JPH09147973A - レバー式コネクタ - Google Patents

レバー式コネクタ

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JPH09147973A
JPH09147973A JP32391595A JP32391595A JPH09147973A JP H09147973 A JPH09147973 A JP H09147973A JP 32391595 A JP32391595 A JP 32391595A JP 32391595 A JP32391595 A JP 32391595A JP H09147973 A JPH09147973 A JP H09147973A
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lever
lever piece
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side connector
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Shigekazu Wakata
繁一 若田
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/62Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
    • H01R13/629Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
    • H01R13/62933Comprising exclusively pivoting lever

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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 弦巻バネ5は一端を回動レバー3に係合させ
るとともに他端をフード部2に係合せしめなければなら
ず、装着しずらかった。 【解決手段】 コの字型の回動レバー片30が備えられ
た雌側コネクタ10において、ゴムシール15の一部を
延設せしめて装着帯15aとし、回動レバー片30の突
き当て部33bと端子収容部11との間で圧縮させてお
くことにより、ロック片14を操作して係合を解除する
と反発力で回動レバー片30を浮き上がらせるようにす
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、レバー式コネクタに関
する。
【0001】
【従来の技術】従来、この種のレバー式コネクタとし
て、図6及び図7に示すものが知られている。図におい
て、雄側コネクタ1はフード部2を有し、このフード部
2を上方から跨ぐようにコの字型の回動レバー3を備え
ている。回動レバー3はフード部2を挟み込むアーム部
3a,3aを有し、回動支点には軸穴3a1,3a1を
形成してある。当該軸穴3a1,3a1にはフード部2
の側壁外面に形成した支軸ピン2a,2aを挿通させて
あり、回動レバー3が回動可能となっている。また、ア
ーム部3a,3aの内側面には渦巻き型のカム溝3a
2,3a2を形成してあり、最も外側となる端部はフー
ド部2の開口方向に開口して導入口3a3,3a3とな
っている。
【0002】雌側コネクタ4はフード部2内に挿入可能
であるとともに、同フード部2の側壁に開口側から形成
したスリット2b,2bより外方に突き出るカムピン4
a,4aを備えている。このカムピン4a,4aが回動
レバー3のカム溝3a2,3a2に導入された後、当該
回動レバー3を回転させると、引き込み動作が行われる
ようになっている。一方、支軸ピン2aの周りには弦巻
バネ5を装着してあり、一端を回動レバー3に係合させ
るとともに他端をフード部2に係合せしめてあり、回動
レバー3を図示反時計回り方向に付勢して上記導入口3
a3,3a3がフード部2の開口方向に対面するように
している。この位置を始点位置と呼び、回動レバー3を
時計回り方向に回転せしめた終端を終点位置と呼ぶ。
【0003】回動レバー3のアーム部3a,3aを連結
する基部3bには終点位置で雄側コネクタ1に向かって
突出する係合片3cを形成してあり、同係合片3cの先
端には後方に向かって突き出る突起3c1を形成してあ
る。また、雄側コネクタ1においては、同係合片3cに
向かって突出して上記突起3c1が係止可能な係止穴6
aを形成したロック片6を備えている。このロック片6
は先端が指かけ部6bとなっており、同指かけ部6bを
押し下げると撓んで傾動し、図7に示すように、突起3
c1が係止穴6aから外れるようになっている。また、
係止が解除されると弦巻バネ5によって回動レバー3は
わずかに回転し、回動操作しやすいように浮き上がった
