JPH0915489A - カメラ等の測距装置 - Google Patents

カメラ等の測距装置

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JPH0915489A
JPH0915489A JP16422895A JP16422895A JPH0915489A JP H0915489 A JPH0915489 A JP H0915489A JP 16422895 A JP16422895 A JP 16422895A JP 16422895 A JP16422895 A JP 16422895A JP H0915489 A JPH0915489 A JP H0915489A
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Keiichi Ikebe
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Kazumasa Aoki
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 特殊な形状の発光素子を必要とせず、しか
も、撮影方向に関係なくスポット欠け現象による測距結
果を正しく補正することが可能なカメラ等の測距装置を
得る。 【構成】 投光素子3と投光レンズ25からなる投光手
段、受光素子4と受光レンズ24からなる受光手段とを
備え、被写体30に向けて光を投射し、その反射光の受
光素子25上の像の位置から距離を求めるカメラ等の測
距装置。受光素子25は、2次元の素子であり、2つの
出力端子対より得られる出力信号を処理してそれぞれの
測距結果を求める演算手段15、16を備え、通常撮影
時のカメラの水平方向と基線長方向Gが角度をなすよう
に配置されている。警告装置やカメラの回転角が得られ
る回転角検出装置を併用してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラ等に適用される
測距装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばカメラ等のオートフォーカスは、
カメラから被写体までの距離を測距装置によって測定
し、その結果をもとにして投影レンズをピントの合う位
置まで移動することによってなされる。このようなオー
トフォーカスに用いられる測距装置としては、外部照明
による被写体面の輝度とコントラストによって測距され
るパッシブ方式と、被写体に向けて赤外線ビームを投射
し、その反射光を位置検出ダイオード等の受光素子で受
光し、その出力電流から三角測量の原理で測距するアク
ティブ方式がある。パッシブ方式の測距装置に比べてア
クティブ方式の測距装置の方は、被写体の輝度の影響を
受けず、暗黒下でも測定が可能という利点がある。
【0003】しかし、アクティブ方式の測距装置では、
被写体の大きさの影響を受けやすいという問題点があっ
た。即ち、撮影される被写体が充分な大きさを有してい
ないと、被写体から反射して受光素子で受光されるスポ
ット光の形状に欠けが生じてしまう。スポット光に欠け
が生じると、スポット光の重心位置にずれが生じ、正し
い測距結果を得ることができなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のようなスポット
欠けを解消した測距装置として、特開平6−14851
4号公報記載の測距装置が知られている。この公報記載
の測距装置では、細長く、長手方向が斜め状となった発
光部を有するIRED(投光用赤外発光ダイオードと、
4つの出力端子を有する2次元PSD(位置検出素子)
が用いられており、細長いスポット光の一部が欠けた場
合に、2次元PSDの4つの出力端子から得られる信号
により、測距結果を補正するような構成となっている。
【0005】遠距離の測距精度を向上させるにはより強
い出力を必要とするが、上記公報記載の測距装置に用い
られる細長いスポット形状のIREDでは強い出力を得
るのが困難であった。また、IREDは、細長く、しか
も、長手方向が斜め状となった発光部を有する特殊なも
のであるため、部品費の高騰を招いていた。
【0006】さらに、スポット欠けを解消した測距装置
として、特開平6−164552号公報記載の測距装置
が知られている。このような測距装置では、スポット欠
けによる誤測距を防止するために、非対象な形状のスポ
ットを使用して3連の受光素子によりスポット欠け方向
とスポット欠け量を求めて、PSDによる測距値を補正
するような構成となっている。このような構成の測距装
置でも、非対称な形状、即ち、特殊な発光素子を必要と
するため、部品費の高騰等を招いている。
