JPH0915108A - かさ試験機 - Google Patents

かさ試験機

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JPH0915108A
JPH0915108A JP16203295A JP16203295A JPH0915108A JP H0915108 A JPH0915108 A JP H0915108A JP 16203295 A JP16203295 A JP 16203295A JP 16203295 A JP16203295 A JP 16203295A JP H0915108 A JPH0915108 A JP H0915108A
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umbrella
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closing
opening
holding
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JP16203295A
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Inventor
Osamu Matsui
修 松井
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Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 人力に頼ることなくかさを開閉できる試験機
を提供する。 【構成】 試験対象のかさUBを所定の姿勢に保持する
かさ保持手段10、60と、かさUBの下ろくろDを保
持する下ろくろ保持手段40と、下ろくろ保持手段40
をかさUBの中棒Bに沿って往復動させる開閉手段30
と、かさUBの上はじきを押込む上はじき押込み手段5
0とをかさ試験機に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、かさの耐久性等を試験
する試験機に関する。
【0002】
【従来の技術】洋がさ等の耐久性を評価するため、かさ
の開閉を所定回数繰り返す試験が要求されている(19
94年10月制定の日本工業規格(JIS)S4020
参照)。この種の試験には適当な試験機が存在せず、か
さの開閉は人力に頼らざるを得なかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の試験で要求され
る開閉回数は500回にも及ぶ。これを人力で行なうと
約2時間にも渡る単純作業となり、大変な労力が必要で
あった。
【0004】本発明の目的は、人力に頼ることなくかさ
を開閉できる試験機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、請求項1の発明のかさ試験機は、試験対象のかさ
を所定の姿勢に保持するかさ保持手段と、前記かさの下
ろくろを保持する下ろくろ保持手段と、前記下ろくろ保
持手段を前記かさの中棒に沿って往復動させる開閉手段
と、前記かさの上はじきを押込む上はじき押込み手段と
を具備した。請求項2の発明のかさ試験機は、試験対象
のかさを所定の姿勢に保持するかさ保持手段と、前記か
さのノックを押込むノック押込み手段と、前記かさの下
ろくろを保持する下ろくろ保持手段と、前記下ろくろ保
持手段を前記かさの中棒に対して上ろくろ側から下はじ
き側へ移動させる閉手段とを具備した。
【0006】
【作用】請求項1の発明では、かさ保持手段にて保持さ
れたかさの下ろくろを下ろくろ保持手段で保持し、開閉
手段にて下ろくろ保持手段を中棒に対して往復動させて
かさを開閉する。かさを開くときには下ろくろ保持手段
にて下はじきを押込み、下はじきによる下ろくろの係止
を解除する。かさを閉じるときは上はじき押込み手段に
て上はじきを押込んで上はじきによる下ろくろの係止を
解除する。請求項2の発明では、かさ保持手段にて保持
されたかさのノックをノック押込み手段にて押込み、下
はじきによる下ろくろの係止を解除する。これにより、
かさ自身のばね力でかさが開く。かさを閉じるときは、
下ろくろ保持手段にて下はじきを保持した状態で、閉手
段により下ろくろ保持手段を中棒に対して上ろくろ側か
ら下はじき側へ移動させる。
