JPH09145579A - 繰返し屈曲装置 - Google Patents

繰返し屈曲装置

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Publication number
JPH09145579A
JPH09145579A JP32523095A JP32523095A JPH09145579A JP H09145579 A JPH09145579 A JP H09145579A JP 32523095 A JP32523095 A JP 32523095A JP 32523095 A JP32523095 A JP 32523095A JP H09145579 A JPH09145579 A JP H09145579A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chucks
test piece
reciprocating
bending
door
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32523095A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisashi Mizutani
壽 水谷
Shozo Sakurai
省三 櫻井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Seiki Seisaku-sho Ltd
Original Assignee
Toyo Seiki Seisaku-sho Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Seiki Seisaku-sho Ltd filed Critical Toyo Seiki Seisaku-sho Ltd
Priority to JP32523095A priority Critical patent/JPH09145579A/ja
Publication of JPH09145579A publication Critical patent/JPH09145579A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 振動の少ない、安全性の高い繰返し屈曲装置
を提供する。 【解決手段】 複数の試験片を把持する複列の移動チャ
ックを同一平面上に配置し、該移動チャックを同一平面
上で互いに逆方向に往復運動させる事により運動バラン
スをとり、振動を解消させることを特徴とする繰返し屈
曲装置であり、また、屈曲装置にカバーと扉を設け、扉
が閉じている時だけ往復運動を可能とする回路と往復運
動が完全停止する迄は扉が開かないロック機構を備える
事により安全運転ができるようにしたことを特徴とする
繰返し屈曲装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加硫ゴムの屈曲亀
裂発生試験及び屈曲亀裂成長試験等を行う繰返し屈曲装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の屈曲装置として、例えば
図6及び図7に示す装置が知られている。この装置は駆
動モータ1を回転することにより小プーリ2、ベルト
3、大プーリ4及び回転シャフト5を介して回転盤6を
回転させ、アーム7により複数の試験片を把持する1つ
の移動チャック8を直線往復運動させて試験片9を繰返
し屈曲運動させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6及
び図7に示す装置や従来の装置では、移動チャックの往
復運動による振動の発生を低減する機構を備えていない
か、回転シャフト部に移動チャックの重量に相当するバ
ランスウエイトを備えるものであり、前者は振動を全く
解消できず、後者は鉛直方向はバランスがとれるがバラ
ンスウエイト自体による回転シャフトの回転バランスが
崩れてしまい、これによる振動を発生する欠点があっ
た。また、装置に安全カバーをつけた従来装置では、往
復運動中に扉を開けた時に開けた時の信号によりモータ
電源をOFFにしているため、開けた後も慣性で運動し
ており、完全に安全を確保できない欠点があった。ま
た、装置に安全カバーをつけた従来装置では、モータ等
の発熱により装置内部の温度が上昇することに対する対
策機構がとられていないため、試験片の温度が自己発熱
以上に加熱され、測定結果に影響を与える欠点があっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記欠点を解消
する装置を提供するものであって、複数の試験片を把持
する複列の移動チャックを同一平面上に配置し、該移動
チャックを同一平面上で互いに逆方向に往復運動させる
ことにより、移動チャックの運動エネルギーを相殺し振
動を解消させることができる。また、扉が閉じている時
だけ往復運動を可能にする回路と往復運動中は扉が開か
ないロック機構を備えることにより慣性運動中も扉が開
かないので、安全確保ができる。また、カバーをした屈
曲装置に排気フアンを取付けたことにより駆動モータ等
の熱の発生による試験片への熱の影響が排除される他、
排気フアン用の空気の吸気口を試験片の外周に設けたこ
とにより、試料の自己発熱分を吸収する影響を排除でき
るので、試料の測定結果に影響を与えないことができ
る。
【0005】
【発明の実施の形態】好ましい実施例を図1及び図2に
示す。複数の試験片10の一方を把持する上部移動チャ
ック11を他端を把持する中段上部の固定チャック12
及び他の複数の試験片10の一方を把持する下部移動チ
ャック13と他端を把持する中段下部の固定チャック1
4を同一平面内に設置してある。また、該上部移動チャ
ック11及び該下部移動チャック13は、それぞれクラ
ンク15,16に軸受17,18を介して連結されてお
り、各クランクの他端は中段に設置された180°位相
の異なる相隣接する偏芯回転円盤19,20に軸受2
1,22を介して連結され、各偏芯回転円盤は回転シャ
フト23、減速プーリ24、伝導ベルト25及び駆動プ
ーリ26を介して駆動モータ27により回転できるよう
にしてある。このような構成において、駆動モータ27
を回転させることにより、該上部移動チャック11と該
下部移動チャック13は、偏芯回転円盤の偏芯量に相当
する移動量で互いに同一平面内で逆方向に往復運動する
ことになるので、各チャックの運動エネルギーを相殺し
て振動を発生しない。また、偏芯回転円盤19,20は
