JPH09152372A - 磁歪装置 - Google Patents

磁歪装置

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JPH09152372A
JPH09152372A JP8130397A JP13039796A JPH09152372A JP H09152372 A JPH09152372 A JP H09152372A JP 8130397 A JP8130397 A JP 8130397A JP 13039796 A JP13039796 A JP 13039796A JP H09152372 A JPH09152372 A JP H09152372A
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    • H02N2/10Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing rotary motion, e.g. rotary motors
    • H02N2/16Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing rotary motion, e.g. rotary motors using travelling waves, i.e. Rayleigh surface waves
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R15/00Magnetostrictive transducers
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10N35/00Magnetostrictive devices
    • H10N35/101Magnetostrictive devices with mechanical input and electrical output, e.g. generators, sensors

Abstract

(57)【要約】 【課題】 多方向力を検出し得る加速度センサ、振動セ
ンサ及びトルククセンサ、アクチュエータ、モータ等に
用い得る多用途型磁歪装置を提供する。 【解決手段】 磁歪素子10〜30のコイル110〜310は
磁歪部材120〜320の伸縮に応じた電圧を生じるように磁
歪部材120〜320と組み合わされている。磁歪部材120〜3
20は両端が拘束されている。磁気回路要素130〜330は、
磁歪部材120〜320にバイアス磁界を印加する。各磁歪素
子10〜30は、磁歪部材120〜320の両端方向に取られ
たZ軸の方向に一致するように配置され、Z軸の方向と
直交するX軸及びY軸によって形成される平面におい
て、各配置点P1〜P3を結んで得られる平面Sが素子
数に対応する多角形状平面となる関係を保って配置され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁歪素子を用いた
磁歪装置に関する。本発明に係る磁歪装置は、振動セン
サ、加速度センサ、アクチュエータ、モータまたはトル
クセンサ等に用いることができる。加速度センサとして
の具体的用途例は自動車用エンジンノックセンサや、自
動車安全システム加速度センサを挙げることができ、ま
た振動センサの具体的用途例としては、回転機械の異常
状態検出センサ等を挙げることができる。
【0002】
【従来の技術】従来、加速度センサ、振動センサまたは
トルクセンサ等としては、圧電素子を用いたものがよく
知られていた。圧電素子を用いたセンサは、振動等に起
因する外力が圧電振動子に加えられたとき、圧電振動子
に外力に応じた電荷信号が発生する現象を利用したもの
である。
【0003】しかし、圧電振動子は高インピーダンス素
子として動作するから、電荷信号は外部からの影響に極
めて敏感で、ノイズを拾い易い。従って、高精度で測定
するためには、電荷信号を測定装置に入力する前に、低
インピーダンスの電圧信号に変換する必要がある。この
ため、インピーダンス変換用電子回路と、更に、電源が
必要であり、装置が大型になるという欠点がある。
【0004】しかも、圧電素子は周囲温度が約120℃
を超えると分極劣化が発生し、圧電特性が劣化すると共
に、寿命が短くなる。また、圧電特性は圧電素子に高い
静電気が蓄積された場合も劣化する。更に、圧電素子は
機械的強度が弱いという難点もある。
【0005】磁歪素子を用いたセンサは、圧電素子を用
いたセンサにおいて発生する問題点を解決できる。磁歪
素子を用いたセンサは、磁歪素子に外力が加わった場合
に、磁歪素子と組み合わされたコイルに電圧信号が発生
するので、インピーダンス変換回路を用いる必要がな
い。また、高温になっても安定に動作するし、静電気等
の高電圧による特性劣化を生じることがない。
【0006】磁歪素子を用いた振動センサの先行技術文
献としては、U.S.PAT.No.4,161,665号がある。U.S.PAT.
