JPH09151023A - フィニッシャ - Google Patents

フィニッシャ

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Publication number
JPH09151023A
JPH09151023A JP7332649A JP33264995A JPH09151023A JP H09151023 A JPH09151023 A JP H09151023A JP 7332649 A JP7332649 A JP 7332649A JP 33264995 A JP33264995 A JP 33264995A JP H09151023 A JPH09151023 A JP H09151023A
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JP
Japan
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Pending
Application number
JP7332649A
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English (en)
Inventor
Katsuhiro Naito
克廣 内藤
Katsumi Sugawara
勝美 菅原
Koji Nitta
幸司 新田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinko Seisakusho KK
Original Assignee
Shinko Seisakusho KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Shinko Seisakusho KK filed Critical Shinko Seisakusho KK
Priority to JP7332649A priority Critical patent/JPH09151023A/ja
Publication of JPH09151023A publication Critical patent/JPH09151023A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Pile Receivers (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡素な構成で製造コストが低く、小型化が可
能で、処理時間を短縮できるフィニッシャを提供する。 【解決手段】 文書排出装置から排出された文書は、取
込部2により取込まれて排出トレイ4上に搬送される
と、その自重により排出トレイ4及び傾斜トレイ5の傾
斜に沿って文書の後端部が整合部3に衝接して整合され
る。次いで、文書は、幅寄せ部7で幅寄せされてステー
プラ部8により綴じ込まれた後、排出部9により傾斜ト
レイ5上に排出される。傾斜トレイ5が文書重量により
下降するので、文書下端部は、整合部3から積載部6に
移動して保持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ、複写機
又はファクシミリ装置等の文書排出装置から排出される
文書を取り込んで整合するとともに、整合されたひとま
とまりの文書をステープラにより綴じ込むフィニッシャ
に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、先に、プリンタ、複写機又
はファクシミリ装置等の文書排出装置から排出される文
書を整合(紙揃え)するとともに、整合されたひとまと
まりの文書を綴じて文書を完成させるフィニッシャを提
案した(特願平6-257483)。
【0003】上記提案に係るフィニッシャは、以下の各
部を有している。すなわち、文書排出装置から排出され
る文書を取り込む取込部と、取り込まれた文書を1枚ず
つ、回転するパドルやローラ等によって強制的に所定の
整合基準位置に移動させて、前端及び幅方向一端側を揃
えて積載する整合部と、ステープラユニットを指定され
た綴じ込み位置まで移動して、整合部に整合集積されて
いる文書に対して綴じ込み動作を行う綴込部と、綴じ込
んだ文書を排出トレイに排出する排出部と、綴じ込み指
令に基づいて整合部に整合動作をさせるともに、綴じ込
み位置の入力に基づいて綴込部に綴じ込み動作をさせる
制御部とを有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来装置によれ
ば、整合部は、文書を強制的に整合させるためのパドル
やローラ等及びそれを回転駆動するモータを具備してい
る。また、綴込部は、整合部によって所定の整合基準位
置に位置決めされた文書に対して指定された綴じ込み位
置にステープラを位置決めするために、ステープラを文
書の側部と平行方向に移動自在に支持する支持手段及び
ステープラを移動させるモータ等の駆動手段を具備して
いる。したがって、整合部及び綴込部は、比較的複雑な
