JPH0722895Y2 - アンテナ装置 - Google Patents

アンテナ装置

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JPH0722895Y2
JPH0722895Y2 JP1989093392U JP9339289U JPH0722895Y2 JP H0722895 Y2 JPH0722895 Y2 JP H0722895Y2 JP 1989093392 U JP1989093392 U JP 1989093392U JP 9339289 U JP9339289 U JP 9339289U JP H0722895 Y2 JPH0722895 Y2 JP H0722895Y2
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JP
Japan
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antenna
disk
vehicle
amplifier
plate
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JP1989093392U
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English (en)
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JPH0334307U (ja
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洋治 伊藤
直武 熊谷
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Mitsubishi Motors Corp
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Mitsubishi Motors Corp
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Publication date
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は車両のナビゲーションシステムなどに使用され
るアンテナ装置に関する。
〈従来の技術〉 エレクトロニクス技術の進歩に伴い、車両に情報通信機
能を付加させることが考えられている。この情報通信機
能のうち、現在実用化されているものとして電話,テレ
ビ、そしてCD-ROMによる地図や道路などの画像データが
ある。この画像データに位置情報をのせるとナビゲーシ
ョン(航法)が可能であり、最近はこのナビゲーション
システムの開発が進められている。
このナビゲーションシステムとは、自分の現在位置を常
に測定し、それに基づいて進行方向を正しく維持しなが
ら進ませるシステムであって、飛行機や船はこのナビゲ
ーションシステムなしに進むことはできない。これを車
両に適用する場合、例えば、地磁気センサーなどを使っ
て車両のだいたいの位置を算出する。一方、アメリカの
航法衛星や交通管制センターなどからの電波信号を全国
の幹線道路に沿って設置される地上ステーションを経由
して受信し、自分で算出したデータを補正して位置デー
タの精度を高めることで正確な進行方向を維持すること
ができる。従って、運転者は出発地と目的地を入力する
だけで、自車の位置と走行軌跡、目的地の方向が車内の
ディスプレイ画面によって写しだされた地図上に常に表
示される。
〈考案が解決しようとする課題〉 上述したように車両にナビゲーションシステムを搭載す
る場合、各種の高周波を受信するための受信アンテナが
必要となってくる。ところが、車両にはAM,FMラジオ、
テレビあるいは電話、無線などのロッドアンテナがすで
に装着されている。そのため、更にナビゲーションシス
テム用のアンテナを追加することは車両の外側に何本も
のロッドアンテナが取付けられることとなり、車両の外
観品質を低下させてしまうという問題点があった。ま
た、ロッドアンテナは車体の外側に取付けられることと
なるため、破損や盗難の虞れがあった。
本考案はこのような問題点を解決するものであって、車
両の外観品質を損なうことのないアンテナ装置を提供す
ることを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 上述の目的を達成するための本考案のアンテナ装置は、
車体外表面部に水平な非金属部を設けて該非金属部に板
状アンテナを内蔵し、該板状アンテナを調整装置によっ
てその受信角度が最適となるように調整自在とすると共
に、前記板状アンテナに接続されたアンプに切換えスイ
ッチを介して太陽電池とカーバッテリとを選択的に接続
したことを特徴とするものである。
〈作用〉 板状アンテナが車体外表面部における水平な非金属部に
内蔵されているので、車両の外観品質を損なうことがな
く、また、調整装置により車体の向きや角度に合わせて
