JPH09156096A - インクジェットプリンタ - Google Patents

インクジェットプリンタ

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JPH09156096A
JPH09156096A JP32024495A JP32024495A JPH09156096A JP H09156096 A JPH09156096 A JP H09156096A JP 32024495 A JP32024495 A JP 32024495A JP 32024495 A JP32024495 A JP 32024495A JP H09156096 A JPH09156096 A JP H09156096A
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head
nozzle
nozzle plate
ink
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Junji Kashioka
潤二 柏岡
Shuji Koike
修司 小池
Masayuki Kato
雅之 加藤
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧電素子の変位方向に対する曲げ弾性率が異
なるヘッド板を備えたヘッドの複数の組み合わせ或いは
交換可能に搭載したインクジェットプリンタに関し、印
字の高速化ができ、安価なインクジェットプリンタの提
供を目的とする。 【解決手段】 インク6の粒子を噴射させるノズル9を
有するノズル板14、及びノズル板14に接合し、各ノズル
9に対応して圧力室15を形成すると共に、各圧力室15に
インク6を供給するインク供給口18を有する壁部材16で
構成されるヘッド板12と、各ノズル9に対応して設けら
れ、壁部材16の一端を変位させ、圧力室15のインク6を
ノズル9から噴射させる駆動体8とで構成されるプリン
トヘッド10により、記録媒体7上に印字を行うインクジ
ェットプリンタであって、等厚で駆動体8の変位方向に
対して異なる曲げ弾性率を有するヘッド板12を備えたプ
リントヘッド10の複数を、組み合わせ或いは交換可能に
搭載した構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェットプ
リンタに係り、特に圧電素子の変位方向に対する曲げ弾
性率が異なるヘッド板を備えたヘッドの複数の組み合わ
せ或いは交換可能に搭載したインクジェットプリンタに
関するものである。
【0002】近来、印字媒体にインクの微粒子を直接吹
きつけて記録するインクジェットプリンタが、印字媒体
に対する制限がなく、且つ高速印字ができて、低騒音で
あり、カラー化が容易であることから急速に普及しつつ
ある。
【0003】このインクジェットプリンタのヘッドは、
例えば、ノズルを有するノズル板、流路板、弾性部材及
び加圧板で形成した圧力室を複数備え、夫々の加圧板に
圧電素子を配置して、圧電素子に選択的に電圧を印加し
てその電歪による変位で、加圧板を介してインクを満た
した各圧力室に圧力を与えて、ノズルからインクを噴射
して用紙にドット印字を形成するものである。
【0004】このインクジェットプリンタの印刷速度を
高速化するためにはノズル数を増やす必要がある。しか
しながら、複数色のインクを搭載した場合、色の数に比
例してノズル数が増加し、その結果、ヘッドは大型化す
る。また、メモリ容量も必要となり、高価なプリンタと
なる。
【0005】そこで、小型で安価なプリンタが得られる
方法が望まれている。
【0006】
【従来の技術】図9にインクジェットプリンタの概要を
示す。図に示すように、インクジェットヘッド(以下印
字ヘッドという)1を搭載したキャリア2にガイドシャフ
ト3が嵌合し、また、プーリP1,P2 に掛けられたタイミ
ングベルト(以下ベルトという)4にキャリア2が固定さ
れ、プーリP1はモータM1に連結されている。
【0007】キャリア2は板状のプラテン5の上方に配
置され、モータM1の正逆方向回転によりベルト4によっ
てプラテン5に平行に矢印A、B方向に移動する。プラ
テン5の前段にモータM2に連結された送りローラRが配
置されている。印字ヘッド1は、ヘッド部10a及びイン
クタンク11から成り、ヘッド部10aは、先端に後述する
複数のノズルを有し、プラテン5に所定の間隙を介して
