JPH09152837A - ラベル付き容器 - Google Patents
ラベル付き容器Info
- Publication number
- JPH09152837A JPH09152837A JP31198095A JP31198095A JPH09152837A JP H09152837 A JPH09152837 A JP H09152837A JP 31198095 A JP31198095 A JP 31198095A JP 31198095 A JP31198095 A JP 31198095A JP H09152837 A JPH09152837 A JP H09152837A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- label
- container
- vapor deposition
- deposition layer
- surface side
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 視覚的にアピール性の高いラベル付き容器を
提供することを課題とする。 【解決手段】 一面側から他面側を透視可能な厚みに形
成された金属蒸着層4 を有するラベル2 が容器1 に貼着
され、且つ該容器1 のラベル2 の金属蒸着層4 が形成さ
れた位置と対向する位置に、該ラベル2 の外面側から前
記金属蒸着層4 を介して目視することが可能な透視表示
部12が設けられたことを特徴とすることを解決手段とす
る。
提供することを課題とする。 【解決手段】 一面側から他面側を透視可能な厚みに形
成された金属蒸着層4 を有するラベル2 が容器1 に貼着
され、且つ該容器1 のラベル2 の金属蒸着層4 が形成さ
れた位置と対向する位置に、該ラベル2 の外面側から前
記金属蒸着層4 を介して目視することが可能な透視表示
部12が設けられたことを特徴とすることを解決手段とす
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、飲料、化粧品等を
収納するのに使用されるラベル付き容器に関する。
収納するのに使用されるラベル付き容器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、化粧品や飲料水等の容器に
は、商品名や任意のデザイン等のラベル表示が設けられ
たラベルが外面に貼着されたラベル付き容器が使用され
ている。このラベル付き容器のラベルのラベル表示は、
通常、ラベル基材の一面側にグラビア、オフセット、凸
版輪転、シルクスクリーン等の公知の印刷方法によって
設けられている。
は、商品名や任意のデザイン等のラベル表示が設けられ
たラベルが外面に貼着されたラベル付き容器が使用され
ている。このラベル付き容器のラベルのラベル表示は、
通常、ラベル基材の一面側にグラビア、オフセット、凸
版輪転、シルクスクリーン等の公知の印刷方法によって
設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなラベル付き
容器を店頭等に陳列した場合には、容器に貼着されたラ
ベルのラベル表示が商品を消費者にアピールする役割を
果しているが、該ラベル表示は通常の印刷方法によって
設けられているため、外観が平面的で、消費者に特別強
く商品を印象づけるような表示を設けることは困難であ
った。
容器を店頭等に陳列した場合には、容器に貼着されたラ
ベルのラベル表示が商品を消費者にアピールする役割を
果しているが、該ラベル表示は通常の印刷方法によって
設けられているため、外観が平面的で、消費者に特別強
く商品を印象づけるような表示を設けることは困難であ
った。
【0004】また、ラベル表示を目立たせるため金属光
沢を有する金属蒸着を施したラベルを貼着することが考
えられたが、これも色彩的には特有の金属光沢や光を反
射する鏡面状の効果を有するものの、通常の着色インキ
の印刷した場合と同様に平面的な表示であることは変わ
らず、また多くの商品に使用されているため特別に消費
者を視覚的に印象づけるには至らなかった。
沢を有する金属蒸着を施したラベルを貼着することが考
えられたが、これも色彩的には特有の金属光沢や光を反
射する鏡面状の効果を有するものの、通常の着色インキ
の印刷した場合と同様に平面的な表示であることは変わ
らず、また多くの商品に使用されているため特別に消費
者を視覚的に印象づけるには至らなかった。
