JPH09148729A - はんだリフロー装置及びプリント基板製造方法 - Google Patents

はんだリフロー装置及びプリント基板製造方法

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JPH09148729A
JPH09148729A JP30862395A JP30862395A JPH09148729A JP H09148729 A JPH09148729 A JP H09148729A JP 30862395 A JP30862395 A JP 30862395A JP 30862395 A JP30862395 A JP 30862395A JP H09148729 A JPH09148729 A JP H09148729A
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JP
Japan
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board
printed circuit
circuit board
furnace
gas
Prior art date
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Pending
Application number
JP30862395A
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English (en)
Inventor
Shunichi Iwanaga
俊一 岩永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
Kansai Nippon Electric Co Ltd
Original Assignee
Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
Kansai Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd, Kansai Nippon Electric Co Ltd filed Critical Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
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  • Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリント基板の薄型化、IC等多ピン電子部
品の搭載増加などで、はんだ付けするときにプリント基
板が自重あるいは部品の重さにより下方に撓み、幅の広
い部品にはんだ未接合の不良が発生する欠点があった。 【解決手段】 はんだリフロー装置の加熱炉2の出口直
下に気体吹き出し口3設け、撓んだプリント基板1の下
方から冷却した気体を吹き付け、あるいは張力をプリン
ト基板1に与えてプリント基板1の撓みを矯正し、はん
だ付けを行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は母基板となるプリ
ント基板上のクリームはんだを加熱溶融して、サブ基板
又は多ピン型電子部品等をはんだにより接合をするはん
だリフロー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】多種多様な電子部品をプリント基板の広
い範囲に実装するとき、プリント基板上の広範囲のクリ
ームはんだを加熱溶融するために、はんだリフロー装置
が用いられてきた。最近ではプリント基板に電子部品を
はんだ付けする他に、サブ基板に電子部品を配して、こ
のサブ基板を母基板となるプリント基板にはんだ付けし
たり、ピン数が多い多ピン型電子部品を母基板となるプ
リント基板にはんだ付けすることが多くなってきた。従
来のはんだリフロー装置は図5に示すように、加熱炉2
0と、プリント基板10の両側端部15を保持し装置内
を循環する搬送用チェーンを含むコンベア式搬送装置4
0と、加熱炉20の出口から出てくるプリント基板10
に上方から空気を吹き付けて冷却する冷却部30とから
構成されていた。
【0003】図6に示すように、搬送用コンベア41に
プリント基板10の端部15を保持し、加熱炉20内を
移動させ、加熱炉20を通るときにクリームはんだを溶
融し、サブ基板又は多ピン型電子部品とプリント基板1
0との接合を行い、冷却部30を通る時にはんだを固化
させ多ピン型電子部品あるいはサブ基板とプリント基板
との固定をおこなわせていた。冷却部30においては、
はんだを効率的に固化させるべくプリント基板10の上
方よりプリント基板全面に空気をファンで吹き付ける冷
却方法を採用していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、近年のプリン
ト基板の薄型化、IC等多ピン電子部品の搭載増加、あ
るいは挟ピッチ化のために、図7に示すようにプリント
基板10の両側端部15のみ支持した場合には、加熱さ
れ軟化したプリント基板10が自重あるいは部品の重さ
により下方に撓み、プリント基板10にサブ基板又は多
ピン型電子部品60など幅の広い部品を接続しようとし
てもプリント基板10と接触しない部分が生じ、はんだ
未接合の不良が発生する欠点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、プリント基板の両側端部を保持して搬送す
るコンベア式加熱炉によりはんだ付けするはんだリフロ
ー方法において、該加熱炉出口直下に気体吹き出し口を
設け、この気体吹き出し口から冷却された気体を該コン
ベアに保持して搬送される該プリント基板の下面に吹き
付け、該プリント基板の反りを矯正するプリント基板製
造方法を提供する。また、気体吹き出し口を前記プリン
ト基板を母基板として該基板上に配されるサブ基板又は
多ピン型電子部品搭載部位下面に向け、冷却された気体
を吹き付け、該プリント基板の該サブ基板又は多ピン型
電子部品の該搭載部位の反りを矯正するプリント基板製
造方法を提供する。また、前記プリント基板の前記サブ
基板又は多ピン型電子部品搭載部位下面に、冷却された
気体を吹き付け、該プリント基板上面と下面の温度差を
70〜90℃とし、該サブ基板又は多ピン型電子部品搭
載部位の反りを矯正するプリント基板製造方法を提供す
る。
【0006】また、プリント基板と該プリント基板を母
基板として基板上に配されるサブ基板又は多ピン型電子
部品とをはんだ付けする加熱炉を持つコンベア式はんだ
リフロー装置において、該加熱炉出口直下に気体吹き出
し口を設けたはんだリフロー装置を提供する。また、前
記プリント基板の両側端部を保持して搬送するコンベア
式はんだリフロー装置において、前記コンベアの該プリ
ント基板を保持する保持部分に該プリント基板に張力を
与える手段を具備するはんだリフロー装置を提供する。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図によって説
明する。図1はリフロー装置の全体構成概念図を示す。
プリント基板1に塗布したクリームはんだを溶融するた
めのコンベア式加熱炉2とプリント基板1を外部から炉
内に搬入し、搬出するための搬送用チェーンを含むコン
ベア式搬送装置4とプリント基板1を冷却する冷却装置
3から成っている。
【0008】さらに加熱炉3は炉内の温度分布を制御す
るため多段(実施例では3段)のヒータ群から成ってお
り図4に示すような温度プロフィールを設定し、ピーク
値は215〜230℃の温度になる。はんだの溶融温度
183℃以上の時間が40secになるようにコンベア
による搬送スピードが設定されている。本発明の特徴で
ある冷却装置3を説明すると、加熱炉2出口直下10m
m位離れたところに内径5mmφの円筒形の気体吹き出
し口5を設け、冷却された気体をプリント基板1の通過
する位置のほぼ中央に上向きに吹き付ける。
【0009】加熱炉2を通過するプリント基板1は炉内
で加熱され、接合するサブ基板又は多ピン型電子部品の
重量で下方に1〜2mm位撓んで出てくる。その状態の
まま徐冷されると従来例と同じようにプリント基板とサ
ブ基板又は多ピン型電子部品ははんだ未接合の部分が生
じるという状況が出現する。そのため、図2のような冷
却した気体の吹き出し口5から20L/minの冷却し
た気体をプリント基板1の下面に吹き付け、母基板とな
るプリント基板1の上下面間に生じた温度差でもってこ
の上下面間に応力歪みの差が生じ、この応力差によりプ
リント基板の反りが解消されるという作用を生じる。
【0010】プリント基板1の下面温度を下げ下面を収
縮させ撓みを修復して平坦度をだし、はんだをサブ基板
及び電子部品のピン全体に接触させ、その状態で冷却す
ることではんだ未接合のない良好な接合をすることがで
きる。尚、冷却された気体は一般に空気でよいが、電子
部品等の酸化を防止するために窒素等の不活性気体を用
いることができる。本発明はさらに下面のみから冷却さ
れた気体を吹き付ける場合だけでなく、撓みを矯正する
温度差を母基板となるプリント基板の上下面間に生じさ
せることができるように、上下で温度差のある気体をそ
れぞれの面に吹き付けてもよい。温度差が70〜90℃
の範囲にあるのはのは70℃以下では下方向への撓みを
矯正する収縮が不足するためであり、また90℃以上で
は収縮が大き過ぎ上面が伸び電子部品のピンに応力がか
かり不具合が生じることがあるからである。
【0011】また、別の実施例では、図3に示すように
プリント基板1を搬送装置4に設置する時にプリント基
板1を保持する保持部分6をバネ7で搬送装置4に張架
して加熱炉2を通過させることで温度あるいは重量によ
る撓みを吸収して常に平面状態を保持し、良好なはんだ
付けを完了することができる。バネ7の強さはプリント
基板1の厚さや搭載部品の重さ等を考慮して決められ
る。
【0012】
【発明の効果】下方からの冷却された気体の吹き出しに
よりプリント基板の上面と下面に温度差を生じさせて、
プリント基板の撓みを矯正する方法や張力によるプリン
ト基板の撓みを矯正する方法をとることで、はんだ未接
合のない良好なはんだ付けが可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のリフロー装置の断面図
【図2】 本発明のリフロー装置の正面図
【図3】 本発明の他のリフロー装置の正面図
【図4】 本発明の加熱部の温度プロフィール
【図5】 従来のリフロー装置
【図6】 従来のリフロー装置の正面図
【図7】 従来のリフロー装置の未接合状態を示す図
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年12月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】追加
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のリフロー装置の断面図
【図2】 本発明のリフロー装置の正面図
【図3】 本発明の他のリフロー装置の正面図
【図4】 本発明の加熱部の温度プロフィール
【図5】 従来のリフロー装置
【図6】 従来のリフロー装置の正面図
【図7】 従来のリフロー装置の未接合状態を示す図
【符号の説明】 1 プリント基板 2 加熱炉 3 冷却装置 4 搬送装置 5 気体吹き出し口 6 保持部分