対向している。
【0008】インクタンク11は、複数のノズルに共通
し、ヘッド部10aに供給するインクが収容されている。
カラープリンタの場合には、ノズルを複数のグループに
分けて、夫々異なる色のインクが供給される。この場合
にはインク共通流路及びインクタンク11も色毎に分けら
れる。
【0009】従って、キャリア2が移動しながら、印字
ヘッド1はノズルからインクを噴射して用紙7aにマトリ
ックスドットによって印字を形成する。用紙7aは送りロ
ーラRの回転によって矢印C方向に行送りされる。
【0010】次にヘッド部10aについては、本出願人に
よる特願平3−511685号において、流路板の一部
を弾性部材で構成し、圧電素子の電歪による加圧板の弾
性的変位で圧力室のインクの圧力を変化させてインクを
噴射するインクジェットヘッドが提案されているが、以
下に概要を説明する。
【0011】図10のヘッド部の斜視図、図11(a) の
ヘッド部の透視平面図及び(b) のヘッド部の一部の側断
面図に示すように、ヘッド板12aは、ノズル91,92,…
(例えば、孔径30〜50μm) が設けられたノズル板13
a、圧力室141,142,…、インク供給口171,172,…を有す
る流路板15a、シリコーンゴムで形成された弾性部材16
1,162,…及び加圧板18aで構成されている。これに対し
て、圧電素子81,82,…が接合されて1列に複数配置さ
れ、これが多数列設けられて、ヘッド板12aが構成され
ている。
【0012】圧電素子81,82,…は、一端面が加圧板18a
の外側に接着され、図示していないが、両面に電極が設
けられている。また、ヘッド板12aは、ノズル板13aに
流路板15aが接合され、流路板15aの他面は弾性部材16
1,162,…を介して加圧板18aに接合し、これらに囲まれ
た空間部により圧力室141,142,…が形成されている。イ
ンク供給口171,172,…は、共通インク流路19aを介して
前記のインクタンク11に接続されている。
【0013】ノズル板13aと流路板15aは静電接合 (或
いは拡散接合) 或いは接着剤等によって接合されてい
る。また、弾性部材161,162,…は、加圧板18a上にスク
リーン印刷等の方法によって液状の弾性部材が塗布さ
れ、上記のノズル板13aを結合した流路板15aの他面と
で液状の弾性部材を挟んで、加熱硬化させて形成され
る。
【0014】弾性部材161,162,…を形成する理由は、圧
電素子81,82,…の電歪によって圧力室141,142,…を変形
させてインク6aに圧力を与えた時に、流路板15aが外側
に膨れるように変形して、圧力がインク6aに効率良く加
えられないので、これを改善するために、弾性部材161,
162,…の弾力を利用したものである。
【0015】従って、圧電素子81,82,…の電極に選択的
に電圧を印加して、圧電素子81,82,…の電気歪みの変位
量により対応する加圧板18aを移動させることによっ
て、圧力室141,142,…に圧力を加えて、インク供給口17
1,172,…から供給されたインク6aが上記のようにノズル
91,92,…から噴射する。
【0016】なお、加圧板18aと流路板15a、或いはノ
ズル板13aと流路板15aを一体として、例えば電鋳法で
形成したヘッド部もある。また、ステンレス鋼材或いは
感光ガラスをエッチングして形成したノズル板、流路板
及び加圧板を使用したヘッド部もある。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上記従来方法によれ
ば、記録速度を高速化するために多数のノズルを備えて
いるが、複数色のインクを搭載した場合、色の数に比例
してノズル数が増加し、その結果ヘッドは大型化する。
また、制御部に備えるメモリ容量も必要になり、高価な
プリンタになる。
【0018】これを回避し、或る程度の記録速度を有
し、安価なプリンタを得るには、特定の色に対するノズ
ル数だけを増やすことが有利である。例えば、モノクロ
印字用の印字ヘッドの場合は、その印字頻度が高いの
で、2行同時印字等により印字速度を高速化するために
ノズル数を増やし、カラーのグラフィック印字用に、複
数色のインクを搭載した印字ヘッドの場合は、各色に対
してノズル数の少なくする方法が考えられる。
【0019】しかし、ノズル数が多い印字ヘッドでは、
図12(a) に示すように、ヘッド板12aが、圧電素子
81,82,…の駆動で圧力室141,142,…内に発生した圧力に