【0005】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたもので、視覚的にアピール性の高いラベル
付き容器を提供することを課題とする。
めになされたもので、視覚的にアピール性の高いラベル
付き容器を提供することを課題とする。
【0006】
(構成)本発明は、このような課題を解決するためにな
されたもので、その手段としての特徴は、一面側から他
面側を透視可能な厚みに形成された金属蒸着層4 を有す
るラベル2 が容器1 に貼着され、且つ該容器1 のラベル
2 の金属蒸着層4 が形成された位置と対向する位置に、
該ラベル2 の外面側から前記金属蒸着層4 を介して目視
することが可能な透視表示部12が設けられたことにあ
る。
されたもので、その手段としての特徴は、一面側から他
面側を透視可能な厚みに形成された金属蒸着層4 を有す
るラベル2 が容器1 に貼着され、且つ該容器1 のラベル
2 の金属蒸着層4 が形成された位置と対向する位置に、
該ラベル2 の外面側から前記金属蒸着層4 を介して目視
することが可能な透視表示部12が設けられたことにあ
る。
【0007】(作用)すなわち、本発明のラベル付き容
器は、一面側から他面側を透視可能な厚みに形成された
金属蒸着層4 を有するラベル2 が容器1 に貼着され、且
つ該容器1 のラベル2 が貼着された位置と対向する位置
に、該ラベル2 の外面側から前記金属蒸着層4 を介して
目視することが可能な透視表示部12が設けられたため、
容器1をラベル2 の外面側から目視した場合に、前記金
属蒸着層4 を通して反対側に位置する透視表示部12を目
視することができ、金属蒸着層2 特有の金属光沢をによ
る効果に加えて、光の強さや方向の変化、見る角度の変
化により立体感や金属蒸着独特の色感等が変化し視覚的
な印象が強まる。
器は、一面側から他面側を透視可能な厚みに形成された
金属蒸着層4 を有するラベル2 が容器1 に貼着され、且
つ該容器1 のラベル2 が貼着された位置と対向する位置
に、該ラベル2 の外面側から前記金属蒸着層4 を介して
目視することが可能な透視表示部12が設けられたため、
容器1をラベル2 の外面側から目視した場合に、前記金
属蒸着層4 を通して反対側に位置する透視表示部12を目
視することができ、金属蒸着層2 特有の金属光沢をによ
る効果に加えて、光の強さや方向の変化、見る角度の変
化により立体感や金属蒸着独特の色感等が変化し視覚的
な印象が強まる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面に従って説明する。まず、本発明のラベル付き
容器の構成から説明する。図1乃至図3に示す1は透明
若しくは半透明なガラスからなり、内部に化粧品や飲料
等の透明な液体が充填されている瓶容器である。2は、
該瓶容器1の一方の外側面に貼着されたラベルで、該ラ
ベル2は図1に示すように、瓶容器1の他方の外側面に
貼着されたラベル10と対向する位置に貼着されている。
て、図面に従って説明する。まず、本発明のラベル付き
容器の構成から説明する。図1乃至図3に示す1は透明
若しくは半透明なガラスからなり、内部に化粧品や飲料
等の透明な液体が充填されている瓶容器である。2は、
該瓶容器1の一方の外側面に貼着されたラベルで、該ラ
ベル2は図1に示すように、瓶容器1の他方の外側面に
貼着されたラベル10と対向する位置に貼着されている。
【0009】また、該ラベル2は図1及び図2に示すよ
うに、合成樹脂フィルム等からなるラベル基材3と、該
ラベル基材3の内面側に形成されたアルミニウム蒸着層
4と、ラベル基材3の外面側に設けられたラベル表示部
6からなり、前記アルミニウム蒸着層4の内面に設けら
れた粘着剤からなる接着層5を介して瓶容器1に接着さ
れている。
うに、合成樹脂フィルム等からなるラベル基材3と、該
ラベル基材3の内面側に形成されたアルミニウム蒸着層
4と、ラベル基材3の外面側に設けられたラベル表示部
6からなり、前記アルミニウム蒸着層4の内面に設けら
れた粘着剤からなる接着層5を介して瓶容器1に接着さ
れている。
【0010】前記ラベル基材1は、例えば二軸延伸され
たポリエステルやポリプロピレン等の透明若しくは半透
明なフィルムから形成され、またラベル表示部6には商
品名やデザイン等のラベル用の表示がグラビア印刷、オ
フセット印刷、凸版輪転印刷、シルクスクリーン印刷、
フレキソ印刷、熱転写印刷等の公知の印刷方法によって
設けられている。
たポリエステルやポリプロピレン等の透明若しくは半透
明なフィルムから形成され、またラベル表示部6には商
