JPH0914769A - 空気調和装置 - Google Patents
空気調和装置Info
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- JPH0914769A JPH0914769A JP15897295A JP15897295A JPH0914769A JP H0914769 A JPH0914769 A JP H0914769A JP 15897295 A JP15897295 A JP 15897295A JP 15897295 A JP15897295 A JP 15897295A JP H0914769 A JPH0914769 A JP H0914769A
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- Japan
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- compressor
- oil
- refrigerant
- accumulator
- return pipe
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 冷媒と相溶性の低いオイルを使用する冷凍サ
イクルに於てオイルの圧縮機への戻りを確実にする。 【構成】 蒸発器5と凝縮器3と絞り装置4と冷媒との
相溶性の低い潤滑油を注入した高圧型圧縮機1と該圧縮
機の冷媒吸入側に設置されたアキュームレータ6と前記
圧縮機の冷媒吐出側に設置されたオイルセパレータ2
と、該オイルセパレータのオイル戻し口から前記圧縮機
と前記アキュームレータとの間の接続管に連接している
オイルリターンパイプ7とで構成される空気調和装置。
イクルに於てオイルの圧縮機への戻りを確実にする。 【構成】 蒸発器5と凝縮器3と絞り装置4と冷媒との
相溶性の低い潤滑油を注入した高圧型圧縮機1と該圧縮
機の冷媒吸入側に設置されたアキュームレータ6と前記
圧縮機の冷媒吐出側に設置されたオイルセパレータ2
と、該オイルセパレータのオイル戻し口から前記圧縮機
と前記アキュームレータとの間の接続管に連接している
オイルリターンパイプ7とで構成される空気調和装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷媒と相溶性の低いオ
イルを用いた冷凍サイクルを有する空気調和機に関する
ものである。
イルを用いた冷凍サイクルを有する空気調和機に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、小型空気調和機の冷凍サイクルで
は、オイルセパレータのオイルリターンパイプはアキュ
ームレータの上流側に接続されていた。
は、オイルセパレータのオイルリターンパイプはアキュ
ームレータの上流側に接続されていた。
【0003】図5は従来のオイルセパレータを設けた冷
凍サイクルで1は圧縮機、2はオイルセパレータ、3は
凝縮器、4は絞り装置、5は蒸発器、6はアキュームレ
ータで、オイルセパレータ2のオイルリターンパイプ7
はアキュームレータ6と蒸発器5の間すなわちアキュー
ムレータ6の上流側接続されている。
凍サイクルで1は圧縮機、2はオイルセパレータ、3は
凝縮器、4は絞り装置、5は蒸発器、6はアキュームレ
ータで、オイルセパレータ2のオイルリターンパイプ7
はアキュームレータ6と蒸発器5の間すなわちアキュー
ムレータ6の上流側接続されている。
【0004】図6は、アキュームレータ6の構造を示す
ものであり6’はアキュームレータ本体、8は蒸発器5
に接続されている入口管、9は本体6’に固定されたバ
ッフル、10は圧縮機1の吸入口につながるリターンパ
イプで、リターンパイプ10の根元にはオイル戻し穴が
あいている。
ものであり6’はアキュームレータ本体、8は蒸発器5
