JPH09147577A - 強誘電体記憶装置 - Google Patents

強誘電体記憶装置

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JPH09147577A
JPH09147577A JP7306217A JP30621795A JPH09147577A JP H09147577 A JPH09147577 A JP H09147577A JP 7306217 A JP7306217 A JP 7306217A JP 30621795 A JP30621795 A JP 30621795A JP H09147577 A JPH09147577 A JP H09147577A
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JP7306217A
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Kenshirou Arase
謙士朗 荒瀬
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Original Assignee
Sony Corp
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C11/00Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
    • G11C11/21Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements
    • G11C11/22Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using ferroelectric elements

Abstract

(57)【要約】 【課題】動作マージンが得られ安定動作が可能な強誘電
体記憶装置を実現する。 【解決手段】折り返しビット線構造を有する第1、第2
のビット線(BL)N 、(BL)N ' が第1、第2のワード線(W
L)M 、ワード線(WL)M'と交差する位置に配置された1TR-
1CAP型の第1、第2のメモリセル(M)M,N、(M)M,N' と、
第1のビット線毎に対応して設けられた第1のセンスア
ンプ(SA)N と、第2のビット線毎に対応して設けられた
第2のセンスアンプ(SA)N ' とを有し、セル(M)M,Nが選
択されデータの読み出しを行う場合にはビット線(BL)N
' をシールド電圧VSに設定した状態でデータをビット
線(BL)N に読み出しセンスアンプ(SA)N で基準電位VRと
比較してデータの判定を行い、セル(M)M,N' が選択され
データの読み出しを行う場合にはビット線(BL)N をシー
ルド電圧VSに設定した状態でデータをビット線(BL)N '
に読み出しセンスアンプ(SA)N ' で基準電位VRと比較し
てデータの判定を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メモリセルが1個
の強誘電体キャパシタと1個の選択トランジスタにより
構成される強誘電体記憶装置、いわゆる1TR−1CA
P型セルを有する強誘電体記憶装置のデータ読み出し時
の動作安定化に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ペロブスカイト構造をなす酸化物強誘電
体材料(たとえばPbZrTiO3 等)、またはBi系
層状ペロブスカイト構造をなす酸化物強誘電体材料(た
とえばBiSr2 Ta2 9 等)を、キャパシタ絶縁膜
として強誘電体キャパシタを構成し、当該強誘電体キャ
パシタの分極方向によって、データを記憶する強誘電体
記憶装置が知られている。
【0003】以下、強誘電体キャパシタのヒステリシス
特性について図9に関連付けて説明する。図9におい
て、(a)がヒステリシス特性、(b)および(c)が
互いに逆相の第1のデータ(以下データ1)、および第
2のデータ(以下データ0)が書き込まれたキャパシタ
の状態をそれぞれ示している。
【0004】強誘電体記憶装置は、図9に示すヒステリ
シス特性において、強誘電体キャパシタにプラス側の電
圧を印加(図中C)して+Qrの残留分極電荷が残った
状態(図中A)をデータ1(第1のデータ)、マイナス
側の電圧を印加(図中D)して−Qrの残留分極電荷が
残った状態(図中B)をデータ0(第2のデータ)とし
て、不揮発性のメモリとして利用する。
【0005】ところで、上述した強誘電体キャパシタ
を、不揮発性の強誘電体記憶装置として利用するものと
して、1個の選択トランジスタと1個の強誘電体キャパ
シタから1メモリセルを構成する方法(以下1TR−1
CAP型セル)が知られている。
【0006】図10は、1TR−1CAP型セルを有す
る強誘電体記憶装置のメモリアレイ図である。
【0007】図10のメモリアレイは、いわゆる、折り
返しビット線構造を有するメモリアレイであって、図
中、(M)M,N−1、(M)M,N、(M)M,N+
1は、M番目のワード線とそれぞれ(N−1)番目、N
番目、(N+1)番目のビット線の各格子位置に位置さ
れたメモリセルであり、(M)M,N−1’、(M)
M,N’、(M)M,N+1’は、その折り返し方向に
あるビット線と対応するワード線の各格子位置に配置さ
れたメモリセルである。また、(RM)N−1、(R
M)N、(RM)N+1は、それぞれ(N−1)番目、
N番目、(N+1)番目のビット線に設けられた比較セ
ルであり、(RM)N−1’、(RM)N’、(RM)
N+1’は、その折り返し方向にあるビット線に設けら
れた比較セルである。
【0008】メモリセル(M)M,Nは、選択トランジ
スタ(T)M,N、および強誘電体キャパシタ(C)
M,Nにより構成されている。メモリセル(M)M,
N’は、選択トランジスタ(T)M,N’、および強誘
電体キャパシタ(C)M,N’により構成されている。
またメモリセル(M)M,N−1、(M)M,N+1、
および(M)M,N−1’、(M)M,N+1’も、そ
れぞれ1個の選択トランジスタおよび1個の強誘電体キ
ャパシタにより構成されているが、図中においては便宜
上、これらの素子は図示されていない。
【0009】(BL)N−1’、(BL)N、(BL)
N’、(BL)N+1は、それぞれ(N−1)番目、N
番目、(N+1)番目のビット線またはその折り返し方
向に隣接したビット線である。(WL)MはM番目のワ
ード線、(WL)M’はその折り返し方向にあるビット
線に対応して設けられたワード線、(PL)Mはその共
通のプレート電極である。RWLは比較セルを選択する
ための比較ワード線、RWL’はその折り返し方向にあ
るビット線に対応して設けられた比較ワード線、RPL
はその共通のプレート電極線である。また、(SA)N
−1、(SA)N、(SA)N+1は、それぞれ(N−
1)番目、N番目、(N+1)番目のビット線と隣接し
て対応する折り返しビット線との対毎に設けられたセン
スアンプである。
【0010】図10の1TR−1CAP型セルを有する
強誘電体記憶装置おいては、たとえばメモリセル(M)
M,Nに対するデータ読み出しは、読み出しビット線
(BL)Nの折り返し方向に隣接した比較ビット線(B
L)N’に接続された比較セル(RM)N’との比較に
