JPH09154096A - ビデオテープレコーダ - Google Patents

ビデオテープレコーダ

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JPH09154096A
JPH09154096A JP7310478A JP31047895A JPH09154096A JP H09154096 A JPH09154096 A JP H09154096A JP 7310478 A JP7310478 A JP 7310478A JP 31047895 A JP31047895 A JP 31047895A JP H09154096 A JPH09154096 A JP H09154096A
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JP
Japan
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signal
circuit
video
closed caption
control
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Pending
Application number
JP7310478A
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English (en)
Inventor
Yutaka Ota
豊 太田
Akira Yoshikawa
昭 吉川
Tomohiko Sakatani
智彦 酒谷
Hiroshi Ekusa
洋 江草
Yasuaki Toyama
泰明 遠山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クローズドキャプション信号が挿入されたソ
フトテープの非整数倍速再生において非標準化した再生
映像信号からクローズドキャプション信号を正しく復号
化してテレビ画面上に表示できるVTRを提供すること
を目的とする。 【解決手段】 クローズドキャプションデコーダ16を
テレビ画像の縦揺れを補正するための擬似垂直同期信号
の挿入前に処理させる構成とすると共に非整数倍速再生
トラッキング制御を行なう制御回路20がビデオヘッド
8のビデオトラックに対してトラック飛びやトラック2
重トレース時に前記クローズドキャプションデコーダ1
6に必要な制御信号を出力することにより通常再生と同
様に字幕表示可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は映像情報に関する字
幕データ所謂クローズドキャプションが挿入されたソフ
トテープを通常速度とは異なるテープ速度で再生する特
殊再生において、垂直同期信号周期や水平走査線数が変
化した非標準映像信号から安定した映像と字幕の正しい
表示を可能とするビデオテープレコーダ(以下、VTR
と略記する)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、VTRの用途は単なるテレビ放送
番組のタイムシフトやソフトテープの観賞だけでなく、
特殊再生により従来にない新しい楽しみ方が提案されて
きており、その特殊再生時にも安定した映像を再現でき
るものが求められている。
【0003】従来のVTRは記録時と同じテープ速度で
再生する通常再生の他には記録時のテープ速度の略整数
倍の速度で再生する特殊再生所謂早送り再生と巻戻し再
生を有しているのが一般的であったが、最近では特願平
7−67081号、同7−88749号、同7−917
61号に示すような標準再生速度の20〜30%程度速
い速度あるいは遅い速度で再生する、つまり非整数倍速
再生を可能とするVTRが提案されている。このVTR
の目的とするところは映像や音声情報を欠落させない
で、つまり感動を損なわないで鑑賞時間を短縮できると
ころにあり、俗に「早見機能」と称するものである。
【0004】図7は上述した非整数倍速再生を可能とす
るVTRの内部構成を示すブロック図であり、磁気テー
プ1に映像信号をヘリカルスキャン式に記録再生する4
個のビデオヘッド8が取り付けられたシリンダ7と、そ
のシリンダを回転駆動するシリンダモータ5と、そのシ
リンダモータ5の回転速度と回転位相を検出するシリン
ダ周波数発電機/位相検出器(以下、シリンダFG/P
Gと略記する)6と、そのシリンダFG/PGの出力信
号の基準信号に対する誤差を算出する制御回路20と、
その誤差出力に基づいて前記シリンダモータ5を駆動す
るシリンダモータ駆動回路12と、前記磁気テープ1を
ピンチローラ(図示せず)で挟持して移送するキャプス
タン2と、そのキャプスタン2を回転駆動するキャプス
タンモータ3と、そのキャプスタンモータ3の回転速度
を検出するキャプスタン周波数発電機(以下、キャプス
タンFGと略記する)4と、前記磁気テープ1に後述す
るトラッキング制御を行うために前記磁気テープ端にコ
ントロール信号を記録再生するコントロールヘッド10
と、前記キャプスタンFG4からの出力信号と前記コン