No.4,161,665号は、エンジンノックの検出に用いられる
振動センサを開示している。この振動センサは、コイル
を巻いた円柱状のFeーNi系磁歪部材を、ヨーク及び
磁石によって構成される磁気回路要素と一緒に、ハウジ
ング内に配置した構造を有する。磁気回路要素は、磁歪
部材にバイアス磁界を加える。ハウジングと磁歪部材と
の間に板バネが配置されており、この板バネによって、
磁歪部材にプレストレスが印加される。磁歪部材に対し
て、縦方向の振動が加わると、この振動に起因した磁歪
部材の縦方向の寸法変化により、磁歪部材の透磁率が変
化する。このため、コイルと鎖交する磁束が変化し、コ
イルに電圧が誘起する。
【0007】しかし、U.S.PAT.No.4,161,665号は単一方
向の振動を検出するセンサを開示するのみであり、2方
向以上の振動を検出する技術を開示していない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、多方
向力を検出し得る加速度センサまたは振動センサとして
用いるのに適した磁歪装置を提供することである。
【0009】本発明のもう一つの課題は、トルクセン
サ、アクチュエータまたはモータ等に用いることのでき
る磁歪装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した課題解決のた
め、本発明に係るセンサは、少なくとも3つの磁歪素子
を含む。
【0011】前記磁歪素子のそれぞれは、少なくとも1
つのコイルと、1つの磁歪部材と、磁気回路要素とを含
んでいる。前記コイルは、前記磁歪部材の伸縮に応じた
電圧を生じるように前記磁歪部材と組み合わされてい
る。前記磁歪部材は、両端が拘束されている。前記磁気
回路要素は、前記磁歪部材にバイアス磁界を印加する。
【0012】本発明の更に特徴的な点は、前記磁歪素子
のそれぞれが、前記磁歪部材の前記両端方向に取られた
Z軸の方向に一致するように配置され、前記Z軸の方向
と直交するX軸及びY軸によって形成される平面におい
て、各配置点を結んで得られる平面が素子数に対応する
多角形状平面となっていることである。
【0013】上述したように、コイルは磁歪部材の伸縮
に応じた電圧を生じるように磁歪部材と組み合わされて
いる。磁歪部材は両端が拘束されており、磁気回路要素
は磁歪部材にバイアス磁界を加える。この構成におい
て、振動、加速度またはトルク等に起因する外力が磁歪
部材に加わると、磁歪部材の寸法が変化し、磁歪部材の
透磁率が変化する。このため、磁歪部材の磁束密度が変
化し、コイルと鎖交する磁束が変化し、コイルに電圧が
誘起する。この誘起電圧から、加えられた外力を検知す
ることができる。
【0014】磁歪素子は少なくとも3つであり、それぞ
れは、磁歪部材の両端方向に取られたZ軸の方向に一致
するように配置されている。この配置によれば、Z軸の
方向から加えられる外力に対しては、磁歪素子のそれぞ
れが、比較的、平均した検知出力を生じる。
【0015】磁歪素子のそれぞれは、更に、Z軸の方向
と直交するX軸及びY軸によって形成される平面におい
て、各配置点を結んで得られる平面が素子数に対応する
多角形状平面となっている。この構造によれば、X軸及
びY軸の方向から加えられた外力に対して、磁歪素子の
それぞれが、異なる伸縮作用を受ける。このため、磁歪
素子のそれぞれは、検出電圧値または位相の互いに異な
った検知出力を生じる。従って、磁歪素子のそれぞれか
ら出力される検知出力から、X軸及びY軸の方向から加
えられた外力をも検出することができる。
【0016】X軸及びY軸によって形成される平面にお
いて、外力の方向が変化した場合、磁歪素子のそれぞれ
は、変化後の外力の方向に対応して伸縮作用が変化す
る。このため、Z軸に対して直交する方向から加わる外
力については、Z軸の周りの何れの方向からの外力をも
検出することができる。
【0017】トルクセンサとして用いる場合は、Z軸方
向の一端を、トルクを検出すべき可動体に取り付け、他
端を固定する。これにより、Z軸周りの回転トルクに応
じた検出信号を、磁歪素子のそれぞれから得ることがで
きる。
【0018】アクチュエータやモータ等に用いる場合
は、磁歪素子のそれぞれに対して、順次にZ軸方向に伸
縮させるようにコントロールされた電力を供給する。こ
れにより、Z軸方向の少なくとも一端面側において、ア
クチュエータまたはモータとして利用できる変位を得る
ことができる。
【0019】本発明の他の目的、構成及び効果は、添付
図面を参照して、以下に更に詳しく説明する。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る磁歪装置の構
