JPH09149579A - モータ - Google Patents

モータ

Info

Publication number
JPH09149579A
JPH09149579A JP32514795A JP32514795A JPH09149579A JP H09149579 A JPH09149579 A JP H09149579A JP 32514795 A JP32514795 A JP 32514795A JP 32514795 A JP32514795 A JP 32514795A JP H09149579 A JPH09149579 A JP H09149579A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
fixing
rotor
frame
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32514795A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Kimura
徹 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP32514795A priority Critical patent/JPH09149579A/ja
Publication of JPH09149579A publication Critical patent/JPH09149579A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Brushless Motors (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 組立が容易で、モータが装着されるべき他の
装置に対する固定作業を簡単に行えるモータを提供する
こと。 【解決手段】 一方向に延びるキャプスタン軸27と、
このキャプスタン軸と直交する方向に延びるフレーム部
29を有し、フレーム部はロータ22の外形よりも外側
まで延びていて、このロータの外形より外側の箇所に:
固定部29aを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえばVTRの
キャプスタンモータとして用いることができるモータに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、VTRに用いられてVTRテープ
を送るためのキャプスタンモータとしては、図3に示す
ようなコアレス構造の偏平ブラシレスモータが用いられ
る。このコアレスモータ1は、ロータ2と、ステータ3
とから構成されている。
【0003】ステータ3は、中央に貫通孔を有する基板
の裏面にコイル5が装着されている。この基板4には、
コイル5の駆動電流等を供給するのに必要な回路が形成
されている。基板4から垂直に起立するように、軸受け
ハウジング6が設けられており、その先端側に、ロータ
2から延びる回転軸としてのキャプスタン軸7が上記貫
通孔を挿通させて、軸受け部材8,8を介して回転可能
に取り付けられている。この軸受けハウジング6の基部
には、一体に形成された取付け部14が設けられてお
り、取付け部14は取付け孔14aを備えている。
【0004】ロータ2は、図4の底面図に示すように、
ほぼ円形の金属ヨーク11の上面に、リング状に形成さ
れ且つ周方向に沿ってN極,S極が交互に多極着磁され
たマグネット13を有している。そして、このロータ2
には、上記キャプスタン軸7の基端側が固定されてい
る。
【0005】このようなモータ1は、上記基板4を介し
て、各コイル5に駆動電流が供給され、誘導磁界が転極
されることで、ロータ2が回転される。これにより、キ
ャプスタン軸7も回転され、このキャプスタン軸7の外
周に接触するように配されるビデオテープ(図示せず)
を送ることができる。
【0006】このようなモータ1を例えばVTR等のキ
ャプスタンモータとして使用するためには、モータ1を
図5に示すようにして取付けていた。モータ1を取り付
けるための機器である例えばVTRの取付け面としての
メカデッキシャーシ(の水平板部)15には、比較的大
きな貫通孔15bと取付け用のネジ孔15aが設けられ
ている。この貫通孔15bにモータ1のキャプスタン軸
7及び軸受けハウジング6を通し、下側,すなわちメカ
デッキシャーシ15の水平部の下側から、そのネジ孔1
5aに対して、モータ1の取付け部14の取付け孔14
aを位置合わせし、固定用ビスを締結する等して固定し
ていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構造であると、メカデッキシャーシ15の水平板部
の裏側から、モータ1の取付け部14を位置合わせしな
ければならず、固定作業が煩雑であるという問題があっ
た。また、モータ1では、基板4を軸受けハウジング6
に対して締結する場合、コイル5が配置されている箇所
を避けて、それより内側でビスにより固定するといった
手法をとっていた。このため、基板4と軸受けハウジン
グとの固定スペースが極めて狭隘となり、特に小型のキ
ャプスタンモータでは、このような締結作業が困難であ
った。
【0008】本発明は上記課題を解消するためになされ
たものであり、組立が簡単で、モータが装着されるべき
他の装置に対する固定作業が容易であるモータを提供す
ることを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明にあ
っては、一方向に延びる回転軸を有するロータ部と、ス
テータ部の一部を構成し、前記回転軸の基端側におい
て、前記回転軸と直交する方向に延びるフレーム部と、
前記フレーム部の端部であって、少なくとも前記ロータ
部の外形よりも外側の位置に設けられており、このフレ
ーム部を他の装置に固定するための固定部とを備えるモ
ータにより、達成される。
【0010】上記構成によれば、フレーム部(軸受けハ
ウジングの一部)がロータ部の外形の外側の位置に固定
部を有していることから、他の装置,例えばVTRのシ
ャーシに対してその取付け面の上面(表面)側から固定
できる。さらに、フレーム部(軸受けハウジングの一
部)がロータ部の外形の外側まで位置させることができ
るので、この箇所を利用してロータ側にコイルを配置す
る場合、このコイルの基板と軸受けハウジングとを締結
できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下に述べ
る実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技
術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の
範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の
記載がない限り、これらの態様に限られるものではな
い。