に接続されている入口管、9は本体6’に固定されたバ
ッフル、10は圧縮機1の吸入口につながるリターンパ
イプで、リターンパイプ10の根元にはオイル戻し穴が
あいている。
【0005】以上のように構成された従来のオイルセパ
レータ付きの冷凍サイクルにおいて、以下その動作を説
明する。圧縮機1より吐出したガス冷媒とオイルの混合
流体はオイルセパレータ2でガス冷媒とオイルが分離さ
れ、ガス冷媒は凝縮器3で液冷媒となり絞り装置4で減
圧され蒸発器5でガス冷媒となりアキュームレータ6に
入る。一方オイルセパレータ2で分離されたオイルはオ
イルリターンパイプ7を通り蒸発器5を出た冷媒と混合
されてアキュームレータ6に入る。アキュームレータ6
に入った冷媒とオイルは、オイルと液体の冷媒が本体7
の下部空間Aに溜り、ガスの冷媒がリターンパイプ10
に上部から入り圧縮機1の吸入口に吸い込まれていく。
この時空間Aに溜ったオイルと液体の冷媒はオイル戻し
穴11より徐々にリターンパイプ10に入りガス冷媒と
混合して圧縮機1に吸い込まれていく。
レータ付きの冷凍サイクルにおいて、以下その動作を説
明する。圧縮機1より吐出したガス冷媒とオイルの混合
流体はオイルセパレータ2でガス冷媒とオイルが分離さ
れ、ガス冷媒は凝縮器3で液冷媒となり絞り装置4で減
圧され蒸発器5でガス冷媒となりアキュームレータ6に
入る。一方オイルセパレータ2で分離されたオイルはオ
イルリターンパイプ7を通り蒸発器5を出た冷媒と混合
されてアキュームレータ6に入る。アキュームレータ6
に入った冷媒とオイルは、オイルと液体の冷媒が本体7
の下部空間Aに溜り、ガスの冷媒がリターンパイプ10
に上部から入り圧縮機1の吸入口に吸い込まれていく。
この時空間Aに溜ったオイルと液体の冷媒はオイル戻し
穴11より徐々にリターンパイプ10に入りガス冷媒と
混合して圧縮機1に吸い込まれていく。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、周囲温
度が低い等の場合には、蒸発器で冷媒が完全にガスとな
らずに一部液体の状態でアキュームレータに返って来る
ことがあり、このような冷凍サイクルにおいてはオイル
と冷媒の相溶性が低いとアキュームレータ下部に溜った
液冷媒とオイルが分離をし密度の高い液冷媒が下に軽い
オイルが上に別れリターンパイプの下部に設けられたオ
イル戻し穴からは冷媒のみが圧縮機に返りオイルが圧縮
機に戻れなく圧縮機内の潤滑オイルの確保ができない問
題が生じていた。
度が低い等の場合には、蒸発器で冷媒が完全にガスとな
らずに一部液体の状態でアキュームレータに返って来る
ことがあり、このような冷凍サイクルにおいてはオイル
と冷媒の相溶性が低いとアキュームレータ下部に溜った
液冷媒とオイルが分離をし密度の高い液冷媒が下に軽い
オイルが上に別れリターンパイプの下部に設けられたオ
イル戻し穴からは冷媒のみが圧縮機に返りオイルが圧縮
機に戻れなく圧縮機内の潤滑オイルの確保ができない問
題が生じていた。
【0007】本発明は上記問題点に鑑み、冷媒とオイル
の相溶性が低い場合にもオイルの圧縮機への戻りを確実
に行うものである。
の相溶性が低い場合にもオイルの圧縮機への戻りを確実
に行うものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、蒸発器と凝縮器と絞り装置と冷媒との相溶
性の低い潤滑油を注入した圧縮機と該圧縮機の冷媒吸入
側に設置されたアキュームレータと前記圧縮機の冷媒吐
出側に設置されたオイルセパレータと、該オイルセパレ
ータのオイル戻し口から前記圧縮機と前記アキュームレ
ータとの間の接続管に連接しているオイルリターンパイ
プとを有する冷凍サイクルを具備している。
に本発明は、蒸発器と凝縮器と絞り装置と冷媒との相溶
性の低い潤滑油を注入した圧縮機と該圧縮機の冷媒吸入
