JPH09155078A - 電動式剃刀機 - Google Patents

電動式剃刀機

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JPH09155078A
JPH09155078A JP34493995A JP34493995A JPH09155078A JP H09155078 A JPH09155078 A JP H09155078A JP 34493995 A JP34493995 A JP 34493995A JP 34493995 A JP34493995 A JP 34493995A JP H09155078 A JPH09155078 A JP H09155078A
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JP
Japan
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beard
skin
case
razor
shaving
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JP34493995A
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English (en)
Inventor
Ichiro Kogo
一郎 向後
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気剃刀は深剃りしにくい。深剃りをするた
めに肌に強く押し付ければ肌が荒れる。しかも、肌荒れ
が慢性化し易く、ときには毛孔周辺が黒ずんでシミにな
る場合もある。 【解決手段】 請求項1では電気或は電池式剃刀のケー
ス1の外側に露出する様に皮膚に圧接可能な当接部2を
設けた。請求項2では当接部2を振動させる振動駆動部
3と、同振動駆動部3の電源をON/OFFする電源ス
イッチ4とを備えた。請求項3では当接部2をケース1
に着脱可能に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、髭を剃る前に、顔
全体の髭及び皮膚をこすったり、それらに振動を与えて
髭を皮膚から引き出して立たせると共に、老化した角皮
質(毛孔からにじみ出て皮膚表面に固まった油や腐敗
物)を除去して皮膚表面を滑らかにすることで、髭を根
元から剃ることができるようにした電動式剃刀機に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、髭や顔の毛を剃る道具として
T字型とか刃を柄の内部に折畳み可能とした折畳み式剃
刀(通常、理容室で使用されている剃刀)及び電気(電
池)剃刀機等がある。T字型の剃刀は刃を取付けるヘッ
ド部が固定されているものと首振り可能なものとがあ
り、1枚刃のものと2枚刃のものとがある。
【0003】電気(電池)剃刀機は、通常、ヘッド部と
いわれる箇所で髭を剃るが、このヘッド部は多数の小孔
が形成された薄い金属製の網目シートの下に切断刃が設
けられてなる。その切断刃は一般的には駆動体により振
動されるが、振動式のもの以外にもロータリ式のものも
ある。又、ヘッド部が顔の曲線に沿って首振りが可能な
ものや、ヘッド部が2つ形成されているものもある。
【0004】髭は毛孔5から伸びるときに周りの老化し
た皮膚(角皮質)6も押し上げる様にして伸びるため、
図3(a)に示す様に皮膚表面に凸部ができてしまう。
従来は、髭剃り前に洗顔等をして角皮質6を除去した
り、蒸しタオルやハンカチ等を髭や顔の毛にあてがって
髭を軟らかくしたり、タオルでこすって毛を剃り易いよ
うに根元7から立たせ、更に刃の滑りを良くするため予
め髭剃り専用クリームや石鹸を塗ったりしてから剃刀で
剃っている。そのため、角皮質6はスムーズに除去さ
れ、皮膚の表面は滑らかに平に剃り上り、毛の根元7か
ら深剃りすることができ、皮膚が傷むこともなかった。
【0005】電気剃刀機で髭を剃る場合は、髭や顔の毛
の毛孔5にできる老化した角皮質6を除去することな
く、直接ヘッド部を顔にあてて剃っていた。しかも、ク
リームを塗ったり、洗顔を行なったりせずに、いきなり
髭を剃っていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】T字型の剃刀であって
も、髭を剃るときに手元を誤れば、顔に傷がつく危険性
があり、又、髭を剃るには蒸したタオルを皮膚にあて、
専用クリームを塗ったりしなくてはならないため、髭剃
りが非常に面倒であった。これでは、急用時や車内等の
一寸した場所では、とても髭を剃ることはできず、不便
さは明らかであった。
【0007】電気剃刀(一般的なもの及び深剃り仕様の
もの)の場合、毛の根元7から深剃りすることは難しか
った。最近では、角皮質6を除去することができ、しか
も、従来よりも毛の深剃りの可能な電気剃刀が普及して