より行われ、メモリセル(M)M,N’のデータ読み出
しは、読み出しビット線(BL)N’の折り返し方向に
隣接した比較ビット線(BL)Nに接続された比較セル
(RM)Nとの比較により行われる。また比較セル(R
M)N、(RM)N’においては、それぞれ図9(a)
のヒステリシス特性において、+Qrまたは−Qrの残
留分極電荷が読み出される場合の中間状態になるよう
に、たとえばキャパシタ面積またはバイアス電圧等を調
節して、最適設計される。したがって、1TR−1CA
P型セルにおいては、読み出しセルによる読み出しビッ
ト線と比較セルによる比較ビット線の間の電位差が、セ
ンスアンプSAにより増幅されて、データの判定がなさ
れる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】とろこで、上述した1
TR−1CAP型セルを有する強誘電体記憶装置おいて
は、データ読み出し時に各ビット線は、隣接するビット
線対相互間のカップリングノイズを受けるため、読み出
し時の動作マージンが充分確保できず、安定動作ができ
ないという問題がある。
【0012】たとえば図10において、メモレイセル
(M)M,Nのデータを読み出す場合には、隣接のメモ
リセル(M)M,N−1、(M)M,N+1のデータも
同時に読み出される。したがって、読み出しビット線
(BL)Nは、隣接するメモリセルのビット線(BL)
N−1’、および折り返し方向に隣接した比較ビット線
(BL)N’の両方のカップリングノイズを受ける。ま
た、比較ビット線(BL)N’は、隣接するメモリセル
のビット線(BL)N+1、および対となる隣接した読
み出しビット線(BL)Nの両方のカップリングノイズ
を受ける。
【0013】各ビット線間のカップリング比をaとすれ
ば、各ビット線は最大限次式(1)で表されるビット線
間カップリングノイズVpを受ける。
【数1】 VP=a*VCC+a*VMD …(1) ここで、VCCは電源電圧、VMDはノイズを受けない
理想的な場合において利用できる読み出しビット線と比
較ビット線との電位差である。(1)式において、第1
項は隣接するメモリセルのビット線からのカップリング
ノイズであり、第2項は対となる他方の読み出しビット
線または比較ビット線からのカップリングノイズであ
る。
【0014】通常a≒0.1、VCC=3.3V、VM
D≒0.6V程度であるため、上記(1)式よりVP≒
0.39Vとなり、これは理想的な場合において利用で
きる読み出しビット線電位差VMD≒0.6Vを半分以
下に減少させてしまうため、読み出し動作マージンの大
幅減少となる。また、各ビット線間のカップリング比a
は、メモリセルの微細化とともに増大する傾向になるた
め、上述したビット線間相互カップリングノイズは、今
後ますます深刻な問題になることが予想されている。
【0015】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、1TR−1CAP型セルを有す
る強誘電体記憶装置において、データ読み出し時にビッ
ト線間相互のカップリングノイズを受けることがなく、
読み出し時の動作マージンが充分確保でき、安定動作が
可能な強誘電体記憶装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の強誘電体記憶装置は、互いに折り返しビッ
ト線構造を有し列状の交互隣接配線された第1のビット
線および第2のビット線と、前記折り返しビット線構造
に対応して行状に配線された第1のワード線および第2
のワード線と、1個の強誘電体キャパシタと1個の選択
トランジスタより構成され、前記第1のビット線と第1
のワード線が交差する格子位置に配置された第1のメモ
リセルと、1個の強誘電体キャパシタと1個の選択トラ
ンジスタより構成され、前記第2のビット線と第2のワ
ード線が交差する格子位置に配置された第2のメモリセ
ルと、前記第1のビット線毎に対応して設けられた第1
のセンスアンプと、前記第2のビット線毎に対応して設
けられた第2のセンスアンプとを有し、前記第1のメモ
リセルが選択されてデータの読み出しが行われる場合に
は、前記第2のビット線が一定のシールド電圧に設定さ
れた状態で、前記第1のメモリセルのデータ内容が前記
第1のビット線に読み出され、前記第1のセンスアンプ
で前記第1のビット線電位と比較基準電位との比較結果
によりデータの判定が行われ、前記第2のメモリセルが
選択されてデータの読み出しが行われる場合には、前記
第1のビット線が一定のシールド電圧に設定された状態
で、前記第2のメモリセルのデータ内容が前記第2のビ
ット線に読み出され、前記第2のセンスアンプで前記第
2のビット線電位と比較基準電位との比較結果によりデ
ータの判定が行われる。
【0017】また、前記強誘電体記憶装置においては、
前記第1のメモリセルが選択されてデータの読み出しが
行われる場合には、前記第2のセンスアンプが非活性化
され、前記第2のメモリセルが選択されてデータの読み
出しが行われる場合には、前記第1のセンスアンプが非
活性化される。
【0018】また、本発明の強誘電体記憶装置は、互い
に折り返しビット線構造を有し列状に交互隣接配線され
た第1aのビット線および第2aのビット線と、前記折
り返しビット線構造に対応して行状に配線された第1a
のワード線および第2aのワード線と、1個の強誘電体
キャパシタと1個の選択トランジスタより構成され、前
記第1aのビット線と第1aのワード線が交差する格子
位置に配置された第1aのメモリセルと、1個の強誘電
体キャパシタと1個の選択トランジスタより構成され、
前記第2aのビット線と第2aのワード線が交差する格
子位置に配置された第2aのメモリーセルと、前記第1
aのビット線毎に設けられた第1aの比較セルと、前記
第2aのビット線毎に設けられた第2aの比較セルとを
備えた第1のメモリアレイと、互いに折り返しビット線
構造を有し列状に交互隣接配線された第1bのビット線
および第2bのビット線と、前記折り返しビット線構造
に対応して行状に配線された第1bのワード線および第
2bのワード線と、1個の強誘電体キャパシタと1個の
選択トランジスタより構成され、前記第1bのビット線
と第1bのワード線が交差する格子位置に配置された第
1bのメモリセルと、1個の強誘電体キャパシタと1個
の選択トランジスタより構成され、前記第2bのビット
線と第2bのワード線が交差する格子位置に配置された
第2bのメモリセルと、前記第1bのビット線毎に設け
られた第1bの比較セルと、前記第2bのビット線毎に
設けられた第2bの比較セルとを備えた第2のメモリア
レイと、互いに対をなす前記第1のメモリアレイと前記
第2のメモリアレイとに接続され、前記第1aのビット
線電位と第1bのビット線電位との比較読み出しを行う
第1のセンスアンプと、前記2aのビット線電位と第2
bのビット線電位との比較読み出しを行う第2センスア
ンプとを有する。
【0019】また、前記強誘電体記憶装置においては、
前記第1aのメモリセルが選択されてデータの読み出し
が行われる場合には、前記第2aのビット線および第2
bのビット線が一定のシールド電圧に設定された状態
で、前記第1aのメモリセルのデータ内容が前記第1a
のビット線に、前記第1bの比較セルのデータが前記第
1bのビット線に読み出され、前記第1のセンスアンプ
で前記第1aのビット線電位と第1bのビット線電位の