機構を要するために製造コストの削減が容易でなく、ま
た、文書を整合する整合部と、綴じ込み済みの文書を積
載する排出トレイとが位置的に離間した構成となってい
るので、筐体の小型化が難しい。また、綴じ込み動作の
度にステープラを綴じ込み位置に移動しなくてはならな
いため、文書の取り込みから綴じ込みまでの処理時間を
短縮するには限度がある。本発明は、このような事情に
基づいてなされたもので、その目的は、簡素な構成で製
造コストを削減するとともに、小型化を可能とし、かつ
文書の取り込みから綴じ込みを経て排出までの処理時間
を短縮することができるフィニッシャを提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、プリンタ、複
写機又はファクシミリ装置等の文書排出装置から排出さ
れる文書を取り込んで整合するとともに、整合されたひ
とまとまりの文書をステープラにより綴じ込むフィニッ
シャにおいて、前記文書排出装置から排出される文書を
取込んで後方に搬送する取込部の後方直下に設けられ
て、前記文書の後端部を整合する垂直ガイド面及び前記
垂直ガイド面の下端部から直角後方に延設されて前記文
書の後端部を保持する水平ガイド面を備える整合部と、
前記整合部の水平ガイド面の終端部の下方に設けられて
前記文書の後端部を保持する積載部と、前記整合部の後
方に、前記文書の搬送方向に向かって上り傾斜するよう
に設けられた排出トレイと、前記積載部上面から前記排
出トレイの中間部まで上り傾斜し、下端部が前記整合部
の水平ガイド面とほぼ同じ高さの位置から低い位置まで
昇降自在に設けられるとともに、前記水平ガイド面とほ
ぼ同じ高さとなる整合位置に常時付勢され、かつ、積載
された文書の重量により前記下端部が前記積載部内方に
位置する排出位置まで下降される傾斜トレイと、前記傾
斜トレイ上に排出された文書の後端部が前記整合部の垂
直ガイド面に衝接して整合された状態で、文書の搬送方
向と平行に設けられた幅寄せ基準ガイドに衝接して幅寄
せする幅寄せ部と、前記幅寄せ部により所定位置に幅寄
せされた文書に綴じ込み動作を行うステープラ部と、前
記整合部に存在する文書を、その後端部が前記積載部に
到達するまで前記傾斜トレイ方向に移動する排出部とを
有し、前記取込部により取込まれた文書は、その搬送方
向の大部分が前記傾斜トレイ上まで搬送されるととも
に、前記文書の後端部が前記整合部の水平ガイド面上に
着地するように、前記整合部及び前記傾斜トレイ間の距
離が設定してあることを特徴としている。
【0006】本発明のフィニッシャは、排出トレイが、
整合部の後方に位置する基端部を基準として、排出され
る最大文書の搬送方向の長さの約半分の位置に軸受部が
設けられており、傾斜トレイが、その上端部が前記軸受
部によって回動自在に支持されていることを特徴として
いる。
【0007】本発明のフィニッシャは、幅寄せ部が幅寄
せ方向の力を文書に付与する際の力点の位置が、文書の
重心位置よりも後端部寄りでかつ整合部の領域内にある
一点に設定されていることを特徴としている。
【0008】本発明のフィニッシャは、排出部が、前記
文書をその一側端部が幅寄せ基準ガイドに案内された状
態で前記傾斜トレイ方向に移動するように、傾斜トレイ
方向の力を前記文書の後端部の一点に付与することを特
徴としている。
【0009】本発明のフィニッシャは、文書排出装置か
ら入力されるサイズ信号及び姿勢信号に基づいて、前記
文書排出装置から取り込む文書のサイズ及び姿勢を認識
しており、前記幅寄せ部が、幅寄せ動作に先立って、幅
寄せ方向の力を文書に付与するための幅寄せプレートを
文書の側端部から退避したホームポジションよりも文書
の側端部に近接した、かつ、前記文書のサイズ及び姿勢
に対応して定められているセット位置に移動することを
特徴としている。
【0010】本発明のフィニッシャは、ステープラ部
が、文書排出装置から入力される枚数信号によって設定
される枚数と、前記文書排出装置から取り込んだ文書の
枚数とが一致したことをもって綴じ込み動作を行うよう
にしたことを特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。図1は、本発明のフィニッシャの実施の
形態の概略構成を示す平面図であり、図2は、正面図で
あり、図3は、要部説明図であり、図4は、図1を矢視
X−X方向から見た要部拡大図であり、図5は、制御系
の構成を示すブロック図である。
【0012】まず、図1〜図4を参照して構成について
説明する。図1及び図2において、フィニッシャ1の上
流側(紙面右方)には、プリンタ、複写機又はファクシ
ミリ装置等の文書を排出する文書排出装置が配置されて
いる。
【0013】フィニッシャ1は、後で詳述するように、
取込部2、整合部3、排出トレイ4、傾斜トレイ5、積
載部6、幅寄せ部7、ステープラ部8及び排出部9を有
している。取込部2は、文書排出装置から排出される文
書を矢印F方向に取込むものであり、以下の各部から構
成されている。すなわち、上記文書排出装置から排出さ
