JPH09145714A - 血球付着性抗原の測定方法 - Google Patents

血球付着性抗原の測定方法

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JPH09145714A
JPH09145714A JP10635396A JP10635396A JPH09145714A JP H09145714 A JPH09145714 A JP H09145714A JP 10635396 A JP10635396 A JP 10635396A JP 10635396 A JP10635396 A JP 10635396A JP H09145714 A JPH09145714 A JP H09145714A
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antigen
antibody
blood cells
blood
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JP10635396A
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Hiroaki Iwasaki
浩明 岩▲崎▼
Shuichi Hiyamuta
修一 冷牟田
Shinji Irie
新司 入江
Akihiko Kadota
明彦 門田
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Idemitsu Kosan Co Ltd
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Idemitsu Kosan Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 癌疾患において出現し、血液中に見出される
抗原をより高感度に測定することができる方法を提供す
ること。 【解決手段】 癌疾患において出現し、血球表面上に付
着する抗原と、該抗原に対する抗体との抗原抗体反応を
利用した免疫測定により前記抗原を測定することから成
る血球付着性抗原の測定方法を提供した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、血球付着性抗原の
測定方法に関する。
【0002】ハンガナッツゥ−ダイヘル(Hanganutziu-
Deicher)抗原(以下、「HD抗原」と言うことがある)
は、動物の組織や血液中に存在するが、ヒト及びニワト
リの正常組織や正常血液中には存在しない。しかしなが
ら、癌患者の組織や血清中に見出される。従って、HD
抗原に対する抗体(以下、「抗HD抗体」ということが
ある)を用いて血清中のHD抗原を測定することにより
癌の診断を行うことが提案されている(特開平7−53
599号公報)。
【0003】しかしながら、抗HD抗体を用いた通常の
サンドイッチELISAにより癌患者の血清中のHD抗
原を測定すると、HD抗原は血清中に存在しているはず
であるにもかかわらず、陽性になるのは癌患者10人中
2人位であり、癌診断の感度が低かった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、癌疾患において出現し、血液中に見出される抗原を
より高感度に測定することができる方法を提供すること
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願発明者らは、癌患者
の血清中のHD抗原が、サンドイッチELISAによっ
ては高感度に測定できない原因を鋭意研究した結果、H
D抗原が赤血球等の血球の表面上に付着し、その結果、
HD抗原の濃度が赤血球表面に付着しきれない程度に高
くない限り血清中で遊離の状態では存在しないことが原
因であることを見出した。本願発明者らはさらに、血球
表面上に付着した抗原を該抗原に対する抗体を用いた免
疫測定により測定する方法を開発し、本発明を完成し
た。
【0006】すなわち、本発明は、癌疾患において出現
し、血球表面上に付着する抗原と、該抗原に対する抗体
との抗原抗体反応を利用した免疫測定により前記抗原を
測定することから成る血球付着性抗原の測定方法を提供
する。なお、測定すべき抗原が血球表面に付着して存在
する場合があるということは本願発明者らが見出した新
知見であるので、上記本発明の目的自身も新規性がある
ものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は、血液中に存在し、血球
に付着性を持つ抗原の測定方法を初めて提供したもので
ある。従って、本明細書において、「血球の表面に付着
した抗原」とは、本来血液中に遊離の形態で存在する抗
原が血球と接触することにより血球表面に付着した抗原
を意味する。
【0008】本明細書において、「測定」とは、定性的
