JPH09151019A - プリントシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 通常のシートと同じ出力に送出されるパージ
シートを処理方向にオフセットして分離しやすくする。 【解決手段】 プリント装置１２は制御システム１００
及び出力システムを有する。出力システムは処理方向シ
ートオフセット装置１０を含み、該処理方向シートオフ
セット装置は制御システムによって制御されてスタッキ
ングトレイ１５のパージシート４４を通常ジョブセット
シートに対して処理方向に自動的にオフセットし、パー
ジシートは目につきやすく、通常のプリントジョブセッ
ト内の通常プリントジョブセットシートから除去できる
ように掴みやすく、プリント装置はプリントを続けてパ
ージシートの上に通常プリントジョブセットシートを出
力する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】開示されているのは、プリン
タ、コピー機又は他の複製（複写）装置（以後プリン
タ）のフィニッシャの一部である共有の出力トレイ内の
通常の所望されるプリントシートからパージシート（pu
rge sheet)を分離するための改良されたシステムであ
る。開示される実施の形態においては、パージシート
は、別のパージトレイ及び該トレイに関連するペーパー
パス及びゲートを必要とせずに、容易に目に見え且つ処
分するために除去できるように、保持されるシートと対
照的に通常のプリントシートから処理方向に実質的にオ
フセットされる。

【０００２】

【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】開示さ
れたシステムは、１９９１年９月３日に発行されたカー
ラジェイ．キンダー等（Carla J. Kinder et al.) によ
るゼロックスコーポレーション（XEROXCORPORATION)の
米国特許第５，０４５，８８１号である "System for S
egregating Purged Sheets and Continued Printing"の
改良である。この特許に開示されるように、これらのパ
ージシートは適切にプリントされたシートと同じトレイ
に誘導されるが、更なる適切なコピーシートが同じトレ
イ内の前のパージシートの上にスタックされる場合はプ
リントは続けられない。

【０００３】対照的に、今回開示されたシステムでは、
プリントは連続的であるか又は欠陥のあるシート（例え
ば、誤った順序でプリントされたシート、欠陥画像のあ
るシート又はジャムサイトの下流に位置するシート）の
パージの直後に再開される。即ち、ここでは全てのパー
ジシートは残りのシートのスタック全てからかなりの距
離だけ処理方向に突き出ているため、連続して適切にプ
リントされたシートはプリントされ続けて同じトレイの
パージシートの上に配置される。即ち、パージシートは
スタックの他のシート全てから実質的にオフセットして
スタックされる。（これはバナーシートプリントシステ
ム（banner sheet printing system) と区別され、この
システムは１９９４年５月３１日に発行されたスティー
ブンシー．コロナ等（Steven C. Corona et al.)による
ゼロックスコーポレーションの米国特許第５，３１６，
２７９号におけるように、特別にプリントされたバナー
シートをプリントジョブセットの最初又は最後のページ
にそのジョブセットの他のシートに対して９０°回転し
たオリエンテーションでフィードする（セット当たり一
枚のシート）。）

【０００４】シート又はシートのスタックを処理方向に
オフセットするメカニズムはそれ自体公知であり、例え
ば、１９８７年８月２５日に発行されたアンザイ等（An
zaiet al.) による米国特許第４，６８８，９２４号；
１９９２年７月７日に発行されたムラマツ等（Muramats
u et al.) による米国特許第５，１２８，７６２号；１
９９２年４月２５日に発行されたナラモア等（Naramore
et al.)による米国特許第５，４０９，２０２号及びXe
ox Disclosure Journal(第１８巻，第３号，１９９３年
５月／６月，ブルースジェイ．パークス（Bruce J. Par
ks) による第２８９頁〜第２９１頁及び第１９巻，第６
号，１９９４年１１月／１２月，エム．エル．ハウエル
（M. L. Howell) による第４９７頁〜第４９８頁）の出
版物がある。最後の文献（ゼロックスディスクロージャ
ーのエム．エル．ハウエルによるもの）はスタックされ
た出力シートのトップシートをセット当たり１枚の割合
で処理方向にオフセットすることを示す。後者の三つの
文献（米国特許第５，４０９，２０２号、Xerox Disclo
sure Jounal のブルースジェイ．パークスによるもの及
びエム．エル．ハウエルによるもの）はディスクスタッ
カ／インバータシステムの使用も開示しており、該シス
テムでは処理方向オフセットが提供され、以下のシステ
ムの実施の形態に選択的に利用できるように修正されう
るメカニズムに適していることが重要である。