成を概略的に示す斜視図である。本発明に係るセンサ
は、少なくとも3つの磁歪素子10、20、30を含
む。磁歪素子10は、少なくとも1つのコイル110と、
磁歪部材120と、磁気回路要素130とを含んでいる。コイ
ル110は、磁歪部材120の伸縮に応じた電圧を生じるよう
に磁歪部材120と組み合わされている。磁歪部材120は、
長手方向の両端が拘束されている。磁気回路要素130
は、磁歪部材120にバイアス磁界を印加する。
【0021】磁歪素子20、30も、磁歪素子10と同
様の構成を有する。まず、磁歪素子20において、コイ
ル210は、磁歪部材220の伸縮に応じた電圧を生じるよう
に磁歪部材220と組み合わされている。磁歪部材220は、
長手方向の両端が拘束されている。磁気回路要素230は
磁歪部材220にバイアス磁界を印加する。
【0022】磁歪素子30において、コイル310は、磁
歪部材320の伸縮に応じた電圧を生じるように磁歪部材3
20と組み合わされている。磁歪部材320は、長手方向の
両端が拘束されている。磁気回路要素330は、磁歪部材3
20にバイアス磁界を印加する。
【0023】上述した構成において、振動、加速度また
はトルク等に起因する外力が、磁歪素子10〜30に加
わると、磁歪部材120〜320の寸法が変化し、磁歪部材12
0〜320の透磁率が変化する。このため、磁歪部材120〜3
20の磁束密度が変化し、コイル110〜310と鎖交する磁束
が変化し、コイル110〜310に電圧が誘起する。この誘起
電圧から、加えられた外力を検知することができる。
【0024】3つ備えられた磁歪素子10〜30のそれ
ぞれは、磁歪部材120〜320の長手方向に取られたZ軸の
方向に一致するように配置されている。この配置によれ
ば、Z軸の方向から加えられる外力に対しては、磁歪素
子10〜30のそれぞれが、比較的、平均した検知出力
を生じる。
【0025】更に、磁歪素子10〜30のそれぞれは、
Z軸の方向と直交するX軸及びY軸によって形成される
平面において、各配置点P1〜P3を結んで得られる平
面Sが素子数に対応する多角形状平面となる関係を保っ
て配置されている。この構造によれば、X軸及びY軸の
方向から加えられた外力に対して、磁歪素子10〜30
のそれぞれが、異なる伸縮作用を受ける。このため、磁
歪素子10〜30のそれぞれは、検出電圧値または位相
の互いに異なった検知出力を生じる。従って、磁歪素子
10〜30のそれぞれから出力される検知出力に基づ
き、X軸及びY軸の方向から加えられた外力をも検出す
ることができる。
【0026】X軸及びY軸によって形成される平面にお
いて、外力の方向が変化した場合、磁歪素子10〜30
のそれぞれは、変化後の外力の方向に対応して伸縮作用
が変化する。このため、Z軸の周りZmの何れの方向か
らの外力をも検出することができる。
【0027】図1において、磁歪素子10〜30の数は
3個である。これらは、各配置点P1〜P3を結んで得
られる平面Sが3角形状平面となる関係を保って配置さ
れている。3角形状である平面Sの内角θは、図2に例
示するように、任意に選択できる。但し、実際の製品化
に当たっては、好ましくは、60度前後となるように選
定する。このような配置は、磁歪素子10〜30をバラ
ンスよく配置するのに適している。
【0028】コイル110〜310は、磁歪部材120〜320の周
りに巻装され、巻き軸方向がZ軸の方向に一致してい
る。
【0029】磁歪部材120〜320は、Ni−Fe系磁歪材
料、RFe系磁歪材料等で構成できる。特にRFe系磁
歪材料で構成することが望ましい。この場合は、極めて
大きな磁気抵抗の変化、大きな出力電圧、安定した温度
特性等を有するセンサが得られる。参照符号(111、112)
〜(311〜312)はコイル110〜310のリード線である。
【0030】磁歪部材120〜320は、Z軸方向の両端が拘
束され、かつ、加圧される。加圧により磁歪部材120〜3
20にプレストレスF1〜F3が印加される。このプレス
トレスF1〜F3は磁歪部材120〜320の抵抗変化を増大
させ、効率を向上させる。
【0031】磁気回路要素130は、マグネット131と、ヨ
ーク132、133とを含んでいる。マグネット131は、第1
のヨーク部材132及び第2のヨーク部材133の間に配置さ
れている。磁気回路要素230も同様にマグネット231と、
ヨーク232、233とを含んでおり、マグネット231は、第
1のヨーク部材232及び第2のヨーク部材233の間に配置
されている。磁気回路要素330も、同様に、マグネット3
