JPH09146075A - 光変調表示素子およびそれを用いた投射型表示装置 - Google Patents

光変調表示素子およびそれを用いた投射型表示装置

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JPH09146075A
JPH09146075A JP7300991A JP30099195A JPH09146075A JP H09146075 A JPH09146075 A JP H09146075A JP 7300991 A JP7300991 A JP 7300991A JP 30099195 A JP30099195 A JP 30099195A JP H09146075 A JPH09146075 A JP H09146075A
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憲幸 岡部
Kayao Takemoto
一八男 竹本
Toshio Miyazawa
敏夫 宮沢
Tetsuya Nagata
徹也 永田
Tsudoi Iguchi
集 井口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】スクリーン上に投射された画像表示領域の周囲
が、均一でくっきりと鮮明な黒い領域で囲まれ、かつ、
該黒い領域と画像表示領域との境界にぼけのない高品質
な投射画像を実現する。 【解決手段】反射型液晶表示素子10の画像表示領域1
1の周囲に、画像表示領域11で制御される光強度の最
低値以下の均一な光強度を示す、例えば着色層等の最低
光強度領域12を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多数の画素から構
成される画像表示領域を有し、前記画素単位で光を制御
し、画像を表示する光変調表示素子、およびそれを用い
た投射型表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の光変調表示素子およびそれを用
いた投射型表示装置としては、例えば光変調素子として
反射型液晶表示素子を用いた投射型液晶表示装置が、例
えば特開昭63−22887号、および特開平4−19
4921号公報に記載されている。この投射型表示装置
は、基本的に少なくとも光源と、反射型液晶表示素子
と、投射光学系とから構成される。なお、反射型液晶表
示素子としては、一般にアクティブ・マトリクス方式の
液晶表示素子を使用する。
【0003】図2は、アクティブ・マトリクス方式の反
射型液晶表示素子の一例を示す概略断面図である。
【0004】21はガラス等からなる透明基板、22は
透明電極、23は液晶層、26は反射基板、24は反射
画素電極、25は絶縁層、27はトランジスタ等の電気
的スイッチング素子である。
【0005】アクティブ・マトリクス方式の液晶表示素
子では、図2に示すように、画素を構成する多数の反射
画素電極24により構成される画像表示領域によって画
像を表示する。ここで、光源から発射された光は、投射
光学系の一部を通過し、前記反射型液晶表示素子に照射
され、各画素において反射画素電極24により電気的に
制御された反射率に応じて反射され、投射光学系を経た
後にスクリーン上に投射され、画像を表示する。ところ
で、光源から発した光は、反射型液晶表示素子の画像表
示領域ばかりでなく、その表示領域周辺部にも照射され
る。該周辺部には、電源供給線、制御信号線等の配線パ
ターンの凹凸や、液晶層の境界線等の反射率の不均一の
原因となるものが存在する。その結果、この画像表示領
域外の表示領域周辺部において反射された光が、スクリ
ーン上に投射され、画像品質を著しく低下させるという
問題が生じていた。
【0006】このため、従来の技術においては、この投
射光学系の一部に、画像表示領域外の表示領域周辺部に
光が照射されない工夫がなされていた。例えば、特開平
5−157984号公報においては、投射光学系の焦点
位置に、表示領域周辺部への光の照射を防止する遮光枠
を設置していた。また、特開平3-293614号およ
び特開平4−5643号公報においては、光源位置に、
表示領域周辺部への光の照射を防止する遮光枠を設置し
ていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来の技
術では、投射光学系内の焦点や光源の位置に遮光枠を設
置するので、スクリーン上に投射された画像において、
