JPH09147757A - カラー陰極線管 - Google Patents
カラー陰極線管Info
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- JPH09147757A JPH09147757A JP7307134A JP30713495A JPH09147757A JP H09147757 A JPH09147757 A JP H09147757A JP 7307134 A JP7307134 A JP 7307134A JP 30713495 A JP30713495 A JP 30713495A JP H09147757 A JPH09147757 A JP H09147757A
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- Japan
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- ray tube
- magnetic shield
- color cathode
- cathode ray
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
- H01J29/02—Electrodes; Screens; Mounting, supporting, spacing or insulating thereof
- H01J29/06—Screens for shielding; Masks interposed in the electron stream
Landscapes
- Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電子ビームのランディング特性を向上させる
ことによって色ずれのない、高品質な画像を表示するこ
とができるカラー陰極線管を提供する。 【解決手段】 磁気シールド８が、第１の面１１と、こ
れに対向する第３の面１３と、第２の面１２と、これに
対向する第４の面１４とを有する中空でほぼ四角錐台状
であり、シャドウマスク５側の第１の開口部１５と電子
銃６側の第２の開口部１６とを有し、第１の面１１の第
２の開口部１６側の辺の両端近傍及び第３の面１３の第
２の開口部１６側の辺の両端近傍のみにそれぞれ切欠部
１７〜２０を形成した。
ことによって色ずれのない、高品質な画像を表示するこ
とができるカラー陰極線管を提供する。 【解決手段】 磁気シールド８が、第１の面１１と、こ
れに対向する第３の面１３と、第２の面１２と、これに
対向する第４の面１４とを有する中空でほぼ四角錐台状
であり、シャドウマスク５側の第１の開口部１５と電子
銃６側の第２の開口部１６とを有し、第１の面１１の第
２の開口部１６側の辺の両端近傍及び第３の面１３の第
２の開口部１６側の辺の両端近傍のみにそれぞれ切欠部
１７〜２０を形成した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、地磁気等の外部磁
界によって電子ビームに与えられる影響を軽減する内部
磁気シールドを備えたカラー陰極線管に関するものであ
る。
界によって電子ビームに与えられる影響を軽減する内部
磁気シールドを備えたカラー陰極線管に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】図９及び図１０は、特開平５−１５９７
１３号公報に開示されている従来のカラー陰極線管用の
内部磁気シールドの形状を概略的に示す斜視図である。
一般に、電子ビームが地磁気から受ける電磁力を弱める
方法としては、電子ビームに鎖交する地磁気による磁力
線の数を減らす方法と、地磁気による磁力線の方向が電
子ビームに平行な方向に近づくように電子ビームとこれ
に鎖交する磁力線とがなす角度を小さくする方法とがあ
る。
１３号公報に開示されている従来のカラー陰極線管用の
内部磁気シールドの形状を概略的に示す斜視図である。
一般に、電子ビームが地磁気から受ける電磁力を弱める
方法としては、電子ビームに鎖交する地磁気による磁力
線の数を減らす方法と、地磁気による磁力線の方向が電
子ビームに平行な方向に近づくように電子ビームとこれ
に鎖交する磁力線とがなす角度を小さくする方法とがあ
る。
【０００３】図９の磁気シールド４０は、水平方向（Ｘ
方向）地磁気（以下、「Ｅ／Ｗ地磁気」という。）を有
効に遮蔽することによって、管軸方向（Ｚ軸方向）に入
射する電子ビームＥＢに鎖交する磁力線の数を減らす機
能を持つ。しかし、この磁気シールド４０は、Ｅ／Ｗ地
磁気の３倍程度の影響を電子ビームＥＢに及ぼす管軸方
向地磁気（以下、「Ｎ／Ｓ地磁気」という。）から受け
る影響を十分に軽減することはできない。
方向）地磁気（以下、「Ｅ／Ｗ地磁気」という。）を有
効に遮蔽することによって、管軸方向（Ｚ軸方向）に入
射する電子ビームＥＢに鎖交する磁力線の数を減らす機
能を持つ。しかし、この磁気シールド４０は、Ｅ／Ｗ地
磁気の３倍程度の影響を電子ビームＥＢに及ぼす管軸方
向地磁気（以下、「Ｎ／Ｓ地磁気」という。）から受け
る影響を十分に軽減することはできない。
【０００４】そこで、図１０の磁気シールド４１が提案
されている。この磁気シールド４１は、各面４２〜４５
の中央に１つずつ切欠部４２ａ〜４５ａを形成すること
によって、Ｎ／Ｓ地磁気による磁力線の方向を電子ビー
ムＥＢに平行な方向に近づけ、電子ビームＥＢがＮ／Ｓ
地磁気から受ける電磁力を弱めている。
されている。この磁気シールド４１は、各面４２〜４５
の中央に１つずつ切欠部４２ａ〜４５ａを形成すること
によって、Ｎ／Ｓ地磁気による磁力線の方向を電子ビー
ムＥＢに平行な方向に近づけ、電子ビームＥＢがＮ／Ｓ