比較の結果、読み出しデータが判定され、前記第2aの
メモリセルが選択されてデータの読み出しが行われる場
合には、前記第1aのビット線および第2bのビット線
が一定のシールド電圧に設定された状態で、前記第2a
のメモリセルのデータ内容が前記第2aのビット線に、
前記第2bの比較セルのデータが前記第2bのビット線
に読み出され、前記第2のセンスアンプで前記第2aの
ビット線電位と第2bのビット線電位の比較の結果、読
み出しデータが判定され、前記第1bのメモリセルが選
択されてデータの読み出しが行われる場合には、前記第
2bのビット線および第2bのビット線が一定のシール
ド電圧に設定された状態で、前記第1bのメモリセルの
データ内容が前記第1bのビット線に、前記第1aの比
較セルのデータが前記第1aのビット線に読み出され、
前記第1のセンスアンプで前記第1aのビット線電位と
第1bのビット線電位の比較の結果、読み出しデータが
判定され、前記第2bのメモリセルが選択されてデータ
の読み出しが行われる場合には、前記第1aのビット線
および第1bのビット線が一定のシールド電圧に設定さ
れた状態で、前記第2bのメモリセルのデータ内容が前
記第2bのビット線に、前記第2aの比較セルのデータ
が前記第2aのビット線に読み出され、前記第2のセン
スアンプで前記第2aのビット線電位と第2bのビット
線電位の比較の結果、読み出しデータが判定される。
【0020】また、前記強誘電体記憶装置において、前
記第1aのメモリセルまたは第1bのメモリセルが選択
されてデータの読み出しが行われる場合には、前記第2
のセンスアンプが非活性化され、前記第2aのメモリセ
ルまたは第2bのメモリセルが選択されてデータの読み
出しが行われる場合には、前記第1のセンスアンプが非
活性化される。
【0021】本発明の第1の発明における強誘電体記憶
装置によれば、折り返しビット線構造を有するいわゆる
1TR−1CAP型セルメモリアレイにおいて、それぞ
れビット線が、交互に隣接配置されるように配線された
折り返しビット線に隣接される。さらに、メモリセルの
データを読み出す場合には、読み出しビット線の折り返
し方向にあるビット線が一定のシールド電圧に設定され
る。このため、ビット線間相互のカップリングノイズが
完全に回避される。
【0022】また、選択するメモリセルに応じて、折り
返しビット線構造に対応した一対のセンスアンプのどち
らか一方が非活性化されるため、動作時の省電力化に好
適である。
【0023】また、本発明の強誘電体記憶装置によれ
ば、折り返しビット線構造を有する1TR−1CAP型
セルの第1のメモリアレイおよび第2のメモリアレイに
おいて、それぞれビット線が、交互に隣接配置されるよ
うに配線された折り返しビット線に隣接される。さら
に、メモリセルのデータを読み出す場合には、選択メモ
リアレイにおける読み出しビット線の折り返し方向にあ
るビット線、および非選択メモリアレイにおける比較ビ
ット線の折り返し方向にあるビット線が一定のシールド
電圧に設定される。このため、ビット線間相互のカップ
リングノイズが完全に回避される。
【0024】また、選択するメモリセルに応じて、折り
返しビット線構造に対応した一対のセンスアンプのどち
らか一方が非活性化されるため、動作時の省電力化に好
適である。
【0025】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る強誘電体記
憶装置の第1の実施形態を示すメモリアレイ図である。
【0026】図1のメモリアレイは、いわゆる、折り返
しビット線構造を有するメモリアレイである。図中、
(M)M,N−1、(M)M,N、(M)M,N+1
は、M番目のワード線とそれぞれ(N−1)番目、N番
目、(N+1)番目のビット線対の各格子位置に配置さ
れた第1のメモリセルであり、(M)M,N−1’、
(M)M,N’、(M)M,N+1’は、その折り返し
方向にあるビット線と対応するワード線の各格子位置に
配置された第2のメモリセルである。
【0027】第1のメモリセル(M)M,Nは、選択ト
ランジスタ(T)M,N、および強誘電体キャパシタ
(C)M,Nにより構成されている。第2のメモリセル
(M)M,N’は、選択トランジスタ(T)M,N’、
および強誘電体キャパシタ(C)M,N’により構成さ
れている。また、第1のメモリセル(M)M,N−1、
(M)M,N+1 、および第2のメモリセル(M)M,
N−1’、(M)M,N+1’も、それぞれ1個の選択
トランジスタおよび1個の強誘電体キャパシタにより構
成されるが、図中においては便宜上、これらの素子は図
示されていない。
【0028】(BL)N、(BL)N+1は、それぞれ
N番目、(N+1)番目の第1のビット線であり、(B
L)N−1’、(BL)N’は、それぞれ(N−1)番
目、N番目の折り返し方向に隣接した第2のビット線で
ある。(WL)MはM番目の第1のワード線、(WL)
M’はその折り返し方向にあるビット線に対応して設け
られた第2のワード線、(PL)Mはその共通のプレー
ト電極線である。
【0029】(SA)N、(SA)N+1は、それぞれ
N番目、(N+1)番目の第1のビット線に対応して設
けられた第1のセンスアンプであり、センスイネーブル
信号φSEにより活性化される。(SA)N−1’、
(SAb)N’は、それぞれ(N−1)番目、N番目の
第2のビット線に対応して設けられる第2のセンスアン
プであり、センスイネーブル信号φSE’により活性化
される。
【0030】(T1)N、(T1)N+1は、それぞれ
N番目、(N+1)番目の第1のビット線(BL)N、
(BL)N+1に対応して設けられた転送ゲートであっ
て、制御信号φ1により、それぞれのビット線(BL)
N、(BL)N+1をプリチャージ電圧またはシールド
電圧VSに設定する。(T1)N−1’、(T1)N’
は、それぞれ(N−1)番目の第2のビット線(BL)
N−1’、(BL)N’に対応して設けられた転送ゲー
トであって、制御信号φ1’により、それぞれのビット
線(BL)N−1’、(BL)N’をプリチャージ電圧
またはシールド電圧VSに設定する。(T3)N−
1’、(T3)N、(T3)N’、(T3)N+1は、
それぞれ(N−1)番目、N番目、(N+1)番目の第
1のセンスアンプ(SA)N、(SA)N+1または第
2のセンスアンプ(SA)N−1’、(SAb)N’に
対応して設けられた転送ゲートであって、制御信号φ3
により、それぞれのセンスアンプの一方のノード(V
R)N−1’、(VR)N、(VR)N’、(VR)N
+1を、比較基準電圧VRに設定する。
【0031】図2は、図1のメモリアレイにおいて、第
1のメモリセルM、または第2のメモリセルM’の読み
出しを行う場合に、第1のビット線BL、第2のビット
線BL’がどのように設定されるか、および第1のセン
スアンプSA、第2のセンスアンプSA’のどちらかが
選択されるかを示す図である。なお、図2においては、
便宜上、ビット線番号およびワード線番号は省略して示
してある。
【0032】図2に示すように、第1のメモリセルMA
の読み出しを行う場合には、第1のビット線BLに第1
のメモリセルMAのデータが読み出され、第2のビット
線BL’はシールド電圧に設定され、第1のセンスアン
プSAは活性化され、第2のセンスアンプSA’は非活
性化される。その結果、隣接するシールドビット線B
L’にシールドされた状態で、メモリセルMAのデータ