品名やデザイン等のラベル用の表示がグラビア印刷、オ
フセット印刷、凸版輪転印刷、シルクスクリーン印刷、
フレキソ印刷、熱転写印刷等の公知の印刷方法によって
設けられている。
【0011】また、前記アルミニウム蒸着層4は、厚み
約100 乃至350 Å、好ましくは200〜300 Åにアルミニ
ウムが公知の方法によって真空蒸着されたもので、アル
ミニウム特有の白銀色の金属光沢や鏡面状の外観を有す
ると同時に、厚みが上記範囲に形成されているため隠蔽
性が低く、ラベル基材3の外面側からみた場合に該アル
ミニウム蒸着層4を介して瓶容器1の他方の外側面に貼
着されたラベル10の内面側が透視可能な程度の厚みに形
成されている。
約100 乃至350 Å、好ましくは200〜300 Åにアルミニ
ウムが公知の方法によって真空蒸着されたもので、アル
ミニウム特有の白銀色の金属光沢や鏡面状の外観を有す
ると同時に、厚みが上記範囲に形成されているため隠蔽
性が低く、ラベル基材3の外面側からみた場合に該アル
ミニウム蒸着層4を介して瓶容器1の他方の外側面に貼
着されたラベル10の内面側が透視可能な程度の厚みに形
成されている。
【0012】このアルミニウム蒸着層4の厚みがこの範
囲より薄い場合には、アルミニウム蒸着層4特有の鏡の
ような光の反射性や白銀色の光沢がなくなり、またこの
範囲よりも厚い場合にはアルミニウム蒸着層によって隠
蔽性が生じ、容易に透視できなくなるためこのような厚
みの範囲であることが好ましい。
囲より薄い場合には、アルミニウム蒸着層4特有の鏡の
ような光の反射性や白銀色の光沢がなくなり、またこの
範囲よりも厚い場合にはアルミニウム蒸着層によって隠
蔽性が生じ、容易に透視できなくなるためこのような厚
みの範囲であることが好ましい。
【0013】このような構成からなるラベル2は、瓶容
器1に貼着する前には粘着剤よりなる前記接着層5の外
面に離型紙が設けられており、瓶容器1に貼着する際
に、該離型紙を剥離して接着層5の粘着力によって瓶容
器1の外面に貼着される。
器1に貼着する前には粘着剤よりなる前記接着層5の外
面に離型紙が設けられており、瓶容器1に貼着する際
に、該離型紙を剥離して接着層5の粘着力によって瓶容
器1の外面に貼着される。
【0014】また、該瓶容器1の他方の外側面に貼着さ
れたラベル10は、図1に示すように透明合成樹脂フィル
ムからなるラベル基材11に、印刷によってデザインが設
けられた透視表示部12が形成されている。該透視表示部
12は、透明なラベル基材11に設けられているため裏側か
らも判別することが可能で、且つ前記ラベル2の外面側
から該透視表示部12を目視した時にはラベル2越しに目
視されるような対向位置に設けられている。
れたラベル10は、図1に示すように透明合成樹脂フィル
ムからなるラベル基材11に、印刷によってデザインが設
けられた透視表示部12が形成されている。該透視表示部
12は、透明なラベル基材11に設けられているため裏側か
らも判別することが可能で、且つ前記ラベル2の外面側
から該透視表示部12を目視した時にはラベル2越しに目
視されるような対向位置に設けられている。
【0015】次に、上記構成からなるラベル付き容器8
を商品として使用する場合を説明すると、例えばラベル
2が貼着された一方側が表面側なるように店頭等に陳列
された場合に、該ラベル2の外面に設けられたラベル表
示部6がアルミニウム蒸着層4を地色として消費者に目
視される。
を商品として使用する場合を説明すると、例えばラベル
2が貼着された一方側が表面側なるように店頭等に陳列
された場合に、該ラベル2の外面に設けられたラベル表
示部6がアルミニウム蒸着層4を地色として消費者に目
視される。
【0016】さらに、アルミニウム蒸着層4は透視可能
であり、且つ瓶容器1も透明或いは半透明であるため、
光の当たる方向や、光の強さによって瓶容器1の反対側
に位置する前記透視表示部12をラベル2越しに目視する
ことができる(図3参照)。
であり、且つ瓶容器1も透明或いは半透明であるため、
光の当たる方向や、光の強さによって瓶容器1の反対側
に位置する前記透視表示部12をラベル2越しに目視する
ことができる(図3参照)。
【0017】この場合にはラベル2のラベル表示部6と
透視表示部12の間には所定の距離があるため立体感等を
表現することができる。また、見る角度を変える等によ
りアルミニウム蒸着層4独特の金属光沢を有する鏡面状
になるなどラベル2の視覚的な効果が増幅される。さら
に、上述のように透視表示部12が透明なラベル基材11に