地磁気から受ける電磁力を弱めている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、各面４
２〜４５の中央付近に切欠部４２ａ〜４５ａを有する図
１０の磁気シールド４１では、Ｎ／Ｓ地磁気に対する対
角部（磁気シールドを構成する各面４２〜４５が互いに
交わる稜の近傍）のシールド効果は向上するがシャドウ
マスク側の各面４２〜４５のＸ軸及びＹ軸端近傍（画像
表示面の中心を原点とし、水平方向をＸ軸とし、垂直方
向をＹ軸とした座標系における、画像表示面内のＸ軸の
両端近傍及びＹ軸の両端近傍）におけるＮ／Ｓ地磁気に
対するシールド効果が不十分であるという問題があっ
た。
２〜４５の中央付近に切欠部４２ａ〜４５ａを有する図
１０の磁気シールド４１では、Ｎ／Ｓ地磁気に対する対
角部（磁気シールドを構成する各面４２〜４５が互いに
交わる稜の近傍）のシールド効果は向上するがシャドウ
マスク側の各面４２〜４５のＸ軸及びＹ軸端近傍（画像
表示面の中心を原点とし、水平方向をＸ軸とし、垂直方
向をＹ軸とした座標系における、画像表示面内のＸ軸の
両端近傍及びＹ軸の両端近傍）におけるＮ／Ｓ地磁気に
対するシールド効果が不十分であるという問題があっ
た。
【０００６】そこで、本発明の目的は、Ｎ／Ｓ地磁気に
より電子ビームに与えられる影響を更に抑制することに
より、電子ビームの良好なランディング特性を得ること
ができるカラー陰極線管を提供することにある。
より電子ビームに与えられる影響を更に抑制することに
より、電子ビームの良好なランディング特性を得ること
ができるカラー陰極線管を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】請求項１によるカラー陰
極線管は、前面パネルとファンネルとを有する外囲器
と、上記前面パネルの内面に設けられた蛍光体スクリー
ンと、上記蛍光体スクリーンに対向して配置され、電子
ビームを通過させる多数の通過孔を有するシャドウマス
クと、上記ファンネルのネック内に配置され、上記シャ
ドウマスクに向けて上記電子ビームを放射する電子銃
と、上記外囲器の内部に配置され、上記電子ビームの走
行路を取り囲む磁気シールドとを有する。そして、上記
磁気シールドが、第１の面と、上記第１の面に対向する
第３の面と、第２の面と、上記第２の面に対向する第４
の面とを有し、上記シャドウマスク側の第１の開口部と
上記電子銃側の第２の開口部とを有する中空でほぼ四角
錐台状であり、上記第１の面及び第３の面の上記第２の
開口部側の辺の両端近傍にのみそれぞれ切欠部を形成し
たことを特徴としている。
極線管は、前面パネルとファンネルとを有する外囲器
と、上記前面パネルの内面に設けられた蛍光体スクリー
ンと、上記蛍光体スクリーンに対向して配置され、電子
ビームを通過させる多数の通過孔を有するシャドウマス
クと、上記ファンネルのネック内に配置され、上記シャ
ドウマスクに向けて上記電子ビームを放射する電子銃
と、上記外囲器の内部に配置され、上記電子ビームの走
行路を取り囲む磁気シールドとを有する。そして、上記
磁気シールドが、第１の面と、上記第１の面に対向する
第３の面と、第２の面と、上記第２の面に対向する第４
の面とを有し、上記シャドウマスク側の第１の開口部と
上記電子銃側の第２の開口部とを有する中空でほぼ四角
錐台状であり、上記第１の面及び第３の面の上記第２の
開口部側の辺の両端近傍にのみそれぞれ切欠部を形成し
たことを特徴としている。
【０００８】また、請求項２によるカラー陰極線管は、
上記第１の面の上記第２の開口部側の上記切欠部に挟ま
れた辺の上記第１の開口部を含む基準面から上記第２の
開口部側の端部までの高さが、上記第１の開口部を含む
基準面から上記第２の開口部側の端部までの高さより短
く、かつ、上記第３の面の上記第２の開口部側の上記切
欠部に挟まれた辺の上記第１の開口部を含む基準面から
上記第２の開口部側の端部までの高さが、上記第３の面
の上記基準面から上記第２の開口部側の端部までの高さ
より短いことを特徴としている。
上記第１の面の上記第２の開口部側の上記切欠部に挟ま
れた辺の上記第１の開口部を含む基準面から上記第２の
開口部側の端部までの高さが、上記第１の開口部を含む
基準面から上記第２の開口部側の端部までの高さより短
く、かつ、上記第３の面の上記第２の開口部側の上記切
欠部に挟まれた辺の上記第１の開口部を含む基準面から
上記第２の開口部側の端部までの高さが、上記第３の面
の上記基準面から上記第２の開口部側の端部までの高さ
より短いことを特徴としている。
【０００９】また、請求項３によるカラー陰極線管は、
上記切欠部がＶ字形であることを特徴としている。
上記切欠部がＶ字形であることを特徴としている。
【００１０】また、請求項４によるカラー陰極線管は、
上記第１の面の上記第２の開口部側の上記切欠部に挟ま
れた辺の長さが、上記第１の面の上記切欠部の最深部間
の距離の１／２以下であり、かつ、上記第３の面の上記
第２の開口部側の上記切欠部に挟まれた辺の長さが、上
記第３の面の上記切欠部の最深部間の距離の１／２以下
であることを特徴としている。
上記第１の面の上記第２の開口部側の上記切欠部に挟ま
れた辺の長さが、上記第１の面の上記切欠部の最深部間
の距離の１／２以下であり、かつ、上記第３の面の上記
第２の開口部側の上記切欠部に挟まれた辺の長さが、上
記第３の面の上記切欠部の最深部間の距離の１／２以下
であることを特徴としている。
【００１１】また、請求項５によるカラー陰極線管は、
上記第１の面及び上記第３の面の上記切欠部の近傍に補
強部材を備えたことを特徴としている。
上記第１の面及び上記第３の面の上記切欠部の近傍に補
強部材を備えたことを特徴としている。
【００１２】
実施の形態１ 図１は、本発明の実施の形態１によるカラー陰極線管の
構造を概略的に示す水平断面図である。図１に示される