【0007】さらに、カメラでの撮影では、縦向きに撮
る場合と横向きに撮る場合あるが、上記従来例では何れ
も、縦向きでの撮影は考慮されておらず、このため、縦
向きに撮影しスポット欠け現象等が生じた場合、誤った
補正がなされる可能性がある。また、判定手段がスポッ
ト欠け現象であると判定した場合に、警告を表示する警
告手段を備えてよい。
【0008】本発明は以上のような従来技術の問題点を
解消するためになされたもので、特殊な形状の発光素子
を必要とせず、しかも、撮影方向に関係なくスポット欠
け現象による測距結果を正しく補正することが可能なカ
メラ等の測距装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】以上のような目的を達成
するために本発明は、投光素子と投光レンズからなる投
光手段、受光素子と受光レンズからなる受光手段とを備
え、被写体に向けて光を投射し、その反射光の受光素子
上の像の位置から距離を求めるカメラ等の測距装置であ
って、受光素子は、2次元の素子であり、2つの出力端
子対より得られる出力信号を処理してそれぞれの測距結
果を求める演算手段を備え、通常、撮影時のカメラの水
平方向と基線長方向が角度をなすように配置されている
ことを特徴とする。2つの出力端子対より得られる2つ
の測定結果を演算処理し、スポット欠け現象か否かを判
定する判定手段と、判定手段に用いられる判定基準値を
記憶する記憶手段とを備えてもよい。さらに判定手段が
スポット欠け現象であると判定した場合に、2つの測距
結果より得られる距離のうち、遠い距離にピント位置を
合わせるようにしてよい。さらに、判定手段がスポット
欠け現象でないと判定した場合に、2つの測距結果を何
れも利用してピント位置を合わせるようにしてよい。さ
らに、判定手段がスポット欠け現象であると判定した場
合に、2つの測距結果のうちスポット欠け現象の起きに
くい方の測距結果を選択するようにしてよい。さらに、
撮影時のカメラの回転角を検知する手段を有するように
してよい。さらに、判定手段がスポット欠け現象である
と判定した場合に、カメラの回転角に応じて警告を表示
する警告手段を備えるようにしてよい。さらに、回転角
に応じて、スポット欠け現象の影響を受けにくい方の測
距結果を選択するようにしてよい。さらに、判定手段が
スポット欠け現象であると判定した場合に、その回転角
に応じてスポット欠け現象が生じなかった場合の測距結
果を推定するようにしてよい。
【0010】
【作用】2次元の受光素子を用いることにより2つの測
距結果が得られ、この2つの測距結果に基づいてスポッ
ト欠けの警告や、誤った測距結果の補正を行うことがで
きる。また、角度検出手段を設けることにより撮影時の
カメラの回転角度を求めることができ、カメラの回転角
度に応じた測距結果の補正を行うことができる
【0011】
【実施例】以下、本発明にかかるカメラ等の測距装置の
実施例について図面を参照しながら説明する。図1にお
いて、カメラ1は中央に撮影用レンズ2を有している。
また、カメラ1の左上側の位置には投光素子3が配置さ
れており、投光素子3の基線長方向Gで、しかも、カメ
ラ1の右下側の位置には四角形状の受光素子4が配置さ
れている。なお、基線長方向Gと水平方向Fは平行では
なく、基線長方向Gは水平方向Fに対して角度θをなし
ている。
【0012】次に、上記投光素子3と上記受光素子4と
から構成される測距装置について説明する。図2におい
て、図示しない被写体に対して光を投光する投光素子3
は、投光回路21と接続されており、投光回路21はC
PU20と接続されている。CPU20は投光回路21
の動作を制御し、投光回路21によって投光素子3が駆
動される。
【0013】また、被写体からの反射光が投影される受
光素子4は、2次元の素子であり、4つの出力端子4
a、4b,4c、4dを有している。出力端子4aと出
力端子4cで一組の出力端子対が、また、出力端子4b
と出力端子4dで別の一組の出力端子対が構成されてい
る。出力端子4aはI/V(電流/電圧)変換回路14
に、出力端子4bはI/V変換回路12に、出力端子4
cはI/V変換回路11に、出力端子4dはI/V変換
回路13にそれぞれ接続されている。I/V変換回路1
1はアナログスイッチ5を介して加算回路9に接続され
ている。I/V変換回路12はアナログスイッチ6を介
して加算回路10に接続されている。アナログスイッチ
6と加算回路10の間には接続部18が形成されてお
り、この接続部18には演算回路16が接続されてい
る。さらに、I/V変換回路13はアナログスイッチ7
を介して加算回路9に接続されている。アナログスイッ
チ7と加算回路9の間には接続部17が形成されてお