が読み出しビット線BLに読み出され、センスアンプS
Aで比較基準電圧VRとの比較の結果、データの判定が
行われる。
【0033】また、第2のメモリセルMA’の読み出し
を行う場合には、第2のビット線BL’に第2のメモリ
セルMA’のデータが読み出され、第1のビット線BL
はシールド電圧に設定され、第1のセンスアンプSAは
非活性化され、第2のセンスアンプSA’は活性化され
る。その結果、隣接するシールドビット線BLにシール
ドされた状態で、メモリセルMA’のデータが読み出し
ビット線BL’に読み出され、センスアンプSA’で比
較基準電圧VRとの比較の結果、データの判定が行われ
る。
【0034】次に、図1のメモリアレイ図において、メ
モリセルに対するデータ書き込みを行う場合の具体例
を、図3のタイミングチャート図を参照しながら、順に
説明する。
【0035】図3のタイミングチャートは、M番目の第
1のワード線(WL)M、およびN番目の第1のビット
線(BL)Nを選択して、第1のメモリセル(M)M,
Nに1データまたは0データを書き込み場合のタイミン
グ図である。また、メモリセルに対するデータの書き込
みは、選択する第1のワード線に接続されたすべての第
1のメモリセル一括に行われる。
【0036】この場合、1データの書き込みは、強誘電
体キャパシタ(C)M,Nを、選択するプレート電極線
電位よりも選択するビット線電位が高くなる方向に電圧
を印加して、当該強誘電体キャパシタを上記印加電界方
向に分極させることにより行う。また、0データの書き
込みは、強誘電体キャパシタ(C)M,Nを、選択する
プレート電極線電位よりも選択するビット線電位が低く
なる方向に電圧を印加して、当該強誘電体キャパシタを
上記印加電界方向に分極させることにより行う。
【0037】まず、時刻t1で、第1のメモリセル
(M)M,Nが接続された第1のビット線(BL)N
を、1データを書き込み場合、電源電圧VCC(3.3
V)に、0データを書き込む場合、接地電圧(0V)に
設定する。
【0038】次に、時刻t2で、選択する第1のワード
線(WL)Mを0Vから5Vに、および選択プレート電
極線(PL)Mを0Vから電源電圧VCC(3.3V)
に立ち上げる。その結果、0データを書き込み場合、強
誘電体キャパシタ(C)M,Nが、図9のヒステリシス
特性においてD点の状態に時刻t3までに移動し、第1
のメモリセル(M)M,Nに対して0データの書き込み
が終了する。
【0039】次に、時刻t3で、選択プレート電極線
(PL)Mを電源電圧VCC(3.3V)から接地電圧
(0V)に立ち下げる。その結果、1データを書き込み
場合、強誘電体キャパシタ(C)M,Nが、図9のヒス
テリシス特性においてC点の状態に時刻t4までに移動
し、第1のメモリセル(M)M,Nに対して1データの
書き込みが終了する。最後に時刻t4で、選択する第1
のワード線(WL)Mを接地電圧(0V)に立ち下げる
ことにより、書き込み動作が終了する。
【0040】続いて、図1のメモリアレイ図における、
メモリセルに対するデータの読み出しを行う場合の具体
例を、図4のタイミングチャートを参照しながら順に説
明する。
【0041】図4のタイミングチャートは、M番目の第
1のワード線(WL)M、およびN番目の第1のビット
線(BL)Nを選択して、第1のメモリセル(M)M,
Nに記録されている1データまたは0データを読み出
し、その後、再書き込みを行う場合のタイミング図であ
る。また、メモリセルに対するデータの読み出しおよび
書き込みは、選択する第1のワード線に接続されたすべ
ての第1のメモリセル一括に行われる。
【0042】この場合、メモリセルに対するデータの読
み出しは、選択するワード線を立ち上げて、ビット線を
選択するメモリセルに接続し、選択するプレート電極線
電圧を変化させてメモリセルの強誘電体キャパシタの分
極状態を変化させて、当該各強誘電体キャパシタの分極
状態の変化に応じたビット線電位の変化を、センスアン
プで比較基準電圧VRと比較して、データの判定を行
う。また、メモリセルに対するデータの再書き込みは、
図3のデータ書き込み動作の実施形態における場合と同
様である。
【0043】まず、時刻t1で、制御信号φ1、φ
1’、およびφ3を電源電圧VCC(3.3V)に、立
ち上げることにより、時刻t2までに、第1のビット線
(BL)N、および第2のビット線(BL)N’を設定
電圧VS(0V)に設定するとともに、第1のセンスア
ンプ(SA)Nの一方のノード(VR)Nを比較基準電
圧VRに設定する。
【0044】次に、時刻t2で、制御信号φ1およびφ
3を0Vに立ち下げて第1のビット線(BL)N、およ
びノード(VR)Nをフローティング状態に設定する。
この場合において重要なことは、制御信号φ1’はハイ
レベルに保たれたままであることから、選択されない側
の第2のビット線(BL)N’は、データ読み出し期間
中、設定電圧VS(0V)にシールドされたままである
ことである。
【0045】その結果、メモリセルのデータ読み出しが
行われる第1のビット線(BL)Nは、交互に折り返し
方向に隣接配線された第2のビット線(BL)N’によ
りシルドされ、ビット線相互間のカップリングノイズの
影響を完全に回避できる。
【0046】次に、時刻t3で、選択する第1のワード
線(WL)Mを5Vに、および選択プレート電極線(P
L)Mを0Vから電源電圧VCC(3.3V)に立ち上
げる。その結果、選択する第1のワード線(WL)Mに
接続されたすべてのメモリセルの強誘電体キャパシタ
が、図9のヒステリシス特性において、D点へ向かう方
向に分極状態が変化する。
【0047】このため、読み出し前に第1のメモリセル
(M)M,Nに1データが記録されている場合、つまり
強誘電体キャパシタ(C)M,NがA点の分極状態にあ
った場合には、分極状態が反転し、第1のビット線(B
L)Nの電位変化は大きい。また、読み出し前に第1の
メモリセル(M)M,Nに0データが記録されている場
合、つまり強誘電体キャパシタ(C)M,NがB点の分
極状態にあった場合には、分極状態が反転せず、第1の
ビット線(BL)Nの電位変化は小さい。
【0048】次に、時刻t4で、センスイネーブル信号
φSEを電源電圧VCC(3.3V)に立ち上げること
により、第1のセンスアンプ(SA)Nを活性化させ
る。その結果、第1のセンスアンプ(SA)Nは、第1
のビット線(BL)Nの電位と、ノード(VR)Nの電
位との電位差をセンスする。ここで、ノード(VR)N
は、適当な比較基準電圧VR、つまり、1データの読み
出された場合のビット線電位と0データが読み出された
場合のビット線電位の、中間程度の電圧値に設定され
る。
【0049】その結果、第1のセンスアンプ(SA)N
には、第1のメモリセル(M)M,Nに記録されていた
データが、時刻t5までに、センスラッチされ、1デー
タが記録されていた場合、第1のビット線(BL)Nの
電位は電源電圧VCC(3.3V)に設定され、また、
0データが記録されていた場合、第1のビット線(B
L)Nの電位は接地電圧(0V)に設定される。
【0050】また、時刻t4からは、第1の読み出しメ
モリセル(M)M,Nに対するデータの再書き込みにも
はいる。
【0051】まず最初に、第1のメモリセル(M)M,
Nに0データが記録されていた場合、選択プレート電極
線(PL)Mを接地電圧(0V)に立ち下げる時刻t5