よって、(b) に示すように列方向に撓み易く、圧力損失
をきたしてインクの噴射特性(粒量、飛翔速度及び飛翔
角度)を低下させて印字品質を損なうため、ノズル数を
増やすことが困難である。という問題点がある。
【0020】本発明は、印字品質を確保して印字の高速
化ができ、且つ安価なインクジェットプリンタを提供す
ることを目的としている。
【0021】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。図1において、6はインク、7は記録媒体、
14は圧力室、19は共通インク流路、9はノズル板13に設
けられ、インク6の粒子を噴射させるノズル、13はヘッ
ド板12に設けられ、ノズル9を有するノズル板、15はヘ
ッド板12に設けられ、ノズル板13及び該ノズル板13に接
合して圧力室14を形成すると共に、インク供給口17を有
する壁部材、17は壁部材15に設けられ、共通インク流路
19から圧力室14にインク6を供給するインク供給口、12
はノズル板13及び壁部材15で構成されるヘッド板、8は
駆動により壁部材15の一端を変位させ、圧力室14の体積
を変化させる駆動体、10はヘッド板12と駆動体8を備
え、駆動体8の駆動で圧力室14のインク6をノズル9か
ら噴射するプリントヘッドである。
【0022】プリントヘッド10により、記録媒体7上に
印字を行うインクジェットプリンタであって、等厚で駆
動体8の変位方向に対して異なる曲げ弾性率を有するヘ
ッド板12を夫々備えたプリントヘッド10の複数を組み合
わせ或いは交換可能に搭載した構成とする。
【0023】従って、高い曲げ弾性率の必要なヘッド板
12だけ、硬い材料を用いて弾性率を高くすることがで
き、安価に製造可能となり、また、曲げ弾性率を変えて
も等厚とすることで、同一形状のワイプ等でノズル面を
清掃することができ、プリントヘッド10毎にワイプ等を
交換する必要が無くなる。
【0024】請求項2:駆動体8は、ヘッド板12に対し
て垂直に配置された構成とする。 請求項3:壁部材15は、インク供給口17を有する流路板
と、ノズル板13に平行に設けられた加圧板と、流路板及
び加圧板の間に設けられた弾性部材とで構成され、駆動
体8の変位が弾性部材を伸縮させるように構成されてい
る。
【0025】請求項4:複数のヘッド板12は、ノズル板
13及び壁部材15が夫々少なくとも1つの層を積層して構
成され、積層の各層の厚さが等しく、ノズル板13及び壁
部材15の少なくとも一方が、曲げ弾性率の異なる材料で
形成されるように構成されている。
【0026】請求項5:複数のヘッド板12は、同一の材
料で厚さが異なるノズル板13と、ノズル板13の厚さの差
を相殺すべく厚さを設定した壁部材15との組み合わせに
よって、厚さを等しくした構成である。
【0027】請求項6:複数のヘッド板12は、等厚、且
つ曲げ弾性率の等しい壁部材15と、等厚、且つ曲げ弾性
率の異なる複数の層を積層して形成したノズル板13とを
組み合わせた構成である。
【0028】請求項7:複数のヘッド板12は、曲げ弾性
率の高いノズル板13が金属層を積層して形成されるよう
に構成されている。請求項8:曲げ弾性率の高いノズル
板13は、ステンレス鋼とニッケルの電鋳層を積層して形
成されるように構成されている。
【0029】請求項9:複数のヘッド板12は、曲げ弾性
率の低いノズル板13が金属層と樹脂層の積層により形成
されるように構成されている。 請求項10:複数のノズル板13は、厚さが異なる金属層
と、金属層の厚さの差を相殺すべく厚さを設定した樹脂
層とを積層して形成されるように構成されている。
【0030】請求項11:複数のヘッド板12は、ノズル
板13及び壁部材15が夫々少なくとも1つの層を積層して
構成され、曲げ弾性率が異なる複数のヘッド板12を、ノ
ズル板13或いは壁部材15の少なくとも1つの層を共通の
基板として形成するように構成されている。
【0031】従って、曲げ弾性率の異なるヘッド板12を
共通の基板上に形成することで、曲げ弾性率の異なるヘ
ッド板12を分離形成してから両者を位置合わせするより
も、位置精度を高めることができ、また、製造を容易に
することができる。
【0032】請求項12:基板は、ノズル板13であるよ
うに構成されている。 請求項13:ノズル9の数が異なる複数のプリントヘッ
ド10の同時搭載或いは交換搭載を可能とし、複数のプリ