【0007】
【実施例】図1〜図11を参照して本発明の実施例を説
明する。なお、参考までに試験対象のかさの概略を図1
2に示す。図12(a)は手開き式のかさUB1、
(b)は不図示のばねの力で開くジャンプ式のかさUB
2であり、Aは手元、Bは中棒、Cは石突き、Dは下ろ
くろ、Eは上ろくろ、Fは下はじき、Gは上はじき、H
はノックである。手開き式のかさにはノックが存在せ
ず、ジャンプ式のかさには上はじきが存在しない。以下
においてかさUB1、UB2を特に区別する必要がない
ときはかさUBと表記する。
【0008】図1及び図2はそれぞれ本実施例の試験機
の正面図及び右側面図である。1は床面等に水平に設置
される基台であり、その中央部には一対の中支柱2が、
四隅には外支柱3がそれぞれ取り付けられている。外支
柱3の上端には天板4が取り付けられている。天板4に
は石突き保持部60が取り付けられるが、詳細は後述す
る。図3〜図5は中支柱2の周囲を拡大して示すもの
で、図3は正面側(図1に示す側)の拡大図、図4は図
3のIV−IV線の断面図(但し、一部は側面を示す)、図
5は中支柱2の周囲を図3の右上方からみた状態を簡略
化して示す斜視図である。中支柱2の上部には逆L字状
のブラケット5が固定され、そのブラケット5の上面に
は手元つかみ部10が設けられている。手元つかみ部1
0は、一対のつかみ具11と、つかみ具11をそれらの
並び方向(図3の左右方向)に進退させる一対の送り機
構12とを備えるもので、つかみ具11に形成された切
欠110の間に手元Aを挟み込み、かさUBをその中棒
Bが垂直となるよう保持する。
【0009】図6に詳しく示すように、送り機構12
は、つかみ具11の移動方向に並べて配置される一対の
本体13と、本体13の案内穴130に摺動自在に装着
され先端がつかみ具11と連結される案内軸14と、本
体13の雌ねじ131と螺合し、一端側が案内軸1の基
端側とベアリング15を介して回転自在に連結されるね
じ軸16と、ねじ軸16の他端側に固定されるハンドル
17とを有する。本体13に対する案内軸14の周方向
の回転はキー140にて規制され、従って、ハンドル1
7を回すとねじ軸16及び案内軸14が軸方向に移動し
てつかみ具11が進退する。なお、図6は一方の送り機
構12側の構成のみを示すが、反対側も同じである。
【0010】図5及び図6において左側に位置する本体
13の上面には、ブラケット20を介して空圧式のノッ
クシリンダ21が固定されている。ノックシリンダ21
は、そのピストンロッド210の先端が手元つかみ部1
0にて保持された手元Aと対向するように位置決めされ
ている。
【0011】図3〜図6に示すように、一対の中支柱2
に挟まれた領域には昇降機構30が設けられている。こ
の昇降機構30は、中支柱2の内側面のレール31(図
6参照)に沿って上下動自在に設けられた昇降フレーム
32と、昇降フレーム32を上下動させる空圧式の昇降
シリンダ33とを有する。図4及び図5に詳しく示すよ
うに、昇降シリンダ33のシリンダチューブ330は、
一対の中支柱2の背面側に掛け渡された上下の取付板6
A、6Bにブラケット34A、34Bを介して取り付け
られ、ピストンロッド331は昇降フレーム32の上部
取付板320に連結されている。上部取付板320に
は、下ろくろつかみ部40及び上はじき押込み部50が
設けられているが、これらの詳細は後述する。図3及び
図7に示すように、中支柱2の正面側には上下一対の移
動端設定板35A、35Bが取り付けられ、各移動端設
定板35A、35Bにはストッパボルト350がそれぞ
れ装着される。昇降フレーム32の下端にはブロック3
21が取り付けられ、このブロック321がストッパボ
ルト350に当接した位置が昇降フレーム32の上下方
向の移動端となる。
【0012】試験するかさUBに応じて昇降フレーム3
2の移動範囲を変化させるため、移動端設定板35A、
35Bの取付位置は上下方向に調整可能とされている。
図7に示すように中支柱2の正面側には案内レール36
がそれぞれ固定され、移動端調整板35A、35B(図
では35Aのみ示す)はそれぞれの両端部に設けられた
溝351を案内レール36と嵌合させて中支柱2に組み
付けられる。移動端調整板35A、35Bを所望の位置
まで案内レール36に沿って移動させ、その位置でボル
ト352を締め込むと、ボルト352の先端が溝351