前記遮光枠の部分と画像表示部(画像表示領域)との境
界にぼけを生じ、画像表示領域の周囲(すなわち、表示
領域周辺部)に不均一、あるいは不鮮明な領域が投影さ
れ、前記問題点を解決するに至らなかった。また、これ
らの従来技術において、実用上の効果を得るためには、
光学系のアライメントの正確な調整が必要であり、原理
的に液晶表示素子の表示領域周辺部に照射される光を完
全に遮断することはできず、ぼけを防止することは困難
である。
【0008】本発明の目的は、スクリーン上に拡大投射
された画像表示領域の周囲が、均一でくっきりと鮮明な
黒い領域で囲まれ、かつ、該黒い領域と画像表示領域と
の境界にぼけのない高品質な投射画像を得ることができ
る光変調表示素子およびそれを用いた投射型表示装置を
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の光変調表示素子は、多数の画素から構成さ
れる画像表示領域を有し、前記画素単位で光を制御し、
画像を表示する光変調表示素子において、前記画像表示
領域で制御される光強度の最低値以下の均一な(「ほぼ
均一な」を含む)光強度を示す最低光強度領域で、画像
表示領域を囲んだことを特徴とする光変調表示素子。
【0010】また、前記光変調表示素子を構成する基板
と別個の透明基板上に前記最低光強度領域を設け、か
つ、前記光変調表示素子と前記別個の透明基板とを積層
したことを特徴とする。
【0011】また、前記光変調表示素子を構成する基板
と別個の枠状基板上に前記最低光強度領域を設け、か
つ、前記光変調表示素子と前記枠状基板とを積層したこ
とを特徴とする。
【0012】また、前記光変調表示素子を構成する基板
上に前記最低光強度領域を設けたことを特徴とする。
【0013】また、前記最低光強度領域を、均一な透過
率を示す領域で形成したことを特徴とする。
【0014】また、前記最低光強度領域を、均一な散乱
状態を示す領域で形成したことを特徴とする。
【0015】また、前記最低光強度領域を、均一な反射
率を示す領域で形成したことを特徴とする。
【0016】また、前記均一な透過率を示す領域で形成
した最低光強度領域が、前記光変調表示素子と別個の透
明基板上において、前記光変調表示素子と対向する面上
に形成されていることを特徴とする。
【0017】また、前記光変調表示素子が液晶表示素子
であることを特徴とする。
【0018】また、前記液晶表示素子が、多数の前記画
素を構成する多数の反射電極を形成した反射基板と、透
明電極を形成した透明基板とを、前記反射電極と前記透
明電極とが対向するように重ね合わせ、両基板間に液晶
を封止してなる反射型液晶表示素子であることを特徴と
する。
【0019】また、前記反射型液晶表示素子を構成する
前記透明基板または前記反射基板上に、前記最低光強度
領域を設けたことを特徴とする。
【0020】また、前記液晶として、散乱、透過モード
で駆動されるポリマー分散型液晶を用いたことを特徴と
する。
【0021】また、均一な透過率を示す前記最低光強度
領域を、顔料材料で形成したことを特徴とする。
【0022】また、均一な透過率を示す前記最低光強度
領域を、色素材料で形成したことを特徴とする。
【0023】また、均一な透過率を示す前記最低光強度
領域を、カーボンで形成したことを特徴とする。
【0024】また、均一な散乱状態を示す前記最低光強
度領域を、フロスト処理を施した領域で形成したことを
特徴とする。
【0025】また、均一な散乱状態を示す前記最低光強
度領域を、酸化アルミ膜で形成したことを特徴とする。
【0026】また、前記光変調表示素子が液晶表示素子
であり、前記最低光強度領域を、均一な散乱状態に設定
した液晶領域で形成したことを特徴とする。
【0027】また、均一な反射率を示す前記最低光強度
領域を、酸化クロム膜で形成したことを特徴とする。
【0028】また、前記枠状基板上に前記光変調表示素
子を構成する基板と別個の第2の透明基板を積層したこ
とを特徴とする。
【0029】また、前記光変調表示素子を構成する透明
基板と前記枠状基板と前記第2の透明基板とを、前記透
明基板と前記第2の透明基板の屈折率とほぼ等しい光学
糊により接着し、かつ、前記枠状基板の開口部に、前記
光学糊を気泡が存在しないように充填したことを特徴と
する。
【0030】また、前記画素を構成する画素電極を、ト
ランジスタ集積回路を形成した単結晶シリコン基板上に
形成したことを特徴とする。
【0031】また、前記画素を構成する画素電極を、薄
膜トランジスタを形成した透明基板上に形成したことを