トロールヘッド10からの再生コントロール信号の基準
信号に対する誤差を算出する前記制御回路20と、その
誤差出力に基づいて前記キャプスタンモータ3を駆動す
るキャプスタンモータ駆動回路11と、4個の前記ビデ
オヘッド8からの再生映像信号出力を各々増幅する増幅
回路13と、4個の増幅回路13の出力を前記シリンダ
7の回転位相に応じて切り替えるスイッチ回路14と、
そのスイッチ回路14により選択されたFM変調された
再生映像信号を復調する映像信号復調回路15と、通常
再生時にはその映像信号復調回路15の出力がそのまま
モニターテレビ23に出力され、非整数倍速再生時には
前記制御回路20からの指令により擬似垂直同期信号を
発生する擬似垂直同期信号発生回路19と、非整数倍速
再生時には前記擬似垂直同期信号を前記映像信号復調回
路15の出力信号に挿入する信号合成回路17と、非整
数倍速再生時には前記制御回路20からの指令により前
記信号合成回路17の出力信号をフィールド周期単位で
水平同期信号周期の整数倍遅延させる遅延回路18と、
前記磁気テープ1のオーディオトラックに記録されたオ
ーディオ信号を再生するオーディオヘッド9と、そのオ
ーディオヘッド9からの再生信号を増幅する音声信号増
幅回路21と、通常再生時にはその音声信号増幅回路2
1の出力がそのままモニターテレビ23に出力され、非
整数倍速再生時には音程を記録時と同じに変換する音程
変換回路22で全体が構成されている。
【0005】図8は前記4個のビデオヘッド8の前記シ
リンダ7への取り付け位置の概略図であり、SP1とS
P2は前記磁気テープ1の走行速度が標準速度である標
準モード時に記録再生する180度対向に取り付けられ
たアジマス角度が相異なるヘッド対であり、EP1、E
P2は前記磁気テープ1の走行速度が上記標準速度の3
分の1である3倍モード時に記録再生する180度対向
に取り付けられたアジマス角度が相異なるヘッド対であ
り、SP1とEP1(Rアジマス角)、SP2とEP2
(Lアジマス角)は各々同一アジマス角度であり、また
SP1とEP2、SP2とEP1の間隙はともに前記シ
リンダ7の回転周波数である映像信号のフレーム周波数
基準で水平同期信号周期の2個分に相当する距離であ
る。つまり角度換算では約1.37度(=360度×2
H/525H)となる。
【0006】図9は非整数倍速再生である4/3倍速再
生を実現するために前記シリンダモータ5と前記キャプ
スタンモータ3の回転制御を行う前記制御回路20内の
タイミング波形図であり、FGとPGは図7のシリンダ
FG/PGの出力信号であり、HSWは上記FGと上記
PGによって作成されたヘッド切り換え信号であり、C
TLは前記コントロールヘッド10の出力信号であり、
iとjは各々制御回路20内で作成されたシリンダ位相
基準信号(=30Hz)とキャプスタン位相基準信号
(=40Hz)であり、10Hz周期で位相同期してい
る。そして上記HSWと上記iのシリンダ位相基準信号
の位相比較誤差がシリンダモータ駆動回路12に印加さ
れることにより前記シリンダモータ5は上記iのシリン
ダ位相基準信号に位相同期して回転することになる。ま
た上記CTLと上記jのキャプスタン位相基準信号の位
相比較誤差がキャプスタンモータ駆動回路11に印加さ
れることにより前記キャプスタンモータ3は上記jのキ
ャプスタン位相基準信号に位相同期して回転することに
なる。以上のように前記キャプスタンモータ3によって
磁気テープ1が、前記シリンダモータ5によってビデオ
ヘッド8が駆動されることにより、図10(a)に示す
ような4/3倍速再生トラッキングを実現することがで
きる。図10(b)は同様に3/4倍速再生時のトラッ
キング状態を示したものである。図10(a)において
L1、R1、L2、・・・・L4、R4と傾斜した四角
形で描かれているのが標準モードで記録されたビデオト
ラック101であり、上部の連続したトラックがオーデ
ィオトラック102である。またEP2、EP1、・・
・・SP1、SP2と塗りつぶされた小さな四角形はビ
デオヘッドのトレース開始位置であり、上述した4/3
倍速再生では通常再生とは異なり前記磁気テープ1の走
行に応じて最大の再生出力が得られるように図8に示し
た4個のビデオヘッド8をEP2→EP1→EP2→S
P2→SP1→SP2と切り換えている。従って、ビデ
オヘッドのトレース開始位置はビデオトラック毎に変化
することになる。さらにビデオヘッドのトレース方向も
破線で示すようにビデオトラックの傾きと異なった方向
にトレースするために再生ビデオヘッド出力も不安定に
はなるがビデオヘッド幅やトラッキング条件を最適化す
ればノイズレスの再生画像が得られるが、問題はビデオ
ヘッドのトレース開始位置の変化による再生画像の縦揺
れであり、以下その原因と対策について説明する。
【0007】図11は図7の従来のVTRにおいて再生
映像信号をフィールド周期単位で水平同期信号周期の整
数倍遅延させる遅延回路18の内部構成を表わすブロッ
ク図であり、入力端子18aから入力されるコンポジッ
ト映像信号(図7の信号g)はADコンバータ181で
デジタルに変換され、入力端子18bから入力されるN