内に突出して案内レール36が押込まれ、移動端調整板
35A、35Bが上下方向に移動不可能となる。図3に
示すように、昇降フレーム32が上下の移動端に達した
ことを検出する手段として、移動端調整板35A、35
Bには近接スイッチ37A、37Bがそれぞれ取り付け
られている。昇降フレーム32が移動端に達すると、ブ
ロック321が近接スイッチ37A、37Bの検出範囲
に侵入してスイッチ37A、37Bの出力信号が変化す
る。なお、353はブロック321がストッパボルト3
50に衝突する際の衝撃を緩和するショックアブソーバ
である。
【0013】図3〜図5及び図8に示すように、下ろく
ろつかみ部40は、上部取付板320の上端に装着され
る下ろくろ用シリンダ41を有する。下ろくろ用シリン
ダ41は、不図示の空圧源から導かれる圧縮空気の方向
に応じて一対のアーム410を開閉させるもので、各ア
ーム410の対向面にはつかみ具42が取り付けられて
いる。つかみ具42の対向面には下ろくろDを挟み込む
ための切欠420が形成されている。なお、アーム41
0の開閉方向はつかみ具11の開閉方向に一致させてあ
る。上はじき押込み部50は、下ろくろ用シリンダ41
の下方に連なるようにして上部取付板320に装着され
る空圧式の上はじき用シリンダ51と、上はじき用シリ
ンダ51にて上下方向に駆動される上はじき押え52と
を有する。図9に示すように、上はじき押え52を上は
じきGの直下から上方に変位させると上はじきGが中棒
B内へ押込まれる。
【0014】図10に示すように、石突き保持部60
は、天板4に固定されるホルダ61と、ホルダ61の中
心に上下動自在に挿通されるロッド62と、ロッド62
の下端に連結されるキャップ63とを有する。キャップ
63の下端部には石突きCを受入れる嵌合穴630が形
成される。キャップ63の下端外周には嵌合穴630に
突出して石突きCを径方向に押え込む一対の押えねじ6
31が設けられる。なお、632はキャップ63を保持
するためのハンドル、610はロッド62を径方向に押
え込む押えねじである。
【0015】図1及び図2に示すように中支柱2の上端
の背面にはブラケット7が取り付けられている。そし
て、天板4とブラケット7とには、かさUBの開閉状態
を検出する手段として、光電スイッチ8を構成する発光
器8A及び受光器8Bがそれぞれ取り付けられている。
各スイッチ8の取付位置は、かさUBが正常に開いたと
きに発光器8Aから受光器8Bへの光路(図に一点鎖線
で示す)がかさUBの生地によって遮られ、かさUBが
正常に開かなかったときは上記光路が遮られないように
定められる。
【0016】図11は本実施例の試験機の制御系のブロ
ック図を示す。70はかさUBの開閉に必要なシーケン
ス制御を行なうシーケンサである。シーケンサ70に
は、上述した光電スイッチ8、近接スイッチ37A、3
7Bが接続されるとともに、4つの電磁制御弁71A、
71B、71C、71D、かさUBの開閉回数を設定す
る回数設定スイッチ72、試験開始を指令するスタート
スイッチ73、開閉回数を計数するカウンタ74、異常
ランプ等で試験の異常を報知するアラーム75及び試験
対象のかさが手開き式のかさUB1かジャンプ式のかさ
UB2かの別を選択する選択スイッチ76が接続されて
いる。電磁制御弁71Aはノックシリンダ21に対する
圧縮空気の供給方向を切換制御し、電磁制御弁71Bは
昇降シリンダ33に対する圧縮空気の供給方向を切換制
御し、電磁制御弁71Cは下ろくろ用シリンダ41に対
する圧縮空気の供給方向を切換制御し、電磁制御弁71
Dは上はじき用シリンダ51に対する圧縮空気の供給方
向を切換制御する。
【0017】以上の試験機においてかさUBの開閉試験
を行なうには、準備作業として、手元つかみ部10のハ
ンドル17を操作してかさUBの手元Aをつかみ具11
により挟み込む。このとき、手開き式のかさUB1であ
れば、図8に示したように下ろくろつかみ部40のつか
み具42によって下はじきFを押込むことができ、かつ
図9に示したように上はじき押込み部50の上はじき押
え52によって上はじきGを押込むことができるよう
に、手元Aの周方向の位置を調整する。ジャンプ式のか
さUB2であれば、ノックシリンダ21のピストンロッ
ド210とノックHとが対向するように、手元Aの上下
方向及び周方向の位置を調整する。なお、準備段階では
