JPH09154648A - 収納庫付き建物 - Google Patents

収納庫付き建物

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JPH09154648A
JPH09154648A JP31984295A JP31984295A JPH09154648A JP H09154648 A JPH09154648 A JP H09154648A JP 31984295 A JP31984295 A JP 31984295A JP 31984295 A JP31984295 A JP 31984295A JP H09154648 A JPH09154648 A JP H09154648A
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JP
Japan
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floor
building
supported
storage
beams
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JP31984295A
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English (en)
Inventor
Etsuo Taniguchi
悦雄 谷口
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Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 床部の下方に、床下収納装置を設置するため
に十分な高さの空間が必要であり、高層住宅に設置する
場合、各階の占有高さが高くなる。床下収納装置を設置
したのち床部を施工する際に床下収納装置が邪魔になり
やすく、床部を先行して施工したとき床下収納装置の設
置を容易に行えず、床部の強度も考慮しなければならな
いなど、床部の施工を容易に行えない。 【解決手段】 両端を建物1側に支持させてビーム10群
を配設し、ビーム10間を通して収納装置40の各部品を収
納スペース6内に挿入して組み立て、ビーム10を足場と
して床板5を施工する。収納スペース40は、梁部4の高
さに相当するデッドスペースを利用して、各階の占有高
さを高くすることなく形成した。床板5側の荷重は、複
数本のビーム10を介して建物1側で支える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば高層住宅
やオフィスなどの建物において、その一階床下、二階床
下(一階天井裏)などのデッドスペースを利用して収納
庫を配設した収納庫付き建物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の構成としては、たとえば
実公平2−1066号公報に見られる床下収納装置が提供さ
れている。この従来構成は、地面側に軸受を設け、受け
板から垂設された回転軸を軸受に上方から嵌合させるこ
とで、受け板を縦軸心の回りに回転自在に構成してい
る。そして受け板の上方において床部に開口が形成さ
れ、この開口を開閉自在な蓋体が設けられている。
【0003】この従来構成によると、蓋体を取り外して
開口を開放させたのち、この開口側から回転軸の上端に
取り付けたハンドルを回転操作することにより、受け板
を回転させ得、そして開口を通して、受け板上に対して
物品の出し入れを行える。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来構成によ
ると、床部の下方に、床下収納装置を設置するために十
分な高さの空間が必要であり、たとえば高層住宅の床部
の下方に設置する場合、階層間高さ、すなわち各階の占
有高さが高いものになる。さらに床下収納装置を設置し
たのち床部を施工する際に、この床下収納装置が邪魔に
なりやすく、また床部を先行して施工したときには床下
収納装置の設置を容易に行えず、しかも床部の強度も考
慮しなければならないなど、床部の施工を容易に行えな
い。
【0005】そこで本発明のうち請求項1記載の発明
は、各階の占有高さを高くすることなく収納装置を設置
し得、しかも床板の施工は、十分な強度で容易に行える
収納庫付き建物を提供することを目的としたものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうちで請求項1記載の収納庫付き建物
は、建物は、階層を形成する床と、この床に対して上方
に突出した梁部とを有し、前記床の上方に、建物側で支