特徴とする。
【0032】また、本発明の投射型表示装置は、光源
と、光変調表示素子と、スクリーンと、前記光変調表示
素子上に形成された画像を前記スクリーン上に拡大投射
する光学系とを有する投射型表示装置において、前記光
変調表示素子として、請求項1〜20記載の光変調表示
素子を用いたことを特徴とする。
【0033】図1は、本発明の投射型表示装置に使用さ
れる光変調表示素子の基本構成例を示す図であり、光変
調表示素子の一例としての反射型液晶表示素子の平面図
である。
【0034】10は反射型液晶表示素子(詳しい構造お
よび説明については後述する)、11は反射型液晶表示
素子10の画像表示領域、12は画像表示領域11の周
囲に設けた本発明による最低光強度領域である。最低光
強度領域12というのは、画像が拡大投射されるスクリ
ーン上において、画像表示領域11で制御される光強度
の最低値以下の均一な光強度を示す領域である。
【0035】すなわち、図1に示すように、反射型液晶
表示素子10の画像表示領域11を、この画像表示領域
11において実現可能な光強度(すなわち、透過強度、
散乱強度、あるいは反射強度)の最低値以下の均一な光
強度の領域(最低光強度領域と称す)12で囲んだこと
を特徴とする。つまり、光変調表示素子自身に、あるい
は光変調表示素子に積層される透明基板上、もしくは光
変調表示素子に積層される枠状基板上に、遮光のための
周囲領域を設置するので、原理的に投射型表示装置のス
クリーン上に表示された画像表示領域とその周囲領域と
の境界に、全くぼけのない画像を得ることができる。こ
れにより、投射光学系のアライメント調整と調整機構を
簡略化することができ、これに伴う投射型表示装置の生
産性の向上と製造コストを低減できる。
【0036】
【発明の実施の形態】
実施例1 図5は、本発明の実施例1の反射型液晶表示素子の概略
断面構造図である。
【0037】501はシリコン基板、502はp型ウェ
ル層、513はソース拡散層、512はドレイン拡散
層、503は多結晶シリコン膜からなるゲート電極、5
15は絶縁層、504はソース電極、514はドレイン
電極、505は絶縁層、506はアルミからなる反射画
素電極、511はスルーホールコンタクト、508はポ
リマー分散型液晶、509は透明電極、510はガラス
からなる透明基板、531は反射基板である。
【0038】本実施例では、反射基板531として、モ
ノリシックIC基板を用い、透明電極509を有する透
明基板510との間にポリマー分散型液晶508を挟持
した構成となっている。反射基板531は、シリコン基
板501に液晶駆動用の能動素子としてMOSトランジ
スタを用いたもので、該MOSトランジスタは、シリコ
ン基板501に形成したp型ウエル502の表面領域に
ソース拡散層513、ドレイン拡散層512、ソース電
極504、ドレイン電極514、ゲート電極503など
から形成している。また、層間絶縁のために絶縁層51
5、505を設けている。反射基板531の反射率を高
くするためには絶縁層505を酸化シリコン膜で形成
し、化学的機械研磨(ケミカルメカニカルポリッシン
グ)等により平坦化することが望ましい。また、この絶
縁層505の平坦化は、後述する周辺電極の表面反射率
を均一にするためにも有効である。さらに、MOSトラ
ンジスタにより制御された電気信号は、スルーホールコ
ンタクト511を経て、画素電極506に与えられ、対
向した透明電極509との間に電圧を印加し、ポリマー
分散型液晶508を駆動する。
【0039】つぎに、ここで用いるポリマー分散型液晶
の摸式図を図10(a)、(b)に示す。(a)は電界
無印加(電界OFF)時、(b)は電界印加(電界O
N)時のポリマー分散型液晶を示す。
【0040】1001は電界OFF時のポリマー分散型
液晶膜、1002は基板、1003は液晶滴、1004
はポリマー媒体、1005は液晶、1006は電界ON
時のポリマー分散型液晶膜である。
【0041】ポリマー分散型液晶は、構造的には、粒径
が数μm程度の液晶滴1003が高分子ポリマー媒体1
004中に分散した構造を有しており、電界無印加時に
は液晶滴中の液晶1005は、(a)に示すように、周
囲に存在するポリマー媒体1004によるアンカリング
により、乱雑な配向を取るが、電界が印加されると、
(b)に示すように、液晶滴1003中の液晶1005
は電界の強さに応じて配向する。また、その動作原理は
液晶のもつ複屈折性を利用しており、液晶の配向の変化
による屈折率変化を利用している。すなわち、液晶滴1