状態となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のレバー
式コネクタにおいては、弦巻バネ5を備えて係止解除時
に回動レバー3を浮き上がらせるようにしている。しか
るに、弦巻バネ5は一端を回動レバー3に係合させると
ともに他端をフード部2に係合せしめなければならず、
装着しづらいという課題があった。本発明は、上記課題
にかんがみてなされたもので、より容易に製造可能なレ
バー式コネクタの提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、端子金具を収容するハウ
ジングと、このハウジングに対して始点位置から終点位
置まで回動可能に支持されて相手側コネクタとの合体時
に同相手側コネクタの一部と係合して回動操作によって
引き込み駆動する回動レバー片と、この回動レバー片の
終点位置で当該回動レバー片をロックするロック機構
と、同終点位置で同回動レバー片とハウジングとの間に
てゴム部材を挟持せしめて反発力で始点位置に向けて付
勢する弾発機構とを具備する構成としてある。
【0006】また、請求項2にかかる発明は、請求項1
に記載のレバー式コネクタにおいて、相手側コネクタと
の間に介在されるゴムシールを備え、上記弾発機構は、
上記回動レバー片とハウジングとの間に当該ゴムシール
の一部を延設せしめた構成としてある。さらに、請求項
3にかかる発明は、請求項2に記載のレバー式コネクタ
において、上記ハウジングは、相手側コネクタを挿入可
能なフード部を備えるとともに、上記ゴムシールと当該
フード部内に装着しつつ同フード部に形成した貫通孔に
当該ゴムシールの一部を挿通せしめて上記回動レバー片
とハウジングとの間に延設せしめた構成としてある。
【0007】
【作用】上記のように構成した請求項1にかかる発明に
おいては、ハウジングに対して回動可能に支持された回
動レバー片を始点位置から終点位置まで回動させること
により相手側コネクタを引き込み駆動して合体させる。
終点位置ではロック機構が回動レバー片をロックすると
ともに、弾発機構により回動レバー片とハウジングとの
間にゴム部材が挟持され、その反発力で同回動レバー片
は始点位置に向けて付勢されている。従って、ロックを
解除すると同ゴム部材の反発力で回動レバー片は始点位
置側に押し戻されて浮き上がらせる。
【0008】また、上記のように構成した請求項2にか
かる発明においては、相手側コネクタとの間に介在され
るゴムシールを備えており、ゴムシールの一部が回動レ
バー片とハウジングとの間まで延設され、回動レバーを
ハウジングの側に回動させたときに間に挟持される。さ
らに、上記のように構成した請求項3にかかる発明にお
いては、相手側コネクタを挿入可能なフード部内にゴム
シールを装着しつつ、同フード部に形成した貫通孔に当
該ゴムシールの一部を挿通せしめる。すると、ゴムシー
ルの一部はフード部外に引き出されて回動レバー片とハ
ウジングとの間まで延設され、貫通孔にて支持されつ
つ、回動レバー片とハウジングとの間で挟持される。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、回動レバ
ー片とハウジングとの間にゴム部材を装着するだけであ
るので、弦巻バネを使用する場合に比べて作業性を向上
させることが可能なレバー式コネクタを提供することが
できる。また、請求項2にかかる発明によれば、防水コ
ネクタなどで備えているゴムシールの一部を回動レバー
片とハウジングとの間まで延設せしめるだけであり、弾
発機構のためだけに別部品を用意する必要もなくなる。
【0010】さらに、請求項3にかかる発明によれば、
フード部内にゴムシールを装着するにあたって当該ゴム
シールを固定する必要があるが、フード部に形成した貫
通孔に当該ゴムシールの一部を挿通せしめることによっ
て固定しつつ、引き出した端部が弾発機構に利用される
ので、ゴムシールの固定と弾発機構とを兼用でき、部品
点数の減少や、小型化の効果がある。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面にもとづいて本発明の
実施形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態にか
かるレバー式コネクタにおける雌側コネクタと相手側と
なる雄側コネクタを側面図により示している。
【0012】同図において、ハウジングとしての雌側コ
ネクタ10は、図示しない雌側端子金具を挿通せしめて
保持可能な筒状の端子収容室を多数形成した矩形箱形状
の端子収容部11と、この端子収容部11における前後
方向中程の外周面から前端部分を外周から覆うように突
き出るフード部12とを備えている。このフード部12
には雄側コネクタ20を挿入可能となっており、同雄側
コネクタ20の両側壁面から突出する引き込み用カムピ