ように、実施の形態１によるカラー陰極線管は、正面
（図１の右側）から見た場合の形状がほぼ四角形である
ガラス製前面パネル１と、この前面パネル１に接合され
た漏斗状のガラス製ファンネル２とから構成される外囲
器３を有する。また、このカラー陰極線管は、前面パネ
ル１の内面に設けられ、赤、緑、青に発光する３色の蛍
光体層からなる蛍光体スクリーン４と、この蛍光体スク
リーン４に対向して配置され、電子ビームを通過させる
多数の通過孔を有するシャドウマスク５とを有する。さ
らに、このカラー陰極線管は、ファンネル２のネック２
ａ内に配置され、シャドウマスク５に向けて３本の電子
ビーム７Ｒ，７Ｇ，７Ｂを放出する電子銃６と、外囲器
３の内部に電子ビームの走行路を取り囲んで配置され、
地磁気や外部回路等によって発生する外部磁界を遮蔽す
る磁気シールド８とを有する。尚、図１において、９は
シャドウマスク５及び磁気シールド８を支持するフレー
ム、１０は電子ビーム７Ｒ，７Ｇ，７Ｂを走査させる偏
向ヨークを示す。
構造を概略的に示す水平断面図である。図１に示される
ように、実施の形態１によるカラー陰極線管は、正面
（図１の右側）から見た場合の形状がほぼ四角形である
ガラス製前面パネル１と、この前面パネル１に接合され
た漏斗状のガラス製ファンネル２とから構成される外囲
器３を有する。また、このカラー陰極線管は、前面パネ
ル１の内面に設けられ、赤、緑、青に発光する３色の蛍
光体層からなる蛍光体スクリーン４と、この蛍光体スク
リーン４に対向して配置され、電子ビームを通過させる
多数の通過孔を有するシャドウマスク５とを有する。さ
らに、このカラー陰極線管は、ファンネル２のネック２
ａ内に配置され、シャドウマスク５に向けて３本の電子
ビーム７Ｒ，７Ｇ，７Ｂを放出する電子銃６と、外囲器
３の内部に電子ビームの走行路を取り囲んで配置され、
地磁気や外部回路等によって発生する外部磁界を遮蔽す
る磁気シールド８とを有する。尚、図１において、９は
シャドウマスク５及び磁気シールド８を支持するフレー
ム、１０は電子ビーム７Ｒ，７Ｇ，７Ｂを走査させる偏
向ヨークを示す。
【００１３】図２（ａ）は磁気シールド８の形状を示す
斜視図、図２（ｂ）は磁気シールド８の切欠部を示す説
明図である。磁気シールド８は、板厚が０．１［ｍｍ］
〜０．３［ｍｍ］程度の金属磁性体板により形成されて
いる。この金属磁性体板に適した材料には、例えば、リ
ムド鋼又はアルミキルド鋼があるが、他の磁性体であっ
てもよい。図２（ａ）に示されるように、磁気シールド
８は、中空であり、ほぼ四角錐台状であり、Ｘ−Ｚ面
（水平面）に対して傾斜した第１の面（上面）１１と、
Ｘ−Ｚ面に対して傾斜し、第１の面１１に対向する第３
の面（下面）１３と、Ｙ−Ｚ面（垂直面）に対して傾斜
した第２の面（左面）１２と、Ｙ−Ｚ面に対して傾斜
し、第２の面１２に対向する第４の面（右面）１４とを
有する。また、図１及び図２（ａ），（ｂ）に示される
ように、磁気シールド８は、シャドウマスク５側に大径
の第１の開口部１５を有し、電子銃６側に小径の第２の
開口部１６を有する。尚、横（水平方向）に長い画面を
持つカラー陰極線管の場合には、第１及び第３の面１
１，１３の第１の開口部１５側の辺（例えば、図２
（ａ）における辺１１ａ）、即ち、Ｘ方向の辺は、第２
及び第４の面１２，１４の第１の開口部１５側の辺（例
えば、図２（ａ）における辺１４ａ）、即ち、Ｙ方向の
辺より長い。また、第１乃至第４の面１１〜１４は平面
に限らず、曲面であってもよい。
斜視図、図２（ｂ）は磁気シールド８の切欠部を示す説
明図である。磁気シールド８は、板厚が０．１［ｍｍ］
〜０．３［ｍｍ］程度の金属磁性体板により形成されて
いる。この金属磁性体板に適した材料には、例えば、リ
ムド鋼又はアルミキルド鋼があるが、他の磁性体であっ
てもよい。図２（ａ）に示されるように、磁気シールド
８は、中空であり、ほぼ四角錐台状であり、Ｘ−Ｚ面
（水平面）に対して傾斜した第１の面（上面）１１と、
Ｘ−Ｚ面に対して傾斜し、第１の面１１に対向する第３
の面（下面）１３と、Ｙ−Ｚ面（垂直面）に対して傾斜
した第２の面（左面）１２と、Ｙ−Ｚ面に対して傾斜
し、第２の面１２に対向する第４の面（右面）１４とを
有する。また、図１及び図２（ａ），（ｂ）に示される
ように、磁気シールド８は、シャドウマスク５側に大径
の第１の開口部１５を有し、電子銃６側に小径の第２の
開口部１６を有する。尚、横（水平方向）に長い画面を
持つカラー陰極線管の場合には、第１及び第３の面１
１，１３の第１の開口部１５側の辺（例えば、図２
（ａ）における辺１１ａ）、即ち、Ｘ方向の辺は、第２
及び第４の面１２，１４の第１の開口部１５側の辺（例
えば、図２（ａ）における辺１４ａ）、即ち、Ｙ方向の
辺より長い。また、第１乃至第４の面１１〜１４は平面
に限らず、曲面であってもよい。
【００１４】そして、実施の形態１における磁気シール
ド８は、第１の面１１の第２の開口部１６側の辺の両端
近傍のみに切欠部１７，１８を形成し、第３の面１３の
第２の開口部１６側の辺の両端近傍のみに切欠部１９，
２０を形成している。
ド８は、第１の面１１の第２の開口部１６側の辺の両端
近傍のみに切欠部１７，１８を形成し、第３の面１３の
第２の開口部１６側の辺の両端近傍のみに切欠部１９，
２０を形成している。
【００１５】ここで、第１の面１１に１対の切欠部１
７，１８を形成し、第３の面１３に１対の切欠部１９，
２０を形成した理由は、第２の開口部１６から侵入する
Ｎ／Ｓ地磁気による磁力線を第２の開口部１６側の各面
１１〜１４が接する角部２１〜２４に集中させ、Ｎ／Ｓ
地磁気による磁力線の方向と電子ビームの方向とがなす
角度を小さくすることによって、電子ビームがＮ／Ｓ地
磁気から受ける力を弱めるためである。
７，１８を形成し、第３の面１３に１対の切欠部１９，