板状アンテナの受信角度を最適角度に調整することがで
きると共にアンプへの給電を太陽電池とカーバッテリと
で選択することができる。
〈実施例〉 以下、図面に基づいて本考案の実施例を詳細に説明す
る。
第1図は本考案の一実施例に係るアンテナ装置を内蔵し
たエアスポイラの外観図、第2図はその平面図、第3図
は分解斜視図、第4図は第2図のIV-IV断面図、第5図
は第2図のV−V断面図、第6図はアンテナ装置の断面
図、第7図はその分解斜視図、第8図は回路図、第9図
はアンテナの角度制御を示すブロック図、第10図はその
フローチャートである。
第1図乃至第5図に示すように、本実施例のアンテナ装
置は安定した受信感度を得るため金属製の車体から離間
させて設けられている。即ち、アンテナ装置1は車体後
部のトランクリッド2上面に取付けられた水平な非金属
部としてのエアスポイラ3に内蔵されている。このエア
スポイラ3は合成樹脂材で成形され、平面視が翼形状を
なすと共に上部及び下部ケース4,5からなる中空状とな
っている。そして、エアスポイラ3は2本のステイ6及
び固定ねじ7によってトランクリッド2に固定されてい
る。なお、8はステイカバー、9はハイマウントストッ
プランプ、10はAM,FMラジオ用のロッドアンテナであ
る。
板状アンテナとしてのディスクアンテナ11は高周波の受
信,送信用のためのものであって、エアスポイラ3内の
中央部と両側部にそれぞれ配設されている。第6図及び
第7図に示すように、ディスクアンテナ11は円盤状をな
し、中央下部に支持軸12が固定されている。この支持軸
12は下端部が球面状をなし、これがペース13に固定され
た支持部材14に摺動自在に嵌合している。
また、ベース13上であってディスクアンテナ11との間に
はディスクアンテナ11における車両前後及び左右方向の
受信角度を調整する調整装置15が取付けられている。即
ち、ベース13上にはディスクアンテナ11の支持軸12を中
心として周方向90°をなしてそれぞれウォームホイール
16が回転自在に支持されており、この各ウォームホイー
ル16の内部にはスピンドル17が螺合している。このスピ
ンドル17はウォームホイール16と相対回転不能に支持さ
れており、ウォームホイール16が回転することで軸方向
に移動できるようになっている。そして、各ウォームホ
イール16にはベース13上に固定されたモータ18のウォー
ム19が噛み合っている。また、各スピンドル17の取付位
置に180°対向してスプリング20が取付けられている。
而して、モータ18を駆動するとウォーム19及びウォーム
ホイール16を介してスピンドル17が軸方向に移動し、こ
のスピンドル17先端によるディスクアンテナ11下面の押
圧か、あるいはスプリング20の張力によってディスクア
ンテナ11が変位してその受信の角度が調整される。
このディスクアンテナ11は防水のためにカバー21によっ
て被覆されている。そして、このカバー21とベース13と
がアンテナマウント22に固定され、このアンテナマウン
ト22がエアスポイラ3の下部ケース5に固定されてい
る。
第4図に示すように、エアスポイラ3内の下部ケース5
上には、各アンテナマウント22の下方に位置してディス
クアンテナ11のアンプ23がそれぞれ取付けられている。
また、第5図に示すように、上部ケース4の上面には凹
部が形成されその凹部内にはアンプ23の給電用の太陽電
池24が取付けられている。
第8図及び第9図に基づいてディスクアンテナ11及び受
信角度調整装置15,アンプ23,太陽電池24等の接続状態を
説明する。
第8図に示すように、ディスクアンテナ11はアンプ23に
接続される一方、太陽電池24は切換えスイッチ25を介し
てアンプ23に接続されている。また、この切換えスイッ
チ25にはカーバッテリ26が接続されており、太陽電池24
とアンプ23の間に介在された太陽電池電圧検出器27に基
づいてリレー28を駆動することで、切換えスイッチ25を
作動してアンプ23への給電を選択している。なお、29は
車室内に配設されたチューナである。而して、太陽電池
電圧検出器27によって太陽電池24の電圧が十分であると
検出されればアンプ23はこの太陽電池24から給電を受
け、不十分であればカーバッテリ26から給電を受ける。
また、第9図に示すように、ディスクアンテナ11が接続
されたアンプ23にはフィルタ31及びA/D変換器32を介し
てマイクロコンピュータ33が接続されている。このマイ
クロコンピュータ33には受信角度調整装置15の2つのモ
ータ駆動部34とモータ18が接続されている。更に、この
マイクロコンピュータ33にはイグニッションスイッチ35
を介してカーバッテリ26が接続されると共に、トランク
リッド2の開度を検出する検出器36が接続されている。
而して、第10図に示すように、イグニッションスイッチ
35がONであれば、前後及び左右方向をサーチしてディス
クアンテナ11の受信感度が最大となるようにこのディス
クアンテナ11の受信角度を計算して受信角度調整装置15
によって最適角度を設定する。そして、車両の移動やト