側に設置されたアキュームレータと前記圧縮機の冷媒吐
出側に設置されたオイルセパレータと、該オイルセパレ
ータのオイル戻し口から前記圧縮機と前記アキュームレ
ータとの間の接続管に連接しているオイルリターンパイ
プとを有する冷凍サイクルを具備している。
【0009】また蒸発器と凝縮器と絞り装置と冷媒との
相溶性の低い潤滑油を注入した圧縮機と該圧縮機の冷媒
吸入側に設置されたアキュームレータと前記圧縮機の冷
媒吐出側に設置されたオイルセパレータと、該オイルセ
パレータのオイル戻し口から前記アキュームレータのリ
ターンパイプに連通しているオイルリターンパイプとを
有する冷凍サイクルを具備している。
相溶性の低い潤滑油を注入した圧縮機と該圧縮機の冷媒
吸入側に設置されたアキュームレータと前記圧縮機の冷
媒吐出側に設置されたオイルセパレータと、該オイルセ
パレータのオイル戻し口から前記アキュームレータのリ
ターンパイプに連通しているオイルリターンパイプとを
有する冷凍サイクルを具備している。
【0010】また蒸発器と凝縮器と絞り装置と冷媒との
相溶性の低い潤滑油を注入した圧縮機と該圧縮機の冷媒
吸入側に設置されたアキュームレータと前記圧縮機の冷
媒吐出側に設置されたオイルセパレータと、該オイルセ
パレータのオイル戻し口から前記圧縮機と前記アキュー
ムレータとの間の接続管に連接しているオイルリターン
パイプと、該オイルリターンパイプの途中に設けられた
弁とを有する冷凍サイクルを具備している。
相溶性の低い潤滑油を注入した圧縮機と該圧縮機の冷媒
吸入側に設置されたアキュームレータと前記圧縮機の冷
媒吐出側に設置されたオイルセパレータと、該オイルセ
パレータのオイル戻し口から前記圧縮機と前記アキュー
ムレータとの間の接続管に連接しているオイルリターン
パイプと、該オイルリターンパイプの途中に設けられた
弁とを有する冷凍サイクルを具備している。
【0011】
【作用】上記手段による作用は、以下の通りである。
【0012】本発明は、オイルセパレータのオイルリタ
ーンパイプが圧縮機とアキュームレータとの間に接続し
ていて、オイルセパレータで分離されたオイルが直接圧
縮機に吸い込まれる冷媒に混合されるので、確実に圧縮
機に戻ることができる。
ーンパイプが圧縮機とアキュームレータとの間に接続し
ていて、オイルセパレータで分離されたオイルが直接圧
縮機に吸い込まれる冷媒に混合されるので、確実に圧縮
機に戻ることができる。
【0013】又さらに、オイルセパレータのオイルリタ
ーンパイプがアキュームレータのリターンパイプに連通
しているので、アキュームレータの圧縮機への取り付け
構造は変更せずアキュームレータの変更だけですみ圧縮
機の吸入口の複雑な改造をなくしている。
ーンパイプがアキュームレータのリターンパイプに連通
しているので、アキュームレータの圧縮機への取り付け
構造は変更せずアキュームレータの変更だけですみ圧縮
機の吸入口の複雑な改造をなくしている。
【0014】又さらに、オイルリターンパイプの途中に
弁を設けて運転停止時にはその弁を閉じて、運転停止中
の冷媒が流れていない時にオイルが圧縮機吸入口に流れ
込み再運転した時に圧縮機が多量のオイルを吸入しロッ
クをしたり破壊するのを防いでいる。
弁を設けて運転停止時にはその弁を閉じて、運転停止中
の冷媒が流れていない時にオイルが圧縮機吸入口に流れ
込み再運転した時に圧縮機が多量のオイルを吸入しロッ
クをしたり破壊するのを防いでいる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参考
に説明する。
に説明する。
【0016】まず、図1は、本発明の1実施例の冷凍サ
イクル図である。1は圧縮機、2はオイルセパレータ、
3は凝縮器、4は絞り装置、5は蒸発器、6はアキュー
ムレータ、12はアキュームレータ6のリターンパイプ
に接続された圧縮機1への吸入パイプで、オイルセパレ