【０００５】パージの理由及びパージシートの出力を提
供する必要性は、上記に述べられた米国特許第５，０４
５，８８１号及び該特許で述べられた他の文献に詳細に
述べられているためここで詳細に説明する必要は無い。
プリントジョブから除去される必要がある欠陥シートの
みをパージするほうが完成した又は未完成のセット全体
を廃棄するより能率的であり且つ環境的にも正しい。更
に、複製装置の生産性を改善するためには、コントロー
ラがその入力且つペーパーパス及びジョブ入力内のセン
サから複製装置のペーパーパスに、正確に画像形成され
ていないシート又は誤った順序のシート又はジャムサイ
トの下流にあるシートがあり、複製装置のペーパーパス
にあるシートをオペレータが手で除去する煩わしさを無
くしたり減らしたりするためにマシーンから取り除かれ
るべきであると感知した場合、マシーンコントローラが
自動的にこれらのシートのパージを開始することが望ま
しい。ミスプリントのシート又は他のパージシートを自
動的にパージすることによって、パージシートを適切に
再プリントし、最小のプリント中断又はダウンタイムで
プリント動作を続けることができる。

【０００６】しかしながら、パージシートのためだけの
別個のトレイ及びペーパーパスを設ける費用及び空間を
回避することも所望される。しかし、これらの欠陥パー
ジシート又は誤った順序のパージシートを適切なプリン
トシートと混合させることはあまり望ましくなく、特に
これらのシートがセットに綴じられるためにフィニッシ
ャに誘導される場合は欠陥シート又は誤った順序のシー
トを含んだ綴じられたセット又は本全体が取り除かれな
ければならないために非常に好ましくない。

【０００７】本発明のようにパージシートを処理方向に
オフセットすることは幾つかの理由から特に望ましい。
第１に、これは、パージシートがトレイの他のシートか
ら突き出してプリントマシーンから離れており、容易に
目に見え掴むことができることを意味する。更に、出力
トレイ、スタッカ及び仕上げシステムがプリントジョブ
の横方向（横断）オフセットを提供することは一般的で
ある。パージシートが横方向にオフセットされるとする
と、これらのパージシートはユーザ又はオペレータによ
って通常の許容可能なプリントシートが横方向にオフセ
ットされたジョブと誤解される。更に、パージが通常の
シートのセットの中間、即ち、単一の連続的な丁合いド
キュメントの中間で行われなければならないとすると、
このように横方向に配置されたパージシートはオペレー
タにプリントジョブセットの開始又は終了及び／又はバ
ナー又はカバーシートと誤解される。

【０００８】別々のプリントジョブセット、特に別個の
丁合いドキュメントを互いに対して横方向にオフセット
することは公知で一般的であり、望ましい。複製装置の
出力におけるセットの横方向のオフセットの例は、例え
ば、上記に述べられた米国特許第５，４０９，２０２
号；１９９４年９月２３日にフレデリックエイ．グリー
ン（Frederick A. Green) によって出願されたゼロック
スコーポレーションの米国出願番号第０８／３１１，６
６２号及び米国特許第４，４８０，８２５号；第４，７
１２，７８６号；第５，０４４，６２５号；第５，２８
８，０６２号；第４，１１８，０２５号；第４，３１
８，５３９号；第４，８５８，９０９号；第４，８６
１，２１３号；第５，００７，６２５号；第５，０３
７，０８１号及び第５，３２８，１６９号である。

【０００９】対照的に本システムでは、パージされるシ
ートは良好なシートと同じ出力に送出され、パージシー
トは出力のスタックに配置されると処理方向のみにオフ
セットされる。従って、パージシートはドキュメントセ
ットの中間でもパージされるが、別の通常のプリントジ
ョブセット間の横方向のオフセットと対照的にパージシ
ートとして明確に認識できる。

