JPH09154997A - 投球機の支持装置 - Google Patents

投球機の支持装置

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JPH09154997A
JPH09154997A JP34451095A JP34451095A JPH09154997A JP H09154997 A JPH09154997 A JP H09154997A JP 34451095 A JP34451095 A JP 34451095A JP 34451095 A JP34451095 A JP 34451095A JP H09154997 A JPH09154997 A JP H09154997A
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arm
pitcher
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Kazu Nozato
和 野里
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 投球機が投球を繰り返しても、地面上への投
球機の設置位置が偏位しないようにして、投球目標域か
らみた投球精度が低下しないようにする。投球機がアー
ム式であって、投球時に投球アームが急速に回転するも
のである場合でも、練習用のスペースが狭められないよ
うにする。投球機の形状が大きくならないようにして、
投球機の不使用時の移動等の取り扱いが容易にできるよ
うにする。 【解決手段】 地面3上に移動自在に設置される架台4
を設け、球2を前方に向って投球可能とする投球機本体
5を上記架台4に支持させる。平面視で、上記架台4か
ら外方に向って出退自在となるよう同上架台4に補助支
持台68を支持させる。この補助支持台68の前ジャッ
キ71を上記地面3上に当接可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、野球練習用グラン
ドなどの地面上に移動自在に設置される投球機に関し、
より詳しくは、球を投球する架台を上記地面上に支持さ
せる支持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記投球機には、従来より種々のものが
提案されている。
【0003】例えば、第1に、水平な軸心回りに回転可
能な投球アームと、この投球アームの突出端に取り付け
られて球を載置可能とする球受部とが備えられ、上記軸
心回りに投球アームを急速に回転させて、上記球受部上
の球を投球させるようにしたいわゆるアーム式投球機
(例えば、実開昭56‐141676号公報)がある。
【0004】第2に、互いに逆回転する一対の回転輪が
並設され、これら両回転輪の外周面間に球を挟んで、投
球させるようにしたものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、いずれの投
球機においても、投球時の反動が衝撃力として投球機に
負荷されることとなる。
【0006】このため、上記投球機による投球を幾度と
なく繰り返すと、上記衝撃力により、投球機は予め地面
上に載置状に設置された位置から徐々に偏位させられ
て、所望の投球目標域からみた投球精度が徐々に低下す
るおそれがある。
【0007】そこで、上記衝撃力を受けても、投球機の
設置位置が容易には偏位しないよう、投球機を地面の広
い範囲にわたって地面に接地させるようにすることが考
えられる。
【0008】しかし、単にこのようにすると、特に、上
記投球機の平面視の形状が大きくなって、投球機を移動
させる際等の取り扱いが煩雑になるという問題を生じ
る。
【0009】一方、前記アーム式の投球機では、投球時
に投球アームが急速に回転するため、投球時には、練習
者や操作者は上記投球機から十分に離れておく必要があ
る。
【0010】しかし、これでは、練習用のスペースが狭
められて好ましくない。
【0011】そこで、上記投球アームの回転軌跡を覆う
保護ネットを設けることが考えられる。
【0012】しかし、単に保護ネットを設けると、投球
機の形状が大きくなって、この場合にも投球機を移動さ
せる際等の取り扱いが煩雑になるという問題を生じる。
【0013】本発明は、上記のような事情に注目してな
されたもので、投球機が投球を繰り返しても、地面上へ