ータ2のオイルリターンパイプ7は吸入パイプ12すな
わちアキュームレータ6の下流側に接続されている。
イクル図である。1は圧縮機、2はオイルセパレータ、
3は凝縮器、4は絞り装置、5は蒸発器、6はアキュー
ムレータ、12はアキュームレータ6のリターンパイプ
に接続された圧縮機1への吸入パイプで、オイルセパレ
ータ2のオイルリターンパイプ7は吸入パイプ12すな
わちアキュームレータ6の下流側に接続されている。
【0017】以上のように構成された冷凍サイクルにお
いて、以下その作用を説明する。圧縮機1より吐出した
ガス冷媒とオイルの混合流体はオイルセパレータ2でガ
ス冷媒とオイルが分離され、ガス冷媒は凝縮器3で凝縮
し絞り装置4で減圧される。減圧された冷媒は蒸発器5
で蒸発しアキュームレータ6に入り気液分離されガス冷
媒がリターンパイプより吸入パイプ12を通り圧縮機1
に吸い込まれていく。一方オイルセパレータ2で分離さ
れたオイルはオイルリターンパイプ7を通り吸入パイプ
12に入りアキュームレータ6より出たガス冷媒と混合
されて圧縮機1に戻っていく。
いて、以下その作用を説明する。圧縮機1より吐出した
ガス冷媒とオイルの混合流体はオイルセパレータ2でガ
ス冷媒とオイルが分離され、ガス冷媒は凝縮器3で凝縮
し絞り装置4で減圧される。減圧された冷媒は蒸発器5
で蒸発しアキュームレータ6に入り気液分離されガス冷
媒がリターンパイプより吸入パイプ12を通り圧縮機1
に吸い込まれていく。一方オイルセパレータ2で分離さ
れたオイルはオイルリターンパイプ7を通り吸入パイプ
12に入りアキュームレータ6より出たガス冷媒と混合
されて圧縮機1に戻っていく。
【0018】このように、オイルセパレータ2で分離さ
れたオイルはアキュームレータを通ることなく確実に圧
縮機に戻すことができる。
れたオイルはアキュームレータを通ることなく確実に圧
縮機に戻すことができる。
【0019】図2は、本発明の他の実施例の冷凍サイク
ル図で、図3はアキュームレータの構造図である。6’
はアキュームレータ本体、8は蒸発器5に接続されてい
る入口管、9は本体6’に固定されたバッフル、10は
圧縮機1の吸入口につながるリターンパイプで、オイル
リターンパイプ7はアキュームレータ本体6’内に貫通
しリターンパイプ10の上部入口に挿入されている。
ル図で、図3はアキュームレータの構造図である。6’
はアキュームレータ本体、8は蒸発器5に接続されてい
る入口管、9は本体6’に固定されたバッフル、10は
圧縮機1の吸入口につながるリターンパイプで、オイル
リターンパイプ7はアキュームレータ本体6’内に貫通
しリターンパイプ10の上部入口に挿入されている。
【0020】以上のように構成された冷凍サイクルにお
いて、以下その作用を説明する。圧縮機1より吐出した
ガス冷媒とオイルの混合流体はオイルセパレータ2でガ
ス冷媒とオイルが分離され、ガス冷媒は凝縮器3で凝縮
し絞り装置4で減圧される。減圧された冷媒は蒸発器5
で蒸発しアキュームレータ6に入り気液分離されガス冷
媒がリターンパイプより吸入パイプ12を通り圧縮機1
に吸い込まれていく。一方オイルセパレータ2で分離さ
れたオイルはオイルリターンパイプ7をアキュームレー
タ6内に入り直接リターンパイプ10に送られガス冷媒
と混合されて圧縮機1に戻っていく。
いて、以下その作用を説明する。圧縮機1より吐出した
ガス冷媒とオイルの混合流体はオイルセパレータ2でガ
ス冷媒とオイルが分離され、ガス冷媒は凝縮器3で凝縮
し絞り装置4で減圧される。減圧された冷媒は蒸発器5
で蒸発しアキュームレータ6に入り気液分離されガス冷
媒がリターンパイプより吸入パイプ12を通り圧縮機1
に吸い込まれていく。一方オイルセパレータ2で分離さ
れたオイルはオイルリターンパイプ7をアキュームレー
タ6内に入り直接リターンパイプ10に送られガス冷媒
