JPH09145592A - 乾式粒度分布測定装置 - Google Patents
乾式粒度分布測定装置Info
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- JPH09145592A JPH09145592A JP7329829A JP32982995A JPH09145592A JP H09145592 A JPH09145592 A JP H09145592A JP 7329829 A JP7329829 A JP 7329829A JP 32982995 A JP32982995 A JP 32982995A JP H09145592 A JPH09145592 A JP H09145592A
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- 238000003756 stirring Methods 0.000 claims abstract description 11
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- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 26
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 乾式測定法で測定できる粒径の下限を大幅に
引き下げ可能な乾式粒度分布測定装置を得る。 【解決手段】 乾式粒度分布測定装置は、分散器で分散
させた粉粒状の試料Ｓを、空気を流動させている測定セ
ル１２に供給してフローさせると共に、測定セル１２に
光線を入射し透過させて、試料Ｓの散乱光や透過光の検
出データに基づいて粒度分布を測定するものである。そ
の分散器を、インパクター式分散器１と、イジェクター
式分散器５とで構成する。インパクター式分散器１は、
試料Ｓを収容する容器２内に、モータ４で回転駆動する
攪拌翼３を設けたものとする。イジェクター式分散器５
は、圧縮空気ｃａが供給される試料供給筒９内にオリフ
ィス８を挿入したものとし、インパクター式分散器１で
分散処理された試料Ｓをオリフィス８から試料供給筒９
内に噴出させて、第２段階の分散処理を行う。
引き下げ可能な乾式粒度分布測定装置を得る。 【解決手段】 乾式粒度分布測定装置は、分散器で分散
させた粉粒状の試料Ｓを、空気を流動させている測定セ
ル１２に供給してフローさせると共に、測定セル１２に
光線を入射し透過させて、試料Ｓの散乱光や透過光の検
出データに基づいて粒度分布を測定するものである。そ
の分散器を、インパクター式分散器１と、イジェクター
式分散器５とで構成する。インパクター式分散器１は、
試料Ｓを収容する容器２内に、モータ４で回転駆動する
攪拌翼３を設けたものとする。イジェクター式分散器５
は、圧縮空気ｃａが供給される試料供給筒９内にオリフ
ィス８を挿入したものとし、インパクター式分散器１で
分散処理された試料Ｓをオリフィス８から試料供給筒９
内に噴出させて、第２段階の分散処理を行う。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、粉状や粒状また
はそれらの混合体からなる測定試料を空気でフローさせ
て、その試料の粒度分布を測定する乾式粒度分布測定装
置に関する。
はそれらの混合体からなる測定試料を空気でフローさせ
て、その試料の粒度分布を測定する乾式粒度分布測定装
置に関する。
【０００２】
【従来の技術】乾式粒度分布の測定は、近年、自動測定
化されるようになってきている。図３は、このような乾
式粒度分布測定装置の従来例の要部を概略的に示す。こ
の装置は、圧縮空気ｃａが供給される試料供給筒３０内
にオリフィス３１を挿入してなるイジェクター式の分散
器３２の前記オリフィス３１に、試料供給器３３から測
定試料Ｓを定量供給し、この分散器３２で分散させた測
定試料Ｓを測定光学部３４の測定セル３５にフローさ
せ、測定セル３５を経た測定試料Ｓを吸引器３６で回収