の投球機の設置位置が偏位しないようにして、投球目標
域からみた投球精度が低下しないようにすることを課題
とする。
【0014】また、投球機がアーム式であって、投球時
に投球アームが急速に回転するものである場合でも、練
習用のスペースが狭められないようにすることを課題と
する。
【0015】また、上記各課題を解決する場合におい
て、投球機の形状が大きくならないようにし、もって、
投球機の移動等の取り扱いが容易にできるようにするこ
とを課題とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
の本発明の投球機の支持装置は、次の如くである。
【0017】請求項1の発明は、地面3上に移動自在に
設置される架台4を設け、球2を前方に向って投球可能
とする投球機本体5を上記架台4に支持させた場合にお
いて、平面視で、上記架台4から外方に向って出退自在
となるよう同上架台4に補助支持台68が支持され、こ
の補助支持台68の前ジャッキ(突出端)71を上記地
面3上に当接可能にしたものである。
【0018】請求項2の発明は、請求項1の発明に加え
て、投球機本体5を、水平な軸心23回りに回転自在と
なるよう架台4に支承される回転軸24と、この回転軸
24からその径方向外方に突出する投球アーム26と、
この投球アーム26の突出端に取り付けられて球2を載
置可能とする球受部27と、上記回転軸24周りの全周
のうちの他部の角度範囲(ある角度範囲)βで、上記投
球アーム26を上記回転軸24の軸心23回りの一方向
に付勢するばね34とで構成し、上記ばね34の付勢に
よる投球アーム26の回転で、上記球受部27に載置さ
れていた球2が前方に投球されるようにした場合におい
て、補助支持台68を架台4の前部から前方に向って出
退自在としたものである。
【0019】請求項3の発明は、請求項1、もしくは2
の発明に加えて、架台4を水平方向に延びる側部部材
(パイプ材)64で成形し補助支持台68の少なくとも
一部を上記側部部材(パイプ材)64に摺動自在に嵌入
させたものである。
【0020】請求項4の発明は、請求項2、もしくは3
の発明に加えて、補助支持台68に保護ネット74を取
り付け、上記補助支持台68と共に上記保護ネット74
が架台4から外方に向って出退自在となるようにし、こ
の架台4から突出させた保護ネット74が投球アーム2
6と球受部27の回転軌跡79をその外側方から覆うよ
うにしたものである。
【0021】請求項5の発明は、請求項1から4のうち
いずれか1つの発明に加えて、架台4から外方に向って
突出させた補助支持台68が、上記架台4に対し所定の
突出位置に達していないとき、投球機本体5による投球
を阻止する投球阻止手段81を設けたものである。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
により説明する。
【0023】図1〜3において、符号1は野球練習用の
アーム式投球機で、矢印Frはこの投球機1による球2
の投球方向の前方を示し、下記する左右とは上記前方に
向っての水平方向をいうものとする。
【0024】上記投球機1は、野球練習用のグランドで
ある地面3上に移動自在に載置状に設置される架台4
と、この架台4に支持されて球2を前方に向って投球す
る投球機本体5と、同上架台4に支持されて多数の球2
を貯留可能とさせる球貯留タンク6と、上記投球機本体
5によって球2を一つづつ投球させるために上記球貯留
タンク6内の球2を一つづつ上記投球機本体5に供給す
る球供給装置7とを備えている。
【0025】上記架台4は、上記地面3上に移動自在に
載置状に設置される台車10を有し、この台車10は基
台11と、この基台11を上記地面3上に支持させる複
数(4つ)の車輪12とで構成されている。
【0026】図1〜7において、上記架台4は上記台車
10の基台11上に前部緩衝体14と後部緩衝体15と
を介して支持される架台本体16を有し、この架台本体
16に上記投球機本体5が支持されている。
【0027】特に図7において、上記前部緩衝体14は
上記基台11に支持され軸心がほぼ垂直で円柱状の固定
体17と、この固定体17に軸方向に摺動自在に外嵌さ
れる円筒状の可動体18と、これら固定体17と可動体
18との間に介設される上下に一対のスプリング19,
19とで構成され、上記前部緩衝体14はその軸方向に
弾性的に伸縮自在とされている。上記可動体18に上記