31と、ヨーク332、333とを含んでおり、マグネット331
は、第1のヨーク部材332及び第2のヨーク部材333の間
に配置されている。
【0032】図3は本発明に係る磁歪装置の更に具体的
な実施例における平面断面図、図4は図3のA4ーA4
線上における断面図である。
【0033】この実施例において、3つの磁歪素子1
0、20、30を含む。コイル110〜310は、磁歪部材12
0〜320の周りに巻装され、巻き軸方向がZ軸の方向に一
致している。磁歪素子10〜30の数は3個である。こ
れらは、各配置点P1〜P3を結んで得られる平面Sが
3角形状平面となる関係を保って配置されている。3角
形状である平面Sの内角θは、60度前後となるように
選定されている。これにより、磁歪素子10〜30の配
置バランスがよくなる。この場合、磁歪素子10〜30
の相互間の角度間隔θ1〜θ3は、約120度になる。
【0034】コイル110〜310は、磁歪部材120〜320の周
りに巻装され、巻き軸方向がZ軸の方向に一致してい
る。
【0035】磁気回路要素は、磁歪素子10、20、3
0において、共用されている。これにより、部品点数の
削減、構造の簡素化を測ることができる。図3及び図4
では、参照符号130によって、共用されている磁気回路
要素を表示してある。磁気回路要素130は、マグネット1
31と、第1のヨーク部材132と、第2のヨーク部材133と
を含んでいる。
【0036】マグネット131は筒状であり、磁歪素子1
0〜30を包囲するように配置されている。第1のヨー
ク部材132は、マグネット131のZ軸の方向の一端側に配
置され、第2のヨーク部材133はZ軸の方向の他端側に
配置される。従って、マグネット131は、第1のヨーク
部材132及び第2のヨーク部材133の間に配置される。
【0037】第1のヨーク部材132及び第2のヨーク部
材133は、空洞部134を通って貫通する締め付け部材140
によって固定され、それによって、磁歪素子10〜30
がZ軸の方向の両端側から加圧され、必要なプレストレ
スが得られる。締め付け部材140は非磁性材料によって
構成される。締め付け部材140の両端に締め付けナット1
41、142が結合されている。ナット141、142の一方は、
締め付け部材140と一体に形成してもよい。この実施例
では、そのような例を示している。
【0038】この構造によれば、少ない部品点数及び簡
単な構造で、磁歪部材120〜320に対して均一な磁界を印
加することができ、磁歪部材120〜320を効率よく動作さ
せることができる。また、磁歪部材120〜320にプレスト
レスを印加し、磁歪部材120〜320の磁気抵抗変化を大き
くすることができる。磁気抵抗変化の増大は出力増大を
もたらす。
【0039】締め付け部材140の位置は、磁歪素子10
〜30の各配置点P1〜P3を結んで得られる3角形状
の平面S(図3参照)の面内にあればよい。より好まし
くは、3角形状の平面Sの重心位置を通るように配置す
る。このような配置を取ることにより、磁歪素子10〜
30に対して、平均したプレストレスを加えることがで
きる。
【0040】磁歪部材120〜320の位置ずれを防止するた
めに、また、組立の容易化のために、第1のヨーク部材
132及び第2のヨーク部材133に凹受部135、136を設け、
これらの凹受部135、136内に磁歪部材120〜320の端部を
挿入することが望ましい。
【0041】磁歪部材120〜320にZ軸の方向の伸縮を許
容するため、磁歪部材120〜320の両端を、第1のヨーク
部材132、第2のヨーク部材133、締め付け部材140及び
ナット141、142によって締め付けたとき、マグネット13
1と第1のヨーク部材132または第2のヨーク部材133と
の間に空隙150が生じるように組み立てる。
【0042】図3及び図4に示した磁歪装置は、更に、
第1のヨーク部材132の上に、質量体160を有する。これ
は、図示された磁歪装置が加速度センサまたは振動セン
サとして用いられるものであることを示している。
【0043】上述した磁歪装置の定性的な作用は、図1
を参照して説明した作用効果と実質的に同様である。こ
こでは、図5〜図7に示すデータを参照して具体的に説
明する。
【0044】図5はZ軸方向に振動する加振力が加わっ
た場合の各磁歪素子の検知出力電圧波形(a)〜(c)
と、加えられた振動波形(d)との関係を示すデータで
ある。加振条件は、図5〜図7を通して、振動周波数1
kHz、加速度1G及び振動振幅2μm(p−p値)であ
る。
【0045】図5に示すように、磁歪素子10〜30の
それぞれは、Z軸の方向から加えられる外力に対して