するように構成されている。
化されるようになってきている。図３は、このような乾
式粒度分布測定装置の従来例の要部を概略的に示す。こ
の装置は、圧縮空気ｃａが供給される試料供給筒３０内
にオリフィス３１を挿入してなるイジェクター式の分散
器３２の前記オリフィス３１に、試料供給器３３から測
定試料Ｓを定量供給し、この分散器３２で分散させた測
定試料Ｓを測定光学部３４の測定セル３５にフローさ
せ、測定セル３５を経た測定試料Ｓを吸引器３６で回収
するように構成されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来例のようにイジェクター式の分散器３２だけで測定試
料Ｓを分散させるのでは、その分散器３２の分散限界で
ある１μｍ前後の粒径までしか乾式粒度分布測定を行え
ないという問題点があった。
来例のようにイジェクター式の分散器３２だけで測定試
料Ｓを分散させるのでは、その分散器３２の分散限界で
ある１μｍ前後の粒径までしか乾式粒度分布測定を行え
ないという問題点があった。
【０００４】この発明は、上述の事柄に留意してなされ
たもので、その目的は、乾式測定法で測定できる粒径の
下限を大幅に引き下げることができる乾式粒度分布測定
装置を提供することである。
たもので、その目的は、乾式測定法で測定できる粒径の
下限を大幅に引き下げることができる乾式粒度分布測定
装置を提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明では、分散器で分散させた粉粒状の試料
を、空気を流動させている測定セルに供給してフローさ
せ、かつ前記測定セルに光線を入射し透過させて、前記
試料の散乱光および／または透過光の検出データに基づ
いて試料の粒度分布を測定する乾式粒度分布測定装置に
おいて、前記分散器を、インパクター式分散器と、イジ
ェクター式分散器とで構成したものである。前記インパ
クター式分散器は、試料を収容する容器内に、モータで
回転駆動する攪拌翼を設けてなる。また、前記イジェク
ター式分散器は、圧縮空気が供給される試料供給筒内に
オリフィスを挿入してなり、前記インパクター式分散器
で分散された試料を前記オリフィスから試料供給筒内に
噴出させる。
に、この発明では、分散器で分散させた粉粒状の試料
を、空気を流動させている測定セルに供給してフローさ
せ、かつ前記測定セルに光線を入射し透過させて、前記
試料の散乱光および／または透過光の検出データに基づ
いて試料の粒度分布を測定する乾式粒度分布測定装置に
おいて、前記分散器を、インパクター式分散器と、イジ
ェクター式分散器とで構成したものである。前記インパ
クター式分散器は、試料を収容する容器内に、モータで
回転駆動する攪拌翼を設けてなる。また、前記イジェク
ター式分散器は、圧縮空気が供給される試料供給筒内に
オリフィスを挿入してなり、前記インパクター式分散器
で分散された試料を前記オリフィスから試料供給筒内に
噴出させる。
【０００６】この発明の乾式粒度分布測定装置では、イ
ンパクター式分散器により測定試料の第１段階の分散処
理を行い、次にイジェクター式分散器により測定試料の
第２段階の分散処理を行うので、測定試料を０. ２〜
０．３μｍ程度の粒径の微粒子にまで分散させることが
でき、乾式測定法で測定できる粒径の下限を大幅に引き
下げることができる。
ンパクター式分散器により測定試料の第１段階の分散処
理を行い、次にイジェクター式分散器により測定試料の
第２段階の分散処理を行うので、測定試料を０. ２〜
０．３μｍ程度の粒径の微粒子にまで分散させることが
でき、乾式測定法で測定できる粒径の下限を大幅に引き
下げることができる。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、この発明の詳細を、図を参
照しながら説明する。図１はこの発明の乾式粒度分布測
定装置の一例を示す。１はインパクター式分散器で、第
１段階の分散処理を粉粒状の測定試料Ｓに施すものであ
