JPH09148421A - 処理装置および半導体製造装置 - Google Patents

処理装置および半導体製造装置

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JPH09148421A
JPH09148421A JP30115695A JP30115695A JPH09148421A JP H09148421 A JPH09148421 A JP H09148421A JP 30115695 A JP30115695 A JP 30115695A JP 30115695 A JP30115695 A JP 30115695A JP H09148421 A JPH09148421 A JP H09148421A
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JP
Japan
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jig
processing
semiconductor manufacturing
characteristic
manufacturing apparatus
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JP30115695A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Nakagawa
清 中川
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Abstract

(57)【要約】 【課題】 設備の稼動状況の把握を自動的かつ容易に行
う。 【解決手段】 ウェハ11にレジストの塗布処理を行う
レジスト処理部12と、ウェハ11の収容などを行いか
つ半導体製造装置の稼動状況を分類する種々の特徴部位
がウェハカセット本体部13aに設けられた複数種類の
ウェハカセット13と、各々のウェハカセット13にお
ける前記特徴部位の特徴を検出する第1センサ4および
第2センサ5と、第1センサ4または第2センサ5から
の信号4a,5aに基づいて前記半導体製造装置の稼動
状況を分類する論理判定回路6と、分類された稼動状況
を周囲に知らせる稼動状況出力部7とから構成され、ウ
ェハカセット13の特徴部位の特徴に応じて前記半導体
製造装置の稼動状況を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被処理物に処理を
行う処理装置の稼動状況の把握技術に関し、特に、治具
を用いた半導体製造装置の稼動状況の把握技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】以下に説明する技術は、本発明を研究、
完成するに際し、本発明者によって検討されたものであ
り、その概要は次のとおりである。
【0003】半導体製造工場において、被処理物の一例
である半導体ウェハ(以降、単にウェハという)に処理
を行う半導体製造装置などの設備の稼動状況の把握につ
いては、その稼動状況が変わる度に作業者がノートなど
に設備の稼動状況の記録を行っている。
【0004】また、設備の稼動状況の把握については、
ウェハの搬送が継続されているか、途切れたかによっ
て、設備の稼動/不稼動の状態を自動的に分類する判別
装置も利用されている。
【0005】ここで、半導体製造工程においてウェハを
処理する際、あるいはウェハを搬送する際には、ウェハ
を収容する治具としてウェハカセット(キャリアカセッ
トともいう)と呼ばれるものが用いられる。
【0006】すなわち、ウェハカセットは複数枚のウェ
ハを収容可能であり、半導体製造装置内(設備内)にお
けるウェハ処理時あるいは所定の工程間におけるウェハ
の搬送時などに用いられることが多い。
【0007】なお、ウェハカセットについては、例え
ば、特開平7−17589号公報に記載されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記した技
術における半導体製造装置などの設備の稼動状況の把握
技術については、作業者がノートなどに稼動状況を記録
する場合、作業者の記入忘れが発生したり、稼動状況の
分類の仕方が作業者によってばらつくという問題があ
る。
【0009】また、判別装置を用いた場合、その費用が
高く、さらに稼動状況に関しての細かな分類は作業者が
行わなければならないという問題がある。
【0010】本発明の目的は、設備の稼動状況の把握が
自動的にかつ容易に行える処理装置および半導体製造装