架台本体16の前部が枢支軸20により枢支され、この
枢支軸20は軸心が左右に延びて、この枢支軸20回り
に上記架台本体16の後部側が上下に回動自在とされて
いる。
【0028】上記後部緩衝体15はその軸方向に弾性的
に伸縮自在とされ、かつ、ねじにより、その長さが伸縮
調整自在とされ、この伸縮で、上記架台本体16は上記
枢支軸20回りで傾斜角度が可変とされている。
【0029】図1〜6において、上記投球機本体5は、
軸心23が左右に延びる回転軸24を有し、この回転軸
24はその軸心23回りに回転自在となるよう上記架台
本体16の前部に左右一対の軸受25,25により支承
されている。
【0030】上記回転軸24の一端部である右側端部に
は投球アーム26が取り付けられ、この投球アーム26
は上記回転軸24からその径方向外方に突出し、この回
転軸24の突出端に断面V字状の球受部27が取り付け
られ、この球受部27に前記球2が載置可能とされてい
る。
【0031】上記回転軸24の他端部である左側端部に
はクランク形状の付勢アーム29が取り付けられ、この
付勢アーム29は上記回転軸24からその径方向外方に
突出している。一端部30が上記付勢アーム29の突出
端に連結され他端部32が同上回転軸24のほぼ径方向
外方である回転軸24の後方に延出する左右一対のコイ
ルスプリング状のばね34,34が設けられ、このばね
34,34の他端部32,32は上記架台4の架台本体
16の後部である一部33に連結されている。そして、
この左右一対のばね34,34によって、上記付勢アー
ム29の突出端が上記架台本体16の一部33に向って
引張されている。
【0032】上記付勢アーム29の突出端とばね34の
一端部30とは、軸心が左右に延びる前枢支ピン36に
よって互いに回動自在に枢支されている。また、上記架
台本体16の一部33と上記ばね34の他端部32と
は、軸心が左右に延びる後枢支ピン37によって互いに
回動自在に枢支されている。
【0033】各図中実線で示すように、上記回転軸24
の自由回転状態では、上記ばね34,34の引張力で、
付勢アーム29の突出端が上記架台本体16の一部33
に向って引張されることにより、上記回転軸24の軸心
23に沿った視線でみて(側面視で)、回転軸24の軸
心23、前枢支ピン36の軸心、各ばね34の長手方向
に向って延びる軸心38、および後枢支ピン37の軸心
がこの順序でほぼ一直線上に並び、この状態で安定した
静止状態とされている。この静止状態で、投球アーム2
6は回転軸24から前下方に向って突出している。この
ような回転軸24、投球アーム26、および各ばね34
等の状態を、以下、「初期状態」という。
【0034】上記「初期状態」から、上記回転軸24周
りの全周のうちの一部の角度範囲αで、上記ばね34,
34の引張力に抗して上記回転軸24を投球アーム26
と共に上記回転軸24の軸心23回りの一方向(各図中
矢印A)に回転させる駆動手段40が設けられている。
【0035】上記一部の角度範囲αは具体的にはほぼ1
80°で、上記回転軸24が上記「初期状態」から一部
の角度範囲αだけ上記一方向に回転させられたときに
は、図5の側面視で、二点鎖線で示すように、前枢支ピ
ン36の軸心、回転軸24の軸心23、ばね34の軸心
38、および後枢支ピン37の軸心がこの順序でほぼ一
直線上に並ぶこととなる。そして、このときには、上記
ばね34,34は回転軸24をその軸心23回りのいず
れの方向にも回転させないが、ばね34,34は最大伸
長状態となり、つまり、ばね34,34には引張力によ
る最大の弾性エネルギーが蓄えられることとなる。
【0036】上記状態では、回転軸24がわずかでもい
ずれかに回転すれば、その方向に上記回転軸24が上記
ばね34,34によって弾性的に回転させられるという
不安定な静止状態となっている。上記状態では、投球ア
ーム26は回転軸24から後上方に向って突出し、この
投球アーム26は「初期状態」のものとは180°偏位
している。このような回転軸24、投球アーム26、お
よび各ばね34等の状態を、以下「中立状態」という。
【0037】上記「中立状態」から、上記回転軸24周
りの全周のうちの他部の角度範囲βであるほぼ180°
の範囲では、上記ばね34,34の引張力による弾性エ
ネルギーで、上記回転軸24が投球アーム26と共に同
上一方向(矢印A)に急速に回転させられて、上記球受
部27に載置されていた球2が前方に向って投球される