る。このインパクター式分散器１は、測定試料Ｓを収容
する容器２内に、測定試料Ｓを分散させる攪拌翼３を設
置し、その攪拌翼３を容器２外のモータ４で回転駆動す
るように構成されている。前記インパクター式分散器１
の容器２は、底部が図２のように底蓋２ａで開閉自在に
閉じられ、その底蓋２ａに攪拌翼３が設けられている。
この攪拌翼３に対してモータ４が着脱自在に連結されて
いる。
照しながら説明する。図１はこの発明の乾式粒度分布測
定装置の一例を示す。１はインパクター式分散器で、第
１段階の分散処理を粉粒状の測定試料Ｓに施すものであ
る。このインパクター式分散器１は、測定試料Ｓを収容
する容器２内に、測定試料Ｓを分散させる攪拌翼３を設
置し、その攪拌翼３を容器２外のモータ４で回転駆動す
るように構成されている。前記インパクター式分散器１
の容器２は、底部が図２のように底蓋２ａで開閉自在に
閉じられ、その底蓋２ａに攪拌翼３が設けられている。
この攪拌翼３に対してモータ４が着脱自在に連結されて
いる。
【０００８】５はイジェクター式分散器で、前記インパ
クター式分散器１で分散処理された測定試料Ｓに第２段
階の分散処理を施すものである。このイジェクター式分
散器５は、途中にバルブ６を介在させた連通管７を介し
て前記インパクター式分散器１の容器２に連通するオリ
フィス８を、試料供給筒９の上部開口９ａに挿入して構
成されており、試料供給筒９の上部には圧縮空気ｃａを
供給する圧縮空気供給管１０が接続されている。この圧
縮空気供給管１０の途中にはバルブ１１が介在させてあ
る。また、前記試料供給筒９の下半部は小径部９ｂとさ
れている。
クター式分散器１で分散処理された測定試料Ｓに第２段
階の分散処理を施すものである。このイジェクター式分
散器５は、途中にバルブ６を介在させた連通管７を介し
て前記インパクター式分散器１の容器２に連通するオリ
フィス８を、試料供給筒９の上部開口９ａに挿入して構
成されており、試料供給筒９の上部には圧縮空気ｃａを
供給する圧縮空気供給管１０が接続されている。この圧
縮空気供給管１０の途中にはバルブ１１が介在させてあ
る。また、前記試料供給筒９の下半部は小径部９ｂとさ
れている。
【０００９】１２は測定セル（以下、フローセルとい
う）で、測定光学部を構成する光学チャンバー１３内に
おいて上下方向に向けて配置される。このフローセル１
２の上端開口部１２ａには前記試料供給筒９の下半小径
部９ｂが挿入される。フローセル１２の上端開口部１２
ａのうち、試料供給筒９の下半小径部９ｂを取り囲む部
分には整流板１４が設けられ、その整流板１４を介して
上端開口部１２ａからフローセル１２内に整流された大
気ａが流入可能である。フローセル１２の下端は小径と
され、この小径下端はチューブ１５を介して空気吸引器
１６に接続されている。１７ａ，１７ｂはフローセル１
２の窓で、試料供給筒９よりも下流側に設けられてい
る。
う）で、測定光学部を構成する光学チャンバー１３内に
おいて上下方向に向けて配置される。このフローセル１
２の上端開口部１２ａには前記試料供給筒９の下半小径
部９ｂが挿入される。フローセル１２の上端開口部１２
ａのうち、試料供給筒９の下半小径部９ｂを取り囲む部
分には整流板１４が設けられ、その整流板１４を介して
上端開口部１２ａからフローセル１２内に整流された大
気ａが流入可能である。フローセル１２の下端は小径と
され、この小径下端はチューブ１５を介して空気吸引器
１６に接続されている。１７ａ，１７ｂはフローセル１
２の窓で、試料供給筒９よりも下流側に設けられてい
る。
【００１０】前記光学チャンバー１３内には、Ｈｅ−Ｎ
ｅレーザ１８が設けられ、そのレーザ光が反射ミラー１
９ａ，１９ｂを経て、窓１７ａと相対して配置されたビ
ーム拡大器２０を介してフローセル１２に入射し透過す
るように構成されている。２１は窓１７ｂに対向して設
けられる拡大用レンズである。
ｅレーザ１８が設けられ、そのレーザ光が反射ミラー１
９ａ，１９ｂを経て、窓１７ａと相対して配置されたビ
ーム拡大器２０を介してフローセル１２に入射し透過す
