JPH07332455A - 開閉ボールネジ装置 - Google Patents

開閉ボールネジ装置

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JPH07332455A
JPH07332455A JP14386894A JP14386894A JPH07332455A JP H07332455 A JPH07332455 A JP H07332455A JP 14386894 A JP14386894 A JP 14386894A JP 14386894 A JP14386894 A JP 14386894A JP H07332455 A JPH07332455 A JP H07332455A
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JP
Japan
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ball screw
ball
spring means
nuts
motor
Prior art date
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Application number
JP14386894A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Kaneko
義昭 金子
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K S S KK
Original Assignee
K S S KK
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H25/00Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms
    • F16H25/18Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms for conveying or interconverting oscillating or reciprocating motions
    • F16H25/20Screw mechanisms
    • F16H2025/2062Arrangements for driving the actuator
    • F16H2025/2068Means for returning linear actuator to zero position, e.g. upon occurrence of failure by using a spring

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  • Transmission Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 一方向のみに回転する簡単なモータで足りる
と共に、バックラッシュ及びナットの振動を防止する。 【構成】 異なる方向のリードからなる左右ボールネジ
部1a,1bを有するボールネジ軸1に、一対のボール
ナット2,3を螺合し、かつ両ボールナットの間にバネ
手段51 を張設する。モータによりボールネジ軸1を一
方向に回転すると、回転不能に案内されたボールナット
2,3は、バネ手段5を引っ張りながら互いに遠ざかる
方向に移動する。モータの駆動電源をオフしてネジ軸1
をフリーにすると、バネ手段5によりボールナット2,
3はホームポジションに復帰する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一軸上に左右ボールネ
ジを形成し、該ボールネジ軸の回転により1対のボール
ナットが開閉作動する開閉ボールネジ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、一軸上に左右ボールネジを形成
し、該左右ボールネジ部分にそれぞれボールナットを螺
合して、ボールネジ軸の回転により左右ボールナットが
互に反する方向に移動する開閉ボールネジ装置が提案さ
れている。
【0003】該開閉ボールネジ装置は、ボールネジ軸を
モータにより一方向に回転することにより、左右ボール
ナットが互に近づく閉方向に移動し、またボールネジ軸
を他方向に回転することにより、左右ボールナットが互
に遠ざかる開方向に移動するものであって、電子部品加
