JPH09153712A - 追尾アンテナ装置 - Google Patents

追尾アンテナ装置

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Publication number
JPH09153712A
JPH09153712A JP7311766A JP31176695A JPH09153712A JP H09153712 A JPH09153712 A JP H09153712A JP 7311766 A JP7311766 A JP 7311766A JP 31176695 A JP31176695 A JP 31176695A JP H09153712 A JPH09153712 A JP H09153712A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solar cell
antenna
tracking antenna
satellite
tracking
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7311766A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuru Maeda
充 前田
Hiroshi Hatano
博司 畑野
Isao Shimada
勲 島田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP7311766A priority Critical patent/JPH09153712A/ja
Publication of JPH09153712A publication Critical patent/JPH09153712A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動体内からの電源供給のための電源線を不
要とした追尾アンテナ装置を提供する。 【解決手段】 追尾アンテナ装置1は、衛星からの信号
を受信する平面アンテナ11と、平面アンテナ11を搭
載して方位角調整用回動軸部12を中心に回動する回動
フレーム13と、回動フレーム13を搭載して回動自在
に支持する固定ベース14とを有して成る。また、回動
フレーム13上には電源供給用の太陽電池2が設けら
れ、太陽電池2は、平面アンテナ11から方位角方向の
反時計方向に約45°ずらせ、かつ、仰角を約45°傾
斜させて固定してある。従って、追尾アンテナ装置1が
動作中には平面アンテナ11が衛星の方向である南西を
向いたとき太陽電池2は常に南方向を向くことになり、
太陽電池2を平面に固定しておくときより実行面積が大
きく使えるため、効率が良くなり太陽電池2をより小型
にすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の移動体
上で衛星放送電波や通信電波を受信するために用いる追
尾アンテナ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、移動体(例えば、列車、船舶、自
動車、飛行機)において、地上局あるいは人工衛星局と
の移動体通信や、放送波受信のためのアンテナを搭載し
ているものが増加してきている。特に、衛星放送が普及
するにつれて移動体上においても衛星放送を受信したい
というニーズが高まっている。
【0003】図5は、従来例に係る追尾アンテナ装置1
を移動体3のルーフ上に取り付けた状態を示す模式図で
ある。衛星放送のように、衛星からの微弱な電波を受信
するには、一般に指向性の鋭い高利得アンテナが必要で
あり、アンテナを移動体3のルーフ上に設置することが
必要となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
な構成の追尾アンテナ装置においては、電源を移動体3
のカーバッテリー4からとるために電源線Caを移動体
外から移動体内に引き込む必要があった。
【0005】更に詳細に説明すると、追尾アンテナ装置
1を移動体3のルーフ上に取り付け、カーバッテリー4
から電源をとるために電源線Caを移動体内に引き込む
際に、移動体3のボディに穴を開けるとともに、穴部の
防水措置がわずらわしい作業であり、費用もかかるとい
う問題があった。
【0006】また、追尾アンテナ装置1からカーバッテ
リー4までの距離も移動体によってはかなり長くなり、
その配線の処理も煩雑な作業となる。
【0007】本発明は、上記の点に鑑みて成されたもの
であり、その目的とするところは、移動体内からの電源
供給のための電源線を不要とした追尾アンテナ装置を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
衛星からの信号を受信する平面アンテナと、該平面アン
テナを搭載して方位角調整用回動軸部を中心に回動する
回動フレームと、該回動フレームを回動させて前記平面
アンテナの方位角を調整する方位角方向駆動部と、該方
位角方向駆動部の制御を行う制御回路とで構成され、前
記方位角方向駆動部を駆動させて前記平面アンテナを常
に衛星の方向に正対させるようにした追尾アンテナ装置
において、電力供給用の太陽電池を前記回動フレーム上
に設け、前記平面アンテナが衛星の方向に正対したとき
に前記太陽電池が南方向に向くように配置したことを特
徴とするものである。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の追
尾アンテナ装置において、蓄電池を別途設け、該蓄電池
を太陽電池により充電し、日照時間外及び電源投入時は
前記蓄電池の蓄電力を利用するようにしたことを特徴と
するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
=実施形態1= 以下、本発明の一実施形態について図面に基づき説明す
る。図1は、本発明の一実施形態に係る追尾アンテナ装
置1のレドームを外して側面方向から見た状態を示す模
式図であり、図2は、本実施形態に係る追尾アンテナ装
置1のレドームを外して上面方向から見た状態を示す模
式図である。追尾アンテナ装置1は、衛星からの信号を
受信する平面アンテナ11と、平面アンテナ11を搭載
して方位角調整用回動軸部12を中心に回動する回動フ
レーム13と、回動フレーム13を搭載して回動自在に
支持する固定ベース14とを有し、動作中は平面アンテ