003の屈折率とポリマー媒体1004の屈折率とが一
致した際には、ポリマー分散型液晶膜は光学的に均一な
膜とみなすことができ、入射した光は影響を受けること
なく透過する。その結果、膜は透明状態となる。一方、
液晶滴1003とポリマー媒体1004間に屈折率の差
がある場合には、入射した光はポリマー媒体1004と
液晶滴1003との境界で、その屈折率差、および入射
角にしたがって散乱される。その結果、入射した光はポ
リマー分散型液晶膜中を直進することができず、多方向
に散乱される。その結果、膜は白濁した状態となる。
【0042】本実施例で用いたポリマー分散型液晶は、
電界印加時の液晶の屈折率がポリマー媒体と同様になる
ように設計されており、したがって、(b)の電界印加
時に光透過状態、すなわち、ON状態となり、(a)の
電界無印加時に光散乱状態、すなわち、OFF状態とな
る。
【0043】図6は、本実施例における投射光学系を示
す図である。
【0044】601は光源、602は放物面鏡、603
はコンデンサーレンズ、604は鏡、605は第1の絞
り、606はレンズ、607はダイクロイックプリズ
ム、608Rは赤色用反射型液晶表示素子、608Gは
緑色用反射型液晶表示素子、608Bは青色用反射型液
晶表示素子、609は第2の絞り、610は投射レン
ズ、611はスクリーンである。
【0045】図6に示すように、3枚の反射型液晶表示
素子、すなわち、赤色用反射型液晶表示素子608R、
緑色用反射型液晶表示素子608G、青色反射型液晶表
示素子608Bを用い、投射型表示装置を構成する。本
装置では、光源601からの光を放物面鏡602により
平行光線とした後、コンデンサーレンズ603、反射鏡
604、第1の絞り605、レンズ606を経て、ダイ
クロイックプリズム607に入射される。ダイクロイッ
クプリズム607で、前記光は赤、青、緑に分解され
る。ダイクロイックプリズム607の3つの側面には、
そこから出射される光に応じて赤色用反射型液晶表示素
子608R、緑色用反射型液晶表示素子608G、青色
反射型液晶表示素子608Bが配置され、各色の光を画
像信号に応じて変調する。なお、ここで各反射型液晶表
示素子608R、608G、608Bとダイクロイック
プリズム607とは、両者の屈折率とほぼ等しい屈折率
を有する光学糊により密着しており、両者の界面での反
射光の発生、光量損失、投射画像のコントラストの低下
を防止している。そして、前記変調された各色の反射光
は、再びダイクロイックプリズム607で合成され、レ
ンズ606、第2の絞り609、投射レンズ610を経
て、スクリーン611に投射される。このとき、3つの
反射型液晶表示素子608R、608G、608Bは、
各画素毎に画像信号に応じて、散乱、反射の状態をとる
が、このうち正反射された光は、レンズ606により第
2の絞り609の位置に集光され、この絞り609、投
射レンズ610を経て、スクリーン611に至る。一
方、画像表示領域内において散乱状態にある箇所では反
射光が散乱されるが、これら散乱された光は第2の絞り
609の位置で集光されず、その結果スクリーンに至ら
ない。このため、3つの反射型液晶表示素子608R、
608G、608Bの表示領域内の散乱、反射の状態に
応じて、スクリーン611上に各色毎に明暗の状態を作
り出すことができ、カラー画像を構成できる。
【0046】図7は、本実施例の反射型液晶表示素子の
全体分解斜視図である。
【0047】701は反射基板(図5の反射基板531
に対応する)、705はガラスからなる透明電極付透明
基板(図5の透明基板510に対応する)、706は反
射型液晶表示素子(図6の反射型液晶表示素子608
R、608G、608Bに対応する)、702は画像表
示領域、703はガラスからなる第2の透明基板、70
4は画像表示領域の周囲、すなわち、表示領域周辺部に
対応して、反射型液晶表示素子706を構成する透明基
板705とは別個の1枚板の第2の透明基板703の下
面(反射型液晶表示素子706側の面)上に枠状に設け
た着色層である。
【0048】すなわち、反射型液晶表示素子706の透
明基板705とは別体の透明基板703に、反射型液晶
表示素子706の画像表示領域702の周囲の領域(周
辺部)に、照射光の吸収がなされる、例えば有機顔料、
あるいはカーボン、酸化クロム等からなる着色層704
を設ける。この着色層704が黒色であれば赤色、緑
色、青色の各反射型液晶表示素子どれにも共通に用いる