り、この接続部17には演算回路15が接続されてい
る。さらに、I/V変換回路14はアナログスイッチ8
を介して加算回路10に接続されている。
【0014】加算回路9は演算回路15に、加算回路1
0は演算回路16に接続されている。また、演算回路1
5、16は、CPU20に接続され、演算回路15、1
6の演算結果がCPU20に入力されるような構成とな
っている。CPU20はアナログスイッチ5、6、7、
8と接続されており、一定の条件に従ってCPU20は
アナログスイッチ5、6、7、8をオン、オフできるよ
うになっている。CPU20には警告装置23、回転角
検出装置22が接続されている。
【0015】CPU20が投光回路21を駆動すると、
投光素子3が発光し、投光素子3から図示しない被写体
に対して光が照射される。投光素子3から被写体に対し
て照射された光は、被写体で反射して反射光となり、受
光素子4で受光されるとともに、受光素子4上に像を結
ぶ。この像の位置に応じて出力端子4a、4b、4c、
4dから電流が出力される。像のX方向の位置に応じた
電流は出力端子4a、4bから電流Ix1、Ix2とし
て出力され、像のY方向の位置に応じた電流は出力端子
4c、4dから電流Iy1、Iy2として出力される。
【0016】電流Ix1、Ix2はI/V変換回路1
4、12で電圧kIx1、kIx2に変換される。ま
た、電流Iy1、Iy2もI/V変換回路11、13で
電圧kIy1、kIy2に変換される。電圧kIx1、
kIx2は加算回路10で加算処理されてk(Ix1+
Ix2)が得られると共に、演算回路16で、 Ix2/(Ix1+Ix2) ...(1) が得られ、加算回路10と演算回路16の演算結果はC
PU20に入力される。また、電圧kIy1、kIy2
も加算回路9で加算処理されてk(Iy1+Iy2)が
得られると共に、演算回路15で、 Iy2/(Iy1+Iy2) ...(2) が得られ、これら加算回路9と演算回路15の演算結果
はCPU20に入力される。
【0017】以上のような構成の測距装置と被写体は、
図3に示すような関係となっている。図3において、投
光レンズ25と投光素子3とからなる投光手段に対し
て、受光レンズ24と受光素子4とからなる受光手段
は、基線長方向に配置されており、しかも、投光素子3
と受光素子4は基線長Bをもって離間している。なお、
受光素子4は計4個の出力端子を有を有しているが、図
3には、そのうち2個の出力端子4a、4bのみ記され
ている。受光素子4に結像された像の位置に基づき、出
力端子4aからは電流Ix1が、出力端子4bからは電
流Ix2がそれぞれ出力される。さらに、受光素子4の
幅寸法は一定でCとなっており、受光素子4での無限遠
∞からの反射光の受光位置を基準とした変位量はaとな
っている。さらに、受光素子4の左端から無限遠∞から
反射光の受光位置までの寸法はa0となっている。三角
測距により被写体30までの距離Lは L=B・f/a ...(3) となる。また、受光素子4での無限遠∞を基準とした変
位量aは、 a={Ix2/(Ix1+Ix2)}・c−a0 ...(4) と導き出される。上記式(4)から、受光素子3に結像
される反射光の位置は、式(1)の演算結果に比例して
いることが理解できる。また、式(4)によって算出さ
れる変位量aの値を式(3)に代入することにより被写
体30までの距離Lが算出される。
【0018】図4に示すように、被写体からの反射光に
スポット欠け等が起きない場合、受光素子4に結像され
る反射光の像26は、図示しない投光素子3の基線長方
向の線G上を移動する。図1に示すカメラでは、被写体
側から見て投光素子3は受光素子4よりも左上側に配置
されているため、像26の位置が左上側にあると被写体
は遠くに位置しており、像26の位置が右下側にあると
被写体は近くに位置していることになる。
【0019】図5(a)に示すように、投光素子から被
写体に対して光を投光した際に、投光した光が完全に被
写体に当たり、スポット欠けが生じていないとすると、
図6に示すように受光素子4には円形状の像26が結像
される。像26の重心26aは基線長方向の線27上に
位置しており、しかも、無限遠∞からの受光位置を基準
としてX軸方向にx、Y軸方向にyだけ変位した位置に
存在している。像26の重心の変位量x、yはそれぞれ x={Ix2/(Ix1+Ix2)}・c−a0 ...(5) y={Iy2/(Iy1+Iy2)}・c−b0 ...(6) となる。
【0020】さらに、図5(b)、(c)に示すように
スポット欠けが生じていると、図7、図8に示すよう
に、受光素子4には半円形状の像26が結像される。図
5(b)に示すようなスポット欠けが生じると、図7に
示すような半円形状の像26の重心26a’は、右側へ