までに、強誘電体キャパシタ(C)M,Nが図9のヒス
テリシス特性においてD点の状態に移動し、0データの
再書き込みが完了する。
【0052】次に、時刻t5で、選択プレート電極線
(PL)Mを接地電圧(0V)に立ち下げる。その結
果、第1のメモリセル(M)M,Nに1データが記録さ
れていた場合、強誘電体キャパシタ(C)M,Nが、図
9のヒステリシス特性において、C点の状態に時刻t6
までに移動し、1データの再書き込みが完了する。最後
に時刻t6で、選択する第1のワード線(WL)Mを接
地電圧(0V)に立ち下げることにより、すべての動作
が終了する。
【0053】以上説明したように、本第1の実施形態お
ける強誘電体記憶装置によれば、折り返しビット線構造
を有する1TR−1CAP型セルのメモリアレイにおい
て、それぞれのビット線が、交互に隣接配置されるよう
に配線された折り返しビット線に隣接され、さらに、メ
モリセルのデータを読み出す場合には、読み出しビット
線の折り返し方向にあるビット線が一定のシールド電圧
に設定されるため、ビット線間相互のカップリングノイ
ズを完全に回避できる。また、選択するメモリセルに応
じて、折り返しビット線構造に対応した一対のセンスア
ンプのどちらか一方が非活性化されるため、動作時の省
電力化を実現できる。
【0054】図5は、本発明に係る強誘電体記憶装置の
第2の実施形態を示すメモリアレイ図である。
【0055】図5に示す第2の実施形態に係るメモリア
レイは、全体として、それぞれ折り返しビッチ線構造を
有し、互いに対となるように配置された第1(A側)メ
モリアレイMa−ARRAYと第2(B側)メモリアレ
イMb−ARRAYの、2個のメモリアレイにより構成
される。
【0056】A側メモリアレイMa−ARRAYにおい
て、(Ma)M,N−1、(Ma)M,N、(Ma)
M,N+1は、M番目の第1aのワード線とそれぞれ
(N−1)番目、N番目、(N+1)番目の第1aのビ
ット線の各格子位置に配置された1TR−1CAP型の
第1aのメモリセルである。また、(Ma)M,N−
1’、(Ma)M,N’、(Ma)M,N+1’は、M
番目の第2aのワード線とそれぞれ(N−1)番目、N
番目、(N+1)番目の第2aのビット線の各格子位置
に配置された1TR−1CAP型の第2aのメモリセル
である。
【0057】(RMa)N−1、(RMa)N、(RM
a)N+1は、それぞれ(N−1)番目、N番目、(N
+1)番目の第1aのビット線毎に設けられた1TR−
1CAP型の第1aの比較セルである。また、(RM
a)N−1’、(RMa)N’、(RMa)N+1’
は、それぞれ(N−1)番目、N番目、(N+1)番目
の第2aのビット線毎に設けられた1TR−1CAP型
の第2aの比較セルである。
【0058】(WLa)Mは、M番目の第1aのワード
線であり、また(WLa)M’は、M番目の第2aのワ
ード線であり、(PLa)Mは、その共通のプレート電
極線である。RWLaは、第1aの比較ワード線であ
り、またRWLa’は、第2aの比較ワード線であり、
RPLaは、その共通のプレート電極線である。(BL
a)N−1、(BLa)N、(BLa)N+1は、それ
ぞれ(N−1)番目、N番目、(N+1)番目の第1a
のビット線であり、また(BLa)N−1’、(BL
a)N’、(BLa)N+1’は、それぞれその折り返
し方向に隣接配線された第2aのビット線である。
【0059】B側メモリアレイMb−ARRAYにおい
て、(Mb)M,N−1、(Mb)M,N、(Mb)
M,N+1は、M番目の第1bのワード線とそれぞれ
(N−1)番目、N番目、(N+1)番目の第1bのビ
ット線の各格子位置に配置された1TR−1CAP型の
第1bのメモリセルである。また、(Mb)M,N−
1’、(Mb)M,N’、(Mb)M,N+1’は、M
番目の第2bのワード線とそれぞれ(N−1)番目、N
番目、(N+1)番目の第2bのビット線の各格子位置
に配置された1TR−1CAP型の第2bのメモリセル
である。
【0060】(RMb)N−1、(RMb)N、(RM
b)N+1は、それぞれ(N−1)番目、N番目、(N
+1)番目の第1bのビット線毎に設けられた1TR−
1CAP型の第1bの比較セルである。また、(RM
b)N−1’、(RMb)N’、(RMb)N+1’
は、それぞれ(N−1)番目、N番目、(N+1)番目
の第2bのビット線毎に設けられた1TR−1CAP型
の第2bの比較セルである。
【0061】(WLb)Mは、M番目の第1bのワード
線であり、また(WLb)M’は、M番目の第2bのワ
ード線であり、(PLb)Mは、その共通のプレート電
極線である。RWLbは、第1bの比較ワード線であ
り、またRWLb’は、第2bの比較ワード線であり、
RPLbは、その共通のプレート電極線である。(BL
b)N−1、(BLb)N、(BLb)N+1は、それ
ぞれ(N−1)番目、N番目、(N+1)番目の第1b
のビット線であり、また(BLb)N−1’、(BL
b)N’、(BLb)N+1’は、それぞれその折り返
し方向に隣接配線された第2bのビット線である。
【0062】(SA)N−1、(SA)N、(SA)N
+1は、それぞれ(N−1)番目、N番目、(N+1)
番目の第1aのビット線(BLa)N−1、(BLa)
N、(BLa)N+1と第1bのビット線(BLb)N
−1、(BLb)N、(BLb)N+1毎に対応して設
けられた第1のセンスアンプであり、センスイネーブル
信号φSEにより活性化される。また(SA)N−
1’、(SA)N’、(SA)N+1’は、それぞれ
(N−1)番目、N番目、(N+1)番目の第2aのビ
ット線(BLa)N−1’、(BLa)N’、(BL
a)N+1’と第2bのビット線(BLb)N−1’、
(BLb)N’、(BLb)N+1’毎に対応して設け
られた第2のセンスアンプであり、センスイネーブル信
号φSEにより活性化される。
【0063】(T1)N−1、(T1)N、(T1)N
+1は、それぞれ(N−1)番目、N番目、(N+1)
番目の第1aのビット線(BLa)N−1、(BLa)
N、(BLa)N+1に対応して設けられた転送ゲート
であって、制御信号φ1により、それぞれのビット線を
プリチャージ電圧またはシールド電圧VSaに設定す
る。(T1)N−1’、(T1)N’、(T1)N+
1’は、それぞれ(N−1)番目、N番目、(N+1)
番目の第2aのビット線(BLa)N−1’、(BL
a)N’、(BLa)N+1’に対応して設けられた転
送ゲートであって、制御信号φ1’により、それぞれの
ビット線をプリチャージ電圧またはシールド電圧VSa
に設定する。(T2)N−1、(T2)N、(T2)N
+1は、それぞれ(N−1)番目、N番目、(N+1)
番目の第1bのビット線(BLb)N−1、(BLb)
N、(BLb)N+1に対応して設けられた転送ゲート
であって、制御信号φ2により、それぞれのビット線を
プリチャージ電圧またはシールド電圧VSbに設定す
る。(T2)N−1’、(T2)N’、(T2)N+
1’は、それぞれ(N−1)番目、N番目、(N+1)
番目の第2bのビット線(BLb)N−1’、(BL
b)N’、(BLb)N+1’に対応して設けられた転
送ゲートであって、制御信号φ2’により、それぞれの
ビット線をプリチャージ電圧またはシールド電圧VSb
に設定する。
【0064】図6は、図5のメモリアレイにおいて、第
1aのメモリセルMa、第2aのメモリセルMa’、第