いるが、それでもT字型剃刀と比較すると深剃りできず
髭の根元7が残ったり、皮膚が傷むということがあっ
た。又、深剃りするためには剃刀を皮膚に強く押し付け
なければならないため、髭と共に老化した皮膚も削ら
れ、皮膚に傷がつくことがあった。その結果、削られた
皮膚が常に過敏になり、膨れ上がった状態となる。その
上、かなりの高速で、皮膚の凸部が削られるため、皮膚
はガサガサになり、ささくれだったような状態になり、
毛孔5の周辺は、それが顕著になるため、黒ずんだシミ
になることがある。
【0008】近頃では、電気剃刀は一般的な機種の改良
が進み、電気剃刀の欠点をなくすべく様々な改良がなさ
れているが、それは刃の部分や、それを含むヘッドの形
状の改良であり、いまだ深剃りを追求する傾向にある。
そのため、深剃りを求めれば求めるほど皮膚を傷めやす
いという根本的な欠点を克服するにはなっていない。
【0009】本発明の目的は、電気剃刀の利便さを損な
わずに、誰でも容易に髭を深剃りすることができ、剃刀
後に皮膚も傷まない電動式剃刀機を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のうち請求項1の
電動式剃刀機は、図1に示す様に電気或は電池式剃刀の
ケース1の外側に露出する様に、皮膚に圧接可能な当接
部2を設けてなるものである。
【0011】本発明のうち請求項2の電動式剃刀機は、
図1、2に示す様に当接部2を振動させる振動駆動部3
と、同振動駆動部3の電源をON/OFFする電源スイ
ッチ4を備えてなるものである。
【0012】本発明のうち請求項3の電動式剃刀機は、
図1、2に示す様に当接部2をケース1に着脱可能に設
けてなるものである。
【0013】
【発明の実施の形態1】本発明の電動式剃刀機の実施の
形態の一例を図1、図2に基づいて詳細に説明する。図
1に示すのは電池式剃刀であり、そのケース1は扁平横
長に形成され、長手方向の一端には角皮質6(毛孔5に
溜る油や腐敗物等からなる塊)を除去し、髭や顔の毛を
立たせるための当接部2が設けられ、他端には髭剃り部
8が設けられている。髭剃り部8は通常の電池剃刀の髭
剃り部と同様に、図2に示す様に切断刃9の外側に薄い
金網等の被覆材10がカバーされてなる。ケース1の側
面には図1に示す様に髭剃り部8の電源をON/OFF
する電源スイッチ4が設けられている。
【0014】髭を立たせる当接部2は、ゴム或は合成樹
脂等で成形されており、肌への当接面が円弧状に成形さ
れている。図1(a)に示す当接部2はケース1の幅方
向に細長の突条11を所定間隔で形成してなり、図1
(b)に示す当接部2は球状の突起物12を所定間隔で
設けてある。当接部2は図1(c)に示す様にケース1
の側面に設けても良い。又、側面以外にも、例えば髭剃
り部8の横に並べるようにして設けても良い。
【0015】当接部2は図2に示す様に回転子13に連
結され、その回転子13が駆動体14(例えばモータ)
の作動により回転されると図1(a)に実線で示す矢印
方向に小刻みに往復振動するようになっている。このた
め、当接面をねている髭や顔の毛にあてがうと角皮質6
は除去されて毛が立つようになる。又、振動方向は図示
した上下動に限らず左右動であっても良く或は回動等で
あっても良い。当接部2を図1(c)に示す様にケース
1の側面に設けた場合は実線で示した矢印方向ヘ前後動
するようになる。
【0016】図1の電源スイッチ4は当接部2の電源を
ON/OFFするものであり、ケース1外側に突出する
様に設けられている。この電源スイッチ4をONにする
と振動駆動部3が駆動し、当接部2が振動する。図1
(c)のケース1には充電用のプラグ15が設けられて
おり、これは操作部16によりケースの内外に出し入れ
可能としてある。図示したものは当接部2が振動するも
のの場合であるが、本発明の当接部2は振動しないもの
(固定式)であっても良い。
【0017】
【使用例】本発明の電動式剃刀機の使用例を説明する。
先ず電源スイッチ4をONにして当接部2を振動させ
る。振動した当接部2を肌(髭)に押し当ててこすると
図3(a)に示すように毛孔5にできた角皮質6は除去
され、図3(b)に示す様な肌の表面が平で滑らかな状
態になる。さらに振動させることにより、髭は毛孔5か
ら引出されて立ち上がり、毛孔5も引上げられるので、
髭は角皮質6のみを除去したときよりも0.5mm程度
(大人が1日に伸びる髭の長さ)引出された状態にな
る。この引出された状態で、毛剃り部7で髭をカットす
る。カットされた髭及び引上げられていた毛孔5は数時
間経つと図3(c)に示す様に元の状態に戻り髭は毛孔
5内に納まる。
【0018】振動しない当接部2の場合は、それを皮膚
に当てながら手で剃刀機を動かして皮膚をこする。これ
により、振動式の当接部2で、皮膚をこすった場合と同
様に角皮質が除去され髭が毛孔5から引出される。
【0019】
【発明の効果】本発明のうち請求項1の電動式剃刀機は