ントヘッド10のヘッド板12は、ノズル数が多いプリント
ヘッド10に曲げ弾性率が高いヘッド板12を配置し、ノズ
ル数が少ない方のプリントヘッド10に曲げ弾性率が低い
ヘッド板12を配置するように構成されている。
【0033】従って、1列に形成したノズル9の数が異
なるプリントヘッド10を同時搭載、或いは交換搭載する
場合、ノズル数が多い方のプリントヘッド10に曲げ弾性
率の高いヘッド板12を配置し、且つ等厚にすることによ
り、印字頻度の高い黒色印字をノズル数の多い方のプリ
ントヘッド10で高速に行い、カラー印字をノズル数の少
ない方のプリントヘッド10で比較的低速に行うことがで
き、駆動時のプリントヘッド10の撓みが減少すると共
に、安価に、印字速度の高いプリンタを得ることができ
る。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、図2〜図8により本発明の
実施例1〜実施例7を説明する。全図を通じて同一符号
は同一対象物を示す。
【0035】1)実施例1 図2は本発明の実施例1を示す斜視図である。図に示す
ように、複数のヘッド部10A,10B において、ヘッド板12
a,12b の加圧板18a,18b に対して圧電素子8a1,8a2,…、
8b1,8b2,…の長手方向の端面が垂直に接合(サイドシュ
ート型ヘッド)され、ヘッド板12a,12b は、ノズル板13
a,13b に夫々3層(a〜c層)構成の流路板15a,15b 及
び1層構成の加圧板18a,18b が接合されている。インク
供給口17a1,17a2,…、17b1,17b2,…は流路板15a,15b の
3層の真ん中の層bに形成されている。
【0036】ここで、ヘッド部10A のノズル9a1,9a2,…
の数は、ヘッド部10B のノズル9b1,9b2,…の数より多く
設けられており、ヘッド部10A の圧電素子8a1,8a2,…の
駆動によるヘッド板12aの加圧板18aの変位方向に対す
る曲げ弾性率が、ヘッド部10B のヘッド板12bの加圧板
18bの変位方向に対する曲げ弾性率より高く設定されて
いる。即ち、ノズル板13aはノズル板13bより硬い材
料、例えば、ノズル板13aは金属材(例えば、ステンレ
ス鋼材:以下ステンレスという)、ノズル板13bは樹脂
材(例えば、アクリル系樹脂材)で形成されている。
【0037】ここで、ヘッド部10A,10B の積層の形成方
法を説明すると、まず、ノズル板13a,13b に、ドライフ
ィルムレジスト等で、圧力室14a1,14a2 …、14b1,14b2
…、共通インク流路19a,19b 、インク供給口17a1,17a2,
…、17b1,17b2,…を層毎にパターン形成する。これに加
圧板18a,18b を接合し、加圧板18a,18b に圧電素子8a 1,
8a2,…、8b1,8b2,…を接合することによって形成するこ
とができる。
【0038】このような構成を有するので、ノズル数多
い方のヘッド部10A の曲げ弾性率が高く、一度に多数の
ノズルからインク6aを噴射しても、ヘッド部10A の撓み
を防止することができる。
【0039】従って、黒色印字はヘッド部10A で高速に
印字し、他の色(イエロー、シアン、マゼンタ)はヘッ
ド部10B で比較的低速で行うことにより、印字頻度の高
い黒印字を高速化することができ、高い曲げ弾性率の必
要なヘッド部10A だけ、硬い材料を用いて弾性率を高く
することができ、駆動時の撓みが防止できて印字品質が
確保されると共に、安価に製造可能となり、また、曲げ
弾性率を変えても等厚とすることで、段差が無くなり、
同じ形状のワイプ(ノズル清掃用具)等が使用でき、ヘ
ッド部10A,10B 毎にワイプ等を交換する必要が無い。
【0040】2)実施例2 図3は実施例2を示す側断面図である。実施例2が上記
実施例1と異なるのは、異なる曲げ弾性率とするため
に、ヘッド板の厚さを等厚として、ノズル板の厚さを変
えたことである。
【0041】即ち、図に示すように、ヘッド板12aの曲
げ弾性率をヘッド板12bの曲げ弾性率より高めるため
に、ノズル板13aの厚さをノズル板13bより厚く設定し
ている。例えば、ノズル板13a,13b は、ステンレスにマ
イクロプレスによってノズル9a 1,9a2,…、9b1,9b2,…を
開けることができる。この際、ノズル板13aのステンレ
スの板厚をノズル板13bより厚くして曲げ弾性率を高め
ることができる。
【0042】これによって生じるノズル板13a,13b の厚