【００１０】

【課題を解決するための手段】本明細書中に開示された
特定の実施の形態の特定の特徴は、制御システムを有し
複数の通常プリントジョブセットシートを処理方向に出
力するプリント装置を提供することであり、前記プリン
トシステムはスタッキングトレイを伴う出力システムを
有し、前記プリント装置から出力される前記プリントジ
ョブセットシートは前記スタッキングトレイにスタック
され、前記プリント装置は同じスタッキングトレイに前
記制御システムによって取り除かれることが決定した所
望されないプリントジョブセットシートであるパージシ
ートも出力し、改良においては、前記出力システムは処
理方向シートオフセット装置を含み、前記処理方向シー
トオフセット装置は前記制御システムによって制御され
て前記スタッキングトレイの前記パージシートを前記通
常プリントジョブセットシートに対して前記処理方向に
自動的に実質的にオフセットし、前記パージシートは目
につきやすく、通常のプリントジョブセット内の前記通
常プリントジョブセットシートから除去できるように掴
みやすく、前記プリント装置はプリントし続け前記パー
ジシートの上に前記通常プリントジョブセットシートを
出力する。

【００１１】本明細書中に開示される特定の実施の形態
によって提供される更なる特定の特徴は個々に又は組み
合わせで前記通常プリントジョブセットを前記処理方向
の横方向に自動的にオフセットし、前記パージシートを
前記処理方向にオフセットすることを含み、及び／又は
前記出力システムは、前記通常プリントジョブセットを
ステイプリングラインに沿ってオプションでステイプリ
ングするセットステイプリングシステムを含み、前記パ
ージシートは前記ステイプリングラインを越えて処理方
向にオフセットされるため、前記パージシートはステイ
プリングされずステイプリングされた通常プリントジョ
ブセットから人の手で容易に除去されることを含み、及
び／又は前記処理方向シートオフセット装置は相互作用
する位置変化可能シートエッジストップを伴ったディス
クスタッカを有し、及び／又は前記出力システムは通常
プリントジョブセットをステイプリングするプリントジ
ョブセットステイプリングシステムを有し、前記処理方
向シートオフセットシステムは前記パージシートを前記
処理方向に十分な距離だけオフセットして通常プリント
ジョブセット内の前記パージシートのステイプリングを
避ける。

【００１２】上記に示された技術及び広範囲な他の技術
に示されるように、コピー機及び他の複製装置を含んだ
プリンタのシート処理システムの制御は、単純なプログ
ラムコマンドに直接的又は間接的に応答したコピー機か
らの信号及びオペレータによる従来通りのスイッチ入
力、例えばそのランでコピーされるコピーの枚数を選択
するスイッチ、片面コピー又は両面コピーを選択するス
イッチ、ドキュメントが片面か両面かを選択するスイッ
チ、コピーシート供給トレイを選択するスイッチ等を選
択的に動作させたりさせなかったりすることによる信号
によって該プリンタを従来通りに動作させることによっ
て達成される。結果的にコントローラ信号は、従来のソ
フトウェアプログラミングによって種々の従来の電気ソ
レノイド又はカム制御シートデフレクターフィンガ、モ
ータ及び／又はクラッチを選択されたステップ又はプロ
グラムされたシーケンスで動作させる。当該技術分野で
は公知であるように、コントローラに接続する従来のシ
ートパスセンサ又はスイッチは該コントローラと協働
し、タイミングを感知し、複製装置のシート位置を制御
し、シートの概略的な位置を記録し、完成したドキュメ
ントセットコピーの数を数え、ミスフィード、ジャム、
誤った順序のシートを検出するために利用される。従っ
て、コントローラがどのシートが良好なシートの通常の
出力に加えられるかではなく、プリンタからパージされ
るべきかを決定することも公知である。

【００１３】

【発明の実施の形態】本明細書中では、 "シート”とい
う用語は普通、予めカットされているか又はウェブでフ
ィードされる紙、プラスチック又は画像に適切な他の物
理的基体の薄い物理的なシートのことである。 "コピー
シート”は "コピー”と略される。 "ジョブ”とは関連
するシートのセットのことで、普通は原稿のシートのセ
ットからコピーされた丁合いコピーセット又は特定のユ
ーザ又は関連するユーザからの電子ドキュメントページ
画像からコピーされた丁合いコピーセットである。