置を提供することにある。
【0011】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0012】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0013】すなわち、本発明による処理装置は、被処
理物に処理を行う処理部と、前記被処理物の収容などを
行いかつ前記処理装置の稼動状況を分類する種々の特徴
部位が治具本体部に設けられた複数種類の治具と、各々
の治具における特徴部位の特徴を検出する検出手段と、
前記検出手段からの信号に基づいて前記処理装置の稼動
状況を分類する判定手段とを有し、前記治具の特徴部位
の特徴に応じて前記処理装置の稼動状況を検出するもの
である。
【0014】これにより、治具が有する特徴部位によっ
て処理装置の稼動状況を検出するため、迅速、容易かつ
安価にその稼動状況を検出することができる。
【0015】さらに、作業者ではなく処理装置自体が稼
動状況を分類するため、高精度にかつ細かく稼動状況を
分類することができる。
【0016】その結果、処理装置の能力についての余力
状況を正確に把握することができる。
【0017】また、本発明による半導体製造装置は、被
処理物に処理を行う処理部と、前記被処理物の収容など
を行いかつ前記半導体製造装置の稼動状況を分類する種
々の特徴部位が治具本体部に設けられた複数種類の治具
と、各々の治具における特徴部位の特徴を検出する検出
手段と、前記検出手段からの信号に基づいて前記半導体
製造装置の稼動状況を分類する判定手段とを有し、前記
治具の特徴部位の特徴に応じて前記半導体製造装置の稼
動状況を検出するものである。
【0018】さらに、本発明による半導体製造装置は、
被処理物に種々の処理を行う複数個の処理部と、前記被
処理物の収容などを行いかつ前記処理部の稼動状況を分
類する種々の特徴部位が治具本体部に設けられた複数種
類の治具と、各々の治具における特徴部位の特徴を検出
する検出手段と、前記検出手段からの信号に基づいて前
記処理部の稼動状況を分類する判定手段と、各々の処理
部の稼動状況を分類した分類情報を各処理部ごとに集計
する情報制御部とを有し、前記治具の特徴部位の特徴に
応じて前記処理部の稼動状況の検出および前記処理部ご
とに分類情報の集計を行うものである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0020】図1(a),(b),(c),(d)は本発明に
よる処理装置の構造の実施の形態の一例を示す構成概念
図、図2は本発明による半導体製造装置の構造の実施の
形態の一例を示す構成概念図である。
【0021】図1を用いて、本実施の形態による処理装
置の構成について説明すると、被処理物の一例である組
み立て部品1に組み立て処理などを行う組み立て部2
(処理部)と、組み立て部品1の収容などを行いかつ前
記処理装置の稼動状況を分類する種々の特徴部位が収容
ケース本体部3a(治具本体部)に設けられた複数種類
の収容ケース3(治具)と、各々の収容ケース3におけ
る前記特徴部位の特徴を検出する検出手段である第1セ
ンサ4および第2センサ5と、第1センサ4または第2
センサ5からの信号4a,5aに基づいて前記処理装置
の稼動状況を分類する論理判定回路6(判定手段)と、
分類された稼動状況を周囲に知らせる稼動状況出力部7
とからなり、収容ケース3の特徴部位の特徴に応じて前
記処理装置の稼動状況を検出するものである。
【0022】ここで、前記処理装置は、収容ケース3の
特徴部位の特徴がその形状の場合であり、検出手段であ
る第1センサ4または第2センサ5が前記特徴部位の形
状の違いを検出するものである。
【0023】なお、前記処理装置における収容ケース3
の特徴部位は、収容ケース本体部3aの所定箇所である
露出面3bから突出した突起部3cであり、突起部3c
の設置数あるいはその有無などによって収容ケース3の
種類が、前記処理装置の稼動状況に応じて予め複数種類
に種類分けされている。
【0024】さらに、収容ケース3の特徴部位が突起部
3cであるため、前記処理装置の検出手段である第1セ
ンサ4および第2センサ5は、突起部3cの有無を検出
可能な接触式の検出手段である。
【0025】また、判定手段である論理判定回路6は、
前記処理装置の稼動状況を分類するものであるが、本実
施の形態の処理装置では、2つの検出手段、すなわち、
第1センサ4と第2センサ5とが設置されているため、
その論理組み合わせにより4通りの稼動状況を設定する
ことができる。
【0026】したがって、前記処理装置の稼動状況を4