るように構成されている。２１は窓１７ｂに対向して設
けられる拡大用レンズである。
【００１１】２２はフローセル１２を透過し、窓１７ｂ
を経た光を検出する光検出器で、例えばフォトダイオー
ドなどをリング状に配置してなる。この光検出器２２が
検出した透過光データは、マルチプレクサ２３およびＡ
／Ｄ変換器２４を経てＣＰＵ２５で選別され、この選別
された透過光データのみを制御装置２６に入力するよう
に構成されている。制御装置２６には入力された検出デ
ータに基づいて測定した粒度分布を表示する表示部２７
が設けられている。この制御装置２６は、粒度分布の演
算処理のほか、前記バルブ６，１１の開閉や、モータ
４，空気吸引器１６の駆動など、機構部の制御も行う。
を経た光を検出する光検出器で、例えばフォトダイオー
ドなどをリング状に配置してなる。この光検出器２２が
検出した透過光データは、マルチプレクサ２３およびＡ
／Ｄ変換器２４を経てＣＰＵ２５で選別され、この選別
された透過光データのみを制御装置２６に入力するよう
に構成されている。制御装置２６には入力された検出デ
ータに基づいて測定した粒度分布を表示する表示部２７
が設けられている。この制御装置２６は、粒度分布の演
算処理のほか、前記バルブ６，１１の開閉や、モータ
４，空気吸引器１６の駆動など、機構部の制御も行う。
【００１２】２８は複数のフォトダイオードよりなる光
検出器で、フローセル１２をフローしている測定試料Ｓ
に前記レーザ光が照射されて生じる散乱角の異なる散乱
光を各別に検出するため、窓１７ａ，１７ｂと相対して
配置されている。この光検出器２８のそれぞれが検出し
た散乱光データも、前記透過光データと同様に制御装置
２６に入力するように構成されている。
検出器で、フローセル１２をフローしている測定試料Ｓ
に前記レーザ光が照射されて生じる散乱角の異なる散乱
光を各別に検出するため、窓１７ａ，１７ｂと相対して
配置されている。この光検出器２８のそれぞれが検出し
た散乱光データも、前記透過光データと同様に制御装置
２６に入力するように構成されている。
【００１３】次に、前記構成の乾式粒度分布測定装置の
動作を、その動作手順にしたがって説明する。 （１） 先ず、インパクター式分散器１の容器２の底蓋
２ａを開けて容器２の内部に粉粒状の測定試料Ｓを収容
する。 （２） 空気吸引器１６の動作開始により、フローセル
１２の上端開口部１２ａからフローセル１２内に外気ａ
を吸引する。これにより、フローセル１２の上端開口部
１２ａに設けられた整流板１４の作用で、フローセル１
２内に整流された空気流が生じる。 （３） バルブ６を閉じた状態のもとに、インパクター
式分散器１の攪拌翼３を10000 〜30000 ｒｐｍの回転速
度で十数秒〜数分間にわたって回転させ、これにより測
定試料Ｓの第１段階の分散処理を行う。 （４） 前記攪拌翼３の回転を続けながらバルブ６，１
１を開き、圧縮空気供給管１０からイジェクター式分散
器５の試料供給筒９内に圧縮空気ｃａを供給する。これ
により、試料供給筒９内が負圧となり、インパクター式
分散器１の容器２内で分散された測定試料Ｓが吸引さ
れ、連通管７を経てオリフィス８から試料供給筒９内に
噴射される。この噴射により、インパクター式分散器１
による第１段階の分散処理に次いで、測定試料Ｓの第２
段階の分散処理が行われる。すなわち、インパクター式
分散器１で十分に分散されなかった微粒子が、ここで十
分に分散される。 （５） イジェクター式分散器５で分散処理された測定
試料Ｓは、試料供給筒９から整流されてフローセル１２
に導入され、その後チューブ１５を経て、空気吸引器１
６に回収される。 （６） フローセル１２内を下方へと落下する測定試料
Ｓは、Ｈｅ−Ｎｅレーザ１８からのレーザ光を横切る。
このときの散乱光が光検出器２２，２８によって検出さ
れる。これらの光検出器２２，２８ の検出出力が制御
装置２６に入力され、そのデータに基づいて粒度分布が
演算され、表示される。 （７） 測定が終了すると、インパクター式分散器１の