ナ11が常に衛星の方向を正対するように構成されてい
る。
【0011】また、本実施形態においては、回動フレー
ム13上に電源供給用の太陽電池2を設けている。太陽
電池2は、平面アンテナ11から方位角方向の反時計方
向に約45°ずらせ、かつ、仰角を45°傾斜させて固
定してある。
【0012】従って、図2に示すように、追尾アンテナ
装置1が動作中には平面アンテナ11が衛星の方向であ
る南西を向いたとき太陽電池2は常に南方向を向くこと
になり、太陽電池2を平面に固定しておくときより実効
面積が大きく使えるため、効率が良くなり太陽電池2を
より小型にすることができる。また、追尾アンテナ装置
1のレドーム内に太陽電池2が設けられているので、移
動体のカーバッテリー等からの電源線の引き込みや配線
が不要となる。なお、レドームは太陽の光を透過するこ
とができるように透明の材質で形成されている。
【0013】=実施形態2= 図3は、本発明の他の実施形態に係る追尾アンテナ装置
1の全体構成を示すブロック図である。本実施形態に係
る追尾アンテナ装置1は、平面アンテナ1aと、LNB
(ローノイズブロックコンバータ)1bと、制御部1c
と、方位角方向駆動部1dと、蓄電池1eと、充電専用
太陽電池1fと、太陽電池1gと、スイッチ1h,1i
と、仮想負荷1jと、電圧計1k,1lとを有して成
る。平面アンテナ1aは、衛星からの信号を受信するも
のである。LNB1bは、平面アンテナ1aで受信され
た信号をBS−IF信号に変換するものである。制御部
1cは、LNB1bで変換されたBS−IF信号に基づ
いて平面アンテナ1aの向く方向を決め、方位角方向駆
動部1dの駆動制御を行うものである。蓄電池1eは、
日照時間外や電源投入時等の追尾アンテナ装置1への電
源供給を行うものである。充電専用太陽電池1fは、蓄
電池1eの充電を行うものである。太陽電池1gは、追
尾アンテナ装置1への電源供給を行うものである。スイ
ッチ1hは、太陽電池1gへの仮想負荷1jの接続を行
うものであり、仮想負荷1jを接続することにより電圧
計1kで太陽電池1gの電圧値を検知することができ
る。スイッチ1iは、蓄電池1eと太陽電池1gとの切
り替えを行うものであり、電圧計1lの電圧値が基準値
以下の時には蓄電池1eに接続されるようになってい
る。
【0014】以下、本実施形態の動作について説明す
る。図4は、本実施形態に係る追尾アンテナ装置1の動
作を示すフローチャートである。電源投入直後は、例え
ば動作中よりも多くの電力が必要である等いろいろなこ
とが考えられるので、蓄電池1eによって起動する。次
に、スイッチ1hをONにして仮想負荷1jを太陽電池
1gに接続し、電圧計1kにより太陽電池1gの電圧を
チェックする。そして、この電圧値が基準値を越えてい
ればスイッチ1iを切り替えて太陽電池1gを動力源に
し、基準値以下の場合は蓄電池1eを動力源にする。
【0015】また、太陽電池1gを動力源にしている間
は、蓄電池1eは充電専用太陽電池1fにより充電され
る。この間に、トンネルに入ったり夜になったりした場
合、電力量が不足するため、太陽電池1gの電圧値を電
圧計1lにより常に監視し、太陽電池1gの電圧値が基
準値以下になるとスイッチ1iを切り替えて蓄電池1e
を動力源にする。
【0016】そして、蓄電池1eを動力源にしている間
は、一定間隔でスイッチ1hをONにして電圧計1kに
より太陽電池1gの電圧値をチェックし、太陽電池1g
が使用可能かを確認する。
【0017】従って、本実施形態においては、移動体の
カーバッテリー等からの電源線の引き込みを行うことな
く、日照時間外やトンネル内や夜でも衛星の追尾を行う
ことができる。
【0018】なお、本実施形態においては、蓄電池1e
を充電するために充電専用太陽電池1fを設けたが、こ
れに限定される必要はなく、太陽電池1gにより蓄電池
1eへの充電と追尾アンテナ装置1の動作中の電力供給
を兼用するようにしても良い。
【0019】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、衛星からの信号
を受信する平面アンテナと、平面アンテナを搭載して方
位角調整用回動軸部を中心に回動する回動フレームと、
回動フレームを回動させて平面アンテナの方位角を調整
する方位角方向駆動部と、方位角方向駆動部の制御を行
う制御回路とで構成され、方位角方向駆動部を駆動させ
て平面アンテナを常に衛星の方向に正対させるようにし
た追尾アンテナ装置において、電力供給用の太陽電池を
回動フレーム上に設け、平面アンテナが衛星の方向に正
対したときに太陽電池が南方向に向くように配置したの
で、太陽電池を平面に固定しておくときより実効面積が
大きく使えるため、効率が良くなり太陽電池をより小型
にすることができ、また、太陽電池が回動フレーム上に
設けられているので、移動体のカーバッテリー等からの
電源線の引き込みや配線が不要となり、移動体内からの
電源供給のための電源線を不要とした追尾アンテナ装置
を提供することができた。
【0020】請求項2記載の発明は、請求項1記載の追
尾アンテナ装置において、蓄電池を別途設け、蓄電池を
太陽電池により充電し、日照時間外及び電源投入時は蓄
電池の蓄電力を利用するようにしたので、例えば、移動
体のカーバッテリー等からの電源線の引き込みを行うこ
となく、日照時間外やトンネル内や夜でも衛星の追尾を
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る追尾アンテナ装置の
レドームを外して側面方向から見た状態を示す模式図で
ある。
【図2】本実施形態に係る追尾アンテナ装置のレドーム
を外して上面方向から見た状態を示す模式図である。
【図3】本発明の他の実施形態に係る追尾アンテナ装置
の全体構成を示すブロック図である。
【図4】本実施形態に係る追尾アンテナ装置の動作を示
すフローチャートである。
【図5】従来例に係る追尾アンテナ装置を移動体のルー
フ上に取り付けた状態を示す模式図である。
【符号の説明】
1 追尾アンテナ装置 1a 平面アンテナ 1b LNB 1c 制御部 1d 方位角方向駆動部 1e 蓄電池 1f 充電専用太陽電池 1g 太陽電池 1h,1i スイッチ 1j 仮想負荷 1k,1l 電圧計 2 太陽電池 3 移動体 4 カーバッテリー 11 平面アンテナ 12 方位角調整用回動軸部 13 回動フレーム 14 固定ベース