は、比較的、平均した出力電圧31〜38mVを生じる。
【0046】図6はX軸方向の加振力が加わった場合の
各磁歪素子の検知出力電圧波形(a)〜(c)と、加え
られた振動波形(d)との関係を示すデータである。X
軸方向は、磁歪素子10及び締め付け部材140の中心を
通る方向に取られている。
【0047】図6に示すように、X軸の方向から加えら
れた外力に対して、磁歪素子10〜30のそれぞれが、
異なる伸縮作用を受ける。このため、磁歪素子10〜3
0のそれぞれは、検出電圧値または位相の互いに異なっ
た検知出力を生じる。図6の場合、X軸方向の振動によ
り、大きく伸縮する磁歪素子10は76mVの出力電圧を
生じるのに対し、磁歪素子20は30mV、磁歪素子30
は41mVの低い出力電圧を生じるだけである。従って、
磁歪素子10〜30のそれぞれから出力される検知出力
及びその位相差に基づき、X軸の方向から加えられた外
力を検出することができる。磁歪素子20、30の出力
電圧は、理論上は、同一値にならなければならないが、
組立条件等の影響を受けて、実際には、上述したよう
に、異なった値になっている。出力電圧値は、例えばエ
コライザ等を用いて、補正することができる。
【0048】図7はY軸方向に振動する加振力が加わっ
た場合の各磁歪素子の検知出力電圧波形(a)〜(c)
と、加えられた振動波形(d)との関係を示すデータで
ある。Y軸方向は、図6で取られたX軸の方向に対し
て、直交する方向である。
【0049】図7の場合、Y軸方向の振動により、磁歪
素子20、30は磁歪素子10よりも大きく伸縮する。
磁歪素子20、30が、それぞれ、35mV、45mVの出
力電圧を生じるのに対し、磁歪素子10は18mVの低い
出力電圧を生じるだけである。従って、磁歪素子10〜
30のそれぞれから出力される検知出力及びその位相差
に基づき、Y軸の方向から加えられた外力をも検出する
ことができる。
【0050】トルクセンサとして用いる場合は、図4に
おいて、質量体160を取り外し、第1のヨーク部材132側
を、トルクを検出すべき可動体に結合する。第2のヨー
ク部材133側は固定する。Z軸周りの回転トルクに応じ
た検出信号を、磁歪素子10〜30のそれぞれから得る
ことができる。
【0051】アクチュエータやモータ等に用いる場合
は、磁歪素子10〜30のそれぞれに対して、磁歪素子
10〜30のそれぞれを、順次にZ軸方向に伸縮させる
ようにコントロールされた電力、例えば、位相制御され
た電力等を供給する。これにより、Z軸方向の少なくと
も一端面側において、アクチュエータまたはモータのた
めの変位を得ることができる。例えば、第1のヨーク部
材132の表面を変位面とし、第2のヨーク部材133側を固
定することにより、第1のヨーク部材132の表面に生じ
る変位を、アクチュエータまたはモータのための変位と
して利用することができる。
【0052】図8はモータとして用いられる本発明に係
る磁歪装置の1例を示している。図において、図4と同
一の部分は同一の参照符号を付してある。図8を参照す
ると、磁歪装置は、ロータ170を含んでいる。ロータ170
は回転軸171を有する。回転軸171の一端部はハウジング
部材180の外部に導出されている。回転軸171の他端部に
はディスク部172が一体に設けられており、ディスク部1
72の一面上に突起173が設けられている。この突起173は
磁歪素子10〜30の位置と対応する位置に設けられて
いる。突起173は連続するリング状、もしくは間隔をお
いてリング状に点在させた構成であってもよい。
【0053】第1のヨーク部材132は、ロータ170のディ
スク部172と対向する部分に薄い板状の変位部137を有す
る。この変位部137は磁歪素子10〜30に生じる変位
により、変位する。
【0054】ハウジング部材180はロータ170の回転軸17
1を通す内筒部182を有する。内筒部182の先端部は、ロ
ータ170のディスク部172との間にギャップを有してお
り、これによって、ロータ170の回転を許容するととも
に、ロータ170の軸方向Zへの揺動を制限している。
【0055】ハウジング部材180の外筒部181は、ハウジ
ング部材190とねじ止めまたは接合等の手段によって結
合されている。ハウジング部材190は磁歪装置の主要部
分を覆うと共に、下端部が第2のヨーク部材133にねじ
止め、圧入または接合等の手段によって結合されてい
る。
【0056】上述した磁歪装置は、表面波回転モータと
して動作する。表面波回転モータの動作原理は次の通り
である。一般的にいって、円環上のある一点θ=0の励
振源にAcosωtの振動を与えたとき、n次振動定在波の