【００１４】本発明の装置又はその代替物の特定のハー
ドウェア要素に関しては、一般的にはこのような特定の
ハードウェア要素のいくつかは他の装置又はアプリケー
ションでそれら自体が公知であり、本明細書中で追加的
又は選択的に使用され、本明細書中で述べられる技術に
よるものを含む。本明細書中に述べられた全ての文献は
参照として本明細書中に援用され、追加の又は代わりの
詳細、特徴及び／又は技術背景の適切な教示に適してい
る。

【００１５】上記に述べられた種々の特徴及び更なる特
徴及び利点は請求の範囲と共に以下の例に述べられる特
定の装置及びその動作から明らかになるであろう。従っ
て、本発明は図面（縮尺は概略的である）を含んだこの
実施の形態の記述からより理解される。

【００１６】図１の例示的なパージシート分離システム
１０を参照すると、公知のプリンタ及び出力の殆どは本
システムを含むため、プリンタ１２が概略的に示され
る。一般的なプリンタ１２の出力１３は単一のスタッキ
ングトレイ１５を有する例示的な仕上げモジュール１４
に直接フィードされ、例示的なパージシート分離システ
ム１０はここではこの例示的な仕上げモジュール１４の
一部である。ここで、この例示的な仕上げモジュール１
４は、上記に述べられた米国特許第５，４０９，２０２
号におけるように、デスクスタッカインバータ及びステ
ープラ出力を含む。通常の、即ち良好なプリントシート
はこの特許でより詳細に説明されるように処理される。
即ち、入ってくるシートは回転デスク１８のスロット１
６によって一回に一枚捕獲され、通常の位置合わせ位置
に到達するまで該回転ディスクの周りをフィードされ
る。この通常の処理方向位置合わせ位置は、シートのリ
ードエッジをフィンガ１９で停止させることによって定
められる。従って、シートは通常はステープラ２０によ
るステイプリングのためにスタックの状態で停止する。
セットがステープルされた後、該セットはフィンガ１９
の動作によってトレイ１５に押し出される。

【００１７】分離した又は個々の良好なプリントジョブ
セット（パージシートは含まれない）を含んだ別々のス
タックの横方向オフセットは、米国特許第５，４０９，
２０２号及び／又は図３に説明されている。図３の公知
のシステムでは、モータＭは溝の付いた筒形カム３０を
回転させ、該カムにはピン３２（トレイ１５に接続す
る）が乗る溝が付けられ、トレイ１５は横方向トラック
又はランナに通常通りに取り付けられ横方向に往復移動
する。モータＭは各セットの最終シートが出力され、セ
ットが仕上がり、完全にトレイ１５の上に乗せられた後
に短時間動作し、その結果トレイ１５は横方向にシフト
して次のセットは区別されやすいように前のセットから
横方向にオフセットされる。

【００１８】パージシート（のみ）の（前記横方向とは
対照的に）処理方向へのオフセットの例示的なシステム
１０を参照すると、図１にはピボット動作可能パージア
ーム４０が示されており、該アームは通常は非動作位置
（点線の位置で例示される）にあるが、パージシート４
４（単数又は複数）の出力を知らせるマシーンコントロ
ーラ１００によるソレノイド４２の電気的動作によって
（実線位置で例示されるように）回転ディスク１８のス
ロット１６の方向にピボット動作して前進する。この動
作位置で、パージアーム４０の端部はフィンガ１９によ
って定められる通常の処理方向位置合わせ及びスタック
位置よりかなり前で各パージシート４４のリードエッジ
を停止させる。即ち、動作するパージアーム（単数又は
複数）４０の動作端部はフィンガ１９の手前で延び、ソ
レノイド４２がプリンタ１２のコントローラ１００から
の電気パージ信号によって動作する時だけパージシート
４４がフィンガ１９に到達する前に該シートを停止させ
る。従って、パージシート４４は他の全てのシートより
かなり前で回転ディスク１８の外へ落ち、図１及び図２
に示されるように全てのスタックの他の全てのシートか
ら処理方向に突出する。

【００１９】上記に説明されたシステムによって、ジョ
ブセットの中間のパージシート（単数又は複数）でも処
理が可能になる。該システムはパージシートを処理方向
にオフセットするため、該パージシートは容易に目に見
え、オペレータが除去できるように掴みやすく、使用可
能、即ち良好なシートから明確に区別される。このシス
テムはパージシートを別個のパージトレイに方向づけた
り不完全なセット全体を捨てる必要が無い。