ことができる。ただし、照射光の色に対応した着色を行
う、すなわち、赤色用反射型液晶表示素子には赤色、緑
色用反射型液晶表示素子には緑色、青色用反射型液晶表
示素子には青色の着色層704を設けてもよく、これは
黒色と比較して光吸収による温度上昇を低減するために
は有効である。また、別個の透明基板703上に遮光の
ための着色層704を形成しているために、反射型液晶
表示素子706を構成する透明基板705上に遮光のた
めの周囲領域を形成する場合と比較して、反射型液晶表
示素子706の透明基板705を汚染することがなく、
反射型液晶表示素子706の組立工程において着色層7
04等に傷がつくことなく、また、着色層704と画像
表示領域702との位置合わせも簡略化できることなど
から、歩留りの向上が期待できる。さらには、着色層7
04を反射型液晶表示素子706に接する側の透明基板
703の面に配置形成することにより、ダイクロイック
プリズム(図6の607)に密着させる面は着色層70
4を設けないので、平坦であるため、気泡等の問題なく
密着させることができ、反射型液晶表示素子706(図
6では608R、608G、608B)の搭載が容易に
なる。
【0049】この着色層704が形成された透明基板7
03と液晶表示素子706の透明基板705とは、両者
の屈折率とほぼ同値である屈折率を有する光学糊により
密着接着されており、両者の界面での反射光の発生、光
量損失、投射画像のコントラストの低下を防止してい
る。
【0050】この画像表示領域702の周囲の領域に、
有機顔料により光吸収がなされる着色層704は、反射
型液晶表示素子706の透明電極付透明基板705上に
形成してもよいが、この場合には、反射型液晶表示素子
706の透明電極付透明基板705とは別個の透明基板
703上に着色層704を設けて反射型液晶表示素子7
06に積層させて用いる場合に生じる前記利点が失われ
ることはいうまでもない。
【0051】実施例2 図8は、本発明の実施例2の反射型液晶表示素子の全体
分解斜視図である。
【0052】801は反射型液晶表示素子の反射基板
(図5の反射基板531に対応する)、802は画像表
示領域、803は均一な反射率の周囲電極、804はガ
ラスからなる反射型液晶表示素子の透明基板(図5の透
明基板510に対応する)、805は画像表示領域の周
囲、すなわち、表示領域周辺部に対応して、反射型液晶
表示素子を構成する透明基板804の下面(液晶および
反射基板801側の面)上に枠状に設けた磨りガラス
(曇りガラス)と同様なフロスト処理領域、806は反
射型液晶表示素子(図6の反射型液晶表示素子608
R、608G、608Bに対応する)である。
【0053】すなわち、反射基板801に対向して配置
される透明電極付透明基板804上の、画像表示領域8
02の周囲に対応する領域には、照射光を散乱させる、
例えば磨りガラスと同様なフロスト処理領域805を設
ける。なお、フロスト処理領域805は、ポリマー分散
型液晶および反射基板801に対向する透明基板804
の面側に設けてある。この理由は、前記実施例1と同様
で、前記ダイクロイックプリズム(図6の607)に密
着させる側の透明基板804の面にはフロスト処理領域
805を設けないで、該面を平坦にし、気泡等の問題な
く、反射型液晶表示素子806と該ダイクロイックプリ
ズムとを密着させるためであり、かつ、両者の屈折率と
ほぼ等しい屈折率を有する光学糊により密着接着させ、
両者の界面での反射光の発生、光量損失、投射画像のコ
ントラストの低下を防止している。本実施例の場合、フ
ロスト処理領域805を設けた面がダイクロイックプリ
ズムに対向した面であると、前記光学糊によりフロスト
処理領域805での光散乱効果が失われてしまう。ま
た、フロスト処理領域805における光散乱効果は前方
散乱の効果も大きいため、均一な散乱状態を得るために
は、反射基板801上にもフロスト処理領域805と対
応する位置に均一な反射率の周囲電極803を設けてお
くことが望ましい。本実施例による方法では、フロスト
処理領域805上にポリマー分散型液晶の周囲の境界が
あってもスクリーン上においては輝度差の少なく、同様
に暗い領域で現れるため、後述する実施例5よりもポリ
マー分散型液晶の領域を小さくでき、ひいては反射型液
晶表示素子の大きさを小さくすることができる。
【0054】実施例3 前記実施例2において、図8に示した反射基板801の
周囲電極803の液晶側の面に、照射光を吸収し、反射
率が低下するように着色を施してもよい。周囲電極80