れる文書を、このフィニッシャ1内に案内するための上
下に対設されたガイド21a,21b(図2に示す)
と、搬送ローラ22とを有する。搬送ローラ22は、そ
れぞれ搬送面Lを挟んで文書の幅方向に複数個対設され
た上側の押えローラ22a及び下側の送りローラ22b
から構成されている。複数個の送りローラ22bが固着
された駆動軸23の一端部に固着されたギア24は、搬
送モータ25の駆動軸のギア26に噛合している。
【0014】図2によく示されているように、搬送ロー
ラ22の搬送方向手前側には、搬送される文書により回
動される検知レバー27の先端部が搬送面Lに突出する
ように設けてある。文書検知センサ28は、上記検知レ
バー27が文書によって回動されているか否かを検知す
ることにより、取込部2における文書の通過状態を検知
する光センサ等から構成されており、検知信号を後述す
る制御部に送出する。
【0015】整合部3は、図3によく示されているよう
に、取込部2から排出される文書Pの後端部を紙揃えし
て整合するためのものであり、以下の各部から構成され
ている。すなわち、文書の後端部を衝接するための垂直
ガイド31が搬送ローラ22の後方直下に文書Pの幅方
向に延設されている。この垂直ガイド31の下端部から
直角後方には、文書Pの後端部を保持する水平ガイド3
2が延設されている。なお、上述した送りローラ22b
の外周面は、水平方向において、垂直ガイド31よりも
僅かに搬送方向後方に突出している。
【0016】排出トレイ4及び傾斜トレイ5は、図3に
よく示されているように、整合部3の後方に文書Pの搬
出方向に向かって上り傾斜するように設けられて文書P
を積載して保持するものである。傾斜トレイ5は、その
下端部が昇降自在となるように、上端部近傍が排出トレ
イ4の軸受部4aによって文書Pの搬送方向と直角方向
の軸線回りに回動自在に支持されている。上記軸受部4
aは、整合部3の後方に位置する基端部を基準として、
排出される最大文書の搬送方向の長さの約半分の位置に
設けられている。これにより、傾斜トレイ5は、その上
に排出された文書のサイズ及び姿勢に関わらず文書の重
量によってスムーズに回動される利点がある。また、排
出トレイ4の中央部には、それに積載された文書Pの最
下面との間に手を差し込むために凹部4bが形成されて
いる。傾斜トレイ5は、その下端部の上面が筐体側のス
トッパ部(図示せず)に係止されるように、コイルばね
等からなる付勢部材5aによって常時上方に付勢されて
いる。傾斜トレイ5は、その下端部が上記ストッパ部に
係止されているときに、その下端部が整合部3の水平ガ
イド32とほぼ同じ高さとなる整合位置に保持されるよ
うになっている。また、傾斜トレイ5は、その上に文書
が積載された際に文書重量により傾斜トレイ5の下端部
が次に説明する積載部6の内方に位置する排出位置まで
回動して下降するようになっている。なお、傾斜トレイ
5は、下端部が昇降自在となるように構成されていれば
よく、上端部近傍が排出トレイ4によって回動自在に支
持される構成に限定されるものではない。例えば、傾斜
トレイ5を付勢部材(弾性部材)によって支持すること
により昇降自在となるように構成してもよい。また、図
3に示すように、整合部3及び傾斜トレイ5間の距離
は、取込部2により取込まれた文書Pの搬送方向の大部
分が傾斜トレイ5上まで搬送されたときに、文書Pの後
端部が整合部3の水平ガイド面32上に着地するように
設定されている。
【0017】積載部6は、図3によく示されているよう
に、整合部3の水平ガイド32の終端部の下方から垂直
下方にかつ文書Pの幅方向に延設された垂直板61と、
その下端部から水平後方に延設された水平板62とから
構成されている。この積載部6は、後述するように、整
合部3から排出された文書の後端部を保持するものであ
る。
【0018】幅寄せ部7は、図4によく示されているよ
うに、上述した整合部3に後端部が保持されている文書
を搬送方向と直角方向に幅寄せすることにより、文書の
幅方向一端側を揃えて整合するためのものであり、以下
の各部から構成されている。すなわち、文書の側端部を
衝接するための幅寄せ基準ガイド71が整合部3の文書
の幅方向の一端部に搬送方向と平行に立設されている。
図4に示すように、文書を上記幅寄せ基準ガイド71に
向かって移動するための幅寄せプレート72は、幅寄せ
モータ73の駆動軸に固着されたプーリ74aと他方の
プーリ74bとの間に掛け回されたベルト75に取り付
けられている。幅寄せプレート72に設けられた検知片
72aを検知することにより、幅寄せプレート72のホ
ームポジションを検知するためのホームポジションセン
サ76が設けられている。なお、上記ホームポジション
は、幅寄せプレート72が文書の側端部から離間して退
避する位置である。また、幅寄せ部7の幅寄せプレート
72が幅寄せ方向の力を文書Pに付与する際の力点の位
置は、文書Pの重心位置よりも後端部寄りで、かつ整合
部3の領域内となる一点に設定されている。したがっ
て、文書に対する幅寄せ方向の力点を文書サイズ及び姿