ン21,21に対応して当該フード部12の側壁12
a,12aには開口側から引き込み用スリット12a
1,12a1を形成してある。雄側コネクタ20は図示
しない雄側端子金具を挿通せしめて保持可能な筒状の端
子収容室を多数形成した矩形箱形状の端子収容部22
と、この端子収容部22における上記端子収容室の開口
面の周縁から筒状に突き出て雌側コネクタ10の端子収
容部11とフード部12との間に挿入可能なフード部2
3とを備えており、上記引き込み用カムピン21,21
は当該フード部23の外側面に立設して形成されてい
る。
【0013】本実施形態においては、雌側コネクタ10
が矩形箱形状の端子収容部11とフード部12とを備え
た形状としているが、特に、その形状について限定され
るわけではない。また、雌側コネクタ10に適用してい
るが、雄側端子金具を収容する側であってもかまわな
い。レバー式コネクタは、本来、多極化による嵌合力の
増加によって作業性が悪化するのを防止するためのもの
であるが、必ずしも多極のものに限るわけではなく、カ
ム構造で抜け防止を図るなど、他の目的のものにおいて
も適用可能である。
【0014】回動レバー片30はフード部12を上方か
ら跨ぐように概略コの字型に形成され、フード部12の
側壁12a,12aの外面側に対面するアーム部31,
31と、フード部12の天井壁12bの上面側に対面す
る基部32とからなる。フード部12の側壁12a,1
2aの外面には外方に突出する支軸ピン12c,12c
を形成してあり、アーム部31,31には同支軸ピン1
2c,12cを挿通可能な軸穴31a,31aを形成し
てある。そして、アーム部31,31を開いてフード部
12を跨ぎつつ、同支軸ピン12c,12cを軸穴31
a,31aに挿通させて回転可能に係合させている。ア
ーム部31,31の内側面には渦巻き形のカム溝31
b,31bを形成してあり、同カム溝31b,31bの
外側端部は当該アーム部31,31の側面に開口して導
入口31b1,31b1となっている。回動レバー片3
0が図1に示すように反時計回り方向に最も回転したと
き(始点位置)にて上記導入口31b1,31b1はフ
ード部12の引き込み用スリット12a1,12a1の
開口方向に一致し、雄側コネクタ20の引き込み用カム
ピン21,21がカム溝31b,31b内に進入可能と
なり、回動レバー片30が時計回り方向に回転するにつ
れて渦巻き形のカム溝31b,31bが同引き込み用カ
ムピン21,21を支軸ピン12c,12cに向かって
引きつけ、結果として雄側コネクタ20をフード部12
内に引き込む。図2に示すように、雄側コネクタ20を
フード部12の奥まで引き込んだ状態の回動レバー片3
0の位置を終点位置と呼ぶ。
【0015】本実施形態においては、回動レバー片30
をコの字型としてフード部12を跨ぐように装着してい
るが、回動可能に支持されつつ回動操作によって相手側
コネクタを引き込めればよく、必ずしも跨ぐようにして
装着されている必要はない。また、引き込み動作につい
ても、必ずしも回動レバー片30の側にカム溝が形成さ
れている必要はなく、カムピンとカム溝を反対にしても
良い。また、カムピンとカム溝との組み合わせ以外に
も、適宜、回動操作によって引き込み可能な凹凸形状と
することができる。
【0016】端子収容部11の後端側上面には上方に向
けてロック片14を突出させて形成してあり、回動レバ
ー片30の側にも、同ロック片14に向けて凸部33を
形成してある。同凸部33は終点位置で同ロック片14
の前方側に隣接するように形成されており、ロック片1
4に対面する側に向けて楔形の係合突起33aを形成し
てある。同係合突起33aは終点位置において下方から
上方に向かうにつれて徐々にロック片14の側に突出し
ており、ロック片14の側にもこの係合突起33aに対
面する部分に係合突起14aを形成してある。また、ロ
ック片14の上端は上記回動レバー片30の基部32と
干渉しないように後方側にオフセットされて延設された
操作片14bを形成してあり、同操作片14bを後方側
下方に押し下げると、ロック片14全体が後方側に傾動
する。係合突起33aはロック片14の係合突起14a
と係合しているため、このようにロック片14が傾動す
ると両者の係合が解除される。
【0017】本実施形態においては、ロック片14が後
方に傾動するものであるが、回動レバー片30を終点位
置で固定可能であれば両者の基本的な凹凸係合形状につ
いては特に限定されるものではなく、適宜、他の係合機
構を採用することができる。図1に示すように、上記端
子収容部11の外周面には帯環状のゴムシール15を装
着してあり、同ゴムシール15は雄側コネクタ20のフ
ード部23が当該雌側コネクタ10のフード部12と端
子収容部11との間に挿入されたときに当該端子収容部
11の外周面と同フード部23の内周面との間に介在さ
れ、水密面を形成するようになっている。このゴムシー