3を酸化クロム膜で形成することにより、反射基板80
1に黒い光吸収電極として機能させることができる。ま
た、周囲電極803を酸化アルミ膜で形成することによ
り、白濁した散乱電極として機能させることができる。
【0055】実施例4 図9は、本発明の実施例4の反射型液晶表示素子の全体
分解斜視図である。
【0056】901は反射型液晶表示素子の反射基板、
905はガラスからなる反射型液晶表示素子の透明基
板、906は反射型液晶表示素子、902は画像表示領
域、903は画像表示領域902の周囲領域、907は
枠形状をした遮光枠基板、908は遮光枠907の開口
部、909は遮光枠907の上に重ね合わせて配置され
る透明基板である。
【0057】すなわち、反射型液晶表示素子906とは
別個の基板に、画像表示領域902の周囲に光が照射さ
れないように、遮光枠907を形成し、液晶表示素子9
06と遮光枠が形成された遮光枠基板907とを積層
し、さらにその上から、透明基板909を積層する。こ
の遮光枠基板907は、例えば高熱伝導性を持たせた液
晶高分子ポリマー製の基板、あるいは黒色アルマイト処
理を施したアルミニウム等の金属製基板等の、高い熱伝
導性を有した素材で形成する。該遮光枠基板907の画
像表示領域902に相当する部分には何もなく、開口部
908があり、画像表示領域902の周囲領域903を
覆うように、枠形状をしている。この遮光枠基板907
は、液晶表示素子906の透明基板905と、遮光枠基
板907の上から積層される透明基板909の双方の屈
折率とほぼ等しい屈折率を有する光学糊により貼り合わ
される。これは前記各実施例と同様に、界面での反射光
の発生、光量損失、投射画像のコントラストの低下を防
止するためである。
【0058】このように、高い熱伝導性を有する遮光枠
基板907と、液晶表示素子906とを積層させること
により、投射型液晶表示装置の光変調表示素子としてこ
れらの液晶表示素子を用いた場合にしばしば問題となる
照射光による熱を、液晶表示素子の画像表示部の外部に
逃がす効率が高まり、ひいては耐熱性の良好な液晶表示
素子を構成することができる。
【0059】また、遮光枠基板907の上に透明基板9
09を積層することにより、遮光枠基板907による凸
凹が前記実施例1で述べたダイクロイックプリズム(図
6の607)側の表面に現れず、該ダイクロイックプリ
ズムと液晶表示素子906とを気泡混入等の問題もなく
貼り合わせることが可能になる。
【0060】また、前記実施例1と同様に、液晶表示素
子906とは別個の遮光枠基板907を積層することに
より遮光層を形成しているために、液晶表示素子906
の透明基板905を汚染することがなく、液晶表示素子
906の組立工程中に遮光層もしくは液晶表示素子90
6の透明基板905を傷つけることなく、さらに、位置
合わせも簡略化できることなどから、歩留りの向上が期
待できる。
【0061】実施例5 図4は、本発明の実施例5の反射型液晶表示素子の反射
基板の平面図である。図3は、従来の反射型液晶表示素
子の反射基板の平面図である。
【0062】図4において、40は反射型液晶表示素子
の反射基板、43は反射画素電極、41は画像表示領
域、42は周囲電極である。図3において、30は従来
の反射型液晶表示素子の反射基板、33は反射画素電
極、31は画像表示領域、32は画像表示領域31の周
囲領域である。
【0063】偏光素子を不要とする散乱、透過モードで
駆動されるポリマー分散型液晶を用いる場合には、この
ポリマー分散型液晶を、画像表示領域41の周囲領域に
も配置し、前記実施例2における散乱媒体であるフロス
ト処理領域805の代わりに(あるいはフロスト処理領
域805を設けるとともに)散乱媒体として用いてもよ
い。
【0064】すなわち、本実施例では、反射画素電極4
3で構成される画像表示領域41の周囲に、均一な反射
率の周囲電極42で囲んだ構成とする。周囲電極42の
下には図示はしないが、電源供給線、制御信号線の配線
があり、その配線による凸凹が周囲電極42上に現れる
と周囲電極42の反射率が不均一になることがあるた
め、周囲電極42の下の図示しない層間絶縁膜も化学的
機械研磨(ケミカルメカニカルポリッシング)法等によ
り平坦化していることが望ましい。また、前述のよう
に、ポリマー分散型液晶は画像表示領域41のみなら
ず、周囲電極42上の領域まで覆うように配置してい
る。そのため、画像表示領域41においては各画素毎の
画像信号に応じて、散乱、反射の状態を取り、正反射さ
