本発明の実施例圧
接ローラの場合は、均一ニップ性、小径化、振動吸収
性、高速性能、およびハンドリング性の全てが共に優れ
ていることが分かる。
【0049】
【表2】
【0050】
【発明の効果】本発明は、上述した構成を有するので、
以下に述べる優れた効果を奏する。
【0051】(イ)圧接ローラのローラシェルの幅方向
中央部と軸との連結部に剛性体からなる円筒状支持部材
を介在させたので、軸に圧縮応力を与えることなく組立
が可能となり、軸の座屈等による組立不良をなくすこと
ができ、生産性が向上する。また、軸とカラーが別々に
製作可能であることと、軸形状が簡素化したことによ
り、加工量および時間が減ることにより、低コストの製
作が可能となる。
【0052】(ロ)ローラシェルの幅方向中央部と軸と
の連結部に剛性体からなる円筒状支持部材を介在させた
ので、シート状物の巻取ローラまたはガイドローラとの
均一ニップ性を向上する。さらに、軸とローラシェルの
撓み曲線の違いによる境界部の損傷はカラーの端部を変
形可能な形状にすることで解消する。
【0053】(ハ)ローラシェルと軸に炭素繊維強化樹
脂や炭素繊維強化金属を用いた場合は、固有振動数を高
くし、高速性能をさらにアップすることができ、かつ軽
量化によりハンドリング性が向上する。
【0054】(ニ)振動吸収性を確保しつつ、さらに小
径化が可能となり、シート層間への空気の噛込みを減少
させ、巻欠点を解消、および、巻取速度、搬送速度を大
幅にアップできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の圧接ローラの概略縦断面図である。
【図2】本発明の圧接ローラを用いたシート状物巻取装
置の一例を示す概略縦断面図である。
【図3】図2のA−A矢視断面図である。
【図4】本発明の圧接ローラ組立方法を示す概略縦断面
図である。
【図5】本発明の圧接ローラに用いるカラーの概略図で
ある。
【図6】従来の、圧接ローラを用いたシート状物巻取装
置の一例を示す概略縦断面図である。
【符号の説明】
1:圧接ローラ 2:軸 3:ローラシェル 4:カラー 5a,5b:軸受け 6:治具 7:巻取ローラ F:合成樹脂フィルム(シート状物) L:ローラシェル長さ m:細径部(テーパ,段付き部) n:カラー長さ(連結固定部) P:押圧 S:太径部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ローラシェルに同芯状に軸を挿通し、該軸
    を前記ローラシェルの幅方向中央部で連結した圧接ロー
    ラにおいて、前記幅方向中央部における前記ローラシェ
    ルと軸との間に支持部材を介在させたことを特徴とする
    圧接ローラ。
  2. 【請求項2】支持部材が、金属またはセラミックの剛性
    体からなるものであることを特徴とする請求項1に記載
    の圧接ローラ。
  3. 【請求項3】支持部材は、端部において軸方向にスリッ
    トを有するとともに、該スリットが円周方向に間隔をお
    いて複数個設けられたものであることを特徴とする請求
    項1または2に記載の圧接ローラ。
  4. 【請求項4】前記支持部材の前記幅方向中央部における
    該幅方向の連結長さnを、前記ローラシェルの前記幅方
    向の表面長さLの5〜50%にしたことを特徴とする請
    求項1〜3のいずれかに記載の圧接ローラ。
  5. 【請求項5】前記ローラシェルと前記同芯状に挿通した
    軸を炭素繊維強化樹脂および/または炭素繊維強化金属
    から構成したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか
    に記載の圧接ローラ。
  6. 【請求項6】前記ローラシェルを炭素繊維強化エポキシ
    樹脂から構成し、前記同芯状に挿通した軸を炭素繊維強
    化アルミニウムから構成したことを特徴とする請求項5
    に記載の圧接ローラ。
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Cited By (5)

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