と混合されて圧縮機1に戻っていく。
【0021】このように、オイルセパレータ2で分離さ
れたオイルは確実に圧縮機に戻ることができかつ、アキ
ュームレータと圧縮機の位置関係を従来と変わらずに冷
凍サイクルを構成することができる。
れたオイルは確実に圧縮機に戻ることができかつ、アキ
ュームレータと圧縮機の位置関係を従来と変わらずに冷
凍サイクルを構成することができる。
【0022】図4は、本発明の他の実施例の冷凍サイク
ル図である。オイルセパレータ2のオイルリターンパイ
プ7の途中に電磁弁13が設けてある。
ル図である。オイルセパレータ2のオイルリターンパイ
プ7の途中に電磁弁13が設けてある。
【0023】以上のように構成された冷凍サイクルにお
いて、以下その作用を説明する。圧縮機1が運転してい
る時は電磁弁13が開いており、圧縮機1より吐出した
ガス冷媒とオイルの混合流体はオイルセパレータ2でガ
ス冷媒とオイルが分離され、ガス冷媒は凝縮器3で凝縮
し絞り装置4で減圧される。減圧された冷媒は蒸発器5
で蒸発しアキュームレータ6に入り気液分離されガス冷
媒がリターンパイプより吸入パイプ12を通り圧縮機1
に吸い込まれていく。一方オイルセパレータ2で分離さ
れたオイルはオイルリターンパイプ7を通り吸入パイプ
12に入りアキュームレータ6より出たガス冷媒と混合
されて圧縮機1に戻っていく。次に、圧縮機1の運転が
停止すると、停止した直後はオイルセパレータ2内が圧
縮機1の吸入口より高くこの圧力差によりオイルセパレ
ータ2内に溜っているオイルが圧縮機1の吸入口に流れ
ていこうとする。この時電磁弁13を閉じてオイルが圧
縮機1の吸入口に流れていくのを阻止する。
いて、以下その作用を説明する。圧縮機1が運転してい
る時は電磁弁13が開いており、圧縮機1より吐出した
ガス冷媒とオイルの混合流体はオイルセパレータ2でガ
ス冷媒とオイルが分離され、ガス冷媒は凝縮器3で凝縮
し絞り装置4で減圧される。減圧された冷媒は蒸発器5
で蒸発しアキュームレータ6に入り気液分離されガス冷
媒がリターンパイプより吸入パイプ12を通り圧縮機1
に吸い込まれていく。一方オイルセパレータ2で分離さ
れたオイルはオイルリターンパイプ7を通り吸入パイプ
12に入りアキュームレータ6より出たガス冷媒と混合
されて圧縮機1に戻っていく。次に、圧縮機1の運転が
停止すると、停止した直後はオイルセパレータ2内が圧
縮機1の吸入口より高くこの圧力差によりオイルセパレ
ータ2内に溜っているオイルが圧縮機1の吸入口に流れ
ていこうとする。この時電磁弁13を閉じてオイルが圧
縮機1の吸入口に流れていくのを阻止する。
【0024】このように、冷媒の流れていない停止中に
圧縮機の吸入側にオイルが溜るのを防ぎ、再運転した時
に圧縮機が液圧縮をダメージを受けるのを防止する。
圧縮機の吸入側にオイルが溜るのを防ぎ、再運転した時
に圧縮機が液圧縮をダメージを受けるのを防止する。
【0025】それぞれ本実施例では、冷媒の流れが1方
向の冷凍サイクルであるが四方弁を用いたリバースサイ
クルを行う冷凍サイクルであっても同様の効果は得られ
る。
向の冷凍サイクルであるが四方弁を用いたリバースサイ
クルを行う冷凍サイクルであっても同様の効果は得られ
る。
【0026】
【発明の効果】上記実施例より明らかなように本発明の
空気調和装置では、蒸発器と凝縮器と絞り装置と冷媒と
の相溶性の低い潤滑油を注入した高圧型圧縮機と該圧縮
機の冷媒吸入側に設置されたアキュームレータと前記圧
縮機の冷媒吐出側に設置されたオイルセパレータと、該
オイルセパレータのオイル戻し口から前記圧縮機と前記
アキュームレータとの間の接続管に連接しているオイル
リターンパイプとを有する冷凍サイクルを具備している
のでオイルセパレータで分離されたオイルが直接圧縮機
に吸い込まれる冷媒に混合されるので、確実に圧縮機に
戻ることができる。
空気調和装置では、蒸発器と凝縮器と絞り装置と冷媒と