【0012】図1及び図2は、本発明のモータの好まし
い実施の形態を示しており、図1はその概略断面図、図
2はその底面図であり、図1は図2のA−A線に沿った
断面を示している。図2において、モータ20は、たと
えばVTRのキャプスタンモータとして用いられる偏平
コアレス構造のモータで、偏平ブラシレスモータであ
る。
【0013】モータ20は、ロータ22と、ステータ2
3とにより、構成されている。まず、ロータ22につい
て説明する。図1において、ロータ22は回転軸とし
て、図において上方に延びる回転軸としてのキャプスタ
ン軸27を有している。このキャプスタン軸27は、そ
の基端部がロータボス35を介してロータヨーク21に
固定されている。ロータヨーク21は周囲に低い起立部
を有する円板状,もしくはリング状の導通性金属,例え
ば鉄板でなり、その上面にリング状のマグネット33が
装着固定されている。このリング状のマグネット33
は、N極とS極が交互に多極着磁されていて、たとえば
8極ないし12極が形成されている。
【0014】上記ロータヨーク21の周囲にはさらに回
転検出用の永久磁石(FGマグネット)34が固定され
ている。このFGマグネット34は、リング状に形成さ
れ、その外周には、周方向に沿ってN極とS極が交互に
多極着磁されている。したがって、このFGマグネット
34がロータヨーク21と共に回転すると、図2に示す
ステータ側の基板に装着された磁気抵抗効果型素子(M
Rセンサ素子)37の出力に基づいてその回転検出がさ
れるようになっている。
【0015】次に、ステータ23を説明する。ステータ
23は、上記キャプスタン軸27の延びる方向,即ち図
1の上下の方向に沿って延びるように(軸受け)ハウジ
ング26が設けられている。ハウジング26は、キャプ
スタン軸の周囲の一部をカバーするようになっており、
しかも軸受けメタル28,28を介してキャプスタン軸
27を中心線Cの周囲に回転可能に支持している。ま
た、キャプスタン軸27の先端部は、ハウジング26の
先端に固定されるスラスト板36に当接しており、その
スラスト方向の移動が規制されるようになっている。
【0016】上記ハウジング26の図1において下部
(基端側)は、キャプスタン軸27の延びる方向(図に
おいて水平な方向)で、しかも中心線Cと直交する方向
に一体に延長されており、全体としてフレーム部29を
構成している。このフレーム部29は、たとえば普通の
鉄板、たとえばケイ素鋼板より作られている。このフレ
ーム部29の端部は後述するコイルや上記ロータヨーク
21の外形より外側まで延びており、この端部付近に固
定部としての貫通孔29a,29aが設けられている。
【0017】さらに、このフレーム部29の図1におい
て下面には、中央部に貫通孔を有する基板24が図1の
Pの位置にて、フレーム29に対してビス等により固定
されるようになっている。基板24にはコイルに駆動電
流等を供給するための所定の回路が形成されており、コ
イル25が例えば6個ないし9個、この基板24の下面
に固定されている。各コイル25は、ロータ側のマグネ
ット33と対向するように位置決めされている。
【0018】ここで、コイル25を装着している基板2
4は、図1のPの位置にて、フレーム29にビス等によ
り固定されるようになっているから、図1において、コ
イル25よりも外側にて、フレーム29と固定できる。
したがって、従来のようにコイル25の内側,つまりコ
イル25,25の間の狭隘な箇所に無理して固定部を設
ける必要がなく、モータ20を小型化しても十分固定ス
ペースをとることができ、モータ20の組立作業も容易
である。
【0019】この実施の形態にかかるモータ20は以上
のように構成されており、上記基板24を介して、各コ
イル25に駆動電流が供給され、誘導磁界が転極される
ことで、ロータ22が回転される。これにより、キャプ
スタン軸27も回転され、このキャプスタン軸27の外
周に一部が巻付けられて、接触するように配されるビデ
オテープ(図示せず)を送ることができる。
【0020】このようなモータ20を例えばVTR等の
キャプスタンモータとして使用するためには、モータ2
0を以下のように組み付ける。
【0021】モータ20の取付け対象となる装置である
例えばVTRのメカデッキシャーシ41には、その上面
にボス42,42が一体に設けられている。ボス42,
42の中心には、図1にて上下の方向に雌ねじを形成し
たネジ孔42,42aが設けられている。
【0022】かくして、このモータ20にあっては、図
1の矢印に示すように、VTR等の表面側(上側)か
ら、フレーム29の固定孔29a,29aを、メカデッ
キシャーシ41のボス42,42に対して位置合わせ
し、図示するビス等により締結することで固定できる。
このため、従来のように、固定部をメカデッキシャーシ
の裏側から行うことに比べて、位置合わせ及び固定作業
がはるかに容易となる。
【0023】しかも、キャプスタン軸27を軸受け2
8,28により位置決めして支持しているハウジング2
6は、フレーム部材29の固定孔29aと一体に形成さ
れているから、この固定孔29aを締結する際の調整だ
けで、キャプスタン軸27の垂直度を保つことができ
る。また、基板24は、従来のように、キャプスタン軸
27と垂直に延びるハウジングに取付けられるのでな
く、これと一体のフレーム部材29の水平な部分に固定
されている。このため、このモータ基板とフレーム部材
との締結部の経時変化に関係なく、キャプスタン軸の垂
直度を維持できる。
【0024】尚、本発明は上述の実施形態に限られな
い。上述の実施形態において、モータ基板24とフレー
ム部材29との締結はネジにより行っているが、これに
限らず、フレーム部材29からボスを出して、基板に形
成した貫通孔を利用してかしめて締結するようにしても
よい。また、モータ20の固定孔29aは、図示の例で
は3つ設けているが、二以上の数であれば、いくつ設け
てもよい。さらに、フレーム部材の材質はケイ素鋼板に
限らず、必要とされる強度や加工性を備えていれば、他
の材質を選択してもよい等、種々の変更を行っても、こ
れらの変更により本発明の範囲が限定されるものではな
い。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
組立が簡単で、モータが装着されるべき他の装置に対す
る固定作業が容易であるモータを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のモータの好ましい実施の形態とその取
付構造を示す断面図である。
【図2】図1のモータの底面図である。
【図3】従来のモータの一例を示す断面図である。
【図4】図3のモータの底面図である。
【図5】図3のモータの取付け構造を示す図である。
【符号の説明】
20 モータ 22 ロータ 23 ステータ 24 モータ基板 25 コイル 26 軸受けハウジング 27 キャプスタン軸 28 軸受けメタル 29 フレーム部 29a 固定孔(固定部) 41 メカデッキシャーシ(他の装置) 42 ボス

