JPH09156353A - 空調装置 - Google Patents

空調装置

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Publication number
JPH09156353A
JPH09156353A JP32262395A JP32262395A JPH09156353A JP H09156353 A JPH09156353 A JP H09156353A JP 32262395 A JP32262395 A JP 32262395A JP 32262395 A JP32262395 A JP 32262395A JP H09156353 A JPH09156353 A JP H09156353A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
receiver
air conditioner
joint block
condenser
pipe
Prior art date
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Pending
Application number
JP32262395A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiko Sugimoto
明彦 杉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP32262395A priority Critical patent/JPH09156353A/ja
Publication of JPH09156353A publication Critical patent/JPH09156353A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、コンデンサとレシーバとの連結パ
イプやレシーバブラケットの廃止による部品点数および
作業工数の削減を行うことができるとともに、ガス漏れ
の減少と利用スペースの拡大を図ることが可能な空調装
置を提供することにある。 【解決手段】 本発明では、ヘッダパイプ3,4を上下
に配置したパラレルフローコンデンサ1とレシーバ2を
有する空調装置において、上部に位置するヘッダパイプ
3の出口6側の端部にジョイントブロック9を設け、ジ
ョイントブロック9にレシーバ2を直接取付けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等に使用さ
れる空調装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車の空調装置は、図2に示
す如く、パラレルフローのコンデンサ51、レシーバド
ライヤ52、図示しないコンプレッサ等を有している。
しかして、このような空調装置においては、図外のコン
プレッサで圧縮されて高圧のガス状になった冷媒が図示
の矢印で示すようにコンデンサ51に送られてここで冷
却されて液体となり、液体となった冷媒がいったんレシ
ーバ52に貯えられ、図示しないレシーバドライヤパイ
プを介してエバポレータ(図示せず)に送られ、ここで
冷媒が気化して周囲の熱をうばい、このエバポレータの
冷気をブロアによって車室内に送るようになっている。
【0003】このような従来の空調装置におけるコンデ
ンサ51とレシーバ52とは、コンデンサ51の下端に
設けた冷媒の出口側のパイプソケット53、パイプ54
等を介して連結されている。しかも、コンデンサ51お
よびレシーバ52は、それぞれ別個に自動車のエンジン
ルーム内などに取付けられており、このうち、レシーバ
52は車体側に固定されたレシーバブラケット55に収
納配置することにより取付けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来の空調装置では、コンデンサ51とレシーバ52との
連結にパイプ54が必要であり、またレシーバ52の取
付けにレシーバブラケット55が必要となるので、部品
点数および作業工数が多くなり、コストや作業性の点で
問題があった。その上、従来の空調装置では、パイプ5
4の使用によってジョイント部も多くなるので、当該ジ
ョイント部からのガス漏れを生じるおそれがあった。
【0005】本発明はこのような実状に鑑みてなされた
ものであって、その目的は、コンデンサとレシーバとの
連結パイプやレシーバブラケットの廃止による部品点数
および作業工数の削減を行うことができるとともに、ガ
ス漏れの減少と利用スペースの拡大を図ることが可能な
空調装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の有する課
題を解決するために、本発明においては、ヘッダパイプ
を上下に配置したパラレルフローコンデンサとレシーバ
を有する空調装置において、上記ヘッダパイプの出口側
端部にジョイントブロックを設け、該ジョイントブロッ
クに上記レシーバを直接取付けている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に基づいて詳細に説明する。
【0008】図1は本発明に係る空調装置の実施の形態
を示している。図において、1は本実施の形態の空調装
置に適用される自動車のパラレルフローコンデンサ、2
はレシーバドライヤである。上記コンデンサ1は、その
上下部に配置されるヘッダパイプ3,4と、これらヘッ
ダパイプ3,4の上下間に架設され、車巾方向に間隔を
置いて設けられる複数本のチューブ5などを備えてい
る。
【0009】そして、上記コンデンサ1においては、冷
媒の出入口6,7が上部に位置するヘッダパイプ3の端
部にそれぞれ設けられ、入口7側から入った冷媒は図示
の矢印で示す方向に流れて冷却されるようになってい
る。このため、ヘッダパイプ3の出口6側の端部には、
パイプソケット8を有するジョイントブロック9が一体
的に設けられており、該ジョイントブロック9にレシー
バ2が後述の締付ボルトを用いて直接取付けられてい
る。したがって、コンデンサ1に送られる冷媒の流路
は、ジョイントブロック9がコンデンサ1の上部に位置
するように設定されている。なお、ジョイントブロック
9は、ロー付けなどによってヘッダパイプ3の端部に固
着されるように構成されている。
【0010】また、上記レシーバ2の上面部には、パイ
プソケット8に嵌入するインレットポート10と、図示
しないアウトレットパイプを挿入するアウトレットポー
ト11と、締付ボルト12を螺入する取付穴13がそれ
ぞれ設けられている。一方、ジョイントブロック9に
は、締付ボルト12の軸部を挿通させるボルト穴14が
穿設されている。
【0011】なお、ジョイントブロック9がコンデンサ
1の下部に位置するヘッダパイプ4の端部に設けられる
と、レシーバ2の上部がコンデンサ1の下部に位置する
ことになり、車体への取付けに際してレシーバ2が下方
に位置し過ぎることになるため、レイアウトに無理が生
じてしまい、好ましくない。
【0012】本実施の形態の空調装置では、図外のコン
プレッサにより圧縮された冷媒がコンデンサ1の入口7
に送られると、この送られた冷媒は矢印に示す如く、ヘ
ッダパイプ3,4やチューブ5内を冷却されながら流
れ、出口6側のジョイントブロック9内を通ってインレ
ットポート10よりレシーバ2に入り、当該レシーバ2
内に貯えられる。その後、冷媒はレシーバ2から従来と
同様の手順を経て、車室内に送られる。
【0013】本実施の形態の空調装置においては、上部
に位置するヘッダパイプ3の出口6側端部にジョイント
ブロック9を一体的に設け、このジョイントブロック9
にレシーバ2を締付ボルト12で締付けることにより直
接に取付けているため、従来の空調装置で必要なコンデ
ンサとレシーバとの連結パイプが不要となる上、レシー
バブラケットも廃止することができる。また、従来の空
調装置に比べて、コンデンサ1とレシーバ2との間にお
けるジョイント部の設置数が減少するため、ジョイント
部からのガス漏れ発生を抑えることができる。しかも、
上記連結パイプやレシーバブラケットの設置スペースを
設ける必要がなくなるため、コンデンサ1とレシーバ2
との接続箇所などの周囲におけるスペースに余裕ができ
る。
【0014】以上、本発明の実施の形態につき述べた
が、本発明は既述の実施の形態に限定されるものではな
く、本発明の技術的思想に基づいて各種の変形および変
更が可能である。
【0015】
【発明の効果】上述の如く、本発明に係る空調装置は、
ヘッダパイプを上下に配置したパラレルフローコンデン
サとレシーバを有するものであって、上記ヘッダパイプ
の出口側端部にジョイントブロックを設け、該ジョイン
トブロックに上記レシーバを直接取付けているので、従
来の空調装置においてコンデンサとレシーバとを連結す
るのに必要であったパイプが要らず、かつレシーバを取
付けるのに必要であったレシーバブラケットも廃止で
き、部品点数および作業工数の削減によってコストダウ
ンと作業性の向上を図ることができる。しかも、本発明
の空調装置では、コンデンサとレシーバとの間に設置さ
れるジョイント部の数を減らすことが可能となるので、
ジョイント部からのガス漏れの発生を減少させることが
できる。それに加えて、本発明の空調装置によれば、コ
ンデンサとレシーバとの接続箇所におけるスペースに余
裕ができるため、エンジンルーム内のスペースを有効に
利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る空調装置のコンデン
サとレシーバドライヤとの接続部分を示す斜視図であ
る。
【図2】従来の空調装置のコンデンサとレシーバドライ
ヤとの接続部分を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 コンデンサ 2 レシーバドライヤ 3,4 ヘッダパイプ 5 チューブ 6 出口 7 入口 8 パイプソケット 9 ジョイントブロック 10 インレットポート 11 アウトレットパイプ 12 締付ボルト 13 取付穴 14 ボルト穴