の相溶性の低い潤滑油を注入した高圧型圧縮機と該圧縮
機の冷媒吸入側に設置されたアキュームレータと前記圧
縮機の冷媒吐出側に設置されたオイルセパレータと、該
オイルセパレータのオイル戻し口から前記圧縮機と前記
アキュームレータとの間の接続管に連接しているオイル
リターンパイプとを有する冷凍サイクルを具備している
のでオイルセパレータで分離されたオイルが直接圧縮機
に吸い込まれる冷媒に混合されるので、確実に圧縮機に
戻ることができる。
【0027】又、蒸発器と凝縮器と絞り装置と冷媒との
相溶性の低い潤滑油を注入した高圧型圧縮機と該圧縮機
の冷媒吸入側に設置されたアキュームレータと前記圧縮
機の冷媒吐出側に設置されたオイルセパレータと、該オ
イルセパレータのオイル戻し口から前記アキュームレー
タのリターンパイプに連通しているオイルリターンパイ
プとを有する冷凍サイクルを具備しているので、オイル
セパレータで分離されたオイルを確実に圧縮機に戻すこ
とができかつ、アキュームレータの圧縮機への取り付け
構造は変更せずアキュームレータの変更だけですみ圧縮
機の吸入口の複雑な改造をなくしている。
相溶性の低い潤滑油を注入した高圧型圧縮機と該圧縮機
の冷媒吸入側に設置されたアキュームレータと前記圧縮
機の冷媒吐出側に設置されたオイルセパレータと、該オ
イルセパレータのオイル戻し口から前記アキュームレー
タのリターンパイプに連通しているオイルリターンパイ
プとを有する冷凍サイクルを具備しているので、オイル
セパレータで分離されたオイルを確実に圧縮機に戻すこ
とができかつ、アキュームレータの圧縮機への取り付け
構造は変更せずアキュームレータの変更だけですみ圧縮
機の吸入口の複雑な改造をなくしている。
【0028】又さらに、蒸発器と凝縮器と絞り装置と冷
媒との相溶性の低い潤滑油を注入した高圧型圧縮機と該
圧縮機の冷媒吸入側に設置されたアキュームレータと前
記圧縮機の冷媒吐出側に設置されたオイルセパレータ
と、該オイルセパレータのオイル戻し口から前記圧縮機
と前記アキュームレータとの間の接続管に連接している
オイルリターンパイプと、該オイルリターンパイプの途
中に設けられた弁とを有する冷凍サイクルを具備してい
るので、オイルリターンパイプの途中に設けた弁を運転
停止時には閉じて、運転停止中の冷媒が流れていない時
にオイルが圧縮機吸入口に流れ込むのを防ぎ、再運転し
た時に圧縮機が多量のオイルを吸入しロックをしたり破
壊するのを防いでいる。
媒との相溶性の低い潤滑油を注入した高圧型圧縮機と該
圧縮機の冷媒吸入側に設置されたアキュームレータと前
記圧縮機の冷媒吐出側に設置されたオイルセパレータ
と、該オイルセパレータのオイル戻し口から前記圧縮機
と前記アキュームレータとの間の接続管に連接している
オイルリターンパイプと、該オイルリターンパイプの途
中に設けられた弁とを有する冷凍サイクルを具備してい
るので、オイルリターンパイプの途中に設けた弁を運転
停止時には閉じて、運転停止中の冷媒が流れていない時
にオイルが圧縮機吸入口に流れ込むのを防ぎ、再運転し
た時に圧縮機が多量のオイルを吸入しロックをしたり破
壊するのを防いでいる。
【図1】第1の実施例の空気調和装置の冷凍サイクルの
説明図
説明図
【図2】第2の実施例の空気調和装置の冷凍サイクルの
説明図
説明図
【図3】第2の実施例のアキュームレータの構造図
【図4】第3の実施例の空気調和装置の冷凍サイクルの
説明図
説明図
【図5】従来の空気調和装置の冷凍サイクルの説明図
【図6】従来のアキュームレータの構造図
1 圧縮機 2 オイルセパレータ 3 凝縮器 4 絞り装置 5 蒸発器 6 アキュームレータ 7 オイルリターンパイプ 12 吸入パイプ
Claims (3)
- 【請求項1】蒸発器と凝縮器と絞り装置と冷媒との相溶
性の低い潤滑油を注入した高圧型圧縮機と該圧縮機の冷