な検出及び定量の両者を包含する。
【0009】本発明の方法では、血球の表面に付着した
抗原と、該抗原に対する抗体を抗原抗体反応させる。こ
こで、抗体は、モノクローナル抗体であってもポリクロ
ーナル抗体であってもよい。また、抗体の起源も何ら限
定されるものではなく、ヒト抗体、マウス抗体のような
各種哺乳動物抗体及びニワトリ抗体のような鳥類の抗体
であってもよく、また、これらの混合物であってもよ
い。なお、該抗原に対する抗体溶液は、非特異的反応を
抑えるために、健常人血球により吸収操作を施し反応に
使用することもできる。
【0010】本発明の方法では、上記抗原抗体反応を利
用して免疫測定を行う。免疫測定は種々の方法により行
うことができる。本発明の好ましい1態様では、血球の
凝集を測定する。すなわち、本願発明者らは、血球の表
面に付着した抗原と該抗原に対する抗体とを反応させる
ことにより血球が架橋されて凝集することを見出した。
従って、この血球凝集を測定することにより、血球表面
に付着した抗原を測定することができる。以下、この方
法についてさらに説明する。
【0011】(1) 先ず、被験者の血液を採血する。採血
は、ヘパリン、クエン酸、EDTA等の抗凝固剤の存在
下で行うことが望ましい。また、必要に応じアルセバー
溶液等の保存液を添加し、4℃にて保存することもでき
る。
【0012】(2) 血液は、生理食塩水或はリン酸緩衝生
理食塩水(PBS)等で数回洗浄し、最終的に0.3〜
7%の血球濃度となるように生理食塩水等で懸濁する。
【0013】(3) 測定すべき抗原と抗原抗体反応を行う
抗体(一次抗体)溶液を試験管に入れ、これに上記血球
懸濁液を加える。抗体溶液の濃度は特に限定されない
が、通常1μg/ml〜1mg/ml程度が望ましい。
溶媒としては、PBSやトリス緩衝生理食塩水等の緩衝
生理食塩水を用いることができる。また、低イオン強度
溶液、ウシアルブミン、ポリエチレングリコール等の凝
集反応増強剤を添加しておいてもよい。血球懸濁液と抗
体溶液との混合比率も特に限定されないが、血球濃度及
び抗体濃度が上記の範囲内にある場合には、等量程度の
比率で混合すればよい。
【0014】(4) 次いで、得られた混合液を静置する。
静置は、特に限定されないが、0℃〜37℃の温度下で
5分〜1時間程度行うことが望ましい。また、定性的な
検出の場合には、静置後、混合液を軽く遠心(1000
rpm1分又は3400rpm15秒間)し凝集の有無
を観察する。
【0015】(5) 上記の段階で凝集が認められない場合
は、血球をPBS等で3〜4回洗浄後、二次抗体(抗I
gG抗体)溶液(1μg/ml〜1mg/ml程度、抗
血清の場合は1/10〜5/10希釈)を添加後マイク
ロタイタープレートに移し、凝集の有無を判定すること
により、抗原の検出を行うことができる。凝集が起きて
いれば検体血液中に抗原が存在し、起きていなければ存
在しない(検出限界未満)。尚プレート上での観察の際
には、二次抗体と共に0.05〜1%程度のアラビアゴ
ムを添加し感度を高めることもできる。さらに試験管で
の観察の際には、遠心後検体を軽くゆすり凝集塊の有無
を観察する。二次抗体は、一次抗体に対する抗体であれ
ば起源は限定されない。
【0016】別の好ましい態様では、測定すべき抗原を
マイクロタイタープレートのウェル表面上に固定化後、
カゼイン、ウシ血清アルブミン等でブロッキングを行
い、これに一次抗体溶液、被検血球懸濁液を加え、混合
溶液を静置(0〜37℃の温度下で5分〜1時間程度)
した後、プレートの各ウェルを1〜4回洗浄する。これ
にパーオキシダーゼ等の酵素で標識した二次抗体を添加
し反応(0℃〜37℃の温度下で5分〜1時間程度静
置)させ、1〜4回洗浄後、使用した酵素の基質を添加
し反応させ、溶液の吸光度を測定することにより抗原の
定量を行うことができる(競合法)。
【0017】また、別の好ましい態様では、(3) に記載
した一次抗体による抗原抗体反応後の血球をウシ血清ア
ルブミン(0.1%)を含むPBSで1〜4回洗浄し、
アルカリフォスファターゼ等の酵素で標識した二次抗体
を添加し反応(0℃〜37℃の温度下で5分〜1時間程
度静置)させ、血球を1〜4回洗浄後、使用した酵素の
基質液を添加し反応させる。遠心後、上清の吸光度を測
定することにより抗原の定量を行うことができる(非競
合法)。
【0018】上記の方法の他にも、種々の方法により免
疫測定を行うことができる。例えば、蛍光標識した二次
抗体を使用し、フローサイトメーターで蛍光を帯びた血
球を測定することにより目的の抗原を測定することがで
きる。また、抗体をラテックス粒子に不動化し、これを
血球と反応させ、抗原抗体反応により凝集を起こさせる
ラテックス凝集法を用いることもできる。さらには、血
球をホモジナイズまたはプレート上に固定化させてから
溶血させ、常法により放射免疫測定、酵素免疫測定、蛍
光免疫測定或は化学発光を用いた免疫測定法により抗原