攪拌翼３の回転を停止させ、イジェクター式分散器５へ
の圧縮空気ｃａの供給を停止させる。
動作を、その動作手順にしたがって説明する。 （１） 先ず、インパクター式分散器１の容器２の底蓋
２ａを開けて容器２の内部に粉粒状の測定試料Ｓを収容
する。 （２） 空気吸引器１６の動作開始により、フローセル
１２の上端開口部１２ａからフローセル１２内に外気ａ
を吸引する。これにより、フローセル１２の上端開口部
１２ａに設けられた整流板１４の作用で、フローセル１
２内に整流された空気流が生じる。 （３） バルブ６を閉じた状態のもとに、インパクター
式分散器１の攪拌翼３を10000 〜30000 ｒｐｍの回転速
度で十数秒〜数分間にわたって回転させ、これにより測
定試料Ｓの第１段階の分散処理を行う。 （４） 前記攪拌翼３の回転を続けながらバルブ６，１
１を開き、圧縮空気供給管１０からイジェクター式分散
器５の試料供給筒９内に圧縮空気ｃａを供給する。これ
により、試料供給筒９内が負圧となり、インパクター式
分散器１の容器２内で分散された測定試料Ｓが吸引さ
れ、連通管７を経てオリフィス８から試料供給筒９内に
噴射される。この噴射により、インパクター式分散器１
による第１段階の分散処理に次いで、測定試料Ｓの第２
段階の分散処理が行われる。すなわち、インパクター式
分散器１で十分に分散されなかった微粒子が、ここで十
分に分散される。 （５） イジェクター式分散器５で分散処理された測定
試料Ｓは、試料供給筒９から整流されてフローセル１２
に導入され、その後チューブ１５を経て、空気吸引器１
６に回収される。 （６） フローセル１２内を下方へと落下する測定試料
Ｓは、Ｈｅ−Ｎｅレーザ１８からのレーザ光を横切る。
このときの散乱光が光検出器２２，２８によって検出さ
れる。これらの光検出器２２，２８ の検出出力が制御
装置２６に入力され、そのデータに基づいて粒度分布が
演算され、表示される。 （７） 測定が終了すると、インパクター式分散器１の
攪拌翼３の回転を停止させ、イジェクター式分散器５へ
の圧縮空気ｃａの供給を停止させる。
【００１４】前記乾式粒度分布測定装置では、インパク
ター式分散器１により第１段階の試料分散を行ってか
ら、イジェクター式分散器５により第２段階の試料分散
を行うので、イジェクター式分散器１だけで測定試料Ｓ
の分散処理を行っていた従来の装置では分散しにくかっ
た微粒子も十分に分散させることができ、０．２〜０．
３μｍ程度の粒径の粒子にわたって粒度分布測定を行う
ことができる。
ター式分散器１により第１段階の試料分散を行ってか
ら、イジェクター式分散器５により第２段階の試料分散
を行うので、イジェクター式分散器１だけで測定試料Ｓ
の分散処理を行っていた従来の装置では分散しにくかっ
た微粒子も十分に分散させることができ、０．２〜０．
３μｍ程度の粒径の粒子にわたって粒度分布測定を行う
ことができる。
【００１５】
【発明の効果】以上説明したように、この発明において
は、空気を流動させている測定セルに供給する前に粉粒
状の試料を分散させる分散器として、試料を収容する容
器内に、モータで回転駆動する攪拌翼を設けたインパク
ター式分散器と、圧縮空気が供給される試料供給筒内に
挿入しオリフィスから、前記インパクター式分散器で分
散された試料を試料供給筒内に噴出させるイジェクター
式分散器とを設けているので、２段階にわたって試料の
分散が行われ、試料を０. ２〜０．３μｍ程度の粒径の
微粒子にまで分散させることができる。そのため、乾式
測定法で測定できる粒径の下限を大幅に引き下げること
ができる。
は、空気を流動させている測定セルに供給する前に粉粒
状の試料を分散させる分散器として、試料を収容する容
器内に、モータで回転駆動する攪拌翼を設けたインパク
ター式分散器と、圧縮空気が供給される試料供給筒内に
挿入しオリフィスから、前記インパクター式分散器で分
散された試料を試料供給筒内に噴出させるイジェクター
式分散器とを設けているので、２段階にわたって試料の
分散が行われ、試料を０. ２〜０．３μｍ程度の粒径の