1bのメモリセルMb、第2bのメモリセルMb’の読
み出しを行う場合に、第1aのビット線BLa、第2の
ビット線BLa’、第1bのビット線BLb、第2bの
ビット線BLb’がどのように設定されるか、および第
1のセンスアンプSA、第2のセンスアンプSA’のど
ちらが選択されるかを示す図である。なお、図6におい
ては、便宜上、ビット線番号およびワード線番号は省略
して示してある。
【0065】図6に示すように、第1aのメモリセルM
aの読み出しを行う場合には、第1aのビット線BLa
に第1aのメモリセルMaのデータが読み出され、第1
bのビット線BLbに第1bの比較セルRMbのデータ
が読み出され、第2aのビット線BLa’および第2b
のビット線BLb’はシールド電圧に設定され、第1の
センスアンプSAは活性化され、第2のセンスアンプS
A’は非活性化される。その結果、隣接するシールドビ
ット線にシールドされた状態で、第1aのメモリセルM
aのデータが読み出しビット線BLaに、第1bの比較
セルRMbのデータが比較ビット線BLbに読み出さ
れ、第1のセンスアンプSAで比較の結果、データの判
定が行われる。
【0066】また、第2aのメモリセルMa’の読み出
しを行う場合には、第2aのビット線BLa’に第2a
のメモリセルMa’のデータが読み出され、第2bのビ
ット線BLb’に第2bの比較セルRMb’のデータが
読み出され、第1aのビット線BLaおよび第1bのビ
ット線BLbはシールド電圧に設定され、第1のセンス
アンプSAは非活性化され、第2のセンスアンプSA’
は活性化される。その結果、隣接するシールドビット線
にシールドされた状態で、第2aのメモリセルMa’の
データが読み出しビット線BLa’に、第2bの比較セ
ルRMb’のデータが比較ビット線BLb’に読み出さ
れ、第2のセンスアンプSA’で比較の結果、データの
判定が行われる。
【0067】また、第1bのメモリセルMbの読み出し
を行う場合には、第1bのビット線BLbに第1bのメ
モリセルMbのデータが読み出され、第1aのビット線
BLaに第1aの比較セルRMaのデータが読み出さ
れ、第2aのビット線BLa’および第2bのビット線
BLb’はシールド電圧に設定され、第1のセンプアン
プSAは活性化され、第2のセンスアンプSA’は非活
性化される。その結果、隣接するシールドビット線にシ
ールドされた状態で、第1bのメモリセルMbのデータ
が読み出しビット線BLbに、第1aの比較セルRMa
のデータが比較ビット線BLaに読み出され、第1のセ
ンスアンプSAで比較の結果、データの判定が行われ
る。
【0068】また、第2bのメモリセルMb’の読み出
しを行う場合には、第2bのビット線BLb’に第2b
のメモリセルMb’のデータが読み出され、第2aのビ
ット線BLa’に第2aの比較セルRMa’のデータが
読み出され、第1aのビット線BLaおよび第1bのビ
ット線BLbはシールド電圧に設定され、第1のセンプ
アンプSAは非活性化され、第2のセンスアンプSA’
は活性化される。その結果、隣接するシールドビット線
にシールドされた状態で、第2bのメモリセルMb’の
データが読み出しビット線BLb’に、第2aの比較セ
ルRMa’のデータが比較ビット線BLa’に読み出さ
れ、第2のセンスアンプSA’で比較の結果、データの
判定が行われる。
【0069】図5のメモリアレイ図において、メモリセ
ルに対するデータ書き込みを行う場合は、すでに説明し
た図3のタイミングチャートと同様であり、繰り返して
の説明を省略する。続いて、図5のメモリアレイ図にお
ける、メモリセルに対するデータの読み出しを行う場合
の具体例を、図7のタイミングチャートを参照しながら
順に説明する。
【0070】図7のタイミングチャートは、M番目の第
1aのワード線(WLa)M、およびN番目の第1aの
ビット線(BLa)Nを選択して、第1aのメモリセル
(Ma)M,Nに記録されている1データまたは0デー
タを読み出し、その後、再書き込みを行う場合のタイミ
ング図である。また、メモリセルに対するデータの読み
出しおよび再書き込みは、選択する第1aのワード線に
連なるすべての第1aのメモリセル一括に行われる。
【0071】この場合、メモリセルに対するデータの読
み出しは、当該メモリセルのデータの読み出しを行った
読み出しビット線と、対となる他のメモリアレイの比較
セルの読み出しを行ったビット線との電位差を、センス
アンプで比較して、データの判定を行う。また、メモリ
セルに対するデータの再書き込みは、図3のデータ書き
込み方法の実施例における場合と、同様である。
【0072】まず、時刻t1で、制御信号φ1、φ1’
およびφ2、φ2’を電源電圧VCC(3.3V)に立
ち上げることにより、時刻t2までに、第1aのビット
線(BLa)N、第2aのビット線(BLa)N’、お
よび第1bのビット線(BLb)N、第2bのビット線
(BLb)N’を設定電圧VSaまたはVSb(0V)
に設定する。
【0073】次に、時刻t2で、制御信号φ1およびφ
2を0Vに立ち下げて第1aのビット線(BLa)N、
および第1bのビット線(BLb)Nをフローティング
状態に設定する。この場合において重要なことは、制御
信号φ1’およびφ2’はハイレベルに保たれたままで
あることから、選択されない側の第2aのビット線(B
La)N’および第2bのビット線(BLb)N’は、
データ読み出し期間中、設定電圧VSaまたはVSb
(0V)にシールドされたままであることである。
【0074】その結果、メモリセルのデータ読み出しが
行われる第1aのビット線(BLa)N、および比較セ
ルの読み出しが行われる第1bのビット線(BLb)N
は、交互に折り返し方向に隣接配線された第2aのビッ
ト線(BLa)N’、および第2bのビット線(BL
b)N’によりシールドされ、ビット線相互間のカップ
リングノイズの影響を完全に回避できる。
【0075】次に、時刻t3で、選択する第1aのワー
ド線(WLa)M、および第1bの比較ワード線RWL
bを5Vに、および選択するaのプレート電極線(PL
a)M、およびbの比較プレート電極線RPLbを0V
から電源電圧VCC(3.3V)に立ち上げる。その結
果、選択する第1aのワード線(WLa)Mに接続され
たすべてのメモリセル、および第1bの比較ワード線R
WLbに接続されたすべての比較セルの強誘電体キャパ
シタが、図9のヒステリシス特性において、D点へ向か
う方向に分極状態が変化する。
【0076】このため、読み出し前に第1aのメモリセ
ル(Ma)M,Nに1データが記録されている場合、つ
まり強誘電体キャパシタがA点の分極状態にあった場合
には、分極状態が反転し、第1aのビット線(BLa)
Nの電位変化は大きい。また、読み出し前に第1aのメ
モリセル(Ma)M,Nに0データが記録されている場
合、つまり強誘電体キャパシタがB点の分極状態にあっ
た場合には、分極状態が反転せず、第1aのビット線
(BLa)Nの電位変化は小さい。また、第1bの比較
セル(RMb)Nは、キャパシタ面積、バイアス設定等
を調節することにより、読み出し時に第1bのビット線
(BLb)Nが、上述した2種類のデータ読み出し時の
ビット線電位の中間値となるように、最適設計されてい
る。
【0077】次に、時刻t4で、センスイネーブル信号
φSEを電源電圧VCC(3.3V)に立ち上げること
により、第1のセンスアンプ(SA)Nを活性化させ