分布は、 y=Acosnθ・cosωt.......(1) となる。このときθの正方向に伝播する進行波は、 y=Acos(ωt-nθ)........(2) で表され、角度と時間の項がまとまった形になる。式
(2)は、 y=Acosnθ・cosωt+Acos(nθ-π/2)・cos(ωt-π/2) と表され、2つの定在波の和とみなすことができる。即
ち、2つの励振源の時間的な位相と、空間的な位相を、
それぞれπ/2ずつずらすことによって、進行波が得ら
れる。一般的には、位相差は0、±πを除けば、任意に
選択することができる。このとき、進行波の進行方向と
は逆向きに回転駆動力を得ることができる。
【0057】以上の動作原理を利用するため、図8に示
した磁歪装置では、励振源となる3つの磁歪素子10〜
30を、120度の空間角度差を付けて、同一円周上のほ
ぼ3等分の位置に配置してある。そして、磁歪素子10
〜30を、互いに120度の位相差を有する3相入力電圧
によって駆動する。例えば、磁歪素子10を基準とし
て、磁歪素子20に位相差120度の入力電圧を供給し、
磁歪素子30に位相差240度の入力電圧を供給する。こ
のとき生じる進行波によって、ロータ170が、進行波の
進行方向とは逆向きに、例えば矢印R1の方向に回転す
る。磁歪素子10〜30に対する3相入力電圧の位相差
の取り方を変え、進行波の進行方向を逆にすれば、回転
方向を逆転することができる。
【0058】図9は駆動周波数と回転数(rpm)との関
係、及び、周波数と加速度(G)との関係を示してい
る。周波数の上昇とと共に、回転数(rpm)が高くなり、
同時に加速度(G)も大きくなる。
【0059】図10は駆動電圧と回転数(rpm)との関係
を示している。図示するように、駆動電圧の上昇と共
に、回転数(rpm)がほぼ直線的に上昇する。これは、駆
動電圧の上昇に伴って、コイル110〜310に流れる電流値
が増加し、磁歪素子10〜30の変位量が増加したこと
によるものと考えられる。
【0060】以上好ましい実施例を参照して、本発明を
説明したが、本発明に基本的技術思想及び範囲等に基づ
いて、種々の変更をなし得ることは、当業者であれば、
自明である。
【0061】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、次
のような効果を得ることができる。 (a)多方向力を検出し得る加速度センサまたは振動セ
ンサとして用いるのに適した磁歪装置を提供できる。 (b)トルクセンサ、アクチュエータまたはモータ等に
用いることのできる磁歪装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る磁歪装置の構成を概略的に示す斜
視図である
【図2】本発明に係る磁歪装置においてとり得る磁歪素
子の配置の一例を説明する図である。
【図3】本発明に係る磁歪装置の更に具体的な実施例に
おける平面断面図である。
【図4】図3のA4ーA4線上における断面図である。
【図5】Z軸方向に振動する加振力が加わった場合の各
磁歪素子の検知出力電圧波形と、加えられた振動波形と
の関係を示すデータである。
【図6】X軸方向に振動する加振力が加わった場合の各
磁歪素子の検知出力電圧波形と、加えられた振動波形と
の関係を示すデータである。
【図7】Y軸方向に振動する加振力が加わった場合の各
磁歪素子の検知出力電圧波形と、加えられた振動波形と
の関係を示すデータである。
【図8】モータとして用いられる本発明に係る磁歪装置
の1例を示す断面図である。
【図9】図8に示した磁歪装置の駆動周波数と回転数
(rpm)との関係、及び、周波数と加速度(G)との
関係を示すグラフである。
【図10】図8に示した磁歪装置の駆動電圧と回転数と
の関係を示すグラフである。
【符号の説明】
10、20、30 磁歪素子 110、210、310 コイル 120、220、320 磁歪部材 130、230、330 磁気回路要
素 131、231、331 マグネット 132、232、332 第1のヨー
ク部材 133、233、333 第2のヨー
ク部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04R 15/00 H04R 15/00 // G01R 33/02 G01R 33/02 H (72)発明者 江田 弘 茨城県西茨城郡友部町大田町1477ー1 (72)発明者 山本 佳男 茨城県ひたちなか市東大島1ー18ー14ー 201

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも3つの磁歪素子を含む磁歪装