持される金属製のビームを複数本並設し、これらビーム
の上面側に床板を配設して、床と床板との間に梁部の高
さに相当する収納スペースを形成するとともに、この収
納スペース内に収納装置を配設し、前記床板に開閉自在
な出し入れ口を設けたことを特徴としたものである。
【0007】したがって請求項1の発明によると、その
両端を建物側に支持させた状態でビーム群を配設し、そ
してビーム間を通して、収納装置の各部品を収納スペー
ス内に挿入することで、収納装置を組み立て得る。その
後にビームを足場として床板を施工し得る。収納スペー
スは、梁部の高さに相当することから、デッドスペース
を利用して、各階の占有高さを高くすることなく形成し
得る。床板側の荷重は、複数本のビームを介して建物側
で支え得る。そして出し入れ口を開放しすることで、床
板上と収納装置との間で物品(被収納物)の出し入れを
行え、その後に出し入れ口を閉塞することで、一連の入
出庫を行える。
【0008】また本発明の請求項2記載の収納庫付き建
物は、上記した請求項1記載の構成において、ビーム
を、複数の支え装置を介して床側で支持したことを特徴
としたものである。
【0009】したがって請求項2の発明によると、その
両端を支え装置により支持させた状態でビーム群を配設
し得る。床板側の荷重は、複数本のビームや複数の支え
装置を介して床側で支え得る。
【0010】そして本発明の請求項3記載の収納庫付き
建物は、上記した請求項2記載の構成において、支え装
置は高さ調整自在であることを特徴としたものである。
したがって請求項3の発明によると、支え装置の上下高
さを調整することで、ビーム、すなわち床板の水平度を
維持し得る。
【0011】さらに本発明の請求項4記載の収納庫付き
建物は、上記した請求項1記載の構成において、ビーム
を、梁部の上面側で支持したことを特徴としたものであ
る。したがって請求項4の発明によると、床板側の荷重
を、ビームを介して梁部の上面側で支え得る。
【0012】しかも本発明の請求項5記載の収納庫付き
建物は、上記した請求項4記載の構成において、梁部は
内部側に階段状の段部を有し、この段部により形成され
る下位上面側でビームを支持するとともに、非段部によ
り形成される上位上面側とビームの上面側とに亘って床
板を配設したことを特徴としたものである。
【0013】したがって請求項5の発明によると、床板
側の荷重を、ビームを介して段部の下位上面側で支え得
る。その際にビームにより、床板側の荷重に対する支持
強度を向上しながらも、このビームを段部側で支えるこ
とで床板のレベルを低くし得、収納スペースの高さが梁
部の高さに対して必要以上に高くなることを防止し得
る。
【0014】また本発明の請求項6記載の収納庫付き建
物は、上記した請求項1記載の構成において、ビーム
を、建物の内側面に設けた支持装置を介して支持したこ
とを特徴としたものである。
【0015】したがって請求項6の発明によると、床板
側の荷重を、ビームと支持装置とを介して建物側で支え
得る。そして本発明の請求項7記載の収納庫付き建物
は、上記した請求項6記載の構成において、支持装置
は、コーナーを形成する一対の内側面間に設けられ、L
形部材の一辺を、一方の内側面に第1固定具を介して固
定し、L形部材の他辺にビームを内側から当て付けて、
これら他辺からビームに亘る第2固定具を介して他方の
内側面に固定したことを特徴としたものである。
【0016】したがって請求項7の発明によると、床板
側の荷重を、ビームとL形部材と両固定具とを介して建
物側で支え得る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
1〜図5に基づいて説明する。図1〜図3において、高
層住宅(建物の一例)1は、階層を形成する床2や室区
画の側壁3などからなり、床2と側壁3とからなるコー
ナ部や中間部などには、床2に対して上方に突出した梁
部(逆梁)4が形成されている。そして床2の上方に
は、支え装置30を介して鉄製の大引ビーム(金属製のビ
ームの一例)10が、複数本で平行して配設されるととも
に、隣接した大引ビーム10間は複数本の鉄製のサブビー
ム20により連結されている。さらに、これら大引ビーム
10やサブビーム20や梁部4の上面間に亘って床板5が配
設され、以て床2と床板5との間に梁部4の高さに相当
する収納スペース6が形成されている。
【0018】図4、図5において、前記大引ビーム10
は、天板部11と、一対の側板部12と、底板部13とを有す
る状態で、矩形筒状体に折り曲げ形成されている。前記
天板部11から側板部12に亘っての両コーナ部のそれぞれ
には、サブビーム20が係合自在な落とし込み用のスリッ