ようになっている。
【0038】上記駆動手段40は、上記架台本体16に
支持される電動機41と減速機42とを有し、電動機4
1の動力が減速機42に入力されるようになっている。
上記減速機42の出力軸に駆動鎖車43が取り付けら
れ、一方、上記回転軸24に従動鎖車44が取り付けら
れ、この従動鎖車44は上記駆動鎖車43に伝動チェー
ン45によって連動連結されている。
【0039】図3、4において、上記投球アーム26の
基部にピン状の被係合部47が突設され、一方、上記駆
動鎖車43にローラ状の係合部48が突設されている。
上記電動機41が駆動すれば、減速機42、駆動鎖車4
3、伝動チェーン45を介して上記従動鎖車44と共に
係合部48が図中矢印Aの方向に回転する。すると、上
記係合部48が上記回転軸24の軸心23回りに被係合
部47を押動して、投球アーム26を回転軸24と共に
同上矢印Aの方向に回転させる。
【0040】前記一部の角度範囲αで、上記投球アーム
26の回転の途中で球受部27が水平姿勢になったと
き、この球受部27に前記したように、球供給装置7か
ら一つの球2が供給されて載置される。
【0041】上記駆動手段40の駆動により、上記回転
軸24と投球アーム26とが前記一部の角度範囲αで回
転させられるとき、ばね34,34は「初期状態」から
一旦上方に移動する。この後、上記回転軸24と投球ア
ーム26とが「中立状態」を越えたときには、前記他部
の角度範囲βで、ばね34,34により回転軸24と投
球アーム26とが一方向に急速に回転させられ、上記球
2が前方に投球される。上記他部の角度範囲βでは、上
記被係合部47は上記係合部48から上記一方向の前方
に離れて、回転軸24と、投球アーム26とは駆動手段
40にかかわらずに回転させられる。上記ばね34,3
4による回転軸24と投球アーム26の回転後は、「初
期状態」に戻り、この後は、上記動作が繰り返される。
【0042】図1、2、5、6において、投球機1の側
面視で、上記回転軸24が上記他部の角度範囲βで回転
する間で、上記ばね34,34の長手方向(前後方向)
の伸縮動作が許容されたままで、同上ばね34,34の
長手方向の中途部50を圧接させてこの長手方向に交差
する方向(下方)への同上ばね34,34の移動を規制
する規制体51が設けられている。
【0043】上記規制体51は、上記回転軸24の軸心
23とほぼ平行な軸心52を有する左右一対のローラ5
3,53と、これらローラ53,53を支軸54により
その軸心52回りに回転自在に支承させるブラケット5
5とで構成され、このブラケット55は上記架台本体1
6に締結具57によって着脱自在に締結されて支持され
ている。上記各ローラ53は上記各ばね34の中途部5
0の下側に配置され、同上各ローラ53の外周面に上記
各ばね34の外面が当接可能とされている。
【0044】上記の場合、各図中実線で示すように、回
転軸24と投球アーム26が「初期状態」にある場合に
は、各ばね34の中途部50の外面と、各ローラ53の
外周面との間にはわずかの隙間が設けられている。な
お、各ばね34の中途部50の外面に各ローラ53の外
周面を少し圧接させておいてもよい。
【0045】図5において、上記した投球機1の構成に
よれば、回転軸24と投球アーム26の「初期状態」か
ら一部の角度範囲αでは、各ばね34は一旦上方移動し
て上記規制体51の各ローラ53から離れる。この後の
同上回転軸24と投球アーム26の「中立状態」から他
部の角度範囲βでは、各ばね34は上記回転軸24と投
球アーム26とを一方向に急速に回転させ、このとき、
上記各ばね34の一端部30も付勢アーム29の突出端
と共に上記回転軸24の軸心23回りに急速に回転する
(図5中矢印B)。
【0046】この際、側面視で、上記各ばね34は上記
回転軸24の軸心23と、上記各ばね34の他端部32
とを結ぶ仮想直線(図5では、ばね34の軸心38に一
致した線)上の位置から、同上各ばね34の他端部32
を中心として上記仮想直線から離れた位置(下方の位
置)に向う往回動(下方回動)と、この往回動後に上記
仮想直線上に戻る復回動(上方回動)とを連続的にかつ
急速に行おうとする。つまり、各ばね34はその長手方
向に交差する方向に向って、急速に往復動しようとす
る。
【0047】しかし、上記したように、各ばね34が往
回動をしようとするとき、これら各ばね34はその中途
部50が上記各ローラ53に接してこれらローラ53を