２０を形成した理由は、第２の開口部１６から侵入する
Ｎ／Ｓ地磁気による磁力線を第２の開口部１６側の各面
１１〜１４が接する角部２１〜２４に集中させ、Ｎ／Ｓ
地磁気による磁力線の方向と電子ビームの方向とがなす
角度を小さくすることによって、電子ビームがＮ／Ｓ地
磁気から受ける力を弱めるためである。
【００１６】また、第１の面１１の両端近傍のみに切欠
部１７，１８を形成し、これら１対の切欠部１７，１８
の間に突起部１１ｂを残し、第３の面１３の両端近傍の
みに切欠部１９，２０を形成し、これら１対の切欠部１
９，２０の間に突起部１３ｂを残した理由は、第１の面
１１のＸ軸及びＹ軸端近傍（画像表示面の中心を原点と
し、水平方向をＸ軸とし、垂直方向をＹ軸とした座標系
における、画像表示面内のＸ軸の両端近傍及びＹ軸の両
端近傍）における電子ビームに鎖交する磁力線の数及び
第３の面１３のＸ軸及びＹ軸端近傍における電子ビーム
に鎖交する磁力線の数を減らすためである。言い換えれ
ば、磁気シールドを構成する各面の中央部に切欠部を設
けた従来の磁気シールド（例えば、図１０に示されるも
の）では不十分であったＸ軸及びＹ軸端近傍におけるＮ
／Ｓ地磁気の遮蔽効果を向上させるためである。
部１７，１８を形成し、これら１対の切欠部１７，１８
の間に突起部１１ｂを残し、第３の面１３の両端近傍の
みに切欠部１９，２０を形成し、これら１対の切欠部１
９，２０の間に突起部１３ｂを残した理由は、第１の面
１１のＸ軸及びＹ軸端近傍（画像表示面の中心を原点と
し、水平方向をＸ軸とし、垂直方向をＹ軸とした座標系
における、画像表示面内のＸ軸の両端近傍及びＹ軸の両
端近傍）における電子ビームに鎖交する磁力線の数及び
第３の面１３のＸ軸及びＹ軸端近傍における電子ビーム
に鎖交する磁力線の数を減らすためである。言い換えれ
ば、磁気シールドを構成する各面の中央部に切欠部を設
けた従来の磁気シールド（例えば、図１０に示されるも
の）では不十分であったＸ軸及びＹ軸端近傍におけるＮ
／Ｓ地磁気の遮蔽効果を向上させるためである。
【００１７】以上説明したように、実施の形態１のカラ
ー陰極線管によれば、Ｅ／Ｗ地磁気による電子ビームの
影響を抑えながら、Ｎ／Ｓ地磁気による電子ビームの影
響を更に軽減させることができる。
ー陰極線管によれば、Ｅ／Ｗ地磁気による電子ビームの
影響を抑えながら、Ｎ／Ｓ地磁気による電子ビームの影
響を更に軽減させることができる。
【００１８】図３は、実施の形態１によるカラー陰極線
管における、切欠部１７〜２０の深さ（ＨD−ＨV）とＮ
／Ｓ地磁気による電子ビーム移動量との関係を示すグラ
フである。ここで、ＨDは、第１の開口部１５を含む基
準面１５ａから磁気シールド８の第２の開口部１６側の
端部までの高さを示し、ＨVは、基準面１５ａから切欠
部１７〜２０の底部までの高さを示す。図３において、
曲線２５は切欠部１７〜２０の深さ（ＨD−ＨV）に対す
る、対角部で生じる電子ビームの最大移動量［μｍ］を
示し、曲線２６は切欠部１７〜２０の深さ（ＨD−ＨV）
に対する、Ｘ軸及びＹ軸端近傍の電子ビームの移動量
［μｍ］を示す。図３の曲線２５から、切欠部１７〜２
０の深さ（ＨD−ＨV）が増すほど、対角部で生じる電子
ビームの最大移動量［μｍ］を小さくすることができる
ことがわかる。また、図３の曲線２６から、切欠部１７
〜２０の深さ（ＨD−ＨV）を増しても、Ｘ軸及びＹ軸端
近傍の電子ビームの移動量［μｍ］を、ほとんど増加さ
せていないことがわかる。
管における、切欠部１７〜２０の深さ（ＨD−ＨV）とＮ
／Ｓ地磁気による電子ビーム移動量との関係を示すグラ
フである。ここで、ＨDは、第１の開口部１５を含む基
準面１５ａから磁気シールド８の第２の開口部１６側の
端部までの高さを示し、ＨVは、基準面１５ａから切欠
部１７〜２０の底部までの高さを示す。図３において、
曲線２５は切欠部１７〜２０の深さ（ＨD−ＨV）に対す
る、対角部で生じる電子ビームの最大移動量［μｍ］を
示し、曲線２６は切欠部１７〜２０の深さ（ＨD−ＨV）
に対する、Ｘ軸及びＹ軸端近傍の電子ビームの移動量
［μｍ］を示す。図３の曲線２５から、切欠部１７〜２
０の深さ（ＨD−ＨV）が増すほど、対角部で生じる電子
ビームの最大移動量［μｍ］を小さくすることができる
ことがわかる。また、図３の曲線２６から、切欠部１７
〜２０の深さ（ＨD−ＨV）を増しても、Ｘ軸及びＹ軸端
近傍の電子ビームの移動量［μｍ］を、ほとんど増加さ
せていないことがわかる。
【００１９】図４は、図１０の従来の磁気シールドにつ
いて、切欠部の深さとＮ／Ｓ地磁気による電子ビーム移
動量との関係を示すグラフである。図４において、曲線
２７は切欠部の深さに対する、対角部で生じる電子ビー
ムの最大移動量［μｍ］を示し、曲線２８は切欠部の深
さに対する、Ｘ軸及びＹ軸端近傍の電子ビームの移動量
［μｍ］を示す。図４の曲線２７から、切欠部の深さが
増すほど、電子ビームの最大移動量［μｍ］を小さくす
ることができるが、曲線２８から、切欠部の深さが増す
ほど、Ｘ軸及びＹ軸端近傍の電子ビームの移動量［μ
ｍ］が増加してしまうことがわかる。
いて、切欠部の深さとＮ／Ｓ地磁気による電子ビーム移
動量との関係を示すグラフである。図４において、曲線
２７は切欠部の深さに対する、対角部で生じる電子ビー
ムの最大移動量［μｍ］を示し、曲線２８は切欠部の深
さに対する、Ｘ軸及びＹ軸端近傍の電子ビームの移動量
［μｍ］を示す。図４の曲線２７から、切欠部の深さが
増すほど、電子ビームの最大移動量［μｍ］を小さくす
ることができるが、曲線２８から、切欠部の深さが増す
ほど、Ｘ軸及びＹ軸端近傍の電子ビームの移動量［μ
ｍ］が増加してしまうことがわかる。
【００２０】ここで、図３及び図４に示される値は実験
により得られたものである。また、実験に用いた磁気シ