TSC方式の場合は3.58MHzの色副搬送波(図7
には図示せず)は4てい倍回路182で4倍のクロック
パルスとして全回路ブロックに供給され、前記ADコン
バータ181でデジタルに変換された映像信号は直列接
続された3つの1Hラインメモリ183〜185で遅延
され、前記ADコンバータ181と3つの前記1Hライ
ンメモリ183〜185の全ての出力はスイッチ回路1
86に入力され、入力端子18dから入力される制御信
号(図7の信号b)によってフィールド周期単位毎に選
択されてDAコンバータ187でアナログ信号に変換さ
れて出力端子18cより出力(図7の信号h)される。
ここで前記1Hラインメモリ183〜185の段数は色
副搬送波の連続性を維持するために910(=3.58
MHz×4/15.7KHz)より色副搬送波の1/2
波長短い908となっている。
【0008】図12は図7の従来のVTRが4/3倍速
再生時に映像の縦揺れを補正する動作を表わすタイミン
グチャートであり、図12のHSWは磁気テープ1の走
行に応じてビデオヘッド8を切り換えるために前記スイ
ッチ回路14に送出する制御信号であり、これにより4
個のビデオヘッド8がEP2→EP1→EP2→SP2
→SP1→SP2と切り換えられる。図12のCTLは
前記コントロールヘッドより再生されるコントロール信
号である。図12のaは図7の映像信号復調回路15の
出力信号であり、図12のdは図7の擬似垂直同期信号
発生回路19の擬似垂直同期信号出力であり、図12の
gからhは図7または図11の遅延回路18の入出力信
号である。
【0009】図10(a)に示すように磁気テープ1を
標準モードの4/3倍速で送った場合、ヘッドがトラッ
クの下端をトレースする位置はその中心に対してずれた
位置となり、このことから垂直同期信号の再生タイミン
グが微妙に変化することがわかる。VHSフォーマット
では図10に示すように標準モード記録で各トラックの
下端位置が1.5Hずつずれている。このトラッキング
による垂直同期信号発生のタイミングのずれ以外に標準
再生用ヘッドSP1,SP2と3倍モード再生用ヘッド
EP1,EP2の取付位置ずれ量である2Hも加わるた
めに垂直同期信号の発生タイミングは図12のaで示す
ように最大3Hずれることになる。そして、この垂直同
期信号のずれによって垂直同期信号間のH数は259H
〜263Hの間で変化する。この映像信号(図12の
a)の各フィールドに対して所定のタイミングで擬似垂
直同期信号(図12のd)が上記信号合成回路17で図
12のgで示すように合成される。そして、映像信号
(図12のg)の各フィールドごとに図12のbに示す
ライン数(H数)ずつ遅延を行うことにより垂直同期信
号間のH数を図12のhに示すように完全に一定にする
ことができ、垂直同期信号の周期変動により発生する映
像の縦揺れを完全になくすことができる。
【0010】さらに、別の方法として前記遅延回路18
の遅延量を変更することにより垂直同期信号間のライン
数を全て標準信号のライン数(262.5H)からずら
すことができ、垂直同期信号間のライン数によって標準
信号と非標準信号の判別を行っているようなテレビでも
誤判別をなくし安定した映像を確保できる。
【0011】次に非整数倍速再生時の音声を聞き取りや
すくするための処理である図7の音程変換回路22の動
作について説明する。つまり非整数倍速再生では音声速
度は再生速度のままで、音程を通常再生時の音程に変換
するキーコントロール処理を行う。図13は4/3倍速
再生時の図7の音程変換回路22の内部動作を説明する
ために音声データを時間軸に配置した概念図であり、図
13のkは記録時の音声信号をデジタル変換したもので
あり、図13のlは前記音程変換回路22への入力音声
信号をデジタル変換した音声データであり、図13のo
は前記音程変換回路22のアナログ変換する前の出力音
声データである。4/3倍速再生時には音声データも図
13のlに示すように時間軸で3/4になるので、まず
高くなった音程を通常に戻すと図13のmに示すように
当然データ長は長くなり、入力してくる音声データとの
連続性が保てなくなる。そこで図13のnに示すように
2つのセグメント1と2(ともに同じセグメント長T
s)にクロスフェード処理を行うことによってデータ長
を減少させるのである。セグメント1に対しては次第に
減少する重みを、セグメント2に対しては次第に増加す
る重みを乗算した後に加算して1つのセグメントにす
る。このクロスフェード期間後のセグメント3と4の期
間(セグメント長Tt)はそのままスルーで出力する。
ここでTsとTtの関係を(Ts+Tt)/(2Ts+T
t)=3/4とすることにより通常音声に音程変換でき
るのである。
【0012】次にクローズドキャプションシステムにつ
いて説明する。クローズドキャプションシステムとは聴
覚障害者を救済するためにアメリカ合衆国で法制化され
たもので、テレビ放送やVTRのソフトテープに字幕デ
ータを挿入しておき、テレビ鑑賞時にその字幕データを
復号してテレビ画面上で映像と重ねて文字表示するもの
で、現在では語学学習用ソフトテープにも応用され国内