媒吸入側に配置されたアキュームレータと前記圧縮機の
冷媒吐出側に設置されたオイルセパレータと、該オイル
セパレータのオイル戻し口から前記圧縮機と前記アキュ
ームレータとの間の接続管に連接しているオイルリター
ンパイプとを有する冷凍サイクルを具備した空気調和装
置。 - 【請求項2】蒸発器と凝縮器と絞り装置と冷媒との相溶
性の低い潤滑油を注入した高圧型圧縮機と該圧縮機の冷
媒吸入側に設置されたアキュームレータと前記圧縮機の
冷媒吐出側に設置されたオイルセパレータと、該オイル
セパレータのオイル戻し口から前記アキュームレータの
リターンパイプに連通しているオイルリターンパイプと
を有する冷凍サイクルを具備した空気調和装置。 - 【請求項3】蒸発器と凝縮器と絞り装置と冷媒との相溶
性の低い潤滑油を注入した高圧型圧縮機と該圧縮機の冷
媒吸入側に設置されたアキュームレータと前記圧縮機の
冷媒吐出側に設置されたオイルセパレータと、該オイル
セパレータのオイル戻し口から前記圧縮機と前記アキュ
ームレータとの間の接続管に連接しているオイルリター
ンパイプと、該オイルリターンパイプの途中に設けられ
た弁とを有する冷凍サイクルを具備した空気調和装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15897295A JPH0914769A (ja) | 1995-06-26 | 1995-06-26 | 空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15897295A JPH0914769A (ja) | 1995-06-26 | 1995-06-26 | 空気調和装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0914769A true JPH0914769A (ja) | 1997-01-17 |
Family
ID=15683404
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15897295A Pending JPH0914769A (ja) | 1995-06-26 | 1995-06-26 | 空気調和装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0914769A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014228177A (ja) * | 2013-05-21 | 2014-12-08 | 日立アプライアンス株式会社 | 空気調和装置 |
CN106440538A (zh) * | 2016-10-21 | 2017-02-22 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种满液式蒸发器回油系统及采用其的水冷式空调机组 |
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1995
- 1995-06-26 JP JP15897295A patent/JPH0914769A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014228177A (ja) * | 2013-05-21 | 2014-12-08 | 日立アプライアンス株式会社 | 空気調和装置 |
CN106440538A (zh) * | 2016-10-21 | 2017-02-22 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种满液式蒸发器回油系统及采用其的水冷式空调机组 |
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