回転させることにより、各ばね34の長手方向の収縮動
作が許容され、この状態で、各ばね34の中途部50が
上記各ローラ53に圧接して各ばね34が折り曲げられ
る。これにより、各ばね34が全体的にその他端部32
を中心として往回動することが防止され、また、これに
より復回動することも防止され、上記各ばね34のうち
主に上記中途部50から一端部30に至る部分(前部
分)だけが、各ローラ53への圧接部を中心として往復
回動することとなる。
【0048】このため、上記したように、回転軸24の
他部の角度範囲βで、各ばね34が上記回転軸24と投
球アーム26とを一方向に急速に回転させるとき、上記
規制体51により、これが存在しない場合に比べて、ば
ね34の往復動する部分が少なく抑えられ、つまり、ば
ね34に生じようとする慣性力が小さく抑えられる。
【0049】よって、慣性力に基づき投球時に生じよう
とする衝撃力が抑制されることから、投球機1に負荷さ
れる衝撃力が小さくなり、このため、上記ばね34の引
張力による弾性エネルギーで投球を繰り返しても、投球
機1の地面3上への設置位置が偏位するということが防
止される。
【0050】上記の場合、回転軸24が他部の角度範囲
βで回転する間、ばね34はその長手方向の中途部50
がローラ53の外周面に圧接した状態でその長手方向に
収縮し続けて回転軸24と投球アーム26とを回転させ
る。そして、この際、上記ばね34の中途部50は上記
ローラ53を回転させることになるため、これら両者間
の摩擦力は小さく抑えられ、ばね34は円滑に収縮しな
がら回転軸24と投球アーム26とを急速に回転させ
る。
【0051】よって、投球時に生じようとする衝撃力の
抑制のためにばね34の移動を規制するようにしたもの
でありながら、このばね34による回転軸24と投球ア
ーム26の急速な回転が確保され、十分な球速が得られ
る。
【0052】また、上記ローラ53はウレタンゴム等の
弾性材で成形されている。
【0053】このため、回転軸24が他部の角度範囲β
で回転する間に、ばね34の長手方向の中途部50がロ
ーラ53の外周面に圧接する際、これらばね34とロー
ラ53とが金属接触することが防止される。
【0054】図5、6において、前記締結具57は、ブ
ラケット55に形成された長孔58と、この長孔58を
貫通するボルト59と、このボルト59の貫通端にねじ
付けられるナット60とで構成され、上記長孔58は、
側面視で上記ばね34の長手方向にほぼ直角に交差する
方向に長く延びている。
【0055】上記構成において、ボルト59とナット6
0を緩めれば、長孔58の長手方向、つまり、ばね34
に対し、接近、もしくは離反する上記交差方向(図6中
矢印C)で、上記規制体51が位置変更可能とされてい
る。これによる所望位置で、ボルト59とナット60へ
の操作により規制体51を架台本体16に固定させれば
よい。
【0056】ところで、上記ばね34の長手方向の中途
部50を規制体51に圧接させて、ばね34の往復動を
規制したとき、この規制をあまりに大きくすると、上記
圧接の圧接力が過大となり、上記ばね34の収縮が阻害
されて、このばね34による回転軸24と投球アーム2
6の急速な回転が確保されずに、十分な球速が確保され
ないおそれがある。
【0057】そこで、上記したように、ばね34の長手
方向に交差する方向で、規制体51を位置変更可能とし
たのであり、これにより、ばね34の往復動の規制によ
る衝撃力の抑制と、ばね34による回転軸24と投球ア
ーム26の回転速度とをそれぞれ所望状態に調整でき
る。
【0058】図1〜3において、前記架台4の基台11
は前後で水平方向に延びる左右一対の側部部材64,6
4と、これら側部部材64,64の前部同士を互いに結
合させる前部結合材65と、後部同士を互いに結合させ
る後部結合材66とを備えている。上記各側部部材64
は金属製のパイプ材で成形され、その各前端は前方に向
って開口している。また、上記基台11の後部には左右
一対の後ジャッキ67,67が取り付けられている。こ
れらに対するねじ回し操作により、各後ジャッキ67を
伸長させれば、その下端が上記地面3上に圧接状に当接
可能とされている。一方、各後ジャッキ67を収縮させ
れば、その下端が同上地面3上から離反可能とされてい
る。
【0059】図2、3の平面視で、上記架台4の前部か
らその外方である前方に向って出退自在に同上架台4に