工時における部品の保持、アッセンブリにおける部品の
圧入及び開閉テーブルの駆動、その他開閉作動を必要と
する様々な用途に適用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の開閉ボール
ネジ装置は、ボールネジ軸を正逆方向に回転駆動する必
要があるため、モータは、正逆転可能な高価なものを必
要とし、更に例えば、異なるサイズの電子部品を保持す
るため、ボールネジの回転停止位置を正確に制御する必
要があり、サーボモータ等の高価で大型の駆動装置を必
要としている。
【0005】また、ボールネジとボールナットとの間に
は、一般に、所定隙間が存在し、このため左右ボールナ
ットにはそれぞれバックラッシュを生じて、正確な位置
決めが困難な場合もあり、また上記隙間に起因して、左
右ボールナットに振動を生じることもある。
【0006】そこで、本発明は、簡単な構成でありなが
ら、モータ停止等により左右ボールナットをホームポジ
ションに復帰するように構成し、もって上述課題を解決
した開閉ボールネジ装置を提供することを目的とするも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みてなされたものであって、一軸上に左右ボールネジ部
(1a),(1b)を形成したボールネジ軸(1)と、
これら左右ボールネジ部にそれぞれ螺合する1対のボー
ルナット(2),(3)と、を備えてなる開閉ボールネ
ジ装置(U)において、前記1対のボールナット
(2),(3)に亘って、これらボールナットを互に近
づくか又は遠ざかる方向に付勢するバネ手段(5)を設
けたことを特徴とする。
【0008】なお、前記バネ手段は、変形量に比例して
付勢力を増大する比例バネ手段でもよく、また変形量に
拘りなく略々一定の付勢力を生ずる定圧バネ手段であっ
てもよい。
【0009】
【作用】モータを回転してボールネジ軸(1)を一方向
に回動すると、左右ボールネジ部(1a),(1b)に
螺合しかつ回転不能に案内されている1対のボールナッ
ト(2),(3)は、バネ手段(5)に抗して互に遠ざ
かる方向(又は近づく方向)に移動する。この際、左右
ボールナット(2),(3)は、バネ手段(5)により
それぞれ一方向の偏倚力が作用しており、バックラッシ
ュが除去されると共に、振動が抑えられている。
【0010】そして、モータの駆動電源をオフして、ボ
ールネジ軸(1)をフリーにすると、1対のボールナッ
ト(2),(3)は、前記バネ手段(5)の付勢力に基
づき、上記フリー状態のボールネジ軸(1)を回転しつ
つ、そのホームポジション(バネ手段の自然長に近い位
置)に戻される。
【0011】なお、上記カッコ内の符号は、図面と対照
するためのものであるが、本発明の構成を何等限定する
ものではない。
【0012】
【実施例】以下、図面に沿って、本発明の実施例につい
て説明する。
【0013】図1は、本発明の第1の実施例による開閉
ボールネジ装置(U1 )を示すものであって、ボールネ
ジ軸1及び1対のボールナット2,3を有している。ボ
ールネジ軸1は、軸中央部に円筒部1cを有しており、
該円筒部を挟んだ左右に、それぞれ異なる方向のリード
からなる左ボールネジ部1a、右ボールネジ部1bが形
成されている。これらボールネジ部1a,1bは、一本
の軸にゴジックアーク又はサーキュラアーク等からなる
左右のボールネジ溝が研削等により形成されている。ま
た、ボールネジ軸1は、その両端部ボールベアリング
(図示せず)により回転自在に支持されており、また該
軸の一端部には直流電動機、誘導電動機、同期電動機、
交流整流子等の一方向にのみ回転する比較的簡単な構造
のモータ6が連結されている。
【0014】また、前記左右ボールネジ部1a,1bに
はそれぞれ左右の巻方向からなるボールナット2,3が
螺合されており、これら左右のボールナット2,3はそ
れぞれボールネジ部と対応するボール溝を有すると共
に、これらボール溝に多数のボール(図示せず)が介在
している。なお、これらボールナット2,3は、リター
ンプレート方式、チューブ方式、コマ方式のどのような
ボール循環方式でもよく、かつボールの介在により摩擦
が極めて小さいため、リード角が摩擦角よりも小さく設
定されている。更に、これらボールナット2,3には、
切欠き平面部を有するフランジ2a,3aが一体に形成
されており、該フランジにて、1対のボールナットが回
転不能にかつ軸方向移動自在に支持されていると共に、
電子部品保持装置又は開閉テーブル等の作動機器に連結