次のような効果がある。 .髭(毛)を毛孔から引出したり、立たせたりするこ
とができるので、剃り易い。しかも、毛剃り部を無理に
肌に押し付けなくても深く剃れるので、無理に深剃りを
することがない。よって、皮膚が傷つきにくい。 .当接部でこすって老化した皮膚(角皮質)を除去す
ることができるので、スムーズに髭をカットでき、皮膚
を傷つけることもない。又、髭剃り後の毛孔の周囲の表
面が滑らかになる。 .さらに、髭を大人が1日に伸びる程度の長さだけ引
出して剃ることができるので、例えば朝に剃れば次の日
の朝まで髭が肌の表面まで殆ど伸びることがなく、1日
中髭が伸びない状態でいることができる。 .皮膚をこするためのタオルを用意したり、タオルを
蒸して使用したりする必要もないため、煩わしさがなく
気軽に髭を剃ることができる。しかも、車の中やトイレ
の中等で剃ることもできる。 .当接部を凹凸にすることで、皮膚のマッサージ及び
指圧の効果も期待できる。又、顎の下とか首の立たせに
くい箇所に生えている毛でも立たせることができ、それ
らをも奇麗に剃ることができる。
【0020】本発明のうち請求項2の電動式剃刀機は、
当接部が振動するので、請求項1の場合よりも手軽に髭
を毛孔から引出すことができ、より一層スムーズに深剃
りすることができる。
【0021】本発明のうち請求項3の電動式剃刀機は、
当接部が着脱自在であるため、取外して手軽に洗浄する
ことができ、又、他の形状をした当接部と交換すること
もできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電動式剃刀機の第一の実施形態を示す
ものであり、(a)は当接部に突条を形成した斜視図、
(b)は当接部に突起物を形成した斜視図、(c)は当
接部をケース側面に取付けた状態の斜視図。
【図2】本発明の電動式剃刀機の説明図。
【図3】毛孔周辺の状態を表すものであり、(a)は毛
孔に角皮質ができた状態を示す側面図、(b)は本発明
の電動式剃刀機の当接部により振動を毛孔に与えた後に
髭を剃った状態を示す側面図、(c)は(b)で引出さ
れていた髭と引上げられていた毛孔が元に戻った状態を
示す側面図。
【符号の説明】
1 ケース 2 当接部 3 振動駆動部 4 電源スイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気或は電池式剃刀のケース(1)の外側
    に露出する様に、皮膚に圧接可能な当接部(2)を設け
    てなることを特徴とする電動式剃刀機。
  2. 【請求項2】請求項1記載の電動式剃刀機に当接部
    (2)を振動させる振動駆動部(3)と、同振動駆動部
    (3)の電源をON/OFFする電源スイッチ(4)を
    備えたことを特徴とする電動式剃刀機。
  3. 【請求項3】請求項1又は請求項2記載の電動式剃刀機
    において、当接部(2)をケース(1)に着脱可能に設
    けてなることを特徴とする電動式剃刀機。
JP34493995A 1995-12-06 1995-12-06 電動式剃刀機 Pending JPH09155078A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34493995A JPH09155078A (ja) 1995-12-06 1995-12-06 電動式剃刀機

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JP34493995A JPH09155078A (ja) 1995-12-06 1995-12-06 電動式剃刀機

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JPH09155078A true JPH09155078A (ja) 1997-06-17

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ID=18373180

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JP34493995A Pending JPH09155078A (ja) 1995-12-06 1995-12-06 電動式剃刀機

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A131 Notification of reasons for refusal

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Effective date: 20040708

A02 Decision of refusal

Effective date: 20041102

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