ールドは、１５インチＣＲＴ（三菱電機株式会社製）用
のものであり、その寸法は以下の通りである。
により得られたものである。また、実験に用いた磁気シ
ールドは、１５インチＣＲＴ（三菱電機株式会社製）用
のものであり、その寸法は以下の通りである。
【００２１】 第１の開口部のＸ軸方向の幅＝２８０［ｍｍ］ 第２の開口部のＸ軸方向の幅＝１２６［ｍｍ］ 切欠部の底部の幅ＷA ＝１０［ｍｍ］ 切欠部の最大幅ＷB ＝４６［ｍｍ］ 第１及び第３の面１１，１３の高さＨD ＝８４［ｍｍ］ 切欠部１７〜２０の底部の高さＨV ＝５４［ｍｍ］及び
ＨV ＝６９［ｍｍ］
ＨV ＝６９［ｍｍ］
【００２２】また、実施の形態１において、切欠部１７
〜２０の形状、深さ（ＨD−ＨV）及び幅（底部の幅ＷA
及び最大幅ＷB）、第１及び第３の面１１，１３の高さ
ＨD、切欠部１７〜２０の底部の高さＨV、高さＨDに対
する高さＨVの割合いＨV／ＨD、切欠部１７〜２０の傾
斜端の角度θなどの値は、カラー陰極線管の形状や大き
さ等の諸条件、カラー陰極線管を使用する環境条件、及
びＮ／Ｓ地磁気とＥ／Ｗ地磁気のいずれの影響を優先的
に防止するか等のような設計要求に基づいて定めればよ
い。また、切欠部１７〜２０の傾斜端の角度θは、次式 ０゜≦ θ ≦ ６０゜ （１） を満足することが望ましい。また、切欠部１７〜２０の
底部の高さＨVは、次式 ０．３×ＨD ≦ ＨV ≦ ０．７×ＨD （２） を満足することが望ましい。
〜２０の形状、深さ（ＨD−ＨV）及び幅（底部の幅ＷA
及び最大幅ＷB）、第１及び第３の面１１，１３の高さ
ＨD、切欠部１７〜２０の底部の高さＨV、高さＨDに対
する高さＨVの割合いＨV／ＨD、切欠部１７〜２０の傾
斜端の角度θなどの値は、カラー陰極線管の形状や大き
さ等の諸条件、カラー陰極線管を使用する環境条件、及
びＮ／Ｓ地磁気とＥ／Ｗ地磁気のいずれの影響を優先的
に防止するか等のような設計要求に基づいて定めればよ
い。また、切欠部１７〜２０の傾斜端の角度θは、次式 ０゜≦ θ ≦ ６０゜ （１） を満足することが望ましい。また、切欠部１７〜２０の
底部の高さＨVは、次式 ０．３×ＨD ≦ ＨV ≦ ０．７×ＨD （２） を満足することが望ましい。
【００２３】尚、上記説明においては、磁気シールド８
の第２の開口部１６の長辺に切欠部を形成した場合につ
いて説明したが、第２の開口部１６の短辺の両端近傍に
切欠部を形成しても外部磁界の影響を軽減することがで
きる。
の第２の開口部１６の長辺に切欠部を形成した場合につ
いて説明したが、第２の開口部１６の短辺の両端近傍に
切欠部を形成しても外部磁界の影響を軽減することがで
きる。
【００２４】実施の形態２ 図５（ａ），（ｂ）は、本発明の実施の形態２によるカ
ラー陰極線管の磁気シールド３０を示すものであり、同
図（ａ）は磁気シールド３０の形状を示す斜視図、同図
（ｂ）は磁気シールド３０の切欠部を示す説明図であ
る。この磁気シールド３０は、基準面１５ａから切欠部
１７，１８の間の突起部１１ｂ及び切欠部１９，２０の
間の突起部１３ｂの第２の開口部１６側の端部までの高
さＨTを、基準面１５ａから第２の面１２及び第４の面
１４の第２の開口部１６側の端部での高さＨDよりも低
くしている点のみが、実施の形態１の場合と相違する。
実施の形態２の場合にも実施の形態１の場合とほぼ同様
に、Ｘ軸及びＹ軸端近傍におけるシールド効果が向上す
るという効果が得られ、しかも対角部におけるシールド
効果が更に向上するという効果が得られる。実施の形態
２において、上記以外の点は、実施の形態１の場合と同
一である。
ラー陰極線管の磁気シールド３０を示すものであり、同
図（ａ）は磁気シールド３０の形状を示す斜視図、同図
（ｂ）は磁気シールド３０の切欠部を示す説明図であ
る。この磁気シールド３０は、基準面１５ａから切欠部
１７，１８の間の突起部１１ｂ及び切欠部１９，２０の
間の突起部１３ｂの第２の開口部１６側の端部までの高
さＨTを、基準面１５ａから第２の面１２及び第４の面
１４の第２の開口部１６側の端部での高さＨDよりも低
くしている点のみが、実施の形態１の場合と相違する。
実施の形態２の場合にも実施の形態１の場合とほぼ同様
に、Ｘ軸及びＹ軸端近傍におけるシールド効果が向上す
るという効果が得られ、しかも対角部におけるシールド
効果が更に向上するという効果が得られる。実施の形態
２において、上記以外の点は、実施の形態１の場合と同
一である。
【００２５】実施の形態３ 図６（ａ），（ｂ）は、本発明の実施の形態３によるカ
ラー陰極線管の磁気シールド３１を示すものであり、同
図（ａ）は磁気シールド３１の形状を示す斜視図、同図
（ｂ）は磁気シールド３１の切欠部を示す説明図であ
る。実施の形態３による磁気シールド３１は、切欠部１
７〜２０をＶ字状に形成している点のみが、実施の形態
１の場合と相違する。実施の形態３の場合にも実施の形
態１の場合とほぼ同様な効果が得られる。しかも、切欠
部の深さが同一である場合、第１及び第３の面１１，１
３が変形し難いという効果がある。実施の形態３におい
て、上記以外の点は、実施の形態１の場合と同一であ
る。
ラー陰極線管の磁気シールド３１を示すものであり、同
図（ａ）は磁気シールド３１の形状を示す斜視図、同図
（ｂ）は磁気シールド３１の切欠部を示す説明図であ
る。実施の形態３による磁気シールド３１は、切欠部１
７〜２０をＶ字状に形成している点のみが、実施の形態
１の場合と相違する。実施の形態３の場合にも実施の形
態１の場合とほぼ同様な効果が得られる。しかも、切欠
部の深さが同一である場合、第１及び第３の面１１，１
３が変形し難いという効果がある。実施の形態３におい
て、上記以外の点は、実施の形態１の場合と同一であ
る。
【００２６】実施の形態４ 図７（ａ），（ｂ）は、本発明の実施の形態４によるカ