ト14が、長さ方向の複数箇所に形成されている。そして
大引ビーム10の両端部における側板部12には、前記支え
装置30に連結されるための貫通孔15が形成されている。
【0019】前記サブビーム20は、天板部21と、一対の
側板部22と、一対の底板部23とにより下面開放のC型材
に形成されており、そして長さ方向の両端には、側板部
22と底板部23の一部を欠如することで、下方への係止片
24が形成されている。したがって、係止片24をスリット
14に上方から落とし込むことで、隣接した大引ビーム10
間に、それぞれ複数本のサブビーム20が配設される。
【0020】前記支え装置30は、床2上に載置されかつ
必要に応じてアンカーボルト31により固定されるベース
体32と、このベース体32の中央部から立設されかつ中間
の回転操作部33を操作することで上下高さ(上下長さ)
を調整自在なジャッキ34と、このジャッキ34の上端に取
り付けられかつ前記大引ビーム10の端部にボルト・ナッ
ト35を介して一体化される連結金具36などにより構成さ
れる。そして連結金具36はU字状であって、その一対の
縦板部には、前記貫通孔15に連通されかつボルトが挿通
自在な貫通孔37が形成されている。
【0021】図1〜図3において、前記収納スペース6
内で床2上には収納装置40が配設されている。この収納
装置40は、床2上に設けられた軸受部41に支持されて縦
軸心の周りで回転自在なターンテーブル42と、このター
ンテーブル42の周縁複数箇所から立設された縦杆43と、
これら縦杆43の上端間に設けられたリング状の回転操作
体44とにより構成される。
【0022】前記床板5には、少なくとも一部が前記収
納装置40に上方から対向する出し入れ口45が設けられ、
この出し入れ口45は矩形筒枠体46により形成されてい
る。この出し入れ口45は、蓋体47によって開閉自在に構
成され、その際に蓋体47は、一側縁が蝶番48を介して矩
形筒枠体46側に揺動自在に連結され、そして他端側は矩
形筒枠体46側に設けられたストッパー体49に当接自在に
構成される。
【0023】以下に、上記した実施の形態における作用
を説明する。上記の収納庫付き建物は、その両端を支え
装置30により支持させた状態で大引ビーム10群を配設
し、そして大引ビーム10間にサブビーム20群を配設する
ことで、枠組み構成物を形成し得る。次いで大引ビーム
10間を通して、収納装置40の各部品が収納スペース6内
に挿入され、そして収納装置40が組み立てられる。なお
出し入れ口45の形成部には、サブビーム20は配設されて
いない。その後に、大引ビーム10やサブビーム20を足場
として床板5を施工し得る。
【0024】上記のように構成された収納庫付き建物に
おいて、床板5側の荷重は、複数本の大引ビーム10や複
数の支え装置30を介して床2側に支えられている。その
際に回転操作体44を回転させて支え装置30の上下高さを
調整することで、大引ビーム10、すなわち床板5の水平
度を維持し得る。そして収納スペース6は、梁部4の高
さに相当することから、デッドスペースを利用して、各
階の占有高さを高くすることなく収納装置40を設置し得
る。
【0025】床板5上にある物品(被収納物)を床板5
の下に入庫(収納)させるに、まず蓋体47を開動して出
し入れ口45を開放させる。そして出し入れ口45を通して
収納装置40側の回転操作体44を把持し、人力によりター
ンテーブル42を回転させて、目的とする空の箇所を出し
入れ口45に対向させる。次いで物品を、出し入れ口45を
通してターンテーブル42上へ降ろすことで、収納装置40
に収納し得る。そして蓋体47を閉動して出し入れ口45を
閉塞することで、一連の入庫作業を終える。
【0026】なお前述とは逆の動作によって、収納装置
40のターンテーブル42上に収納してある物品の中から、
目的とする物品を床板5上に取り出せ得、以て一連の出
庫作業を行える。
【0027】上記した実施の形態では、大引ビーム10や
サブビーム20を鉄製としているが、これはアルミニウム
など、他の金属製であってもよい。上記した実施の形態
では、大引ビーム10の両端のみを支え装置10により支え
ているが、これは必要に応じて中間部をも支えてもよ
い。また支え装置10としてジャッキ形式を示している
が、これは高さ調節を行わない支柱形式であってもよ
い。
【0028】上記した実施の形態では、収納装置40とし
てターンテーブル形式が示されているが、これは床2上
のレールに支持された台車体を、一定経路において手動
や駆動により往復移動させる形式や、たとえば大引ビー
ム10側のガイド体に吊り下げ支持された可動体を、一定