ランクリッド2の開閉によってディスクアンテナ11の受
信レベルが変化すると、再び、前後及び左右方向をサー
チしてディスクアンテナ11を最適角度を設定する。
なお、上述した実施例において、ディスクアンテナ11を
合成樹脂製のエアスポイラ3に内蔵したが本考案のアン
テナ装置はこれに限定されるものではなく、板状アンテ
ナを車体の非金属製の水平部に設ければよいものであっ
て、例えば、トランクリッドやフード,ルーフ等を合成
樹脂にて形成し、これに内蔵してもよいものである。
また、ディスクアンテナ11をナビゲーションシステム用
としたが、テレビや電話用として使用してもよい。
以上のように、金属製のトランクリッド2から離間した
合成樹脂製のエアスポイラ3にディスクアンテナ11を内
蔵したので、車体形状を変えることなくナビゲーション
システムなどのアンテナを設けることができる。また、
このエアスポイラ3内にナビゲーションシステム用のデ
ィスクアンテナ11やAM,FMラジオ用のロッドアンテナ1
0、更に、テレビや電話などのアンテナを設けることで
アンテナの集合化が図れる。
〈考案の効果〉 以上、実施例を挙げて詳細に説明したように本考案のア
ンテナ装置によれば、車体外表面部に水平な非金属部を
設けその非金属部に板状アンテナを内蔵したので、車体
形状を低下させることなくナビゲーションシステムやテ
レビ、電話などの受信アンテナを設けることができ、内
蔵されたアンテナの破損や盗難を防止することができ
る。また、調整装置により車体の向きや角度に合わせて
板状アンテナの受信角度を最適角度に調整することで常
時安定した受信感度を得ることができ、更に、アンプへ
の給電を太陽電池とカーバッテリとで選択することでカ
ーバッテリの電力の消費を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係るアンテナ装置を内蔵し
たエアスポイラの外観図、第2図はその平面図、第3図
は分解斜視図、第4図は第2図のIV-IV断面図、第5図
は第2図のV−V断面図、第6図はアンテナ装置の断面
図、第7図はその分解斜視図、第8図は回路図、第9図
はアンテナの角度制御を示すブロック図、第10図はその
フローチャートである。 図面中、 1はアンテナ装置、2はトランクリッド、3はエアスポ
イラ(非金属部)、11はディスクアンテナ(板状アンテ
ナ)、15は受信角度調整装置、23はアンプ、24は太陽電
池である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体外表面部に水平な非金属部を設けて該
    非金属部に板状アンテナを内蔵し、該板状アンテナを調
    整装置によってその受信角度が最適となるように調整自
    在とすると共に、前記板状アンテナに接続されたアンプ
    に切換えスイッチを介して太陽電池とカーバッテリとを
    選択的に接続したことを特徴とするアンテナ装置。
JP1989093392U 1989-08-10 1989-08-10 アンテナ装置 Expired - Lifetime JPH0722895Y2 (ja)

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JP1989093392U JPH0722895Y2 (ja) 1989-08-10 1989-08-10 アンテナ装置

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JP1989093392U JPH0722895Y2 (ja) 1989-08-10 1989-08-10 アンテナ装置

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Publication Number Publication Date
JPH0334307U JPH0334307U (ja) 1991-04-04
JPH0722895Y2 true JPH0722895Y2 (ja) 1995-05-24

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ID=31642777

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4978944B2 (ja) * 2005-11-07 2012-07-18 豊丸産業株式会社 遊技機の装飾部材及びそれを備えた遊技機
JP6189707B2 (ja) * 2013-10-16 2017-08-30 小島プレス工業株式会社 車載用円偏波アンテナ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6098908U (ja) * 1983-12-08 1985-07-05 東洋ゴム工業株式会社 アンテナ入りエアスポイラ−
JPS6160509U (ja) * 1984-09-26 1986-04-23

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