JPH09153761A - 表面実装型水晶振動子 - Google Patents

表面実装型水晶振動子

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JPH09153761A
JPH09153761A JP33578795A JP33578795A JPH09153761A JP H09153761 A JPH09153761 A JP H09153761A JP 33578795 A JP33578795 A JP 33578795A JP 33578795 A JP33578795 A JP 33578795A JP H09153761 A JPH09153761 A JP H09153761A
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JP
Japan
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temperature
electronic component
mount type
crystal
crystal resonator
Prior art date
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Pending
Application number
JP33578795A
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English (en)
Inventor
Tadataka Chiba
忠孝 千葉
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Kyocera Crystal Device Corp
Original Assignee
Kyocera Crystal Device Corp
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Publication date
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  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 目的は、温度補償を施した表面実装型水晶振
動子を得ることである。 【構成】 この目的を達成するために、水晶振動子の底
部裏面に凹部を設け、その凹部に温度補償用電子部品を
収納している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、温度補償された表面実
装型水晶振動子の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、発振回路で水晶振動子の温度
特性を補償回路を接続して補償した温度補償型水晶発振
器が利用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、温度補償を行
おうとすると、先ず標準の発振回路に、水晶振動子を取
り付けて温度特性を測定して、その特性を必要性能に適
合する様に温度補償回路を補正して、確認のため周波数
温度特性を測定すると言う工程を行う。この様に、先ず
使用する水晶振動子の周波数温度特性を測定しなければ
ならないと言う課題があった。
【0004】
【課題を解決する手段】この課題を解決するために、水
晶振動子の温度温度特性を検査した段階でその周波数温
度特性に対して温度補償用電子部品の定数を決定して、
その定数の温度補償用電子部品を水晶振動子に取り付け
ることで課題を解決した。
【0005】
【背景及び作用】温度補償型水晶発振器では、測定に長
い時間を必要する周波数温度特性の測定を何度か行う。
先ず水晶振動子の特性を検査する段階で周波数温度特性
が規格に適合しているか否か判別する為に、水晶振動子
の周波数温度特性を測定する。次に、発振回路の温度補
償用電子部品の定数を決定するために、この水晶振動子
を標準の発振回路に取り付けて、発振回路と水晶振動子
を合わせた周波数温度特性を測定する。
【0006】更に、温度補償型水晶発振器の周波数温度
特性が規格を満足することを確認するために、周波数温
度特性を測定する。温度補償型水晶発振器コストダウン
を図るには、この周波数温度特性の測定の回数をできる
だけ減らしたい。
【0007】そこで水晶振動子の周波数温度特性を測定
した段階で、温度補償用電子部品の定数を決定(計算)
して、温度補償用電子部品を水晶振動子に取り付ける。
この温度補償用電子部品は、水晶振動子の気密封止の外
側で行う。本発明は、この温度補償用電子部品を、水晶
振動子の気密封止の外側に取り付ける取付法に関する。
【0008】
【実施例】周波数温度特性以外の特性(例えば、CI、
周波数偏差、気密等)は規格を満足している水晶振動子
の周波数温度特性を測定して、その結果から周波数温度
特性の規格を満足させるための、温度補償用電子部品の
定数を決定(計算)する。この温度補償用電子部品を水
晶振動子の気密容器外に取り付けるのであるが、本発明
は温度補償用電子部品の水晶振動子の容器への取り付け
る態様に関することである。
【0009】(実施例1)図1に、本発明の箱型の表面
実装型パッケージ1の詳細を表す断面図を示す。水晶振
動子を気密封止をした表面実装型パッケージ1の底部裏
面に、温度補償用電子部品8を搭載する凹部空間2を設
け温度補償用電子部品8を搭載する。表面実装型パッケ
ージ1の気密封止された水晶振動子と底部裏面の凹部空
間2の間は、図には示されていないがリード線やスルー
ホールによって導通部が設けられ水晶振動子と温度補償
用電子部品8が接続されている。表面実装型水晶振動子
の出力は、図には示されていないが底面や側面に導出さ
れる。なお、パッケージ底部裏面の温度補償用電子部品
8を搭載した凹部空間2に、温度補償用電子部品8の保
護のため覆いや充填剤の充填を施しいもよい。
【0010】(実施例2)図2に、本発明の基板4にキ
ャッブ5をかぶせるタイプの表面実装型パッケージ1の
詳細を表す側面図を示す。基板タイプの表面実装型パッ
ケージ1の底部裏面に、温度補償用電子部品8を搭載す
る凹部空間2を設け温度補償用電子部品8を搭載する。
パッケージ底部裏面の温度補償用電子部品8を搭載した
凹部空間2に、部品保護のため覆いや充填剤3の充填を
施してもよい。
【0011】(実施例3)図3に、本発明の通常の水晶
振動子に温度補償用電子部品8のアダプタ7を付加して
表面実装型タイプの水晶振動子にした実施例の側面図で
ある。通常の水晶振動子は、リードタイプでも、表面実
装型タイプでも可能であるが、実施例ではリードタイプ
で示している。
【0012】アダプタ7は、表面実装型用の外部出力端
子を有し、アダプタ底部裏面に温度補償用電子部品8を
搭載するする凹部空間2を有する。この凹部空間2に水
晶振動子の端子と接続できる様になっており、この端子
と表面実装型用の外部出力端子との間に、温度補償用電
子部品8を搭載接続する。アダプタの底面や側面に出力
を導出する。アダプタ7底部裏面の温度補償用電子部品
8を搭載した凹部空間2に、部品保護のため覆いや充填
剤3の充填を施してもよい。
【0013】図4に、底面裏面に設けた凹部空間2に搭
載する温度補償用電子部品の回路例を示す。図4(a)
は、温度補償用コンデンサを水晶振動片に直列に接続し
て、水晶振動子の周波数温度特性を改善する方法で、周
波数温度特性は常温を中心にして一律に回転する様に補
償される。この補償の程度は、温度補償用コンデンサの
特性と容量によって定まる。
【0014】図4(b)は、コンデンサに並列にサーミ
スタと調整用抵抗の直列素子を接続した温度補償回路を
水晶振動片に直列に接続して、水晶振動子の高温での周
波数の上昇を抑制する方向に作用する。
【0015】図4(c)は、コンデンサとサーミスタと
調整用抵抗を並列に接続した温度補償回路を水晶振動片
に直列に接続して、水晶振動子の低温での周波数の低下
を抑制する方向に作用する。
【0016】図4(a)〜(d)に示す温度補償回路
は、それぞれの単独使用だけではなく、複数を組み合わ
せて使用できる。例えば、図4(b)と(c)を直列に
接続して、水晶振動子の高温での特性の上昇を抑圧し、
低温での低下を抑制して、定められた規格の幅の中に周
波数温度特性を納めることができる。また、それぞれの
回路にトリーマコンデンサを取付ることにより、周波数
微調整が出来る。
【0017】
【発明の効果】本発明により、水晶振動子単体で周波数
温度特性が改善できる様になったので、発振器側の温度
補償回路が省略できるので、発振器の回路が簡素化され
ただけでなく、発振器が小型になり、発振器での温度特
性の調整工程も省略され、最終的に温度特性の確認のた
めの温度特性の測定のみで済ませられるので、温度補償
型水晶発振器の生産性の向上によるコストダウンに寄与
できただけでなく、水晶振動子の温度特性が補正できる
ので、水晶振動子の歩留まりが向上しコストダウンが実
現できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の箱型の表面実装型温度補償水晶振動子
の実施例を示す断面図である。
【図2】本発明の基板にキャップをかぶせるタイプの表
面実装型温度補償水晶振動子の実施例を示す側面図であ
る。
【図3】本発明の既存の水晶振動子にアダプタを付加す
る方式の表面実装型温度補償水晶振動子の実施例を示す
側面図である。
【図4】図4(a)は、本発明の温度補償コンデンサを
使用した回路例を示す。図4(b)は、本発明の高温部
の特性を温度補償する回路例を示す。図4(c)は、本
発明の低温部の特性を温度補償する回路例を示す。
【符号の説明】
1 表面実装型パッケージ 2 凹部空間 3 充填剤 4 基板 5 キャップ 6 水晶振動子 7 アダプタ 8 温度補償用電子部品