ル15は端子収容部11の上面中程にて後方側に延設さ
れた装着帯15aを形成されており、フード部12には
当該装着帯15aを挿通可能な貫通孔12dを形成して
ある。そして、同装着帯15aは当該貫通孔12dに無
理入れされるときに開口縁部が食い込み、容易にゴムシ
ール15が外れないように固定される。この貫通孔12
dは上記ロック片14の前方に形成されており、同装着
帯15aはロック片14の手前まで延設されている。
【0018】一方、回動レバー片30の凸部33は、上
記係合突起33aよりもさらに下方に突き出る突き当て
部33bを有しており、図2に示すように、回動レバー
片30を終点位置まで回動させると、同突き当て部33
bの端部は上記装着帯15aの上面に突き当たり、端子
収容部11の上面との間で圧縮させるようになってい
る。すなわち、かかる装着帯15aと突き当て部33b
と端子収容部11の上面とによって弾発機構を構成して
いる。
【0019】本実施形態においては、ゴムシール15の
一部である装着帯15aがゴム部材となって弾発機構を
構成しているが、必ずしもゴムシール15である必要は
なく、別個のゴム部材を装着しておいても良い。この場
合、図3に示すように、ゴム片16を回動レバー片30
の凸部33の側に装着しても良いし、図4に示すよう
に、雌側コネクタ10の側に装着しておいても良い。む
ろん、その場合の固定方法については適宜変更可能であ
る。また、装着場所についても、回動レバー片30と雌
側コネクタ10との間に挟持され、反発力で回動レバー
片30を始点位置に向けて押し戻すような位置であれ
ば、基部32と端子収容部11との間であったりアーム
部31と端子収容部11との間であるなど、適宜変更可
能である。
【0020】ただし、これらの別部材としてのゴム部材
を使用するのではなく、水密面を形成するために使用さ
れているゴムシール15の一部に押しつけ、かつ、ゴム
シール15を装着するにあたって必要な挿通作業によっ
て装着帯15aが所定場所に配設されるようにすること
により、弾発機構のためだけに必要な作業をなくすこと
ができ、作業の煩雑化を防止することができる。次に、
上記構成からなる本実施形態の動作を説明する。雌側コ
ネクタ10においては、端子金具の装着作業とともに、
端子収容部11の周囲にゴムシール15を装着する。す
なわち、環状のゴムシール15を端子収容部11に被せ
るようにし、装着帯15aをフード部12の貫通孔12
dに挿通させる。装着帯15aを貫通孔12dより引き
出すと、貫通孔12dの開口縁部が装着帯15aに食い
込み、ゴムシール15は端子収容部11の周囲から脱落
してしまわないようになる。引き出された装着帯15a
はロック片14の手前までのび、同位置で待機する。
【0021】回動レバー片30を始点位置まで回転させ
ておき、フード部12内に雄側コネクタ20をそのフー
ド部23の側から挿入する。雄側コネクタ20の引き込
み用カムピン21,21がアーム部31,31の導入口
31b1,31b1を介してカム溝31b,31b内に
入り込んだら、回動レバー片30を始点位置から終点位
置まで時計回り方向に回動させる。これにより、雄側コ
ネクタ20はフード部12の奥まで引き込まれる。この
とき、雄側コネクタ20のフード部23は端子収容部1
1の外周側で上記ゴムシール15を挟んで対峙し、同ゴ
ムシール15にて水密面を形成する。
【0022】一方、回動レバー片30の凸部33はロッ
ク片14の前面に摺接するように押しつけられ、凸部3
3の係合突起33aとロック片14の係合突起14aと
が互いに係合する。これにより、回動レバー片30は当
該ロック片14にて係止され、容易には始点位置の側に
回転できないようになる。なお、両者が係合するわずか
に手前の段階で凸部33の突き当て部33bは装着帯1
5aに突き当たり、回動レバー片30を回動させていく
ときに同装着帯15aを圧縮させる。
【0023】しかるに、雌側コネクタ10と雄側コネク
タ20とを離脱せしめる必要が生じたときには、ロック
片14の上端の操作片14bを後方側下方に押し下げ
る。すると、ロック片14は後方に傾動し、凸部33の
係合突起33aとロック片14の係合突起14aとの係
合が解除される。これにより、圧縮されていた装着帯1
5aの反発力によって凸部33の突き当て部33bを介
して回動レバー片30はわずかに押し戻され、浮いた状
態になる。このようにして浮き上がった回動レバー片3
0は、容易に手をかけて始点位置へ戻すことができる。
【0024】弦巻バネを使用していたとすればロック片
14と凸部33との係合が解除した時点でバネ力と嵌合
部分の遊びによって回動レバー片30は浮き上がるもの
の、かかる弦巻バネを装着する作業はわずらわしい。一
方、弦巻バネを廃止してしまえば回動レバー片30が浮
き上がらないので、回動レバー片30を持ち上げ難くな
る。これに対してゴム部材を所定場所に配置させておく