【００２０】本明細書中に開示された特定の処理方向又
は前方向オフセットシステムは単なる例示に過ぎず、他
の処理方向オフセットシステム、例えば上記の特許に開
示されたシステム又は排出ローラの速度を瞬間的に上げ
るシステムも利用される。しかしながら、開示されたシ
ステムは従来のダウンヒル重力スタッキングシステムに
比べて処理方向のスタッキング制御の点では有益であ
る。

【００２１】上記に述べられた米国特許第５，４０９，
２０２号にも述べられているように、開示された出力ス
タッキングシステムは、セットが出力トレイで完全にス
タックされる前に、通常プリントジョブセットのシート
をステイプリングラインに沿って一つ以上の後端位置で
任意にステイプリングするステイプラ６０を含むことが
好ましい。パージシート４４はパージシートの内側、即
ち後端部がステイプリングラインを越えてスタックされ
るようにオフセット距離だけ処理方向に自動的にオフセ
ットされることが望ましく、結果としてパージシートは
ステイプルされず、ステイプルされた通常のプリントジ
ョブセットから人の手で容易に除去され得る。或いは、
パージシートがスタックされているプリントジョブセッ
トのステイプリングを止めてもよい。

【００２２】本発明は特定の実施の形態に関連して述べ
られてきたが、多くの代替物、修正及び変更は当該技術
分野の技術者には明らかである。請求の範囲内の代替
物、修正及び変更を全て含むことが意図される。

【図面の簡単な説明】

【図１】共有出力プリントシステムの一つの例の概略正
面図であり、該プリントシステムは出力モジュール及び
同じトレイ内の良好なシートから区別されたパージシー
トを処理方向にオフセットする本発明のシステムの一つ
の例を有し、本発明のシステムはこの例ではディスクス
タッカインバータフィニッシャ出力モジュールの一部で
ある。

【図２】図１の出力モジュールの内部の拡大図であり、
図１と対照的に、パージシートをオフセットする本シス
テムの実線で示される非動作位置と仮想線で示される動
作位置が示される。

【図３】図１及び２の実施の形態の部分端面図であり、
この例では本発明のパージシートの処理方向オフセット
と組み合わせられる公知の横方向（横断）セットオフセ
ットの横方向トレイ往復カムシステムの形態である。

【符号の説明】

１０ プリントシート分離システム １２ プリンタ １５ トレイ ２０ ステープラ ４４ パージシート １００ コントローラ

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 制御システムを有し複数の通常プリント
   ジョブセットシートを処理方向に出力するプリント装置
   を有するプリントシステムであって、前記プリントシス
   テムはスタッキングトレイを伴う出力システムを有し、
   前記プリント装置から出力された前記プリントジョブセ
   ットシートは前記スタッキングトレイにスタックされ、
   前記プリント装置は同じスタッキングトレイに前記制御
   システムによって取り除かれることが決定した所望され
   ないプリントジョブセットシートであるパージシートも
   出力し、前記出力システムは処理方向シートオフセット
   装置を含み、前記処理方向シートオフセット装置は前記
   制御システムによって制御されて前記スタッキングトレ
   イの前記パージシートを前記通常プリントジョブセット
   シートに対して前記処理方向に自動的に実質的にオフセ
   ットし、前記パージシートは目につきやすく、通常のプ
   リントジョブセット内の前記通常プリントジョブセット
   シートから除去できるように掴みやすく、前記プリント
   装置はプリントし続け前記パージシートの上に前記通常
   プリントジョブセットシートを出力する、プリントシス
   テム。
2. 【請求項２】 前記出力システムは、前記通常プリント
   ジョブセットを前記処理方向の横方向に自動的にオフセ
   ットし、前記パージシートを前記処理方向にオフセット
   する、請求項１記載のプリントシステム。
3. 【請求項３】 前記出力システムは、前記通常プリント
   ジョブセットをステイプリングラインに沿ってオプショ
   ンでステイプリングするセットステイプリングシステム
   を含み、前記セットステイプリングシステムにおいて前
   記パージシートは前記ステイプリングラインを越えて処
   理方向にオフセットされるため、前記パージシートはス
   テイプリングされずステイプリングされた通常プリント
   ジョブセットから人の手で容易に除去される、請求項１
   記載のプリントシステム。