さの差だけ、流路板15a,15b の層厚a〜cを調整するこ
とによって、ヘッド板12a,12b の夫々の全体の厚さを同
じにしている。例えば、流路板15aをドライフィルムで
作成する場合には、ドライフィルムの厚さを調整する。
【0043】この場合に、圧力室14a1,14a2,…と圧力室
14b1,14b2,…の高さに差を生じるが、インク供給口17
b1,17b2,…の形状、圧力室14a1,14a2,…と圧力室14b1,1
4b2,…の幅寸法等、或いはノズル9b1,9b2,…の形状、圧
電素子8a1,8a2,…,8b1,8b2, …の変位量及び変位速度等
を加減して、所望の噴射特性を得ることができる。
【0044】3)実施例3 図4は実施例3を示す側断面図である。実施例3が上記
実施例1及び2と異なるのは、異なる曲げ弾性率を得る
ために、層構造とした流路板の一層の材料を変えたこと
である。
【0045】即ち、図に示すように、ヘッド部10A,10B
は、流路板15aの3層a〜cの一部或いは全てを金属板
(図では、a,bを樹脂板、cを金属板)とし、流路板15
bの各層を樹脂板で形成されている。
【0046】例えば、流路板15bをドライフィルムで構
成し、これに対して流路板15aは3層のうちの1層をド
ライフィルム等の樹脂材から、エッチング等でパターン
形成したステンレス(或いはニッケルの電鋳でパターン
形成した層) で構成されている。従って、ヘッド部10A
の曲げ弾性率をヘッド部10B より高めることができる。
【0047】4)実施例4 図5は実施例4を示す側断面図である。図に示すよう
に、ヘッド部10A,10B は、流路板15aと加圧板18aの間
に弾性部材16a1,16a2,…(以下16aとする。)、流路板
15bと加圧板18bの間に弾性部材16b1,16b2,…(以下16
bとする。)が設けられている。
【0048】弾性部材16a,16b はヤング率の低いシリコ
ーンゴムで形成(従来例で説明した形成方法と同様)さ
れ、形成時に弾性部材16a,16b の厚さを均一にするため
に弾性部材16a,16b の各々の周囲にスペーサSa1,Sa2,
…、Sb1,Sb2,…が配置されている。
【0049】また、ノズル板13aの厚さを厚さtだけ増
して、ヘッド板12aの曲げ弾性率を高めている。ノズル
板13bには同じ厚さtのドライフィルム20が積層されて
(幾分曲げ弾性率が高められる。)、ヘッド板12a,12b
の厚さを等しくしている。
【0050】従って、弾性部材16a,16b によって圧電素
子8a1,8a2,…、8b1,8b2,…の変位は効率良く圧力室14
a1,14a2,…、14b1,14b2,…に伝わるが、弾性部材16a,16
b が柔らかいため、圧力室14a1,14a2,…、14b1,14b2,…
内の発生圧力によりヘッド部10A,10B が撓み易くなるの
を、ヘッド板12aはノズル板13aの厚さを増し、ヘッド
板12bはノズル板13bにドライフィルム20を積層して、
曲げ弾性率を高めることにより対応することができる。
しかも、ヘッド板12aはヘッド板12bより曲げ弾性率を
高くすることができる。
【0051】5)実施例5 図6は実施例5を示す側断面図である。実施例5が上記
実施例1〜4と異なるのは、異なる曲げ弾性率を得るた
めに、ノズル板を2層構造とし、そのうちの1層の材料
を変えたことである。
【0052】即ち、図に示すように、ヘッド部10A,10B
のノズル板13a,13b が夫々2層の積層構造に形成されて
いる。ノズル板13aは、2層とも金属材で形成されてい
る。例えば、ステンレスにマイクロプレス加工で孔加工
を施した第1層130a上にニッケル電鋳により第2層130A
を形成する。
【0053】ノズル板13bは、第1層130bは金属材、第
2層130Bは樹脂材で形成されている。例えば、ステンレ
スにマイクロプレス加工で孔加工を施した第1層130b上
に、ドライフィルムで第2層130Bを形成する。
【0054】従って、ノズル板13aを有するヘッド板12
aは、ノズル板13bを有するヘッド板12bより高い曲げ
弾性率が得られる。 6)実施例6 図7は実施例6を示す側断面図である。上記実施例5と
同様に、ヘッド板12aのノズル板13aを2層構造にする
場合、層間に第3の層を形成する方法である。
【0055】図に示すように、個別に形成した第1層13
0aと第2層130Aの間に、異なる材料の第3層131 が形成