かさUBを閉じておく。
【0018】次に、石突き保持部60のキャップ63を
石突きCに被せる。このとき、押えねじ610を緩めて
キャップ63をかさUBの長さに応じて昇降させ、適当
な位置で押えねじ610を締め込む。キャップ63の押
えねじ631は緩めたままでもよい。但し、折り畳み式
のかさを試験するときは、試験中に中棒Bが伸縮しない
よう、石突きCを押えねじ631で締め込む必要があ
る。かさUBの装着を終えた後は、移動端調整板35
A、35B(図3参照)を昇降させて昇降フレーム32
の移動端を次のように設定する。すなわち、昇降フレー
ム32が下降端(下側の移動端)のときには、閉じたか
さUBの下ろくろDと下ろくろつかみ部40のつかみ具
42とが同一高さとなり、昇降フレーム32が上昇端
(上側の移動端)のときには、開いたかさUBの下ろく
ろDとつかみ具42とが同一高さとなるように設定す
る。
【0019】上記作業の終了後は、かさUBの開閉回数
を回数設定スイッチ72にて設定し、かさUBが手開き
式かジャンプ式かの別を選択スイッチ76にて選択す
る。その後、スタートスイッチ73により試験開始を指
令する。シーケンサ70は、試験の開始指令を受ける
と、選択スイッチ76にて選択されたかさUBの種類に
応じて所定の制御を行なう。以下、かさの種類別に試験
時の動作を説明する。なお、以下ではシーケンサ70に
よる電磁切換弁71A〜71Dの切換動作を、これらに
よって切換制御されるシリンダの動作に置き換えて説明
する。
【0020】(1)手開き式かさUB1の試験 まず、つかみ具42が閉じるように下ろくろ用シリンダ
41が駆動される。これにより、下ろくろDがつかみ具
42に挟持され、同時に下はじきFが押込まれて下ろく
ろDの係止が解除される。続いて、昇降シリンダ33に
よって昇降フレーム32が上昇端まで駆動され、これに
よりかさUB1が開かれて下ろくろDが上はじきGと係
合する。この後、つかみ具42が開くように下ろくろ用
シリンダ41が駆動される。従って、かさUB1の使用
時と同様に下ろくろDの支持力が上はじきGに負荷され
る。以上がかさUB1の開工程となる。
【0021】開工程終了後に所定時間が経過すると、つ
かみ具42が閉じるように下ろくろ用シリンダ41が駆
動され、下ろくろDがつかみ具42にて挟持される。続
いて、上はじき押え52が上昇するように上はじき用シ
リンダ52が駆動される。これにより、上はじきGが上
はじき押え52で押込まれて上はじきGによる下ろくろ
Dの係止が解除される。この後、昇降シリンダ33によ
って昇降フレーム32が下降端まで駆動され、続いてつ
かみ具42が開くように下ろくろ用シリンダ41が駆動
される。これにより、かさUB1が閉じて下ろくろDが
下はじきFと係合する。なお、つかみ具42が開くと
き、これに前後して上はじき押え52が下降するように
上はじき用シリンダ52が駆動される。以上によりかさ
UB1の閉工程が終了し、カウンタ74にて開閉数1が
カウントアップされる。以下、カウンタ74の計数値が
回数設定スイッチ72による設定値に達するまで開工程
と閉工程とが繰り返される。
【0022】試験中に次の状態が生じると開閉動作が中
断され、かさUB1に異常が生じたものとしてアラーム
75により警報が発せられる。但し、それまでの試験回
数はカウンタ74にて表示される。 昇降シリンダ33が起動された後、所定時間内に近接
スイッチ37A又は37Bによって昇降シリンダ32の
上昇完了又は下降完了が検出されない場合。 近接スイッチ37Aにて昇降フレーム32の上昇端が
検出されているにも拘らず、光電スイッチ8によりかさ
UB1の開状態(光路が遮光された状態)が検出されて
いない場合。
【0023】(2)ジャンプ式のかさUB2の試験 かさUB2の試験が選択されると、まず、ノックHが押
込まれるようにノックシリンダ21が駆動される。これ
により、下はじきFによる下ろくろDの係止が解除さ
れ、かさUB2が自身のばね力で開く。以上が開工程と
なる。
【0024】ノックシリンダ21の作動が完了すると不
図示のタイマが起動され、所定時間(数秒程度)が経過
すると昇降シリンダ33により昇降フレーム32が上昇
端まで駆動される。続いて、つかみ具42が閉じるよう
に下ろくろ用シリンダ41が駆動され、下ろくろDがつ
かみ具42にて挟持される。この後、昇降シリンダ33
によって昇降フレーム32が下降端まで駆動され、これ