移動し、その重心位置は実際の重心位置26aよりもか
なりずれた位置となる。また、図5(c)に示すような
スポット欠けが生じると、図8に示すような半円形状の
像26の重心26a’は、左側へ移動し、その重心位置
は実際の重心位置26aよりもかなりずれた位置とな
る。そこで、スポット欠けが生じているか否かを判定す
るには、上記式(5)、式(6)で変位量x、yを算出
し、この2つの差△zをとると、 となり、スポット欠けが生じていなければx=yが成立
し、△z=0となる。但し、ノイズ等による僅かな誤差
や問題にならないほど小さなスポット欠けもありうるの
で、z0なる定数を記憶装置に記憶させておき、測距動
作の度に△zを演算し、△z>z0の場合にスポット欠
けが生じていると判断して、図2に示す警告装置23を
起動するなどすればよい。
【0021】また、受光素子4は2次元タイプであるた
め、2つの出力端子対により、2つの測距結果が得られ
る。 Lx=B・f/ax ...(9) ax=x/cosθ =[{Ix2/(Ix1+Ix2)}・c−a0]/cosθ ...(10) Ly=B・f/ay ...(11) ay=y/sinθ =[{Iy2/(Iy1+Iy2)}・c−b0]/sinθ ...(12) 上記LxとLyを比較することにより、どちらが被写体
まで離れているかどうかを判断でき、遠く離れている方
の測距結果を選択することができる。遠く離れている方
の測距結果を選択するのは、一般的にピントのずれた写
真では、前よりも後ろにずれた方がピントのずれを目立
たなくすることができるため、遠距離の測距結果を用い
た方が比較的によい写真を得ることができるからであ
る。
【0022】また、スポット欠けが生じない場合、即
ち、△z<z0の場合は、式(9)(11)の2つの測
距結果Lx、Lyの何れも測距結果として採用すること
ができる。また、L=(Lx+Ly)/2とし、2つの
測距結果の平均をとって測距結果とすることもできる。
【0023】次に、カメラが一定角度傾けられて撮影さ
れる場合について説明する。図9において、カメラが一
定角度傾けられることにより受光素子4も一定の角度傾
いた体勢となっており、基線長方向Gと水平方向がなす
角は角度φとなっている。このような状態で受光素子に
結ばれる像にスポット欠けが生じている場合、この像の
重心26a’が得られ、この重心26a’に基づく2つ
の測距結果が得られる。このスポット欠けによる重心2
6a’は、常に真の重心26aから水平方向にずれた位
置となる。したがって、無限遠での受光位置∞を基準と
した像の重心26a’の変位量と、この重心26a’の
基線長方向から離間した量(△x、△y)を算出するこ
とによりスポット欠けが生じているか否かを判定するこ
とができる。実際には、基準となる定数を記憶装置に記
憶させておき、測距動作の度に、定数と基線長方向から
離間した量を比較することによりスポット欠けが生じて
いるか否かを判定するのが好ましい。この判定結果を用
いて、警告装置を起動して警告表示を行うことも可能で
ある。スポット欠けによってずれた重心26a’を通る
水平な線Eと、基線長方向の線Gが交わる点が真の重心
26aとなるため、この重心26aの座標からスポット
欠けが起きなかった場合の測距結果を得ることができ
る。
【0024】さらに、カメラの回転角を回転角度検出装
置等で検知するようにすることで、2次元の受光素子4
で得られる2つの測距結果のうち、スポット欠けの影響
を受けにくい方を採用することもできる。例えば、記憶
装置に回転角度φ=45゜と記憶させておき、φ>45
゜の際にはX方向の測距結果を選択するように、φ≦4
5゜の際にはY方向の測距結果を選択するように構成し
てもよい。
【0025】さらに、回転角度検出装置ではなく、縦位
置、横位置を検知できる検出装置を使用し、縦位置か横
位置かによって2つの測距装置のうちの1つを選択でき
るようにしてもよい。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、受光素子は2次元の素
子であり、しかも、2つの出力端子対より得られる出力
信号を処理してそれぞれの測距結果を求める演算手段を
備えるとともに、通常撮影時のカメラの水平方向と基線
長方向が角度をなすように配置されているため、特殊な
投光素子が不要となり、部品費の低減に寄与することが
可能となる。また、受光素子の2つの出力端子対より得
られる2つの測距結果が、被写体までの距離を算出する
のに用いられるため、より高精度な測距が可能となる。
さらに、スポット欠け現象を判定することができるた
め、警告手段と組み合わせて、ユーザーににスポット欠
け現象を知らせることが可能となる。さらに、カメラの