設けられていることにより瓶容器1の裏側(透視表示部
12側)から瓶容器1を見た場合にもアルミニウム蒸着層
4を背景として瓶容器1を目視することができる。
透視表示部12の間には所定の距離があるため立体感等を
表現することができる。また、見る角度を変える等によ
りアルミニウム蒸着層4独特の金属光沢を有する鏡面状
になるなどラベル2の視覚的な効果が増幅される。さら
に、上述のように透視表示部12が透明なラベル基材11に
設けられていることにより瓶容器1の裏側(透視表示部
12側)から瓶容器1を見た場合にもアルミニウム蒸着層
4を背景として瓶容器1を目視することができる。
【0018】尚、上記実施の形態ではラベル2の対向位
置に透明フィルムからなるラベル基材11を有する別のラ
ベル10を貼着して、該ラベル10に設けられた透視表示部
12をラベル2の外面から透視可能に形成したが、ラベル
2の対向位置に設けるラベル10はこのような透明フィル
ムからなるラベルではなく、例えば不透明なラベル基材
の裏面に外面とは別の表示部が設けられたラベルであっ
てもよい。また、透視表示部12はラベル10に設けられた
ものでなく、例えば、図4に示すように容器1のラベル
2側と対向する位置に直接印刷等によって設けられたも
のでもよく、又は図5に示すように容器1に凹凸等を形
成し、該凹凸によって任意のデザインや文字等が形成さ
れた透視表示部12であってもよい。
置に透明フィルムからなるラベル基材11を有する別のラ
ベル10を貼着して、該ラベル10に設けられた透視表示部
12をラベル2の外面から透視可能に形成したが、ラベル
2の対向位置に設けるラベル10はこのような透明フィル
ムからなるラベルではなく、例えば不透明なラベル基材
の裏面に外面とは別の表示部が設けられたラベルであっ
てもよい。また、透視表示部12はラベル10に設けられた
ものでなく、例えば、図4に示すように容器1のラベル
2側と対向する位置に直接印刷等によって設けられたも
のでもよく、又は図5に示すように容器1に凹凸等を形
成し、該凹凸によって任意のデザインや文字等が形成さ
れた透視表示部12であってもよい。
【0019】また、上記実施の形態では、ラベル基材3
の略全面にアルミニウム蒸着層等の金属蒸着層4を形成
したが、例えばラベル基材3の一部に透視可能な金属蒸
着層4を形成し、該金属蒸着層4が形成された部分から
対向位置の透視表示部12を透視するように形成してもよ
い。
の略全面にアルミニウム蒸着層等の金属蒸着層4を形成
したが、例えばラベル基材3の一部に透視可能な金属蒸
着層4を形成し、該金属蒸着層4が形成された部分から
対向位置の透視表示部12を透視するように形成してもよ
い。
【0020】さらに、上記実施の形態ではアルミニウム
蒸着層4を有するラベル2を容器1の一方の外側面に貼
着したが、例えば、図6(イ)に示すように容器1の略
全周に亘って貼着されるラベルであってもよい。この場
合には、ラベル2の一方側に上記実施の形態と同様に透
視可能な厚みに形成された金属蒸着層4を有する窓部13
を形成し、該窓部13を残して他の部分は印刷等によって
隠蔽性をもたせておき、さらに窓部13と対向するラベル
2の内面側に透視表示部12を形成する。
蒸着層4を有するラベル2を容器1の一方の外側面に貼
着したが、例えば、図6(イ)に示すように容器1の略
全周に亘って貼着されるラベルであってもよい。この場
合には、ラベル2の一方側に上記実施の形態と同様に透
視可能な厚みに形成された金属蒸着層4を有する窓部13
を形成し、該窓部13を残して他の部分は印刷等によって
隠蔽性をもたせておき、さらに窓部13と対向するラベル
2の内面側に透視表示部12を形成する。
【0021】このようなラベル2を貼着されたラベル付
き容器8の場合にも、上記実施の形態と同様に窓部13か
ら金属蒸着層4を通して対向位置に形成された透視表示
部12を目視することができる。特に、このような窓部13
を設けた場合には、不透明な飲料を瓶容器1内に充填し
ておき、瓶容器1が空になった時にはじてめて透視表示
部12が目視できるようにすることもできる。この場合に
は透視表示部12に「あたり」や「はずれ」等のくじ表示
等を設けてくじ付きの商品とすることもできる。
き容器8の場合にも、上記実施の形態と同様に窓部13か
ら金属蒸着層4を通して対向位置に形成された透視表示
部12を目視することができる。特に、このような窓部13
を設けた場合には、不透明な飲料を瓶容器1内に充填し
ておき、瓶容器1が空になった時にはじてめて透視表示
部12が目視できるようにすることもできる。この場合に