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方向に延びる回転軸を有するロータ部
    と、 ステータ部の一部を構成し、前記回転軸の基端側におい
    て、前記回転軸と直交する方向に延びるフレーム部と、 前記フレーム部の端部であって、少なくとも前記ロータ
    部の外形よりも外側の位置に設けられており、このフレ
    ーム部を他の装置に固定するための固定部とを備えるこ
    とを特徴とするモータ。
  2. 【請求項2】 前記回転軸は、キャプスタン軸であっ
    て、 このキャプスタン軸の方向に沿って設けられ、軸の周囲
    の一部を覆うように形成したハウジング部と、 前記キャプスタン軸の基端側において、このキャプスタ
    ン軸及び前記ハウジング部が延びる方向と直交する方向
    に延びるフレーム部とを備え、 前記ハウジング部が前記フレーム部の一部として一体に
    構成されていることを特徴とする請求項1に記載のモー
    タ。
  3. 【請求項3】 前記フレーム部の前記ハウジング部が形
    成されている面と反対の面に、基板を介して設けられた
    コイルと、 前記キャプスタン軸の基端部に取付けられたロータヨー
    クに対して固定され、前記コイルに対して対向して配置
    された永久磁石とを備えることを特徴とする請求項2に
    記載のモータ。
JP32514795A 1995-11-20 1995-11-20 モータ Pending JPH09149579A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32514795A JPH09149579A (ja) 1995-11-20 1995-11-20 モータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32514795A JPH09149579A (ja) 1995-11-20 1995-11-20 モータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09149579A true JPH09149579A (ja) 1997-06-06

Family

ID=18173573

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32514795A Pending JPH09149579A (ja) 1995-11-20 1995-11-20 モータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09149579A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4686400A (en) Small sized fan motor
US6608411B2 (en) Direct current brushless motor
JP2007195370A (ja) ブラシレスモータ及びブラシレス型ファンモータ
US6565326B2 (en) Heat-dissipating fan structure
US5045740A (en) Brushless motor
JPS6248295B2 (ja)
JPH09182403A (ja) ブラシレスモータ
US20020145351A1 (en) Double sensing face motor structure
JPH08256464A (ja) ホルダー一体型ステータコアを有するブラシレスモーター
JPH09149579A (ja) モータ
JP2007104740A (ja) ブラシレスモータ
JP3047317U (ja) ブラシレスモータおよびビデオカセットレコーダ
JPH0583916A (ja) ブラシレスモータ
JP3046048B2 (ja) ブラシレスモータ
JP2714165B2 (ja) 回転シリンダ装置
US20050035674A1 (en) Electric motor stator current controller
JPH11275841A (ja) ブラシレスdcモータ構造
JP3095147B2 (ja) モータ
JPH0312044Y2 (ja)
KR100189077B1 (ko) 직류단상 브러쉬리스 축류팬모터
JP2530095Y2 (ja) ブラシレスモータ
JP3047362U (ja) ブラシレスモータ
JPH0240317Y2 (ja)
JP3009066U (ja) 軸方向空隙型dcブラシレス単相軸流ファンモ−タ
JPH09182356A (ja) モータのスラスト軸受