補助支持台68が支持されている。この補助支持台68
はパイプ材である上記各側部部材64に前後に摺動自在
に嵌入される左右一対の側部部材69,69と、これら
側部部材69,69の前端部同士を結合させる前部結合
材70と、上記各側部部材69の前端にそれぞれ取り付
けられる一対の前ジャッキ71,71とを備えている。
上記補助支持台68の突出端である上記各前ジャッキ7
1,71は、これに対するねじ回し操作により、伸長さ
せれば、その下端が上記地面3上に圧接状に当接可能と
されている。一方、各前ジャッキ71を収縮させれば、
その下端が同上地面3上から離反可能とされている。
【0060】ところで、上記投球機1では、回転軸24
の軸心23回りに投球アーム26と球受部27を急速に
回転させて球2を前方に向って投球させるため、上記急
回転時に、特に投球アーム26と球受部27には大きな
遠心力が生じ、これにより、上記投球機1には回転軸2
4の軸心23回りのモーメントが大きい衝撃力として負
荷される。
【0061】そこで、上記のように、補助支持台68を
架台4の前部から前方に向って出退自在に突出させて、
各前ジャッキ71,71を地面3に圧接させるようにし
たのであり、このため、投球機1はその前後方向で地面
3の広い範囲にわたって地面3に接地させられ、これに
より、上記モーメントに十分に対抗できることとなる。
【0062】よって、特に、投球時の反動として、大き
い衝撃力が負荷されるアーム式の投球機1にあっても、
この投球機1が地面3上の所定の設置位置から容易に偏
位させられることは防止される。
【0063】上記補助支持台68の各側部部材69と、
前記架台4の基台11の各側部部材64とに跨るように
左右一対の保護ネット74,74が取り付けられてい
る。これら各保護ネット74は一端が上記補助支持台6
8の突出端である側部部材69の前端に固着され、他端
が上記架台4の基台11の側部部材64上を前後摺動自
在に支持される側面視で門形状のネットフレーム75
と、このネットフレーム75に張り付けられるネット本
体76とで構成されている。
【0064】図1〜3中実線で示すように、上記補助支
持台68と保護ネット74とは一体的に架台4から前方
に向って出退自在に突出させられ、また、上記各前ジャ
ッキ71が地面3上に圧接状に当接させられている。上
記補助支持台68と保護ネット74とが所定量突出させ
られたとき、上記保護ネット74の一部であるネットフ
レーム75の後部を当接させて、それ以上の突出を阻止
するストッパ77が上記基台11に突設されている。
【0065】上記突出状態で、各保護ネット74は前記
投球アーム26の回転軌跡79をその左右の各外側方か
ら覆うこととされている。
【0066】図1〜3中仮想線で示すように、上記補助
支持台68と保護ネット74とは一体的に架台4に向っ
て後退可能とされている。このように後退させれば、補
助支持台68と保護ネット74は収納状態とされて、投
球機1がコンパクトとなる。
【0067】図1、3において、上記架台4から外方
(前方)に向って突出させられた補助支持台68と保護
ネット74とが、上記架台4に対し所定の突出位置(図
1、3中実線図示の位置)に達していないとき、投球機
本体5による投球を阻止する投球阻止手段81が設けら
れている。
【0068】上記投球阻止手段81は、架台4の基台1
1の側部部材64に取り付けられて、上記ストッパ77
に内蔵されたリミットスイッチである位置検出センサー
82を有し、この位置検出センサー82は電動機41と
電気的に接続されている。
【0069】そして、上記架台4から補助支持台68と
保護ネット74とを突出させたときで、保護ネット74
のネットフレーム75の後部が上記ストッパ77にまで
達していないときには、上記位置検出センサー82は補
助支持台68と保護ネット74とが所定の突出位置に達
していないということを検出して、電動機41の駆動を
停止させ、これによって、投球機本体5による投球が阻
止されるようになっている。
【0070】図8は、本発明の他の実施の形態を示して
いる。
【0071】これによれば、補助支持台68は、架台4
の基台11の前端に枢支軸84により左右に回動自在に
枢支される左右一対の回動部材85,85と、これら各
回動部材85の回動端に取り付けられる前ジャッキ71
とを備えている。
【0072】図中実線で示すように、各回動部材85を
架台4から突出させるよう前方に回動させて、前ジャッ