ラー陰極線管の磁気シールド３２を示すものであり、同
図（ａ）は磁気シールド３２の形状を示す斜視図、同図
（ｂ）は磁気シールド３２の切欠部を示す説明図であ
る。実施の形態４による磁気シールド３２は、切欠部１
７〜２０をＶ字状に形成している点、及び、第１及び第
３の面１１，１３の突起部１１ｂ，１３ｂの上辺の長さ
Ｌaが、切欠部１７，１８又は切欠部１９，２０の最深
部間の距離Ｌbの１／２以下になるように形成している
点のみが、実施の形態１の場合と相違する。実施の形態
４の場合にも実施の形態１の場合とほぼ同様に、Ｘ軸及
びＹ軸端近傍におけるシールド効果が向上するととも
に、対角部におけるシールド効果が更に向上するという
効果が得られる。実施の形態４において、上記以外の点
は、実施の形態１の場合と同一である。
ラー陰極線管の磁気シールド３２を示すものであり、同
図（ａ）は磁気シールド３２の形状を示す斜視図、同図
（ｂ）は磁気シールド３２の切欠部を示す説明図であ
る。実施の形態４による磁気シールド３２は、切欠部１
７〜２０をＶ字状に形成している点、及び、第１及び第
３の面１１，１３の突起部１１ｂ，１３ｂの上辺の長さ
Ｌaが、切欠部１７，１８又は切欠部１９，２０の最深
部間の距離Ｌbの１／２以下になるように形成している
点のみが、実施の形態１の場合と相違する。実施の形態
４の場合にも実施の形態１の場合とほぼ同様に、Ｘ軸及
びＹ軸端近傍におけるシールド効果が向上するととも
に、対角部におけるシールド効果が更に向上するという
効果が得られる。実施の形態４において、上記以外の点
は、実施の形態１の場合と同一である。
【００２７】実施の形態５ 図８（ａ），（ｂ）は、本発明の実施の形態５によるカ
ラー陰極線管の磁気シールド３３を示すものであり、同
図（ａ）は磁気シールド３３の形状を示す斜視図、同図
（ｂ）は磁気シールド３３の切欠部を示す説明図であ
る。実施の形態５による磁気シールド３３は、切欠部１
７〜２０の近傍に機械的強度を補強するビード３４を備
えている点のみが、実施の形態１の場合と相違する。実
施の形態５の場合にも実施の形態１の場合とほぼ同様な
効果が得られる。実施の形態５において、上記以外の点
は、実施の形態１の場合と同一である。
ラー陰極線管の磁気シールド３３を示すものであり、同
図（ａ）は磁気シールド３３の形状を示す斜視図、同図
（ｂ）は磁気シールド３３の切欠部を示す説明図であ
る。実施の形態５による磁気シールド３３は、切欠部１
７〜２０の近傍に機械的強度を補強するビード３４を備
えている点のみが、実施の形態１の場合と相違する。実
施の形態５の場合にも実施の形態１の場合とほぼ同様な
効果が得られる。実施の形態５において、上記以外の点
は、実施の形態１の場合と同一である。
【００２８】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
Ｅ／Ｗ地磁気による電子ビームの影響を抑えながら、Ｎ
／Ｓ地磁気による電子ビームの影響を更に軽減させるこ
とができるので、電子ビームの良好なランディング特性
を得ることができ、高品質な画像を表示できるという効
果が得られる。
Ｅ／Ｗ地磁気による電子ビームの影響を抑えながら、Ｎ
／Ｓ地磁気による電子ビームの影響を更に軽減させるこ
とができるので、電子ビームの良好なランディング特性
を得ることができ、高品質な画像を表示できるという効
果が得られる。
【図１】 本発明の実施の形態１によるカラー陰極線管
の構造を概略的に示す水平断面図である。
の構造を概略的に示す水平断面図である。
【図２】 （ａ）は図１の磁気シールドを示す斜視図、
（ｂ）は図１の磁気シールドの切欠部を示す説明図であ
る。
（ｂ）は図１の磁気シールドの切欠部を示す説明図であ
る。
【図３】 切欠部の深さ（ＨD−ＨV）とＮ／Ｓ地磁気に
よる電子ビーム移動量との関係を示すグラフである。
よる電子ビーム移動量との関係を示すグラフである。
【図４】 従来の磁気シールドについて、切欠部の深さ
とＮ／Ｓ地磁気による電子ビーム移動量との関係を示す
グラフである。
とＮ／Ｓ地磁気による電子ビーム移動量との関係を示す
グラフである。
【図５】 （ａ）は実施の形態２における磁気シールド
を示す斜視図、（ｂ）はこの磁気シールドの切欠部を示
す説明図である。
を示す斜視図、（ｂ）はこの磁気シールドの切欠部を示
す説明図である。
【図６】 （ａ）は実施の形態３における磁気シールド
を示す斜視図、（ｂ）はこの磁気シールドの切欠部を示
す説明図である。
を示す斜視図、（ｂ）はこの磁気シールドの切欠部を示
す説明図である。
【図７】 （ａ）は実施の形態４における磁気シールド
を示す斜視図、（ｂ）はこの磁気シールドの切欠部を示
す説明図である。
を示す斜視図、（ｂ）はこの磁気シールドの切欠部を示
す説明図である。
【図８】 （ａ）は実施の形態５における磁気シールド
を示す斜視図、（ｂ）はこの磁気シールドの切欠部を示
す説明図である。
を示す斜視図、（ｂ）はこの磁気シールドの切欠部を示
す説明図である。
【図９】 従来の磁気シールドの形状を概略的に示す斜
視図である。
視図である。
【図１０】 従来の磁気シールドの他の形状を概略的に
示す斜視図である。
示す斜視図である。
１ 前面パネル、 ２ ファンネル、 ２ａ ネック、
３ 外囲器、 ４蛍光体スクリーン、 ５ シャドウ
マスク、 ６ 電子銃、 ７Ｒ，７Ｇ，７Ｂ電子ビー
ム、 ８，３０，３１，３２，３３ 磁気シールド、
１１ 第１の面、 １２ 第２の面、 １３ 第３の
面、 １４ 第４の面、 １５ 第１の開口部、 １６
第２の開口部、 １７，１８，１９，２０ 切欠部、
３４ビード。
３ 外囲器、 ４蛍光体スクリーン、 ５ シャドウ
マスク、 ６ 電子銃、 ７Ｒ，７Ｇ，７Ｂ電子ビー
ム、 ８，３０，３１，３２，３３ 磁気シールド、
１１ 第１の面、 １２ 第２の面、 １３ 第３の