勢の種類に対応して変える必要がない。すなわち、文書
排出装置からフィニッシャ1に対してサイズ及び姿勢の
異なる文書が混在して排出される場合であっても、幅寄
せ動作は影響を受けることがない。
【0019】ステープラ部8は、整合部3で整合された
文書の所定位置に対して、後述する制御部の指令に応じ
て綴じ込み動作を行うものである。ステープラ部8は、
整合部3に保持されて、かつ、幅寄せ部8によって幅寄
せされて所定位置に位置決めされた文書の所定部位を綴
じ込むように筐体側に固定されている。
【0020】図3によく示されているように、排出部9
は、後端部が整合部3に保持されている文書Pを前述し
た積載部6に排出するものであり、以下の各部から構成
されている。すなわち、文書Pの後端部を搬送方向に向
けて移動する排出プレート91は、搬送方向と平行に移
動自在に支持されているラック92の一端部に固定され
ている。ラック92には、排出モータ93の駆動軸に固
着されたピニオン94が噛合している。また、ラック9
2の後端部を検知して排出プレート91のホームポジシ
ョンを決定するためのホームポジションセンサ95が設
けられている。上記ホームポジションは、排出プレート
91が文書の後端部から離間して退避する位置である。
なお、上記排出プレート91は、整合部3の垂直ガイド
31に衝接されている文書Pをその後端部が水平ガイド
32の終端部よりも後方、すなわち積載部6の垂直板6
1よりも後方に到達するまで移動するようになってい
る。また、排出部9の排出プレート91は、文書Pを、
その一側端部が幅寄せ基準ガイド71に案内された状態
で傾斜トレイ5方向に移動するように、傾斜トレイ方向
の力を文書Pの後端部の一点に付与している。したがっ
て、排出部9が文書に力を与える部分が一点で済むため
排出部9の構成が簡素とで済む利点がある。
【0021】次に、図5を参照して制御系の構成につい
て説明する。フィニッシャ1の制御部10は、上述した
搬送モータ25、幅寄せモータ73、排出モータ93の
回転制御を行うとともに、文書検知センサ28、ホーム
ポジションセンサ76,95の検知信号を入力する。ま
た、ステープラ部8の綴じ込み動作を制御する。
【0022】また、文書排出装置Aは、フィニッシャ1
の制御部10に対して以下の信号を送出している。すな
わち、フィニッシャ1の動作を文書に綴じ込み動作を行
って積載するステープラモードと、綴じ込み動作を行わ
ずに積載だけ行うスタックモードとのいずれか一方のモ
ードに指定するモード指定信号S1と、文書のサイズを
指定するサイズ信号S2と、文書排出装置から排出する
文書の枚数を指定する枚数信号S3と、文書の長手方向
が搬送方向と平行な姿勢か、直角な姿勢かを指定する姿
勢信号S4とを送出している。
【0023】制御部10は、上記サイズ信号S2及び姿
勢信号S4により設定される文書のサイズ及び姿勢に対
応して、幅寄せモータ73の回転量を制御することによ
り、後述する幅寄せ動作を適切に行うようにしている。
また、制御部10は、上記枚数信号S3により文書排出
装置Aから排出される文書の枚数を認識するとともに、
文書検知センサ28の検知信号に基づいて取り込んだ文
書の枚数を計数し、取り込んだ文書が文書排出装置Aか
ら排出された最後の文書か否かを識別する。さらに、制
御部10は、文書排出装置Aに対して、文書をフィニッ
シャ1に排出する動作の待機を指令するビジー信号S5
を送出する。これは、フィニッシャ1の動作が文書排出
装置Aから排出される文書によって妨害されないように
するためである。
【0024】図6は、ステープラモードの動作を示すタ
イムチャートであり、図7〜図12は、ステープラモー
ドの動作を説明する平面図であり、図13及び図14
は、文書排出動作を説明する正面図である。また、図1
5は、スタックモードの動作を示すタイムチャートであ
る。
【0025】次に、図1〜図14を参照してステープラ
モード動作の説明を行う。まず、図6に示すように、時
点t1において、文書排出装置Aからフィニッシャ1の
制御部10に対してステープラモードを指定するモード
指定信号S1、サイズ信号S2、枚数信号S3及び姿勢
信号S4が送出される(紙面スペースの都合上、同一の
線で示している)。これにより、制御部10は、フィニ
ッシャ1の動作モードをステープラモードに設定すると
ともに、文書排出装置Aから排出される文書のサイズ、
枚数、及び姿勢を認識する。そして、制御部10は、上
記各信号S1〜S4を受け付けると、搬送モータ25の
駆動を開始して取込み部2による文書の取込み動作を開
始する。
【0026】制御部10は、上記信号S2,S4により
指定される文書のサイズ及び姿勢に対応して予め設定さ
れている回転量だけ幅寄せモータ73を駆動することに
より、ホームポジションに停止している幅寄せプレート
72を文書の側端部に近接した所定位置(以下、セット
位置という)に移動させる。なお、幅寄せプレート72
を上記セット位置に移動する理由は、文書側端部まで幅
寄せプレートを移動する距離を短縮することにより、幅
寄せ動作に要する時間を短縮するためである。