によりかさUB2が閉じる。続いてつかみ具42が開く
ように下ろくろ用シリンダ41が駆動され、それに伴っ
て下はじきFの押込みが解除されて下ろくろDが下はじ
きFと係合する。以上にてかさUB2の閉工程が終了す
る。
【0025】なお、一回の開閉動作の終了に応答してカ
ウンタ74により開閉数1が計数され、開閉数が所定回
数に達するまで開工程と閉工程とが繰り返される点は手
開式の場合と同様である。開閉途中の異常検知により試
験が中断されてアラーム75から警報が発せられる点も
同様である。但し、ジャンプ式の場合には、かさUB2
を開くために昇降フレーム32の上昇を必要としないの
で、上記の条件については、近接スイッチ37Bにて
昇降フレーム32の下降完了が検出されたか否かのみに
注目すればよい。ジャンプ式のかさUB2の試験では上
はじき押込み部50が不要なため、上はじき押え52は
下降させたままでよい。
【0026】以上の実施例では、手元つかみ部10及び
石突き保持部60がかさ保持手段を、下ろくろつかみ部
40が下ろくろ保持手段を、昇降機構30が開閉手段及
び閉手段を、上はじき押込み部50が上はじき押込み手
段を、ノックシリンダ21がノック押込み手段をそれぞ
れ構成する。なお、実施例では手開き式とジャンプ式の
いずれも試験可能としたが、いずれか一方のみを行なう
専用機としてもよい。手開き式の専用機ではノックシリ
ンダ21を省略でき、ジャンプ式の専用機では上はじき
押込み部50を省略できる。開閉動作(ジャンプ式の場
合は閉動作のみ)の駆動源として、昇降シリンダ32に
代えてサーボモータを使用すれば、かさの開閉ストロー
ク(昇降フレーム32の上昇端及び下降端の位置)をデ
ジタルスイッチ等で簡単に指定できる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
かさを開閉する一連の動作を試験機に行なわせてかさの
耐久試験に必要な労力やコストを削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る試験機の正面図。
【図2】実施例に係る試験機の側面図。
【図3】実施例の試験機の要部を図1と同一の側から示
す図。
【図4】図3のIV−IV線の断面図。
【図5】実施例の試験機の要部を図3の右上方からみた
状態を簡略化して示す斜視図。
【図6】実施例の試験機の手元つかみ部を図3の矢印VI
方向からみた状態を一部断面視して示す図。
【図7】実施例の試験機に設けられた昇降機構の移動端
の調整に拘わる構成を図3の矢印VII方向からみた状態
にて示す図。
【図8】実施例に係る下ろくろつかみ部を図3の矢印VI
II方向からみた状態にて示す図。
【図9】実施例に係る上はじき押込み部の動作を示す
図。
【図10】実施例に係る石突き保持部の断面図。
【図11】実施例に係る試験機の制御系のブロック図。
【図12】試験対象のかさを例示する図。
【符号の説明】
10 手元つかみ部 11 つかみ具 21 ノックシリンダ 30 昇降機構 40 下ろくろつかみ部 50 上はじき押込み部 60 石突き保持部 A 手元 B 中棒 C 石突き D 下ろくろ E 上ろくろ F 下はじき G 上はじき H ノック

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試験対象のかさを所定の姿勢に保持する
    かさ保持手段と、前記かさの下ろくろを保持する下ろく
    ろ保持手段と、前記下ろくろ保持手段を前記かさの中棒
    に沿って往復動させる開閉手段と、前記かさの上はじき
    を押込む上はじき押込み手段と、を具備したことを特徴
    とするかさ試験機。
  2. 【請求項2】 試験対象のかさを所定の姿勢に保持する
    かさ保持手段と、前記かさのノックを押込むノック押込
    み手段と、前記かさの下ろくろを保持する下ろくろ保持
    手段と、前記下ろくろ保持手段を前記かさの中棒に対し
    て上ろくろ側から下はじき側へ移動させる閉手段と、を
    具備したことを特徴とするかさ試験機。
JP16203295A 1995-06-28 1995-06-28 かさ試験機 Pending JPH0915108A (ja)

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