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッダパイプを上下に配置したパラレル
    フローコンデンサとレシーバを有する空調装置におい
    て、上記ヘッダパイプの出口側端部にジョイントブロッ
    クを設け、該ジョイントブロックに上記レシーバを直接
    取付けたことを特徴とする空調装置。
  2. 【請求項2】 上記パラレルフローコンデンサに送られ
    る冷媒の流路は、上記ジョイントブロックが上記コンデ
    ンサの上部に位置するように設定されていることを特徴
    とする請求項1に記載の空調装置。
JP32262395A 1995-12-12 1995-12-12 空調装置 Pending JPH09156353A (ja)

Priority Applications (1)

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JP32262395A JPH09156353A (ja) 1995-12-12 1995-12-12 空調装置

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JP32262395A JPH09156353A (ja) 1995-12-12 1995-12-12 空調装置

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Publication Number Publication Date
JPH09156353A true JPH09156353A (ja) 1997-06-17

Family

ID=18145789

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JP32262395A Pending JPH09156353A (ja) 1995-12-12 1995-12-12 空調装置

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JP (1) JPH09156353A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0974793A3 (en) * 1998-07-23 2000-04-05 Sanden Corporation Condenser equipped with receiver
EP1388722A3 (de) * 2002-08-08 2004-08-25 Behr GmbH & Co. Kondensator, insbesondere für eine Kraftfahrzeug-Klimaanlage

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0974793A3 (en) * 1998-07-23 2000-04-05 Sanden Corporation Condenser equipped with receiver
EP1388722A3 (de) * 2002-08-08 2004-08-25 Behr GmbH & Co. Kondensator, insbesondere für eine Kraftfahrzeug-Klimaanlage
EP2108912A1 (de) * 2002-08-08 2009-10-14 Behr GmbH & Co. KG Kondensator, insbesondere für eine Kraftfahrzeug-Klimaanlage

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