微粒子にまで分散させることができる。そのため、乾式
測定法で測定できる粒径の下限を大幅に引き下げること
ができる。
【図１】この発明の乾式粒度分布測定装置の一例を概略
的に示す図である。
的に示す図である。
【図２】前記装置におけるインパクター式分散器の容器
底蓋の開放動作説明図である。
底蓋の開放動作説明図である。
【図３】従来例を示す図である。
１…インパクター式分散器、２…容器、３…攪拌翼、４
…モータ、５…イジェクター式分散器、８…オリフィ
ス、９…試料供給筒、１０…圧縮空気供給管、１２…測
定セル（フローセル）、Ｓ…測定試料、ｃａ…圧縮空気
…モータ、５…イジェクター式分散器、８…オリフィ
ス、９…試料供給筒、１０…圧縮空気供給管、１２…測
定セル（フローセル）、Ｓ…測定試料、ｃａ…圧縮空気
Claims (1)
- 【請求項１】 分散器で分散させた粉粒状の試料を、空
気を流動させている測定セルに供給してフローさせ、か
つ前記測定セルに光線を入射し透過させて、前記試料の
散乱光および／または透過光の検出データに基づいて試
料の粒度分布を測定する乾式粒度分布測定装置におい
て、前記分散器として、試料を収容する容器内に、モー
タで回転駆動する攪拌翼を設けたインパクター式分散器
と、圧縮空気が供給される試料供給筒内に挿入したオリ
フィスから、前記インパクター式分散器で分散させた試
料を試料供給筒内に噴出させるイジェクター式分散器と
を設けたことを特徴とする乾式粒度分布測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32982995A JP3258881B2 (ja) | 1995-11-24 | 1995-11-24 | 乾式粒度分布測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32982995A JP3258881B2 (ja) | 1995-11-24 | 1995-11-24 | 乾式粒度分布測定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09145592A true JPH09145592A (ja) | 1997-06-06 |
| JP3258881B2 JP3258881B2 (ja) | 2002-02-18 |
Family
ID=18225702
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32982995A Expired - Fee Related JP3258881B2 (ja) | 1995-11-24 | 1995-11-24 | 乾式粒度分布測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3258881B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014228276A (ja) * | 2013-05-17 | 2014-12-08 | アズビル株式会社 | 粒子検出装置及び粒子の検出方法 |
| CN109883708A (zh) * | 2019-01-29 | 2019-06-14 | 深圳市白麓嵩天科技有限责任公司 | 一种航空发动机损伤检测方法 |
| CN110082111A (zh) * | 2019-01-29 | 2019-08-02 | 黑龙江科技大学 | 一种基于电迁移的发动机损伤检测方法 |
-
1995
- 1995-11-24 JP JP32982995A patent/JP3258881B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014228276A (ja) * | 2013-05-17 | 2014-12-08 | アズビル株式会社 | 粒子検出装置及び粒子の検出方法 |
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