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気密封止した表面実装型水晶振動子にお
    いて、表面実装型パッケージの底部裏面に凹部空間を設
    け、該凹部空間に気密封止した水晶振動子と接続する温
    度補償用電子部品を配置したことを特徴とする表面実装
    型水晶振動子。
  2. 【請求項2】 基板の上に水晶振動板を取付け、その上
    にキャップをかぶせるタイプの表面実装型水晶振動子に
    おいて、表面実装型パッケージの基板の底部裏面に該温
    度補償用電子部品を搭載する凹部空間を設け、該凹部空
    間に該水晶振動子と接続する該温度補償用電子部品を搭
    載したことを特徴とする表面実装型水晶振動子。
  3. 【請求項3】 気密封止した水晶振動子にアダプタを付
    加して成る表面実装型水晶振動子において、該アダプタ
    の底部裏面に該温度補償用電子部品を搭載する該凹部空
    間を設け、該凹部空間に該水晶振動子と接続する該温度
    補償用電子部品を搭載したことを特徴とする表面実装型
    水晶振動子。
  4. 【請求項4】 該凹部空間に充填剤が充填されているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項、第2項又は第3
    項記載の表面実装型水晶振動子。
JP33578795A 1995-11-30 1995-11-30 表面実装型水晶振動子 Pending JPH09153761A (ja)

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JPH09153761A true JPH09153761A (ja) 1997-06-10

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ID=18292443

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8558629B2 (en) 2010-12-06 2013-10-15 Nihon Dempa Kogyo Co., Ltd. Temperature-controlled crystal oscillating unit and crystal oscillator

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8558629B2 (en) 2010-12-06 2013-10-15 Nihon Dempa Kogyo Co., Ltd. Temperature-controlled crystal oscillating unit and crystal oscillator
TWI456890B (zh) * 2010-12-06 2014-10-11 Nihon Dempa Kogyo Co 溫度控制型晶體振子以及晶體振盪器

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