面、 １４ 第４の面、 １５ 第１の開口部、 １６
第２の開口部、 １７，１８，１９，２０ 切欠部、
３４ビード。
Claims (5)
- 【請求項１】 前面パネルとファンネルとを有する外囲
器と、 上記前面パネルの内面に設けられた蛍光体スクリーン
と、 上記蛍光体スクリーンに対向して配置され、電子ビーム
を通過させる多数の通過孔を有するシャドウマスクと、 上記ファンネルのネック内に配置され、上記シャドウマ
スクに向けて上記電子ビームを放射する電子銃と、 上記外囲器の内部に配置され、上記電子ビームの走行路
を取り囲む磁気シールドとを有するカラー陰極線管にお
いて、 上記磁気シールドが、第１の面と、上記第１の面に対向
する第３の面と、第２の面と、上記第２の面に対向する
第４の面とを有し、上記シャドウマスク側の第１の開口
部と上記電子銃側の第２の開口部とを有する中空でほぼ
四角錐台状であり、上記第１の面及び第３の面の上記第
２の開口部側の辺の両端近傍にのみそれぞれ切欠部を形
成したことを特徴とするカラー陰極線管。 - 【請求項２】 上記第１の面の上記第２の開口部側の上
記切欠部に挟まれた辺の上記第１の開口部を含む基準面
から上記第２の開口部側の端部までの高さが、上記第１
の開口部を含む基準面から上記第２の開口部側の端部ま
での高さより短く、かつ、上記第３の面の上記第２の開
口部側の上記切欠部に挟まれた辺の上記第１の開口部を
含む基準面から上記第２の開口部側の端部までの高さ
が、上記第３の面の上記基準面から上記第２の開口部側
の端部までの高さより短いことを特徴とする請求項１に
記載のカラー陰極線管。 - 【請求項３】 上記切欠部がＶ字形であることを特徴と
する請求項１又は２のいずれかに記載のカラー陰極線
管。 - 【請求項４】 上記第１の面の上記第２の開口部側の上
記切欠部に挟まれた辺の長さが、上記第１の面の上記切
欠部の最深部間の距離の１／２以下であり、かつ、上記
第３の面の上記第２の開口部側の上記切欠部に挟まれた
辺の長さが、上記第３の面の上記切欠部の最深部間の距
離の１／２以下であることを特徴とする請求項１乃至３
のいずれかに記載のカラー陰極線管。 - 【請求項５】 上記第１の面及び上記第３の面の上記切
欠部の近傍に補強部材を備えたことを特徴とする請求項
１乃至４のいずれかに記載のカラー陰極線管。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7307134A JPH09147757A (ja) | 1995-11-27 | 1995-11-27 | カラー陰極線管 |
| TW085101189A TW351044B (en) | 1995-11-27 | 1996-01-31 | Color cathode emitter |
| US08/691,560 US5773924A (en) | 1995-11-27 | 1996-08-02 | Color cathode ray tube with an internal magnetic shield |
| KR1019960053884A KR100215099B1 (ko) | 1995-11-27 | 1996-11-14 | 칼라 음극선관 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7307134A JPH09147757A (ja) | 1995-11-27 | 1995-11-27 | カラー陰極線管 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09147757A true JPH09147757A (ja) | 1997-06-06 |
Family
ID=17965447
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7307134A Pending JPH09147757A (ja) | 1995-11-27 | 1995-11-27 | カラー陰極線管 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5773924A (ja) |
| JP (1) | JPH09147757A (ja) |
| KR (1) | KR100215099B1 (ja) |
| TW (1) | TW351044B (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001043161A1 (fr) * | 1999-12-13 | 2001-06-14 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Blindage magnetique interne et tube a rayon cathodique |
| KR100350621B1 (ko) * | 2000-12-15 | 2002-08-30 | 엘지전자주식회사 | 개선된 인너쉴드를 갖는 칼라 음극선관 |
| KR100524864B1 (ko) * | 2003-02-10 | 2005-10-31 | 엘지.필립스 디스플레이 주식회사 | 컬러 음극선관 |
| KR100852688B1 (ko) * | 2002-01-29 | 2008-08-19 | 삼성에스디아이 주식회사 | 자기 차폐 기구 및 이를 구비한 음극선관 |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2346007B (en) | 1999-01-21 | 2004-03-03 | Imaging & Sensing Tech Corp | Getter flash shield |