経路において手動や駆動により往復移動させる形式など
であってもよい。
【0029】上記した実施の形態では、蓋板47として蝶
番48を介して上下方向に揺動自在な形式を示している
が、これはリンク機構などを介して上下方向に揺動自在
な形式であってもよく、そして開閉の両姿勢を安定化さ
せるために弾性利用のダンパー装置を介在させてもよ
い。また上下方向に揺動自在な形式のほか、片開きや観
音開きによる開閉形式、引き戸式(スライド式)、嵌め
込み式などで開閉させる形式でもよい。
【0030】上記した実施の形態では、物品そのものを
直接に取り扱って入出庫しているが、これはコンテナな
どを介して取り扱う形式であってもよい。次に、本発明
の別の実施の形態を、図6、図7に基づいて説明する。
【0031】前記大引ビーム10が梁部4の上面側で支持
されている。すなわち梁部4の内部側には、階段状の段
部50が形成され、そして側壁3から梁部4に亘っての内
部側の露出面にウレタンフォーム51や硬質ウレタンフォ
ーム52が施工されている。53は内装材を示す。
【0032】前記段部50により形成される下位上面側、
すなわち段部50に施工された硬質ウレタンフォーム52に
より形成される下位上面54にビーム受け材55が配設さ
れ、このビーム受け材55を介して前記大引ビーム10の端
部が支持されている。そして、非段部により形成される
上位上面、すなわち梁部4に施工された硬質ウレタンフ
ォーム52により形成される上位上面56には根太受け材57
が配設され、この根太受け材57上や前記大引ビーム10上
の複数箇所に根太材58が配設されるとともに、これら根
太材58上に床板5が配設されている。
【0033】この別の実施の形態によると、床板5側の
荷重は、根太材58と大引ビーム10とビーム受け材55とを
介して段部50の下位上面54側に支えられるとともに、根
太材58と根太受け材57とを介して梁部4の上位上面56側
に支えられる。その際に大引ビーム10により、床板5側
の荷重に対する支持強度を向上しながらも、この大引ビ
ーム10が段部50側で支えられることで床板5のレベルを
低くし得、収納スペース6の高さが梁部4の高さに対し
て必要以上に高くなることを防止し得る。
【0034】上記した別の実施の形態では、段部50側の
下位上面54にビーム受け材55が支持されているが、これ
は梁部4の上位上面56にビーム受け材55が支持される形
式であってもよい。
【0035】上記した別の実施の形態では、ウレタンフ
ォーム51、硬質ウレタンフォーム52、ビーム受け材55、
根太受け材57、根太材58が設けられているが、これらの
一部または全部が適宜に省略された形式であってもよ
い。
【0036】次に、本発明のさらに別の実施の形態を、
図8〜図10に基づいて説明する。前記大引ビーム10が、
建物の内側面に設けられた支持装置60を介して支持され
ている。すなわち支持装置60は、コーナーを形成する一
対の内側面61,62間に設けられるもので、L形部材63の
一辺63Aが、一方の内側面61に第1固定具64を介して固
定され、そしてL形部材63の他辺63Bに大引ビーム10が
内側から当て付けられたのち、これら他辺63Bから大引
ビーム10に亘る第2固定具65を介して他方の内側面62に
固定されている。
【0037】なお大引ビーム10としては、断面I字状に
折り曲げ形成されたものが採用されている。また前記固
定具64,65は、たとえば側壁3や梁部4に固定されたア
ンカーボルトと、これに螺合されるナットなどにより構
成される。そしてL形部材63や大引ビーム10の所定箇所
には、ボルトを挿通させるための貫通孔や長孔が形成さ
れている。
【0038】このさらに別の実施の形態によると、床板
5側の荷重は、根太材58と大引ビーム10と支持装置60と
を介して側壁3など建物本体側に支えられる。上記した
さらに別の実施の形態では、支持装置60としてL形部材
63などを使用した形式が示されているが、これは側壁3
や梁部4に固定されたブラケットに大引ビーム10が支持
される形式などであってもよい。
【0039】
【発明の効果】上記した本発明の請求項1によると、そ
の両端を建物側に支持させた状態で配設したビーム間を
通して、収納装置の各部品を収納スペース内に挿入する
ことで、収納装置の組み立てを容易に行うことができ、
その後にビームを足場として床板を容易に施工できる。
収納スペースは、梁部の高さに相当することから、デッ
ドスペースを利用して、各階の占有高さを高くすること
なく形成できる。床板側の荷重は、複数本のビームを介
して建物側で強固に支えることができる。そして出し入
れ口を開放しすることで、床板上と収納装置との間で物