を測定することができる。これらの方法はこの分野にお
いて周知である。
【0019】
【実施例】以下本発明を実施例に基づきさらに具体的に
説明する。もっとも、本発明は下記実施例に限定される
ものではない。
【0020】実施例1 感作血球による凝集 健常人血液を抗凝固剤(ヘパリン)の存在下に採血し、
血球を分離後生理食塩水で3回洗浄し、血球にHD抗原
を添加し、終濃度でHD抗原が0〜100μg/ml、
血球が50%となるよう調製した後、37℃2時間イン
キュベートした。遠心後、上清を除去し生理食塩水で3
回洗浄し、5%血球懸濁液を調製した。20μlの1m
g/mlの抗HD抗原ヒトモノクローナル抗体(特開平
7−53599号、該モノクローナル抗体を産生するハ
イブリドーマは、工業技術院生命工学工業技術研究所に
FERM BP−4385として寄託)または、健常人
血球で吸収処理操作(洗浄した健常人血球が1%終濃度
となるように抗体溶液を添加し、室温15分放置後遠心
分離し抗体溶液を回収)を施した0.1mg/mlのト
リポリクローナル抗体(Molecular Immunology, 23, 63
1, 1986)に従って作製)を含む試験管に、先の血球懸濁
液20μlを添加し、さらに27μlのオーソ社製エン
ハンスメントソリューションを添加混合後、37℃にて
10分間静置した。遠心して上清を除去し、PBSにて
3回洗浄した後、沈殿に25μlのオーソ社製抗ヒトI
gG血清または、100μg/mlの抗トリIgG抗体
(ZYMED社)を添加し、12.5μlの0.2%ア
ラビアゴムを含むオリンパス製円形劇場型プレートに等
量添加混合、室温にて1時間放置後、凝集を観察した。
【0021】以下に示すように、感作させたHD抗原量
に応じて凝集が強くなることを確認した。
【0022】
【表1】
【0023】実施例2 フローサイトメーターによる血
球表面上HD抗原の検出 洗浄した健常人血球にHD抗原を終濃度100μg/m
lとなるように添加し、37℃2時間放置後、洗浄した
HD感作血球、HD抗原をもともと有するウマ血球及び
陰性対照として健常人血球を各々リンフォセパールII
(免疫生物研究所社製)にて分別後、試験管当たり10
6 個の血球となるように分注し、PBSで3回洗浄し
た。10μlの10mg/mlヒトIgGを添加後、0
℃10分間放置し、50μlの50μg/mlのトリ抗
HDポリクローナル抗体を添加し、0℃30分放置後P
BSで3回洗浄した。次に各試験管に50μlの50μ
g/mlの蛍光標識抗トリIgG抗体を添加後、0℃3
0分放置、PBSで3回洗浄した。各抗体の希釈には、
5%ウシ胎児血清を含むRPMI1640培地を用い
た。これに1mlの2%フォルマリン/PBSを添加
し、フローサイトメーターにて測定した。図1ないし図
3に示す様に、HD感作血球及びウマ血球にてHD陽性
血球が認められた。
【0024】実施例3 血球からのHD抽出 実施例1と同様に調製した10μg/mlHD感作血
球、ウマ血球、健常人血球並びに癌患者血球から以下の
ように糖脂質を粗抽出した。各洗浄血球または血清にク
ロロホルム:メタノール(2:1)を添加し、40℃3
0分放置後濾過し、N2 雰囲気下で蒸発乾固し、アセト
ン、冷ジエチルエーテルで洗浄後、沈殿にピリジンを添
加、70℃30分放置後、遠心(3000rpm、15
分)し上澄みを回収、ピリジンを蒸発させ、沈殿をPB
Sに溶解し、ニトロセルロースフィルターにスポットし
た。フィルターを10%スキムミルク溶液中でブロッキ
ングさせた後、20μg/mlのトリ抗HDポリクロー
ナル抗体を反応させた。0.05%ツイーン20(商品
名)を含むPBS(PBST)で洗浄後、パーオキシダ
ーゼ標識抗トリIgG抗体を反応させPBSにて洗浄
後、化学発光法(アマシャム社製ECLキット)で発光
させX線フィルムに感光させた。以下のように癌患者血
球由来の抽出物にもHDが含まれていることが確認され
た。
【0025】
【表2】
【0026】実施例4 抗HD抗原ヒトモノクローナル
抗体を用いた患者血球の凝集 生理食塩水で洗浄した血球から終濃度5%の血球懸濁液
を調製し、20μlの1mg/ml抗HD抗原ヒトモノ
クローナル抗体を含む試験管に等量添加し、27μg/
mlのオーソ社製低イオン強度メディウム(オーソエン
ハンスメントソリューション)を添加し、37℃で10
分間放置、遠心し上清を除いた後、血球を生理食塩水に
て3回洗浄した。沈殿させた血球を25μlの抗ヒトI
gG血清(オーソ社製)に懸濁し、予め12.5μlの
0.2%アラビアゴム生理食塩水を含むマイクロタイタ
ープレート(オリンパス社製P3、円形劇場型)に等量
添加し、室温に1時間放置後、凝集の有無を判定した。
以下に検体当たりの凝集陽性者数を示す。
【0027】
【表3】
【0028】実施例5 血球表面上HD抗原の競合法に
よる測定 (1) 検量線の作製 96穴ポリスチレンELISAプレート(Nunc-Immuno