| JP2001185043A (ja) * | 1999-12-28 | 2001-07-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 陰極線管 |
| US6720723B2 (en) * | 2000-03-16 | 2004-04-13 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Cathode ray tube for achieving small electron beam landing deviation |
| KR20020008587A (ko) * | 2000-07-24 | 2002-01-31 | 김영남 | 칼라음극선관의 인너 실드 |
| FR2824184B1 (fr) * | 2001-04-27 | 2003-09-26 | Thomson Licensing Sa | Tube cathodique en couleurs avec blindage magnetique interne |
| US20060204865A1 (en) * | 2005-03-08 | 2006-09-14 | Luminus Devices, Inc. | Patterned light-emitting devices |
| US8110838B2 (en) * | 2006-12-08 | 2012-02-07 | Luminus Devices, Inc. | Spatial localization of light-generating portions in LEDs |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| MY110090A (en) * | 1991-04-29 | 1997-12-31 | Koninklijke Philips Electronics Nv | Colour display tube having an internal magnetic shield. |
| JP3153597B2 (ja) * | 1991-12-10 | 2001-04-09 | 株式会社東芝 | カラー受像管 |
| US5336962A (en) * | 1992-07-06 | 1994-08-09 | Thomson Consumer Electronics, Inc. | Cathode-ray tube having internal magnetic shield with strengthening ribs |
-
1995
- 1995-11-27 JP JP7307134A patent/JPH09147757A/ja active Pending
-
1996
- 1996-01-31 TW TW085101189A patent/TW351044B/zh not_active IP Right Cessation
- 1996-08-02 US US08/691,560 patent/US5773924A/en not_active Expired - Fee Related
- 1996-11-14 KR KR1019960053884A patent/KR100215099B1/ko not_active IP Right Cessation
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001043161A1 (fr) * | 1999-12-13 | 2001-06-14 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Blindage magnetique interne et tube a rayon cathodique |
| JP2001236898A (ja) * | 1999-12-13 | 2001-08-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 内部磁気シールド及び陰極線管 |
| KR100436883B1 (ko) * | 1999-12-13 | 2004-06-22 | 마쯔시다덴기산교 가부시키가이샤 | 내부 자기 실드 및 음극선관 |
| US6768253B1 (en) | 1999-12-13 | 2004-07-27 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Inner magnetic shield and cathode-ray tube |
| KR100350621B1 (ko) * | 2000-12-15 | 2002-08-30 | 엘지전자주식회사 | 개선된 인너쉴드를 갖는 칼라 음극선관 |
| KR100852688B1 (ko) * | 2002-01-29 | 2008-08-19 | 삼성에스디아이 주식회사 | 자기 차폐 기구 및 이를 구비한 음극선관 |
| KR100524864B1 (ko) * | 2003-02-10 | 2005-10-31 | 엘지.필립스 디스플레이 주식회사 | 컬러 음극선관 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5773924A (en) | 1998-06-30 |
| TW351044B (en) | 1999-01-21 |
| KR100215099B1 (ko) | 1999-08-16 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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