れた光は投射光学系を経てスクリーン上に投射される。
一方、画像表示領域41内で散乱状態にある箇所、およ
び画像表示領域41の周囲領域は反射光が散乱される
が、これら散乱された光は図6の前記第2の絞り(60
9)の位置で集光されず、その結果、スクリーンには至
らない。したがって、画像表示領域41の周囲には、均
一に暗い状態の部分を形成し、高品質な画像を得ること
ができる。また、本実施例は、前記実施例2と併用する
ことにより、より一層の効果が期待できる。なお、周囲
電極42は、対向する反射型液晶表示素子の透明基板
(図5の510)上の透明電極(図5の509)と同電
位にするか、または電気的にフローティングの状態とす
る。
【0065】実施例6 前記実施例では、画像表示領域の周囲に不均一、または
不鮮明な領域が投影されるのを防止する手段を、反射型
液晶表示素子側に設けたが、該液晶表示素子の密着する
たダイクロイックプリズム(図6の607)の対応する
領域に、フロスト処理、着色等を行うことによっても同
様の効果を得ることができる。
【0066】以上本発明を実施例に基づいて具体的に説
明したが、本発明は、上記実施例に限定されるものでは
なく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能
であることは勿論である。例えば、前記実施例を適宜組
み合わせて実施してもよい。また、前記実施例では、光
変調表示素子として反射型液晶表示素子を用いたが、こ
れに限定されず、その他の光変調表示素子、例えばデジ
タル マイクロミラーデバイス(DMD)等にも適用可
能である。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像表示領域の周囲を、画像表示領域で制御される光強
度の最低値以下の均一な光強度を示す均一な最低光強度
領域で囲んだことにより、スクリーン上へ拡大投射した
場合、画像表示領域の周囲が均一でくっきりと鮮明な黒
い領域で囲まれた状態となり、高品質な投射画像を実現
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光変調表示素子の基本構成例を示す反
射型液晶表示素子の平面図である。
【図2】アクティブ・マトリクス方式の反射型液晶表示
素子の一例を示す概略断面図である。
【図3】従来の反射型液晶表示素子の反射基板の平面図
である。
【図4】本発明の実施例5の反射型液晶表示素子の反射
基板の平面図である。
【図5】本発明の実施例1の反射型液晶表示素子の概略
断面構造図である。
【図6】本発明の実施例1の投射光学系を示す図であ
る。
【図7】本発明の実施例1の反射型液晶表示素子の全体
分解斜視図である。
【図8】本発明の実施例2の反射型液晶表示素子の全体
分解斜視図である。
【図9】本発明の実施例4の反射型液晶表示素子の全体
分解斜視図である。
【図10】(a)、(b)はポリマー分散型液晶の摸式
図である。
【符号の説明】
10…反射型液晶表示素子、11…画像表示領域、12
…最低光強度領域、21…透明基板、22…透明電極、
23…液晶層、24…反射画素電極、25…絶縁層、2
6…反射基板、27…電気的スイッチング素子、30…
従来の液晶表示素子の反射基板、31…画像表示領域、
32…画像表示領域の周囲領域、33…反射画素電極、
40…液晶表示素子の反射基板、41…画像表示領域、
42…周囲電極、43…反射画素電極、501…シリコ
ン基板、502…p型ウェル層、503…ゲート電極、
504…ソース電極、505…絶縁層、506…反射画
素電極、508…ポリマー分散型液晶、509…透明電
極、510…透明基板、511…スルーホールコンタク
ト、512…ドレイン拡散層、513…ソース拡散層、
514…ドレイン電極、515…絶縁層、531…反射
基板、601…光源、602…放物面鏡、603…コン
デンサーレンズ、604…鏡、605…第1の絞り、6
06…レンズ、607…ダイクロイックプリズム、60
8R…赤色用反射型液晶表示素子、608G…緑色用反
射型液晶表示素子、608B…青色用反射型液晶表示素
子、609…第2の絞り、610…投射レンズ、611
…スクリーン、701…反射基板、705…透明基板、
706…反射型液晶表示素子、702…画像表示領域、
703…第2の透明基板、704…着色層、801…反
射基板、802…画像表示領域、803…周囲電極、8
04…透明基板、805…フロスト処理領域、806…
反射型液晶表示素子、901…反射基板、905…透明