でも一般化しつつある。
【0013】クローズドキャプション信号について図3
を用いて詳しく説明する。図3(a)は垂直ブランキン
グ期間のコンポジット映像信号を表わしたもので垂直同
期信号期間を中心に前後に等化パルス期間があり、前の
等化パルスから数えて20ライン(1ラインは水平同期
信号周期)までを垂直ブランキング期間と呼んでいる。
そして次の21ライン目に図3(b)に拡大して示すよ
うにクローズドキャプション信号が挿入されている。厳
密には映像信号は2フィールドシーケンスによるインタ
ーレース走査を行っており、クローズドキャプション信
号はその第1フィールドにのみ挿入されている。そして
クローズドキャプション信号はカラーバースト信号の後
にキャプションデータを読み取るための基準クロックと
なる7周期のクロックランイン信号(周波数約504K
Hz)と、3ビットから成るスタートビット「001」
と、16ビットから成るキャプションデータ領域から構
成されている。キャプションデータ領域には文字表示の
開始や改行、さらには表示位置等を指定する制御コード
とASCIIコードによる表示文字データが入る。制御
コードについて誤動作を避けるために2フレームにわた
って同じコードを伝送する。ASCIIコードはエラー
検出のために7ビットごとに奇数パリティが付いてお
り、全16ビットで2文字分、つまり1フレームあたり
2文字分の情報が伝送できる。
【0014】以上のようなクローズドキャプション信号
が挿入されたソフトテープつまり磁気テープを図7のV
TRで通常再生し、その再生映像信号出力(図7の信号
h)をクローズドキャプションデコーダ(図示せず)を
介してモニターテレビに接続すると、上記クローズドキ
ャプションデコーダはクローズドキャプション信号を復
号して元の映像信号に文字信号を合成して出力し、図6
に示すような再生映像となる。図6は前記モニターテレ
ビ23に映し出された再生映像例であって、24がクロ
ーズドキャプション信号による字幕表示例である。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の構
成では、クローズドキャップション信号が挿入されたソ
フトテープを4/3倍速や3/4倍速のような非整数倍
速再生時にはビデオヘッドがビデオトラックを飛び越し
たり同じビデオトラックを2度トレースしたりすること
によりクローズドキャプション信号の欠落や重複を招く
ことになる。さらには上述したように映像の縦揺れ補正
のために擬似垂直同期信号を挿入するために映像信号が
非標準信号となり、図3に示したような同期信号とクロ
ーズドキャプション信号との位相関係が保てなくなるた
めにクローズドキャプションデコーダにおいて通常処理
ではクローズドキャプション信号を検出することができ
ないという問題点を有していた。
【0016】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、クローズドキャプション信号が挿入されたソフトテ
ープの非整数倍速再生時においても字幕表示できるVT
Rを提供するものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】これらの目的を達成する
ために本発明のVTRはクローズドキャプション信号が
挿入されたソフトテープの非整数倍速再生時に起こる回
転磁気ヘッドのトラック飛びやトラック2度読みによ
る、さらには再生映像のテレビ画面上での縦揺れを補正
するために擬似垂直同期信号を挿入したりすることによ
る映像信号の非標準化により上記クローズドキャプショ
ン信号を復号するデコーダが誤動作しないようにするた
めにクローズドキャプションデコーダを擬似垂直同期信
号を挿入する前の段階で処理させると共に非整数倍速再
生を制御する制御回路がトラック飛びやトラック2度読
み時にクローズドキャプションデコーダに対して必要な
制御信号を出力するように構成したものである。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、第1と第3が近接し、第2と第4が近接し、また同
一アジマス角度を有する第1と第2が約180度の位置
に配置され、別の同一アジマス角度を有する第3と第4
が約180度の位置に配置された4個の回転磁気ヘッド
を有し、記録時には磁気テープの走行速度V0として前
記第1と第2の回転磁気ヘッドにより前記磁気テープの
長手方向に対して傾斜したトラックでビデオ信号を、コ
ントロールヘッドにより前記磁気テープ端には再生時の
トラッキング制御用のコントロール信号を記録し、再生
時に磁気テープの走行速度Vを V=V0×(N−1)/N (但し、Nは4,−3) とすると共に、前記回転磁気ヘッドの回転と前記磁気テ
ープから再生されるコントロール信号との位相を一定に
保つように位相制御を施し、最大のヘッド出力が得られ
るように前記4個の回転磁気ヘッドを選択して再生する
非整数倍速再生機能を有するビデオテープレコーダにお
いて、復調された再生映像信号が入力され再生映像の縦
揺れ補正のためにフィールド単位で水平同期信号周期の