は透視表示部12に「あたり」や「はずれ」等のくじ表示
等を設けてくじ付きの商品とすることもできる。
【0022】また、窓部13ではなく、図6(ロ)のよう
に容器1の略全周に亘って貼着されたラベル2の約半分
に隠蔽部分14、残りの半分に透視可能なアルミニウム蒸
着層等の金属蒸着層4が形成されていてもよく、この場
合にも窓部13が形成された場合と同様に隠蔽部分14の内
面側に透視表示部12を形成し、金属蒸着層4側から該透
視表示部12を透視する。
に容器1の略全周に亘って貼着されたラベル2の約半分
に隠蔽部分14、残りの半分に透視可能なアルミニウム蒸
着層等の金属蒸着層4が形成されていてもよく、この場
合にも窓部13が形成された場合と同様に隠蔽部分14の内
面側に透視表示部12を形成し、金属蒸着層4側から該透
視表示部12を透視する。
【0023】さらに、上記実施の形態では金属蒸着層と
してアルミニウム蒸着層4を形成したが、アルミニウム
以外の金属、例えば銀、錫、ニッケル等を使用した金属
蒸着であってもよく、この場合にはそれぞれの金属特有
の金属色が発揮され、ラベル表示6に変化を付けること
ができる。要は、金属光沢や鏡面効果等の金属蒸着の外
観の特徴を維持しつつ、光の強弱や方向、見る角度等に
よって対向位置に設けられた透視表示部12を該金属蒸着
層4を通して透視可能な厚みに形成されていれば金属蒸
着の種類は問わない。
してアルミニウム蒸着層4を形成したが、アルミニウム
以外の金属、例えば銀、錫、ニッケル等を使用した金属
蒸着であってもよく、この場合にはそれぞれの金属特有
の金属色が発揮され、ラベル表示6に変化を付けること
ができる。要は、金属光沢や鏡面効果等の金属蒸着の外
観の特徴を維持しつつ、光の強弱や方向、見る角度等に
よって対向位置に設けられた透視表示部12を該金属蒸着
層4を通して透視可能な厚みに形成されていれば金属蒸
着の種類は問わない。
【0024】また、上記実施の形態では、ラベル基材1
よりも内面側にアルミニウム蒸着層4を形成したが、ラ
ベル基材1の外面側に金属蒸着層を形成してもよい。こ
の場合には、金属蒸着層をキズ等から保護するための透
明或いは半透明の保護層を金属蒸着層の外面にさらに設
けることが望ましい。また、金属蒸着層の密着強度を良
くするために、ラベル基材にアンカーコート等を設けて
もよい。さらに、金属蒸着層を形成した面に別体のフィ
ルムをラミネートした構成としてもよい。
よりも内面側にアルミニウム蒸着層4を形成したが、ラ
ベル基材1の外面側に金属蒸着層を形成してもよい。こ
の場合には、金属蒸着層をキズ等から保護するための透
明或いは半透明の保護層を金属蒸着層の外面にさらに設
けることが望ましい。また、金属蒸着層の密着強度を良
くするために、ラベル基材にアンカーコート等を設けて
もよい。さらに、金属蒸着層を形成した面に別体のフィ
ルムをラミネートした構成としてもよい。
【0025】さらに、上記実施の形態では、ラベル2は
粘着剤よりなる接着層5によって容器に貼着されるラベ
ルを使用したが、金属蒸着層4を有するラベル2の種類
はこれに限定されるものではなく、接着層5として加熱
により接着性を生じるホットメルト接着剤やディレード
タック接着剤を使用した感熱ラベルや、接着層5を設け
る必要がない熱収縮性フィルムから形成されたシュリン
クラベル、自己伸縮性フィルムより形成されたストレッ
チラベル等どのような種類のラベルであってもよい。
粘着剤よりなる接着層5によって容器に貼着されるラベ
ルを使用したが、金属蒸着層4を有するラベル2の種類
はこれに限定されるものではなく、接着層5として加熱
により接着性を生じるホットメルト接着剤やディレード
タック接着剤を使用した感熱ラベルや、接着層5を設け
る必要がない熱収縮性フィルムから形成されたシュリン
クラベル、自己伸縮性フィルムより形成されたストレッ
チラベル等どのような種類のラベルであってもよい。
【0026】また、上記実施の形態では容器としてガラ
ス製の瓶容器を使用したが、容器はこれに限定されるも
のではなく、PETボトル等の合成樹脂製容器等であっ
てもよく、要は透明若しくは半透明な容器であれば用途
や貼着されるラベル2の種類に合わせて適宜選択するこ
とができる。また、合成樹脂製の容器の場合には容器成
形時にインモールドラベルとして接着することもでき
る。
ス製の瓶容器を使用したが、容器はこれに限定されるも
のではなく、PETボトル等の合成樹脂製容器等であっ
てもよく、要は透明若しくは半透明な容器であれば用途
や貼着されるラベル2の種類に合わせて適宜選択するこ