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衛星からの信号を受信する平面アンテナ
    と、該平面アンテナを搭載して方位角調整用回動軸部を
    中心に回動する回動フレームと、該回動フレームを回動
    させて前記平面アンテナの方位角を調整する方位角方向
    駆動部と、該方位角方向駆動部の制御を行う制御回路と
    で構成され、前記方位角方向駆動部を駆動させて前記平
    面アンテナを常に衛星の方向に正対させるようにした追
    尾アンテナ装置において、電力供給用の太陽電池を前記
    回動フレーム上に設け、前記平面アンテナが衛星の方向
    に正対したときに前記太陽電池が南方向に向くように配
    置したことを特徴とする追尾アンテナ装置。
  2. 【請求項2】 蓄電池を別途設け、該蓄電池を太陽電池
    により充電し、日照時間外及び電源投入時は前記蓄電池
    の蓄電力を利用するようにしたことを特徴とする請求項
    1記載の追尾アンテナ装置。
JP7311766A 1995-11-30 1995-11-30 追尾アンテナ装置 Withdrawn JPH09153712A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1519439A1 (de) * 2003-09-26 2005-03-30 ten Haaft GmbH Satellitenantenne mit Photovoltaik-Elementen zur Stromversorgung

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1519439A1 (de) * 2003-09-26 2005-03-30 ten Haaft GmbH Satellitenantenne mit Photovoltaik-Elementen zur Stromversorgung
US7102579B2 (en) 2003-09-26 2006-09-05 Ten Haaft Gmbh Satellite antenna with photovoltaic elements for electric power supply

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Date Code Title Description
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Effective date: 20030204