【0027】一方、図7に示すように、搬送モータ25
の駆動により取り込まれた文書Pは、矢印F方向に搬送
されて排出トレイ4及び傾斜トレイ5に排出される。こ
れにより、搬送方向の大部分が傾斜トレイ4に載置され
た文書Pは、図8に示すように、その自重により排出ト
レイ4及び傾斜トレイ5の傾斜に従って矢印R方向に移
動し、後端部が整合部3に衝接されて整合される。
【0028】文書検知センサ28は、文書Pの通過を示
す“H”状態の検知信号を出力する(時点t3〜t
4)。制御部10は、上記検知信号によって取込部2に
おける文書の通過を認識すると(時点t4)、所定時間
の経過後(時点t5)、すなわち文書Pが自重により整
合部3に衝接して安定した姿勢となった時点で、幅寄せ
モータ73の駆動を開始して文書Pを幅寄せ基準ガイド
71に衝接させて幅寄せ動作を開始する。この結果、図
9に示すように、幅寄せプレート72によって文書の側
端部が基準面に付き当てられて幅寄せされる(時点t
6)。すなわち、文書Pは、その所定部位(この場合は
隅部)がステープラ部8の綴じ込み位置に対応するよう
に位置決めされる。
【0029】次いで、制御部10は、幅寄せモータ73
を逆回転して幅寄せプレート72をセット位置に復帰さ
せる(時点t7)。この時点以降、制御部10は、取込
部2により文書Pが取込まれる度に、幅寄せ部7によっ
て時点t3〜t7に対応する幅寄せ動作を行う。
【0030】制御部10は、文書検知センサ28の検知
信号に基づいて、取り込んだ文書の枚数を計数してお
り、その計数結果が当初枚数信号S3によって認識した
枚数と一致すると、すなわち最後の文書であると判定す
ると、ビジー信号S5を文書排出装置Aに送出する(時
点t8〜t20)。これは、フィニッシャ1の幅寄せ動
作及び綴じ込み動作が完了するまで文書排出装置Aの文
書の排出を待機させるためである。
【0031】制御部10は、時点t9で文書検知センサ
28により最後の文書Pの後端部の通過を検知すると、
時点t10で幅寄せ部7により幅寄せ動作を開始させ、
時点t10-1で搬送モータ25の駆動を停止する。そし
て、幅寄せが完了した時点t11から所定時間が経過し
た時点t12では、図10に示す文書の位置関係で、ス
テープラ部8に駆動信号を与えて綴じ込み動作を開始さ
せ、時点t15で綴じ込みがなされ、時点t17でステ
ープラ部8は初期状態に復帰する。ステープラ部が、文
書排出装置から入力される枚数信号によって設定される
枚数と、文書排出装置から取り込んだ文書の枚数とが一
致したことをもって綴じ込み動作を行うようにした場合
には、ステープラ部の綴じ込みを指令する信号が不要と
なり、制御が簡素化される。上記時点t13〜時点t1
6の期間で、制御部10は、幅寄せモータ73を駆動し
て幅寄せプレート72をセット位置からホームポジショ
ンに復帰させる。
【0032】次いで、図11及び図13に示すように、
制御部10は、排出モータ93の駆動を開始して排出プ
レート91を移動させて、文書Pをその後端部が整合部
3から積載部6に到達するまで傾斜トレイ5の方向に移
動して排出する(時点t18〜t19)。この結果、図
12及び図14に示すように、傾斜トレイ5に文書Pの
後端部まで積載されると、上記傾斜トレイ5が文書Pの
自重によって付勢部材5aの付勢力に抗して矢印d方向
に回動して下降し、積載部6に文書Pの後端部が落下し
て保持される。ここで、傾斜トレイ5の下部は、前述し
た整合位置から排出位置まで下降している。すなわち、
文書Pの後端部を整合部3から積載部6に到達するまで
僅かに移送することにより、文書Pの後端部を後続する
文書の取り込みを妨げない状態で保持することができ
る。そして、制御部10は、排出モータ93を逆転させ
て、排出プレート91をホームポジションまで復帰させ
て一連の動作が終了する(時点t21)。操作者は、凹
部4bに手を差し込んで排出トレイ4に積載保持されて
いる文書を取り出すことができる。
【0033】なお、ビジー信号S5は、最後の文書の前
端部が取込み部2に到達した時点t8から(文書検知セ
ンサ28が文書Pを検知してから)、排出プレート91
がホームポジションに復帰する若干前の時点t20まで
出力される。また、上述したように、枚数信号S3で設
定される枚数と、取り込んだ文書の枚数(計数値)とが
一致したことをもってステープラ部8が綴じ込み動作を
行うので、例えば、文書排出装置からステープラ部8の
綴じ込みを指令する信号をフィニッシャに与える必要が
なく、制御が簡素化される。
【0034】次に、図15のタイムチャートを参照し
て、スタックモードの動作について説明するが、スタッ
クモードの動作は、ステープラモードの動作と異なり、
文書を綴じ込まない点のみが相違している。まず、時点
t31において、文書排出装置Aからフィニッシャ1の
制御部10に対してスタックモードを指定するモード指
定信号S1、サイズ信号S2、枚数信号S3及び姿勢信
号S4が送出される。これにより、制御部10は、フィ
ニッシャ1の動作モードをステープラモードに設定する