る。その結果、第1のセンスアンプ(SA)Nは、第1
aのビット線(BLa)Nの電位と、第1bのビット線
(BLb)Nの電位との電位差をセンスする。
【0078】その結果、第1のセンスアンプ(SA)N
には、第1aのメモリセル(Ma)M,Nに記録されて
いたデータが、時刻t5までに、センスラッチされ、1
データが記録されていた場合、第1aのビット線(BL
a)Nの電位は電源電圧VCC(3.3V)に、第1b
のビット線(BLb)Nの電位は接地電圧(0V)に設
定される。また、0データが記録されていた場合、第1
aのビット線(BLa)Nの電位は接地電圧(0V)
に、第1bのビット線(BLb)Nの電位は電源電圧V
CC(3.3V)に設定される。
【0079】また、時刻t4からは、第1aの読み出し
メモリセル(Ma)M,N、および第1bの比較セル
(RMb)Nに対するデータの再書き込みにもはいる。
【0080】まず最初に、第1aのメモリセル(Ma)
M,Nまたは第1bの比較セル(RMb)Nに0データ
が記録されていた場合、選択プレート電極線(PLb)
M、RPLbを接地電圧(0V)に立ち下げる時刻t5
までに、強誘電体キャパシタが、図9のヒステリシス特
性においてD点の状態に移動し、0データの再書き込み
が完了する。
【0081】次に時刻t5で、選択プレート電極線(P
La)M、RPLbを接地電圧(0V)に立ち下げる。
その結果、第1aのメモリセル(Ma)M,Nまたは第
1bの比較セル(RMb)Nに1データが記録されてい
た場合、強誘電体キャパシタが、図9のヒステリシス特
性において、C点の状態に時刻t6までに移動し、1デ
ータの再書き込みが完了する。最後の時刻t6で、選択
する第1aのワード線(WLa)M、および第1bの比
較ワード線RWLbを接地電圧(0V)に立ち下げるこ
とにより、すべての動作が終了する。
【0082】図8は、図5のメモリアレイ図において、
センスアンプSANの具体的な回路の例を示す図であ
り、これはすでに説明した図1のメモリアレイ図の場合
においても同様である。
【0083】図8のセンスアンプにおいては、pチャネ
ルMOS(以下、PMOSという)トランジスタTP
1、nチャネルMOS(以下、NMOSという)トラン
ジスタTN1、およびPMOSトランジスタTP2、N
MOSトランジスタTN2により構成される相補のイン
バータ回路により、ラッチ回路を構成する。また、この
ラッチ回路は、PMOSトランジスタTP3、NMOS
トランジスタTN3が、センスイネーブル信号φSEを
うけて活性化されることにより、ノードN1とN2との
ノード間電位差を増幅しラッチする。
【0084】以上説明したように、本第2の実施形態の
強誘電体記憶装置によれば、折り返しビット線構造を有
する1TR−1CAP型セルのメモリアレイAおよびメ
モリアレイBにおいて、それぞれのビット線が、交互に
隣接配置されるように配線された折り返しビット線に隣
接され、さらに、メモリセルのデータを読み出す場合に
は、選択メモリアレイにおける読み出しビット線の折り
返し方向にあるビット線、および非選択メモリアレイに
おける比較ビット線の折り返し方向にあるビット線が一
定のシールド電圧に設定されるため、ビット線間相互の
カップリングノイズを完全に回避できる。また、選択す
るメモリセルに応じて、折り返しビット線構造に対応し
た一対のセンスアンプのどちらか一方が非活性化される
ため、動作時の省電力化を実現できる。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の強誘電体
記憶装置によれば、1TR−1CAP型セルを有する強
誘電体記憶装置において、ビット線間相互のカップリン
グノイズを完全に回避できる。その結果、読み出し時の
動作マージンが充分確保でき、安定動作が可能な強誘電
体記憶装置を提供することができる。
【0086】また、選択するメモリセルに応じて、折り
返しビット線構造に対応した一対のセンスアンプのどち
らか一方が非活性化されるため、動作時の省電力化を実
現できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る強誘電体記憶装置の第1の実施形
態を示すメモリアレイ図である。
【図2】図1のメモリアレイにおいて、メモリセルの読
み出しを行う場合に、ビット線がどのように設定される
か、およびどちらのセンスアンプが選択されるかを示す
図である。
【図3】図1のメモリアレイにおいてデータの書き込み
を行う場合のタイミングチャートを示す図である。
【図4】図1のメモリアレイにおいてデータの読み出し
を行う場合のタイミングチャートを示す図である。
【図5】本発明に係る強誘電体記憶装置の第2の実施形
態を示すメモリアレイ図である。
【図6】図5のメモリアレイにおいて、メモリセルの読
み出しを行う場合に、ビット線がどのように設定される
か、およびどちらのセンスアンプが選択されるかを示す
図である。
【図7】図5のメモリアレイにおいてデータの読み出し
を行う場合のタイミングチャートを示す図である。
【図8】センスアンプの具体的な回路例を示す図であ
る。
【図9】強誘電体キャパシタのヒステリシス特性、およ
び互いに逆相の第1のデータ、第2のデータが書き込ま
れたキャパシタ状態を示す図である。
【図10】1TR−1CAP型セルを有する強誘電体記
憶装置のメモリアレイを示す図である。
【符号の説明】
Ma−ARRAY … 第1(A側)メ
モリアレイ Ma−ARRAY … 第2(B側)メ
モリアレイ (WL)M、(WL)M’ … 第1、第2のワ
ード線(M番目) (WLa)M、(WLa)M’ … 第1a、第2a
のワード線(M番目) (WLb)M、(WLb)M’ … 第1b、第2b
のワード線(M番目) RWLa、RWLa’ … 第1a、第2a
の比較ワード線 RWLb、RWLb’ … 第1b、第2b
の比較ワード線 (BL)N、(BL)N’ … 第1、第2のビ
ット線(N番目) (BLa)N、(BLa)N’ … 第1a、第2a
のビット線(N番目) (BLb)N、(BLb)N’ … 第1b、第2b
のビット線(N番目) (PL)M … プレート電極線
(M番目) (PLa)M … プレート電極線
(a)(M番目) (PLb)M … プレート電極線
(b)(M番目) RPLa … 比較プレート電
極線(a) RPLb … 比較プレート電
極線(b) (M)M,N、(M)M,N’ … 第1、第2のメ
モリセル(M,N番目) (Ma)M,N、(Ma)M,N’… 第1a、第2a
のメモリセル(M,N番目) (Mb)M,N、(Mb)M,N’… 第1b、第2b
のメモリセル(M,N番目) (RMa)N、(RMa)N’ … 第1a、第2a
の比較セル(N番目) (RMb)N、(RMb)N’ … 第1b、第2b
の比較セル(N番目) (T)M,N、(T)M,N’ … 選択トランジス
タ(M,N番目) (C)M,N、(C)M,N’ … 強誘電体キャパ
シタ(M,N番目) (SA)N、(SA)N’ … 第1、第2のセ
ンスアンプ(N番目) φ1、φ1’ … 制御信号(VS
またはVSaプリ設定) φ2、φ2’ … 制御信号(VS
bプリ設定) φ3 … 制御信号(比較
基準電位VRプリ設定) φSE、φSE’ … センスイネーブ
ル信号 (T1)N、(T1)N’ … 転送ゲート(V
SまたはVSaプリ設定(N番目)) (T2)N、(T2)N’ … 転送ゲート(V