通りに分類することができる。
【0027】また、稼動状況出力部7は、前記処理装置
の稼動状況の分類結果を表示などして周囲の作業者など
に知らせるものであるが、視覚的に伝達するものとして
は、例えば、モニタやディスプレイあるいは表示ランプ
などであり、聴覚的に伝達するものとしては、例えば、
ブザーなどである。
【0028】さらに、スイッチ8は、処理装置に故障な
どが発生した時に、補助的に使用するものである。
【0029】なお、前記処理装置における4通りの稼動
状況について説明すると、図1(a)に示す状態は、例
えば、収容ケース3に設けられた特徴部位である突起部
3cの数が1個であり、第1センサ4だけがON状態と
なっており、この状態を処理装置の稼動状態(処理装置
が組み立て部品1の組み立て処理などを行っている状
態)と設定する。
【0030】また、図1(b)に示す状態は、例えば、
収容ケース3に設けられた特徴部位である突起部3cの
数が2個(つまり、図1(a)に示す収容ケース3と図
1(b)に示す収容ケース3とではその外観形状が異な
っている)であり、第1センサ4と第2センサ5の両者
ともON状態となっており、この状態を処理装置の準備
・段取り状態(組み立て準備などによって処理装置が停
止している状態)と設定する。
【0031】さらに、図1(c)に示す状態は、例え
ば、治具である収容ケース3が搬送されていないため、
第1センサ4と第2センサ5の両者ともOFF状態であ
り、この状態を処理装置の部品待ち状態(部品待ちによ
って処理装置が停止している状態)と設定する。
【0032】また、図1(d)に示す状態は、例えば、
治具である収容ケース3が搬送されていないため、第1
センサ4と第2センサ5の両者ともOFF状態であり、
さらに、作業者が処理装置に設置されたスイッチ8をO
N状態にすることにより、この状態を処理装置の故障状
態(故障によって処理装置が停止している状態)と設定
する。
【0033】これにより、前記処理装置の稼動状況を検
出して分類し、さらに表示することによってその稼動状
況を周囲の第三者(直接、処理装置の作業を行っていな
い人物)などに知らせることができ、その結果、前記第
三者は処理装置の稼動状況を把握することができる。
【0034】なお、図1(d)に示した処理装置の停止
状態は、スイッチ8を使用せずに、予め、故障を設定し
た特徴部位を有する収容ケース3(この場合は組み立て
部品1を収容させない)を組み立て部2に搬送すること
により、第1センサ4もしくは第2センサ5によって故
障状態を検知させることも可能である。
【0035】ここで、前記処理装置を使用した場合の作
業方法について説明する。
【0036】まず、作業者は、処理装置の稼動状況を認
識し、その稼動状況に応じた特徴部位(突起部3cな
ど)を有する収容ケース3を選択する。
【0037】その後、選択した収容ケース3を使用し、
収容ケース3に組み立て部品1などの被処理物を収容し
て処理部である組み立て部2に収容ケース3を搬送す
る。
【0038】さらに、組み立て部2において、収容ケー
ス3の特徴部位である突起部3cを第1センサ4または
第2センサ5が検知する。
【0039】これにより、信号4aまたは信号5aを受
けた論理判定回路6が稼動状況の分類を行い、稼動状況
出力部7に処理装置の稼動状況を出力する。
【0040】その結果、前記第三者は処理装置の稼動状
況を把握することができる。
【0041】また、処理装置を停止させる場合には、作
業者がその停止させる状況を認識し、その状況に応じた
特徴部位を有する収容ケース3を選択する。
【0042】その後、選択した収容ケース3を使用し、
処理部である組み立て部2に収容ケース3を搬送し、組
み立て部2において、収容ケース3の特徴部位を第1セ
ンサ4または第2センサ5が検知する。
【0043】これにより、信号4aまたは信号5aを受
けた論理判定回路6が稼動状況の分類を行い(この場合
は処理装置を停止させる)、稼動状況出力部7に処理装
置の稼動状況を出力する。
【0044】その結果、前記第三者は処理装置の停止状
況を把握することができる。
【0045】次に、図2を用いて、本実施の形態による
半導体製造装置の構成について説明する。
【0046】なお、本実施の形態においては、半導体製
造工程の一例であるマスク製作工程などで行われるレジ
スト塗布処理を取り上げて説明する。
【0047】前記半導体製造装置の構成は、被処理物の
一例であるウェハ11にレジストの塗布処理を行う処理
部であるレジスト処理部12と、ウェハ11の収容など
を行いかつ前記半導体製造装置の稼動状況を分類する種
々の特徴部位がウェハカセット本体部13a(治具本体