キ71を地面3上に当接させれば、投球機1は地面3の
広い範囲にわたってこの地面3に接地することとなる。
なお、上記各回動部材85が前方に回動したとき、これ
らを上記基台11に対し解除可能に固定させる固定手段
が設けられている。
【0073】一方、図中仮想線で示すように、各回動部
材85を架台4に向って後退させるよう回動させれば、
投球機1がコンパクトになる。
【0074】他の構成や作用は、前記した実施の形態と
同様であるため、図面に共通の符号を付してその説明を
省略する。
【0075】
【発明の効果】本発明による効果は、次の如くである。
【0076】請求項1の発明によれば、地面上に移動自
在に設置される架台を設け、球を前方に向って投球可能
とする投球機本体を上記架台に支持させた投球機におい
て、平面視で、上記架台から外方に向って出退自在とな
るよう同上架台に補助支持台が支持され、この補助支持
台の突出端を上記地面上に当接可能にしてある。
【0077】このため、投球機により投球をさせるとき
には、架台の外方に向って補助支持台を突出させ、か
つ、この補助支持台の突出端を地面上に当接させればよ
く、このようにすれば、投球機は地面の広い範囲にわた
ってこの地面に接地することとなる。
【0078】よって、投球時の反動が衝撃力として投球
機に負荷されても、この投球機が地面上の所定の設置位
置から偏位させられることは防止され、投球目標域から
みた投球精度が長期にわたり、良好に保たれる。
【0079】一方、上記投球機を移動させる際等には、
上記補助支持台を架台に向って後退させればよく、この
ようにすれば、投球機をコンパクトにできる。
【0080】よって、上記投球機の不使用時におけるそ
の移動等の取り扱いが容易にできる。
【0081】請求項2の発明によれば、投球機本体を、
水平な軸心回りに回転自在となるよう架台に支承される
回転軸と、この回転軸からその径方向外方に突出する投
球アームと、この投球アームの突出端に取り付けられて
球を載置可能とする球受部と、上記回転軸周りの全周の
うちのある角度範囲で、上記投球アームを上記回転軸の
軸心回りの一方向に付勢するばねとで構成し、上記ばね
の付勢による投球アームの回転で、上記球受部に載置さ
れていた球が前方に投球されるようにした投球機におい
て、補助支持台を架台の前部から前方に向って出退自在
としてあり、次の効果が生じる。
【0082】上記投球機では、回転軸の軸心回りに投球
アームと球受部を急速に回転させて球を前方に向って投
球させるため、上記急回転時に特に投球アームと球受部
には大きな遠心力が生じ、これにより、上記投球機には
回転軸の軸心回りのモーメントが大きい衝撃力として負
荷される。
【0083】そこで、上記のように、補助支持台を架台
の前部から前方に向って出退自在としたのであり、この
ため、投球機はその前後方向で地面の広い範囲にわたっ
て地面に接地させられ、これにより、上記モーメントに
十分に対抗できることとなる。
【0084】よって、特に、投球時の反動として、大き
い衝撃力が負荷されるアーム式の投球機にあっても、こ
の投球機が地面上の所定の設置位置から容易に偏位させ
られるということは防止される。
【0085】請求項3の発明によれば、架台を水平方向
に延びるパイプ材で成形し補助支持台の少なくとも一部
を上記パイプ材に摺動自在に嵌入させてある。
【0086】このため、補助支持台と架台に向って後退
させたとき、上記補助支持台はよりコンパクトに収納さ
れることとなる。
【0087】よって、投球機の移動等の取り扱いが更に
容易となる。
【0088】請求項4の発明によれば、補助支持台に保
護ネットを取り付け、上記補助支持台と共に上記保護ネ
ットが架台から外方に向って出退自在となるようにし、
この架台から突出させた保護ネットが投球アームと球受
部の回転軌跡をその外側方から覆うようにしてある。
【0089】このため、投球機により投球をさせるとき
には、架台の外方に向って補助支持台と保護ネットとを
突出させればよく、このようにすれば、投球アームと球
受部の回転軌跡がその外側方から覆われるため、上記投
球機に練習者等が近づくことができる。
【0090】よって、投球機がアーム式であって、投球
時に投球アームと球受部が急速に回転するものであって
も、練習用のスペースが狭められることは防止される。
【0091】しかも、上記保護ネットは上記補助支持台
に取り付けられているため、上記保護ネットの支持部材