任意の整数倍遅延する遅延回路と、前記遅延回路の出力
が入力されるクローズドキャプションデコーダと、前記
回転磁気ヘッドの回転に同期して任意の位相とパルス幅
の擬似垂直同期信号を発生する擬似垂直同期信号発生回
路と、前記遅延回路の出力信号に前記クローズドキャプ
ションデコーダの文字表示信号と前記擬似垂直同期信号
発生回路の擬似垂直同期信号とを合成する信号合成回路
と、上記非整数倍速再生を制御している制御回路が前記
遅延回路と前記クローズドキャプションデコーダと前記
擬似垂直同期信号発生回路を前記磁気テープの走行と前
記回転磁気ヘッドの回転に応じて制御することにより非
整数倍速再生時にもクローズドキャプション信号による
字幕表示を可能としたものである。
【0019】本発明の請求項2に記載の発明は、第1と
第3が近接し、第2と第4が近接し、また同一アジマス
角度を有する第1と第2が約180度の位置に配置さ
れ、別の同一アジマス角度を有する第3と第4が約18
0度の位置に配置された4個の回転磁気ヘッドを有し、
記録時には磁気テープの走行速度V0として前記第1と
第2の回転磁気ヘッドにより前記磁気テープの長手方向
に対して傾斜したトラックでビデオ信号を、コントロー
ルヘッドにより前記磁気テープ端には再生時のトラッキ
ング制御用のコントロール信号を記録し、再生時に磁気
テープの走行速度Vを V=V0×(N−1)/N (但し、Nは4,−3) とすると共に、前記回転磁気ヘッドの回転と前記磁気テ
ープから再生されるコントロール信号との位相を一定に
保つように位相制御を施し、最大のヘッド出力が得られ
るように前記4個の回転磁気ヘッドを選択して再生する
非整数倍速再生機能を有するビデオテープレコーダにお
いて、復調された再生映像信号が入力されるクローズド
キャプションデコーダと、前記回転磁気ヘッドの回転に
同期して任意の位相とパルス幅の擬似垂直同期信号を発
生する擬似垂直同期信号発生回路と、復調された再生映
像信号に前記クローズドキャプションデコーダの文字表
示信号と前記擬似垂直同期信号発生回路の擬似垂直同期
信号とを合成する信号合成回路と、その信号合成回路の
出力信号が入力され再生映像の縦揺れ補正のためにフィ
ールド単位で水平同期信号周期の任意の整数倍遅延する
遅延回路と、上記非整数倍速再生を制御している制御回
路が前記クローズドキャプションデコーダと前記擬似垂
直同期信号発生回路と前記遅延回路を前記磁気テープの
走行と前記回転磁気ヘッドの回転に応じて制御すること
により非整数倍速再生時にもクローズドキャプション信
号による字幕表示を可能としたものである。
【0020】以下、本発明の実施形態について、図面を
用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明のVTRの構成を示すブ
ロック図である。同図において図7の従来例と同じ構成
要素および同じ接続箇所についてはその説明を省略す
る。図1において図7の従来例に対して追加されたのは
クローズドキャプションデコーダのみであり、映像信号
復調回路15により復調された再生映像信号(図1の信
号a)は遅延回路18にまず入力され、その遅延回路1
8の出力信号(図1の信号c)は上記クローズドキャプ
ションデコーダ16に入力され、クローズドキャプショ
ンデコーダ16からの文字出力信号と、擬似垂直同期信
号発生回路19からの擬似垂直同期信号(図1の信号
d)を前記遅延回路18の出力信号(図1の信号c)に
合成してモニターテレビ23に出力する信号合成回路1
7から構成され、前記遅延回路18と前記クローズドキ
ャプションデコーダ16と前記擬似垂直同期信号発生回
路19は制御回路20によってコントロールされてい
る。
【0021】図2は図1の本発明のVTRの4/3倍速
再生時、つまり上述した磁気テープの走行速度Vを表わ
す式においてNの値が(−3)の時に映像の縦揺れの補
正とクローズドキャプション信号をデコードする動作を
表わすタイミングチャートである。図2のHSWは磁気
テープ1の走行に応じてビデオヘッド8を切り換えるた
めに前記スイッチ回路14に送出する制御信号であり、
これにより4個のビデオヘッド8がEP2→EP1→E
P2→SP2→SP1→SP2と切り換えられる。図2
のCTLは前記コントロールヘッドより再生されるコン
トロール信号である。図2のaは図1の映像信号復調回
路15の出力信号であり、図2のbは前記遅延回路18
にフィールド毎に遅延量を指令する制御データであり、
図2のcは前記遅延回路18の出力信号であり、図2の
dは図1の前記擬似垂直同期信号発生回路19の擬似垂
直同期信号出力であり、図2のeは前記信号合成回路1
7の出力信号であり、図2のfは前記制御回路20によ
る前記クローズドキャプションデコーダ16を制御する
制御信号である。ここで、再生映像の縦揺れ補正処理に
ついての考え方は図7の従来のVTRと同じであり、図
7の従来のVTRでは擬似垂直同期信号を合成してから
遅延処理をしていたのを本発明では遅延処理をしてから
垂直同期信号を合成しているだけである。従って最終の
映像信号出力は共に垂直同期信号間のH数が262で一
定の信号になっている。