基板、906…反射型液晶表示素子、902…画像表示
領域、903…画像表示領域の周囲領域、907…遮光
枠基板、908…遮光枠の開口部、909…透明基板、
1001…電界OFF時のポリマー分散型液晶膜、10
02…基板、1003…液晶滴、1004…ポリマー媒
体、1005…液晶、1006…電界ON時のポリマー
分散型液晶膜。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮沢 敏夫 千葉県茂原市早野3300番地 株式会社日立 製作所電子デバイス事業部内 (72)発明者 永田 徹也 千葉県茂原市早野3300番地 株式会社日立 製作所電子デバイス事業部内 (72)発明者 井口 集 千葉県茂原市早野3681番地 日立デバイス エンジニアリング株式会社内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数の画素から構成される画像表示領域を
    有し、前記画素単位で光を制御し、画像を表示する光変
    調表示素子において、前記画像表示領域で制御される光
    強度の最低値以下の均一な光強度を示す最低光強度領域
    で、画像表示領域を囲んだことを特徴とする光変調表示
    素子。
  2. 【請求項2】前記光変調表示素子を構成する基板と別個
    の透明基板上に前記最低光強度領域を設け、かつ、前記
    光変調表示素子と前記別個の透明基板とを積層したこと
    を特徴とする請求項1記載の光変調表示素子。
  3. 【請求項3】前記光変調表示素子を構成する基板と別個
    の枠状基板上に前記最低光強度領域を設け、かつ、前記
    光変調表示素子と前記枠状基板とを積層したことを特徴
    とする請求項1記載の光変調表示素子。
  4. 【請求項4】前記光変調表示素子を構成する基板上に前
    記最低光強度領域を設けたことを特徴とする請求項1記
    載の光変調表示素子。
  5. 【請求項5】前記最低光強度領域を、均一な透過率を示
    す領域で形成したことを特徴とする請求項1、2、3ま
    たは4記載の光変調表示素子。
  6. 【請求項6】前記最低光強度領域を、均一な散乱状態を
    示す領域で形成したことを特徴とする請求項1、2、3
    または4記載の光変調表示素子。
  7. 【請求項7】前記最低光強度領域が、均一な反射率を示
    す領域で形成したことを特徴とする請求項1、2、3ま
    たは4記載の光変調表示素子。
  8. 【請求項8】前記均一な透過率を示す領域で形成した最
    低光強度領域が、前記光変調表示素子と別個の透明基板
    上において、前記光変調表示素子と対向する面上に形成
    されていることを特徴とする請求項5記載の光変調表示
    素子。
  9. 【請求項9】前記光変調表示素子が液晶表示素子である
    ことを特徴とする請求項1、2、3または4記載の光変
    調表示素子。
  10. 【請求項10】前記液晶表示素子が、多数の前記画素を
    構成する多数の反射電極を形成した反射基板と、透明電
    極を形成した透明基板とを、前記反射電極と前記透明電
    極とが対向するように重ね合わせ、両基板間に液晶を封
    止してなる反射型液晶表示素子であることを特徴とする
    請求項9記載の光変調表示素子。
  11. 【請求項11】前記反射型液晶表示素子を構成する前記
    透明基板または前記反射基板上に、前記最低光強度領域
    を設けたことを特徴とする請求項10記載の光変調表示
    素子。
  12. 【請求項12】前記光変調表示素子が液晶表示素子であ
    り、前記最低光強度領域を、均一な散乱状態に設定した
    液晶領域で形成したことを特徴とする請求項1、2、
    3、4または6記載の光変調表示素子。
  13. 【請求項13】前記枠状基板上に前記光変調表示素子を
    構成する基板と別個の第2の透明基板を積層したことを
    特徴とする請求項3記載の光変調表示素子。
  14. 【請求項14】光源と、光変調表示素子と、スクリーン
    と、前記光変調表示素子上に形成された画像を前記スク
    リーン上に拡大投射する光学系とを有する投射型表示装
    置において、前記光変調表示素子として、請求項1〜1
    3記載の光変調表示素子を用いたことを特徴とする投射
    型表示装置。
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