とができる。また、合成樹脂製の容器の場合には容器成
形時にインモールドラベルとして接着することもでき
る。
【0027】
【発明の効果】叙上のように、本発明のラベル付き容器
は光の加減によって金属蒸着がほどこされたラベル越し
に容器の対向する位置にある表示を透視することがで
き、金属光沢を有する鏡面状のラベルに立体感を付与し
たり、表示を光線の加減等によって変化させることがで
きるという特有の視覚的な効果を奏する。従って、商品
として消費者の目を引き、販促効果を増幅させることが
できる。
は光の加減によって金属蒸着がほどこされたラベル越し
に容器の対向する位置にある表示を透視することがで
き、金属光沢を有する鏡面状のラベルに立体感を付与し
たり、表示を光線の加減等によって変化させることがで
きるという特有の視覚的な効果を奏する。従って、商品
として消費者の目を引き、販促効果を増幅させることが
できる。
【図1】本発明のラベル付き容器を示す断面図。
【図2】図1の要部拡大断面図。
【図3】図1の正面図。
【図4】他の実施の形態のラベル付き容器を示す断面
図。
図。
【図5】他の実施の形態のラベル付き容器を示す断面
図。
図。
【図6】(イ)は他の実施の形態のラベル付き容器を示
す断面図、(ロ)は他の実施の形態のラベル付き容器を
示す断面図。
す断面図、(ロ)は他の実施の形態のラベル付き容器を
示す断面図。
1 容器(瓶容器) 2 ラベル 4 金属蒸着層(アルミニウム蒸着層) 12 透視表示部
Claims (2)
- 【請求項1】 一面側から他面側を透視可能な厚みに形
成された金属蒸着層(4) を有するラベル(2) が容器(1)
に貼着され、且つ該容器(1) のラベル(2) の金属蒸着層
(4) が形成された位置と対向する位置に、該ラベル(2)
の外面側から前記金属蒸着層(4) を介して目視すること
が可能な透視表示部(12)が設けられたことを特徴とする
ラベル付き容器。 - 【請求項2】 前記金属蒸着層(4) がアルミニウム蒸着
によって形成され、且つ厚みが100〜350Åである
請求項1に記載のラベル付き容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31198095A JPH09152837A (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | ラベル付き容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31198095A JPH09152837A (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | ラベル付き容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09152837A true JPH09152837A (ja) | 1997-06-10 |
Family
ID=18023760
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31198095A Pending JPH09152837A (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | ラベル付き容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09152837A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001228801A (ja) * | 1999-12-10 | 2001-08-24 | Fuji Seal Inc | 筒状ラベル、長尺筒状体及びその製造方法並びに筒状ラベル付容器 |
WO2001082881A1 (fr) * | 2000-04-28 | 2001-11-08 | Ceramide Co., Ltd. | Compositions de frisage et methode de frisage utilisant ces compositions |
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- 1995-11-30 JP JP31198095A patent/JPH09152837A/ja active Pending
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