【0022】図4は図1の本発明のVTRを構成してい
る上記クローズドキャプションデコーダ16の内部構成
を示すブロック図である。入力端子16aよりコンポジ
ット映像信号(図1の信号c)が入力される同期信号分
離回路161とキャプション信号抜き取り回路163
と、前記同期信号分離回路161からの同期信号により
内部のタイミング信号を発生するタイミングジェネレー
タ162と、前記キャプション信号抜き取り回路163
により検出されたキャプション信号が入力され、入力端
子16cと入力端子16dからの制御信号(図1の信号
f)によってコントロールされて前記キャプション信号
から制御コードやASCIIコードにデコードするキャ
プションデコーダ164と、そのキャプションデコーダ
164からの制御信号により文字信号を発生するための
キャラクタジェネレータ165と、そのキャラクタジェ
ネレータ165からの文字信号を配列するための表示用
メモリ166と、その表示用メモリ166から入力され
たコンポジット映像信号に同期して読みだし出力端子1
6bに出力する出力回路167で構成されている。ここ
で前記入力端子16cより入力される制御信号1はビデ
オヘッドのトラック飛びにより映像信号の第2フィール
ドが欠落したときに強制的にキャプション信号のデコー
ドを確定させる信号であり、前記入力端子16dより入
力される制御信号2はビデオヘッドのトラック2度読み
により映像信号の第1フィールドが重複したときに強制
的にキャプション信号のデコード動作をキャンセルさせ
る信号である。
【0023】図5はクローズドキャプション信号が挿入
されたソフトテープを図1の本発明のVTRで(a)通
常再生、(b)4/3倍速再生、(c)3/4倍速再
生、つまり上述した磁気テープの走行速度Vを表わす式
においてNの値が4の時の図4のクローズドキャプショ
ンデコーダ16の動作を説明するタイミングチャートで
ある。図5において「再生トラック」とは各再生速度に
おいてビデオヘッドによりトレースされるビデオトラッ
クを左から右へ時系列に並べたものであり、「フィール
ド」とは前記「再生トラック」に記録された映像信号の
フィールド判別情報であり、A1、A2、A3・・・は
キャプション信号が挿入されている第1フィールドを表
わし、B1、B2、B3・・・は第2フィールドを表わ
している。民生用VTRの規格であるVHS規格では標
準モードでLアジマス角を有するトラックに第1フィー
ルドを記録することになっている。「キャプションデー
タ」は各Lアジマス角を有するLトラックつまり第1フ
ィールドに挿入されたキャプションデータを表わし、1
トラックあたり2文字ずつ挿入されている。ただし、L
7、L8には改行を表わす制御コードが2フレームに亘
って挿入されている。「制御信号1」と「制御信号2」
は各々図1の制御回路20のクローズドキャプションデ
コーダ16に対する出力信号f、つまり図4の入力端子
16cと入力端子16dに入力される制御信号であり、
「抜き取りデータ」は図4のキャプションデコーダ回路
164内で上記制御信号1と2によってデコードされた
キャプションデータであり、「表示出力」は最終モニタ
ーテレビ上に表示される形態を表わしている。
【0024】図5(a)の通常再生では正常にクローズ
ドキャプション信号をビデオヘッドがトレースするため
に全く問題はないが、図5(b)の4/3倍速再生では
従来例でも説明したようにL2トラックとL3トラック
の間のR2トラックがトラック飛びにより抜けている。
従ってクローズドキャプション信号が2フィールド連続
して入ってくるために第2フィールドを検出してキャプ
ションデータを確定している図4のキャプションデコー
ダ回路164では文字飛びという誤動作を起こしてしま
う。従って外部から制御信号1により強制的にキャプシ
ョンデータを確定させることにより図6に示すように通
常再生と同様に正しく字幕表示させている。また図5
(c)の3/4倍速再生ではL1トラック、R2トラッ
クを2度トレースすることになる。従って同じクローズ
ドキャプション信号が2フィールド連続して入ってくる
ためにそのままキャプションデータを確定している図4
のキャプションデコーダ回路164では2重文字という
誤動作を起こしてしまう。従って外部から制御信号2に
より強制的にキャプションデータを除去させることによ
り図6に示すように通常再生と同様に正しく字幕表示さ
せている。
【0025】(実施の形態2)図14は本発明のVTR
の構成を示すブロック図である。同図において図7の従
来例と同じ構成要素および同じ接続箇所についてはその
説明を省略する。図14において図7の従来例に対して
追加されたのはクローズドキャプションデコーダのみで
あり、映像信号復調回路15により復調された再生映像
信号は上記クローズドキャプションデコーダ16に入力
され、クローズドキャプションデコーダ16からの文字
出力信号と、擬似垂直同期信号発生回路19からの擬似
垂直同期信号を前記再生映像信号に合成する信号合成回
路17と、その信号合成回路17の出力信号をフィール
ド単位毎に所定のライン数だけ遅延してモニターテレビ