部)に設けられた複数種類のウェハカセット13(治
具)と、各々のウェハカセット13における前記特徴部
位の特徴を検出する検出手段である第1センサ4および
第2センサ5と、第1センサ4または第2センサ5から
の信号4a,5aに基づいて前記半導体製造装置の稼動
状況を分類する論理判定回路6(判定手段)と、分類さ
れた稼動状況を周囲に知らせる稼動状況出力部7とから
なり、ウェハカセット13の特徴部位の特徴に応じて前
記半導体製造装置の稼動状況を検出するものである。
【0048】ここで、前記半導体製造装置は、ウェハカ
セット13の特徴部位の特徴がその形状の場合であり、
検出手段である第1センサ4または第2センサ5が前記
特徴部位の形状の違いを検出するものである。
【0049】また、前記半導体製造装置におけるウェハ
カセット13の特徴部位は、ウェハカセット本体部13
aの所定箇所である露出面13bから突出した突起部1
3cである。
【0050】さらに、ウェハカセット13の特徴部位が
突起部13cであるため、前記半導体製造装置の検出手
段である第1センサ4および第2センサ5は、突起部1
3cの有無を検出可能な接触式の検出手段である。
【0051】また、前記半導体製造装置には、ウェハ1
1を収容したウェハカセット13を搬入するローダ部1
4と、レジスト塗布処理済みのウェハ11を収容したウ
ェハカセット13を搬出するアンローダ部15とが設置
され、両者の間に処理部であるレジスト処理部12が配
置されている。
【0052】すなわち、レジスト処理部12においてウ
ェハ11にレジスト塗布を行う。
【0053】なお、本実施の形態による半導体製造装置
のその他の構成および前記半導体製造装置を使用した場
合の作業方法については、前記処理装置において説明し
た被処理物である組み立て部品1をウェハ11に、処理
部である組み立て部2をレジスト処理部12に、さら
に、治具である収容ケース3をウェハカセット13に置
き換えたものと同様であるため、その重複説明は省略す
る。
【0054】本実施の形態の処理装置および半導体製造
装置によれば、以下のような作用効果が得られる。
【0055】すなわち、処理装置または半導体製造装置
において、組み立て部品1の収容を行う収容ケース3や
ウェハ11の収容を行うウェハカセット13などの治具
に、突起部3cや突起部13cなどの特徴部位が設けら
れ、前記治具の特徴部位の特徴を検出かつ判定すること
により、処理装置または半導体製造装置の稼動状況を分
類することができ、さらに、その稼動状況を検出するこ
とができる。
【0056】つまり、前記治具の特徴部位によって処理
装置または半導体製造装置の稼動状況を検出することに
より、自動的に、迅速、容易かつ安価にその稼動状況を
検出することができる。
【0057】さらに、作業者ではなく処理装置自体もし
くは半導体製造装置自体が稼動状況を分類するため、高
精度にかつ細かく稼動状況を分類することができる。
【0058】その結果、処理装置または半導体製造装置
の能力についての余力状況を正確に把握することができ
る。
【0059】これにより、処理装置または半導体製造装
置に対して、余分な設備投資をすることを抑制できる。
【0060】また、能力が不足している処理装置または
半導体製造装置については、その設備の早期手配を行う
ことができるため、手配時期を逸することを防止でき
る。
【0061】これにより、組み立て部品1やウェハ11
などの被処理物の生産スループットを向上させることが
でき、さらに原価低減を図ることができる。
【0062】以上、本発明者によってなされた発明を発
明の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
前記発明の実施の形態に限定されるものではなく、その
要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言う
までもない。
【0063】例えば、前記実施の形態において説明した
半導体製造装置は、図3に示す他の実施の形態の半導体
製造装置のようにレジスト塗布部16、現像処理部17
およびベーキング部18などの処理部を複数種類有する
ものであってもよい。
【0064】この場合の半導体製造装置は、各々の処理
部に接続されかつ各々の処理部の稼動状況を分類した分
類情報を各処理部ごとに集計する情報制御部19を有
し、かつ各々の前記処理部においては、前記実施の形態
で説明した半導体製造装置と同様の構成部材を有してい
る。
【0065】ここで、図3に示す半導体製造装置の構成
について説明すると、被処理物の一例であるウェハ11