Sbプリ設定(N番目)) (T3)N … 転送ゲート(比
較基準電位VRプリ設定(N番目))
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/8242

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに折り返しビット線構造を有し列状
    に交互隣接配線された第1のビット線および第2のビッ
    ト線と、 前記折り返しビット線構造に対して行状に配線された第
    1のワード線および第2のワード線と、 1個の強誘電体キャパシタと1個の選択トランジスタよ
    り構成され、前記第1のビット線と第1のワード線が交
    差する格子位置に配置された第1のメモリセルと、 1個の強誘電体キャパシタと1個の選択トランジスタよ
    り構成され、前記第2のビット線と第2のワード線が交
    差する格子位置に配置された第2のメモリセルと、 前記第1のビット線毎に対応して設けられた第1のセン
    スアンプと、 前記第2のビット線毎に対応して設けられた第2のセン
    スアンプとを有し、 前記第1のメモリセルが選択されてデータの読み出しが
    行われる場合には、前記第2のビット線が一定のシール
    ド電圧に設定された状態で、前記第1のメモリセルのデ
    ータ内容が前記第1のビット線に読み出され、前記第1
    のセンスアンプで前記第1のビット線電位と比較基準電
    位との比較結果によりデータの判定が行われ、 前記第2のメモリセルが選択されてデータの読み出しが
    行われる場合には、前記第1のビット線が一定のシール
    ド電圧に設定された状態で、前記第2のメモリセルのデ
    ータ内容が前記第2のビット線に読み出され、前記第2
    のセンスアンプで前記第2のビット線電位と比較基準電
    位との比較結果によりデータの判定が行われる強誘電体
    記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記第1のメモリセルが選択されてデー
    タ読み出しが行われる場合には、前記第2のセンスアン
    プが非活性化され、 前記第2のメモリセルが選択されてデータ読み出しが行
    われる場合には、前記第1のセンスアンプが非活性化さ
    れる請求項1記載の強誘電体記憶装置。
  3. 【請求項3】 互いに折り返しビット線構造を有し列状
    に交互隣接配線された第1aのビット線および第2aの
    ビット線と、前記折り返しビット線構造に対応して行状
    に配線された第1aのワード線および第2aのワード線
    と、1個の強誘電体キャパシタと1個の選択トランジス
    タより構成され、前記第1aのビット線と第1aのワー
    ド線が交差する格子位置に配置された第1aのメモリセ
    ルと、1個の強誘電体キャパシタと1個の選択トランジ
    スタより構成され、前記第2aのビット線と第2aのワ
    ード線が交差する格子位置に配置された第2aのメモリ
    ーセルと、前記第1aのビット線毎に設けられた第1a
    の比較セルと、前記第2aのビット線毎に設けられた第
    2aの比較セルとを備えた第1のメモリアレイと、 互いに折り返しビット線構造を有し列状に交互隣接配線
    された第1bのビット線および第2bのビット線と、前
    記折り返しビット線構造に対応して行状に配線された第
    1bのワード線および第2bのワード線と、1個の強誘
    電体キャパシタと1個の選択トランジスタより構成さ
    れ、前記第1bのビット線と第1bのワード線が交差す
    る格子位置に配置された第1bのメモリセルと、1個の
    強誘電体キャパシタと1個の選択トランジスタより構成
    され、前記第2bのビット線と第2bのワード線が交差
    する格子位置に配置された第2bのメモリセルと、前記
    第1bのビット線毎に設けられた第1bの比較セルと、
    前記第2bのビット線毎に設けられた第2bの比較セル
    とを備えた第2のメモリアレイと、 互いに対をなす前記第1のメモリアレイと前記第2のメ
    モリアレイとに接続され、前記第1aのビット線電位と
    第1bのビット線電位との比較読み出しを行う第1のセ
    ンスアンプと、前記2aのビット線電位と第2bのビッ
    ト線電位との比較読み出しを行う第2センスアンプとを
    有する強誘電体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記第1aのメモリセルが選択されてデ
    ータの読み出しが行われる場合には、前記第2aのビッ
    ト線および第2bのビット線が一定のシールド電圧に設
    定された状態で、前記第1aのメモリセルのデータ内容
    が前記第1aのビット線に、前記第1bの比較セルのデ
    ータが前記第1bのビット線に読み出され、前記第1の
    センスアンプで前記第1aのビット線電位と第1bのビ
    ット線電位の比較の結果、読み出しデータが判定され、 前記第2aのメモリセルが選択されてデータの読み出し
    が行われる場合には、前記第1aのビット線および第1
    bのビット線が一定のシールド電圧に設定された状態
    で、前記第2aのメモリセルのデータ内容が前記第2a
    のビット線に、前記第2bの比較セルのデータが前記第
    2bのビット線に読み出され、前記第2のセンスアンプ
    で前記第2aのビット線電位と第2bのビット線電位の
    比較の結果、読み出しデータが判定され、 前記第1bのメモリセルが選択されてデータの読み出し
    が行われる場合には、前記第2aのビット線および第2
    bのビット線が一定のシールド電圧に設定された状態
    で、前記第1bのメモリセルのデータ内容が前記第1b
    のビット線に、前記第1aの比較セルのデータが前記第
    1aのビット線に読み出され、前記第1のセンスアンプ
    で前記第1aのビット線電位と第1bのビット線電位の
    比較の結果、読み出しデータが判定され、 前記第2bのメモリセルが選択されてデータの読み出し
    が行われる場合には、前記第1aのビット線および第1
    bのビット線が一定のシールド電圧に設定された状態
    で、前記第2bのメモリセルのデータ内容が前記第2b
    のビット線に、前記第2aの比較セルのデータが前記第
    2aのビット線に読み出され、前記第2のセンスアンプ
    で前記第2aのビット線電位と第2bのビット線電位の
    比較の結果、読み出しデータが判定される請求項3記載
    の強誘電体記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記第1aのメモリセルまたは第1bの
    メモリセルが選択されてデータの読み出しが行われる場
    合には、前記第2のセンスアンプが非活性化され、 前記第2aのメモリセルまたは第2bのメモリセルが選
    択されてデータの読み出しが行われる場合には、前記第
    1のセンスアンプが非活性化される請求項3記載の強誘
    電体記憶装置。
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