されている。ヘッド板12bのノズル板13bは、樹脂材の
第1層130b及び第2層130Bから成る2層構造である。
【0056】即ち、ノズル板13aは、第1層130aをステ
ンレス鋼材のマイクロプレスで孔加工し、第2層130Aを
ニッケル電鋳(或いはステンレスのエッチング)でパタ
ーン形成し、ドライフィルムでパターン形成した第3層
131 を接着層として熱接合したものである。
【0057】従って、容易に積層構造とすることがで
き、ヘッド板12aの曲げ弾性率を高めることができる。 7)実施例7 図8は実施例7を示す側面図である。実施例7が上記実
施例1〜6と異なるのは、複数のヘッド板を共通の基板
上に形成したことである。
【0058】即ち、図に示すように、曲げ弾性率の異な
る2つのヘッド板12a,12b が共通の基板21上に形成され
ている。基板21は、マイクロプレスでノズル板13a,13b
に対応する孔加工をしてノズル板13a,13b を連結した状
態に形成され、ヘッド板12a,12b を連結している。
【0059】曲げ弾性力を高める部分は、基板21のノズ
ル板13aに対応する位置にニッケル電鋳22により厚みを
増加させている。また、曲げ弾性力を高める必要がない
部分は、基板21のノズル板13bに対応する位置にドライ
フィルム23により、ニッケル電鋳22と同じ厚さだけ増加
させている。その他のヘッド板12a,12b の流路板15a,15
b 等の部分は同一の材料で構成されている。
【0060】従って、曲げ弾性率の異なるヘッド板12a,
12b を共通の基板21上に形成することにより、位置合わ
せの必要がなく、別々に製造したヘッド板12a,12b を位
置合わせしてプリンタに搭載する方法に比べて、製造が
容易で、しかも製造精度を高めることができる。
【0061】上記実施例5では、第1層130aをステンレ
スで形成し、第2層130Aをニッケル電鋳で形成した場合
を説明したが、両層共ニッケル電鋳で形成する方法とし
ても良い。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、 高い曲げ弾性率の必要なヘッド板だけ、硬い材料を用
いて弾性率を高くすることができ、安価に製造可能とな
り、また、曲げ弾性率を変えても等厚とすることで、同
一形状のワイプ等でノズル面を清掃することができ、プ
リントヘッド毎にワイプ等を交換する必要が無い。
【0063】曲げ弾性率の異なるヘッド板をノズル等
の共通基板上に形成することで、曲げ弾性率の異なるヘ
ッド板を分離形成してから両者を位置合わせするより
も、位置精度を高めることができ、また、製造を容易に
することができる。
【0064】1列に形成したノズルの数が異なるプリ
ントヘッドを同時搭載、或いは交換搭載する場合、ノズ
ル数の多い方のプリントヘッドに高い弾性率のヘッド板
を配置し、且つ等厚にすることにより、頻度の高い黒色
印字をノズル数の多い方のプリントヘッドで高速に行
い、頻度の少ないカラー印字をノズル数の少ない方のプ
リントヘッドで比較的低速に行うことができ、駆動時の
撓みが防止されて印字品質が確保されると共に、安価
に、印字速度の高いプリンタを得ることができる。とい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理説明図
【図2】 本発明の実施例1を示す斜視図
【図3】 本発明の実施例2を示す側断面図
【図4】 本発明の実施例3を示す側断面図
【図5】 本発明の実施例4を示す側断面図
【図6】 本発明の実施例5を示す側断面図
【図7】 本発明の実施例6を示す側断面図
【図8】 本発明の実施例7を示す側面図
【図9】 インクジェットプリンタの概要を示す斜視図
【図10】 ヘッド部の一部を破断して示す斜視図
【図11】 ヘッド部を示す構成図
【図12】 従来方法の問題点を示す説明図
【符号の説明】
6,6a はインク、 7は記録媒体、 7a
は用紙、8,81,82,8a1,8a2,8b1,8b2は圧電素子、9,91,
92,9a1,9a2,9b1,9b2, はノズル、12,121,122,12a,12bは
ヘッド板、13,131,132,13a,13bはノズル板、14,141,1
42,14a1,14a2,14b1,14b2は圧力室、 15は壁部
材、151,15a,15b は流路板、161,162,16a,16b,16a1,16a
2,16b1,16b2 は弾性部材、17,171,172,17a1,17a2,17b1,