に種々のレジスト処理を行うレジスト塗布部16、現像
処理部17およびベーキング部18などの処理部と、各
処理部においてウェハ11の収容などを行いかつ前記各
処理部の稼動状況を分類する種々の特徴部位がウェハカ
セット本体部13a(治具本体部)に設けられた複数種
類のウェハカセット13(治具)と、各々のウェハカセ
ット13における前記特徴部位の特徴を検出する検出手
段である第1センサ4および第2センサ5と、第1セン
サ4または第2センサ5からの信号4a,5aに基づい
て前記各処理部の稼動状況を分類する論理判定回路6
(判定手段)と、分類された稼動状況を周囲に知らせる
稼動状況出力部7と、各処理部の稼動状況を分類した分
類情報を各処理部ごとに集計する情報制御部19とから
なり、ウェハカセット13の特徴部位の特徴に応じて前
記処理部の稼動状況を検出および前記処理部ごとに分類
情報の集計を行うものである。
【0066】したがって、複数種類の処理部を有した半
導体製造装置であっても、各々の処理部の稼動状況を迅
速、容易かつ安価に把握することができる。
【0067】その結果、複数個の処理部を有した半導体
製造装置においても、それぞれの処理部の能力の余力状
況を正確に把握することができる。
【0068】また、前記実施の形態もしくは前記他の実
施の形態における処理装置または半導体製造装置におい
ては、治具が有する特徴部位が突起部の場合であった
が、図4に示す他の実施の形態の治具であるウェハカセ
ット13のように特徴部位がウェハカセット本体部13
a(治具本体部)の所定箇所である露出面13bより窪
んだ凹部13dであってもよい。
【0069】さらに、前記処理装置または前記半導体製
造装置は、各々の治具における特徴部位の特徴がその色
彩であり、図5に示す他の実施の形態による検出手段に
よって前記特徴部位の色彩の違いを検出するものであっ
てもよい。
【0070】ここで、図5に示す検出手段は、光を発す
る投光部材20と光を検知する受光部材21とからなる
ものである。
【0071】すなわち、治具の少なくとも露出面13b
などの所定箇所を、前記処理装置または前記半導体製造
装置の稼動状況に応じて色分け(白、青、緑、赤など)
しておき、投光部材20によって前記治具の所定箇所に
光を照射し、その反射光を受光部材21によって検知す
ることにより、前記所定箇所の色彩を認識する。
【0072】これにより、治具の所定箇所の色彩の違い
を検知することによって、前記処理装置または前記半導
体製造装置の稼動状況を把握することができる。
【0073】さらに、前記処理装置または前記半導体製
造装置の治具が有する特徴部位は、図6に示す他の実施
の形態の検出手段のように、ウェハカセット本体部13
aの露出面13bに反射部材の一例であるアルミ箔22
を設けた反射部13eであってもよい。
【0074】すなわち、投光部材20によってアルミ箔
22が設けられた反射部13eに光を照射し、その反射
光を受光部材21によって検知し、所定量以上の光量を
受光した際に光を検知したものと判定し、前記処理装置
または前記半導体製造装置の稼動状況を把握する。
【0075】また、前記処理装置または前記半導体製造
装置の治具が有する特徴部位は、図7に示す他の実施の
形態の検出手段のように、ウェハカセット本体部13a
の露出面13bに設けられた貫通孔13fであってもよ
い。
【0076】すなわち、投光部材20によってウェハカ
セット13の所定箇所に光を照射し、前記光が貫通孔1
3fを通過した際に、受光部材21が前記光を検知し、
これにより、前記処理装置または前記半導体製造装置の
稼動状況を把握することができる。
【0077】なお、図4〜図7に示した他の実施の形態
による治具によっても、図2に示した論理判定回路6と
接続することにより、前記処理装置または前記半導体製
造装置の稼動状況を複数種類に分類することができ、そ
の結果、前記処理装置または前記半導体製造装置の稼動
状況を把握することができる。
【0078】また、図3に示した半導体製造装置におけ
る情報制御部19と種々の処理部との接続については、
有線であっても無線であっても、また、その両者を用い
ていてもよい。
【0079】さらに、図2に示した半導体製造装置にお
いては、半導体製造工程においてマスク製作工程などで
行われるレジスト塗布処理の場合について説明したが、
前記マスク製作工程に限定されるものではなく、他の工
程におけるウェハ11への処理の場合であってもよい。
【0080】なお、図2に示した半導体製造装置におい
ては、被処理物がウェハ11、治具がウェハカセット1
3、処理部がレジスト処理部12の場合であったが、各