を別途に設けないで済む分、上記保護ネットの支持は簡
単な構成となる。
【0092】一方、上記投球機を移動させる際等には、
上記補助支持台と保護ネットとを架台に向って後退させ
ればよく、このようにすれば、投球機をコンパクトにで
きる。
【0093】よって、補助支持台に加えて保護ネットを
備えたものでありながら、投球機の移動等の取り扱いが
容易にできる。
【0094】請求項5の発明によれば、架台から外方に
向って突出させた補助支持台が、上記架台に対し所定の
突出位置に達していないとき、投球機本体による投球を
阻止する投球阻止手段を設けてある。
【0095】このため、補助支持台が架台から所定寸法
だけ突出させられていない状態での投球機による投球は
防止される。
【0096】よって、上記補助支持台の誤操作が防止さ
れて、投球時の反動で投球機が地面上の所定の設置位置
から偏位させられるということは、より確実に防止され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】投球機の側面図である。
【図2】投球機の平面部分破断図である。
【図3】投球機の前部平面図である。
【図4】図1の部分拡大断面図で、投球アームの回転を
説明する図である。
【図5】図1の部分拡大図である。
【図6】規制体の後面部分断面図である。
【図7】前部緩衝体の正面断面図である。
【図8】他の実施の形態を示し、図3に相当する図であ
る。
【符号の説明】
1 投球機 2 球 3 地面 4 架台 23 軸心 24 回転軸 26 投球アーム 27 球受部 29 付勢アーム 30 一端部 32 他端部 33 一部 34 ばね 40 駆動手段 50 中途部 51 規制体 52 軸心 53 ローラ 55 ブラケット 64 側部部材(パイプ材) 68 補助支持台 71 前ジャッキ(突出端) 74 保護ネット 79 回転軌跡 81 投球阻止手段 α 一部の角度範囲 β 他部の角度範囲(ある角度範囲)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地面上に移動自在に設置される架台を設
    け、球を前方に向って投球可能とする投球機本体を上記
    架台に支持させた投球機において、 平面視で、上記架台から外方に向って出退自在となるよ
    う同上架台に補助支持台が支持され、この補助支持台の
    突出端を上記地面上に当接可能にした投球機の支持装
    置。
  2. 【請求項2】 投球機本体を、水平な軸心回りに回転自
    在となるよう架台に支承される回転軸と、この回転軸か
    らその径方向外方に突出する投球アームと、この投球ア
    ームの突出端に取り付けられて球を載置可能とする球受
    部と、上記回転軸周りの全周のうちのある角度範囲で、
    上記投球アームを上記回転軸の軸心回りの一方向に付勢
    するばねとで構成し、上記ばねの付勢による投球アーム
    の回転で、上記球受部に載置されていた球が前方に投球
    されるようにした投球機において、 補助支持台を架台の前部から前方に向って出退自在とし
    た請求項1に記載の投球機の支持装置。
  3. 【請求項3】 架台を水平方向に延びるパイプ材で成形
    し補助支持台の少なくとも一部を上記パイプ材に摺動自
    在に嵌入させた請求項1、もしくは2に記載の投球機の
    支持装置。
  4. 【請求項4】 補助支持台に保護ネットを取り付け、上
    記補助支持台と共に上記保護ネットが架台から外方に向
    って出退自在となるようにし、この架台から突出させた
    保護ネットが投球アームと球受部の回転軌跡をその外側
    方から覆うようにした請求項2、もしくは3に記載の投
    球機の支持装置。
  5. 【請求項5】 架台から外方に向って突出させた補助支
    持台が、上記架台に対し所定の突出位置に達していない
    とき、投球機本体による投球を阻止する投球阻止手段を
    設けた請求項1から4のうちいずれか1つに記載の投球
    機の支持装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108854020A (zh) * 2018-06-19 2018-11-23 南昌大学 一种网球发球机

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