されている。
【0015】そして、左右1対のボールナット2,3に
亘って、多数の小径コイルバネからなるバネ手段51
1 が張設されており、これらバネ手段は、その両端が
それぞれフランジ2a,3aの同一円周上に等間隔で固
定されていると共に、その伸び量(x)に応じて付勢力
(F)が比例的に増加する比例バネ手段(F=kx;k
は係数)からなり、かつその自然長は、ネジ軸中央部の
円筒部1cの長さLより僅かに長い長さに設定されてい
る。
【0016】本実施例は以上のような構成からなるの
で、モータ6の電源をOFFした状態、即ちボールネジ
軸1が回転フリー状態にある場合、左右1対のボールナ
ット2,3は、バネ手段51 の自然長近傍のホームポジ
ションにある。この状態で、電源をONしてモータ6を
駆動し、ボールネジ軸1を一方向に回転すると、互に逆
リードからなる1対のボールナット2,3は、バネ手段
1 を引張りながら互に遠ざかる方向に移動する。これ
により、各ボールナット2,3に取付けられた作動機器
は互に遠ざかる開方向に移動して、例えば所定の作動を
行う。
【0017】この際、1対のボールナット2,3には、
バネ手段51 により常に一方向への付勢力が作用してお
り、ボール溝とボールとの隙間に起因するガタは常に一
方向に寄せられて、バックラッシュは吸収され、かつ上
記ガタ等に起因する振動及び回転調子の不調も吸収さ
れ、正確で確実な移動が行なわれる。
【0018】そして、再び電源OFFにしてボールネジ
軸1をフリー状態にすると、左右1対のボールナット
2,3は、前述したように引張り状態にあるバネ手段5
1 の付勢力により、ボールネジ軸1を回転しつつ互に近
づく方向に移動する。そして、左右両ボールナット2,
3が前記ホームポジションに近づくと、前記バネ手段5
1 は、自然長に近づき又はボールナットの慣性により自
然長を越えて圧縮方向に変形され、ダンパーとして機能
し、ボールナット2,3は、ホームポジションにて滑ら
かに停止する。
【0019】また、1対のボールナット2,3を所定開
位置にて停止・保持する場合、モータ6に電磁ブレーキ
を付設するか又は回生ブレーキを作動して、モータ軸を
停止する。これにより、ボールネジ軸1も回転を規制さ
れて停止し、左右ボールナット2,3は、所定開位置に
保持される。
【0020】ついで、図2に沿って、上記開閉ボールネ
ジ装置U1 を、電子部品等の保持装置に適用した実施例
について説明する。
【0021】前記両ボールネジ2,3のフランジ2a,
3aにはそれぞれ部品挟持アーム7,9が取付けられて
おり、かつこれらアームの先端部品にはゴム等からなる
把持部材7a,9aが固着されている。
【0022】そして、図2(a) に示すように、比較的大
きな部品Aを掴む場合、前述したように、モータ6を駆
動して左右のボールナット2,3を、部品Aの寸法より
少し長い距離だけ開方向に移動する。この状態で、部品
Aを両アーム7,9の間に位置すると共に、モータ電源
をOFFしてボールネジ軸1をフリーにする。すると、
バネ手段51 により左右ボールナット2,3は互に近づ
く方向に移動し、アームの把持部材7a,9aが物品A
を掴んで保持する。
【0023】この際、物品Aは、バネ手段51 の付勢力
により保持されており、サーボモータ等による複雑な制
御を必要とせずに、バネ手段51 の弾性力により柔らか
く保持される。更に、比較的大きな物品Aを掴む関係
上、両ボールナット2,3は比較的離れており、従って
比例バネからなるバネ手段51 は、その伸び量xが大き
いことにより大きな力(F=kx)を発生し、これによ
り、該大きくて重い物品Aを確実に保持し得る。
【0024】一方、図2(b) に示すように比較的小さな
物品Bを掴む場合、前述と同様に、両ボールナット2,
3を開方向に移動した後、ボールネジ軸1をフリーにし
て、バネ手段51 に基づき、アーム7,9の把持部材7
a,9aが該物品Bを挟持する。この際、両ボールナッ
ト2,3は比較的近い位置にあって、バネ手段51 によ
る付勢力は小さく、該小さくて軽い物品Bは、その重量
に見合って小さな弾性力により柔らかく保持される。
【0025】従って、比例バネ手段51 により、物品の
大きさ及び重さに応じた適正な保持力が、複雑なモータ
制御等を必要とすることなく自動的に設定され、物品の
大きさ等に拘りなく、常に確実かつ正確に保持すること
が可能となる。また、モータによる駆動は、左右の挟持
アーム7,9を開き位置に移動する間だけで足り、物品
の保持位置及びボールナットのホームポジションにあっ