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プリント基板の両側端部を保持して搬送す
    るコンベア式加熱炉によりはんだ付けするはんだリフロ
    ー方法において、該加熱炉出口直下に気体吹き出し口を
    設け、この気体吹き出し口から冷却された気体を該コン
    ベアに保持して搬送される該プリント基板の下面に吹き
    付け、該プリント基板の反りを矯正することを特徴とす
    るプリント基板製造方法。
  2. 【請求項2】気体吹き出し口を前記プリント基板を母基
    板として該基板上に配されるサブ基板又は多ピン型電子
    部品搭載部位下面に向け、冷却された気体を吹き付け、
    該プリント基板の該サブ基板又は多ピン型電子部品の該
    搭載部位の反りを矯正することを特徴とする請求項1記
    載のプリント基板製造方法。
  3. 【請求項3】前記プリント基板の前記サブ基板又は多ピ
    ン型電子部品搭載部位下面に、冷却された気体を吹き付
    け、該プリント基板上面と下面の温度差を70〜90℃
    とし、該サブ基板又は多ピン型電子部品搭載部位の反り
    を矯正することを特徴とする請求項3記載のプリント基
    板製造方法。
  4. 【請求項4】プリント基板と該プリント基板を母基板と
    して基板上に配されるサブ基板又は多ピン型電子部品と
    をはんだ付けする加熱炉を持つコンベア式はんだリフロ
    ー装置において、該加熱炉出口直下に気体吹き出し口を
    設けたことを特徴とするはんだはんだリフロー装置。
  5. 【請求項5】前記プリント基板の両側端部を保持して搬
    送するコンベア式はんだリフロー装置において、前記コ
    ンベアの該プリント基板を保持する保持部分に該プリン
    ト基板に張力を与える手段を具備することを特徴とする
    はんだリフロー装置。
JP30862395A 1995-11-28 1995-11-28 はんだリフロー装置及びプリント基板製造方法 Pending JPH09148729A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014195042A (ja) * 2013-02-27 2014-10-09 Shinko Electric Ind Co Ltd 基板の反り矯正装置及び基板の反り矯正方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014195042A (ja) * 2013-02-27 2014-10-09 Shinko Electric Ind Co Ltd 基板の反り矯正装置及び基板の反り矯正方法

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