23に出力する遅延回路18から構成され、前記クロー
ズドキャプションデコーダ16と前記擬似垂直同期信号
発生回路19と前記遅延回路18は制御回路20によっ
てコントロールされている。
【0026】図14の本発明のVTRの構成は上述した
図1のVTRの構成に対して遅延回路18の構成位置が
前後するだけであり、その動作は基本的同じであるので
動作説明は省略する。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、クローズ
ドキャプション信号が挿入されたソフトテープを非整数
倍速再生する時に起こる回転磁気ヘッドのトラック飛び
やトラック2度読みによる、さらには再生映像のテレビ
画面上での縦揺れを補正するために擬似垂直同期信号を
挿入したりすることによる映像信号の非標準化によりク
ローズドキャプション信号を復号するデコーダが誤動作
するのを防止することができ、通常再生と同様にテレビ
画面上に正しく字幕表示させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1によるVTRの構成を示
すブロック図
【図2】実施の形態1によるVTRの4/3倍速再生時
に映像の縦揺れの補正とクローズドキャプション信号を
デコードする動作を表わすタイミングチャート
【図3】(a)垂直ブランキング期間のコンポジット映
像信号波形図 (b)クローズドキャプション信号波形図
【図4】実施の形態1および実施の形態2によるクロー
ズドキャプションデコーダ16の内部構成を示すブロッ
ク図
【図5】クローズドキャプション信号が挿入されたソフ
トテープを図1の本発明の実施の形態1によるVTRで
(a)通常再生、(b)4/3倍速再生、(c)3/4
倍速再生した場合の図4のクローズドキャプションデコ
ーダ16の動作を説明するタイミングチャート
【図6】モニターテレビ23に映し出されたクローズド
キャプション信号による字幕表示図
【図7】従来の非整数倍速再生を可能とするVTRの内
部構成を示すブロック図
【図8】4個のビデオヘッド8のシリンダ7への取り付
け位置の概略図
【図9】非整数倍速再生である4/3倍速再生を実現す
るために前記シリンダモータ5と前記キャプスタンモー
タ3の回転制御を行う前記制御回路20内のタイミング
波形図
【図10】(a)4/3倍速再生時の4個のビデオヘッ
ド8のトラッキング状態図 (b)3/4倍速再生時の4個のビデオヘッド8のトラ
ッキング状態図
【図11】遅延回路18の内部構成を表わすブロック図
【図12】従来のVTRが4/3倍速再生時に映像の縦
揺れを補正する動作を表わすタイミングチャート
【図13】4/3倍速再生時の音程変換回路22の内部
動作を説明するために音声データを時間軸に配置した概
念図
【図14】本発明の実施の形態2によるVTRの構成を
示すブロック図
【符号の説明】
1 磁気テープ 2 キャプスタン 3 キャプスタンモータ 4 キャプスタンFG 5 シリンダモータ 6 シリンダFG/PG 7 シリンダ 8 ビデオヘッド 9 オーディオヘッド 10 コントロールヘッド 11 キャプスタンモータ駆動回路 12 シリンダモータ駆動回路 13 増幅回路 14 スイッチ回路 15 映像信号復調回路 16 クローズドキャプションデコーダ 17 信号合成回路 18 遅延回路 19 擬似垂直同期信号発生回路 20 制御回路 21 音声信号増幅回路 22 音程変換回路 23 モニターテレビ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // H04N 7/025 H04N 7/08 A 7/03 7/035 (72)発明者 江草 洋 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 遠山 泰明 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1と第3が近接し、第2と第4が近接
    し、また同一アジマス角度を有する第1と第2が約18
    0度の位置に配置され、別の同一アジマス角度を有する
    第3と第4が約180度の位置に配置された4個の回転
    磁気ヘッドを有し、 記録時には磁気テープの走行速度V0として前記第1と
    第2の回転磁気ヘッドにより前記磁気テープの長手方向
    に対して傾斜したトラックでビデオ信号を、コントロー
    ルヘッドにより前記磁気テープ端には再生時のトラッキ
    ング制御用のコントロール信号を記録し、再生時に磁気
    テープの走行速度Vを V=V0×(N−1)/N (但し、Nは4,−3) とすると共に、前記回転磁気ヘッドの回転と前記磁気テ
    ープから再生されるコントロール信号との位相を一定に
    保つように位相制御を施し、最大のヘッド出力が得られ
    るように前記4個の回転磁気ヘッドを選択して再生する
    非整数倍速再生機能を有するビデオテープレコーダにお
    いて、復調された再生映像信号が入力され再生映像の縦
    揺れ補正のためにフィールド単位で水平同期信号周期の