とともに、文書排出装置Aから排出される文書のサイ
ズ、枚数、及び姿勢を認識する。そして、制御部10
は、上記各信号S1〜S4を受け付けると、搬送モータ
25の駆動を開始して取込み部2による文書の取込み動
作を開始する。
【0035】制御部10は、上記信号S2,S4により
指定される文書のサイズ及び姿勢に対応して幅寄せプレ
ート72を文書の側端部に近接したセット位置に移動さ
せる。
【0036】一方、図7に示すように、搬送モータ25
の駆動により取り込まれた文書Pは、矢印F方向に搬送
されて排出トレイ4及び傾斜トレイ5に排出される。こ
れにより、搬送方向の大部分が傾斜トレイ4に載置され
た文書Pは、図8に示すように、その自重により排出ト
レイ4及び傾斜トレイ5の傾斜に従って矢印R方向に移
動し、後端部が整合部3に衝接されて整合される。
【0037】制御部10は、文書検知センサ28の検知
信号により取込部2における文書の通過を認識すると
(時点t34)、所定時間の経過後(時点t35)、す
なわち文書Pが自重により整合部3に衝接して安定した
姿勢となった時点で、幅寄せモータ73の駆動を開始し
て文書Pを幅寄せ基準ガイド71に衝接させて幅寄せ動
作を開始する。この結果、ステープラモードの場合と同
じく、図9に示すように、幅寄せプレート72によって
文書の側端部が基準面に付き当てられて幅寄せされる
(時点t36)。
【0038】次いで、制御部10は、幅寄せモータ73
を逆回転して幅寄せプレート72をセット位置に復帰さ
せる(時点t37)。この時点以降、制御部10は、取
込部2により文書Pが取込まれる度に、幅寄せ部7によ
って時点t33〜t37に対応する幅寄せ動作を行う。
【0039】制御部10は、文書検知センサ28の検知
信号に基づいて、取り込んだ文書の枚数を計数してお
り、その計数結果が当初枚数信号S3によって認識した
枚数と一致すると、すなわち最後の文書であると判定す
ると、ビジー信号S5を文書排出装置Aに送出する(時
点t38〜t48)。これは、フィニッシャ1の幅寄せ
動作が完了するまで文書排出装置Aの文書の排出を待機
させるためである。
【0040】制御部10は、時点t39で文書検知セン
サ28により最後の文書Pの後端部の通過を検知する
と、時点t40で幅寄せ部7により幅寄せ動作を開始さ
せ、時点t41で搬送モータ25の駆動を停止する。一
方、制御部10は、幅寄せ動作が完了した時点t42か
らは、幅寄せモータ73を逆方向に駆動して幅寄せプレ
ート72をセット位置からホームポジションに復帰させ
る(時点t42〜時点t48)。
【0041】図11及び図13に示すように、時点t4
3で、制御部10は、排出モータ93の駆動を開始して
排出プレート91を移動させて、文書Pをその後端部が
整合部3から積載部6に到達するまで傾斜トレイ5の方
向に移動して排出する(時点t43〜t45)。この結
果、図12及び図14に示すように、傾斜トレイ5に文
書Pの後端部まで積載されると、上記傾斜トレイ5が文
書Pの自重によって付勢部材5aの付勢力に抗して矢印
d方向に回動して下降し、積載部6に文書Pの後端部が
落下して保持される。ここで、傾斜トレイ5の下部は、
前述した整合位置から排出位置まで下降している。すな
わち、文書Pの後端部を整合部3から積載部6に到達す
るまで僅かに移送することにより、文書Pの後端部を後
続する文書の取り込みを妨げない状態で保持することが
できる。次に、制御部10は、排出モータ93を逆転さ
せて、排出プレート91をホームポジションまで復帰さ
せて一連の動作が終了する(時点t45〜時点t4
7)。操作者は、凹部4bに手を差し込んで排出トレイ
4に積載保持されている文書を取り出すことができる。
【0042】なお、ビジー信号S5は、最後の文書の前
端部が取込み部2に到達した時点t38から(文書検知
センサ28が文書Pを検知してから)、排出プレート9
1がホームポジションに復帰する若干前の時点t46ま
で出力される。
【0043】上述したように、文書排出装置Aから排出
された文書Pは、取込部2によって傾斜トレイ5上に搬
送されると、文書の自重により、傾斜トレイ5の傾斜に
沿って下方に移動し、整合部3に後端部が衝接して整合
される。次いで、幅寄せ部7によって搬送方向と直角方
向に幅寄せされることにより、後端側及び幅方向一端側
が所定位置に位置決めされる。したがって、従来装置と
異なりパドルやローラ及びそれを回転駆動するモータ等
が不要であり、文書の整合及び位置決めを簡素な構成で
行うことができる。また、ステープラ部8の綴じ込み位
置に対応する所定位置に位置決めされた文書は、ステー
プラ部8により綴じ込まれる。このため、従来装置と違
ってステープラ部8を移動させる手段が不要であり簡素
な機構で済み、ステープラの移動に要する待機時間も不
要となる。さらに、ステープラ部8により綴じ込みがな
された文書は、排出部9により傾斜トレイ5上に排出さ
れると、傾斜トレイ5の下部が文書重量により下降する
ので、文書が僅かな移送により、整合部3から積載部6
に移動して、文書Pの後端部が後続する文書の取り込み