ては、何等駆動力を必要としない。
【0026】ついで、図3、図4及び図5に沿って、一
部変更した実施例について説明する。なお、ボールネジ
軸及びボールナット等にあっては、前述実施例と同様な
ので、同一符号を付して説明を省略する。
【0027】図3は、第2の実施例による開閉ボールネ
ジ装置U2 を示す。該ネジ装置U2は、左右のボールナ
ット2,3の間に、ボールネジ軸1を囲むように配置さ
れた1個の大径コイルバネからなるバネ手段52 が張設
されている。該バネ手段52は、前記バネ手段と同様
に、引張り比例バネからなり、その両端は、それぞれ左
右ボールナットのフランジ2a,3aに固定されてい
る。
【0028】本実施例にあっては、バネ手段52 は、1
個で足り、安価で簡単な構成からなると共に、バネの設
定がボールナットのストローク等に対応して容易に行う
ことができる。
【0029】なお、上記実施例は、バネ手段52 に引張
りバネを用いたが、これに、圧縮バネを用いて、ホーム
ポジションを、両ボールナットが離れた位置になるよう
に設定してもよい。
【0030】図4は、第3の実施例による開閉ボールネ
ジ装置U3 を示す、該ネジ装置U3は、ボールネジ軸1
の両端に臨むケース等の固定部材に回転自在に支持され
た1対の滑車10,11を有している。そして、これら
滑車10,11にワイヤ12a,12bが巻掛けられて
おり、これらワイヤ12a,12bのそれぞれ一端は左
右ボールナット2,3のフランジ2a,3aに固定さ
れ、また他端は、1個のコイルスプリングからなるバネ
手段53 に連結されている。更に、ボールネジ軸1の両
端近傍における固定部材にはそれぞれストッパ13a,
13aが設置されている。従って、本実施例では、バネ
手段53 がワイヤ12a,12bを介して両ボールナッ
ト2,3を互に離れる方向に付勢している。
【0031】本実施例では、モータ6を駆動してボール
ネジ軸1を回転すると、左右両ボールナット2,3は、
互に離れた位置にあるホームポジションから、バネ手段
3を引張りながら互に近づく方向に移動する。そし
て、モータ電源をOFFして、ボールネジ軸1をフリー
にすると、バネ手段53 は、ワイヤ12a,12bを介
して両ボールナット2,3が互に離れる方向に移動し、
これら両ナット2,3は、ボールネジ軸1の両端部分に
おいてそれぞれストッパ13a,13aに当接して停止
する(ホームポジション)。
【0032】本実施例は、互に開く方向に作動する機
器、例えばアッセンブリにおいて部品を圧入する際に用
いて好適である。
【0033】図5は、第4の実施例による開閉ボールネ
ジ装置U4 を示す。該ネジ装置U4は、左右のボールナ
ット2,3の間に、変形量に拘りなく略々一定の付勢力
を生ずる定圧バネ手段54 が設けられている。定圧バネ
手段54 は、自然状態で渦巻き状になるように付勢され
ているバネ鋼5aをケース5b内に収納してなり、その
ケース5bを、左右ボールナット2,3の一方のフラン
ジにおける切欠き平面部に固定し、かつそのバネ鋼5a
の先端を他方のナットのフランジに固定している。な
お、図5は、1対の定圧バネ手段54 が同じ側のフラン
ジ切欠き平面に固定しているように図示してるが、一方
の定圧バネ手段を、他の側即ち図面に対して裏側のフラ
ンジ切欠き平面に取付けるのが付勢バランス上望まし
い。
【0034】本実施例は、ボールネジ軸1の回転によ
り、左右ボールナット2,3は、定圧バネ手段54 に抗
して互に離れる方向に移動する。そして、ボールネジ軸
1をフリーにすると、定圧バネ手段54 の付勢力によ
り、両ボールナット2,3は互に近づく方向に移動し、
それぞれストッパ13a,13aに当接するホームポジ
ションに戻される。
【0035】従って、本実施例によると、定圧バネ手段
4 を採用しているため、両ボールナット2,3の開閉
ストロークを大きく設定することができ、かつ物品の保
持力等をボールナットの位置に関係なく常に一定に保つ
ことができ、更にボールナットの復帰時、ボールナット
を略々一定の速度で移動して、ストッパ又は物品に当接
する際、大きな衝撃力を作用することがない。
【0036】なお、上記各実施例において、モータに回
生ブレーキを作動する等によりバネ手段による復帰時の
ボールナットの戻り速度を制御し得るように構成しても
よい。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
ボールネジ軸を一方向に回転するだけで足りるので、高
価な正逆転用モータを必要とせず、構造が簡単でかつ信