    置であって、 前記磁歪素子のそれぞれは、少なくとも1つのコイル
    と、1つの磁歪部材と、磁気回路要素とを含み、 前記コイルは、前記磁歪部材の伸縮に応じた電圧を生じ
    るように前記磁歪部材と組み合わされており、 前記磁歪部材は、両端が拘束されており、 前記磁気回路要素は、前記磁歪部材にバイアス磁界を印
    加するものであり、 前記磁歪素子のそれぞれは、前記磁歪部材の前記両端方
    向に取られたZ軸の方向に一致するように配置され、前
    記Z軸の方向と直交するX軸及びY軸によって形成され
    る平面において、各配置点を結んで得られる平面が素子
    数に対応する多角形状平面となっている磁歪装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された磁歪装置であっ
    て、 前記磁歪素子の数は3個である磁歪装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載された磁歪装置であっ
    て、 前記磁歪素子は、空間的にほぼ120度の角度差をもっ
    て、ほぼ同一の円周上に配置されている磁歪装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載された磁歪装置であっ
    て、 前記コイルは、前記磁歪部材の周りに巻装され、巻き軸
    方向が前記Z軸の方向に一致している磁歪装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載された磁歪装置であっ
    て、 前記磁歪素子は、前記磁歪部材に対し前記Z軸の方向か
    らプレストレスを印加するための締め付け部材を含んで
    いる磁歪装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載された磁歪装置であっ
    て、 前記磁気回路要素は、マグネットと、ヨークとを含んで
    おり、 前記ヨークは、第1のヨーク部材と、第2のヨーク部材
    とを含み、前記第1のヨーク部材が前記Z軸の方向の一
    端側に配置され、前記第2のヨーク部材は前記Z軸の方
    向の他端側に配置されており、 前記マグネットは、前記第1のヨーク部材及び前記第2
    のヨーク部材の間に配置されている磁歪装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載された磁歪装置であっ
    て、 前記第1のヨーク部材及び前記第2のヨーク部材は、締
    め付け部材によって互いに締め付けられており、それに
    よって、前記磁歪部材に対し前記Z軸の方向からプレス
    トレスが加えられている磁歪装置。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7の何れかに記載された
    磁歪装置であって、 モータとして用いられる磁歪装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載された磁歪装置であっ
    て、 前記磁歪素子のZ軸方向の一端面側に生じる変位を、回
    転のための変位として利用するロータを有する磁歪装
    置。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載された磁歪装置であっ
    て、 前記第1のヨーク部材は、前記磁歪素子のZ軸方向の一
    端面側に生じる変位に応じて変位する変位部を有してお
    り、 前記ロータは、前記変位部に生じる進行波によって駆動
    される磁歪装置。
  11. 【請求項11】 請求項9に記載された磁歪装置であっ
    て、 前記コイルは、120度の位相差を持つ3相駆動源によ
    って励振される磁歪装置。
  12. 【請求項12】 請求項1ないし7の何れかに記載され
    た磁歪装置であって、振動センサとして用いられる磁歪
    装置。
  13. 【請求項13】 請求項1ないし7の何れかに記載され
    た磁歪装置であって、加速度センサとして用いられる磁
    歪装置。
  14. 【請求項14】 請求項1ないし7の何れかに記載され
    た磁歪装置であって、アクチュエータとして用いられる
    磁歪装置。
  15. 【請求項15】 請求項1ないし7の何れかに記載され
    た磁歪装置であって、トルクセンサとして用いられる磁
    歪装置。
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