を妨げない状態で保持される。したがって、簡素な構成
で文書を傾斜トレイ5上に積載することができるととも
に、ステープラ部8と傾斜トレイ5及び排出トレイ4と
を近接させて設けることができ、従来装置に比較して水
平方向のスペースを縮小することができる。また、文書
排出装置から排出された文書を取り込んでから綴じ込み
を経て積載部に排出するまでに要する処理時間が非常に
短縮される。
【0044】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のフィニッ
シャによれば、文書排出装置から排出された文書を取込
部によって傾斜トレイ上まで取込むだけで、文書は、そ
の自重により、傾斜トレイの傾斜に沿って下方に移動し
て文書の後端部が整合部に衝接して整合される。また、
文書は、幅寄せ部によって搬送方向と直角方向に幅寄せ
されて、ステープラ部の綴じ込み位置に対応する所定位
置に位置決めされて、ステープラ部により綴じ込まれ
る。このため、従来装置と違って整合部及びステープラ
部が簡素な機構で済み、ステープラの移動に要する待機
時間も不要となる。さらに、文書が排出部から整合部に
近接した傾斜トレイ上に排出されると、傾斜トレイの下
部が文書重量により下降するので、文書は、整合部から
積載部に移動されるとともに、後続の文書の取り込みを
妨げない位置に保持される。この結果、文書排出装置か
ら排出された文書を取り込んでから綴じ込みを経て積載
部に排出するまでに要する処理時間が非常に短縮され
る。すなわち、文書の整合、位置決め、綴じ込み及び積
載を簡素な構成で行うことができるので、製造コストを
減らすことができる。また、上記構成によりステープラ
部と傾斜トレイとを近接させて設けることができるた
め、従来装置に比較して水平方向のスペースを縮小して
筐体を小型化することができる。さらに、文書に対する
処理時間を短縮することができる
【0045】また、排出トレイが、整合部の後方に位置
する基端部を基準として、排出される最大文書の搬送方
向の長さの約半分の位置に軸受部が設けられており、傾
斜トレイが、その上端部が軸受部によって回動自在に支
持されている場合には、傾斜トレイは、その上に排出さ
れた文書のサイズ及び姿勢に関わらず文書の重量によっ
てスムーズに回動される。
【0046】幅寄せ部が幅寄せ方向の力を文書に付与す
る際の力点の位置が、文書の重心位置よりも後端部寄り
で整合部の領域内である一点に設定されている場合に
は、幅寄せ部の力点の位置を文書のサイズ及び姿勢に対
応させて変化させる必要がなく、幅寄せ部の構成を簡素
化できる。すなわち、文書排出装置からフィニッシャに
対してサイズ及び姿勢の異なる文書が混在して排出され
る場合であっても、幅寄せ動作は影響を受けることがな
い。
【0047】排出部が、文書をその一側端部が幅寄せ基
準ガイドに案内された状態で傾斜トレイ方向に移動する
ように、傾斜トレイ方向の力を文書の後端部の一点に付
与する場合には、排出部が文書に力を与える部分が一点
で済むため排出部の構成を簡素化できる。
【0048】文書排出装置から入力されるサイズ信号及
び姿勢信号に基づいて、文書排出装置から取り込む文書
のサイズ及び姿勢を認識しており、幅寄せ部が、幅寄せ
動作に先立って、幅寄せ方向の力を文書に付与するため
の幅寄せプレートを文書の側端部から退避したホームポ
ジションよりも文書の側端部に近接した、かつ、文書の
サイズ及び姿勢に対応して定められているセット位置に
移動する場合には、幅寄せ動作に要する時間を短縮化す
ることができる。
【0049】ステープラ部が、文書排出装置から入力さ
れる枚数信号によって設定される枚数と、文書排出装置
から取り込んだ文書の枚数とが一致したことをもって綴
じ込み動作を行うようにした場合には、文書排出装置が
ステープラ部の綴じ込みを指令する信号をフィニッシャ
に与える必要がなく、制御が簡素化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフィニッシャの実施の形態の概略構成
を示す平面図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】図1の要部説明図である。
【図4】図1を矢視X−X方向から見た要部拡大図であ
る。
【図5】同実施の形態の制御系の構成を示すブロック図
である。
【図6】ステープラモードの動作を示すタイムチャート
である。
【図7】ステープラモードの動作(取込み)を説明する
平面図である。
【図8】ステープラモードの動作(整合)を説明する平
面図である。
【図9】ステープラモードの動作(幅寄せ)を説明する
平面図である。
【図10】ステープラモードの動作(綴じ込み)を説明
する平面図である。
【図11】ステープラモードの動作(排出)を説明する
平面図である。
【図12】ステープラモードの動作(積載)を説明する
平面図である。
【図13】文書排出動作の過程を説明する正面図であ
る。
【図14】文書排出動作の過程を説明する正面図であ
る。
【図15】スタックモードの動作を示すタイムチャート