品(被収納物)の出し入れを行うことができ、その後に
出し入れ口を閉塞することで、一連の入出庫を行うこと
ができる。
【0040】また上記した本発明の請求項2によると、
その両端を支え装置により支持した状態でビーム群を配
設でき、床板側の荷重は、複数本のビームや複数の支え
装置を介して、床側で強固に支えることができる。
【0041】そして上記した本発明の請求項3による
と、支え装置の上下高さを調整することで、ビーム、す
なわち床板の水平度を常に維持できる。さらに上記した
本発明の請求項4によると、床板側の荷重を、ビームを
介して梁部の上面側で、強固に支えることができる。
【0042】しかも上記した本発明の請求項5による
と、床板側の荷重を、ビームを介して段部の下位上面側
で支えることで、ビームにより床板側の荷重に対する支
持強度を向上でき、さらにビームを段部側で支えること
で床板のレベルを低くでき、以て収納スペースの高さが
梁部の高さに対して必要以上に高くなることを防止でき
る。
【0043】また上記した本発明の請求項6によると、
床板側の荷重を、ビームと支持装置とを介して、建物側
で強固に支えることができる。そして上記した本発明の
請求項7によると、床板側の荷重を、ビームとL形部材
と両固定具とを介して、建物側で容易にかつ強固に支え
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示し、収納庫付き
建物の一部切り欠き斜視図である。
【図2】同収納庫付き建物の縦断側面図である。
【図3】同収納庫付き建物の一部切り欠き平面図であ
る。
【図4】同収納庫付き建物の要部の縦断正面図である。
【図5】同収納庫付き建物の要部の一部切り欠き平面図
である。
【図6】本発明の別の実施の形態を示し、収納庫付き建
物の縦断側面図である。
【図7】同収納庫付き建物の要部の縦断側面図である。
【図8】本発明のさらに別の実施の形態を示し、収納庫
付き建物の縦断側面図である。
【図9】同収納庫付き建物の要部の縦断側面図である。
【図10】同収納庫付き建物の要部の一部切り欠き平面
図である。
【符号の説明】
1 高層住宅(建物) 2 床 4 梁部 5 床板 6 収納スペース 10 大引ビーム(金属製のビーム) 14 スリット 20 サブビーム 24 係止片 30 支え装置 34 ジャッキ 40 収納装置 42 ターンテーブル 45 出し入れ口 47 蓋体 50 段部 54 下位上面 55 ビーム受け材 56 上位上面 57 根太受け材 58 根太材 60 支持装置 61 一方の内側面 62 他方の内側面 63 L形部材 63A 一辺 63B 他辺 64 第1固定具 65 第2固定具

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物は、階層を形成する床と、この床に
    対して上方に突出した梁部とを有し、前記床の上方に、
    建物側で支持される金属製のビームを複数本並設し、こ
    れらビームの上面側に床板を配設して、床と床板との間
    に梁部の高さに相当する収納スペースを形成するととも
    に、この収納スペース内に収納装置を配設し、前記床板
    に開閉自在な出し入れ口を設けたことを特徴とする収納
    庫付き建物。
  2. 【請求項2】 ビームを、複数の支え装置を介して床側
    で支持したことを特徴とする請求項1記載の収納庫付き
    建物。
  3. 【請求項3】 支え装置は高さ調整自在であることを特
    徴とする請求項2記載の収納庫付き建物。
  4. 【請求項4】 ビームを、梁部の上面側で支持したこと
    を特徴とする請求項1記載の収納庫付き建物。
  5. 【請求項5】 梁部は内部側に階段状の段部を有し、こ
    の段部により形成される下位上面側でビームを支持する
    とともに、非段部により形成される上位上面側とビーム
    の上面側とに亘って床板を配設したことを特徴とする請
    求項4記載の収納庫付き建物。
  6. 【請求項6】 ビームを、建物の内側面に設けた支持装
    置を介して支持したことを特徴とする請求項1記載の収
    納庫付き建物。
  7. 【請求項7】 支持装置は、コーナーを形成する一対の
    内側面間に設けられ、L形部材の一辺を、一方の内側面
    に第1固定具を介して固定し、L形部材の他辺にビーム
    を内側から当て付けて、これら他辺からビームに亘る第
    2固定具を介して他方の内側面に固定したことを特徴と
    する請求項6記載の収納庫付き建物。
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