17b2はインク供給口、18,181,182,18a,18bは加圧板、
21は基板

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクの粒子を噴射させるノズルを有す
    るノズル板、及びノズル板に接合し、各ノズルに対応し
    て圧力室を形成すると共に、各圧力室にインクを供給す
    るインク供給口を有する壁部材で構成されるヘッド板
    と、 各ノズルに対応して設けられ、壁部材の一端を変位さ
    せ、圧力室の体積の変化でインクをノズルから噴射させ
    る駆動体とで構成されるプリントヘッドにより、記録媒
    体上に印字を行うインクジェットプリンタであって、 等厚で前記駆動体の変位方向に対して異なる曲げ弾性率
    を有するヘッド板を備えたプリントヘッドの複数を、組
    み合わせ或いは交換可能に搭載したことを特徴とするイ
    ンクジェットプリンタ。
  2. 【請求項2】 前記駆動体は、前記ヘッド板に対して垂
    直に配置されたことを特徴とする請求項1のインクジェ
    ットプリンタ。
  3. 【請求項3】 前記壁部材は、 前記インク供給口を有する流路板と前記ノズル板に平行
    に設けられた加圧板と、 流路板及び加圧板の間に設けられた弾性部材とで構成さ
    れ、 前記駆動体の変位が加圧板を介して弾性部材を伸縮させ
    ることを特徴とする請求項1のインクジェットプリン
    タ。
  4. 【請求項4】 前記複数のプリントヘッドに搭載した前
    記複数のヘッド板は、 前記ノズル板及び前記壁部材が夫々少なくとも1つの層
    を積層して構成され、該積層の各層の厚さが等しく、ノ
    ズル板及び壁部材の少なくとも一方が、曲げ弾性率の異
    なる材料で形成されることを特徴とする請求項1のイン
    クジェットプリンタ。
  5. 【請求項5】 前記複数のプリントヘッドに搭載した前
    記複数のヘッド板は、 同一の材料で厚さが異なるノズル板と、 該ノズル板の厚さの差を相殺すべく厚さを設定した前記
    壁部材との組み合わせによって、厚さを等しくしたこと
    を特徴とする請求項1のインクジェットプリンタ。
  6. 【請求項6】 前記複数のプリントヘッドに搭載した前
    記複数のヘッド板は、 等厚、且つ曲げ弾性率の等しい壁部材と、 等厚、且つ曲げ弾性率の異なる複数の層を積層して形成
    したノズル板とを組み合わせたことを特徴とする請求項
    1のインクジェットプリンタ。
  7. 【請求項7】 前記複数のヘッド板は、 曲げ弾性率の高いノズル板が金属層を積層して形成され
    ることを特徴とする請求項6のインクジェットプリン
    タ。
  8. 【請求項8】 前記曲げ弾性率の高いノズル板は、 ステンレス鋼とニッケルの電鋳層を積層して形成される
    ことを特徴とする請求項7のインクジェットプリンタ。
  9. 【請求項9】 前記複数のヘッド板は、 前記曲げ弾性率の低いノズル板が金属層と樹脂層の積層
    により形成されることを特徴とする請求項6のインクジ
    ェットプリンタ。
  10. 【請求項10】 前記複数のノズル板は、 厚さが異なる金属層と、 該金属層の厚さの差を相殺すべく厚さを設定した樹脂層
    とを積層して形成されることを特徴とする請求項6のイ
    ンクジェットプリンタ。
  11. 【請求項11】 前記複数のヘッド板は、前記ノズル板
    及び前記壁部材が夫々少なくとも1つの層を積層して構
    成され、 該曲げ弾性率が異なる複数のヘッド板を、ノズル板或い
    は壁部材の少なくとも1つの層を共通の基板として形成
    することを特徴とするインクジェットプリンタ。
  12. 【請求項12】 前記基板は、前記ノズル板であること
    を特徴とする請求項11のインクジェットプリンタ。
  13. 【請求項13】 前記ノズルの数が異なる複数のプリン
    トヘッドの同時搭載或いは交換搭載を可能とし、 複数のプリントヘッドのヘッド板は、ノズル数が多いプ
    リントヘッドに曲げ弾性率が高いヘッド板を配置し、ノ
    ズル数が少ない方のプリントヘッドに曲げ弾性率が低い
    ヘッド板を配置することを特徴とする請求項1のインク
    ジェットプリンタ。
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