同じ偏芯量で互いに180°位相が異なっており、回転
バランスがとれているので偏芯回転円盤による振動も発
生せず、装置全体が静かに往復運動することになる。
【0006】また、この装置においては、図4の制御回
路により扉28を閉じる扉スイッチ29が動作してモー
タスタートスイッチ30が動作可能となり、モータをス
タートさせるとドアロック装置31のソレノイド32を
ONにしロックキーが上昇して扉フック34にかかり、
扉を固定すると共に上下の移動チャックが往復運動を繰
返し、試験を開始する。また、予めプリセットカウンタ
ー35に設定された往復運動回数または往復運動時間に
到達するか、モータストップスイッチ36を動作する
と、モータ回路をOFFにして試験を終了すると共に遅
延タイマー37を動作させ、タイムアップ後ドアロック
装置31のソレノイド33をOFFにし、ロックキー3
3を降下させて扉の開きを可能にしてある。ここで用い
られている遅延タイマーの時間はモータの慣性運動時間
以上の値をもつタイマーで構成されている。このように
回路とドアロック装置を備えたことにより、試験中及び
試験終了後の移動チャックの慣性運動中は扉が閉じた状
態に保持されるので、駆動部に触れることはできなくな
り安全運転が行われる。
【0007】また、この装置においては、駆動モータ2
7を囲んだカバー38の裏面に排気フアン39を設けて
あり、また扉28を閉じた状態で試験片の外周に相当す
る扉の左右に排気フアンのための外気の吸気用間隔が設
けてある。このようにしたことにより、主スイッチ40
がONになっている間、排気フアン39が回転し、図5
に示すように外気が試験片外周より装置内部に入って、
駆動モータ27とモータカバー41の間を外気が通過
し、再び装置外に排気するので、モータの運転中に発生
するモータの発熱や移動チャック11,13のガイド柱
42の摩擦熱による装置内の温度上昇を防ぎ、試料が屈
曲運動することによる自己発熱以外の熱を与えないと共
に装置内の空気の流れが直接試験片部を通過しないの
で、試料の自己発熱を排気しないことになり、試験結果
に影響を与えない機構になっている。
【0008】
【発明の効果】上記の通り本発明によれば、振動の少な
い折返し屈曲装置を提供することができた。同じく振動
の少ない安全性の高い折返し屈曲装置を提供することが
できた。さらに温度上昇の少ない折返し屈曲装置を提供
することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明繰返し屈曲装置の扉を開放した状態の正
面図
【図2】同じくその側面図
【図3】本発明繰返し屈曲装置に使用されるロック機構
の斜面図
【図4】上記ロック機構と制御回路との関係を示す説明
【図5】本発明繰返し屈曲装置の空気の流れを説明する
説明図
【図6】従来の繰返し屈曲装置の正面図
【図7】従来の繰返し屈曲装置の側面図
【符号の説明】
10 試料片 11,13 移動チャック 12,14 固定チャック 31 ドアロック機構 38 カバー 39 排気フアン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試験片を把持する複数のチャックと該チ
    ャックを往復運動させる駆動モータを備えて、該試験片
    を繰返し屈曲させる装置であって、複数の試験片を把持
    する複列の移動チャックを同一平面上に配置し、該移動
    チャックを同一平面上で互いに逆方向に往復運動させる
    事により運動バランスをとり、振動を解消させることを
    特徴とする繰返し屈曲装置。
  2. 【請求項2】 試験片を把持する複数のチャックと該チ
    ャックを往復運動させる駆動モータを備えて、該試験片
    を繰返し屈曲させる装置であって、屈曲装置にカバーと
    扉を設け、扉が閉じている時だけ往復運動を可能とする
    回路と往復運動が完全停止する迄は扉が開かないロック
    機構を備える事により安全運転ができるようにしたこと
    を特徴とする繰返し屈曲装置。
  3. 【請求項3】 試験片を把持する複数のチャックと該チ
    ャックを往復運動させる駆動モータを備えて、該試験片
    を繰返し屈曲させる装置であって、屈曲装置に排気フア
    ンを取付けることにより駆動モータ等の熱の発生による
    装置内の温度上昇を防ぎ、試験片への熱影響を排除する
    ことを特徴とする繰返し屈曲装置。
  4. 【請求項4】 試験片を把持する複数のチャックと該チ
    ャックを往復運動させる駆動モータを備えて、該試験片
    を繰返し屈曲させる装置であって、排気フアン用の装置
    の吸気口を試験片の外周の後方に設けた事により、試験
    片の自己発熱に影響を与えないようにしたことを特徴と
    する繰返し屈曲装置。
JP32523095A 1995-11-21 1995-11-21 繰返し屈曲装置 Pending JPH09145579A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32523095A JPH09145579A (ja) 1995-11-21 1995-11-21 繰返し屈曲装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32523095A JPH09145579A (ja) 1995-11-21 1995-11-21 繰返し屈曲装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09145579A true JPH09145579A (ja) 1997-06-06

Family

ID=18174486

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32523095A Pending JPH09145579A (ja) 1995-11-21 1995-11-21 繰返し屈曲装置

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JP (1) JPH09145579A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009516169A (ja) * 2005-11-10 2009-04-16 エムティーエス システムズ コーポレイション 試験片保持具

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