である。
【符号の説明】
1 フィニッシャ 2 取込部 3 整合部 4 排出トレイ 5 傾斜トレイ 6 積載部 7 幅寄せ部 8 ステープラ部 9 排出部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プリンタ、複写機又はファクシミリ装置等
    の文書排出装置から排出される文書を取り込んで整合す
    るとともに、整合されたひとまとまりの文書をステープ
    ラにより綴じ込むフィニッシャにおいて、 前記文書排出装置から排出される文書を取込んで後方に
    搬送する取込部の後方直下に設けられて、前記文書の後
    端部を整合する垂直ガイド面及び前記垂直ガイド面の下
    端部から直角後方に延設されて前記文書の後端部を保持
    する水平ガイド面を備える整合部と、 前記整合部の水平ガイド面の終端部の下方に設けられて
    前記文書の後端部を保持する積載部と、 前記整合部の後方に、前記文書の搬送方向に向かって上
    り傾斜するように設けられた排出トレイと、 前記積載部上面から前記排出トレイの中間部まで上り傾
    斜し、下端部が前記整合部の水平ガイド面とほぼ同じ高
    さの位置から低い位置まで昇降自在に設けられるととも
    に、前記水平ガイド面とほぼ同じ高さとなる整合位置に
    常時付勢され、かつ、積載された文書の重量により前記
    下端部が前記積載部内方に位置する排出位置まで下降さ
    れる傾斜トレイと、 前記傾斜トレイ上に排出された文書の後端部が前記整合
    部の垂直ガイド面に衝接して整合された状態で、文書の
    搬送方向と平行に設けられた幅寄せ基準ガイドに衝接し
    て幅寄せする幅寄せ部と、 前記幅寄せ部により所定位置に幅寄せされた文書に綴じ
    込み動作を行うステープラ部と、 前記整合部に存在する文書を、その後端部が前記積載部
    に到達するまで前記傾斜トレイ方向に移動する排出部と
    を有し、 前記取込部により取込まれた文書は、その搬送方向の大
    部分が前記傾斜トレイ上まで搬送されるとともに、前記
    文書の後端部が前記整合部の水平ガイド面上に着地する
    ように、前記整合部及び前記傾斜トレイ間の距離が設定
    してあること、を特徴とするフィニッシャ。
  2. 【請求項2】排出トレイは、整合部の後方に位置する基
    端部を基準として、排出される最大文書の搬送方向の長
    さの約半分の位置に軸受部が設けられており、 傾斜トレイは、その上端部が前記軸受部によって回動自
    在に支持されていること、 を特徴とする請求項1記載のフィニッシャ。
  3. 【請求項3】幅寄せ部が幅寄せ方向の力を文書に付与す
    る際の力点の位置は、文書の重心位置よりも後端部寄り
    で、かつ整合部の領域内にある一点に設定されているこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項2記載のフィニッシ
    ャ。
  4. 【請求項4】排出部は、前記文書をその一側端部が幅寄
    せ基準ガイドに案内された状態で前記傾斜トレイ方向に
    移動するように、傾斜トレイ方向の力を前記文書の後端
    部の一点に付与することを特徴とする請求項1〜請求項
    3のいずれかに記載のフィニッシャ。
  5. 【請求項5】文書排出装置から入力されるサイズ信号及
    び姿勢信号に基づいて、前記文書排出装置から取り込む
    文書のサイズ及び姿勢を認識しており、 前記幅寄せ部は、幅寄せ動作に先立って、幅寄せ方向の
    力を文書に付与するための幅寄せプレートを文書の側端
    部から退避したホームポジションよりも文書の側端部に
    近接した、かつ、前記文書のサイズ及び姿勢に対応して
    定められているセット位置に移動することを特徴とする
    請求項1〜請求項4のいずれかに記載のフィニッシャ。
  6. 【請求項6】ステープラ部は、文書排出装置から入力さ
    れる枚数信号によって設定される枚数と、前記文書排出
    装置から取り込んだ文書の枚数とが一致したことをもっ
    て綴じ込み動作を行うようにしたことを特徴とする請求
    項1〜請求項5のいずれかに記載のフィニッシャ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007176702A (ja) * 2005-12-01 2007-07-12 Canon Inc シート処理装置と画像形成装置
US7380786B2 (en) 2000-11-30 2008-06-03 Ricoh Company, Ltd. Sheet-like medium alignment apparatus
JP2013028456A (ja) * 2011-07-29 2013-02-07 Canon Inc シート積載装置及び画像形成システム

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