だけとすることにより、装着作業性を容易にさせつつ、
操作性を維持することができる。
【0025】このように、コの字型の回動レバー片30
が備えられた雌側コネクタ10において、ゴムシール1
5の一部を延設せしめて装着帯15aとし、回動レバー
片30の突き当て部33bと端子収容部11との間で圧
縮させておくことにより、ロック片14を操作して係合
を解除すると反発力で回動レバー片30を浮き上がらせ
るようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかるレバー式コネクタ
の側面図である。
【図2】レバー式コネクタのロック状態を示す一部破断
側面図である。
【図3】ゴム部材の変形例を示す要部拡大断面図であ
る。
【図4】ゴム部材の他の変形例を示す要部拡大断面図で
ある。
【図5】レバー式コネクタのロック解除状態を示す一部
破断側面図である。
【図6】従来のレバー式コネクタの側面図である。
【図7】同レバー式コネクタの係止解除操作時の側面図
である。
【符号の説明】
10…雌側コネクタ 11…端子収容部 12…フード部 12d…貫通孔 14…ロック片 15…ゴムシール 15a…装着帯 16…ゴム片 20…雄側コネクタ 21…引き込み用カムピン 30…回動レバー片 33…凸部 33a…係合突起 33b…突き当て部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端子金具を収容するハウジングと、この
    ハウジングに対して始点位置から終点位置まで回動可能
    に支持されて相手側コネクタとの合体時に同相手側コネ
    クタの一部と係合して回動操作によって引き込み駆動す
    る回動レバー片と、この回動レバー片の終点位置で当該
    回動レバー片をロックするロック機構と、同終点位置で
    同回動レバー片とハウジングとの間にてゴム部材を挟持
    せしめて反発力で始点位置に向けて付勢する弾発機構と
    を具備することを特徴とするレバー式コネクタ。
  2. 【請求項2】 上記請求項1に記載のレバー式コネクタ
    において、相手側コネクタとの間に介在されるゴムシー
    ルを備え、上記弾発機構は、上記回動レバー片とハウジ
    ングとの間に当該ゴムシールの一部を延設せしめている
    ことを特徴とするレバー式コネクタ。
  3. 【請求項3】 上記請求項1または請求項2に記載のレ
    バー式コネクタにおいて、上記ハウジングは、相手側コ
    ネクタを挿入可能なフード部を備えるとともに、上記ゴ
    ムシールと当該フード部内に装着しつつ同フード部に形
    成した貫通孔に当該ゴムシールの一部を挿通せしめて上
    記回動レバー片とハウジングとの間に延設せしめたこと
    を特徴とするレバー式コネクタ。
JP7323915A 1995-10-24 1995-11-17 レバー式コネクタ Expired - Lifetime JP3070461B2 (ja)

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DE69626706T DE69626706T2 (de) 1995-10-24 1996-10-14 Steckverbinder mit Verriegelungshebel
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JP7323915A Expired - Lifetime JP3070461B2 (ja) 1995-10-24 1995-11-17 レバー式コネクタ

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003036931A (ja) * 2001-07-23 2003-02-07 Ryosei Electro-Circuit Systems Ltd レバー式コネクタ
US6679711B2 (en) 2001-07-25 2004-01-20 Yazaki Corporation Lever type connector
US7137835B2 (en) 2004-04-28 2006-11-21 Tyco Electronics Amp K.K. Lever type connector
JP2013026154A (ja) * 2011-07-25 2013-02-04 Yazaki Corp レバー式コネクタ
JP2013254635A (ja) * 2012-06-06 2013-12-19 Sumitomo Wiring Syst Ltd レバー式コネクタ
JP2017228406A (ja) * 2016-06-22 2017-12-28 日本圧着端子製造株式会社 コネクタ

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