々は、例えば、被処理物が半導体集積回路装置、治具が
前記半導体集積回路装置を収容するトレイ、処理部が搬
送部などのように他の構成部材であってもよい。
【0081】また、図1〜図7に示した処理装置または
半導体製造装置における検出手段は、接触式の圧力セン
サやマイクロスイッチ、あるいは非接触式のフォトセン
サなどであってもよい。
【0082】さらに、前記検出手段の設置数は何個であ
ってもよく、また、それらによって検知される稼動状況
の分類数などの数も限定されるものではない。
【0083】また、図1〜図7に示した処理装置または
半導体製造装置における治具は、被処理物を収容するも
のであったが、収容だけでなく、被処理物を搬送、位置
決め、固定などするものであってもよい。
【0084】
【発明の効果】本願によって開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0085】(1).処理装置または半導体製造装置に
おいて被処理物の収容などを行う治具に特徴部位が設け
られ、治具の特徴部位の特徴を検出かつ判定することに
より、自動的に、迅速、容易かつ安価に処理装置または
半導体製造装置の稼動状況を検出することができる。
【0086】(2).作業者ではなく、処理装置自体も
しくは半導体製造装置自体が稼動状況を分類するため、
高精度にかつ細かく稼動状況を分類することができる。
その結果、処理装置または半導体製造装置の能力につい
ての余力状況を正確に把握することができる。これによ
り、処理装置または半導体製造装置に対して、余分な設
備投資をすることを抑制できる。
【0087】(3).能力が不足している処理装置また
は半導体製造装置については、その設備の早期手配を行
うことができるため、手配時期を逸することを防止でき
る。これにより、被処理物の生産スループットを向上さ
せることができ、さらに原価低減を図ることができる。
【0088】(4).半導体製造装置が複数個の処理部
と、各々の処理部の稼動状況を分類した分類情報を各処
理部ごとに集計する情報制御部とを有し、かつ被処理物
の収容などを行う複数種類の治具に特徴部位が設けら
れ、治具の特徴部位の特徴を検出かつ判定することによ
り、複数個の処理部に対して各処理部ごとに分類情報の
集計を行うことができる。これにより、複数個の処理部
を有している半導体製造装置であっても各処理部の稼動
状況を迅速、容易かつ安価に把握することができ、その
結果、各々の処理部の能力の余力状況を正確に把握する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a),(b),(c), (d)は本発明による処理
装置の構造の実施の形態の一例を示す構成概念図であ
る。
【図2】本発明による半導体製造装置の構造の実施の形
態の一例を示す構成概念図である。
【図3】本発明の他の実施の形態である半導体製造装置
の構造の一例を示す構成概念図である。
【図4】(a),(b) は本発明の他の実施の形態である
半導体製造装置に用いられる治具および検出手段の構造
の一例を示す構成概念図である。
【図5】本発明の他の実施の形態である半導体製造装置
に用いられる治具および検出手段の構造の一例を示す構
成概念図である。
【図6】(a),(b) は本発明の他の実施の形態である
半導体製造装置に用いられる治具および検出手段の構造
の一例を示す構成概念図である。
【図7】(a),(b) は本発明の他の実施の形態である
半導体製造装置に用いられる治具および検出手段の構造
の一例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 組み立て部品(被処理物) 2 組み立て部(処理部) 3 収容ケース(治具) 3a 収容ケース本体部(治具本体部) 3b 露出面(所定箇所) 3c 突起部(特徴部位) 4 第1センサ(検出手段) 4a 信号 5 第2センサ(検出手段) 5a 信号 6 論理判定回路(判定手段) 7 稼動状況出力部 8 スイッチ 11 ウェハ(被処理物) 12 レジスト処理部(処理部) 13 ウェハカセット(治具) 13a ウェハカセット本体部(治具本体部) 13b 露出面(所定箇所) 13c 突起部(特徴部位) 13d 凹部(特徴部位) 13e 反射部(特徴部位) 13f 貫通孔(特徴部位) 14 ローダ部 15 アンローダ部 16 レジスト塗布部(処理部) 17 現像処理部(処理部) 18 ベーキング部(処理部) 19 情報制御部 20 投光部材(検出手段) 21 受光部材(検出手段) 22 アルミ箔(反射部材)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理物に処理を行う処理装置であっ