Plate PolySorp) に10μg/mlHD抗原メタノール
溶液を50μl/well加え室温、常圧で乾固した。次に
4倍希釈のブロックA(雪印製)を300μl/well加
え30℃2時間放置後、0.05%ツイーン20(商品
名)を含むPBS(PBST)で3回洗浄した。これに
実施例1と同様に調製した33%感作血球(抗原濃度0
〜20μg/ml)PBS溶液50μl/wellと10μ
g/ml抗HDトリポリクローナル抗体PBS溶液50
μl/wellを加え、30℃2時間放置した。PBSTで
3回洗浄後、4000倍希釈のパーオキシダーゼ標識抗
トリIgG抗体(ZYMED製)を100μl加え、3
0℃1時間放置した。PBSTで5回洗浄後、ABTS
発色剤(SUMILON ペルオキシダーゼ発色キット)100
μlを加え30℃5分放置後の吸光度(415nm)を
測定した。図4に示すように感作させたHD抗原量に応
じて吸光度が減少することを確認した。
【0029】(2) 患者サンプル測定 抗原感作血球の代わりに胃癌患者(7検体)、大腸癌患
者(6検体)、健常人(7検体)の血球を用い、検量線
作製と同様な操作を行ない、415nmの吸光度を測定
した。図5に吸光度プロットを示す。
【0030】
【発明の効果】本発明により、血液中に本来的に存在す
るにもかかわらず、測定することが困難であった抗原を
迅速にかつ正確に測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例2に記載した方法により健常人
血球表面上のHD抗原を測定した結果を示すフローサイ
トメトリーである。
【図2】本発明の実施例2に記載した方法によりウマ血
球表面上のHD抗原を測定した結果を示すフローサイト
メトリーである。
【図3】本発明の実施例2に記載した方法によりHD感
作血球表面上のHD抗原を測定した結果を示すフローサ
イトメトリーである。
【図4】本発明の実施例5に記載した方法により各種濃
度のHD抗原で感作した血球表面上のHD抗原を競合法
に基づくELISAにより測定した結果を示す図であ
る。
【図5】本発明の実施例5に記載した方法により健常人
及び癌患者の血球表面上のHD抗原を競合法に基づくE
LISAにより測定した結果を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 門田 明彦 千葉県袖ケ浦市上泉1280番地 出光興産株 式会社中央研究所内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 癌疾患において出現し、血球表面上に付
    着する抗原と、該抗原に対する抗体との抗原抗体反応を
    利用した免疫測定により前記抗原を測定することから成
    る血球付着性抗原の測定方法。
  2. 【請求項2】 測定は、血球凝集の測定、フローサイト
    メトリー、ELISA又はラテックス凝集法により行わ
    れる請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 血球の表面に付着した前記抗原と、該抗
    原に対する抗体を反応させて血球を凝集させ、該凝集を
    測定することにより行われる請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 測定は、競合ELISA法により行われ
    る請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記抗原と前記抗体とを反応させた後、
    前記抗体に対する抗体をさらに反応させる請求項2ない
    し4のいずれか1項記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記抗原が糖脂質である請求項1ないし
    5のいずれか1項記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記抗原がガングリオシドである請求項
    6記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記抗原がハンガナッツゥ−ダイヘル抗
    原である請求項7記載の方法。
JP10635396A 1995-09-20 1996-04-03 血球付着性抗原の測定方法 Pending JPH09145714A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003011337A1 (en) * 2001-07-30 2003-02-13 Keio University MEDICINAL COMPOSITIONS CONTAINING Fc RECEPTOR Ϝ-CHAIN ACTIVATOR

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