頼性の高い開閉ボールネジ装置を得ることができる。
【0038】また、ボールナットを移動する際、両ボー
ルナットに常に一方向の付勢力が作用するので、ボール
溝とボールとの隙間に起因するバックラッシュを除去す
ることができ、かつ振動の発生を防止することができる
と共に回転調子も良好に保つことができる。
【0039】更に、バネ手段は、両ボールナットがホー
ムポジションに復帰する際、ダンパーとして機能するこ
ともでき、ボールナット復帰時の衝撃を吸収することが
できる。
【0040】また、ボールナットの一方向の移動は、バ
ネ手段の付勢力によるので、例えば物品を保持する場
合、該バネ手段の弾性力により柔らかく保持することが
できる。
【0041】更に、モータの駆動は、左右ボールナット
を一方向に移動する場合のみで足り、物品を保持する際
及びホームポジションにある場合、モータ駆動を必要と
せず、ランニングコストを大幅に低下し得ると共に、モ
ータ等の寿命を長くすることができる。
【0042】また、バネ手段に、比例バネ手段を用いる
と、例えば物品を保持する際、高価で大型なサーボモー
タ等を用いることなく、物品の大きさや重さに対応した
適正な保持力が自動的に設定され、物品の大きさ及び重
さに拘らず、常に正確かつ確実な保持を行うことができ
る。
【0043】また、バネ手段に、定圧バネ手段を用いる
と、左右ボールナットを大きなストロークで開閉作動す
ることが可能となり、かつボールナットの復帰時、略々
一定の速度で移動することができ、ボールナットが物品
又はストッパに当接する際、大きな衝撃力が作用するこ
とを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す正面図。
【図2】該第1の実施例を物品保持装置に適用した正面
図であって、(a) は物品が比較的大きい場合、(b) は物
品が比較的小さい場合を示す。
【図3】本発明の第2の実施例を示す正面図。
【図4】本発明の第3の実施例を示す正面図。
【図5】本発明の第4の実施例を示す正面図。
【符号の説明】
1 ボールネジ軸 1a,1b 左右ボールネジ部 2,3 左右ボールナット 51 ,52 ,53 (比例)バネ手段 54 (定圧)バネ手段 U1 ,U2 ,U3 ,U4 開閉ボールネジ装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一軸上に左右ボールネジ部を形成したボ
    ールネジ軸と、これら左右ボールネジ部にそれぞれ螺合
    する1対のボールナットと、を備えてなる開閉ボールネ
    ジ装置において、 前記1対のボールナットに亘って、これらボールナット
    を互に近づくか又は遠ざかる方向に付勢するバネ手段を
    設けたことを特徴とする、開閉ボールネジ装置。
  2. 【請求項2】 前記バネ手段が、その変形量に比例して
    付勢力を増大する比例バネ手段である、請求項1記載の
    開閉ボールネジ装置。
  3. 【請求項3】 前記バネ手段が、その変形量に拘りなく
    略々一定の付勢力を生ずる定圧バネ手段である、請求項
    1記載の開閉ボールネジ装置。
JP14386894A 1994-06-02 1994-06-02 開閉ボールネジ装置 Pending JPH07332455A (ja)

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JP14386894A JPH07332455A (ja) 1994-06-02 1994-06-02 開閉ボールネジ装置

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JP14386894A JPH07332455A (ja) 1994-06-02 1994-06-02 開閉ボールネジ装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020090490A (ko) * 2001-05-28 2002-12-05 삼성전자 주식회사 볼 스크류 조립체
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CN109923332A (zh) * 2016-11-07 2019-06-21 大陆汽车有限公司 直线驱动装置、马达以及直线驱动装置的制造方法

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