    任意の整数倍遅延する遅延回路と、前記遅延回路の出力
    が入力されるクローズドキャプションデコーダと、前記
    回転磁気ヘッドの回転に同期して任意の位相とパルス幅
    の擬似垂直同期信号を発生する擬似垂直同期信号発生回
    路と、前記遅延回路の出力信号に前記クローズドキャプ
    ションデコーダの文字表示信号と前記擬似垂直同期信号
    発生回路の擬似垂直同期信号とを合成する信号合成回路
    と、上記非整数倍速再生を制御している制御回路が前記
    遅延回路と前記クローズドキャプションデコーダと前記
    擬似垂直同期信号発生回路を前記磁気テープの走行と前
    記回転磁気ヘッドの回転に応じて制御することにより非
    整数倍速再生時にもクローズドキャプション信号による
    字幕表示が可能なビデオテープレコーダ。
  2. 【請求項2】 第1と第3が近接し、第2と第4が近接
    し、また同一アジマス角度を有する第1と第2が約18
    0度の位置に配置され、別の同一アジマス角度を有する
    第3と第4が約180度の位置に配置された4個の回転
    磁気ヘッドを有し、 記録時には磁気テープの走行速度V0として前記第1と
    第2の回転磁気ヘッドにより前記磁気テープの長手方向
    に対して傾斜したトラックでビデオ信号を、コントロー
    ルヘッドにより前記磁気テープ端には再生時のトラッキ
    ング制御用のコントロール信号を記録し、再生時に磁気
    テープの走行速度Vを V=V0×(N−1)/N (但し、Nは4,−3) とすると共に、前記回転磁気ヘッドの回転と前記磁気テ
    ープから再生されるコントロール信号との位相を一定に
    保つように位相制御を施し、最大のヘッド出力が得られ
    るように前記4個の回転磁気ヘッドを選択して再生する
    非整数倍速再生機能を有するビデオテープレコーダにお
    いて、復調された再生映像信号が入力されるクローズド
    キャプションデコーダと、前記回転磁気ヘッドの回転に
    同期して任意の位相とパルス幅の擬似垂直同期信号を発
    生する擬似垂直同期信号発生回路と、復調された再生映
    像信号に前記クローズドキャプションデコーダの文字表
    示信号と前記擬似垂直同期信号発生回路の擬似垂直同期
    信号とを合成する信号合成回路と、その信号合成回路の
    出力信号が入力され再生映像の縦揺れ補正のためにフィ
    ールド単位で水平同期信号周期の任意の整数倍遅延する
    遅延回路と、上記非整数倍速再生を制御している制御回
    路が前記クローズドキャプションデコーダと前記擬似垂
    直同期信号発生回路と前記遅延回路を前記磁気テープの
    走行と前記回転磁気ヘッドの回転に応じて制御すること
    により非整数倍速再生時にもクローズドキャプション信
    号による字幕表示が可能なビデオテープレコーダ。
  3. 【請求項3】 第1と第3が近接し、第2と第4が近接
    し、また同一アジマス角度を有する第1と第2が約18
    0度の位置に配置され、別の同一アジマス角度を有する
    第3と第4が約180度の位置に配置された4個の回転
    磁気ヘッドを有し、 記録時には磁気テープの走行速度V0として前記第1と
    第2の回転磁気ヘッドにより前記磁気テープの長手方向
    に対して傾斜したトラックでビデオ信号を、コントロー
    ルヘッドにより前記磁気テープ端には再生時のトラッキ
    ング制御用のコントロール信号を記録し、再生時に磁気
    テープの走行速度Vを V=V0×(N−1)/N (但し、Nは4,−3) とすると共に、前記回転磁気ヘッドの回転と前記磁気テ
    ープから再生されるコントロール信号との位相を一定に
    保つように位相制御を施し、最大のヘッド出力が得られ
    るように前記4個の回転磁気ヘッドを選択して再生する
    非整数倍速再生機能を有するビデオテープレコーダにお
    いて、前記4個の回転磁気ヘッドが前記ビデオ信号が記
    録されたトラックを飛び越すあるいは同一トラックを2
    回以上トレースする時に非整数倍速再生を制御している
    制御回路が復調された再生映像信号が入力されるクロー
    ズドキャプションデコーダを制御することにより非整数
    倍速再生時でもクローズドキャプション信号による字幕
    表示が可能なビデオテープレコーダ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9147312B2 (en) 2008-03-13 2015-09-29 Aristocrat Technologies Australia Pty Limited Method and system of distributing progressive gaming

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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