    て、 前記被処理物に処理を行う処理部と、 前記被処理物の収容などを行い、かつ前記処理装置の稼
    動状況を分類する種々の特徴部位が治具本体部に設けら
    れた複数種類の治具と、 各々の治具における特徴部位の特徴を検出する検出手段
    と、 前記検出手段からの信号に基づいて前記処理装置の稼動
    状況を分類する判定手段とを有し、 前記治具の特徴部位の特徴に応じて前記処理装置の稼動
    状況を検出することを特徴とする処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の処理装置であって、前記
    治具の特徴部位の特徴がその形状であり、前記検出手段
    が前記特徴部位の形状の違いを検出することを特徴とす
    る処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の処理装置であって、前記
    治具の特徴部位の特徴がその色彩であり、前記検出手段
    が前記特徴部位の色彩の違いを検出することを特徴とす
    る処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または2記載の処理装置であっ
    て、前記特徴部位が治具本体部の所定箇所から突出した
    突起部、治具本体部の所定箇所より窪んだ凹部、治具本
    体部の所定箇所に反射部材を設けた反射部あるいは治具
    本体部の所定箇所に設けた貫通孔であることを特徴とす
    る処理装置。
  5. 【請求項5】 被処理物に処理を行う半導体製造装置で
    あって、 前記被処理物に処理を行う処理部と、 前記被処理物の収容などを行い、かつ前記半導体製造装
    置の稼動状況を分類する種々の特徴部位が治具本体部に
    設けられた複数種類の治具と、 各々の治具における特徴部位の特徴を検出する検出手段
    と、 前記検出手段からの信号に基づいて前記半導体製造装置
    の稼動状況を分類する判定手段とを有し、 前記治具の特徴部位の特徴に応じて前記半導体製造装置
    の稼動状況を検出することを特徴とする半導体製造装
    置。
  6. 【請求項6】 被処理物に処理を行う半導体製造装置で
    あって、 前記被処理物に種々の処理を行う複数個の処理部と、 前記被処理物の収容などを行い、かつ前記処理部の稼動
    状況を分類する種々の特徴部位が治具本体部に設けられ
    た複数種類の治具と、 各々の治具における特徴部位の特徴を検出する検出手段
    と、 前記検出手段からの信号に基づいて前記処理部の稼動状
    況を分類する判定手段と、 各々の処理部の稼動状況を分類した分類情報を各処理部
    ごとに集計する情報制御部とを有し、 前記治具の特徴部位の特徴に応じて前記処理部の稼動状
    況の検出および前記処理部ごとに分類情報の集計を行う
    ことを特徴とする半導体製造装置。
  7. 【請求項7】 請求項5または6記載の半導体製造装置
    であって、前記治具の特徴部位の特徴がその形状であ
    り、前記検出手段が前記特徴部位の形状の違いを検出す
    ることを特徴とする半導体製造装置。
  8. 【請求項8】 請求項5または6記載の半導体製造装置
    であって、前記治具の特徴部位の特徴がその色彩であ
    り、前記検出手段が前記特徴部位の色彩の違いを検出す
    ることを特徴とする半導体製造装置。
  9. 【請求項9】 請求項5,6または7記載の半導体製造
    装置であって、前記特徴部位が治具本体部の所定箇所か
    ら突出した突起部、治具本体部の所定箇所より窪んだ凹
    部、治具本体部の所定箇所に反射部材を設けた反射部あ
    るいは治具本体部の所定箇所に設けられた貫通孔である
    ことを特徴とする半導体製造装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006039946A (ja) * 2004-07-27 2006-02-09 Koji Iino 生産工場のための生産管理システム
JP2008270817A (ja) * 2008-04-22 2008-11-06 Hitachi Kokusai Electric Inc 固体デバイス製造装置の状態出力装置、固体デバイス製造システム、および固体デバイス製造装置の状態出力方法

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