回転角度検知手段と組合わせることにより、カメラを傾
けた体勢での撮影が可能となるし、スポット欠け現象の
警告や、回転角度に応じた測距位置の補正が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるカメラ等の測距装置の実施例を
示す断面図。
【図2】同上回路図。
【図3】同上カメラ等の測距装置において投光手段と受
光手段の被写体の関係を示す略図。
【図4】同上カメラ等の測距装置において受光素子に結
ばれる像の軌跡を示す平面図。
【図5】同上カメラ等の測距装置において被写体と光の
関係を示す正面図。
【図6】同上カメラ等の測距装置に使用される受光素子
の正面図。
【図7】同上カメラ等の測距装置に使用される受光素子
の正面図。
【図8】同上カメラ等の測距装置に使用される受光素子
の正面図。
【図9】同上カメラ等の測距装置に使用される受光素子
の正面図。
【符号の説明】
3 投光素子 4 受光素子 4a 出力端子 4b 出力端子 4c 出力端子 4d 出力端子 24 受光レンズ 25 投光レンズ 30 被写体

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投光素子と投光レンズからなる投光手
    段、受光素子と受光レンズからなる受光手段を備え、被
    写体に向けて光を投射し、その反射光の受光素子上の像
    の位置から距離を求めるカメラ等の測距装置であって、 上記受光素子は、2次元の素子であり、2つの出力端子
    対より得られる出力信号を処理してそれぞれの測距結果
    を求める演算手段を備え、 通常撮影時のカメラの水平方向と基線長方向が角度をな
    すように配置されていることを特徴とするカメラ等の測
    距装置。
  2. 【請求項2】 上記2つの出力端子対より得られる2つ
    の測定結果を演算処理し、スポット欠け現象か否かを判
    定する判定手段と、該判定手段に用いられる判定基準値
    を記憶する記憶手段とを備えていることを特徴とする請
    求項1記載のカメラ等の測距装置。
  3. 【請求項3】 上記判定手段がスポット欠け現象である
    と判定した場合に、警告を表示する警告手段を備えてい
    ることを特徴とする請求項2記載のカメラ等の測距装
    置。
  4. 【請求項4】 上記判定手段がスポット欠け現象である
    と判定した場合に、2つの測距結果より得られる距離の
    うち、遠い距離にピント位置を合わせるようにしたこと
    を特徴とする請求項2記載のカメラ等の測距装置。
  5. 【請求項5】 上記判定手段がスポット欠け現象でない
    と判定した場合に、2つの測距結果を何れも利用してピ
    ント位置を合わせることを特徴とする請求項2記載のカ
    メラ等の測距装置。
  6. 【請求項6】 上記判定手段がスポット欠け現象である
    と判定した場合に、2つの測距結果のうちスポット欠け
    現象の起きにくい方の測距結果を選択することを特徴と
    する請求項2記載のカメラ等の測距装置。
  7. 【請求項7】 撮影時のカメラの回転角を検知する手段
    を有していることを特徴とする求項2記載のカメラ等の
    測距装置。
  8. 【請求項8】 上記判定手段がスポット欠け現象である
    と判定した場合に、カメラの回転角に応じて警告を表示
    する警告手段を備えていることを特徴とする請求項7記
    載のカメラ等の測距装置。
  9. 【請求項9】 回転角に応じて、スポット欠け現象の影
    響を受けにくい方の測距結果を選択することを特徴とす
    る請求項7記載のカメラ等の測距装置。
  10. 【請求項10】 上記判定手段がスポット欠け現象であ
    ると判定した場合に、その回転角に応じてスポット欠け
    現象が生じなかった場合の測距結果を推定することを特
    徴とする請求項7記載のカメラ等の測距装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5171903A (en) * 1988-11-15 1992-12-15 Idemitsu Kosan Co., Ltd. Lubricating oil composition

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5171903A (en) * 1988-11-15 1992-12-15 Idemitsu Kosan Co., Ltd. Lubricating oil composition

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